奈良県立医科大学入試科目別対策
奈良県立医科大学の科目別の入試傾向・勉強法・受験対策
について説明します。

奈良県立医科大学の英語の出題傾向と対策は以下の通りです。

傾向
英語・数学・理科1科目の合計3科目で180分。大問は2問。第1問は長文読解総合問題。第2問は自由英作文。長文読解総合問題では「騒音公害が海洋生物の生態系に与える悪影響」「食料供給の重要性」「ストレスにより欲求が高まる理由」といったテーマが出題されている。英作文に関しては2016年度までは和文英訳問題だけであったが、2017年度は第1問の長文読解総合問題の中で英文の一部が和訳され、その箇所を英語に直す和文英訳問題が出題されていたことに加えて、第2問で「自分の高校(又は中学校)の長所と短所について100語から200語で述べよ」という自由英作文が出題されたため、2016年度以前と比べてやや難度が上がったと言える。

対策
3科目合わせて180分なので、他の科目の時間配分も留意して英語に割く時間配分を考えねばならない。英文のテーマは自然科学系を中心に出題されており、読解問題の中に和文英訳問題が組み込まれているため、自然科学系の英文を中心に読む練習を行い、語彙力や内容理解力を高める必要がある。和文英訳問題では「運動らしい運動をしない人々」「心臓がとまる」「食事はおいしく食べる方がずっと身体のためになる」「食糧供給の改善」「現代医学の手に負えないさまざまなストレスやコミュニケーション障害」「その騒音によって方向感覚を失い」といった、健康、食生活、運動に関する表現を英訳させるものが多く出題されているため、日頃からそうした表現を中心に多様な表現を英語に直す練習をしよう。

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奈良県立医科大学の数学の出題傾向と対策は以下の通りです。

傾向
前期試験は、2017年度から穴埋め式と記述式とが混在した6大問に答えるというものになった(2017年度は、大問1・4・5が穴埋め、2・3・6が記述)。2016年度までの前期試験は15題の問題に短答形式で答えるというものであったから、そこからは大きく変化したといえる。本学には後期試験もあり、そちらでは以前から本格的な記述式の問題も出題されていたから、多くの受験生はこれを参考に対策をしたと思われるが、2017年度はちょうど両者の中間程度の難易度の問題が中心となった。解答時間は、英語・理科と合わせて180分で、数学にかけられる時間は概ね60分程度と考えると、依然として厳しかったといえよう。以下、2017年度の形式に準じて述べる。

まず、数学Ⅲの微・積分法が最重要分野であることは他の多くの大学と同様であるが、本学では解答時間に対して大問数が6と多いため、1大問の中では微分法のみか積分法のみのいずれかしか問われない代わり、複数の大問が微・積分法がらみになることが考えられる。2017年度は(2)と(6)で微分法、(4)で積分法が用いられるが、加えて(1)でも数学Ⅱの微分法が(さらに解法によっては積分法も)用いられる場面があるため、ずいぶんと微・積分法に偏った出題となった。計算量も、解答時間のわりには多かった印象を受ける。特に(4)は直線y=xを軸にした回転体の体積であったため、丁寧に誘導されてはいるものの類題を演習しているかどうかで差がついたと思われる。逆に、(1)などは、(1)は結果を暗記していた受験生も多かっただろうし、(2)もいわゆる「6分の1公式」の利用を思いつけば、当てはめて足し算引き算するだけである。2018年度以降も微・積分法はほぼ必出と考えてよいが、2017年度と同等以上のウェイトがこの分野に置かれるか、注視される。

その他、場合の数と確率にも注意が必要である。この分野からは、現在の形式になる前(近年では2013年度、2015年度)にも出題されていたが、2017年度も(5)で出題された。長文を読んでゲームの内容を把握する必要があるうえ、答えの式の一部分だけを穴埋めさせる独特の出題形式に戸惑った受験生も多かったのではないだろうか。また、2017年度には(3)で極限からも出題された。規則性を読み取って無限等比級数の公式に持ち込む部分では思考力(試行力)も要求される問題で、方針が立たなかった受験生も多かったと思われる。

全体を通じて、2016年度以前と形式面では大きく変わったものの、入試基礎~標準レベルの典型題の解法を幅広くマスターしているかどうかで明暗が分かれることには変わりない。しっかりとした対策が求められる。

対策
教科書の基本事項を理解していることは勿論だが、与えられた問題に対していかに効率のよい解法を見つけ、速く正確に遂行できるかが問われる。また、大問によって難易度にバラつきもあるため、限られた解答時間内に取り組みやすそうな問題を選び出し、手をつけた問題は最後まで解ききれるように。

まず、数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bの教科書学習時から、努めて入試問題に触れるようにし、独特の「ひねった」出題に慣れておくことをすすめる。問題集(例えば「Z会数学基礎問題集 チェック&リピート」(Z会出版)など)に取り組むのもよいし、「ハイレベル模試」などの名がつく模試を高1~2時から積極的に受け、返却されたら解説を熟読して別解や関連・発展事項などに親しんでいくのもよい。数学Ⅲの学習に入ったら、計算練習用の問題集(具体的には「カルキュール[基礎力・計算力アップ問題集]」数学Ⅲ(駿台文庫)など)を1冊仕上げるようにし、上級の演習書(例えば「大学への数学 1対1対応の演習」(東京出版)など)で複数の分野が融合した問題や、1段上の考え方に触れていくとよい。また、今後は2016年度以前と同じような問題が出題されることは考えにくいが、「力試し」としてこの時期の過去問に取り組むことも無意味ではない。一部の問題を除いて、1つの分野の知識だけで解けるものが多いので、抜けている知識を見つけて補うにはちょうどよい。解答時間はあまり気にせず解いてみよう。

また、大問数6に対して解答時間が60分と短いので、特に定型的な解法に収まる問題については、少しでも効率よくミスなく解ける方法を探し出すことも重要である。前述のように模試などを積極的に活用するのはもちろん、数は少ないが「その」部分に絞って解説した本(具体的には「ちょっと差がつくうまい解法」(東京出版)など)もあるので、余力があればそういった部分にも目を向けるとよい。

数学が得意な人は、8割以上を確保できれば数学で差をつけられる。すべての大問に手をつける時間はなくても、最も難しそうな1題は諦め、残り5題のうち4題を完答+部分点のような形にもっていきたい。

今後難易度が上がる可能性も考えられるが、数学が苦手な人も6割を目安にすること。複数の大問に数学Ⅱ・Ⅲの微・積分法が絡むことが考えられるから、この分野は絶対に苦手にしないことと、たとえ難しくなったとしても標準典型題がまったく出題されなくなることは考えにくいので、試験本番では解けそうな問題からとにかく手をつけていくこと。

奈良県立医科大学の物理の出題傾向と対策は以下の通りです。

傾向
過去5年間をみると、出題数は5題である。2017年までは、1番が力学、2番が力学、3番、4番、5番が電磁気、波、熱が1題ずつという力学偏重の出題である。出題形式は、問題文の長い空欄補充問題である。すなわち、題材となる現象に対して、誘導による問が延々と続くのである。したがって、問題文そのものがヒントである。物理的理解もさることながら、国語の読解力も試されているようである。難易度は、基本的な問からやや難しい問まであるが、おおむね標準的問題といってよいだろう。解答時間は理科2科目で180分であるから均等配分で90分であるが、5題の出題であり、長文の出題であるからのんびりはしていられないだろう。しかしながら、難易度そのものが標準的であるから、準備に怠りなければ捨てる問題は無く、おおむね最後までたどり着けるのではないか。
分野別に見ていこう。
①力学については、2017年の1番で、合成速度を含む落体の運動と跳ね返りの問題で、級数の考え方を用いる問題である。2番では、円錐振り子と半径方向の仕事や単振動の問題であり、やや難易度が高い。どちらの問題も、物理部分よりも数学的処理の方に時間が取られるような問題である。
②電磁気については、2017年の3番で、変形されたブリッジ回路による問題である。与えられた条件式に惑わされなければよい問題である。また4番ではミリカンの問題にヒントを得た問題と比電荷の測定問題である。
③波では弦にできる定常波の問題である。容易な問題である。
さらにみてみよう。2016年1番では、運動量保存則と力学的エネルギー保存則の問題であり標準的である。2番では、回転軸に載った板の運動についての動摩擦力と力のモーメントの問題であり、過去に難関大学でも見られた問題である。しかし易しい出題になっている。3番では立体に組まれた回路の問題で、いささか先祖返りしたような問題。電圧降下の意味がわかっていれば解ける。見かけに惑わされないことである。4番では断熱変化と気圧の関係の問題で、難問にしようと思えばいくらでも難問に仕上げられるような材料だが、誘導がていねいなので難しくはない。5番では、虹が見える原理となる球形の水滴による屈折の問題である。ていねいな誘導がある。
以上を概観するに、2017年は数理的処理が多く、その意味でやや難化しており、2016年はやや容易である。すなわち年度によって難易度が変化するような印象も持つ。

対策
本学の入試物理での合格点は80点程度と推測する。5題と多いが、解答時間は90分程度確保できる。さらに、空欄補充の問が多いのだが、いったん誘導に乗れば勘も働いてけっこうスムーズに解けるのではないか。その意味では易しめな入試問題ではある。もちろん、基本事項の充実が大事なことには変わりはなく、学習準備としてはまず、標準的な問題集を十分に解き、さらに体系物理や他大学の過去問の利用も有効であろう。空欄補充で、誘導問題であるから、北海道大学とか、埼玉医大などもよいかもしれない。スピード練習は必要ではないかもしれないが、もたもたすることもないので、軽快な処理能力の養成も必要であろう。また、数理的処理の勘も必要である。
分野別に掘り下げてみよう。
①力学はごく標準的である。たまに程度の高い問題もあるのだが、設問や誘導がていねいなので、特別な準備はいらないであろう。まずは偏差値60の学力を身につけるのである。その後、公立大学よりは私立医科大学の過去問演習が役立つだろう。
②電磁気は標準的な学力と本質的な理解があれば比較的容易に解けると思うので、これも良問の風+体系物理で十分であろう。
③熱の問題も、有名私大の過去問演習がよいだろう。医学部だけにとどまらず、理工系大学の入試問題を5年分解くとよいだろう。
④波動はもっとも易しい出題に見える。良問の風で十分かもしれない。
本学は比較的取り組みやすい問題が多いように思うが、それだけに取りこぼしが致命的となる可能性があるので、あくまでも標準問題重視で、取れる点はしっかり取ることが重要である。むしろ私立医学部的な対策がよいだろう。

奈良県立医科大学の化学の出題傾向と対策は以下の通りです。

傾向
例年、20問前後の小問で構成される。英語、数学、理科1科目で180分なので、理科に掛けられる時間は60分である。問題は基本的~標準的なものが多く、全範囲からまんべんなく出題される。2017年度はフリーラジカル、2016年度は数平均分子量と重量平均分子量という、受験生にはあまりなじみのない問題が出題されたが、これを除けば、問題集のどこかに類問が載っているような典型問題が多い。
特徴的なものとして、実験方法や変化の理由を記述させる問題が出題される。2017年度は【6】アンモニアの滴定で蒸留水ではなく希硫酸に吸収させる理由、【11】1.00mol/Lの塩化ナトリウム水溶液を調製する手順、【15】エタノールとジメチルエーテルの沸点の違いについてそれぞれ説明させる問題が出題された。記述させる問題は、2017年度3問、2016年度2問、2015年度5問である。

対策
問題は標準的であり、高い思考力や特殊な知識を求める問題は出題されない。しかし、国公立大学には珍しい小問構成で、1問あたり3分程度で次々と解いていく必要があることから、普段、国公立大学医学部向けの重厚な問題を解いている人が受験しても合格点を取るのは難しいだろう。総合問題のような長い問題文の中に複数の分野の問いが含まれているような問題を解く必要はない。教科書をしっかり読みながら各単元の標準的な問題を網羅的にマスターすることが大切である。

受験生の対策が遅れがちな油脂、アミノ酸、合成高分子、糖などの問題が計算問題を含めて出題される。問題は20問程度しかないため、1問の間違いが命取りになることも考えられる。難しい問題集や参考書に手をつけて、未履修の範囲が生じるより、まんべんなく全範囲を学習するようにしたい。

奈良県立医科大学の生物の出題傾向と対策は以下の通りです。

傾向
過去3年間をみると出題数は小問数で2017年と2016年は34問、29問であった。しかし、2015年は8問で1問につき200~300字で記述する特殊な問題であった。試験時間は理科1科目で平均60分。
出題分野は、「生体物質と細胞」、「遺伝情報とその発現」は、毎年出題されている。基本用語から考察問題まで問われる。記述問題で得点差がつく。
2017年は呼吸と光合成、真核生物の遺伝子発現、植物の器官形成(ABCモデル)、植生の遷移、個体群、地質時代、植物の分裂などが問われた。2016年は細胞分画法、ウニの受精、真核生物の遺伝子発現、免疫、ハーディ・ワインベルグの法則、生態系の物質生産、フィンチのくちばしの形質置換などが問われた。2015年は、全8問とも、基本的な用語、器官の構造や働きを200~300字で説明する問題であった。
難易度は、標準~やや難である。

対策
①光合成は、葉緑体におけるチラコイドでの反応とストロマでの反応の物質の出入りについて正確に理解しておこう。また、C4植物、CAM植物の特徴についても記述できるようにしておくことは必須。

②ウニとカエル双方の卵割の仕方と各期の特徴を、教科書記述と図を併せて理解しておこう。中胚葉誘導、神経誘導のそれぞれのプロセスを理解し記述できることは必須。

③植物の環境応答は、花芽形成と発芽のしくみを理解し、併せてフロリゲンやジベレリンといった、さまざまな植物ホルモンのはたらきも覚えておこう。

④免疫は、教科書と資料集を併用して自然免疫と獲得免疫である体液性免疫、細胞性免疫のそれぞれの起動の仕方について理解しておこう。実験問題にも慣れておこう。

じゅけラボの大学受験対策講座の特徴
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奈良県立医科大学医学部の面接の出題傾向と対策は以下の通りです。

面接の形式は個人面接で時間は前期5分、後期8分で面接官は2名。

面接の内容
・面接前に面接カード(自己紹介)を記入し提出
・奈良県立医科大学を志望した理由
・医師をめざす理由
・理想の医師像
・高校時代印象に残ったこと
・長所、長所を持続させるためにやっていること
・短所
・奈良県で働く気持ちはあるか
・仮面浪人をする気があるか(後期)

対策
一般的な質問に対する答えを準備することができていれば特に問題はないと思います。
大学志望動機、医師志望動機、長所短所、高校生活について等、典型的な質問に対する回答を準備しておけば十分です。

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奈良県立医科大学合格を目指す受験生のあなたへ。ただがむしゃらに勉強をしても奈良県立医科大学に合格することはできません。奈良県立医科大学合格のためには、今の学力から奈良県立医科大学に合格するために必要な学習、教科・入試科目ごとの入試傾向と対策を踏まえた学習をする必要があります。

実は多くの受験生が現状の自分の学力レベルを把握できておらず、自分の学力レベルより高いレベルから受験勉強を始める傾向にあります。参考書や解説集、演習問題の選び方でもそうです。また、受験勉強では時間が命。限られた時間を有効に利用するためには正しい勉強方法で勉強を進めることが重要です。

じゅけラボの受験対策では、まず学力テストであなたの現状の学力レベルを把握してレベルに合った学習内容からスタートして奈良県立医科大学に合格するために必要な学習内容と学習計画でカリキュラムを作成し、入試科目別に正しい勉強法を提供します。

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科目別の受験対策を始めるのが遅くても奈良県立医科大学に合格できる?

奈良県立医科大学を目指す受験生から、「夏休みや8月、9月から勉強に本気で取り組んだら奈良県立医科大学に合格できますか? 「10月、11月、12月の模試で奈良県立医科大学がE判定だけど間に合いますか?」という相談を受けることがあります。

勉強を始める時期が10月以降になると、現状の偏差値や学力からあまりにもかけ離れた大学を志望する場合は難しい場合もありますが、対応が可能な場合もございますので、まずはご相談ください。

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