■調査概要
- 調査概要:総合型選抜受験生の自己PRおよび志望理由書作成における苦労と取り組みに関するアンケート
- 調査期間:2025/1/8~2025/1/15
- 調査方法:インターネット調査
- 有効回答:事前調査で「総合型選抜入試(旧AO入試)で大学受験をした」と回答した18歳〜21歳の男女203人
総合型選抜の受験生が直面する自己PR作成の壁とは
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項目 | 割合(%) |
---|---|
自分の強みを言語化すること | 28.1% |
エピソードや実績の見せ方・作り方 | 21.2% |
文章の構成・論理性 | 21.2% |
大学アドミッションポリシーとの関連性・適合性の強調の仕方 | 18.2% |
わからない | 11.3% |
その他 | 0.0% |
本調査は、総合型選抜入試を経験した18~21歳の男女203人を対象に実施。自己PR作成時に受験生が直面する苦悩を探りました。その結果、「自分の強みを言語化する」ことに苦労している受験生が最も多く、全体の28.1%にのぼることが明らかになりました。
続いて「エピソードや実績の見せ方・作り方」と「文章の構成・論理性」がそれぞれ21.2%ずつを占めるという結果に注目が集まっています。
【1位】「自分の強みを言語化すること」が最多の苦労点(28.1%)
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調査結果によると、28.1%の受験生が自己PR作成時に最も苦労した点として「自分の強みを言語化すること」を挙げています。この結果は、受験生が自己分析の上で自らの強みを明確に表現することに困難を感じていることを示しています。
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【2位】「エピソード・実績の見せ方」と「文章構成・論理性」にも課題が見られる(同率21.2%)
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エピソードや実績の見せ方・作り方と、文章の構成・論理性については、いずれも21.2%の受験生が苦労していると回答しました。これらの結果は、受験生が具体的なエピソードの提示方法や、論理的な文章構成において一定の困難を抱えていることを示しています。
【3位】大学アドミッションポリシーとの関連性強調にも一定の課題(18.2%)
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大学アドミッションポリシーとの関連性・適合性の強調については、18.2%の受験生が苦労していると回答しています。また、「その他」として0.00%、「わからない」と回答した割合は11.30%となっており、各項目ごとに具体的な割合が明確に示されました。
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項目 | 割合(%) |
---|---|
自分の将来像や目標を具体的に書く | 41.9% |
大学の教育方針・アドミッションポリシーとの一致を明確にする | 36.5% |
志望動機をエピソードや経験、実績に基づいて説得力を持たせる | 26.6% |
文章全体の流れや論理構成を意識する | 17.7% |
周囲の人からの添削やフィードバックを積極的に受ける | 16.3% |
わからない | 11.3% |
誤字脱字や表現に注意する | 7.4% |
その他 | 0.5% |
次に、志望理由書作成時に気をつけた点について調査した結果、総合型選抜の受験生の41.9%が「自分の将来像や目標を具体的に書く」ことに注力しており、次いで36.5%が「大学の教育方針・アドミッションポリシーとの一致を明確にする」点を重視していることが明らかになりました。その他、エピソードや経験に基づく説得力(26.6%)、文章の流れや論理構成(17.7%)、周囲からの添削(16.3%)、誤字脱字の注意(7.4%)、そして「その他」や「わからない」の回答も見受けられ、各項目ごとの具体的な数値が受験生の志望理由書作成における多様な対策を示しています。
【1位】41.9%が実践―「自分の将来像や目標を具体的に書く」戦略の背景
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調査結果から、最も高い割合である41.90%の受験生が、志望理由書作成において「自分の将来像や目標を具体的に書く」ことに注力していることが明らかになりました。
受験生は、自身のキャリアビジョンや具体的な目標を明確に提示することで、大学側に対して将来性や意欲を効果的にアピールし、評価されることを狙っています。大学側も、具体的な将来設計の記述を、受験生の方向性や目標への真摯な取り組みとして高く評価する傾向があり、この戦略が実際の合否判断にも好影響を与えると期待されています。
【2位】36.5%が重視―「大学の教育方針・アドミッションポリシーとの一致」をアピールする理由
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次いで36.5%の受験生は、大学の教育方針やアドミッションポリシーとの一致を明確にすることに留意しています。この結果は、各大学が掲げる理念や求める人物像とのマッチングを図るため、受験生が自らの経験や価値観を大学側の期待に合わせる努力をしていることを示唆しています。大学側の評価基準に沿った内容を盛り込むことで、志望理由書全体の説得力を高め、合格の可能性を拡大しようとする受験生の戦略が浮き彫りとなりました。
【3位】26.6%が実践―「志望動機をエピソードや経験、実績に基づいて説得力を持たせる」手法
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調査結果によると、26.6%の受験生が、志望動機を作成する際に実際のエピソードや経験、実績に基づいた記述を重視しています。受験生は、具体的なエピソードを通じて自身の成長や取り組みを示すことで、説得力のある志望動機を構築し、大学側に対して真摯な姿勢をアピールしています。大学側も、こうした具体性のある記述を評価する傾向があるため、この手法は受験生の強みを効果的に引き出す手段となっています。
【4位】17.7%が意識―「文章全体の流れや論理構成」の整備とその評価
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調査では、17.7%の受験生が文章全体の流れや論理構成に特に意識を向けていることが明らかになりました。志望理由の一貫性や論理的な展開は、受験生の思考の整理能力と表現力を反映し、読み手にとって理解しやすい文書作成に寄与します。大学側も、明確な論理構成を持つ文書を、受験生の高いコミュニケーション能力と分析力の表れとして評価するため、文章全体の整備は合否判断において重要なポイントとされています。
【5位】16.30%が実践―「周囲の人からの添削やフィードバックの積極活用」でブラッシュアップ
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また、16.30%の受験生は、志望理由書作成において周囲の人からの添削やフィードバックを積極的に取り入れています。他者の視点や意見を反映することで、文章の改善点を客観的に把握し、より精度の高い内容に仕上げることが可能となります。
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本調査は、総合型選抜受験生203人を対象に、自己PRおよび志望理由書作成時における重点ポイントとその苦労を明らかにしました。
自己PRでは、28.1%の受験生が「自分の強みを言語化する」ことに最も苦労しており、続いて「エピソードや実績の見せ方」や「文章の構成・論理性」が各21.2%と、具体的な表現力の向上が求められていることが分かりました。
一方、志望理由書作成においては、41.9%が「自分の将来像や目標を具体的に書く」ことに注力し、36.5%が「大学の教育方針・アドミッションポリシーとの一致」を重視していると回答。その他、具体的なエピソードの活用や論理的な文章構成、添削・フィードバックの取り入れなど、多角的な対策が講じられていることが示され、これらの結果は受験生が自己分析と自己表現に注力する姿勢と、大学側が各要素を評価基準としている現状を反映しています。
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