看護学部受験策講座

看護学部や医学部看護学科に受かる為には、志望大学看護学部・看護学科の受験に特化した勉強法が効果的

看護学部・看護学科は、看護師を目指す受験生が集まる人気の高い学部であり、多くの大学で入試倍率の高さから合格難易度も高くなっています。
志望大学の看護学部に受かるには、目指す看護学部の受験科目や入試範囲、入試傾向をしっかりと把握して、その大学に入る為の勉強を進める必要があります。

入試科目、入試範囲、入試傾向、問題難易度に合わせた対策が必要

志望校看護学部の入試に合わせた対策

看護学部・看護学科の入試には独自の傾向があることもあるので、合格を目指すには志望大学の看護学部・看護学科の受験に特化した対策が必要です。以下は、看護学部・看護学科入試の特徴の一例です。なお、国公立については二次試験(個別入試)の特徴を記載しています。

入試科目

国公立大学看護学部・看護学科は、共通テスト5教科7科目。2次試験は英語+数学+理科

私立大学看護学部・看護学科は、英語は必須、国語、数学、理科は選択となることが多い。

入試範囲

国公立大学看護学部・看護学科:数Ⅰ・Ⅱ・A・Bが主流

私立大学看護学部・看護学科:数Ⅰ・Aが主流

入試傾向

英語の長文は医療系が出題される大学もある。

面接や小論文が実施される大学もある。

問題難易度

どの科目も標準レベルが多い

国立大学看護学部・看護学科の入試科目は、『「英語」+「数学」+「理科」』の3科目の組み合わせが多いです。

また、私立大学看護学部・看護学科の入試は3科目型または2科目型を取っている大学が多く、英語を必須としている大学がほとんどです。
3科目型の場合は『「英語」+「国語」+「数学または理科」』、『「英語」+「国語または数学」+「理科」』、2科目型の場合は、『「英語」+「国語・数学・理科から1科目選択」』という受験科目のパターンが多いです。
数学や理科といった理系科目が必須の大学がほとんどですが、文系科目だけで受験できる大学も一部有ります。

入試範囲について、数学以外は国立大学の個別入試と私立大学に大きな違いはありません。国公立大学の看護学部では、数Ⅰ・Ⅱ・A・Bが出題範囲で、私立大学の看護学部では、数Ⅰ・Aが出題範囲となっている大学がほとんどです。国公立、私立いずれにしても数Ⅲはほとんどの大学で必要ありません。
もっとも、名古屋大学のように2次試験で数Ⅲが出題範囲に含まれる大学、慶応義塾大学のように私立でも数Ⅰ・Ⅱ・A・Bが出題範囲となる大学があります。必ず自分の志望校の募集要項を見て出題範囲を確認してください。

看護学部・看護学科特有の出題傾向がある大学は多く有りませんが、英語の長文で医療系の内容が出題される大学もあります。
学力検査に加え、国立大学の2次試験(特に後期)や一部の私立大学では、面接や小論文が実施されるのも看護学部・看護学科の入試傾向といえるでしょう。日頃の学習に加え、しっかりと対策をしましょう。

問題難易度は大学によってさまざまですが、標準レベルの問題を出題する大学が多いです。解ける問題をミスなく確実に解き、得点を積み重ねる力が求められます。

看護学部は入試倍率が高い人気の学部なので志望大学専門の対策が必要

看護学部の入試倍率

看護師は人気の職業のため、看護学部・看護学科の入試倍率も高くなる傾向にあります。以下の通り、人気大学の看護学部・看護学科の入試倍率は約2~8倍です。また、以下の表からは、全体的に国立大学より私立大学の方が高いことがわかります。ただし、入試倍率だけで合格難易度が決まるわけではありません。入試倍率がそれほど高くなくても受験科目数が多く試験難易度が高い国公立大学の方が合格が難しく、受験科目が2,3科目で受験しやすく、複数校受験できる私立大学の入試倍率が高いということも言えます。

偏差値・入試倍率の高い大学の看護学部・看護学科に合格するためには、しっかりと志望大学専門の対策を取る必要があります。

主な国立大学看護学部・看護学科の入試倍率(2020年度:一般入試合計倍率)

大学名

入試倍率

北海道大学

2.2倍

東北大学

1.9倍

山形大学

2.2倍

千葉大学

2.9倍

信州大学

1.6倍

名古屋大学

1.6倍

大阪大学

1.4倍

神戸大学

2.0倍

徳島大学

2.5倍

広島大学

1.8倍

九州大学

1.7倍

宮﨑大学

2.8倍

主な私立大学看護学部・看護学科の入試倍率(2020年度:一般入試合計倍率)

大学名

入試倍率

北海道医療大学

4.5倍

弘前学院大学

1.2倍

慶應義塾大学

3.1倍

日本赤十字看護大学

4.7倍

帝京大学

8.3倍

金沢医科大学

1.9倍

愛知医科大学

2.7倍

佛教大学

5.6倍

同志社女子大学

4.9倍

広島国際大学

3.3倍

西南女学院大学

2.3倍

地域別看護学部・看護学科一覧

北海道・東北
関東

国公立大学

私立大学

東海・甲信越

国公立大学

私立大学

近畿

国公立大学

私立大学

中国・四国
九州・沖縄

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国立大学看護学部・看護学科でも私立大学看護学部・看護学科でも対策は一つ。志望校の看護学部や看護学科に合格するために必要な学力を身に付けることです。

看護学部を目指すと決めて受験勉強を開始した方、そろそろ受験勉強を開始しようと考えている方は注意してください。いきなり試験レベルの問題から勉強をスタートするのは間違いです。高校3年生だからといって、高校3年生の内容から勉強するのも正しいとは言い切れません。事実、高校1・2年生の内容をやり直すだけでなく、中学校の内容の復習から始める必要がある受験生も多くいます。間違った対策は、失敗を招く原因となります。

このような間違った受験対策には、大きく分けて以下の3つがあります。

  1. 抜けや漏れを残したまま自分の学力に合わない勉強をすること
  2. 志望校の看護学部や看護学科受験に必要のない勉強をすること、間違った参考書・解説集、教材選び。
  3. 効率の悪い勉強をすること

これらの対策では看護学部・看護学科合格を勝ち取ることはできません。もし当てはまるようでしたらすぐに勉強法を見直しましょう。

じゅけラボ予備校の講座では、国立大学・私立大学に関わらず志望校看護学部の受験科目すべての対策を行います。じゅけラボ予備校の講座では、志望校の看護学部に合格するために必要な勉強(参考書や解説集、演習問題)と、効率よく勉強を進めるための勉強法を提供します。

じゅけラボ予備校の看護学部受験対策講座の内容

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じゅけラボ予備校の看護学部受験対策講座では、最初に学力チェックテストを実施し、あなたの現状の学力や弱点を見極めてから、あなたのレベルに合った内容で個別指導カリキュラムを作成します。

現状の学力レベルと学習内容のレベルを合わせることは、受験勉強で何よりも重要な”戦略”です。他の予備校や塾の看護学部・看護学科受験対策では、先生・講師のレベルは高くても、あなたの基礎学力に抜けや漏れがないことを前提に授業を進めるため、自分の現状の学力に合っていない対策に取り組んでしまう可能性があります。当たり前ですが、講師も周りの受験生もあなたのレベルに合わせて進んでくれません。ついていくために自学習で自分の学力の穴埋め作業を並行して行わなければなりません。また、あなたのレベルに合わせてくれる家庭教師であっても、基礎中の基礎から抜け漏れの対策まで細かく指導してくれることは少ないでしょう。ほとんどの家庭教師が、高校での学習内容のフォローではなくあくまでも看護学部受験対策を中心に進めます。

受験勉強スタート時に中学レベルの内容が抜けていることもありますし、学力は一人ひとり異なります。最初から本番の試験レベルの教材や参考書、解説集を選んで勉強を始める生徒が多いですが、その土台となる学力が足りていない状態では、進むスピードが著しく落ちてしまいます。事実、基礎学力を抜け漏れなく完璧にしてから入試対策の学習を進める方が、入試対策からスタートするより早く実力アップを図ることができます。全体の学習時間を短縮でき、より高得点を狙うための学習に勉強時間を費やせるのです。このような対策なら、諦める生徒が多いE判定からの合格も夢ではありません。現在の学力が低いからと言って諦める必要はありません。

志望大学看護学部・看護学科合格に向けた看護学部受験対策カリキュラム(学習計画)

志望校合格までの最短ルート

看護学部受験対策は時間が命です。無駄なく最短ルートで志望校看護学部合格まで走りきることが大切です。試験に出題されない分野や、今までに出題されたことがないような傾向・難易度の問題対策を行うのは、看護学部受験において貴重な時間を浪費していると言っても過言ではありません。当たり前のことのはずですが、多くの看護学部受験生が、高得点を狙うが故に「ここもやっておいた方がいいんじゃないか」という迷路に迷い込んで難解すぎる参考書や演習問題、教材に手を出してしまうのです。

じゅけラボ予備校の講座では、あなたが受験する志望校の看護学部や看護学科に合格するために必要な内容だけを集め、入試科目それぞれの出題傾向に合わせた学習計画・カリキュラムを作成します。あなたもじゅけラボ予備校を受講し、やるべきことに迷わず、看護学部合格のために必要な勉強だけに集中して合格を勝ち取りましょう!

正しい学習法で看護学部・看護学科受験対策の効率アップ

勉強のやり方

「正しい学習法」で受験勉強を進めることは、志望大学看護学部に合格するために非常に重要な事項の一つです。特に看護学部の受験対策では、より短時間でより効率よく学習し、身に付けなければなりません。模試の結果がE判定の場合は、なおさら効率的な対策が重要です。

じゅけラボ予備校の講座では、学習内容(教材)ごとに「正しい学習法」を個別指導しており、最短で最高の効果を得ることができます。大変な受験勉強を正しい学習方法で効率よく進め、成果を実感することで受験勉強のモチベーションを維持することができるのです。結果を残せるように努力を続け、志望校の看護学部合格を勝ち取りましょう!

看護学部・看護学科受験対策の学習効果をしっかり確認 定着度チェックテスト

チェックテストで確実に力がつく

じゅけラボ予備校の看護学部受験対策講座では、学習内容ごとに定着度を確認するため、1つの学習内容を終える度にチェックテストを実施しています。看護学部受験では、情報の整理や本質的な理解による汎用性のある知識、それを使う技能などが必要です。

これらを本当に身に付けられているかどうかを随時確認することにより、抜けや漏れをなくし、確実に実力を伸ばしていくことができます。

看護学部・看護学科の受験科目と大学別入試科目の特徴について

看護学部・看護学科受験は国公立大学と私立大学で対策方法が大きく異なります。それぞれどのような受験科目が必要か、どのような入試範囲が出やすいのか、確認しましょう。

私立大学看護学部・看護学科の受験科目と入試範囲

私立大学看護学部の受験科目

私立大学看護学部・看護学科の受験科目はさまざまですが、英語はほとんどの大学で必須です。英語の苦手は克服しておきましょう。

国語はほとんどの大学で選択科目の1つで必須科目ではありません。しかし、弘前学院大学や日本赤十字看護大学、佛教大学(3教科型)など国語を必須としている大学もありますので、注意しましょう。

また、北海道医療大学や同志社女子大学、西南女学院大学などは、文系科目のみでの受験が可能です。理系科目が苦手な方はぜひ利用しましょう。地歴公民で受験可能な大学はほとんどありませんが、北海道医療大学は日本史B、政治経済が選択科目に含まれています。

看護学部では、数学と理科の両方を必須としている大学は少なく、選択科目の1つとして受験科目に含まれている場合が多いです。

私立大学看護学部の入試範囲

数学を選択して受験する場合、出題範囲は数Ⅰ・Aのみの大学が多いので、数Ⅰ・Aを重点的に学習するとよいでしょう。ただし、慶応義塾大学は数Ⅰ・Ⅱ・A・Bが出題範囲です。数学の出題範囲に数Ⅱ、数Ⅱ・Bが含まれている場合は、その対策もしっかりとしておきましょう。

理科を選択して受験する場合、物理・化学・生物から1科目選択、もしくは化学・生物から1科目選択する方式が多いです。慶応義塾大学、日本赤十字看護大学など、物理が選択科目にない大学もありますので、化学又は生物を選択しておくと多くの看護学部に対応することができます。 また、西南女学院(後期)では面接が行われます。日本赤十字看護大学は学科試験通過者のみ2次試験の面接が行われます。

このように大学によって入試科目や入試範囲は異なります。まずは志望校の看護学部・看護学科の入試科目や入試範囲を確認し、それに合わせた受験勉強を進めていくことが重要です。

≪主な私立大学看護学部・看護学科:入試科目(2021年度)一覧≫

大学名

入試科目

北海道医療大学

英語+数学(Ⅰ・A)、国語から1科目+ 化学基礎、生物基礎、物理基礎、日本史B、政治経済から1科目

弘前学院大学

国語+英語、生物から1科目

慶應義塾大学

国語+ 数学(Ⅰ・Ⅱ・A・B)、理科(化学基礎・化学)、理科(生物基礎・生物)から1科目+小論文

日本赤十字看護大学

英語+国語+数学(Ⅰ・A)、化学基礎・化学、生物基礎・生物、生物基礎・化学基礎から1科目+2次試験面接

帝京大学

英語+国語、数学(Ⅰ・A)、物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2科目

金沢医科大学

英語+数学(Ⅰ・A)、物理基礎、化学基礎、生物基礎から1科目+面接

佛教大学(2科目型)

英語+国語、数学(Ⅰ・A)から1科目

佛教大学(3科目型)

英語+国語+数学(Ⅰ・A)、生物基礎、化学基礎から1科目

同志社女子大学(前期・2教科入試)

英語+国語、数学(Ⅰ・A)から1科目

同志社女子大学(前期・3教科入試)

英語+国語、数学(Ⅰ・A)から1科目+理科1科目(化学基礎・化学、生物基礎・生物から1つ)

同志社女子大学(後期)

英語+国語、化学基礎・化学、生物基礎・生物から1科目

広島国際大学

英語+数学(Ⅰ・A)、数学(Ⅰ・Ⅱ・A・B)から1科目+物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物、国語から1科目

西南女学院大学 (前期)

国語、化学基礎・化学、生物基礎・生物から1科目

西南女学院大学 (後期)

英語 + 面接

国立大学(前期)看護学部・看護学科の受験科目と入試範囲

国公立大学看護学部の入試科目

国公立大学(前期)の看護学部・看護学科の個別試験科目は、『「英語」+「数学」+「理科」』の3科目の組み合わせであることが多く、受験科目として数学を必須としている大学が多いです。東北大学や大阪大学、神戸大学、九州大学など多くの国公立大学では、出題範囲は数Ⅰ・Ⅱ・A・Bで、数Ⅲの学習が必要な大学は少数です。

しかし、名古屋大学のように数Ⅲが出題範囲に含まれる大学もあります。志望大学の試験範囲を募集要項で必ず確認し、学習を進めましょう。

理科は、物理・化学・生物から2科目または1科目選択で受験可能な大学が多く、必須科目を設けている大学はほとんどありません。自身の得意な2科目を重点的に学習するとよいでしょう。一方で私立大学の一般入試を併願する場合は、物理を選択できない大学も有りますので、国公立二次も化学・生物の対策を進めるのが得策でしょう。

その他、山形大学、東北大学、千葉大学、鳥取大学のように面接試験を実施する大学もあります。また、弘前大学や島根大学では小論文の試験を実施しています。

志望校で面接や小論文を課される場合は、学力検査の対策に加えて、面接や小論文もしっかりと対策しておきましょう。

≪主な国立大学看護学部・看護学科(前期):2次(個別)試験入試科目(2021年度)一覧≫

大学名

入試科目

山形大学

英語+面接

弘前大学

数学(Ⅰ・Ⅱ・A・B)、英語から1科目+小論文

東北大学

英語+数学(Ⅰ・Ⅱ・A・B)+理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ)+面接

千葉大学

英語+理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ)+面接

信州大学

英語+数学(Ⅰ・Ⅱ・A・B)+調査書

名古屋大学

英語+国語+数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B)+理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ)

大阪大学

数学(Ⅰ・Ⅱ・A・B)+理科1科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から1つ)+外国語1科目(英語、ドイツ語、フランス語から1つ)

神戸大学

数学(Ⅰ・Ⅱ・A・B)+英語+理科1科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から1つ)+外国語1科目(英語、ドイツ語、フランス語、中国語から1つ)

島根大学

小論文+面接

徳島大学

英語+集団面接

九州大学

外国語1科目(英語、ドイツ語、フランス語から1つ)+数学(Ⅰ・Ⅱ・A・B)+理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ)

宮﨑大学

面接

国立大学(後期)看護学部・看護学科の受験科目と入試範囲

国立大学看護学部の後期入試

国立大学(後期)看護学部・看護学科の個別試験科目は、ほとんどの大学で面接が実施されています。

山形大学や信州大学、島根大学のように面接のみの大学もあれば、徳島大学や宮崎大学のように面接に加えて小論文を実施する大学もあります。また、神戸大学では面接と英語を必須としています。

≪主な国立大学看護学部・看護学科(後期):2次(個別)試験入試科目(2021年度)一覧≫

大学名

入試科目

山形大学

面接

信州大学

面接

神戸大学

英語+面接

島根大学

面接

徳島大学

小論文+個人面接+集団討論

宮﨑大学

小論文+面接

文系科目だけで受験できる看護学部・看護学科の主な大学一覧

文系科目だけの受験が可能な看護学部

理系の看護学部ですが、文系科目だけで受験できる大学もあります。どうしても理系科目が苦手だという受験生は、文系科目のみの受験でこれらの大学を目指すのも良いでしょう。ただし、あくまでも看護学部は理系学部ですので、入学してから理系科目が苦手とは言っていられません。特に高校の数学、生物、化学については、合格した後でも構いませんので受験科目外であっても復習を行っておきましょう。

文系科目だけで受験できる看護学部は以下の通りです。

<国公立大学>

  • 高知県立大学(後期)

<私立大学>

生物・化学・物理の3科目から1科目選択受験できる看護学部・看護学科の主な大学一覧

理科1科目で受験できる看護学部

<国公立大学>

<私立大学>

生物・化学・物理の3科目から2科目選択受験できる看護学部・看護学科の主な大学一覧

理科2科目で受験できる看護学部

<国公立大学>

<私立大学>

数学なしで受験できる看護学部・看護学科の主な大学一覧

数学なしで受験できる看護学部

<国公立大学>

  • 高知県立大学(後期)

<私立大学>

共通テスト利用のある私立大学看護学部

慶応義塾大学には共通テスト利用入試がありませんが、ほとんどの私立大学看護学部・看護学科で共通テスト利用入試を実施しています。

私立大学の共通テスト利用入試は、国公立大学を受験する場合に必須で受験する共通テストの点数を利用できる、一般入試に加えて選抜回数を増やせる、共通テスト対策で複数の私立大学を受験できるというメリットがあります。一方で、共通テストと大学の個別試験とでは入試傾向が大きく異なるため、一般入試と共通テスト利用入試両方を受験する場合、両方の対策を行う必要があります。

国公立大学を第一志望として共通テストを受験する場合は、積極的に併願私立大学の共通テスト利用入試を受験することをおすすめします。

私立大学を第一志望とする場合、共通テスト利用入試は比較的募集人数が少なく、偏差値も高い傾向にあるため、個別試験の対策に学習時間を向ける方がいいでしょう。ただ、共通テスト利用入試は共通テスト一回の受験で多数の大学に出願することができるため、私立大学の受験メインでも共通テスト利用入試を有効に使うことはできます。

国公立大学看護学部・看護学科の大学入学共通テストと2次試験対策

国公立大学看護学部・看護学科に合格するためには、『大学入学共通テスト』と『2次試験(個別試験)』の両方で高得点を取らないといけません。国公立大学は私立大学に比べて学費が安いため目指す受験生が多いです。しかし、地方国立大学でも入試範囲は私立大学看護学部・看護学科より広いことから、合格するためには戦略的で効果の高い勉強方法に取り組む必要があります。

大学入学共通テストの得点率ボーダーについて

共通テストのボーダー

弘前大学や富山大学、徳島大学などの一部の地方国立大学の看護学部・看護学科は、共通テストの得点率6割強がボーダーですが、ほとんどの大学は共通テストの得点率7割がボーダーです。余裕をもって2次試験に挑むためにも、できれば7割半ば~8割の点数を取っておきたいです。

つまり1000点満点だとすると700点以上の点数を取らないといけません。余裕を持って2次試験に挑むためにも、できれば7割半ばくらいの点数を取っておきたいです。

偏差値最上位の東京大学や京都大学の看護学部を目指す場合は、共通テストで8割半ば前後の得点率が求められます。
とりわけ東大は8割6分以上の点数がボーダーになってきますので、「9割で入学できるぞ」くらいに思っておいた方が良いかもしれません。

2次試験(個別試験)の得点率ボーダーについて

看護学部・看護学科の二次試験のボーダー

国公立大学看護学部・看護学科の2次試験(個別試験)は大学によって試験問題、難易度が異なりますが、合格最低点は5割前後となる大学が多いです。共通テストの結果にもよりますが、2次試験においては「6割で合格が見える」というのを一つの目安としてよいでしょう。

信州大学や大阪市立大学は、4割前半の得点でも合格可能性があります。ただし愛媛大学は6割の得点がボーダーとなる傾向があり、高得点勝負になります。 ただし、ボーダーの得点率が低いから易しいわけではありませんので、ボーダーを見て難易度を把握するのではなく、問題とボーダーのバランスを確認するようにしましょう。難問型や出題数が多い高速処理型の出題で得点率が低くなるパターンもあります。

このように2次試験の問題難易度や入試傾向は大学によってさまざまです。必ず2次試験の合格最低点を把握した上で、志望大学に合わせた対策を進めましょう。

看護学部・看護学科の受験対策はいつから始める?

看護学部受験対策はいつから

志望学部を看護学部・看護学科に絞っているのであれば、早い時期から看護学部に特化した勉強法を確立すると非常に有利です。

国立大学看護学部・看護学科を受験する場合は、5教科7科目+2次試験の対策が必要です。2次試験の科目は大学によって異なり英語・数学・理科の3科目受験または、英語・数学・理科(2科目)の4科目受験となる大学が多いです。中には小論文や面接を行う大学もあるので、合わせて対策しておきましょう。国公立の看護学部の場合、難易度にもよりますが、遅くとも高校2年の冬休み頃から受験勉強に取り組むことをおすすめします。

私立大学看護学部・看護学科のみの受験を考えている場合、英語はほとんどの大学で必要ですが、国語、数学、理科は大学によっては選択科目になることが多く、苦手であれば避けて受験することも可能です。また、数学の出題範囲が数Ⅰ・Aのみの大学や文系科目のみで受験できる大学もあるため、国立大学看護学部・看護学科の受験に比べて、戦略的に科目を絞って受験勉強することが可能です。私立の看護学部を目指す場合、遅くとも高校3年に進級した時点で看護学部・看護学科の受験対策を始めましょう。

高1から始める看護学部・看護学科受験対策

高1から始める看護学部受験対策

高1で習う内容は、各教科の基礎となる部分です。高校の授業についていくこと、教科書の内容をしっかり理解することを最優先してください。 特に力を入れたい科目は英語と数学です。英語はほとんどの大学で必須となるため、理解を深め、早めに苦手をなくしておきましょう。また、数学なしでも受験できる私立大学看護学部・看護学科はありますが、必要となる大学も多いです。特に国立大学の看護学部・看護学科を目指す場合は必ず受験科目に含まれますので、基礎をしっかりと理解しましょう。高2、高3の学習理解にも役立ちます。

国立大学の看護学部・看護学科を目指す場合や志望する私立大学入試で国語の受験が必要な場合は、国語の対策も進めておきましょう。英語の読解力強化にもつながります。英語・数学の2教科に国語を加えた3教科に関して、共通テストの出題範囲の基礎学習を進められれば、高1から始める看護学部・看護学科の受験対策としては十分でしょう。

高2から始める看護学部・看護学科受験対策

高2から始める看護学部受験対策

高2から看護学部・看護学科受験対策を始める場合は、高1同様、英語・数学の2教科+国語(国公立や私立で必要な場合)の基礎固めに力を入れるとよいでしょう。数学・英語・国語の基礎を定着させることができれば、理科の基礎固めに移行します。看護学部・看護学科受験の場合、理科は物理・化学・生物から1科目または2科目選択する大学がほとんどです。

 

国立の看護学部・看護学科は理科2科目選択の大学が多い一方、私立看護学部・看護学科は、理科1科目選択の大学が多いです。中には化学・生物から1科目選択する大学もあります。

そのため、特に化学・生物の出題範囲を網羅した基礎学習を進めましょう。「数学・英語 (国語)→ 化学または生物」の順で対策していきます。理科を地学で受験できる看護学部・看護学科は少ないため、どうしても化学、生物が苦手という場合以外は、受験勉強としての地学は除外して考えてよいでしょう。高2の冬までに化学が対策できていれば生物、生物が対策できていれば化学、と学習を進めましょう。

高3になってからスムーズに共通テスト対策を進めるためにも、高2の間にできる限り英語・数学・化学または生物の基礎力を強化しておきましょう。

高3から始める看護学部・看護学科受験対策

高3から始める看護学部受験対策

高3から看護学部・看護学科の受験勉強を始める場合は、早急に英語・数学・化学または生物の基礎固めに取り組まないといけません。国公立大学の受験を希望する場合は、国語(現代文)も優先して進めておきましょう。私立大学の受験を希望する場合は、志望大学によって数学や理科なしで受験することも可能です。文系科目のみで受験可能な大学もありますので、志望大学の受験に必要な科目を調べ、その科目から学習を進めましょう。

夏休みに入る頃までには、必ず英語、数学、化学または生物の教科書レベルの力を身に付けることを目標にして進めていきます。国立大学看護学部・看護学科を受験する場合は、遅くとも高3の夏から共通テスト対策として国語(古典)、社会、理科(化学、生物、物理で対策がまだの科目)の勉強も進めていきましょう。

秋から冬は志望大学の過去問に取り組み、志望大学の入試問題傾向をつかみましょう。頻出単元に関しては、他の大学の過去問やそれをベースにした問題集に載っている類似問題に挑戦してみても良いです。過去問や問題集で解けなかった苦手分野は、解答解説や参考書も利用してしっかりと自身の力で解けるようにしておきましょう。

看護学部・看護学科合格に向けた勉強時間の目安と学習計画の作り方について

看護学部受験の学習時間

国立大学看護学部・看護学科および高偏差値の私立大学看護学部・看護学科を目指す場合、高校2年生の勉強時間の目安は、平日2~3時間、休日4~5時間程です。高校3年生は、平日3~4時間、休日5〜8時間程、夏休みには毎日6時間~を意識してみてください。看護学部・看護学科合格に向けた学習計画として、まずは自分の志望校の募集要項をチェックし、受験科目や出題範囲をきちんと把握することが大切です。

看護学部受験のスケジュール

国立大学看護学部・看護学科を受験する場合、高3の春~夏には、英数に加えて共通テスト対策として国語・社会・理科(化学・生物・物理で対策がまだの科目)の対策も進めていきたいです。秋頃からは過去問や同様のレベルの問題集を使った演習を進め、解いたことのある問題パターンを増やすことが大切です。苦手単元や抜け漏れは参考書等を辞書的に使いながら、徹底的に潰しておきましょう。また、2次試験で面接や小論文を行う大学が多いため、面接や小論文の対策も進めましょう。

私立大学看護学部・看護学科の多くは「英語・数学・理科1科目(物理・化学・生物から1科目選択もしくは化学・生物から1科目選択」の3科目受験です。高3の夏までに英語・数学・化学または生物の基礎を固める学習スケジュールを組むとよいでしょう。大切なのは志望校の受験科目に合った学習計画を立てることです。受験勉強序盤では、出題範囲を網羅的に学習できる講義系の参考書や基礎問題集を使うと効果的です。

看護学部・看護学科の入試科目別勉強法と対策

英語の勉強法と対策

英語の勉強法と対策

国立大学、私立大学に関わらず、看護学部・看護学科受験において、英語対策は必須です。問題量が多くなる傾向があり、試験時間内に解答するにはスピードが大切です。まずは高校で学習した英単語をしっかり覚えましょう。語彙力が身についたら、英文法対策です。時制、仮定法、接続詞、代名詞など徹底的に学習しましょう。この時点で文章をスムーズに訳せるようになると、長文読解にも役立ちます。

英語を試験時間内に解くには、長文読解がカギといっても過言ではありません。とにかくたくさんの長文問題に取り組んで、スピーディーかつ正確に内容を把握できる力をつけましょう。医療分野や科学関係の論説文、時事問題を扱った長文が出題されることもあります。過去問を活用し、志望校の問題傾向を把握しましょう。また、長文問題を解くうちに医療分野や科学関係の英単語が出てきます。復習し、暗記しておくのも良いですが、文脈から単語の意味を判断する力を身につけることが大切です。長文問題に取り組む際は、その点も意識しましょう。

数学の勉強法と対策

数学の勉強法と対策

大学によって多少差があるものの、難易度はさほど高くない大学が多いです。まずは、教科書で定理や公式など基礎を完璧にしましょう。どんな問題が出題されても正確に定理や公式が使えるよう、単に覚えるのではなく、しっかり理解することが大切です。基礎がマスター出来れば、公式を使って応用問題に取り組みましょう。チャート式を活用するのがおすすめです。また、大学ごとに傾向は異なるため、必ず過去問に取り組みましょう。志望校の傾向を理解し、志望校に合った対策をしましょう。試験時間内に解けるかも重要となりますので、設問数や計算量の多い大学の場合は、正確かつスピーディーに解答できる力を養うことも必要です。

国立大学看護学部・看護学科を目指す場合、数Ⅰ・Ⅱ・A・Bが出題範囲、私立大学看護学部・看護学科を目指す場合は、数Ⅰ・Aが出題範囲となることが多いです。志望校の出題範囲に合わせて、どこを重点的に学習すべきか見極めましょう。

国語の勉強法と対策

国語の勉強法と対策

国語に関しては、看護や医療に関する問題が出題されるというような特殊な傾向は特にありません。とにかく読解力を身につけることが最大のポイントです。より多くの問題集や過去問に取り組むことも大切ですが、日頃から新聞で読解力を養うことも効果的です。

現代文は主に評論が出題される傾向にありますが、現代文のみが出題範囲の大学は小説の出題が多いです。記述問題が出題される大学も増えていますので、志望校の過去問を解いて、傾向をつかみましょう。漢字や語句、ことわざなどの知識や、頻出の文学史の学習も必要です。文学史は国語便覧などで学習するとよいでしょう。

古文や漢文は、文法や単語の知識が必要になります。まずは基礎知識をしっかりと身につけ、文章の内容が正確に把握できる力を身につけましょう。

化学の勉強法と対策

化学の勉強法と対策

理論・無機の割合が多い大学もあれば、理論・有機・無機とバランス良く出題する大学もあり、傾向はさまざまです。高分子化合物の糖やタンパク質、平衡・電離平衡、気体や溶液の計算問題は一部の大学で出題されており、難易度が高くなっています。しかし、ほとんどの大学は標準レベルの出題が中心であるため、基礎をしっかりと固め、確実に得点できるようにしましょう。過去問を活用し、必ず志望校の傾向を確認して、学習に取り組みましょう。

生物の勉強法と対策

生物の勉強法と対策

看護学部・看護学科ということで、免疫や血液循環など、人体に関する分野からの出題がメインです。植物分野や動物の恒常性も出題される可能性が高いです。図やグラフについての正しい理解が必要な問題もあります。教科書や資料集を活用し、単に覚えるのではなく、なぜそうなるのかを理解し、説明できるようにしながら学習を進めましょう。

生物基礎、生物ともに難易度は標準レベルの大学が多いです。しかし、全範囲満遍なく出題されている大学が多いため、どの分野も取りこぼしのないように学習しましょう。難易度が高くない分、確実に高得点を獲得することが大切です。

物理の勉強法と対策

物理の勉強法と対策

物理で受験する場合、難易度は標準レベルの大学がほとんどです。力学、電磁気、波動、熱と、ほぼ全分野から出題される傾向にあります。出題割合は大学によってさまざまですので、志望校の傾向を確認しておきましょう。まずは力学の基礎を教科書でしっかりと理解し、その後電磁気、波動と進めましょう。どの問題に直面しても、法則や公式をすぐに結び付けられる力を身につけましょう。共通テストや志望校の過去問で実践力を鍛えることも大切です。

地学の勉強法と対策

地学の勉強法と対策

看護学部・看護学科の受験において地学を使用することは、ほとんどありません。一部の国立大学では共通テストの対象科目で地学を選択できますが、2次試験では地学が使えないため、看護学部・看護学科受験において地学の勉強は不要といっていいでしょう。

塾なし・予備校なしの独学受験で看護学部・看護学科に合格するには?

看護学部・看護学科に入学したいが塾や予備校、家庭教師の授業を受ける事ができない方、または独学で受験したい方も数多くいます。ここでは塾や予備校なしで看護学部・看護学科に合格するためのポイントをお伝えします。

塾や予備校に通うメリットとは?

①質の高い先生の授業を受けられる
②受験のノウハウを得られる
③割引があるなど、模試が受けやすい
④ライバルたちと切磋琢磨しやすい
⑤自習室で勉強できる
など

高偏差値の看護学部や看護学科を目指す場合、受験勉強はかなり大変です。独学での勉強法がわからない生徒や、自宅では勉強を継続できない生徒にとっては塾や予備校に通ってさまざまなサポートを受ける方が当然合格しやすいでしょう。

 

塾や予備校は受験のノウハウを持っているので、大学別の入試傾向や対策についてもアドバイスを受けることが出来ます。そして何よりライバルや友達も多くいるので、周りの受験仲間と切磋琢磨出来る点でとても良い環境と言えるでしょう。

良い塾や予備校は講師の質も高く授業がわかりやすくて、一人だとわかりづらい点も授業を聞くことで理解が深まり、学習効果も高くなります。

このように自分にあった塾や予備校選びをできている生徒にとっては、合格に大きく近づくためのメリットがたくさんあると言えるでしょう。

 

塾や予備校のデメリットとは?

①料金・費用が高い
②通塾に時間がかかる
③塾や予備校に通っていることで満足してしまう可能性がある
④授業のレベルが高く、段階を踏んで学習できない
⑤自分に必要な学習だけに取り組むことができない

看護学部・看護学科受験のための塾や予備校のデメリットとして一番大きいのは、やはりお金に関することでしょう。大手予備校の費用は年間約100万円が相場と言われており、講習代等も含むとさらに費用がかかる所もあります。高校3年間通い続け、さらに浪人もとなると多額の金額が掛かってしまいます。ちなみに、現役生よりも浪人生の方が入会金・授業料ともにやや高くことが多いです。

自分にとって学習効果の高い塾や予備校に時間をかけて通っている場合は問題ありませんが、自分に合っていない所に通塾するのに往復何十分、何時間と時間をかけている場合は、時間の無駄遣いと言えます。自宅で効果的な学習に取り組む方が志望大学の看護学部や看護学科合格に近付くでしょう。中には塾や予備校に通っていることで満足してしまい、日々の家庭学習に取り組まず成績が伸びないという生徒もいます。一番大事なことは志望校の看護学部・看護学科に合格出来る学力を身につけることです。常に自分の現在の学習レベルを把握し、足りないところを家庭学習で補っていくことが重要です。

また、基礎ができておらず、予備校の看護学部・看護学科受験に向けてのハイレベルな授業についていけないということもあるようです。看護学部・看護学科受験のための塾や予備校では、個別指導でない限り生徒一人ひとりの状況に細かく合わせて授業を進めていくことが難しく、自分にとって不必要な部分も学習しなければなりません。そのため、時間をロスしてしまったり、逆に時間をかけて学習しなければいけない苦手な部分に時間をかけてもらえなかったりすることもあります。

じゅけラボ予備校へお問い合わせいただく生徒の多くが、看護学部・看護学科受験のための塾や予備校へ通塾する中で上記で紹介したデメリットを経験しており、結果的に独学受験を希望しています。

独学受験で看護学部・看護学科に合格できるの?

塾や予備校に通わず、独学で看護学部・看護学科に現役合格することは大変ですが、もちろん可能です。実際に塾・予備校を辞めて、独学で成績を上げる生徒も数多くいます。

一般的に塾や予備校に通うと年間60万〜100万円程度、場合によってはそれ以上の費用がかかります。問題集や参考書を使用して独学で看護学部・看護学科に合格出来るなら、受験費用も大きく節約できますよね。

しかし、独学での看護学部・看護学科受験は、塾や予備校に通っている方よりも自己管理をして学習に取り組む強い意志が必要です。志望校に合格するために自分に何が足りないのかをきちんと把握し、それを補う学習を繰り返していけば、共通テストで7割以上、個別試験で6割以上の得点を取ることは十分可能です。つまり、独学受験でも看護学部・看護学科合格は可能ですが、「強い意志」と「自分に必要な正しい勉強法」が必要ということです。

独学で看護学部・看護学科に合格するための勉強計画

独学で看護学部・看護学科に合格するためには、自分で学習計画を立て、スケジュール管理を行わなければなりません。細かくなくて構いません。まずは大まかな計画を立てておきましょう。

年間スケジュールであれば、高校3年生の夏までには英語・数学・化学または生物の3科目の基礎力を完璧に仕上げ、国立大学看護学部・看護学科志望であれば共通テスト対策、秋には過去問演習を行うというように計画を立てていきます。

一日のスケジュールであれば、高校3年生の平日は帰宅後18時から19時までの1時間、21時から23時までの2時間勉強。休日は午前中に3時間、昼食から夕食の間に2時間、お風呂入ってから寝るまでに2時間というように計画を立てるとよいでしょう。

自分で学習計画が作れない場合は、じゅけラボ予備校に一度お問い合わせください。志望大学の看護学部・看護学科に合格出来るよう、入試までの学習計画、日々の細かい学習内容や学習範囲を、あなたの現在の学力・偏差値に合わせて作成します。

看護学部・看護学科に合格するための勉強計画

看護学部・看護学科の独学受験のコツ

看護学部・看護学科の独学受験のコツ

国公立大学か私立大学か、どの大学を目指すかによって入試科目は異なります。まずは志望校の入試科目を把握することが大切です。国立大学は共通テストで5教科7科目が必要であるのに対し、私立大学は基本的に3科目または2科目受験が可能です。数学なしでの受験や、数学なし理科なしの文系科目のみでの受験が可能な私立大学もあります。入試科目が同じ大学でも、入試範囲が異なる場合があります。入試範囲も必ず確認しましょう。

入試科目と入試範囲を把握することで、効率よく勉強を進めることができます。受験勉強を始める前に一番に確認しましょう。

次に、合格するための最低合格点を把握し、その最低合格点を取るにはどの程度の学習が必要なのか考えましょう。入試科目には選択科目も多いです。最低合格点を取るための学習レベルを自分で理解することで、どの科目なら合格できるかが分かってきます。苦手科目や最低合格点の獲得が難しそうな科目での受験は避け、受験科目を整理することも大切です。

入試科目(自分の受験科目)、入試範囲、自分の学習レベルを把握して勉強計画を立て、合格に向けて学習を進めましょう。

受験勉強を始める際、志望校の難易度に合った問題を解けるように応用問題から学習を始める受験生もいますが、何より大切なのは基礎をしっかりと理解することです。基礎を完璧に身につけていれば、基礎知識の融合で応用問題に対応できる場合がほとんどです。初めから難易度の高い問題に取り組むのではなく、まずは基礎の理解を深めることを優先しましょう。

また、問題集や過去問を使用する際は、復習や反復学習を必ず行いましょう。問題を解く上で分からなかった事項について、意味や解法を調べてノートに記し、そのノートを何度も見直し、解きなおして覚えることが大切です。

独学でも予備校の模試は受けるべき?

自分の実力を量るため、志望校が射程圏内に入っているかを知るため、会場慣れをするため、あらゆる意味で河合模試や駿台模試などの模試は受けておく方が良いでしょう。

河合模試は標準的な難易度ですが、駿台模試は東京大学や医学部レベルの難しい問題が出題されます。高偏差値の看護学部や看護学科を目指すのであれば、駿台模試も視野に入れてみて良いでしょう。

模試を受けて終わり、ではもったいないです。
必ず答え合わせをして、間違えた問題に対しては解答解説をチェックしてください。

模試に出題されている場合、本番で類似問題が出る可能性が高いので、次こそは正解できるようにしなければなりません。

看護学部・看護学科の受験生にじゅけラボ予備校が選ばれる理由

①看護学部や看護学科受験に特化した個別指導カリキュラムを提供!

看護学部受験に特化した個別指導カリキュラム

看護学部入試においては、大学によって受験科目が様々ですので、あなたの志望大学看護学部に合わせた入試科目、入試範囲に合わせて対策カリキュラムを組みます。じゅけラボ予備校では、受験対策のプロが各大学の看護学部入試の出題傾向を分析し、あなたが志望する看護学部の受験対策を効率的に進めることができるようにサポートします。

②あなたの段階に合わせてサポート!

偏差値に合わせたカリキュラム

偏差値40から偏差値60の看護学部を目指すのと、偏差値50から偏差値60の看護学部を目指すのでは、学習内容や学習スケジュールが異なります。学力に見合った勉強でなければ、いくら勉強時間を増やしても成績は伸びません。じゅけラボ予備校では最初に学力テストを行い、あなたの学力に合った看護学部受験対策のカリキュラムを提供します。

③塾・予備校よりも安い費用で安心!

じゅけラボの料金比較

じゅけラボ予備校の月謝は16,280円~18,480円(税込)です。

カリキュラム内で使用する参考書や問題集は別途ご購入いただく必要がありますが、書店やインターネットで購入できる市販のものなので、ご安心ください。

費用は、塾や予備校と比較すると1/4~1/8、家庭教師と比較すると1/2~1/3なので、通信教育と同じくらいの費用で看護学部受験対策を受講することができます。

なぜ看護学部や看護学科が人気なのか?看護学部・看護学科に入学するメリットと将来性について

看護学部・看護学科に入学するメリットは、なんといっても看護師を目指せるという点でしょう。看護師は、安定した職業の代表格であり、やりがいや社会貢献度から常に人気の職業です。高齢者の割合が増える日本において、引き続き需要は高まるでしょう。また、もともと女性中心の職業であったことも起因して、男女間の給与差がないことも特徴の一つです。

看護学部・看護学科に入学するメリットと将来性について

看護師を目指すうえで、大学の看護学部・看護学科に進学するメリットとして、以下の点が挙げられます。

  • ・国家試験合格率が専門学校や短大に比べて高い傾向にある
     (旺文社 教育情報センター調べ 2021年4月21日)
  • 大学によって演習設備や附属病院における実習が充実している
  • 保健師や助産師、看護教諭一種の資格を一緒に取得できる大学もある
  • 一般教養も学ぶことができる
  • 「学士」を取得できる
  • 研究職や大学講師など幅広いキャリアを選択できる
  • 初任給や昇給スピードが早い場合が多い

4年制大学の新卒生の看護師国家試験の合格率は2021年時点で97%を超えており、ほとんどの学生が現役で看護師資格を取得しています。

大学によっては演習設備が非常に充実していたり、附属病院がある場合には比較的大学の近くで実習を行うことができ、実習後に大学で講師陣に質問をしたり調べ物をすることも可能です。また、大学によっては看護師資格の他に保健師や助産師、看護教諭一種等の資格取得のためのカリキュラムが用意されていることもあり、看護師資格以外の資格も同時に取得することができます。

専門学校、短大には、4年制大学より1年早く現場に出られるというメリットもありますが、一般教養など幅広い分野を学ぶことができますし、専門、短大の1年後に看護師として就職しても初任給や昇給スピードが早い職場が多いため、デメリットにはならないでしょう。

大学の看護学部・看護学科に入学することによる将来性は、なんといっても専門学校や短大と比べて選択できる進路が多いという点でしょう。上でも挙げたように、学士を取得することにより大学院に進んで研究に携わることで、看護等の現場以外の選択肢を増やすこともできます。

看護学部・看護学科卒業後の看護学生の就職先と進路について

看護学部・看護学科卒業後の看護学生の就職先、進路は以下の通りです。

  • 看護師:病院、診療所、企業の健康管理センター
  • 保健師:行政、企業の健康ケア
  • 助産師
  • 養護教諭:学校
  • 大学教員、研究者
  • 専門看護師、認定看護師
  • 食品製造、医薬品関係、感染症研究、治験コーディネーター

看護学部・看護学科卒業後の看護学生の就職先は、その大半が病院や診療所ですが、企業の健康管理センターで働いたり、保健士として行政や地域医療に携わる方もいます。養護教諭や大学教員、研究者となったり、専門のコースや教育機関で学んで専門看護師や認定看護師として働くこともできます。

あなたの現在の偏差値・学力から志望大学の看護学部・看護学科合格へ導きます

看護学部や看護学科に合格するためには、看護学部受験に特化した専門対策を行うのが一番です。何から手を付けたら良いか分からないという方、じゅけラボ予備校にお任せください。あなたの現在の偏差値・学力に合わせて、最適な個別指導カリキュラムを提供します。

看護学部や他学部の看護学科合格に向けて、じゅけラボ予備校で一緒に頑張りましょう!

看護学部・看護学科受験対策についてのよくある質問

看護学部・看護学科の受験科目と入試範囲について教えてください

国立大学看護学部・看護学科の入試科目は、『「英語」+「数学」+「理科」』の3科目の組み合わせが多く、私立大学看護学部・看護学科の入試は3科目型または2科目型を取っている大学が多く、英語を必須としている大学がほとんどです。入試範囲について、数学以外は国立大学の個別入試と私立大学に大きな違いはありません。国公立大学の看護学部では、数Ⅰ・Ⅱ・A・Bが出題範囲で、私立大学の看護学部では、数Ⅰ・Aが出題範囲となっている大学がほとんどです。国公立、私立いずれにしても数Ⅲはほとんどの大学で必要ありません。しかし、名古屋大学のように数Ⅲが出題範囲に含まれる大学もあります。志望大学の試験範囲を募集要項で必ず確認し、学習を進めましょう。

>看護学部・看護学科の受験科目と大学別入試科目の特徴について

国立大学の看護学部や医学部看護学科を目指しているのですが共通テストと2次試験対策について教えてください

国立大学の看護学部・看護学科は入試範囲は私立大学薬学部より広く、入試倍率も高くほとんどの大学は共通テストの得点率7割がボーダーラインです。余裕をもって2次試験に挑むためにも、できれば7割半ば~8割の点数を取っておきたいところです。2次試験(個別試験)は大学によって試験問題、難易度が異なりますが、合格最低点は5割前後となる大学が多いです。共通テストの結果にもよりますが、2次試験においては「6割で合格が見える」というのを一つの目安としてよいでしょう。

>国公立大学看護学部・看護学科の大学入学共通テストと2次試験対策についてはこちら

私立大学の看護学部を目指しています。志望大学に合わせた対策は行ってもらえますか?

はい。志望大学の看護学部・看護学科に合わせた受験対策を行います。現在の学力を確認させて頂き、志望している私大看護学部に合格する為に必要な学力を身につける為のあなただけのオーダーメイドカリキュラムを提供させて頂きます。

>じゅけラボ予備校の看護学部受験対策講座の内容

看護師を目指している高校2年生です。看護学部の受験対策はいつから始めたら良いでしょうか?

志望学部を看護学部、看護学科に絞っているのであれば、早い時期から志望看護学部に、向けた勉強法を確立できると非常に有利です。国立大学看護学部・看護学科を受験する場合は、共通テスト5教科7科目+2次試験の対策が必要です。2次試験の科目は大学によって異なり英語・数学・理科の3科目受験または、英語・数学・理科(2科目)の4科目受験となる大学が多いです。中には小論文や面接を行う大学もあるので、合わせて対策しておきましょう。受験勉強開始が早ければ早いほど有利です。国公立の看護学部の場合、難易度にもよりますが、遅くとも高校2年の冬休み前には受験勉強に取り組むことをおすすめします。

>看護学部・看護学科の受験対策はいつから始める?

予備校や塾なしで看護学部や看護学科に合格は可能でしょうか?

はい。可能です。家庭教師の指導や塾・予備校に通うメリット・デメリット両方を考えて、家庭教師や塾、予備校なしの独学受験で看護学部合格をする事を決めた場合はじゅけラボのカリキュラムをご活用ください。独学受験で志望大学の看護学部合格へ導きます。

>塾なし・予備校なしの独学受験で看護学部・看護学科に合格するには?

なぜ大手予備校や大学受験塾や家庭教師に比べて費用が安いのでしょうか?

じゅけラボは生徒へのオーダーメイドの学習カリキュラムの提供(毎日の学習内容・学習量・学習教材とページ数が記載された学習計画表)と勉強法の指示に特化しており、直接わからない所の指導を行っているわけではありません。その為大手予備校や塾のように有名講師にかかる高い人件費がかからず、テレビCMや広告も大々的に行っておりませんのでその分費用を安くおさえる事ができています。

看護学部だけでなく他の学部も受験するのですが、看護学部受験対策講座以外も申し込まなければいけませんか?

看護学部受験対策講座だけの受講で構いません。
あなたの第一希望である看護学部や看護学科を基準にしてカリキュラムを組みますが、第二志望やすべり止めの大学にも対応できる様にカリキュラムを組みます。また、第二希望や第三希望、すべり止めの大学が決まっていない場合で他の学部も視野にいれている場合は、第一希望の看護学部の勉強と並行して受験しやすい大学や学部の相談に乗る事も出来ます。

看護学部は他の理系学部よりも倍率が高いというのは本当でしょうか?

看護師は人気の職業のため、看護学部・看護学科の入試倍率も高くなる傾向にあります。人気大学の看護学部・看護学科の入試倍率は約2~8倍です。

>主な国立大学看護学部・看護学科の入試倍率(2020年度:一般入試合計倍率)
>主な私立大学看護学部・看護学科の入試倍率(2020年度:一般入試合計倍率)

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