医学部医学科の受験対策ならじゅけラボの医学部合格プログラム あなたを第一志望の医学部合格へ導くオーダーメイドカリキュラム
じゅけラボの医学部受験対策プログラムは、あなたの今の学力から第一志望大学医学部医学科に合格するために必要な学習内容、勉強量、学習時間、勉強法、試験日程までの学習スケジュールを提供するあなただけの医学部合格のためのオーダーメイドカリキュラムです。
医学部受験は、大学受験の中でも超難関であり、生半可な心構えでは成功できません。常日頃から勉学に励み続けてきた者、自分を追い込み、血のにじむような努力をしたものが志望校の医学部合格を勝ち取ることができるのです。
医学部医学科合格を真剣に目指すあなた!
じゅけラボ予備校の医学部受験対策講座には、全国の医学部合格に導くメソッドがあります。志望校合格までの勉強は安心してお任せください。
国公立大医学部でも私立医学部でも対策は一つ。志望大学の医学部(医学科)に合格するために必要な学力を身に付けることです。
医学部受験を考えている生徒の多くが、常日頃から継続的に学習しており、学力も高いものと思います。ただし、注意してください。医学部受験をするからといって、試験レベルの問題から勉強をスタートするのは間違いです。高校3年生だからといって、高3の内容から勉強するのも正しいとは言い切れません。事実、高1、高2の内容をやり直すだけでなく、中学内容の復習から始める必要がある生徒も多くいます。間違った対策は、失敗を招く原因となります。
このような受験勉強の失敗の原因となる間違った対策には、大きく分けて以下の3つがあります。
- 抜けや漏れを残したまま自身の学力に合わない勉強をしてしまうこと
- 志望校の医学部受験に必要ない勉強をしてしまうこと、参考書・解説集、教材選びを間違うこと
- 効率の悪い勉強法で勉強してしまうこと
これらの間違った勉強を続けていると、医学部合格を勝ち取ることはできません。すぐに見直しましょう。
じゅけラボ予備校の講座では、国公立大医学部・私立医学部に関わらず志望校の医学部受験の受験科目すべての対策を行います。さらに、医学部受験では、すべての受験科目で高得点を確保する必要があります。そのために必要な勉強量や勉強時間は膨大なものです。そのため、じゅけラボ予備校の講座では、志望校の医学部に合格するために必要な勉強(参考書や解説集、演習問題)と、効率よく勉強を進めるための勉強法を提供します。
じゅけラボ予備校の医学部受験対策講座の内容
あなたの弱点をしっかり把握 段階に合わせた学習内容からスタートする医学部受験対策

じゅけラボ予備校の医学部受験対策講座では、最初に学力チェックテストを実施し、あなたの現状の学力や弱点を見極めてから、あなたの現状のレベルに合った内容で個別指導カリキュラムを作成します。
現状の学力レベルと学習内容のレベルを合わせることは、受験勉強で何よりも重要な”戦略”なのです。他の医学部受験対策の予備校や塾の場合、先生・講師のレベルは高くても、あなたの基礎学力に抜けや漏れがないことを前提に授業を進めるため、自分の現状の学力に合っていない対策に取り組んでしまう可能性があります。当たり前ですが、講師も周りの受験生もあなたのレベルに合わせて進んでくれません。ついていくために自学習で自分の学力の穴埋め作業を並行して行わなければなりません。また、あなたのレベルに合わせてくれる家庭教師であっても、医学部受験となると基礎の抜け漏れの対策まで細かく指導してくれることは少ないでしょう。ほとんどの医学部受験のための家庭教師が、高校での学習内容のフォローではなくあくまでも医学部受験対策を中心に進めます。
医学部受験の難易度は非常に高く、高い実力が必要とされます。しかし、医学部を目指す受験生みんなが最初からよくできる生徒であるわけではありません。当然、受験勉強スタート時に中学レベルの内容が抜けていることもありますし、現状の学力は一人ひとり異なります。現在の学力が高くないからと言って諦める必要はありません。
当たり前のように、最初から本番の試験レベルの教材、参考書や解説集を選び、勉強を始める生徒が多いですが、その土台となる学力が足りていな状態では、進むスピードが著しく落ちてしまいます。事実、基礎学力を抜け漏れなく完璧にしてから入試対策の学習を進める方が、入試対策からスタートするより早く実力アップを図ることができます。全体的にみると学習時間を短縮でき、より高得点を狙うための学習に勉強時間を使うことができます。そのような対策をすることで、諦める生徒が多いE判定からの合格も夢ではありません。
志望大学医学部合格に向けた医学部受験対策カリキュラム(学習計画)

医学部受験対策では時間が命です。無駄なく最短ルートで志望大学医学部合格まで走りきることが大切です。 確かに、医学部入試では高得点を取る必要がありますから、細かなところまで広く深くといった学習が必要です。しかし、試験に出題されない分野や、今までに出たことがないような傾向・難易度の問題対策を行うのは、ただでさえ大変な医学部受験において貴重な時間を浪費しているとしか言えません。 当たり前のことのはずですが、多くの医学部受験生が、高得点を狙うが故に「ここもやっておいた方がいいんじゃないか」という迷路に迷い込んで難解すぎる参考書や演習問題、教材に手を出してしまうのです。
じゅけラボ予備校の講座では、あなたが受験する志望校の医学部に合格するために必要な内容だけを集め、入試科目それぞれの出題傾向に合わせた学習計画・カリキュラムを作成します。 あなたもじゅけラボ予備校を受講し、やるべきことに迷わず、医学部合格のために必要な勉強だけに集中して合格を勝ち取りましょう!
正しい学習法で医学部受験対策の効率アップ

「正しい学習法」で受験勉強を進めることは、志望大学医学部に合格するために非常に重要な事項の一つです。特に、医学部受験対策では、より短時間でより効率よく学習し、身に付けることが必要になります。模試の結果がE判定の場合は、なおさら効率的な対策が重要になります。
じゅけラボ予備校の講座では、学習内容(教材)ごとに「正しい学習法」を個別指導しており、最短で最高の効果を得ることができます。大変な受験勉強だからこそ、正しい学習方法で効率よく進めることが大切ですし、成果を実感することできつい受験勉強の中でモチベーションを維持することができます。 正しい学習法で、結果を残せる努力をすれば、志望大学の医学部合格を勝ち取ることができます!
医学部受験対策の学習効果をしっかり確認 定着度チェックテスト

じゅけラボ予備校の医学部受験対策講座では、学習内容ごとに定着度を確認するため、1つの学習内容を終えるたびにチェックテストを実施しています。医学部受験では、高得点を確保するため、入試科目全ての膨大な情報の整理や本質的な理解による汎用性のある知識、それを使う技能などが必要です。
これらを本当に身に付けられているかどうかを随時確認することにより、抜けや漏れをなくし、確実に実力を伸ばしていくことができます。
一人でも安心 受験のプロ天流仁志があなたの医学部受験対策をサポート
じゅけラボ予備校の医学部受験対策講座では、受験研究の第一人者である天流仁志が、あなたのカリキュラム作成・調整及び学習進捗の管理を行います。
医学部入試のような高得点を必要とする受験対策では、「ほぼできる」では足りず、「完璧にできる」ことが必要です。そのためには、細かな理解度・定着度の確認と進捗管理が重要になります。
じゅけラボ予備校の医学部受験対策講座では、人数限定で天流仁志が学習進捗の管理を行います。あなたは、カリキュラムに沿って学習を進めるだけ。合格を信じて一緒に頑張りましょう。
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医学部合格・不合格を分ける原因は? 医学部受験対策で合否をわける3つの要因
国公立大医学部・私立医学部、また総合大学・単科大学それぞれ医学部受験対策は異なります。しかし、様々な医学部受験にも共通する部分があります。医学部受験に共通した合格・不合格を分ける要因は3つ考えられます。
医学部受験対策で重要なな苦手科目や抜け漏れ対策

医学部受験対策では、得意科目を伸ばすことより苦手科目をなくすことが優先であり、必須です。いくら得意科目が強くても、全入試科目で高得点を求められる医学部受験では、苦手科目をカバーすることができません。
特に、医学部で重要視される英語・数学・理科三科目に関しては、得意・苦手にかかわらず9割以上得点できる実力が必要です。英語・数学・理科の科目ではわずか2、3点の範囲で多くの受験生が競い合っているのです。
また、どの範囲でも8割~9割確実に得点できる抜け漏れのない実力が求められます。他の医学部受験生が解ける問題は確実に得点しておかないと、すぐに差をあけられてしまいます。
膨大な知識をバックグラウンドに、患者から得られるわずかな情報から正確に病状を突き止める能力が求められる医師という職業から見て、全科目全範囲の内容をミスなく完璧に解答できるかが求められるのは、当然のことです。
苦手科目や抜け漏れを補強することは、他学部受験でも言えることですが、医学部受験ではそれがいっそう顕著であり、「苦手科目、抜け漏れをなくす」という意識で現在の自分の学力を把握しつつ学習することが合格への道につながるのです。
医学部受験対策は志望大学医学部の受験情報の把握が必須
一口に医学部受験対策といっても、その試験内容や難しさは様々で、あなたが受験する志望校の医学部がどんな入試なのかを把握していなければ医学部合格は困難です。
例えば、国公立大医学部は合格難易度が高いから問題が難しいのだろうとか、他学部とは異なる問題が出題されるといった間違った認識をされていることもあります。
医学部を受験する方にとっては常識ですが、他の学部も併設している総合大学では、科目にもよりますが、医学部も他学部と同じ問題が出題されるところもあります。例えば、化学、生物、物理の理科三科目では、他の理系学部と同じ問題が出題されるということもあります。この場合、違いは、問題ではなく合格に必要な得点率です。他学部の合格最低点と比べて10%以上高い得点を必要とする場合がほとんどです。
一方、私立医学部や単科医科大学では、個別問題が作成されることが多く、問題自体が難解である傾向にあります。
また、大部分の医学部で、学科試験のほかに面接と小論文を課しています。いずれも人間の生命を預かる者としてふさわしいかどうかを見るための内容です。
とはいっても、重視のしかたは大学によりずいぶんと異なっています。面接を複数回行う大学もあれば、5分程度で済ませるところもあります。最近はグループディスカッションを取り入れる大学も増えています。
また、最近は私立医学部でも共通テストへの参加が徐々に増えています。もっとも、センター利用入試の倍率は非常に高く、共通テストで必要な点数は国公立大医学部合格に必要な点数とほぼ同じになっています。
しかし、万一失敗したとしても模擬テストと割り切ればよく、共通テスト利用入試がある大学であれば、共通テストは受けることをおすすめします。
このように、志望大学ごとの試験の全体像から細かな傾向等の違いまでをしっかり把握して対策をおこなう必要があります。そして、医学部に合格するために重要なのは、これらの情報を把握したうえで、志望校の医学部入試で出題される問題・出題されそうな問題を解答できる実力をつけるための学習に集中することです。
目指す学力の把握
志望する大学の医学部受験に関する情報を把握していたとしても、合格のために必要な学力レベルを明確に計算して把握しておかなければ、行くべき道が定まりません。いつまでに、何を、どれだけ勉強するのかは、志望する医学部合格に必要な学力によって決まります。勉強を始めるのが遅いと、10月、11月、12月の受験間際でE判定が出てしまうことにもなりかねません。自分の学力を早い段階で把握し、早めに対策を始めることが重要です。
国公立大医学部受験
国立大学の医学部受験では、共通テスト9割越えを目指して対策をする必要があります。
共通テストの問題自体それほどの難問はありませんが、医学部受験で合格争いをする受験生は、みんなが解けるような問題は確実に得点してきますから、共通テスト対策では解ける問題を確実に得点することが重要です。そして、共通テスト9割を目指すためには、頻出問題だけでなく幅広い学習が必要になります。
また、数学や、化学・物理・生物の理科三科目といった理系科目に集中して、文系科目をそこそこにという戦略もNGです。科目ごとの点数目安は、理系科目・英語で9割以上、国語・社会で8割以上です。理系科目だけでなく文系科目にも力を入れて、すべての受験科目で抜けのない受験勉強を意識しましょう。
共通テストで目標とする点数を得点できれば、次は二次試験の対策です。国公立大医学部の二次試験のレベルは、共通テストに比べてはるかに高くなります。さらに、共通テストで高得点を取っている受験生が集まっているのですから、共通テストより難易度が高い問題でも確実に得点する実力を付けておかないと、強豪ぞろいの医学部受験を勝ち抜くのは困難です。
二次試験の対策で大切なことは、超難問や変わった問題を解けるようにすることではなく、高いレベルでスピーディに確実に得点できる力や問題中の資料や条件をもとに的確に論述できる力を身に付けることです。
私大医学部受験
私立大学の医学部受験は、国公立大医学部に比べれば難易度が低い傾向にありますが、受験における最難関であることに間違いありません。一方で、倍率を見ると、国公立大医学部の平均倍率約10倍に対し、私大医学部の平均倍率は約30倍です。国公立大医学部の学費が上がり、学費を下げている私大医学部が出てきたため、経済的な事情で国公立大医学部しか選択肢になかった収入層の家庭の学生が併願で私大医学部を受験するというケースもでてきました。
つまり、国公立大医学部を狙う高い実力を持つ受験生もライバルに加わり、従来であれば合格していたレベルでも不合格となることも出てきました。
ただし、私大医学部の一次試験でも、すべての受験科目で高得点をとる実力があれば問題ありません。他の医学部受験生が解ける問題を確実に得点し、すべての受験科目で抜け漏れをなくすことを、最初から目指して勉強を進めましょう。
また、一次試験(学科試験)をただ通過できればよいというわけではありません。一次試験をできるだけ上位で通過する必要があるのです。二次試験では面接や小論文を課す医学部が多いですが、この二次試験を終えた合否結果は、一次試験の結果に非常に大きく左右されます。
面接や小論文などの二次試験は、言わば一次試験結果の正否確認であり、二次試験の結果が飛びぬけて良い或いは悪いなどの事情がなければ順位が変わることはないと考えておいた方が良いでしょう。もちろん、面接や小論文の対策は必須ですが、一次試験の重要性がそれほど高いものだということを忘れないでください。
医学部受験対策
医学部受験対策はいつから始める?
何度も言いますが、医学部受験は大学受験の中でも最難関に位置します。医学部受験は科目数が多い上に出題範囲が広く、現役合格を目指すためには、高3から受験勉強を始めたのでは間に合いません。
では、医学部受験のための勉強はいつから始めるべきなのでしょう。
少なくとも高2の春から始めることをオススメします。理想的には高1から始めるのが良いでしょう。
医学部受験を考えている中高一貫校の生徒は、中学段階から高校の学習内容に踏み込んで対策を進めています。彼らをライバルとして医学部受験に臨むのですから、思い立ったらすぐに取り組みましょう。
学習の目安としては、高1の終わりまでに数1A2Bと英語を一通り学習し、高2の終わり(受検1年前のセンター試験、共通テスト)までには共通テストで最低8割得点できる実力をつけておくことが必須です。
国公立大学医学部の共通テスト対策勉強はいつから?

国公立大学の医学部を受験するにあたって、共通テスト対策の勉強はいつから始めればいいでしょうか。
現在の学力やかけられる時間、受験する大学などによって違いはありますが、二次試験の勉強については十分に対策ができているという前提で考えるなら、11月頃から始めることをおすすめします。センター試験のときと同様、共通テストでもボーダーを下回ると足切りとなります。共通テストで失敗すると足切りになる、あるいは二次試験でできがよかったとしても合格が不可能となってしまいます。そのため、共通テストで十分な高得点を見込めるよう、11月ころには共通テスト対策を始めましょう。
11月・12月に大手予備校の共通テスト模試が開催されます。これを受験して自分に足りないもの、苦手な科目や問題などを把握・分析し、早急に対策をしなくてはなりません。
共通テスト利用を実施する私立大学医学部対策の勉強はいつから?

私立大学医学部の入試方法には、「一般型方式」と「共通テスト利用方式」の2種類があります。共通テスト利用方式(以前のセンター試験利用方式)を採用しているところは徐々に増えてきていて、おおよそ半数以上の私立大学医学部で採用しています。国公立大学を受験する人は必然的に共通テストを受けるわけですので、それを利用して出願大学を増やせることにはメリットがあります。
国公立大学を第一志望にしている人は、上記の「国公立大学医学部の共通テスト対策勉強はいつから?」に準じて共通テスト対策を始めていただきたいと思います。
一方で私立大学の医学部を第一志望にしている人の場合は、注意が必要です。 一般入試の受験科目である英語・数学・理科に関しては十分に対策をするでしょうし、理科(物理・化学・生物)は大学独自試験に比べると難易度は下がります。また、共通テストの数学はⅠA・ⅡBまでが範囲ですので、一般入試対策をしている人からすれば特別な対策は必要ないと言えます。上記の「国公立大学医学部の共通テスト対策勉強はいつから?」を参考に準備を進めましょう。
ただ、受験する大学によって、医学部受験性には必修科目である英語・数学・理科以外の教科(国語や社会)が必要なところがあります。 共通テストは旧センター試験に比べて、思考力や判断力が求められる出題が増え、難易度が上がりました。そのため、国語・社会を入試科目に含める大学を受験する場合は、しっかりした準備が必要です。
基本的には上記の「国公立大学医学部の共通テスト対策勉強はいつから?」をもとに、国語や社会に不安がある場合は前倒しして準備を始めましょう。とくに社会に関しては繰り返し学習することで確実に得点が伸びる教科ですので、直前期に集中してやるよりも、早い段階から継続的に学習することが得点アップに繋がります。
医学部の共通テストボーダーは?何割とれば大丈夫?
共通テストのボーダーとは、「共通テストで◯◯点/何割を取ったら受験者の半分が合格できる」という目安のこと。仮にボーダーが90%の場合であれば、共通テストで90%をとれば合格確率が半分あるということになります。
医学部の共通テストに関しては、
- 国語でも得点率9割が必要
- 理数科目は全教科満点が当然
- 国公立大学医学部に合格するには、平均点で9割取れないと厳しい
といったことが言われたりします。
たしかに高得点であることが望ましいのは当然ですが、大学によって必ずしも全教科で9割が必要であるとは限りません。もちろん足切りは避けなければいけませんが、大学によって、共通テストと二次試験の配点比率や科目ごとの配点は異なり、英数理の実力があれば、二次試験で十分挽回できます。
センター試験から共通テストに移行し、試験の難化に伴ってボーダーが若干下がる傾向もあります。受験する大学のボーダーをリサーチし、情報に振り回されないようにしましょう。
医学部受験にはどんな勉強が必要か?
当然ですが、いくら医学部受験が最難関だと言っても、いきなり試験レベルや応用問題に取り組むのは危険です。基礎がある程度できていたとしても、高校の授業レベルの内容については必ず復習をして、確実に抜けや漏れをなくしておきましょう。基礎内容に穴がある状態で対策を進めても、土台の無いところに積み上げるようなものです。受験勉強の中盤から終盤にかけてスムーズに学習を進めるためにも、しっかりとした基礎固めが必須です。
医学部受験対策では、大量の学習内容を習得していく必要があるため時間のロスが命取りになります。医学部受験の体験談などで多くみられるのは、やることが明確になっていたことで目の前の学習に集中して進められたということです。つまり、医学部受験体験者の先輩が、実際に医学部受験を目指して勉強してきた中で、自身がどのレベルから学習を始めて、何を学習する必要があるのか明確にしておくことが重要だと言っています。
また、医学部受験対策では、英語、数学、物理・化学・生物の理科三科目(選択科目数は大学による)の点数を確保することを意識して学習を進めましょう。
英語
序盤から文章量の多い長文対策に力を入れる受験生もいますが、まずは、英単熟語・連語や文法を確実にマスターしましょう。医療系だからと言って、特別な語彙を問われるわけではありません。とくに国公立においては、教科書の範囲を完璧にすることがなによりの入試対策になります。まずは基本をしっかりおさえ、通常の受験対策を完壁にしておくことと、全ジャンルまんべんなく学習することを心がけましょう。 長文も一文一文の組み合わせで構成されています。一文を正確に把握できる力を付けることが先決です。また英作文も基本的な英単熟語・連語、文法を使って表現ができれば怖くありません。
そのうえで長文・英作文の対策に臨むわけですが、医学部入試で出題される長文だからといって、医療問題に関するものばかりではありません。国際問題・経済・政治など、時事的な話題が取り上げられることもあります。日頃から新聞やニュースなどに目を通し、世の中の動きに関心を持っておきましょう。もちろん、医療に関するテーマの問題もありますので、健康・食生活・栄養などに関連したテーマに関する情報収集も必要です。また、流行している病気・研究が進んでいる分野はもおさえましょう。認知症、うつ、クローン技術、iPS細胞など、ニュースに取り上げられるようなものは抑えておきましょう。
英作文に関しては、構文や言い回しなどの表現だけでなく語彙力が重要です。普段の学習の中で、常に「英語→日本語」「日本語→英語」両方に転換できるように意識して学習に取り組み、演習を繰り返して正確な英語で書けるようになることを基準に勉強する必要があります。
数学
すべての教科に言えることですが、まずは基礎を徹底することが大切です。基礎を徹底的に身につけていれば対応できる大学は少なくありません。基礎の問題集を徹底することで医学部に合格する受験生は多くいます。
いきなり難度が高い問題集を使用しても、使いこなせなければ意味がありません。解法を理解し、使いこなせるようになってから、次のステップに進むことが必須です。
まずは、各単元の本質理解をするための講義形式の参考書と、丁寧で分かりやすい解説がある問題集を使用することをオススメします。
基礎段階では、網羅系の問題集1冊を完璧にしましょう。これができた段階で、問題パターンに慣れるために様々な種類の問題をこなしたり、速く正確に解答する練習に移りましょう。
過去問などで難問が出題されているのを見ると焦ってしまうかもしれませんが、難問を多く出題する大学では数学の合格点があまり高くない傾向があります。基本的で解きやすい問題で点数を重ねれば十分に合格ラインにもっていけます。逆に難しすぎる問題ではあまり点差はつきません。「難易度の高い問題が出題されている」ことと「その問題が解けないと受からない」ことは同義ではありません。惑わされないようにしましょう。
理科
多くの大学の医学部で、理科三科目のうちの2科目を選択する必要があります。
もっとも、1科目のみ受験すればよい医学部や、3科目受験しなければならない医学部もありますので、受験する医学部の募集要項をしっかりと確認しておきましょう。
理科三科目の学習にはどれも時間を要しますから、高2の時点で全範囲の学習を終えておく必要があります。高校の授業ペースに合わせて進めていたのでは間に合いません。
一般的な2科目選択の場合には、高2の夏休み明けまでに1科目を仕上げる計画で進めましょう。
基本的に、理科も数学と同様に、講義形式の参考書と、丁寧で分かりやすい解説がある問題集を使用して、典型問題をすらすらと解けるように基礎固めをしていきましょう。
理科の科目選択
多くの大学で採用されている2科目選択の場合、化学ともう1科目を選択することをオススメします。
化学は、物理や生物の範囲と重なる部分があるため、物理や生物の試験で化学の知識がないと解くのが難しい問題が出題されることもあります。特に、このような問題の難度が低く、化学選択した受験生の得点率が高い場合には不利になる可能性があります。
実際に、理科2科目選択の場合に、物理と生物を選択する受験生はかなり少ない傾向にあります。
物理は、一旦習得できれば点数のばらつきが生じにくく、高得点を安定してとることができる科目です。
一方で、物理は、本質理解し、速く正確に解答できる数学的な処理能力がなければ点数を伸ばすことが難しい科目でもあります。
一方で、生物は、暗記事項や、考察問題や記述問題といった国語的要素が多い科目です。
数学的思考・処理が得意な受験生は物理、考察や記述が得意な受験生は生物を選択すると良いでしょう。
高い記述力が求められる医学部受験二次試験対策
前述した通り、国公立大学の医学部合格のためには、大学によるものの、全体として見て共通テストで85%以上の得点率が必要になります。実際の医学部受験対策では、90%以上の得点率を狙った学習が必須です。
共通テスト対策で二次試験に向けた基礎を固めることも意識し、マーク式・記述式に関わらず問いの本質的な理解と解答力を習得しましょう。
医学部受験生は、一般的には理系科目が得意な傾向にあるでしょうから、目安として、数学と理科3科目のうちの2科目以上で95%以上の得点率を狙って学習を進めましょう。
二次試験では、標準レベルの問題や典型問題でいかに確実に得点できるかがカギとなります。これらの問題で確実に得点するためには、大量の問題数に対応できる解答・記述スピード、ミスをしない答案作成・記述の正確さが必須です。
もちろん難問の出題もありますが、難問対策だけに力を入れていると、意外な落とし穴があります。
二次試験の記述対策の目安として、河合塾の全統記述模試で偏差値65.0が多くの医学部のボーダーとなっています。
医学部小論文対策の勉強法
医学部の小論文では、主張を論理的に書く力が問われるだけでなく、人間性や資質についても問われています。責任感や自覚、生命に対する倫理観、医療に対する知識や関心など、医師を志す学生としての人間性や資質を見極めることが小論文の目的の一つになっています。 そのため、医学部の小論文対策では、小論文の書き方の勉強法だけでなく、医療や生命に対する考えを整理したり、医療に関する知識を身に付けることにも取り組む必要があります。
小論文の書き方
小論文は、主張を論理的に書くことが求められているため、論理的な書き方が必要です。一般的な小論文の書き方はシンプルで、「序論」「本論」「結論」の3部構成で書くことができます。
序論
テーマに対する主張を提示して、前提条件や問題提起など本論で述べる内容の方向性を示します。
本論
主張を裏付ける根拠を示します。事実や経験などの具体例、比較対象を挙げて、主張が正しいことを証明することが目的です。
結論
序論の主張について自身の意見をまとめ、明確に示します。
小論文を書く際には、まずテーマに対する自身の主張を決め、その主張を裏付ける根拠を用意します。根拠として用いる具体例や比較対象は、説得力や書きやすさを大きく左右するため、慎重に選定しましょう。
これらの材料が揃ったら、3部構成に沿って論理展開の順序、表現方法を決めて書いてみましょう。
また、小論文の書き方を学習する際に、文章を書く時のの細かなルールについても復習しておきましょう。原稿用紙等のマスがある用紙の書き方や読点の正しい使い方、かかり受け、言葉遣いなど、普段あまり意識せずに間違えていることもあるので注意してください。
過去問から小論文のテーマの傾向を把握する
医学部の小論文の問題は、時事問題をテーマとした一般的なものから、医学・医療に関するテーマのものまで大学によって様々です。そのため、小論文の学習では、志望校で過去にどんなテーマの出題があったのかを、過去問を通して小論文のテーマの傾向を把握することが必須です。
また、小論文には、テーマが与えられて、それに対する見解を述べる出題形式の他にも種類が有ります。志望校の小論文問題がどんな種類の問題かについても、過去問で傾向を把握しておきましょう。
小論文の問題は、大きく分けると次のような種類があります。
●テーマ型
論述のテーマが与えられて、そのテーマについて自身の見解を述べる問題
●課題文型
課題文が与えられ、課題文を読解して見解を述べる、或いは要約や説明をする問題
●資料型
グラフや表などの資料が与えられ、それを読み取って見解を述べる問題
数年分の過去問を確認して、志望校で出題されるテーマの傾向や問題の種類を把握して、それに沿った小論文対策を進めていきましょう。
小論文の勉強法
小論文の勉強法は、次の3つのステップで進めていきましょう。
ステップ1
まずは、構成などの書き方を学びましょう。
ステップ2
実際に書いてみましょう。一般的な小論文のテーマで構成や表現などの書く練習を行います。初めは小論文の例文を参考に、テーマや主張を変えて書いてみましょう。
ステップ3
小論文の形で書くことに慣れてきたら、志望校で出題される問題の種類に合わせた演習、過去問演習の流れで進めていきましょう。
小論文の勉強法で最も大切なのは書くことです。書き方を学ぶことも大切ですが、自身の知識や考えを論理的に述べる能力は、実際にアウトプットしないと伸びていきません。書き方を学んだら是非書いてみてください。
もっとも、小論文の学習は書くだけではありません。普段から読んでいる現代文の評論文は小論文の構成や表現をインプットするための理想の教材です。小論文の手本となる文章ですので、問題を解くだけでなく、どんな構成で書かれているのか分析したり、使われている表現を自身で使うために読み込みやメモをするのも有効です。
小論文を書く練習と並行して、学校授業や受験勉強で読んだ評論文について分析してみてください。
また、医学部の小論文では、医学や医療の知識の学習が必要な場合もあります。志望校の小論文問題で医学・医療に関するテーマが扱われる場合は、関連する雑誌や用語集、ニュースに目を通す習慣を付けておきましょう。
問題の種類にあわせた小論文の勉強法
上記ステップ3で志望校の問題の種類にあわせた演習をするときは、それぞれ次の勉強法で進めましょう。
テーマ型
テーマ型の小論文問題は、小論文自体の構成が決まっているため、書き慣れれば取り組みやすいですが、そのテーマに関する知識がないと書けないという難しさがあります。そのため、志望校で扱われやすいテーマや、時事問題について解説された小論文用のキーワード集を使って知識をインプットする学習を並行して進めましょう。
テーマを絞った情報収集にはニュースアプリも便利ですので、常にアンテナを張って話題に関する自身の意見や知識を整理する習慣を付けておくとよいでしょう。
また、序盤~中盤の練習では、時間を気にせずにテーマに関する情報を調べてから書く練習をするのも有効です。
課題文型
課題文型の小論文問題では、課題文の読解が必須となります。現代文の読解練習が対策につながりますが、さらに小論文対策を意識するのであれば、文章の読解内容を説明・要約し、解説と照らし合わせて足りない箇所を補う練習をするとよいでしょう。また、選択問題で、選択肢を見ずに論述する練習をすることも有効です。
資料型
資料型の小論文問題では、資料から読み取れる事実や傾向を正確に把握するとともに、そこからどのような傾向が見え、推測ができるのかという見解を述べることが必要です。
過去問演習をメインに進めて、社会科目の資料読み取り問題や、厚生労働省の統計データに関するニュースの資料について見解を整理する練習も行ってみましょう。
参考書の選び方
医学部の小論文対策は、次の参考書を活用して進めていくとよいでしょう。
- 一般的な小論文の書き方の参考書
- 小論文の頻出テーマを扱った参考書
- 分野、出題種類特化の参考書・過去問
小論文の参考書の選び方で重要なのは、しっかりとアウトプットができること、例文や解説が充実していることです。例文や解説をみて、自身で書いた小論文の構成や論理展開を改善していく練習を積み重ねていきましょう。
様々なテーマや、時事問題が扱われる大学なら、②の頻出テーマを扱った参考書で知識を補充するとともに様々なテーマについて書く練習をしてください。
医学・医療に関するテーマが出題される場合は、医学部、医療系学部向けの小論文対策参考書があるので、それを選んでも良いでしょう。
他にも、課題文型の問題が出題される場合は、現代文の問題集で読解内容の解説が詳しく書かれたものを選ぶと良いです。
医学部受験生の勉強時間はどのぐらい?
狭き門である医学部の合格のために、どれくらいの勉強時間の確保が必要なのでしょうか。また、いつから受験勉強を始めればいいのでしょうか。
一般に、医学部に合格するために必要な学習時間の総計は5000時間と言われています。これは学校の授業の時間を除いての時間(予備校での授業時間は含む)で、高1のはじめから医学部の受験勉強を始めるのであれば3時間/日(週20時間程度)、高2から始めるなら4時間/日(30時間程度)、高3になってから始めるなら6時間/日(週40時間程度)が必要な勉強時間の目安です。
また、浪人生の場合は一日に13時間(週90時間程度)の勉強時間が目安ということになります。高1のときに勉強をせず、高2・高3になってから勉強を開始するのであれば、1日に必要な勉強時間は増えるということです。医学部を受験するのを決めるのは早ければ早いほどよいことがわかります。 早い段階から医者になる、そのために医学部を受験すること・志望校を決められれば、対策を考えスケジュールをたてることができますし、余裕を持って自分にあった勉強方法を確立することもできます。
医学部受験のための勉強を開始するのが遅くなれば、一日あたりの学習時間は増えていきます。とはいえ、医学部に合格をする受験生は現役・浪人生を問わず、睡眠時間はしっかり確保しています。
8割以上が6時間以上の睡眠を確保しており、部活との両立をしている人も多いです。睡眠不足に陥ると、勉強に対する集中力も低下し、記憶の定着にも害があり、時間をかけて勉強をしてもいっこうに結果が出ないということもありえます。スマホやゲームなどの無駄な時間を減らす、休日に時間を確保して平日の不足を補う、適度に休憩を挟んで集中力をキープするなどの工夫をし、睡眠時間の確保が必要です。
医学部に受かるには?合格に向けた学習スケジュールの作り方
高1から医学部を目指す!受かる為に必要な勉強時間と勉強量、学習計画の目安
医学部というと特別だと思ってしまいがちですが、一部の私立を除き、高校の教科書の内容しか問われません。教科書の内容を完全に理解したうえで応用力を磨くことで、合格のための学力を身につけることができます。そのため、高1の段階では受験勉強のための特別な勉強というのは必要なく、まずはしっかりした基礎を身につける・徹底することを意識していただければと思います。
では基礎とはなにか、ですが、高1で行われる授業はすべてが基礎となります。たとえば、数Ⅰで理解できないところがあれば数Ⅱ・Ⅲはもちろん、理科の科目も全く理解できないこともありえますし、化学基礎でmolの理解が不十分であればその後の計算をすべて落としてしまうことになります。
では、必要な勉強量・時間はどれくらいで、どのように学習を進めていけばいいでしょうか?
「医学部受験生の勉強時間はどのぐらい?」でも記載していますが、高1のはじめから医学部の受験勉強を始めるのであれば、学校の授業以外に3時間/日(週20時間程度)が必要です。これは、塾・予備校での学習時間も含みます。この時間であれば、部活との両立も十分にできると思います。
そして、どれくらいのレベルが必要かというと
①定期テストで満点をとる
②授業準拠の問題集は、標準問題まで完璧にする
つまり、教科書の内容は完璧にすることが求められます。
そのうえで、学校の内容を先取りします。学校によりますが、教科書の全範囲が終了するのが高3の秋という場合が多いですが、それだと2次試験の学習が不十分になります。少なくとも高3の夏までに、二次試験の受験科目の基礎固めが必要です。
その対策として、
①数Ⅲまでの範囲に一通り触れておく
②英検準一級を取得する
ぐらいをしておけば、かなり有利になります。
高2から医学部を目指す!受かる為に必要な勉強時間と勉強量、学習計画の目安
高2から医学部入学を目指すのであれば、1日に4時間以上の勉強時間を学校の授業以外で確保することが必要です。高1時と同じく、基礎は徹底的に固めることは必須。
その上で目標は
- 高2の終わりまでに、英語および数Ⅰ・Ⅱ・A・Bの基本は完璧にする
- 数Ⅲも全範囲の習得は済ませる
- 少なくとも理科1科目は全範囲の習得を済ませる
こと。
とくに英語と数Ⅰ・Ⅱ・A・Bは、共通テストで8割以上が取れるレベルにまで引き上げてしておくことが目標です。
また理科では、ほとんどの大学で「化学・生物・物理から2科目を選択」となっています。基本的には化学+物理もしくは化学+生物を選択することになります。自分の実力や得意・苦手を加味して選択しましょう。
高2になると部活では中心的な存在とならなければいけませんし、学校行事もあると思います。しかし、全く勉強をしない日は作らず、継続して学習を進める習慣を高2のうちに確実に身につけておきましょう。
どうしても医学部に行きたい!高3から本気出して医学部に受かるには?
高3から医学部現役合格を目指すことは、そうとうにハードルが高いと言えます。医学部に現役で合格する人は少なくとも高2、早い人は高1から準備して計画を立てて取り組んでいます。それでも現役合格率が35%前後であることを考えると、入試まで1年間を切っている状態からの逆転合格は相当に困難であることがわかると思います。
それでもどうしても医学部に合格したいのであれば、起きている時間はほとんど勉強するくらいのスケジュールを組み、モチベーションを保ち続けることができるのであれば可能性はなくはありません。
現在の学力・成績にもよりますが、国語・社会も共通テストで必須の国公立ではなく、教科がある程度絞り込める私立に絞る、効率的な勉強法と年間スケジュールに基づきやり抜くなどにより、合格の可能性を少しでも引き上げる工夫が必要となります。
高3から医学部受験に取り組むとなると、模試での偏差値を気にするあまり、難しい演習問題に取り組んだり、今の学力とかけ離れた問題集や参考書に取り組みがちです。しかしまずは基礎を固めることがもっとも大事です。教科書の範囲を完璧に理解・定着することからはじめることが大事です。
医学部の受験科目と大学別入試科目の特徴について
医学部の受験は、国公立大学と私立大学で大きく異なります。それぞれの受験科目、出題範囲を確認しましょう。
国立大学医学部(前期)の受験科目と入試範囲
国公立大学の個別試験(前記)は、英語、数学、理科2科目の学科試験と、面接が加わる場合がほとんどです。さらに一部の大学(東京大学・京都大学・名古屋大学・山形大学)のように、国語が課される大学もあります。
理科では大多数の大学が、物理・化学・生物の3科目のうちから2科目選択となっています。ただ、物理を必須とする北海道大や、物理・化学を必須とする群馬大学など、大学によって必須とする科目が違う場合があるので注意が必要です。
≪主な国立大学医学部(前期):2次(個別)試験入試科目(2021年度)一覧≫
大学名 | 入試科目 |
北海道大学 | 数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B)+外国語+理科2科目(物理基礎・物理必須、化学基礎・化学、生物基礎・生物から1つ)+面接 |
東北大学 | 数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B)+外国語+理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ)+面接 |
東京大学 | 数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B)+外国語+理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ)+国語 |
千葉大学 | 数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B)+外国語+理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ)+面接 |
金沢大学 | 数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B)+外国語+理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学)+面接 |
富山大学 | 数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B)+外国語+理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ)+面接 |
名古屋大学 | 国語(古文・漢文を除く)+数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B)+外国語+理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ)+面接 |
京都大学 | 数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B)+外国語+理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ)+国語+面接 |
大阪大学 | 数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B)+外国語+理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ)+面接 |
神戸大学 | 数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B)+外国語+理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ)+面接 |
岡山大学 | 数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B)+英語+理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ)+面接 |
広島大学 | 数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B)+外国語+理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ)+面接 |
徳島大学 | 数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B)+英語+面接 |
九州大学 | 数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B)+外国語+理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学)+面接 |
熊本大学 | 数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B)+英語+理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学)+面接 |
国立大学医学部(後期)の受験科目と入試範囲
国立大学医学部の前期日程は学科試験と面接での選抜が基本ですが、後期は学科試験を課さない大学が大半となっています。小論文もしくは総合問題と面接の大学と、面接のみの大学とがあり、これらの大学の多くは共通テスト重視の配点比率となっています。そのため後期日程での受験は、共通テストで高得点を獲得し、逃げ切るのが理想です。
数は少ないものの、後期で学科試験を課す大学も複数あります。そのうち千葉大学・山梨大学・岐阜大そして奈良県立医科大では2次試験の配点比率が高くなっているため、2次試験での逆転を狙う受験生が集中し、高倍率となる傾向にあります。
≪主な国立大学医学部(後期):2次(個別)試験入試科目(2021年度)一覧≫
大学名 | 入試科目 |
山梨大学 | 数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B)+理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ)+面接 |
千葉大学 | 数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B)+英語+理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ)+面接 |
富山大学 | 小論文+面接 |
岐阜大学 | 数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B)+英語+理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ)+面接 |
名古屋大学 | 面接 |
山口大学 | 小論文+面接 |
宮崎大学 | 外国語+面接 |
私立大学医学部の受験科目と入試範囲
私立大学医学部医学科の入試科目は、英語・数学・理科2科目と、小論文・面接がほとんどの大学で課されます。数学は殆どの大学が数Ⅲまでが出題されます。大学によって入試科目・範囲はさまざまで、志望校に合わせた準備が重要です。
一例を上げると
- 産業医科大学 → 共通テストが必須
- 帝京大学 → 数I・II・A数B、物基・物、化基・化、生基・生、国語総合から2科目選択(数Ⅲは含まない)
- 近畿大学 → 数学は、数I・II・A数B(数Ⅲは含まない)
など、各大学によって特色があります。基本の入試科目をおさえつつ、志望大学の入試傾向に合わせた学習が求められます。
≪主な私立大学医学部:入試科目(2021年度)一覧≫
大学名 | 入試科目 |
自治医科大学 | 英語+数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B)+理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ)+面接 |
獨協医科大学 | 英語+数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B)+理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ)+面接・小論文 |
国際医療福祉大学 | 英語+数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B)+理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ)+面接・小論文 |
日本大学 | 英語+数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B)+理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ)+面接・小論文 |
帝京大学 | 英語+国語総合、数学(Ⅰ・Ⅱ・A・B)、理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物)から2科目選択+面接・小論文 |
日本医科大学 | 英語+数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B)+理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ)+面接・小論文 |
順天堂大学 | 英語+数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B)+理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ)+面接・小論文 |
慶應義塾大学 | 英語+数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B)+理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ)+面接・小論文 |
東京慈恵会医科大学 | 英語+数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B)+理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ)+面接・小論文 |
昭和大学 | 英語+国語総合、数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B)から1科目選択+理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ)+面接・小論文 |
東邦大学 | 英語+数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B)+理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ)+面接+基礎学力試験 |
東海大学 | 数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B)+英語+理科1科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から1つ)+面接・小論文 |
金沢医科大学 | 数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B)+英語+理科1科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から1つ)+面接(グループ面接あり)・小論文 |
関西医科大学 | 英語+数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B)+理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ)+面接・小論文 |
大阪医科薬科大学 | 英語+数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B)+理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ)+面接・小論文 |
近畿大学 | 数学(Ⅰ・Ⅱ・A・B)+英語+理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ)+面接 |
産業医科大学 | 共通テスト必須 |
福岡大学 | 英語+数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B)+理科2科目(物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ)+面接(グループ面接あり)・小論文 |
数学の配点が高い医学部・配点が低い医学部
医学部を受験する方の中には
- 数学が得意で、苦手科目の分を数学でカバーしたい
- 逆に、数学が苦手なので、できるだけ配点が低い医学部を受験したい
という方もいるのではないでしょうか。
数学の配点が高い・低い大学を一覧にしてご紹介していますので参考にしてください。
数学の配点が高い医学部
概要 | 大学名 |
共通テストで数学の配点が高い大学 | 岐阜大学、新潟大学、旧:大阪市立大学 |
2次試験で数学の配点が高い大学 | 山梨大学、徳島大学、宮崎大学 |
私立で数学の配点が高い大学 | 東海大学、藤田医科大学、産業医科大学 |
数学の配点が低い医学部
概要 | 大学名 |
共通テストで数学の配点が低い大学 | 山梨大学、島根大学、熊本大学 |
2次試験で数学の配点が低い大学 | 広島大学A方式、佐賀大学、大分大学 |
私立で数学の配点が低い大学 | 埼玉医科大学、東京医科大学、聖マリアンナ医科大学、順天堂大学、久留米大学 |
英語の配点が高い医学部・配点が低い医学部
医学部を受験する方の中には
- 英語に強みを持っていて、苦手な理数系科目を補いたい
- 文系出身なので、できるだけ得意な英語で理系の医学部受験生と差をつけたい
という方もいらっしゃると思います。ここでは、英語の配点が高い・低い大学を一覧にしてご紹介していますので参考にしてください。
英語の配点が高い医学部
概要 | 大学名 |
共通テストで英語の配点が高い大学 | 山梨大学、新潟大学、横浜市立大学 |
2次試験で英語の配点が高い大学 | 島根大学、徳島大学、宮崎大学 |
私立で英語の配点が高い大学 | 順天堂大学、東邦大学、国際医療福祉大学 |
英語の配点が低い医学部
概要 | 大学名 |
共通テストで英語の配点が低い大学 | 島根大学、旧大阪市立大学、滋賀医科大学 |
2次試験で英語の配点が低い大学 | 山形大学、群馬大学、山梨大学 |
私立で英語の配点が低い大学 | 聖マリアンナ医科大学、東京医科大学、久留米大学 |
理科の配点が高い医学部・配点が低い医学部
医学部を受験する方の中には、理科が得意で、理科の点数で他の苦手科目をカバーしたいと思っている方もいると思います。ここでは、理科の配点が高い・低い大学を一覧にしてご紹介していますので参考にしてください。
理科の配点が高い医学部
概要 | 大学名 |
共通テストで理科の配点が高い大学 | 秋田大学、三重大学、徳島大学、旭川医科大学、奈良県立医科大学 |
2次試験で理科の配点が高い大学 | 山梨大学、広島大学 A方式、鹿児島大学 |
私立で理科の配点が高い大学 | 帝京大学、東北医科薬科大学、自治医科大学など |
理科の配点が低い医学部
概要 | 大学名 |
共通テストで理科の配点が低い大学 | 北海道大学、東北大学、京都大学、大阪大学、愛媛大学、滋賀医科大学など |
私立で理科の配点が低い大学 | 藤田医科大学、産業医科大学、兵庫医科大学 |
理科1科目で受験できる医学部
医学部の入試は、多くの場合理科が2科目必要です。しかし、奈良県立医科大学・東海大学の医学部個別試験は、理科1科目のみで受験できます。物理・化学・生物のうち得意な科目を選択することができるので、他の2科目が苦手な人にはいいと思います。
ほかに、帝京大学は英語を必須として、数学・国語・物理・化学・生物から2科目を選択して受験することができますので、選択次第では理科は1科目ないし0で受験できます。
理科1科目で受験できる医学部
概要 | 大学名 |
理科1科目で受験できる国公立大学 | 奈良県立医科大学などなど |
理科1科目で受験できる私立大学 | 東海大学、帝京大学(選択次第) |
理科なし(化学なし・物理なし・生物なし)で受験できる医学部
医学部入試で化学、物理、生物等の理科科目を受験に必要としない大学はいくつかあります。二次試験・個別試験レベルの理科が苦手な人でも合格を狙うことができるといえます。
理科なしで受験できる医学部
概要 | 大学名 |
理科なしで受験できる国公立大学 | 弘前大学、秋田大学、島根大学、徳島大学、宮崎大学、旭川医科大学 |
理科なしで受験できる私立大学 | 帝京大学(選択次第) |
数3なしで受験できる医学部
数Ⅲは難しく、苦手と感じている受験生も多いと思います。また、学校によっては受験までに履修が終わらないこともあります。一部の大学では個別試験に数Ⅲを課さないので、数Ⅲが苦手という場合は選択肢に入れるといいと思います。
数Ⅲなしで受験できる医学部
概要 | 大学名 |
数Ⅲなしで受験できる私立大学 | 帝京大学、近畿大学 |
現役合格・多浪再受験合格を目指す方問わず、第一志望大学の医学部合格に導きます
医学部合格を志す受験生には、現役生や一浪生に加え、多浪生や再受験生(仮面浪人・社会人)もいます。もし、あなたが多浪生、再受験生であれば、覚悟が必要です。多浪生、再受験生の医学部受験は、現役生や一浪生に比べて厳しさも増すでしょう。
じゅけラボではあなたの現在の学力に合わせて志望大学医学部(医学科)合格に必要な学習カリキュラムを作成して毎月提供していきます。毎日「いつ」「何を」「どのくらい」やれば良いのかが明確に記載されている学習スケジュールを元に学習を進めていくだけで志望大学医学部合格に向けて一歩一歩毎日確実に近づくことができます。どのように学習を進めていけば良いかわからない医学部受験生は一度じゅけラボへご相談ください。
国公立大医学部
国公立大医学部では、大学によって多浪生や再受験生の受け入れ態勢が大きく異なります。例えば、関東の国公立大医学部は、多浪生や再受験生(仮面浪人・社会人)の受け入れ態勢が厳しい傾向にあります。そのため、多浪生や再受験生は、高校卒業からの年数と、大学ごとの多浪生、再受験生の受け入れ態勢について下調べをしておく必要があります。
国公立大医学部では、国が税金を投入して医師の育成・教育をしていますから、現役生や一浪生に比べて医学部入学が遅くなり、年齢的に医師として活躍できる期間が短くなる多浪生や再受験生に対して、受け入れ基準が高くなることは理解できるでしょう。
私大医学部
私大医学部は、国公立大医学部に比べれば、多浪生や再受験生(仮面浪人・社会人)に対する受け入れ態勢が易しい傾向にあります。ただし、大学によって多浪生や再受験生の受け入れ態勢が異なるのは、国公立大医学部と同様です。
私大医学部では、医師国家試験の合格率が大学に対する評価に直結するため、多浪生や再受験生の受け入れが医師国家試験の合格率にどう影響するかという考えが大学ごとに異なることが要因でしょう。多浪生・再受験生だろうが、現役生・一浪生だろうが合格率に大差ないと考える大学もあれば、現役生・一浪生の方が短期間で医学部合格ラインまで到達する能力があり合格率が高くなると考える大学もあるということです。
私大医学部受験において、多浪生や再受験生は、一次試験の合格が必要なのは言うまでもありませんが、足切りのラインぎりぎりの一次試験合格では、現役生や一浪生に比べて最終合格が難しいということを意識しておきましょう。例えば、補欠発表されても、そもそも一次試験合格がギリギリの受験生には最終合格はまわりにくい上に、多浪生や再受験生というハンデがあります。多浪生、再受験生は、一次試験合格を第一目標にするのではなく、上位通過を目指して受験勉強を進めましょう。
面接
面接では、大学・医学部の志望動機はもちろん、多浪生や再受験生(仮面浪人・社会人)は厳しい質問や医学系の知識・情報について問われることがありますから、入念に準備をしておく必要があります。ほかにも、多浪について、再受験の理由や経緯についてなど、厳しい質問や突っ込んだ質問をされることもあります。
国公立大医学部は、国が税金を投入して医師の育成をしていますから、現役生や一浪生に比べて医学部入学が遅くなり、年齢を考えると医師として活躍できる期間が短くなることについて考えを求められることもあります。活躍できる年数が長い現役生や一浪生の方が貢献できるという話題についてどのように対応するのか、考えを持っておくことも大切です。
以上のように、多浪生や再受験生の医学部受験は、現役生や一浪生に比べて厳しさも増すことが多いです。多浪、再受験の受験生の受け入れ態勢を調べて、受験する大学を決めましょう。
もっとも、多浪生や再受験生を受け入れない大学の医学部でない限り、上位の成績を収めていれば医学部合格を勝ち取ることはできます。
上記のような不利な点もありますが、じゅけラボ予備校の講座を受講すれば、時間的余裕や今までの積み重ね・経験などの強みを生かして、医学部合格を目指すことができます。
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高3から始める場合の月謝比較
- 塾・予備校
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月額8万〜20万円
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月額2万5千円~
※入試に必要な全科目受講の場合の相場
※添削サービスなどを追加すると別料金が必要
- じゅけラボ予備校
月額18,480円(税込)
※入試に必要な全科目含んだ料金です。
高1・2から始める場合の月謝比較
- 塾・予備校
月額約5万円〜
※3科目受講した場合の相場
※さらに夏期・冬期講習・特別講習、模試代テキスト代等の費用が別でかかります
- 家庭教師
月額5万円~
- 通信教育
月額1万5千円~
※3科目受講の場合の相場
※添削サービスなどを追加すると別料金が必要
- じゅけラボ予備校
月額18,480円(税込)
※入試に必要な全科目含んだ料金です。
大学選びから医学部合格をサポート!

じゅけラボ予備校の医学部受験対策講座では、志望校の医学部合格のサポートだけではなく、将来のライフプラン(就職・転職・独立までの流れ)を含めた、大学選びからサポートする相談サービスを行っています。
今から医学部受験をするあなたにとって大切なのは、もちろん医学部合格であることは間違いありません。しかし、何のために医学部に入るのか、どのような医師になりたいのか、医師になってどのような道を歩みたいのかを考え、将来を見据えて大学を選ぶことも大切です。
じゅけラボ予備校ならば、医師転職サービス『医師転職コンシェルジュ』を運営する株式会社レイ・クルーズの代表取締役である三木正孝氏と、現役医師からのアドバイスを受けられるため、自身に合った大学選びをすることができると共に、自分で調査する時間を省略して受験勉強に集中することができます。
医学部合格だけが目標になりがちな今の時期、あなたの未来を存分に描いてください。そして、その未来を実現するために、じゅけラボ予備校は大学選びから医学部合格へ導くカリキュラムまで、総合的にサポートします。
今すぐじゅけラボ予備校の医学部受験対策講座を受講し、志望校合格を勝ち取りましょう!
医学部受験生からのよくある質問
医学部受験対策講座とは?
あなたの現在の学力から志望大学医学部に合格する為に必要な学習内容、勉強量、学習計画、勉強法、参考書、問題集を明確にしたオーダーメードカリキュラムです。
>医学部受験対策講座の内容
医学部受験の合否をわける3つの要因は?
医学部受験は受験戦略が重要です。合否をわける要因を知って勉強する事で合格に近づきます。
>医学部合否をわける3つの要因
医師を目指している高校2年生です。医学部の受験対策はいつから始めたら良いでしょうか?
少なくとも高2の春から始めることをオススメします。理想的には高1から始めるのが良いでしょう。学習の目安としては、高1の終わりまでに数1A2Bと英語を一通り学習し、高2の終わり(受検1年前のセンター試験、共通テスト)までには共通テストで最低8割得点できる実力をつけておくことが必須です。対策をご希望の方は、高2の後半、高3になってからでも現状の状況や志望大学によっては対策可能なので一度お問い合わせください。
>医学部の受験対策はいつから始める?
大学別対策は行なってもらえますか?
全国の大学別に医学部対策を行います。あなたの現在の学力に合わせたカリキュラムを作成します。
>大学別医学部対策の詳細はこちら
大手予備校・塾との学費、費用の違いは?
大手予備校・塾に比べて1/10〜1/3の費用で受講できます。
>大手予備校・塾とじゅけラボ予備校の比較について
予備校はどうやって選べば良い?
予備校は自分にあった予備校選びが重要です。かけた費用に対する学習効果が期待できる予備校を選ぶ必要があります。
>予備校の選び方について
医学部医学科の受験科目と入試範囲について教えてください
国公立大学の個別試験(前記)は、英語、数学、理科2科目の学科試験と、面接が加わる場合がほとんどです。さらに一部の大学(東京大学・京都大学・名古屋大学・山形大学)のように、国語が課される大学もあります。国立大学医学部の前期日程は学科試験と面接での選抜が基本ですが、後期は学科試験を課さない大学が大半となっています。私立大学医学部医学科の入試科目は、英語・数学・理科2科目と、小論文・面接がほとんどの大学で課されます。数学は殆どの大学が数Ⅲまでが出題されます。大学によって入試科目・範囲はさまざまで、志望校に合わせた準備が重要です。
>医学部医学科の受験科目と入試範囲について
予備校や塾なしで医学部に合格は可能でしょうか?
はい。可能です。家庭教師の指導や塾・予備校に通うメリット・デメリット両方を考えて、家庭教師や塾、予備校なしの独学受験で医学部合格をする事を決めた場合はじゅけラボのカリキュラムをご活用ください。独学受験で志望大学の医学部合格へ導きます。
>塾なし・予備校なしの独学受験で医学部に合格するには?
医学部受験の毎日の勉強時間の目安はどのぐらいでしょうか?
一般に、医学部に合格するために必要な学習時間の総計は5000時間と言われています。これは学校の授業の時間を除いての時間(予備校での授業時間は含む)で、高1のはじめから医学部の受験勉強を始めるのであれば3時間/日(週20時間程度)、高2から始めるなら4時間/日(30時間程度)、高3になってから始めるなら6時間/日(週40時間程度)が必要な勉強時間の目安です。また、浪人生の場合は一日に13時間(週90時間程度)の勉強時間が目安ということになります。
>医学部受験生の勉強時間はどのぐらい?
なぜ大手予備校・大学受験塾や家庭教師の医学部受験対策コースに比べて費用が安いのでしょうか?
じゅけラボは生徒へのオーダーメイドの学習カリキュラムの提供(毎日の学習内容・学習量・学習教材とページ数が記載された学習計画表)と勉強法の指示に特化しており、直接わからない所の指導を行っているわけではありません。その為大手予備校や塾のように有名講師にかかる高い人件費がかからず、テレビCMや広告も大々的に行っておりませんのでその分費用を安くおさえる事ができています。
地域別の医科大学・医学部一覧はこちら
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