【調査結果】総合型選抜のプレゼンテーション試験における受験生の失敗パターン

講師

本ページでは以下のことがわかります。

じゅけラボ予備校は、総合型選抜入試で大学受験をした18歳〜21歳の男女203人を対象に、総合型選抜入試で受験したプレゼンテーション形式の試験に関する実態調査を実施しました。

【調査結果】総合型選抜のプレゼンテーション試験における受験生の失敗パターン

調査概要

  • 調査概要:総合型選抜入試で受験した面接形式における苦労と取り組みに関するアンケート
  • 調査期間:2025/1/8~2025/1/15
  • 調査方法:インターネット調査
  • 有効回答:事前調査で「総合型選抜入試(旧AO入試)で大学受験をした」と回答した18歳〜21歳の男女203人

総合型選抜受験生の約5割がプレゼン試験未経験!プレゼン試験方式の種類について調査

総合型選抜受験生の約5割がプレゼン試験未経験!プレゼン試験方式の種類について調査
試験形式割合
課題レポート・小論文+課題レポート・小論文に関するプレゼンテーション12.8%
授業レポート+授業レポートに関するプレゼンテーション14.3%
プレゼン資料+プレゼンテーション19.7%
制作物+制作物に関するプレゼンテーション8.9%
自己アピールプレゼンテーション15.3%
グループディスカッション+グループプレゼンテーション5.9%
実技を伴うプレゼンテーション4.9%
その他1.0%
プレゼンテーションの試験は受けたことがない48.3%
※複数回答可

今回、総合型選抜入試におけるプレゼンテーション試験に関して調査した結果、実に約5割(48.3%)の受験生がプレゼン試験を受けていないことがわかりました。

実際にプレゼンテーションの試験を経験した受験生の中でも最も多かったのは19.7%の「プレゼン資料+プレゼンテーション」形式でした。その他にも、自己アピール形式や授業レポート形式、課題レポート形式など、多岐にわたる試験方式が存在することから、大学側の評価基準の多様化と、学生の個性や実践力がますます重視される傾向が見受けられます。

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1位:プレゼンテーションの試験は受けたことがない (48.3%)

1位:プレゼンテーションの試験は受けたことがない (48.3%)

調査結果によると、総合型選抜入試の受験生の約5割(48.3%)が、大学入試において一度もプレゼンテーション形式の試験を経験していないことが明らかになりました。

この結果は、大学側が必ずしも全員にプレゼン試験を課しているわけではなく、従来の筆記試験や面接など、他の評価方式とのバランスを図るために選択制や併用が行われている可能性を示唆しています。

2位:プレゼン資料+プレゼンテーション (19.7%)

2位:プレゼン資料+プレゼンテーション (19.7%)

次に、あらかじめ与えられたテーマに基づきレポートを作成し、その内容をもとにプレゼンテーション資料を作成して口頭で発表する形式を経験した割合が約2割(19.7%)に上ることが明らかになりました。

この二段階評価方式は、受験生がテーマに沿って論理的な情報整理を行い、効果的なコミュニケーションスキルを発揮する点において評価されていると思われます。また、情報を体系的に整理し、明確に伝達する能力は、実社会で求められる重要なスキルと直結しており、大学入試における実践的な評価手法として採用されるのも納得です。

3位:自己アピールプレゼンテーション (15.3%)

3位:自己アピールプレゼンテーション (15.3%)

自己の強みや将来へのビジョンを直接アピールする形式は、15.3%の総合型選抜の受験生が経験していました。

この試験形式では、受験生が自分の強みや経験、そして将来のビジョンを自由に表現します。受験生は、自身の長所と短所を具体的な経験に基づいて説明し、明確なキャリアプランと大学での学びへの情熱を示すことが求められます。また、説得力あるコミュニケーションと、独自の視点や創造的なアイディアを通じて他の受験生との差別化を図る点も評価対象です。大学は、これらの要素から受験生の総合的なポテンシャルやリーダーシップ、そして実社会で活躍できる能力を見極めて合否の指標にしていると思われます。

4位:授業レポート+授業レポートに関するプレゼンテーション (14.3%)

4位:授業レポート+授業レポートに関するプレゼンテーション (14.3%)

調査結果から、14.3%の受験生が、大学の模擬授業や体験授業に参加後、その授業内容を自らの言葉でレポートにまとめ、さらにその内容を基にプレゼンテーションを行う形式を経験していることが分かりました。

この方式は、受験生が実際の学びをどのように吸収し、整理し、伝達できるかを測るための実践的な評価手法です。

5位:課題レポート・小論文+課題レポート・小論文に関するプレゼンテーション (12.8%)

5位:課題レポート・小論文+課題レポート・小論文に関するプレゼンテーション (12.8%)

12.8%の受験生は、指定された課題レポートや小論文を作成し、その内容をもとにプレゼンテーションを行う形式を経験しました。

この方式は、文章での論理構成力や批判的思考力を評価するとともに、口頭での表現力も測定するため、受験生の多角的な能力を引き出すことに重点が置かれています。筆記試験だけでは測りきれない実践的なスキルを評価し、受験生の多面的な能力を正確に把握することを目的としていると思われます。

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プレゼンテーション試験で最も多い23.8%が「構成とストーリーの不明瞭さ」で失敗したと回答

プレゼンテーション試験で最も多い23.8%が「構成とストーリーの不明瞭さ」で失敗したと回答
失敗したと感じた点割合
資料の準備が不十分だった21.0%
プレゼンの構成やストーリーがわかりにくかった23.8%
話が長くなり要点が伝えられなかった21.0%
声の大きさや話すスピードなど話し方に問題があった14.3%
質疑応答で適切に受け答えできなかった20.0%
自分の考えをうまくアピールしきれなかった17.1%
その他0.0%
特にない11.4%
わからない7.6%
※2つまで選択可

次に、総合型選抜入試におけるプレゼンテーション試験を経験した18~21歳の男女105人を対象に、プレゼンテーション試験での失敗や改善点を調査しました。結果、最も多くの受験生が「プレゼンの構成やストーリーがわかりにくかった」と回答(23.8%)し、続いて「資料の準備が不十分だった」と「話が長くなり要点が伝えられなかった」各21.0%という結果が出ました。また、質疑応答での適切な対応ができなかったと感じた受験生も20.0%に上りました。

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1位:プレゼンの構成やストーリーがわかりにくかった (23.8%)

1位:プレゼンの構成やストーリーがわかりにくかった (23.8%)

受験生の中で最も多かった23.8%が、プレゼンテーションの構成やストーリーが不明瞭だったと回答しました。伝えたい内容を効果的に整理し、一貫性のあるストーリーとして表現する技術が不足していることが、この結果から浮かび上がります。

2位(同率):資料の準備が不十分だった (21.0%)

2位(同率):資料の準備が不十分だった (21.0%)

21.0%の受験生が、プレゼンテーションの資料が十分に準備されていなかったと感じています。情報の整理や視覚的な補助資料の充実が、メッセージを明確に伝える上で重要であることが改めて示されました。

2位(同率):話が長くなり要点が伝えられなかった (21.0%)

2位(同率):話が長くなり要点が伝えられなかった (21.0%)

同じく21.0%の受験生が、話が冗長になり、要点が伝わらなかったと回答しました。時間管理や要点を的確にまとめるスキルの向上が、効果的なプレゼンテーションに欠かせない要素として求められています。

3位:質疑応答で適切に受け答えできなかった (20.0%)

3位:質疑応答で適切に受け答えできなかった (20.0%)

20.0%の受験生が、質疑応答の場で適切な受け答えができなかったと感じています。質疑応答は、受験生の瞬時の判断力と柔軟な対応力を試す重要なシーンであり、準備不足が露呈している可能性があります。

4位:自分の考えをうまくアピールしきれなかった (17.1%)

4位:自分の考えをうまくアピールしきれなかった (17.1%)

17.1%の受験生は、自分の意見や考えを十分にアピールできなかったと回答しました。自己表現力や説得力を高めるためには、自己分析と効果的なコミュニケーション技術の向上が今後の課題となっています。

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まとめ

今回の調査は、総合型選抜入試におけるプレゼンテーション試験の実態を明らかにするため、18~21歳の受験生203名を対象に実施されました。結果、48.3%の受験生が一度もプレゼン試験を経験していない一方、経験者の中では「プレゼン資料+プレゼンテーション」形式が最も多く(19.7%)、次いで自己アピール形式(15.3%)、授業レポート形式(14.3%)や課題レポート形式(12.8%)が見受けられました。また、

失敗点の調査では、構成やストーリーが不明瞭(23.8%)と回答した受験生が最多で、資料準備不足および冗長な発表が各21.0%、質疑応答での不適切な対応が20.0%、自己アピール不足が17.1%と回答され、受験生の課題が浮き彫りとなりました。

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