中3から塾に通っても高校受験に間に合う?塾の選び方や時期別の勉強法を解説

中3から塾に通っても高校受験に間に合う?塾の選び方や時期別の勉強法を解説

効率的な学習で第一志望高校合格!

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目次

「中3から塾に通い始めても間に合わないのではないか」

「今から始めて成果が出るのだろうか」

上記のように不安に感じる方もいるでしょう。周囲が早くから準備を進めているのを見て、悩むのは特別なことではありません。

しかし、適切な塾選びと戦略的な学習をおこなえば、残された期間からでも逆転合格は十分に可能です。

この記事では、中学3年生から塾や家庭教師を始める場合、限られた時間で最大の結果を出すためのポイントや、目的に応じた塾の選び方などを具体的に解説します。

具体的なスケジュールについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

【調査データ】中3から塾/家庭教師を始める生徒は約3人に1人(27.2%)、難関校は約5人に1人(21.8%)

【調査データ】中3から塾/家庭教師を始める生徒は約3人に1人(27.2%)、難関校は約5人に1人(21.8%)

子供が2025年度の高校入試の対策として、塾または家庭教師(オンライン含む)を利用したと回答した375名の40~59歳の保護者に調査した結果、中学3年生になってから対策を始めた「ラストスパート派」が27.2%と、約3人に1人の割合で存在しました。

そのうち上位高校、難関高校(※1)の合格者157名に絞った場合、中3から利用開始したのは21.8%と約5人に1人という結果でした。

上位、難関高校を目指す生徒はより早くから塾や家庭教師などの教育サービスを利用する傾向があります。

>【全校平均】塾の利用開始時期に関する調査結果

>【上位・難関高校合格者】塾の利用開始時期に関する調査結果

(※1)本調査では、便宜上、偏差値58~64の高校を「上位高校」、偏差値65以上の高校を「難関高校」と定義しております。

中学3年生から塾・家庭教師を始めた受験生の第一志望高校合格率は83.3%

中学3年生から塾・家庭教師を始めた受験生の第一志望高校合格率は83.3%
中3で塾・家庭教師を開始した人の合格実績割合
第一志望高校に合格した83.3%
第一志望高校には不合格、第二志望高校に合格した11.8%
第一・第二志望高校に不合格、第三志望高校に合格した2.9%
第四志望高校以降に合格した1.0%
その他0.0%
わからない1.0%
n=中3から塾・家庭教師を始めた子の保護者102名

次に、中3から塾、家庭教師を始めた生徒の保護者102名に調査した結果、第一志望高校合格率83.3%で、第二志望合格率まで含めると95.1%という驚異的に高い合格率となりました。

中1、中2から開始した生徒も含めた全学年の第一志望高校合格率は83.2%、第二志望合格率まで含めると94.7%であることを考えると、中3から塾、家庭教師を始めた受験生の高い合格率がわかります。

この高い合格率は、部活動に最後まで打ち込んだり、本人の学習意欲が最高潮に達するのを待ってからスタートする、という家庭の考え方が反映された結果と見ることができます。

1年間という限られた時間の中で合格を勝ち取るために、目標を明確に定め、効率性を極めた短期集中型の学習を行った結果と言えるでしょう。

中3から塾に通っても高校受験に間に合う

中3から塾に通っても高校受験に間に合う

前述した中学3年生からの塾・家庭教師を利用した生徒の高い第一志望高校への合格率のデータが示すように、正しい戦略を立てれば、中学3年生から塾に通い始めても志望校合格は十分に可能です。

春からのスタートであれば、学年のはじまりという余裕を活かして中1・中2の復習から中3内容、過去問演習までを計画的に進めることができ、弱点補強と得意科目の強化をバランスよく行えます。

夏からのスタートでも、まとまった勉強時間が確保できる夏休みを利用して基礎固めと応用演習に集中すれば、短期間で大きな伸びが期待できます。

秋以降からのスタートであっても、部活動を引退して受験勉強に専念できる時期であるため、頻出単元や苦手科目を優先的に学習し、効率的に実力を高めることが可能です。

近年の個別指導塾では、学力診断をもとに一人ひとりに合ったカリキュラムを作成し、中1・中2の基礎から過去問演習までを短期間でカバーできる仕組みが整っています。そのため、入塾後も計画的に学習を進めれば、着実に学力を伸ばすことが可能です。

重要なのは「出遅れた」と焦ることではなく、これからの学習をどれだけ質の高いものにできるかという点です。戦略的に取り組めば、中3からのスタートでも志望校合格に十分間に合います。

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中3から塾に通っても間に合う理由

中3から塾に通っても間に合う理由

ここでは、中3の秋からでも高校受験に間に合う理由を、以下の4つの視点から解説します。

中3から塾に通っても間に合う理由
  • 多くの受験生が中3から本格的にスタートしている
  • 内申点対策はまだ十分に可能
  • ゴールから逆算した学習計画が立てやすい
  • 部活引退後は勉強に集中しやすい

出遅れた焦りを自信に変えられるよう、ぜひ参考にしてください。

多くの受験生が中3からスタートしている

多くの受験生が中3からスタートしている

多くの生徒にとって、中3からの学習が本格的なスタートラインとなります。

春から塾に通い始めれば、中1・中2の復習を計画的に進められ、中3の学習内容も余裕をもって習得できるため、志望校合格に向けた準備を着実に積み重ねることができます。

夏はまとまった学習時間を確保できるため、基礎固めや応用演習を一気に進める大きなチャンスです。

秋になると、多くの生徒が部活動を引退し、受験への意識が一層高まります。塾でも受験対策コースが本格化し、冬期講習で総仕上げを行うカリキュラムが整っているため、秋以降からでも十分に追い上げが可能です。

大切なのは、どのタイミングで受験勉強を始めるかではなく、これからどれだけ学習の密度を高められるかです。

内申点対策はまだ十分に可能

内申点対策はまだ十分に可能

公立高校を目指す中学3年生にとって、最後の1年の成績は内申点に直結します。

春から塾に通えば基礎固めと中3内容の習得を余裕をもって進められるため、1学期からの内申点を挙げられるでしょう。また、夏にはまとまった学習時間で大きく実力を伸ばせるため、2学期の内申点を挙げられます。

こうした早めの準備は、定期テストで安定して高評価を得る大きな強みになります。

一方、秋からでも期末テストを活用して挽回は可能です。

たとえば、塾での対策で点数が伸びれば通知表の評価が上がり、志望校の選択肢が広げられるでしょう。

受験までの学習計画を逆算しやすい

受験までの学習計画を逆算しやすい

中3という限られた1年間で入試に臨むからこそ、学習計画はむしろ立てやすいともいえます。

ゴールが明確なため、「今やるべきこと」に優先順位をつけやすいのです。

春や夏から始めれば、基礎から応用、過去問演習までを段階的に積み重ねる余裕があり、安定して実力を伸ばせます。

一方で、秋からのスタートでも、基礎の復習・頻出問題の演習・志望校の過去問対策といった重点に絞ることで、効率的に学習を進められます。

多くの個別指導塾では学力診断をもとに、弱点に合わせた月単位のロードマップを作成してくれるため、限られた中3の時間を最大限に活かせます。

部活引退後は勉強に集中しやすい

部活引退後は勉強に集中しやすい

夏まで部活動に打ち込んできた経験は、受験勉強の大きな強みになります。

引退後は時間が増えるだけでなく、集中力や体力を学習に活かせるためです。

厳しい練習をやり抜いた経験は、机に向かう持久力や、伸び悩む時期を乗り越える精神力として必ず役立ちます。

たとえば、これまで部活に費やしていた平日の夕方を塾の自習時間にあてれば、生活リズムを崩さず受験モードへ移行できるでしょう。

「部活で培った力を今度は勉強で発揮する」と意識を切り替えることで、最後の伸びを支える自分だけの強みとなります。

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中3から塾に通うメリット

中3から塾に通うメリット

中3から塾に通う最大のメリットは、プロの視点で最短ルートの学習計画を立ててもらえることです。自分では気づけない弱点を効率的に克服できるだけでなく、最新の入試情報を得られたり、強制的な学習環境に置かれることで勉強を習慣化できたりと、限られた時間で成果を出すための強力な後押しとなります。

ここでは、以下の4つの視点から具体的に見ていきましょう。

中3から塾に通うメリット
  • 最短ルートで弱点を克服できる
  • 志望校の最新情報を得られる
  • 学習習慣を強制的に作れる
  • ライバルの存在が刺激になる

最短ルートで弱点を克服できる

最短ルートで弱点を克服できる

中3から塾に通う最大のメリットは、自分では気づきにくい弱点をプロが正確に見抜いてくれることです。

たとえば、自分では「二次関数が苦手」と思っていても、実際には一次関数の理解不足が原因ということもあります。

塾では診断をもとに最短ルートの学習計画を立ててくれるため、効率的に弱点を克服できます。

自己流で闇雲に勉強するよりも、優先順位を明確にした学習が合格への近道です。

志望校の最新情報を得られる

志望校の最新情報を得られる

塾には、学校やネットでは得られない志望校の詳細な入試情報が蓄積されています。

  • 出題傾向の変化
  • 内申点の評価基準
  • 面接でよく聞かれる質問
  • 推薦入試の小論文テーマの実績

データは毎年の受験生指導から得られるものです。

たとえば「A高校では英語の長文配点が増えている」「B高校では特定単元の応用問題が頻出」といった情報は、効率的な対策に直結します。

進路指導の面談では「〇〇高校合格のために、とくに強化すべき教科は?」と具体的に質問し、勉強の質を高めましょう。

学習習慣を強制的に作れる

学習習慣を強制的に作れる

自宅にはスマートフォンや漫画などの誘惑が多く、勉強に集中しづらいものです。

塾は、強制的に勉強する環境を提供してくれます。

「毎週火曜と金曜の19時は塾に行く」と決めれば、それが生活のルーティンとなり、やる気に左右されず勉強時間を確保できます。

とくに部活を引退して時間が増えた生徒にとっては、新しい生活リズムを作る上で効果的です。

塾の教室や自習室の環境を活用し、勉強を習慣化しましょう。

ライバルの存在が刺激になる

ライバルの存在が刺激になる

一人きりで勉強していると孤独を感じたり、自分の実力がわかりにくかったりします。

しかし、塾には、同じ志望校を目指す仲間やライバルがいます。

周囲の生徒の努力を間近で見ることで「自分も負けられない」と前向きな競争心が芽生えます。

小テストでの点数を競い合ったり、自習室で黙々と取り組む姿に刺激を受けたりすることで、モチベーションを維持できます。

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中3から塾に通うデメリット

中3から塾に通うデメリット

中3から塾に通うメリットが多い一方で、注意すべきリスクもあります。

中3から塾に通う際のデメリットは、自分に合わない塾を選んでしまうと、貴重な時間とお金を失うリスクがあることです。特に集団塾では授業についていけない可能性があり、講習費がかさむ傾向もあります。学校生活との両立も課題となるため、事前に対策を講じておくことが重要です。

中3から塾に通うデメリット
  • 集団塾では授業に追いつけない可能性がある
  • 費用が高額になりやすい
  • 自分に合わないと時間を失うリスクがある
  • 学校生活との両立が難しくなる

集団塾では授業に追いつけない可能性がある

集団塾では授業に追いつけない可能性がある

中1・中2の内容に理解の穴が多い場合、中3から集団塾に入ると授業についていけないことがあります。

集団授業は応用問題中心のペースで進むため、基礎に戻って指導する余裕はほとんどありません。

「長文読解を扱っているのに文法が理解できていない」といった状況では、ただ座っているだけの時間になってしまうおそれもあるでしょう。

基礎固めが必要な場合は、集団塾にこだわらず個別指導塾など柔軟な形式を検討しましょう。

費用が高額になりやすい

短期間で成果を出すためには、通常の授業料に加えて冬期講習や直前対策講座を受講する必要があり、結果的に費用が高額になりがちです。

以下のようなオプションが追加されると、当初の想定を大きく超えることもあります。

費用が高額になりやすい
  • 志望校別過去問演習
  • 冬期講習
  • 正月特訓

入塾前には、月謝だけでなく教材費や講習費を含めた、受験終了までの総額を必ず確認しましょう。

>高校受験に向けた安い塾の選び方

自分に合わないと時間を失うリスクがある

自分に合わないと時間を失うリスクがある

いつから塾を利用するかによりますが、もし秋以降から塾で高校受験対策をスタートする場合、中3の秋からの塾選びで最大のリスクは、時間を失うことです。

春や夏なら塾を変更する余裕がありますが、秋以降は1ヶ月の遅れが致命的になる可能性があります。

講師との相性が合わなかったり、質問しづらい雰囲気だったりすると、学習効果は半減します。

必ず無料体験授業を受け、授業の雰囲気や講師との相性を確かめてから入塾を決めましょう。

学校生活との両立が難しくなる

中3の秋以降に入塾した場合で、もし受験に向けた準備ができていない場合は以下のようにやらなければいけないことが一気に増えます。

学校生活との両立が難しくなる
  • 定期テスト対策
  • 受験勉強

平日でも3〜4時間、休日は5〜8時間以上勉強することもあり、睡眠不足や疲労が学習に悪影響を及ぼす可能性があります。

一気に勉強づけになる環境になることで、勉強時間が増えるメリットはある一方で急な環境変化で様々な

保護者は勉強時間だけでなく、睡眠や食事といった生活面をサポートすることも重要です。

塾と連携し、無理のないスケジュールを立てましょう。

中3からの塾選びで失敗しないポイント

中3からの塾選びで失敗しないポイント

中3からの塾選びで失敗しないポイントとは、授業以外のサポート体制が充実しており、自分の目的や学力に合っているかを確かめることです。なぜなら、限られた時間で成果を出すには、授業の質はもちろん、自習環境や講師との相性といった「学習の土台」そのものが合否を大きく左右するからです。

失敗を防ぐために、以下の4つのポイントを必ず確認しましょう。

  • 志望校の合格実績を確認する
  • 自習室や質問対応の体制を調べる
  • 体験授業で講師との相性をチェックする
  • 自分に合った塾の形式を選ぶ

志望校の合格実績を確認する

志望校の合格実績を確認する

塾を選ぶ際は、合格者数の多さだけで判断してはいけません。重要なのは、自分の志望校や同レベルの高校にどれだけ合格者を出しているかです。

塾ごとに得意とする学力層や学校のレベルがあります。難関校合格に強い塾が必ずしも自分に合うとは限りません。

塾の相談会では「〇〇高校の合格実績は過去3年で何名ですか?」と質問し、具体的な数字を確認したうえで判断しましょう。

自習室や質問対応の体制を調べる

自習室や質問対応の体制を調べる

授業以外のサポート体制を確認することは、塾選びにおいて極めて重要です。

学力の伸びは授業時間だけでなく、授業外での学習環境に大きく左右されるためです。

とくに注目すべきは、自習室の利用環境と質問対応の仕組みです。

以下の点を訪問時に確かめることが大切です。

  • 集中して学べる自習室が整っているか
  • 土日も利用できるか
  • 座席数やルールが十分か

さらに、授業がない日でも先生に質問できるかを確認すれば、サポートの手厚さを見極められます。

授業外の支援が充実している塾を選ぶことで、限られた時間を最大限に活用し、効率的に成績を伸ばせるでしょう。

体験授業で講師との相性をチェックする

体験授業で講師との相性をチェックする

パンフレットや口コミだけで入塾を決めるのは危険です。必ず無料体験授業を受け、講師との相性を確かめましょう。

限られた時間で成果を出すには、講師に気軽に質問できる信頼関係が不可欠です。

どんなに実績のある講師でも、生徒との相性が悪ければ効果は半減します。

体験授業では、講師の説明のわかりやすさや質問しやすい雰囲気などを観察し、2〜3つの塾を比較検討するのがおすすめです。

自分に合った適切な塾を選ぶ

塾にはさまざまな指導形式があり、絶対にこれが正解という選択肢はありません。重要なのは、自分の学力・性格・目的に合うタイプを選ぶことです。

ここでは代表的な以下の4つの形式を紹介します。

自分に合った適切な塾を選ぶ
  • 個別指導塾(オンライン含む)
  • 集団塾
  • 学習管理型の塾
  • 映像授業形式の塾

個別指導塾(オンライン含む)

個別指導塾は、中1・中2の範囲に苦手を抱えている生徒に最適です。

一人ひとりに合わせたカリキュラムを組み、必要な単元までさかのぼった上で、丁寧に指導できるためです。

たとえば、以下のように、弱点だけをピンポイントで補強できます。

個別指導塾(オンライン含む)
  • 数学は中1の方程式
  • 英語は中2の不定詞など

オンライン形式なら移動時間もなく、自宅で受講できる利便性も魅力です。

「何から始めればよいかわからない」と悩む場合、最も効果を実感しやすい選択肢が個別指導塾です。

集団塾

集団塾

集団塾は、基礎が定着し競争を通じて力を伸ばしたい生徒に向いています。

同じ志望校を目指す仲間と切磋琢磨でき、効率的なカリキュラムで実力を鍛えられるためです。

たとえば、模試の成績でクラス分けされる仕組みがあり、常に緊張感のある環境で勉強できます。難関校志望の仲間と情報交換をすることで、独学以上の刺激を得られるのも強みです。

基礎力に自信があり、競争を楽しめるなら、集団塾は飛躍的な成長を促す環境となります。

学習管理型の塾

学習管理型の塾

学習管理型の塾は、勉強方法や計画性に課題がある生徒に効果的です。

なぜなら、授業を教えるよりも、学習習慣を強制的に定着させることに重点を置いているためです。

たとえば、専属コーチが、今日は何をどこまでやるかといった明確な指示を出し、進捗を管理するため、サボれない環境が整います。

自宅での誘惑や三日坊主を防ぎ、日々の積み重ねを実現できます。

学習のやり方を徹底的に管理してもらうことで、成績を飛躍的に伸ばせる可能性が高いのが特徴です。

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映像授業形式の塾

映像授業形式の塾

映像授業形式の塾は、自分のペースで効率的に学びたい生徒に向いています。

好きな時間・場所で有名講師の授業を何度でも視聴できる柔軟性があるためです。

たとえば、苦手な単元は繰り返し確認し、得意分野は倍速で進めるなど自在に調整できます。さらに、地方に住んでいる方でも都市部の質の高い授業を受けられる点も魅力です。

ただし、自己管理が弱いと動画を消化できずに終わってしまいます。

明確な目標がある生徒には、非常に強力な学習ツールになります。

中3の冬からの具体的な学習スケジュール

じゅけラボで、2022/09/27~2022/10/04に高校受験した16~19歳の男女1086名を対象に行ったアンケートによると、中3の冬から受験勉強を始めた人は12.1%と、ほとんどいないことがわかりました。

中3の冬からの具体的な学習スケジュール

中3の冬の高校受験対策!中学3年生の入試直前期の受験勉強|じゅけラボ予備校

ただし、中3の冬から勉強を始めても、適切な勉強ができれば、志望校に合格できる可能性はあります。

9:00~12:00自宅学習(60分)休憩自宅学習(60分)休憩自宅学習(60分)休憩自宅学習(60分)休憩自宅学習(60分)休憩自宅学習(90分)休憩自宅学習(90分)休憩
12:00~13:00昼食昼食昼食昼食昼食昼食昼食
13:00~17:00冬期講習冬期講習冬期講習冬期講習冬期講習自宅学習(120分)休憩自宅学習(120分)休憩
18:00~20:00夕食、風呂夕食、風呂夕食、風呂夕食、風呂夕食、風呂夕食、風呂夕食、風呂
20:00~21:30自宅学習(90分)自宅学習(90分)自宅学習(90分)自宅学習(90分)自宅学習(90分)自宅学習(90分)自宅学習(90分)

冬休みは塾の講習に加え、自宅で計画的に学習時間を確保し、適度に休憩を挟みながら継続することが重要です。

基礎ができている人は過去問演習で実践力を磨きましょう。

さらに、冬期講習や直前講習を活用し、プロの指導で効率的に総復習を進めるのも有効です。

学習の優先順位を明確にし、残り時間を最大限に活かしましょう。

じゅけラボ予備校では、冬から勉強を始める人向けの特別カリキュラムを実施しています。

気になる方は、以下のリンクから詳細をご確認ください。

高校入試直前【志望校別対策】 特別カリキュラムのご案内

【秋以降の時期別】中3から高校受験対策塾に通う場合の学習方法

【秋以降の時期別】中3から高校受験対策塾に通う場合の学習方法

秋以降の時期別学習で最も重要なポイントは、スタートが遅くなるほど「やるべきこと」と「やらないこと」を明確に仕分ける戦略です。

9月なら基礎固めの時間がありますが、11月、12月と遅くなるにつれて、全範囲を網羅するのではなく、過去問を起点に得点源となる分野へ集中特化する必要が出てきます。ご自身の状況と照らし合わせ、今日から何をすべきかを明確にする必要があります。

ここでは、高校受験対策を始める時期別に、最適な学習方法とスケジュールのポイントを以下の5つの場合に分けて、具体的に解説します。

【秋以降の時期別】中3から高校受験対策塾に通う場合の学習方法
  • 中3の9月から高校受験対策塾に通う場合
  • 中3の10月から高校受験対策塾に通う場合
  • 中3の11月から高校受験対策塾に通う場合
  • 中3の12月から高校受験対策塾に通う場合
  • 【補足】中3の春(4~5月)、夏(6月〜8月)から高校受験対策塾に通う場合

中3の9月から高校受験対策塾に通う場合

中3の9月からのスタートは、秋から逆転合格を目指すうえで最もバランスの取れたタイミングです。

入試本番まで約5ヶ月あり、最初の1〜2ヶ月を徹底的な基礎固めに充てられる時間が残されています。

ここで中1・中2の苦手単元を克服しておけば、その後の応用問題や過去問演習がスムーズに進みます。

具体的なスケジュールとしては、以下のとおりです。

中3の9月から高校受験対策塾に通う場合
時期学習ポイント
9月〜10月週2〜3回の通塾で総復習をおこない、基礎固めをする
11月以降過去問演習に取り組み、冬期講習で実践力を高める
1月以降志望校特化の直前対策をおこなう

9月から受験勉強を始める場合、まずは塾の講師と相談し、基礎を完璧にする計画を立てることが合格へのカギです。

中3の10月から高校受験対策塾に通う場合

中3の10月スタートでも合格のチャンスは十分あります。

ただし、9月開始よりも効率性を重視し、基礎固めと志望校の傾向把握を同時進行で進める必要があります。

入試まで約4ヶ月となり、基礎固めに割ける時間は限られるため、志望校の過去問を早めに一度解いてみましょう。

どの単元を優先的に復習すべきかを把握し、的を絞ることが重要です。

たとえば、以下のようにインプットとアウトプットを同時に進める、ハイブリッド型学習が効果的です。

中3の10月から高校受験対策塾に通う場合
  • 10月:苦手科目に集中しつつ過去問を1年分解く
  • 11月:出題されやすい単元の基礎を固めながら演習を増やす

中3の11月から高校受験対策塾に通う場合

中3の11月スタートは、学習法を根本的に切り替える必要があります。

基礎から順番に進める余裕はなく、「過去問起点」でやるべきことを逆算する戦略が必須です。

入試まで約3ヶ月のため、全範囲を体系的に復習するのは不可能です。

志望校の過去問を3年分を解き、頻出分野と自分の弱点を洗い出しましょう。

そのうえで、以下のように効率的に時間を使います。

中3の11月から高校受験対策塾に通う場合
  • 11月:弱点単元だけを1ヶ月で集中的に復習
  • 12月以降:過去問演習と解き直し

11月からの自己流計画は極めて危険です。必ず講師と二人三脚で学習を進めてください。

中3の12月から高校受験対策塾に通う場合

中3の12月から高校受験対策塾に通う場合

中3の12月からのスタートは非常に危険な状況と捉えてください。

目標は満点ではなく、「合格最低点を1点でも超えること」に切り替える必要があります。

残された時間は冬休みを含め約2ヶ月半であり、すべての弱点を克服するのは不可能です。

過去問を分析し、対策する単元と捨てる単元を明確に仕分けましょう。

理科・社会の暗記分野や数学の計算問題など、短期間で得点につながりやすい領域に集中すべきです。

すぐに塾へ相談し、最短ルートのプランを立てることが唯一の突破口です。

じゅけラボ予備校の高校入試直前【志望校別対策】特別カリキュラムでは、11月・12月以降から受験対策をスタートしたい生徒に向けた専用カリキュラムを用意しております。志望校の出題傾向や配点に合わせて、短期間でも効率的に学習を進められるよう設計されています。全日制高校、高専など志望校の入試の傾斜配点に合わせて最適化されたカリキュラムになります。

期間が短い中でも、志望校の入試傾向や傾斜配点に合わせた特化プログラムになります。合格に向けて必要な内容に集中し、最大限の学習効果を引き出しますので、まずはお問い合わせください。

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高校入試直前【志望校別対策】特別カリキュラム

【補足】中3の春(4〜5月)、夏(6〜8月)から高校受験対策塾に通う場合

【補足】中3の春(4〜5月)、夏(6〜8月)から高校受験対策塾に通う場合

中3から塾に通う場合、もっとも理想的なのは、春や夏からスタートするケースです。

時間をかけて学力を積み上げられるため、心の余裕を持って受験本番を迎えられます。

学校の授業に合わせて予習・復習ができ、定期テスト対策と並行して内申点アップを狙えるのも大きなメリットです。

とくに、夏休みには中1・中2の総復習と苦手克服を終えられるため、秋からは余裕を持って応用問題や過去問演習に移行できます。

合格率を高めるには、できる限り早めのスタートを切ることを強くおすすめします。

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高校受験対策で入塾後に成績を伸ばすための秘訣

高校受験対策で入塾後に成績を伸ばすための秘訣

入塾後に成績を飛躍的に伸ばす秘訣は、塾を「受け身で授業を聞く場所」ではなく「主体的に活用し倒す場所」と捉えることです。

具体的には、予習・復習のサイクル化や自習室の積極利用、講師への質問、定期的な学習計画の見直しといった行動が、周りの受験生と差をつける大きなポイントとなります。

ここからは、入塾後に成績を伸ばすための行動の秘訣について、以下の4つを紹介します。

高校受験対策で入塾後に成績を伸ばすための秘訣
  • 授業の予習・復習をサイクル化する
  • 自習室を第二の勉強部屋として活用する
  • 講師に遠慮せず質問しに行く
  • 定期的な面談で学習計画をアップデートする

塾の環境を最大限に活用し、合格の可能性を高めていきましょう。

授業の予習・復習をサイクル化する

塾の授業を最大限に生かすには、予習と復習をセットにしたサイクルを作ることが重要です。

以下の習慣を繰り返すだけで知識の定着率は上がります。

授業の予習・復習をサイクル化する
  • 授業前に5分だけ教科書を読み、分からない用語に印をつける
  • 授業後すぐに10分復習し、同じ問題を解き直す

予習で課題を明確化し、授業で集中した後で、復習で記憶を定着させる流れを崩さず、受けっぱなしにしないことがライバルとの差を生みます。

自習室を第二の勉強部屋として活用する

自習室を第二の勉強部屋として活用する

塾の自習室は、単なる空き時間を埋める場所ではなく「第二の勉強部屋」として位置づけましょう。

自宅ではスマホやテレビなど誘惑が多いですが、自習室は勉強に集中するしかない環境です。

授業のある日は開始1時間前に自習室に入り宿題を終える、授業のない日も週2回は塾に行くといったルールを決めて学習習慣を固定化すれば、勉強時間は確実に増えます。

施設利用料も月謝に含まれているため、積極的に活用してこそ塾の価値が高まります。

講師に遠慮せず質問しに行く

講師に遠慮せず質問しに行く

疑問をそのままにせず、必ず講師へ質問しましょう。

小さな疑問を放置すると、次第に大きな苦手分野へと膨れ上がります。

授業中に印をつけておき、授業後に「この部分がわかりません」と具体的に尋ねるのが効果的です。

疑問をすぐに解決できる体制を作ることが成績向上の近道です。

定期的な面談で学習計画をアップデートする

志望校に合格するために、あなたに合わせた学習計画作成は生命線です。学習計画は一度立てて終わりではなく、模試や授業によって常に変化します。そのため、塾の講師との定期的な面談を作戦会議として活用して、学習計画を志望校合格に向けて常にアップデートしましょう。

たとえば、以下のように具体的に相談すると効果的です。

定期的な面談で学習計画をアップデートする
  • 「数学の図形が弱点だから来月は演習を増やしたい」
  • 「理科は順調なので社会に時間を回したい」
  • 「志望校の入試傾向にあわせた対策を強化したい」 など

塾と家庭が協力し、常に最短ルートを走れるよう軌道修正をおこなうことが逆転合格の実現性を高めます。

じゅけラボ予備校では、生徒の学力と志望校の入試傾向・配点に合わせたオーダーメイドカリキュラムと、専用の学習計画表を提供しています。

「塾で学習計画作成を支援してもらえない…」
「自分では学習計画をしっかり立てられない…」
「このままの学習計画では志望校に合格できないと思う…」

このような悩みを持たれている方は、気軽にじゅけラボ予備校にお問い合わせください。志望校に合格するための生徒専用の学習計画表の作成を私たちが行います。

志望校に合格するための生徒専用の学習計画表の作成

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オーダーメイドカリキュラムの特徴

まとめ|じゅけラボ予備校で高校受験を成功させよう

中学3年生の秋から塾を探すと「もう遅いのでは」と不安を感じるかもしれません。

しかし、決して手遅れではありません。

大切なのは、残された時間をどう戦略的に使うかです。

自分に合った塾を選び、時期ごとに適切な学習法を実行すれば、学力は必ず伸びます。

本記事で解説した勉強スケジュールを参考に、効率的に得点力を高めましょう。

不安を自信に変え、志望校への逆転合格を掴むために、まずは「最適な塾選び」という第一歩を踏み出してください。

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よくある質問

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中学3年生は塾に行くべきですか?

目的や現在の学力によりますが、多くの受験生にとって塾は有効な選択肢です。プロの視点で最短ルートの学習計画を立ててもらえ、自分では気づきにくい弱点を効率的に克服できるからです。最新の入試情報を得られるメリットもありますが、自分に合わない塾は時間を失うリスクもあるため、慎重な塾選びが重要です。
詳しくは、「中3から塾に通うメリット」や「中3から塾に通うデメリット」をご覧ください。

中学3年生で塾に通っている生徒の割合はどれくらいですか?

2025年度高校入試に挑んだ375件のご家庭に調査した結果、中学3年生から塾や家庭教師を始める生徒は全体の約3人に1人(27.2%)です。しかし、難関高校の合格者に絞るとその割合は約5人に1人(21.8%)となり、早期から受験対策を始める傾向にあります。
詳しくは、【調査データ】中3から塾/家庭教師を始める生徒の割合をご覧ください。

中学3年生の塾は、週に何回くらい通うのが一般的ですか?

週2〜3回が一般的ですが、最適な回数は目的や学力、通塾時期によって異なります。例えば、基礎固めが必要な時期は週2回、秋以降は過去問演習などを加えて週3回と増やすケースが多いです。個別指導塾であれば、苦手科目に絞って週1回から始めることも可能です。回数よりも学習計画に沿って質の高い勉強を継続することが大切です。
詳しくは、「【秋以降の時期別】中3から高校受験対策塾に通う場合の学習方法」で解説しています。

中学3年生の受験勉強は、一日何時間くらいすればいいですか?

平日は3〜4時間、休日は5時間以上がひとつの目安です。ただし、この時間は部活動を引退する夏休み前後で大きく変わります。とくに夏休みや冬休みは、1日8時間以上のまとまった学習時間を確保できるかが逆転合格の鍵となります。時間だけでなく、集中して取り組む学習の質も意識しましょう。

高校受験のための塾はいつから通い始めるのがベストですか?

早く始めるほど基礎固めから応用までじっくり取り組め、内申点対策も有利になりますが、中学3年生から塾や家庭教師を開始しても十分に間に合います。実際に調査した結果、中学3年生から塾・家庭教師を開始した生徒の83.3%が第一志望高校に合格しています。大切なのは「いつから」ではなく「どれだけ真剣に勉強するか」と「これからどう学習するか」です。
詳しくは、「中3から塾に通っても高校受験に間に合う」をご覧ください。

中3の秋から塾に通い始めても、本当に成績は上がりますか?

はい、適切な塾選びと学習計画があれば十分に成績を上げることが可能です。秋は多くの生徒が部活動を引退し、受験勉強に集中できる絶好の時期です。入試までのゴールから逆算して「今やるべきこと」に優先順位をつけやすいため、効率的に学習を進められます。プロの力を借りて最短ルートの計画を立てることが逆転合格への近道です。
詳しくは、「中3から塾に通っても間に合う理由」で解説しています。

個別指導塾と集団塾は、どちらを選べばいいですか?

あなたの学力や性格によって最適な塾の形式は異なります。中1・中2の範囲に苦手が多い場合は、自分のペースでさかのぼって学べる個別指導塾がおすすめです。一方、基礎が固まっており、ライバルと競い合って実力を伸ばしたいタイプなら集団塾が向いています。まずは体験授業で雰囲気を確認し、自分に合うか確かめることが重要です。
詳しくは、「自分に合った適切な塾を選ぶ」の項目で解説しています。

塾選びで失敗しないための最も重要なポイントは何ですか?

自分の目的や学力に合っているか、そして授業以外のサポート体制が充実しているかを確認することです。限られた時間で成果を出すには、授業の質だけでなく、自習室の環境や質問しやすい雰囲気、講師との相性が合否を大きく左右します。必ず無料体験授業に参加し、複数の塾を比較検討してから決めることを強くおすすめします。
詳しくは、「中3からの塾選びで失敗しないポイント」をご覧ください。

部活動が忙しくて塾に通えません。引退後からでも間に合いますか?

生徒の現在の学力と志望校合格に必要な学力とのギャップの大きさにもよりますが、部活動引退後からでも集中して取り組めば十分に間に合います。部活動で培った集中力や体力、精神力は、受験勉強の大きな強みになります。引退後に生活リズムを崩さずスムーズに受験モードへ移行するためにも、今のうちからオンライン塾なども含めて情報収集を始めておくのがおすすめです。
関連情報として、「部活引退後は勉強に集中しやすい」の項目もご覧ください。

内申点が低いのですが、今からでも対策できますか?

はい、挽回は十分に可能です。公立高校入試では中学3年生の2学期(後期)の成績が内申点に大きく影響するためです。とくに11月や12月の期末テストは、内申点を上げる最後の大きなチャンスになります。塾で効果的な定期テスト対策を受けることで評価が上がり、志望校の選択肢が広がる可能性があります。
詳しくは、「内申点対策はまだ十分に可能」の項目をご覧ください。

入塾した後に、効率よく成績を伸ばす秘訣はありますか?

塾を「受け身で授業を聞く場所」ではなく「主体的に活用し倒す場所」と捉えることが秘訣です。具体的には、授業の予習・復習を習慣化する、自習室を第二の勉強部屋として積極的に利用する、分からないことは遠慮せずにその日のうちに講師に質問するなど、塾の環境を最大限に活用しましょう。
詳しくは、「高校受験対策で入塾後に成績を伸ばすための秘訣」で解説しています。

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