高校受験対策のための勉強法

中2の春から始める高校受験対策!中学2年生の勉強時間や高校受験勉強法!

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本ページでは以下のことがわかります。

中学に入学してあっという間に1年間が過ぎ、中学2年生の春。高校受験を徐々に意識し始める1つのタイミングかと思います。

志望校に合格するために中2の春からどのような準備をすればよいか、どういった手順で勉強を進めるべきかについて解説しておりますので、是非参考にしてみてください!

目次

中2の春・1学期からの高校受験勉強スタートは早い?

中2春高校受験対策を始めた時期のアンケート

じゅけラボで、2022/09/27~2022/10/04の期間で、高校受験した16~19歳の男女1086名を対象に、実際に受験勉強を始めた時期と、受験勉強を始める理想の時期についてアンケートを行いました。

その結果、実際に中2の春までに高校受験勉強を始めた人が全体の5.4%に対して、中2の春までに高校受験勉強を始めたら良かったと思っている人は19.4%と実に3倍以上にもなりました。

このアンケート結果から、高校受験経験者の約20%、まさに1/5の方が中2の春までに受験勉強をしとけば良かったと思っているので、中2の春・1学期から高校受験勉強を始めるのは早いとは言えません。むしろ、中2の春から受験勉強の準備をスタートする事で、後悔しない高校受験を迎える事ができるでしょう。

中2になったばかりで第一志望高校が決まっていないから、受験勉強はまだスタートしなくていい?

中2の春、1学期から高校受験勉強をスタートしているお子さんはそれほど多くはありません。まだ中学生活の半分も過ぎていない時期、将来の夢や志望校がハッキリと決まっていれば別ですが、まだ志望高校が決まっていない段階で中2春から受験勉強をスタートさせるお子さんは少数であるというのが現実です。

しかし、志望校がハッキリ決まってから受験勉強をスタートすれば良いという考え方を持ち続けてしまうと、受験直前の時期に大慌て・大焦りといった事態に陥りかねません。志望校なんて中3の夏になってもまだ決まらないお子さんが意外に多いものなのです。

志望校というのはある日突然に自分の脳内に降ってくるものではありません。現時点で第一志望高校を確定する必要はありませんが、どのくらいのレベルの高校を受験しようか、どんな高校が良さそうか、中2の春に少し検討してみてください。

多くのお子さんは、いくつかの高校を検討している状態で受験勉強をスタートさせて、徐々に自分の実力や高校のレベルを知ることによって志望高校を決めています。

まだ志望校が決まっていないのであればこそ、中2の春、1学期から少しずつ受験勉強をスタートさせて、第一志望高校が決まった時にその志望校を目指せる準備を進めていきましょう。

中2の春からの高校受験勉強で、今から第一志望高校合格を確実なものにする

中2春からの高校受験対策のスタートダッシュ

中2の春から高校受験勉強を始めるお子さんは、中3になってから受験勉強を始めるお子さんと比べて精神的にも体力的にも余裕を持って第一志望高校に臨むことができます。入試本番まで2年あるか1年しか無いかでは時間の猶予が全然違うので、少しでも志望校合格の可能性を高めるために、中2の春から高校受験勉強をスタートさせることをおすすめします。

また、受験直前になってから勉強を初めても、勉強習慣や自己管理する学習力がついていないと、いくら時間があってもうまく受験勉強を進めることができません。中2の春から学習をスタートすることにより、学習力をつけて第一志望校合格を確実なものに近づけていきましょう。

さらに、高校に合格するためには基本的に調査(内申点)の成績も考慮されます。都道府県によって内申点の付け方は異なるのですが、「中1~中3の成績を内申点に含める」「中2、中3の成績を内申点に含める」「中3の成績のみを内申点に含める」の3タイプに大きく分かれます。およそ7割の都道府県が中2の成績も内申点に含めるとしているため、とりわけそれらの都道府県在住のお子さんは中2の1学期から内申点を意識した受験勉強を進めていきたいところです。

中2春からの早めの高校受験勉強開始と内申点対策で、第一志望高校合格を確実なものにしていきましょう。

中2の春から高校受験勉強を始める場合、一体何をすればいいのか?勉強内容は?

第一志望校への合格に向けて中2の春から高校受験勉強を始める場合、いったいどのような勉強内容を進めてしていけばよいのでしょうか。

中学2年生の春、1学期に取り組むべき高校受験の勉強内容は以下の通りです。

1. 中1の学習内容の総復習

2. 中2春現在の授業・定期テスト対策(内申対策)

3. 先取り学習

基本的に中2で学習する勉強内容は、中1の基礎を理解をしていることが前提条件となるものが多いです。特に数学や英語ではその傾向が顕著といえます。よって、中2の学校授業についていくためにも、なるべく早い春のうちに中1の総復習を行い、中1の基礎を固めておく必要があります。

また、公立高校はもちろん、ほとんどの高校で中学校の成績(評定)が合否判定の要素となります。調査書/内申点と呼ばれるものです。中2の成績を評価対象に含めている都道府県・高校も多いため、中学校での学習態度や意欲、提出物、定期テストの成績を意識した勉強を積み重ねていくことが大切です。

中学2年生はとりわけ部活がハードになりがちなので、部活後帰宅してからの負担を少しでも減らすために”授業中になるべく理解してしまう”習慣をつけることが理想となります。

中2春の授業対策としては、当然ですが、授業中に先生の話を集中して聞くことが大切です。前日に教科書を読んでおくなど少しでも予習をしておくと集中して授業が聞きやすくなるでしょう。テストの出題内容について、授業中にヒントを出している先生は非常に多いです。ノートをきちんと取り、先生が「ココ大事だよ」とヒントを与えてくれた際はノートにチェックを付けておくなど積極的に授業を受けましょう。

自宅では、まず教科書をきちんと理解することを目指しましょう。教科書に出てくる公式や用語を正しく使いこなせるようになれば、定期テストでも本番の入試でも基本問題を得点することが可能です。

さらに、余裕があれば、少し先の授業内容を先取り学習しておくと、非常に有利に高校受験勉強を進めることができるでしょう。進学塾に通っているお子さんの場合は塾で先取り学習をしていることも多いですが、塾に行っていない場合にも同様に1つ先の授業・単元内容だけでも先取りしてみるとよいでしょう。

これらの勉強内容に取り組みながら学習習慣を作り、中2春から高校受験勉強の土台作りに着手していきましょう。

中2の春から高校受験勉強をスタートする場合の勉強内容と勉強範囲

中学2年生の春における勉強内容は、中1の勉強内容に関連しているものだったり、中1よりも少し難易度が上がったものが中心です。中2春になって学校の授業が全然理解できなくなったというお子さんは、中1の基礎があやふやな状態である可能性が高いので、もう一度中1や小学校の勉強範囲に戻って復習し直す必要があります。

中2の春に習う各教科の勉強範囲は以下の通りです。

※学習順序や単元名、勉強範囲は教科書や学校の進度によって異なりますので、お手持ちの教科書や学校の学習進度もご確認ください。

数学(中2の4月~6月/啓林館参照)

式の計算 

 

連立方程式

中2数学の学習系統図

英語(中2の4月~6月/啓林館参照)

助動詞 

 

接続詞

中2英語の学習系統図

国語(中2の4月~6月/光村図書参照)

広がる学びへ 

 

多様な視点から

情報社会を生きる

中2国語の学習系統図

理科(中2の4月~6月/啓林館参照)

化学変化と原子・分子 

 

・炭酸水素ナトリウムを加熱

・水に電流を流したときの変化

・分子のモデルづくり

・鉄と硫黄の混合物を加熱

・酸化銅から銅を取り出す

・温度の化学変化

・化学変化の前後の物質の質量

・金属と結びつく酸素の質量

中2理科の学習系統図

社会(中2の4月~6月/帝国書院参照)

【地理】 

 

身近な地域の調査

日本の地域的特色

 

【歴史】

江戸時代〜近代化

中2社会の学習系統図

中2の春から取り組む高校受験勉強法

中2春から取り組む高校受験勉強法

 

中2の春に取り組むのは、基本的に中1の学習内容の復習と中2春の授業対策です。中2の春の時点で中1の学習内容に抜け漏れがあったとしても、中2春のうちに中1内容を完成させてしまえば、夏以降の授業内容をしっかりと理解できて余裕が生まれます。

中2春から取り組む高校受験勉強法は、中1の復習と中2春現在の学習範囲であることには変わりありませんが、思い出し効率の良い知識作りを意識して取り組むことが重要です。高校受験勉強として取り組む場合は、広い出題範囲を入試に向けた長期間を想定して、直前期に全体的な学習をするときに、思い出し効率の良い知識:すぐに思い出せたり、関連する内容を広がりを持って思い出せる知識になるような工夫をしましょう。

具体的な高校受験勉強法として、すぐに思い出せる状態に仕上げるために、繰り返し回数を多くすることが重要です。繰り返し回数を多くするためには、答えられないものや、時間がかかる、自信がないものを徐々に絞って繰り返しリストとして取り組んでいきましょう。また、1回でじっくり覚えるというよりは、テンポ良く進めて徐々に覚えているものを増やすことがポイントとなります。例えば、暗記系の学習なら口頭で答える練習を繰り返し、どうしても覚えにくいものについて書いて仕上げていきましょう。書く勉強法は効果的なアウトプットですが、時間がかかってしまうため、繰り返し回数を多くする目的であれば口頭で答える練習をメインにすることをおすすめします。

また、関連する内容を広がりを持って思い出せる知識を作るための高校受験勉強法として、問題を解くだけの学習ではなく、教科書やワークを読んで文章として理解、把握することをおすすめします。「括弧内に入る語句を答えよ」という問題では、どうしても点の知識になりやすく、思い出す時にそれ単体で思い出す必要があります。一方で、文章の流れの中で覚えたり、1つの事項について説明できる知識を身につけていると、多方面から思い出しやすく、周辺知識も一緒に思い出せる状態を作ることができます。

高校入試直前期の学習時間は限られていますから、中2春から思い出し効率の良い知識を意識した高校受験勉強法で進めることにより、直前期に効率よく知識を覚え直して知識が最大となるよう、準備を進めていきましょう。

中2の春からの勉強計画の立て方と勉強時間

中学2年生になったから少しずつ勉強を頑張りたいと思いはじめるお子さんもいますが、中2の春はどのくらい勉強したらよいのでしょうか。毎日の学習スケジュールも合わせてみていきましょう。

中2の春休みの学習計画の立て方は?

全国の中学2年生は、平均的にどのくらい勉強しているのでしょうか。東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所の「子どもの生活と学びに関する親子調査2020」によると、中学2年生の学校以外での学習時間は成績上位層の平均が1時間48分、成績下位層の平均が1時間28分だそうです。

中2の学校以外での学習時間

中2の春休みは中1の総復習をする絶好のタイミングなので、普段よりも長く勉強時間を確保し、中1の内容で自分が苦手としている基礎を完璧に理解することを目指した学習計画を立てるとよいでしょう。中1の内容を既にきちんと理解しているお子さんは、中2でこれから習う内容を少し先取りしておくと有利に中2春を過ごすことができます。

中学2年生の春の学習スケジュール参考例

中学2年生の勉強時間について、一般的な中学2年生は部活に勉強にと充実した日々の中でどのような学習スケジュールで勉強しているのでしょうか。春休みと普段の学習スケジュール例をそれぞれみていきましょう。

中2の春休みの学習スケジュール例

塾の春期講習に通塾している場合

春休みの学習スケジュール例は下記の通りです。

 
9:00~12:00休憩部活部活部活部活部活自宅学習(1時間) 

 

休憩

12:00~14:00昼食、休憩昼食、休憩昼食、休憩昼食、休憩昼食、休憩昼食、休憩昼食、休憩
14:00~17:00春期講習春期講習春期講習春期講習春期講習自宅学習(1時間) 

 

休憩

自宅学習(1時間) 

 

休憩

18:00~20:00夕食、風呂夕食、風呂夕食、風呂夕食、風呂夕食、風呂夕食、風呂夕食、風呂
20:00~21:00自宅学習(1時間)自宅学習(1時間)自宅学習(1時間)自宅学習(1時間)自宅学習(1時間)自宅学習(1時間)自宅学習(1時間)

塾の春期講習を受けている中学生はそこで勉強を頑張り、寝る前の1時間を目安に春休みの宿題や春季講習の復習に取り組む時間も設けたいです。部活も春期講習も無い日は、朝昼夜にそれぞれ1時間など、決まった時間に学習を開始し、全体で3時間を目安に自宅学習の時間を確保しましょう。息抜きも必要なので、1時間勉強したら30分好きなことをしてもよいなどのルールを決めると無理なく学習を続けることができます。

塾に通っていない場合

春休みの学習スケジュール例は下記の通りです。

 
9:00~12:00自宅学習(1時間) 

 

休憩

部活部活部活部活部活自宅学習(1時間) 

 

休憩

12:00~14:00昼食、休憩昼食、休憩昼食、休憩昼食、休憩昼食、休憩昼食、休憩昼食、休憩
14:00~18:00自宅学習(1時間) 

 

休憩

自宅学習(1時間) 

 

休憩

自宅学習(1時間) 

 

休憩

自宅学習(1時間) 

 

休憩

自宅学習(1時間) 

 

休憩

自宅学習(1時間) 

 

休憩

自宅学習(1時間) 

 

休憩

18:00~20:00夕食、風呂夕食、風呂夕食、風呂夕食、風呂夕食、風呂夕食、風呂夕食、風呂
20:00~21:00自宅学習(1時間)自宅学習(1時間)自宅学習(1時間)自宅学習(1時間)自宅学習(1時間)自宅学習(1時間)自宅学習(1時間)

春休みで午前中に部活がある場合は、学習スケジュール例では帰宅後の午後に1時間、夜に1時間の勉強時間をとっています。部活オフの日はたっぷり時間があるので、朝昼夜に1時間ずつなど、部活がある日より多く勉強時間を確保しましょう。

時間数も大切ですが、春休み間も学習時間帯を固定して、学習習慣を維持することを意識してみてください。

中2の春(3月・4月・5月)の学習スケジュール例

週2回塾に通塾している場合

1週間の学習スケジュール例は下記の通りです。

 
10:00~16:00学校学校学校学校学校部活自宅学習(2時間) 

 

休憩

16:00~18:00休憩 

 

自宅学習(1時間)

部活部活部活部活休憩休憩
18:00~19:00夕食夕食夕食夕食夕食夕食夕食
19:00~21:00風呂 

 

休憩

風呂 

 

自宅学習(30分)

風呂 

 

自宅学習(30分)

風呂 

 

自宅学習(1時間)

風呂 

 

自宅学習(1時間)

21:00~22:00自宅学習(1時間)風呂 

 

自宅学習(30分)

自宅学習(1時間)自宅学習(1時間)風呂 

 

自宅学習(30分)

自宅学習(1時間)休憩

一般的な中学2年生は、放課後に2時間程度の部活の時間があります。そのため、部活動のある曜日には帰宅後に自宅や塾で1時間半~2時間程度の学習をおこないます。また、部活の無い日は帰宅後に十分な学習時間を確保することができます。土日は部活の大会があると午前から夕方まで忙しいですが、土日で部活が無い日は1週間の授業の復習や次週の予習のための学習時間をとるのが理想です。

塾なし・部活なしの場合

 

 
10:00~16:00学校学校学校学校学校自宅学習(2時間 ※午前と午後に1時間ずつ) 

 

休憩

自宅学習(2時間 ※午前と午後に1時間ずつ) 

 

休憩

16:00~18:00休憩 

 

自宅学習(1時間)

休憩 

 

自宅学習(1時間)

休憩 

 

自宅学習(1時間)

休憩 

 

自宅学習(1時間)

休憩 

 

自宅学習(1時間)

休憩休憩
18:00~20:00夕食、風呂夕食、風呂夕食、風呂夕食、風呂夕食、風呂夕食、風呂夕食、風呂
20:00~21:00自宅学習(1時間)自宅学習(1時間)自宅学習(1時間)自宅学習(1時間)自宅学習(1時間)自宅学習(1時間)自宅学習(1時間)

塾も部活もやっていないお子さんの場合、学習スケジュール例では学校から帰宅後に1時間、寝る前に1時間の勉強時間を確保しています。土日は自由時間が多くあるので、まとまった勉強時間をとることが可能です。塾に通っている生徒と比べると、自分で考えて学習時間・計画を組み立てる意識が大切です。

中2の春休みの受験勉強の勉強時間は?

中2春休みの勉強時間

春休みは中1の総復習をする絶好のタイミングなので、受験勉強の一環として、宿題以外に毎日2時間は勉強する時間を確保できるとよいでしょう。難関高校を目指すお子さんであれば、より受験勉強を意識して総復習に加えて予習も含めた毎日3時間は勉強する時間に充てることを意識しましょう。

中2の春(3月・4月・5月)からの日常の勉強時間は?

中2春の勉強時間

中2の春からの日常の勉強時間の目安としては、毎日1時間半から2時間の勉強時間を確保できるとよいでしょう。学校の宿題、授業の予習復習を軸として、時間のある曜日は中1の復習にも取り組みたいです。難関高校を目指すお子さんであれば、毎日2時間から3時間を勉強に充てられるとよいでしょう。

中2の春から始める教科別の高校受験勉強法のポイント

中2春の英語は、助動詞や接続詞のルールを身に付けることが勉強法のポイント!

中学1年生で英文法の基礎を学び、中2になるとさらに発展した文法を学習することになります。

中2春/英語の学習メインテーマとなるのは「助動詞」と「接続詞」です。助動詞とは”will”や”must”、接続詞とは”but”、”when”、”if”、”because”などが該当します。

いずれも中学英語の中で非常に重要な英文法であり、定期テストや高校入試本番でも必出内容なので、攻略必須といえます。

まずは学校の教科書やワークを利用し、助動詞・接続詞とは何かを説明できるレベルの理解が必要です。

助動詞

助動詞とは動詞を助けるものなので、動詞とセットで使うことになります。助動詞の使い方には「助動詞+動詞の原形」というルールがあること、助動詞にはwill・must・canなどがあることといった基礎知識を最初に押さえましょう。

①will=~でしょう、~つもり(未来の助動詞)※be going toとの書き換え問題が頻出

②must=~しなければならない(義務の助動詞)※have toとの書き換え問題が頻出

 

例文①「I will play tennis tomorrow.」=私は明日テニスをするつもりです。

例文②「You must study English.」=あなたは英語を勉強しなければならない。

 

助動詞can(できる)は中1で習ったはずなので、よく分からないという方は中1の教科書を確認してみてください。

接続詞

接続詞はA文とB文を接続するときに使います。when=「~のとき」、if=「もし~ならば」、because=「~なので」といった意味があります。

 

①「When+A文 , B文」→ Aのとき、B
②「If +A文, B文」→ もしAならば、B
③「Because+A文, B文」→ Aなので、B

 

例文①「When we went to Osaka, we ate takoyaki.」=私たちは大阪に行ったとき、たこ焼きを食べました。

例文②「If it is sunny tomorrow, I will play soccer.」=もし明日晴れならば、私はサッカーをするつもりです。(※if節の中は未来の話でも現在形で表すというルールがやや難しいですね)

例文③「Because I am not busy, I study English.」=私は忙しくないので、英語を勉強します。

中2春の数学は、文字を用いた式と連立方程式の理解が勉強法のポイント!

中学1年生で”x”を使った文字式の基礎や方程式を学習しましたが、中2春にはそれらの分野をさらに発展させた内容を学習していきます。

中2春/数学の学習メインテーマとなるのは「式の計算」と「連立方程式」です。どちらも中学数学においてとても重要な単元です。特に「式の計算」はココが分からないと今後かなり計算に苦労することになりますので、しっかりと確実に理解しておかないといけません。

式の計算

xやyを含んだ単項式/多項式の計算をスラスラできる力が必須です。掛け算、割り算、二乗、分数、カッコなどあらゆる要素が絡んできますが、各々のルールさえ理解すれば決して難しくはありません。慣れればあっさりと解けるようになりますので、慣れるまでは根気強く類似問題を解き続ける勉強法で取り組みましょう。

ココで文字式の計算をサボると今後あらゆる単元において苦労してしまいますので、絶対に使いこなせるようにしてやるという強い気持ちを持って「式の計算」の攻略に取り組んでください。

連立方程式

中1で習った方程式の発展形が連立方程式ですが、方程式が理解できていれば連立方程式を理解することはそこまで苦労しないでしょう。逆に言えば、方程式が理解できていないと連立方程式の理解も難しいので、連立方程式が難解に感じる方は中1の方程式に戻って復習からはじめることが大切です。

中2春の国語は、抽象的な概念の文章に慣れること、登場人物の設定を整理することが勉強法のポイント!

中2春/国語では、今までよりも抽象的な語句に触れていくことになります。つまり読む文章の難易度が上がるため、さらなる読解力が求められます。まずは教科書に出てくる文章題材で良いので、登場人物の設定をきちんと押さえ、人物同士の関係性などを整理しながら読み進めていく練習をこなしましょう。

枕草子といった古典作品に触れるのもこの時期が多いです。作品の読み込みを行い、今のうちに古典慣れを作っておくことが大切です。また、これまでに引き続き新しい漢字も学習します。漢字もこれからどんどん増えていくため、その都度着々と覚える努力をしておきましょう。

中2春の理科は、化学変化や原子分子について理解を深めることが勉強法のポイント!

中2春/理科の学習メインテーマとなるのは「化学変化」と「原子・分子」です。いずれも非常に重要な単元ですので、授業をしっかりと聞き、分からない部分は自宅で教科書を読み直すなどの復習をしておきましょう。

炭酸水素ナトリウムの熱分解の実験、水の電気分解の実験はテストに頻出の実験です。学校の授業における実験にも積極的に参加しておきたいです。座学だけでなく体験として取り組むことにより、記憶に残りやすく、思い出しやすい知識となります。

原子・分子の分野においては、原子記号と化学式を覚え、化学反応式を書けるようにすることが必須です。特に二酸化炭素や水の化学式、水の電気分解の化学反応式などは最優先で身に付ける必要があります。暗記力と理解力の両方が求められますが、しっかりと覚えて理解できるまで根気強く反復しましょう。根気強く頑張る価値のある重要単元です。

中2春の社会。地理は日本の地域的特色、歴史は江戸時代〜近代化を理解することが勉強法のポイント!

中2春/社会の学習メインテーマとなるのは、地理が「身近な地域の調査」と「日本の地域的特色」、歴史が「江戸時代」です。

地理

日本の農業・工業・人工・海流など地域的特色を学習していきます。特に押さえておきたい用語としては、親潮や黒潮などの海流、各工業地帯の特色、近郊農業や促成栽培などの農業手法、扇状地や三角州といった地形、リアス式海岸などが挙げられます。

この単元でポイントとなるのは「どっちがどっちだっけ?」と迷わないように覚えることです。親潮/黒潮、扇状地/三角州のように紛らわしい用語が多いので、テストで逆を答えてしまわないように気を付けましょう。

歴史

中2春の歴史は、江戸時代〜日本の近代化を学習していきます。定期テストや入試にも非常によく出る分野ですので、とりわけ力を入れて勉強しましょう。江戸幕府の有名な将軍だったり、三大改革を行った人物と改革内容、参勤交代の制度についてなどは最優先で押さえておきたい部分です。また、2年生で学ぶ中心範囲である近代日本に関連する、イギリス革命やアメリカの独立、フランス革命、産業革命を経て欧米諸国がアジア進出する流れを押さえましょう。

中1まで続けてきた塾や家庭教師で成績が伸びない。。。中2の春、新学期からどうしたらいい?

塾や家庭教師を受講している場合の自宅学習、勉強法、学習内容

塾や家庭教師を受講しているけどなかなか成績が伸びていないと、お子さんの目的意識が「成績を伸ばすこと」ではなく「塾に行くこと/家庭教師に来てもらった時間に学習すること」に向いてしまっている場合が非常に多いです。本来の目的は成績や実力を伸ばすことですが、とりあえずその場の学習をこなすだけで終わっている状況になってしまっているのです。

親が希望する実力アップのためには、塾や家庭教師の学習の前後に自学習で予復習や毎日の学習習慣が必須ですが、本人はその場で学習をしたことに満足してしまって成績が伸びない状況が続いてしまいます。子どもの成績を心配した親が、親の考えだけで子どもの塾通いを決定してしまった場合にこの現象はよく生じます。

塾に行って、家庭教師をつけて学力が伸びるのではなく、予め学習に対してどう取り組めば良いのかを親子で共有しておくことが大切です。

塾や家庭教師以外の自学習が必須ですが、まずは1日10分でも20分でも良いので、毎日の勉強習慣を身につける練習をはじめましょう。毎日の学習内容としては、塾・家庭教師の授業日に教えてもらったことの復習や、学校の教科書ワークの基礎の反復といった内容で構いません。

集団塾

県外受験-学習塾

集団塾に通い成績を伸ばすためには、塾の授業についていく力と集中力が必要です。塾の授業についていく力とは、学校の授業や教科書の内容をきちんと理解できていることが前提条件です。ですので、まだその力が足りていないと感じる場合は、自宅学習において教科書内容を積極的に復習する必要があります。

また、学校→部活→塾といった流れが基本なので、塾で授業を受けている時間帯にはすでに体力が限界に来ているお子さんも少なくありません。塾で頑張って成績を伸ばすという目的意識を持っている子であればそれでも頑張れるのですが、そうでない子は体力が切れてしまうと塾の授業に集中ができず、どんなに塾の先生が良い授業をしようがイマイチ吸収できません。常日頃から早く寝る習慣をつけ、栄養のある食事をとり、集団塾の授業を集中して受けられるほどの学習体力を作ることが必要といえます。

中2春であれば高校受験までに時間はあるので、集団塾の授業についていける気がしないというお子さんは別の手段に切り替える選択も考えないといけないかもしれません。

家庭教師

家庭教師

基本的に1対1で指導してもらえる点が家庭教師の強みです。塾へ往復する手間が省けるので体力的にも楽になりますし、お子さんの理解力や段階に合わせてくれる先生であれば徐々に成績も向上する可能性が見込めます。

ただし家庭教師の先生に頼りすぎてしまうと、結局は先生が来た時しか勉強しなくなり成績が伸びないというパターンもよくあります。家庭教師は週1回の場合が多いので、どうしても週1回で先生が教えられることは限られてしまいます。限界があるのです。

家庭教師で成績を伸ばすためには、自分自身で日頃から自宅学習をしておかないといけません。自宅学習の内容としては、家庭教師の先生に前回教えてもらったことを忘れないように復習することがメインと考えてください。そのうえで余裕があれば、ワークや問題集を自分で進めていく中で理解できなかった問題を見つけておき、その問題を次回の家庭教師の授業の際に教えてもらうといった形が取れると理想的です。

個別塾

塾

個別塾というものは完全1対1のところもありますが、基本的には1対2や1対3が主流となります。完全1対1の家庭教師と比べると、自分から先生に質問をする積極性が求められます。「どこが分からないのかが分からない」というお子さんが非常に多いですが、それだと質問のしようがありません。そのため、自宅学習において教科書レベルの基礎力をつける学習をしておく必要があります。

個別塾で成績を伸ばすためには、まずは最低限、「ココが分からないからココを先生に質問しよう!」という状態になることがスタートラインなのです。

通信教育を受講している場合の自宅学習、勉強法、学習内容

カリキュラム

中1の間は塾に通っていたけど伸びず、中2春からは通信教育に切り替えてみようというお子さんもいらっしゃるかと思います。やり方や考え方によっては通信教育で成績を伸ばすことも可能です。

通信教育とは進研ゼミやFAX指導のような自宅学習教材がありますが、最近ではタブレット学習教材やオンライン授業をいつでも視聴できるタイプの通信教育も浸透しています。学校の教科書で理解しきれなかった部分を、通信教育による自宅学習で補っていきましょう。また、学校の教科書ワークだけではどうしても問題数が足りない場合に、通信教材でより多くの問題数をこなすことが可能となります。多くの問題を解き問題慣れをすることがテスト本番での成功につながります。

家庭教師や塾だと先生側から学習スケジュールを指示してもらえることもありますが、通信教材は自分で学習スケジュール管理をしないといけない点がポイントとなります。通信教材は毎日コツコツ進めて行かないとどんどん溜まってしまい、最終的にパンクしてしまいがちです。毎日2ページは必ず進める、毎日帰宅後1時間は通信教材を頑張るなどマイルールを作ってみると良いでしょう。

塾なし、通信教育なし場合の問題集や教材選び、自宅学習、勉強法、学習内容

家庭学習

塾なし通信教育なし、すべて自力で志望校合格を目指すお子さんも一定数います。もちろん独学は簡単なことではありませんが、やり方・考え方によっては塾や通信教育をやっている子以上に成績を伸ばすことも可能です。

独学で成績を伸ばしたければ

①学校の授業をしっかり受ける

②予習復習の習慣付け

③忘れてしまわないように定期的に反復

④大まかな学習スケジュールを立てる

⑤自分に甘くならない(自己管理能力)

 

①・・・極論を言えば、学校の授業ですべて完璧に理解できていれば、塾も通信教育も必要はありません。学校の授業・教科書だけで十分です。この状態を目指し、とにかく学校の授業をいつも集中して受ける、わからない点を質問することを意識してください。

②・・・学校の授業を完璧に理解するためには、前日までに予習をしておくことが有効です。また、授業中にどうしても理解し切れなかった部分は、帰宅してから復習をして必ず理解しないといけません。その日のことはその日のうちにという精神を持ってください。その際、教科書ワークだけでは理解が難しいのであれば、ネット検索やYoutube動画に頼る方法が楽です。

③・・・人間ですので一度やっただけではすぐ忘れてしまいます。翌日、3日後、1週間後など自分で反復のペースを決めて定期的な反復をおこないましょう。基本内容については、色んな問題に手を出していく勉強法よりも、大事な問題だけを何度も反復をして確実に自分のものにしてしまうという勉強法の方が長い目で見れば成績安定につながります。

④・・・毎日〇時~〇時の間に勉強をする、毎日最低〇時間は勉強する、どうしても今日勉強できなかった分は必ず翌日に取り戻すなど大まかな学習スケジュールを立てましょう。ガチガチに細かいスケジュールを立ててしまうと実現が難しいので、ある程度は大まかな計画で大丈夫です。

⑤・・・塾や家庭教師をやっている子と比べると、自分の時間を多く持てる分、自分との戦いになります。もちろん息抜きは必要なのでゲームをしてはダメということではありません。1時間勉強を頑張った自分へのご褒美としてゲーム/動画30分OKなどのマイルールを決めておくと良いでしょう。

自分にピッタリ合わせた学習プランで受験勉強法に取り組める「じゅけラボ」で、効率的で無駄のない勉強を今すぐスタートする方法もオススメ

中学2年生の春、1学期から受験勉強をスタートさせたいと考えているお子さん。それぞれ性格や学習修得状況が異なるので、自分に合った勉強法を見つけることが効率の良い受験勉強につながります。中学2年生は学校の授業内容が難しくなり、部活も大変で忙しい時期ですので、なるべく無駄のない勉強の習慣を身に付けることをおすすめします。

じゅけラボ予備校の受験対策カリキュラムでは、高校受験対策のプロがお子さんの志望校の過去問や出題傾向を分析し、志望校合格のために必要な学習内容をご提供します。

また高校受験までの期間から逆算し、毎日どの教科の、どの教材や参考書の何ページから何ページまでを進めればいいのか?いつ復習や習熟度の試験を受けたらいいのか?これら全てをお子さんのために、完全オーダーメイドで盛り込んだ学習計画表を毎月お送りします。高校受験合格に向けて、一緒に効率の良い受験対策をスタートさせましょう!

自分専用の学習プラン「オーダーメイドカリキュラム」で中2の春・1学期から勉強する事で得られる成果

✔️学習計画を自分で立てなくていいから、勉強する事だけに集中できるようになります

✔️自分のレベルに合わせて無駄なく最短ルートで学習できるようになります

✔️5教科全て対策ができます

✔️毎日「何を、どのぐらい」勉強すればいいのか考える必要がなくなります

✔️自分に合ったカリキュラムだから、途中で挫折せずに学習計画通りに勉強を進める事ができます

✔️中1の時にE判定でも第一志望高校合格にできる学力を身につける事ができます

中2の春の新学期だけど第一志望高校が決まっていない。それでも高校受験勉強はスタートした方がいい?

中2の春の時点で第一志望高校が決まっていないお子さんはたくさんいらっしゃると思いますが、第一志望高校が決まるのを待っていたらなかなか受験勉強をスタートすることができません。

遅い子だと中3秋冬にようやく第一志望校が決まるということもよくあるので、いつか志望高校が決定したときのために少しでも早いうちから高校受験勉強をはじめておくことをおすすめします。

受検直前になって一から勉強をはじめてしまうと、時間が足りなくて焦ってしまいます。もっと早くから勉強しておけばよかったと後悔をしなくてもいいように、受験生になった時の自分を少しでも楽にしてあげるために、中2春から少しずつ受験勉強をスタートさせる意識を芽生えさせてみてください。

中1までの成績は高校受験に関係するのか?

中1までの成績が高校受験に関係するかどうかは都道府県によって異なります。自分が受験する高校の都道府県が中1までの成績を含めるのかどうか調べてみましょう。

中1の内申点は高校受験に関係してくるのか?

中1の内申点が高校受験に必要となる都道府県は以下です。

北海道、青森県、秋田県、岩手県、宮城県、福島県、 

 

埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県、

新潟県、石川県、山梨県、岐阜県、

大阪府、滋賀県、和歌山県、京都府、

岡山県、広島県、島根県、山口県、

愛媛県、香川県、徳島県、高知県

大分県、長崎県、熊本県、佐賀県、宮崎県、沖縄県

中1の定期テストの点数・学力は高校受験にどう影響するのか?

現在33の道府県では中1の内申点の成績が高校受験に影響しており、基本的に「高校入試の点数+中1~中3の内申点」の合計点によって合否判定が行われます。

内申点とは、学校の定期テスト(中間期末テスト)の点数、授業態度、宿題の提出などにより決まります。中1の頃から授業をちゃんと受け、宿題も出し、定期テストで高得点を取れているお子さんは高校受験を有利に戦うことができるということです。

中1の頃の内申点にあまり自信が無いお子さんは、中2春でもまだ巻き返しは可能ですので今から内申点を意識した生活に切り替えましょう。中1の内申点以上に中2中3の内申点を重視している道府県もあります。

中1内申点

中1の最後の模試が偏差値30~40程度で志望校判定がE判定、D判定だったら第一志望校を変更する必要はあるのか?

中1の最後の模試の結果がE判定でも偏差値30~40程度でも、それを理由に中2春の時点で第一志望校を変更する必要はありません。

ここから先の頑張り次第でいくらでも偏差値・志望校判定を引き上げることは可能だからです。成績を伸ばすためには「勉強のやり方×やる気」という意識を持ち、まず何から手をつけるべきか、どういった勉強法を取るべきかという点を考えていきましょう。

中1最後の模試の結果が悪かったということは、中1の学習内容がまだまだ理解できていないということが明らかです。このままでは中2で習う授業内容も全然理解できないと思われるので、中2春のうちに少しでも中1内容の復習に取り掛かり基礎の土台つくりをおこなうべきです。

中2の春の時点で不登校の場合、高校受験に向けてどうしたらいいのか?高校受験へ向けた勉強法や取り組み方について

中2春不登校

不登校のお子さんは、それぞれ勉強の進み具合や理解度に差があります。中学校の学習は、小学校から中学1年生までに学んだ内容を基礎として、中学2年生以降の学習が進んでいきます。学校を休みがちになっているお子さんの場合は、休んでいる間に授業が先に進んでしまい学習できていない単元があることが多くあります。学習できていない単元があることで学校の授業についていけず、学年が上がっていくとさらに理解できない単元が増えてしまうことにつながります。

高校受験に向けての勉強法は、お子さんが分からなくなってしまった原因となっている単元まで戻って理解しなおした上で、少しずつ先へ先へと学習内容を学んでいくことが必要です。必要があれば小学校レベルの内容から復習していくことで、高校受験に向けた基礎的な学力を身につけていくことが可能です。

また高校受験までに分からない単元からの復習を終え、受験合格ラインの学力を身につけられるようにするために、高校受験から逆算して日々の学習スケジュールを立てコツコツと勉強を進めていくことも重要になります。不登校のお子さんは、お休みしている間に毎日の勉強習慣が抜けてしまっていることもあります。そのため、それぞれのお子さんに合わせて毎日の学習スケジュールを決め、スケジュール管理をしながら進めていくことが大切です。

また、中2春の時点で不登校の場合、登校できるようになることを希望されていることも多いとは思いますが、どうしても復帰することが難しく、中学校卒業資格だけ取るというケースもあります。

どうしても復帰を見込めない場合は、内申点が選抜基準に含まれない高校を目指して高校受験対策に取り組んでいく選択肢もあります。この場合の高校受験対策への取り組み方としては、学校授業に合わせるのではなく、優しいレベルの高校受験対策教材や、学習内容を体系的に学べるような中学3年間の復習用教材を利用しても良いです。学校授業は、定期テストで習熟度を確認しながら進めるカリキュラムに沿っているため、受験対策には向かない順序で学習が組まれていることもあります。

今の中学、元の中学への復帰を考えないのであれば、高校受験対策に振り切った勉強法に取り組むのも1つの選択肢です。

まずは勉強に追いつく事に焦らなくてよい

学校を休みがちになってしまうと、授業で習ったところまで追い付かなければと焦ってしまうこともあります。ただ焦って闇雲に追いつこうと自主学習をしても、分からなくなってしまった原因となっている単元から戻って学習していかなければ、あやふやな部分が残ってしまい、結局もう一度復習しないといけなくなることも多いです。

また、中学校の授業は高校受験準備の中のひとつととらえることもできます。今は授業に遅れてしまっている状況でも、高校受験までに中学校での学習範囲をしっかりと理解して、志望校への合格ラインまで学力を上げることができていれば大丈夫です。高校受験を見据えて効率的に学習を進めていけば、勉強の遅れを取り戻すことは十分可能です。

高校受験に焦点を絞って確実に学習を進めていけば良い

高校入試では例年の出題傾向が引き継がれるケースが多く、傾向と対策をおさえた上で、高校受験に焦点を絞って確実に学習を進めていけば、合格ラインまで到達できる可能性は十分にあります。それは、公立高校だけではなく私立高校においても当てはまります。

不登校で学校の授業を受けれていない点は不利ですが、志望校の傾向と対策を理解し、効率的な高校受験勉強をおこなっていけば合格を勝ち取るチャンスはあります。

内申点が必要な公立高校を受験する場合の注意点

内申点が必要な公立高校受験の場合には、内申点の点数と学力試験の点数を総合的に評価して合否が決まることがほとんどです。中学2年生なら、内申点を上げるためにできることはいくつかあります。

まずは欠席日数がなるべく少なくなるように注意しましょう。公立高校の受験では、欠席日数が多い生徒は審議対象となることが多くあります。そのため、遅刻や早退になったとしても、保健室やフリースクールへの登校であっても、出席日数をなるべく増やすことができるようにすることをおすすめします。

また、定期テストはなるべく休まずに受けるように注意しましょう。定期テストを受けることで、点数が良い場合には内申点にも良い影響を与え、点数が悪くても1がつくことを免れることもあります。クラスでみんなと定期テストを受けることが難しい場合には、中学校の先生に別室で受けられないか相談することをおすすめします。

そしてできる限り提出物は期限を守って提出するように注意しましょう。不登校の状態だと、どんな提出物をいつまでに出すのか分からない場合もあります。学校の先生との連絡を密に取りながら、期限を守って提出できるようにしましょう。

内申点を上げる努力をしながら、高校受験の学力試験で高得点を取れるように早い段階から受験対策をしておくことにも注意しましょう。

内申点が必要な公立高校受験では、内申点と学力試験を総合的に評価することがほとんどです。内申点が高くない場合は、特に学力試験で上位の得点を取ることができるように、志望校の入試傾向と対策を理解した上で早いうちから学習を積み重ねていくようにしましょう。

内申点が必要ない高校を受験する場合のポイント

内申点が必要ない場合には、志望校の合格ラインまで学力を上げておくことと高校入学後に備えるためにも、学習習慣を身につけておくことがポイントです。不登校のお子さんの場合には学習の習熟度や理解度が様々であるため、つまずいている単元の復習から高校受験の対策までの学習計画を個別に作成し、学習を進めていくことが大切です。また自宅での学習習慣を身につけるためにも、1日1~2時間は勉強する、教材の何ページから何ページをやるというように、毎日の具体的な学習スケジュールを用意して勉強することが重要です。

中2の春から高校受験勉強をスタートすれば第一志望高校への合格はほぼ確定したようなものです!今から学習を始めたい方に第一志望高校合格に向けた計画的な学習プランと勉強法を提供します。

中2春からの高校受験対策

中2の春から高校受験勉強をスタートするお子さんは決して多くないので、逆にこの時期から受験勉強をはじめることができると非常に有利です。今なにもせず中3になってしまうと絶対に大変ですし、まだ余裕のある中2春のタイミングで少しずつ受験勉強をスタートすることはとても良いことだと思います。

ただ何からはじめれば良いか分からない、1人で受験勉強を続けていく自信がない、中2の授業に対する予習復習と中1の総復習の両立が上手くできないといったお子さんも少なくないでしょう。

じゅけラボでは中2春から高校受験勉強をスタートさせたい方に最適な学習プランと勉強法を提供しますので、ぜひ一緒に第一志望校合格を勝ち取りましょう!

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よくある質問

中2の春から高校受験勉強する場合の勉強時間はどのぐらい必要ですか?

中2の春から高校受験勉強をする場合、平日は毎日1.5~2時間、土日祝は2.5~3時間が勉強時間の目安となります。部活や行事が忙しい日もあるかと思いますが、忙しい時も最低1時間は勉強するといったように最低ラインを決めておくと良いでしょう。コツコツの積み重ねが受験期の優位につながります。

中2の春から高校受験勉強する場合の勉強内容や学習スケジュールはどうしたら良いですか?

中2の数学・英語を攻略するためには、前提条件として中1および小学校の基礎を押さえておく必要があります。ゆえに過去の復習をしつつ、今学校で習っている授業に対する予習復習もしていかなければなりません。
国理社については基本的に今学校で習っている範囲の学習を中心に進めていき、土日・部活オフ日や長期休みなど時間的余裕があるタイミングで過去に習った部分の復習をしておきましょう。

中2の1学期から高校受験勉強をスタートしたら第一志望校に合格できますか?

中2の1学期から高校受験勉強をスタートさせれば第一志望校に合格できる可能性は非常に高くなります。余裕を持って学習計画を練ることができるので、志望校合格可能圏内に到達できるお子さんは多いです。
ただもちろん自分に合った正しい勉強法を身に付ける必要はあるので、もし中2の1学期から勉強を頑張っているのに思うように伸びないというお子さんは勉強法を見直すべきかもしれません。

中1の3学期時点でオール3でした。中2の1学期から受験勉強すれば偏差値70以上のトップ高校でも合格できますか?

可能性は十分にあります。ただしライバルは強力です。トップ高校を受験するライバル達の多くはもっと早い段階から受験勉強をはじめていると考えた方がよいでしょう。今までと同じ勉強をしていてはそれらのライバルに追いつくことは難しいので、勉強法や考え方をまずは改める必要があります。
無理しすぎない程度で勉強時間を増やしましょう。毎日授業に対する予習復習をすること、テスト前はワークのテスト範囲の問題をすべて理解できるまで頑張ること、テストが返却されたら間違えた問題をすべて理解できるようにすることなどを意識しましょう。

中1の冬に受けた模試で志望校への合格がE判定でした。中2の1学期から勉強すれば第一志望高校へ合格できますか?偏差値は現在30〜40程度です。

まだ時間は十分にあるので、勉強法や意識を見直すことができれば第一志望校への合格は可能です。中1の冬に受けた模試がE判定ということは、つまり中1の勉強内容が全然理解できていないはずです。今すぐ中1の復習に全力を注ぎましょう。

中2になりましたが、まだ第一志望高校が決まっていません。志望校が決まってから高校受験勉強を開始したらいいですか?

中2春の時点ですでに第一志望高校が決まっているお子さんはあまり多くないと思いますが、第一志望高校が決まるのを待っていたらあっという間に3年生になってしまいます。
高校受験勉強をある程度頑張ることによって自分の真の実力が分かり、そして第一志望高校が決定するという場合も多々ありますので、まずは高校受験勉強をスタートしてみましょう。少しでも早いうちに高校受験勉強を開始しておけば、何かと有利に受験を立ち回ることができます。

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