医学部合格をつかむためには、英語・数学・化学・物理・生物の5科目すべてを高水準で仕上げることが求められます。本エピソードでは、各科目の入試傾向と対策法を徹底解説。数学の「速さと正確さ」を磨く訓練法、英語の医系単語と英作文の伸ばし方、生物の図解学習による記憶定着法、化学の理論と演習のバランス学習、物理の力学を軸とした段階的理解など、科目別に勉強の“質”を高める戦略を紹介します。過去問演習を効果的に使い、苦手分野を最短で克服するポイントもお伝え。国公立・私立医学部それぞれの入試傾向に合わせた「科目別合格ロードマップ」で、あなたの勉強を合格レベルへ引き上げます。
ふみか: 勉強の疑問はここで解決。受験対策ラボ情報局へようこそ。
がくしん: こんにちは。パーソナリティのがくしんです。
ふみか: 同じくふみかです。
ふみか: 今日も受験に役立つ情報をディスカッション形式でお伝えしていきたいと思います。
ふみか: えっと、医学部合格、これ多くの受験生が目指す高い目標ですよね。
がくしん: そうですね。本当に科目数も多いですし、それぞれにかなり深い理解が求められますからね。
ふみか: はい。
がくしん: 今日はその医学部入試に向けて、数学、英語、理科、生物、化学、物理ですね。これらの科目別の勉強法について少し掘り下げていきましょうか。
ふみか: いいですね。
がくしん: どうすれば勉強の質を上げて効率よく対策できるか、そのポイントを探っていければと。
ふみか: はい。ぜひお願いします。
ふみか: じゃあまず、数学からいきましょうか。
ふみか: 医学部入試の数学って、単に解ければいいってものでもないんですよね。
がくしん: まさにおっしゃる通りです。
がくしん: 計算力はもちろん、それは基本として必要なんですけど、それ以上にですね、速さと正確さ。
ふみか: 速さと正確さ。
がくしん: そして問題の本質を見抜く応用力、これが非常に問われますね。かなり時間との戦いっていう側面もあるので。
がくしん: なので、日頃からちゃんと時間を測って問題を解くみたいな練習は、これはもう欠かせません。
がくしん: あと、計算ミスをどう減らすか、これも自分なりに工夫していくのが大事ですね。
ふみか: 特に微分積分はよく出ると聞きますけど、これはどういうアプローチがいいんでしょう?
がくしん: 微分積分ですね、確かに頻出です。
がくしん: 計算問題が多いんですけど、でもその背景にある理論、これをしっかり理解しておくことが結局応用力につながっていくんですよ。
ふみか: なるほど、理論ですか。
がくしん: ええ、だから一つの問題に対しても解き方が一つじゃない場合が多いので、複数の解法を考える、そういう練習も大事です。
ふみか: ふむふむ。
がくしん: そうすることで、より早く、より正確に解ける方法を選び取る、そういう力が身につきますから。
がくしん: あと当然ですけど、苦手分野をそのままにしないというのも重要ですね。
ふみか: 基礎をしっかり固めて、早く正確に解いて、さらに柔軟な思考力も必要と。数学は総合力が試されるんですね。
がくしん: そういうことになりますね。
ふみか: では次に英語はどうでしょう?配点が高い大学も多いって聞きますが。
がくしん: 英語はですね、合否を分けると言っても過言ではない、それくらい重要な科目です。
ふみか: やっぱりそうですか?
がくしん: 特に医学部ならではという点で言うと、医療系の専門用語ですね。いわゆる医系英単語、これへの対応がどうしても必要になってきます。
ふみか: 専門用語、それはどうやって対策すれば?
がくしん: そうですね。一つは医系英単語集を一冊しっかり決めて、それを徹底的に覚えるというのが王道かもしれません。
がくしん: あるいは志望校の過去問を分析して、そこによく出てくる単語をリストアップして集中的に覚えるなんていうのもかなり効果的です。
ふみか: なるほど、過去問から。
がくしん: あとはもちろん基本的なことですが、毎日長文に触れるとか、文法の精度を高めるとかも非常に大切ですね。
ふみか: 英作文とか記述問題っていうのも気になりますね。
がくしん: 英作文はですね、書いたらもう必ず添削してもらうことですね。
ふみか: 添削ですか?
がくしん: はい。自分では気づけない弱点とか改善点というのが具体的に分かりますから、フィードバックをもらうのが一番です。
がくしん: それと国公立か私立か、あるいは大学によって文法重視なのか、長文読解や記述がメインなのか、傾向が結構違うので、そこを見据えて志望校に合わせた対策もする必要がありますね。
ふみか: なるほど、志望校対策重要ですね。
ふみか: 次は理科ですね。まず、生物はどうでしょうか?
がくしん: 生物、これはですね、何よりもまず教科書レベルの基礎知識、これを完璧に理解する。これが全てのスタートラインですね。
ふみか: 完璧にですか?
がくしん: ここが曖昧だと応用問題、特に論述問題なんかは全然立ち打ちできなくなってしまいます。
ふみか: ただ暗記するだけじゃなくて、深い理解が大事なんですね。何かコツみたいなものはありますか?
がくしん: そうですね、自分で図とか書いてみるといいですよ。
ふみか: 図を書く?
がくしん: 視覚的に整理することで複雑な生命現象とか関係性とかもグッと理解しやすくなりますし、記憶にも残りやすいんです。
ふみか: へー
がくしん: それから論述問題、これはやっぱり書いたら添削してもらうのが一番です。
がくしん: 自分の説明でどこが足りないのか、どこが分かりにくいのか、客観的な視点をもらうのが重要ですね。
ふみか: なるほど。では化学はどうでしょう?理論、無機、有機と範囲が広いイメージですけど。
がくしん: 化学はですね、まず最初にしっかり固めたいのが理論化学の分野です。
ふみか: 理論化学
がくしん: はい、ここが無機化学や有機化学を理解する上での全ての土台になりますから。
がくしん: もちろん暗記すべき知識も多いんですが、ただ知識を詰め込むだけじゃなくて、
ふみか: はい
がくしん: 問題演習を通じてその知識を使える知識にする練習、これとのバランスが非常に重要になってきますね。
ふみか: バランスですか?具体的にはどういう
がくしん: えっとですね、まずは標準レベルの問題集で基礎をしっかり固めますよね。
ふみか: ええ
がくしん: そしたら少しずつ難易度を上げながら演習量をこなしていくと。
がくしん: あと入試では結構異なる分野の知識を結びつけて考えさせるような応用問題も出ますから、
がくしん: 過去問を分析してどういう聞かれ方をするのか、その傾向をつかんでおくことももちろん大事です。
ふみか: わかりました。では最後に物理ですね。物理はなんだか公式が多くて大変そうなイメージが
がくしん: まあ確かに公式が多いんですが、ただその公式を丸暗記するだけでは物理は立ち打ちできないんですよ。
ふみか: あ、そうなんですね。
がくしん: なぜその現象が起こるのかっていう根本的なその物理現象の理解、ここから入ることが実はすごく重要なんです。
ふみか: 現象の理解ですか。
がくしん: はい、特に力学ですね。力学は電磁器とか熱とか他のすべての分野の基礎になるので、最初に時間をかけてしっかりとその考え方を理解しておきたいところです。
ふみか: その現象理解っていうのはどうやって深めていけばいいんでしょう。
がくしん: まずはやっぱり教科書をじっくり読み込むことですね。原理原則をしっかり理解する。
がくしん: そしていきなり難しい問題に行くんじゃなくて、簡単な基礎問題から始めて段階的にステップアップしていく感じです。
がくしん: 疑問点をそのままにしないというのもすごく大事で。
がくしん: わからないことがあったらすぐにしらべるなり先生に質問するなりして解決していく。
がくしん: 最終的にはもちろん志望校の過去問をしっかり解き込んで出題傾向を知るだけじゃなく、時間配分なんかも含めた実践的な対策を行う。これが合格への道ですね。
ふみか: うーん、どの科目も結局は基礎を深く理解してそれをどう応用していくか。そして志望校に合わせた戦略的な対策が重要ってことですね。
がくしん: まさにその通りです。限られた時間の中で最大の効果を出すためには、やっぱり科目ごとの特性をしっかりつかんで、あなた自身が計画的に戦略的に学習を進めていく必要があるということですね。
ふみか: はい。さて、今日の情報局はここまでとなります。
がくしん: そうですね。今日お話した勉強法はあくまで一例ですからね。一番はご自身に合ったやり方を見つけることが大切です。
がくしん: ただ、一度確立した方法でも本当に今の自分にとってベストなのかなって時々立ち止まって見直してみる。そういう視点も持ってみると学習の質がまたさらに一段階上がるかもしれませんね。
ふみか: はい、ありがとうございます。それではまた次回お会いしましょう。さようなら。
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