中2の夏から始める高校受験対策
中学2年生の夏の勉強時間や高校受験勉強法

中学2年生の夏。中学生活ももうすぐ折り返し。そろそろ高校受験への準備をはじめないとと考えるお子さんも増えてくる時期です。志望校に合格するために中2の夏からどのような準備をすればよいか、どういった手順で勉強を進めるべきかについて解説しておりますので、是非参考にしてみてください!

中2の夏からの高校受験勉強は「まだ早い?」「遅い?」

中2の夏からの高校受験勉強は「まだ早い?」「遅い?」

じゅけラボで、2022/09/27~2022/10/04の期間で、高校受験した16~19歳の男女1086名を対象に、実際に受験勉強を始めた時期と、受験勉強を始める理想の時期についてアンケートを行いました。

その結果、実際に中2の夏までに高校受験勉強を始めた人が全体の9%と全体の1割にも満たない数字に対して、中2の夏までに高校受験勉強を始めたら良かったと思っている人は33.3%と実に3倍以上にもなりました。

この調査結果からだと、中2の夏までに高校受験勉強を始める人は少ないので、「まだ早い」と言うこともできますが、約3割の人が中2の夏までに高校受験勉強を始めておけば良かったと後悔している人たちもいるので、受験勉強を始める時期としては決して「早くはない」とも言えます。志望校が既に決まっているのなら、中3の受験時期になって後悔しないように中2の夏から高校受験勉強を開始しましょう。

このアンケート結果から、高校受験経験者の約20%、まさに1/5の方が高2の春までに受験勉強をしとけば良かったと思っているので、高2の春・1学期から高校受験勉強を始めるのは早いとは言えません。むしろ、高2の春から受験勉強の準備をスタートする事で、後悔しない高校受験を迎える事ができるでしょう。

「まだ早い」「まだ志望校が決まっていないから」と言って受験勉強のスタートが遅れると後悔する事に...

第一志望高校に残念ながら不合格となってしまうお子さんの中には、合格点までわずか数点だけ足りなかったという場合がざらにあります。「こんなことならもう少し早く受験勉強をはじめればよかった...あと1ヶ月、1週間でも早くはじめていれば...」と大きな後悔が残ってしまいます。

全力を出し切った上での不合格であればまだ納得もできますが、後悔が残ったうえでの不合格は本当に悔しい気持ちが残ってしまうので、後悔だけはしなくていいように「まだ早い」

「まだ志望校が決まっていないから」といった考えは捨てましょう。

志望校が決まった時に合格を狙えるように、今から学力を上げておく必要があります。

なるべく早いタイミングで受験勉強をスタートすればするほど第一志望高校合格の可能性は高くなるので、できる限り早めのスタートを心掛けましょう。

中2の夏は超重要!夏から高校受験勉強を開始して、第一志望高校合格を確実なものにする

中2の夏は超重要!夏から高校受験勉強を開始して、第一志望高校合格を確実なものにする

中2の夏から高校受験勉強を開始すれば、中3になってから受験勉強を始めるよりも精神的かつ体力的にも余裕を持って受験にトライすることができます。中2の夏の過ごし方によって大きく成績を伸ばす子もいるので、少しでも第一志望校合格の可能性を高めるために中2の夏から高校受験勉強をスタートさせることをおすすめします。

また、高校に合格するためには基本的に調査書/内申点の成績も考慮されます。都道府県によって内申点の付け方は異なるのですが、「中1~中3の成績を内申点に含める」「中2中3の成績を内申点に含める」「中3の成績のみを内申点に含める」の3タイプに大きく分かれます。およそ7割の都道府県が中2の成績も内申点に含めるとしているので、とりわけそれらの都道府県在住のお子さんは中2から内申点を意識した受験勉強を進めていきたいところです。

中2の夏から高校受験勉強を始める場合、一体何をすればいいのか?勉強内容は?

第一志望校への合格に向けて中学2年生の夏から高校受験勉強をはじめることが大切とはいっても、いったいどのような学習をしていけばよいのでしょうか。

中学2年生の夏から取り組むべき高校受験勉強は、以下の通りです。

 1. 中1および中2(一学期)の総復習

 2. 中2現在の授業・定期テスト対策(内申対策)

 3. 先取り学習

基本的に中2夏で学習する勉強内容は、中1および中2(一学期)の基礎を理解をしていることが前提条件となります。特に数学や英語ではその傾向が顕著といえます。よって中2夏の学校授業についていくためにもなるべく早いうちにまずは中1の総復習をし、中1の基礎を固めておく必要があります。特に夏休みは総復習に力を入れるチャンスです。

また、公立高校はもちろん、ほとんどの高校で中学校の成績(評定)が合否判定の対象となります。調査書/内申点と呼ばれるものです。中2の成績を評価対象に含めている都道府県・高校も多いため、中学校での学習態度や意欲、提出物、定期テストの成績を意識した勉強を積み重ねていくことが大切です。

そして多少の余裕があれば、少し先の授業内容を先取り学習しておくとより有利に高校受験勉強を進めることができます。進学塾に通っているお子さんの場合は塾で先取り学習をしていることも多いですが、塾に通っていない場合も同様に1つ先の授業内容だけでも先取りしてみるとよいでしょう。

これらの学習に取り組みながら学習習慣を作り、中2夏から高校受験勉強の土台作りに着手していきましょう。

中2の夏から高校受験勉強をスタートする場合の勉強内容と勉強範囲

中学2年生の夏における勉強内容は、中1の学習内容に関連しているものだったり、中1よりも少し難易度が上がったものが中心です。中2になって学校の授業が全然理解できなくなったというお子さんは、中1の基礎があやふやな状態だといえるので、もう一度中1や小学校の内容に戻って復習し直す必要があります。

中2の夏に習う各教科の勉強範囲は以下の通りです。

※学習順序や単元名、学習範囲は教科書や学校の進度によって異なりますので、お手持ちの教科書や学校の学習進度もご確認ください。

数学(中2の7月~9月/啓林館参照)

一次関数

中2夏 数学の学習系統図

英語(中2の7月~9月/啓林館参照)

助動詞should

天気

動名詞

不定詞(名詞的用法)

It is ... (for+人)to 動詞の原形

would like

What would you like to~?

中2夏 英語の学習系統図

国語(中2の7月~9月/光村図書参照)

言葉と向き合う

読書生活を豊かに

人間のきずな

中2国語学習系統図

理科(中2の7月~9月/啓林館参照)

生物の体とつくりとはたらき

・生物の体のつくりの観察

・植物と動物の細胞のつくり

・光合成にともなう二酸化炭素の出入り

・根と茎と葉のつくり

・唾液のはたらき

・刺激を受け取ってから反応するまでの時間

中2理科学習系統図

社会(中2の7月~9月/帝国書院参照)

【地理】

日本の地域的特色

日本の諸地域


【歴史】

江戸時代

近代国家の歩みと国際社会

中2夏 社会の学習系統図

中2の夏から取り組む高校受験勉強法

中2の夏から取り組む高校受験勉強法

夏休みの間に既習範囲の総復習を一通り終えることを意識しましょう。まずは中1の基礎の土台作りが最優先となります。中2の夏のうちに大方の中1土台を完成させておけると秋以降の勉強に弾みがつきます。

夏休みまでの期間は学校の授業もどんどん進むので、中1の復習と中2の授業の対策を並行しておこなっていく必要があります。

中2夏からの授業対策としては、とにかく授業中に先生の話を集中して聞くことが大切です。前日に教科書を読んでおくなど少しでも予習をしておくと集中して授業が聞きやすくなるでしょう。ノートをきちんと取り、先生が「ココ大事だよ」とヒントを与えてくれた際はノートにチェックを付けておくなど積極的に授業を受けたいです。

中学2年生はとりわけ部活がハードになりがちなので、部活後帰宅してからの負担を少しでも減らすために”授業中になるべく理解してしまう”習慣をつけることが理想となります。

教科書以上の細かい部分まで覚えたり理解しようとする必要は無いので、教科書をきちんと理解することを目指しましょう。教科書に出てくる公式や用語を正しく使いこなせるようになれば、定期テストでも本番の入試でも合格点を叩き出すことは十分可能です。1回やっただけではすぐ忘れてしまうので、高校受験を意識するならば定期的に反復をして忘れないようにする努力は必ずしておきたいです。

中2の夏からの勉強計画の立て方と勉強時間

中2の夏から受験勉強をはじめようと思っているお子さんも多いと思いますが、中2の夏はどのくらい勉強したらよいのでしょうか。毎日の学習スケジュールも合わせてみていきましょう。

中2の夏休みの学習計画の立て方は?

中2の夏休みの学習計画の立て方は?

全国の中学2年生は、平均的にどのくらい勉強しているのでしょうか。東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所の「子どもの生活と学びに関する親子調査2020」によると、中学2年生の学校以外での学習時間は成績上位層の平均が1時間48分、成績下位層の平均が1時間28分だそうです。

夏休みは中1全体と中2(1学期)の総復習をする絶好のタイミングなので、普段よりも長く勉強時間を確保し、自分が苦手としている基礎をすべて克服することを目指した学習計画を立てるとよいでしょう。中1の内容を既にきちんと理解しているお子さんは、中2でこれから習う内容を少し先取りしておくと秋以降の勉強を有利に立ち回ることが可能です。

中学2年生の学習スケジュールの参考例

中学2年生の勉強時間について、一般的な中学2年生は部活に勉強にと充実した日々の中でどのような学習スケジュールで勉強しているのでしょうか。夏休みと普段の学習スケジュール例をそれぞれみていきましょう。

中2の夏休みの学習スケジュール例:塾の夏期講習に通塾している場合

夏休みの学習スケジュール例は下記の通りです。

 

 

9:00~12:00

休憩

部活

部活

部活

部活

部活

自宅学習(1時間)

休憩

12:00~14:00

昼食、休憩

昼食、休憩

昼食、休憩

昼食、休憩

昼食、休憩

昼食、休憩

昼食、休憩

14:00~17:00

夏期講習

夏期講習

夏期講習

夏期講習

夏期講習

自宅学習(1時間)

休憩

自宅学習(1時間)

休憩

18:00~20:00

夕食、風呂

夕食、風呂

夕食、風呂

夕食、風呂

夕食、風呂

夕食、風呂

夕食、風呂

20:00~21:00

自宅学習(1時間)

自宅学習(1時間)

自宅学習(1時間)

自宅学習(1時間)

自宅学習(1時間)

自宅学習(1時間)

自宅学習(1時間)

塾の夏期講習を受けている中学生はそこで勉強を頑張り、寝る前の1時間を目安に夏休みの宿題に取り組む時間も設けたいです。部活も夏期講習も無い日は、朝昼夜にそれぞれ1時間を目安に自宅学習の時間を確保しましょう。息抜きも必要なので、1時間勉強したら30分ゲームをしてもよいなどのルールを決めると無理なく学習を続けることができます。

塾の夏期講習と学校の夏休みの宿題を両立するのは大変だと思いますが、学校の夏休みの宿題を提出期限までにきちんと出すことを必ず忘れないようにしましょう。夏休み序盤から毎日少しずつ夏休み課題を進めていく計画性が大切です。

塾に通っていない場合

夏休みの学習スケジュール例は下記の通りです。

 

 

9:00~12:00

自宅学習(1時間)

休憩

部活

部活

部活

部活

部活

自宅学習(1時間)

休憩

12:00~14:00

昼食、休憩

昼食、休憩

昼食、休憩

昼食、休憩

昼食、休憩

昼食、休憩

昼食、休憩

14:00~18:00

自宅学習(1時間)

休憩

自宅学習(1時間)

休憩

自宅学習(1時間)

休憩

自宅学習(1時間)

休憩

自宅学習(1時間)

休憩

自宅学習(1時間)

休憩

自宅学習(1時間)

休憩

18:00~20:00

夕食、風呂

夕食、風呂

夕食、風呂

夕食、風呂

夕食、風呂

夕食、風呂

夕食、風呂

20:00~21:00

自宅学習(1時間)

自宅学習(1時間)

自宅学習(1時間)

自宅学習(1時間)

自宅学習(1時間)

自宅学習(1時間)

自宅学習(1時間)

夏休みで午前中に部活がある場合は、学習スケジュール例では帰宅後の午後に1時間、夜に1時間の勉強時間をとっています。部活オフの日はたっぷり時間があるので、朝昼夜に1時間ずつ勉強をする形が基本ではありますが、やる気のある子はもっと長時間勉強をすることが可能です。本気でこの夏休みに賭けるのであれば、何も予定が無い日は自分の集中が続く限界まで(例:朝2時間/昼過ぎ3時間/夜2時間)勉強を頑張ってみるという経験も積んでみてください。

中2の夏(6月・7月・夏休み以外)と2学期の学習スケジュール例:週2回塾に通塾している場合

1週間の学習スケジュール例は下記の通りです。

 

10:00~16:00

学校

学校

学校

学校

学校

部活

自宅学習(2時間)

休憩

16:00~18:00

休憩

自宅学習(1時間)

部活

部活

部活

部活

休憩

休憩

18:00~19:00

夕食

夕食

夕食

夕食

夕食

夕食

夕食

19:00~21:00

風呂

休憩

風呂

自宅学習(30分)

風呂

自宅学習(30分)

風呂

自宅学習(1時間)

風呂

自宅学習(1時間)

21:00~22:00

自宅学習(1時間)

風呂

自宅学習(30分)

自宅学習(1時間)

自宅学習(1時間)

風呂

自宅学習(30分)

自宅学習(1時間)

休憩

一般的な中学2年生は、放課後に2時間程度の部活の時間があります。そのため、部活動のある曜日には帰宅後に自宅や塾で1時間半~2時間程度の学習をおこないます。また、部活の無い日は帰宅後に十分な学習時間を確保することができます。土日は部活の大会があると午前から夕方まで忙しいですが、土日で部活が無い日は長時間勉強する中学生もいます。

塾なし・部活なしの場合

 

 

10:00~16:00

学校

学校

学校

学校

学校

自宅学習(2時間 ※午前と午後に1時間ずつ)

休憩

自宅学習(2時間 ※午前と午後に1時間ずつ)

休憩

16:00~18:00

休憩

自宅学習(1時間)

休憩

自宅学習(1時間)

休憩

自宅学習(1時間)

休憩

自宅学習(1時間)

休憩

自宅学習(1時間)

休憩

休憩

18:00~20:00

夕食、風呂

夕食、風呂

夕食、風呂

夕食、風呂

夕食、風呂

夕食、風呂

夕食、風呂

20:00~21:00

自宅学習(1時間)

自宅学習(1時間)

自宅学習(1時間)

自宅学習(1時間)

自宅学習(1時間)

自宅学習(1時間)

自宅学習(1時間)

塾も部活もやっていないお子さんの場合、学習スケジュール例では学校から帰宅後に1時間、寝る前に1時間の勉強時間を確保しています。土日は自由時間が多くあるので、長時間勉強することも可能です。塾に通っている子と比べると、自分で考えて学習時間・計画を組み立てる意識が大切です。

中2の夏休み(7月後半〜8月)の受験勉強の勉強時間は?

中2の夏休み(7月後半〜8月)の受験勉強の勉強時間は?

中2の夏休みは中1および中2(1学期)の総復習をする絶好のタイミングなので、毎日2時間は勉強する時間を確保しておきたいです。難関高校を目指すお子さんであれば、毎日3時間は勉強する時間に充てることを意識しましょう。また、5時間以上勉強をする日を何日かつくることで、受験期に必要な根気強さを伸ばす練習をしておきましょう。

中2の夏(6月・7月)と2学期からの日常の勉強時間は?

中2の夏(6月・7月)と2学期からの日常の勉強時間は?

中2の夏からの日常の勉強時間の目安としては、毎日1時間半から2時間の勉強時間を確保できるとよいでしょう。学校の宿題、授業の予習復習を軸として、時間のある曜日は中1および中2(1学期)の復習にも取り組みたいです。難関高校を目指すお子さんであれば、毎日2時間から3時間を勉強に充てれるとよいでしょう。

中2の夏から始める教科別の高校受験勉強法のポイント

中2夏の英語は、動名詞や不定詞の文法を身に付けることが勉強法のポイント!

中学1年生で英文法の基礎を学び、中2になるとさらに発展した文法を学習することになります。

中2夏/英語の学習メインテーマとなるのは「動名詞」や「不定詞(名詞的用法)」。いずれも中学英語の中で非常に重要な英文法であり、定期テストや高校入試本番でも出る可能性が高い単元なので、しっかりとポイントを押さえておきましょう。

まずは学校の教科書やワークを利用し、動名詞・不定詞とは何ぞやという理解が必要です。

動名詞

動名詞とは、動詞にingを加えることで名詞になるよというものです。「play=~する」ですが「playing=~すること」という意味になります。動名詞は使い方によっては主語として扱うことも可能です。教科書によっては中1で通常の動名詞を学習し、中2で主語になる動名詞を学習する場合もあります。

例文①「I like playing tennis.」=私はテニスをすることが好きです。

例文②(主語になる動名詞)「Speaking English is easy.」=英語を話すことは簡単です。

不定詞(名詞的用法)

不定詞とは「to+動詞の原形」のことです。「名詞的用法(~すること)」「副詞的用法(~するために)」「形容詞的用法(~するための)」という主に3パターンの使い方があります。3種類もあると複雑で難しく感じますが、実際はそこまで難しくないですし、理解できると非常に便利です。とにかくtoの後ろが”動詞の原形”だという点は忘れないようにしましょう。教科書によっては中1で不定詞(名詞的用法)を習う場合もあります。

例文①(名詞的用法)「I like to play tennis」=私はテニスをすることが好きです。

例文②(名詞的用法)「I want to play tennis.」=私はテニスをしたい。

中2夏の数学は、入試にも高確率で出題される一次関数の理解が勉強法のポイント!

中学1年生でxを使った文字式の基礎や方程式を学習しましたが、中2ではそれらの分野をさらに発展させた内容を学習していきます。

中2夏/数学の学習メインテーマとなるのは「一次関数」。一次関数は中学数学の中でもとりわけ重要な単元であり、今後中3で習う二次関数にもつながってきます。高校入試で出題される可能性がほぼ100%と思ってよいほど本当に大事な単元ですので、確実に理解できるようになりましょう。一次関数がよく分からないという方は中1で習った比例の部分に戻って学習をし直しましょう。

一次関数

y=ax+bという公式をまず確実に覚えましょう。与えられた座標やx/yの数字をy=ax+bの公式に代入しながら直線の式を求める問題が中心です。グラフを書いたり読んだりする問題も多く出ます。傾き、切片、変化の割合、変域、座標といった用語や意味を正しく理解する必要もあります。計算力も図的理解力も求められる単元です。

最初はとっつきにくいかもしれませんが、慣れれば簡単ですし、似たようなパターンの問題が多いので安定した得点源にすることが可能です。一次関数および二次関数を攻略できるかどうかは合否に大きな影響を与えると思うので、気合を入れて頑張りましょう。

中2夏の国語は、抽象的な概念の文章に慣れること、登場人物の設定を整理することが勉強法のポイント!

中2夏/国語では、今までよりも抽象的な語句に触れていくことになります。つまり読む文章の難易度が上がるということになるので、さらなる読解力が求められます。まずは教科書に出てくる文章題材でよいので、登場人物の設定をきちんと押さえ、人物同士の関係性などを整理しながら読み進めていく練習をこなしましょう。

短歌の学習もしますが、短歌は定期テストや入試で出ることも十分あるので、中2夏の間に短歌に慣れておきましょう。

国語文法としては、類義語・対義語・多義語・同音異義語の学習をします。定期テストや入試で数点でも加算できるように、教科書に出てくるこれらの語は着実に押さえておきましょう。

中2夏の理科は、生物分野の理解を深めることが勉強法のポイント!

中2夏/理科の学習メインテーマとなるのは「生物」。植物と動物の細胞のつくりの違いや、多細胞生物/単細胞生物、光合成にともなう二酸化炭素の出入り、唾液、刺激などについて学習します。

中2の生物は中1の生物と比べると覚えることが細かくて難しく感じるかもしれません。ここでなるべく点数を落とさないように、覚えにくい部分は何度も反復をして頭に叩き込みましょう。授業をしっかりと聞き、分からない部分は自宅で教科書を読み直すなどの努力をしておきましょう。

中2夏の社会。地理は日本の諸地域、歴史は江戸時代と近代国家の歩みを理解することが勉強法のポイント!

中2夏/社会の学習メインテーマとなるのは、地理が「日本の地域的特色」と「日本の諸地域」、歴史が「江戸時代」と「近代国家の歩みと国際社会」です。

地理

春に学習した「日本の地域的特色」の続きにはじまり、「日本の諸地域」へと移行していきます。九州地方や中四国地方、近畿地方などの諸地域における、特産物や特徴を押さえておきましょう。

例えば九州地方では、シラス台地・カルデラ・シリコンアイランド・八幡製鉄所などはよく出る用語です。これらはしっかりと覚えておく必要があります。

歴史

中2春の歴史は基本、江戸時代を集中的に学習していき、夏も江戸時代の続きを習います。江戸時代の文化の特徴などを押さえたいです。

近代国家の歩みと国際社会という分野に移行します。イギリス・フランスの市民革命や、産業革命、アメリカ・ロシア・ドイツの近代化などを学習します。そして外国と日本との関わり、開国、江戸幕府の滅亡へと物語は進んでいきます。

清教徒革命やフランス革命などは高校の世界史でも非常に重要な単元ですし、開国から江戸幕府の滅亡という流れも高校入試頻出の分野になりますので、必ず理解をしておきましょう。

中2の1学期で塾や家庭教師で成績が伸びなかった。。。夏休み、2学期からどうしたらいい?

塾や家庭教師を受講している場合の自宅学習、勉強法、学習内容

塾

 

中学に入学して1年ちょっと塾や家庭教師を受講しているけどなかなか成績が伸びていないというお子さん。その場合、お子さんの目的意識が「成績を伸ばすこと」ではなく「塾に通うこと/家庭教師に来てもらうこと」に向いてしまっている場合が非常に多いです。親と子どもの目的にズレが生じているのです。子どもの成績を心配した親が、親の意見だけで子どもの塾通いを決定してしまった場合にこの現象はよく生じます。

塾・家庭教師のある日だけ勉強するのではなく、それ以外の日もコツコツと自宅学習する習慣をつけることが大切です。まずは1日10分でも20分でも良いので、毎日の勉強習慣を身につける練習をはじめましょう。毎日の学習内容としては、塾・家庭教師の授業日に教えてもらったことの復習や、学校の教科書ワークの基礎の反復といった内容で構いません。

集団塾

集団塾に通い成績を伸ばすためには、塾の授業についていく力と集中力が必要です。塾の授業についていく力とは、学校の授業や教科書の内容をきちんと理解できていることが前提条件です。ですので、まだその力が足りていないと感じる場合は、自宅学習において教科書内容を積極的に復習する必要があります。

また、学校→部活→塾といった流れが基本なので、塾で授業を受けている時間帯にはすでに体力が限界に来ているお子さんも少なくありません。塾で頑張って成績を伸ばすという目的意識を持っている子であればそれでも頑張れるのですが、そうでない子は体力が切れてしまうと塾の授業に集中ができず、どんなに塾の先生が良い授業をしようがイマイチ吸収できません。常日頃から早く寝る習慣をつけ、栄養のある食事をとり、集団塾の授業を集中して受けられるほどの体力づくりがどうしても必要といえます。

中2夏という時期であればそろそろ高校入試を意識して動きたいので、集団塾の授業についていける気がしないというお子さんは別の手段に切り替える選択も考えないといけないかもしれません。

家庭教師

基本的に1対1で指導してもらえる点が家庭教師の強みです。塾へ往復する手間が省けるので体力的にも楽になりますし、お子さんの理解力や段階に合わせてくれる先生であれば徐々に成績も向上する可能性が見込めます。

ただし家庭教師の先生に頼りすぎてしまうと、結局は先生が来た時しか勉強しなくなり成績が伸びないというパターンもよくあります。家庭教師は週1回の場合が多いので、どうしても週1回で先生が教えられることは限られてしまいます。限界があるのです。

家庭教師で成績を伸ばすためには、自分自身で日頃から自宅学習をしておかないといけません。自宅学習の内容としては、家庭教師の先生に前回教えてもらったことを忘れないように復習することがメインと考えてください。そのうえで余裕があれば、ワークや問題集を自分で進めていく中で理解できなかった問題を見つけておき、その問題を次回の家庭教師の授業の際に教えてもらうといった形が取れると理想的です。

個別塾

個別塾というものは完全1対1のところもありますが、基本的には1対2や1対3が主流となります。完全1対1の家庭教師と比べると、自分から先生に質問をする積極性が求められます。どこが分からないのかが分からないというお子さんも少なくありませんが、それだと質問のしようがありません。ですので、自宅学習において教科書レベルの基礎力をつける努力をする必要があります。

個別塾で成績を伸ばすためには、まずは最低限、「ココが分からないからココを先生に質問しよう!」という状態になることがスタートラインといえます。

通信教育を受講している場合の自宅学習、勉強法、学習内容

カリキュラム

中2の1学期までは塾に通っていたけど伸びず、いつも部活で疲れているし送り迎えも大変だしいっそのこと通信教育に切り替えてみようというお子さんもいらっしゃるかと思います。やり方や考え方によっては通信教育で成績を伸ばすことも可能です。

通信教育とは進研ゼミやFAX指導のような自宅学習教材がありますが、最近ではタブレット学習教材やオンライン授業をいつでも視聴できるタイプの通信教育も浸透しています。学校の教科書で理解しきれなかった部分を、通信教育による自宅学習で補っていきましょう。また、学校の教科書ワークだけではどうしても問題数が足りないので、通信教材でより多くの問題数をこなすことが可能となります。多くの問題を解き問題慣れをすることがテスト本番での成功につながります。

家庭教師や塾だと先生側から学習スケジュールを指示してもらえることもありますが、通信教材は自分で学習スケジュール管理をしないといけない点がポイントとなります。通信教材は毎日コツコツ進めて行かないとどんどん溜まってしまい、最終的にパンクしてしまいがちです。毎日2ページは必ず進める、毎日帰宅後1時間は通信教材を頑張るなどマイルールを作ってみると良いでしょう。

塾なし、通信教育なし場合の問題集や教材選び、自宅学習、勉強法、学習内容

家庭学習

塾なし通信教育なし、すべて自力で志望校合格を目指すお子さんもいます。もちろん独学は簡単なことではありませんが、やり方・考え方によっては塾や通信教育をやっている子以上に成績を伸ばすことも可能です。

独学で成績を伸ばしたければ

①学校の授業をとにかく頑張って受ける

②予習復習の習慣付け

③忘れてしまわないように定期的に反復

④大まかな学習スケジュールを立てる

⑤自分に甘くならない

 

①・・・極論を言えば、学校の授業ですべて完璧に理解できていれば、塾も通信教育も必要はありません。学校の授業・教科書だけで十分です。この状態を目指し、とにかく学校の授業をいつも集中して受けることを意識してください。

②・・・学校の授業を完璧に理解するためには、前日までに予習をしておくことが有効です。また、授業中にどうしても理解し切れなかった部分は、帰宅してから復習をして必ず理解しないといけません。その日のことはその日のうちにという精神を持ってください。その際、教科書ワークだけでは理解が難しいのであれば、ネット検索やYoutube動画に頼る方法も簡単で効果的です。

③・・・人間ですので一度やっただけではすぐ忘れてしまいます。翌日、3日後、1週間後など自分で反復のペースを決めて定期的な反復をおこないましょう。色んな問題に手を出していく勉強法よりも、大事な問題だけを何度も繰り返して確実に自分のものにしてしまうという勉強法の方が長い目で見れば成績安定につながります。

④・・・毎日〇時~〇時の間に勉強をする、毎日最低〇時間は勉強する、どうしても今日勉強できなかった分は必ず翌日に取り戻すなど大まかな学習スケジュールを立てましょう。ガチガチに細かいスケジュールを立ててしまうと実現が難しいので、ある程度は大まかな計画で大丈夫です。

⑤・・・塾や家庭教師をやっている子と比べると、自分の時間を多く持てる分、自分との戦いになります。もちろん息抜きは必要なのでゲームをしてはダメということではありません。1時間勉強を頑張った自分へのご褒美としてゲーム/動画30分OKなどのマイルールを決めておくと良いでしょう。

自分にピッタリ合わせた学習プランで受験勉強法に取り組める「じゅけラボのオーダーメイドカリキュラム」で、効率的で無駄のない勉強を今すぐスタートする方法もオススメ

中2夏から受験勉強をスタートさせたいと考えているお子さん。それぞれ性格や学習修得状況が異なるので、自分に合った勉強法を見つけることが効率のよい受験勉強につながります。中学2年生は学校の授業内容がどんどん難しくなり、部活も大変で忙しい時期ですので、なるべく無駄のない勉強の習慣を身に付けることをおすすめします。

じゅけラボ予備校の受験対策カリキュラムでは、高校受験対策のプロがお子さんの志望校の過去問や出題傾向を分析し、志望校合格のために必要な学習内容をご提供します。

また高校受験までの期間から逆算し、毎日どの教科の、どの教材や参考書の何ページから何ページまでを進めればいいのか?いつ復習や習熟度の試験を受けたらいいのか?これらすべてをお子さんのために、完全オーダーメイドで盛り込んだ学習計画表を毎月お送りします。高校受験合格に向けて、一緒に効率の良い受験対策をスタートさせましょう!

自分専用の学習プラン「オーダーメイドカリキュラム」で中2の夏・2学期から勉強する事で得られる成果

✔️学習計画を自分で立てなくていいから、勉強する事だけに集中できるようになります

✔️自分のレベルに合わせて無駄なく最短ルートで学習できるようになります

✔️5教科全て対策ができます

✔️毎日「何を、どのぐらい」勉強すればいいのか考える必要がなくなります

✔️自分に合ったカリキュラムだから、途中で挫折せずに学習計画通りに勉強を進める事ができます

✔️中2の1学期、夏の模試でE判定でも第一志望高校合格にできる学力を身につける事ができます

オーダーメイドカリキュラムの特徴
高校受験対策高講座

中2の夏にまだ第一志望高校が決まっていない。それでも高校受験勉強はスタートした方がいい?

中2の夏の時点で第一志望高校が決まっていないお子さんもまずまずいらっしゃると思いますが、第一志望高校が決まるのを待っていたらなかなか受験勉強をスタートすることができません。

遅い子だと中3秋冬にようやく第一志望校が決まるということもよくあるので、いつか志望高校が決定したときのために少しでも早いうちから高校受験勉強をはじめておくことをおすすめします。

受験直前になって一から勉強をはじめてしまうと、時間が足りなくて焦ってしまいます。もっと早くから勉強しておけばよかったと後悔をしなくてもいいように、受験生になった時の自分を少しでも楽にしてあげるために、中2夏から少しずつ受験勉強をスタートさせる意識を芽生えさせてみてください。特に中2の夏休みをどう過ごすかは来年の受験の合否を大きく左右するといっても過言ではないので、できれば夏休み前に受験勉強を開始しておきたいです。

中2の1学期までの成績は高校受験に関係するのか?

中2の1学期までの成績が高校受験に関係するかどうかは都道府県によって異なります。自分が受験する高校の都道府県が中2の1学期までの成績を含めるのか含めないのか、まずは調べてみましょう。

中2の1学期までの内申点は高校受験に関係してくるのか?

中1や中2の内申点が高校受験に必要となる都道府県は以下です。

<中1~中3の内申点を高校受験に利用>
北海道、青森県、秋田県、岩手県、宮城県、福島県、

埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県、

新潟県、石川県、山梨県、岐阜県、

大阪府、滋賀県、和歌山県、京都府、

岡山県、広島県、島根県、山口県、

愛媛県、香川県、徳島県、高知県

大分県、長崎県、熊本県、佐賀県、宮崎県、沖縄県


<中2中3のみの内申点を高校受験に利用>

神奈川県、富山県、奈良県

中2の1学期の定期テストの点数や、夏休み時点での学力は高校受験にどう影響するのか?

現在33の道府県では中1からの内申点の成績が高校受験に影響しており、基本的に「高校入試の点数+中1~中3の内申点」の合計点によって合否判定が行われます。

また神奈川県・富山県・奈良県では中2からの内申点の成績が高校受験に影響しており、基本的に「高校入試の点数+中2中3の内申点」の合計点によって合否判定が行われます。

内申点とは、学校の定期テスト(中間期末テスト)の点数、授業態度、宿題の提出などにより決まります。日頃から授業をちゃんと受け、宿題も出し、定期テストで高得点を取れているお子さんは高校受験を有利に戦うことができるということです。

中1の頃の内申点にあまり自信が無いお子さんは、中2の1学期や夏休み時点でもまだまだ巻き返しは可能ですので今から内申点を意識した生活に切り替えましょう。中1の内申点以上に中2中3の内申点を重視している道府県もありますよ。

中2の1学期や夏休みに受験した模試がE判定、D判定だったら志望校を変更する必要はあるのか?

中2の1学期や夏休みに受験した模試の結果がE判定やD判定でも、それを理由に第一志望校を変更する必要はありません。

ここから先の頑張り次第でいくらでも偏差値・志望校判定を引き上げることは可能だからです。実際に中2夏から勉強を頑張り成績をグンと上げて第一志望高校に合格したという子はたくさんいます。成績を伸ばすためには「勉強のやり方×やる気」という意識を持ち、まず何から手をつけるべきか、どういった勉強法を取るべきかという点を考えていきましょう。

中2の1学期や夏休みの模試の結果が悪かったということは、おそらく中1の学習内容がまだまだ理解できていないことが根本的な原因のはずです。このままでは中2の2学期に習う授業内容も全然理解できないと思われるので、少しでも早めに中1内容の復習に取り掛かり基礎の土台作りをおこなうべきです。

中2の夏の時点、または2学期に入ってからも不登校の場合、高校受験に向けてどうしたらいいのか?高校受験へ向けた勉強法や取り組み方について

不登校のお子さんは、それぞれ勉強の進み具合や理解度に差があります。中学校の学習は、小学校から中学1年生までに学んだ内容を基礎として、中学2年生以降の学習が進んでいきます。学校を休みがちになっているお子さんの場合は、休んでいる間に授業が先に進んでしまい学習できていない単元があることが多くあります。学習できていない単元があることで学校の授業についていけず、学年が上がっていくとさらに理解できない単元が増えてしまうことにつながります。

高校受験に向けての勉強法は、お子さんが分からなくなってしまった原因となっている単元まで戻って理解しなおした上で、少しずつ先へ先へと学習内容を学んでいくことが必要です。必要があれば小学校レベルの内容から復習していくことで、高校受験に向けた基礎的な学力を身につけていくことが可能です。

また高校受験までに分からない単元からの復習を終え、受験合格ラインの学力を身につけられるようにするために、高校受験から逆算して日々の学習スケジュールを立てコツコツと勉強を進めていくことも重要になります。不登校のお子さんは、お休みしている間に毎日の勉強習慣が抜けてしまっていることもあります。そのため、それぞれのお子さんに合わせて毎日の学習スケジュールを決め、スケジュール管理をしながら進めていくことが大切です。

また、中2夏や2学期の時点で不登校の場合、登校できるようになることを希望されていることも多いとは思いますが、どうしても復帰することが難しく、中学校卒業資格だけ取るというケースもあります。

どうしても復帰を見込めない場合は、内申点が選抜基準に含まれない高校を目指して高校受験対策に取り組んでいく選択肢もあります。この場合の高校受験対策への取り組み方としては、学校授業に合わせるのではなく、優しいレベルの高校受験対策教材や、学習内容を体系的に学ぶような中学3年間の復習用教材を利用しても良いです。学校授業は、定期テストで習熟度確認しながら進めるカリキュラムに沿っているため、受験対策には向かない順序で学習が組まれていることもあります。

今の中学、元の中学への復帰を考えないのであれば、高校受験対策に振り切った勉強法に取り組むのも1つの選択肢です。

まずは勉強に追いつく事に焦らなくてよい

中2の夏や2学期という時期において学校を休みがちになってしまうと、じわじわ近づいてくる受験に対して焦ってしまうこともありますよね。ただ焦って闇雲に自主学習をしても、分からなくなってしまった原因となっている単元から戻って学習していかなければ、あやふやな部分が残ってしまい、結局もう一度復習しないといけなくなることも多いです。

また中学校の授業は高校受験準備の中のひとつととらえることもできます。今は授業に遅れてしまっている状況でも、高校受験までに中学校での学習範囲をしっかりと理解して、志望校への合格ラインまで学力を上げることができていれば大丈夫です。高校受験を見据えて効率的に学習を進めていけば、勉強の遅れを取り戻すことはまだ十分可能です。

高校受験に焦点を絞って確実に学習を進めていけば良い

高校入試では例年の出題傾向が引き継がれるケースが多く、傾向と対策をおさえた上で、高校受験に焦点を絞って確実に学習を進めていけば、合格ラインまで到達できる可能性は十分にあります。それは、公立高校だけではなく私立高校においても当てはまります。

不登校で学校の授業を受けれていない点は不利ですが、志望校の傾向と対策を理解し、効率的な高校受験勉強をおこなっていけば合格を勝ち取るチャンスはあります。

内申点が必要な公立高校を受験する場合の注意点

内申点が必要な公立高校受験の場合には、内申点の点数と学力試験の点数を総合的に評価されて合否が決まることがほとんどです。中学2年生なら、内申点を上げるためにできることはいくつかあります。

まず欠席日数がなるべく少なくなるように注意しましょう。公立高校の受験では、欠席日数が多い生徒は審議対象となることが多くあります。そのため、遅刻や早退になったとしても、保健室やフリースクールへの登校であっても、出席日数をなるべく増やすことができるようにすることをおすすめします。

また定期テストはなるべく休まずに受けるように注意しましょう。定期テストを受けることで、点数が良い場合には内申点にも良い影響を与え、点数が悪くても1がつくことを免れることもあります。クラスでみんなと定期テストを受けることが難しい場合には、中学校の先生に別室で受けられないか相談することをおすすめします。

そしてできる限り提出物は期限を守って提出するように注意しましょう。不登校の状態だと、どんな提出物をいつまでに出すのか分からない場合もあります。学校の先生との連絡を密に取りながら、期限を守って提出できるようにしましょう。

内申点を上げる努力をしながら、高校受験の学力試験で高得点を取れるように早い段階から受験対策をしておくことにも注意しましょう。内申点が必要な公立高校受験では、内申点と学力試験を総合的に評価されることがほとんどです。内申点が高くない場合は、特に学力試験で上位の得点を取ることができるように、志望校の入試傾向と対策を理解した上で早いうちから学習を積み重ねていくようにしましょう。

内申点が必要ない高校を受験する場合のポイント

内申点が必要ない場合には、志望校の合格ラインまで学力を上げておくことと高校入学後に備えるためにも、学習習慣を身につけておくことがポイントです。不登校のお子さんの場合には学習の習熟度や理解度が様々であるため、つまずいている単元の復習から高校受験の対策までの学習計画を個別に作成し、学習を進めていくことが大切です。また自宅での学習習慣を身につけるためにも、1日1~2時間は勉強する、教材の何ページから何ページをやるというように、毎日の具体的な学習スケジュールを用意して勉強することが重要です。

中2の夏、2学期から高校受験勉強をスタートする方に、第一志望高校合格に向けた計画的な学習プランと勉強法を提供します。

中2の夏や2学期から高校受験勉強をスタートするお子さんは、中3から受験勉強をスタートさせる子たちよりも有利に受験を立ち回ることが可能です。今なにもせず中3になってしまうと絶対に大変ですし、まだ何とか余裕のある中2夏のタイミングで受験勉強をスタートすることはとても良いことだと思います。

ただ何からはじめれば良いか分からない、1人で受験勉強を続けていく自信がない、中2の授業に対する予習復習と中1の総復習の両立が上手くできないといったお子さんも少なくないでしょう。

じゅけラボでは中2夏/2学期から高校受験勉強をスタートさせたい方に最適な学習プランと勉強法を提供しますので、ぜひ一緒に第一志望校合格を勝ち取りましょう!

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中学2年生から夏・2学期によくある質問

Q1:中2の夏からなら志望校合格に間に合いますか?勉強時間はどのぐらい必要ですか?

A1:中2の夏から高校受験勉強をする場合、平日は毎日1.5~2時間、土日祝は2.5~3時間が勉強時間の目安となります。部活や行事が忙しい日もあるかと思いますが、忙しい時も最低1時間は勉強するといったように最低ラインを決めておくと良いでしょう。コツコツの積み重ねが受験期の優位につながります。

Q2:中2の夏から高校受験勉強する場合の勉強内容や学習スケジュールはどうしたら良いですか?

A2:中2の夏から数学・英語を攻略していくためには、まず前提条件として中1および小学校の基礎を押さえておく必要があります。ゆえに過去の復習をしつつ、今学校で習っている授業に対する予習復習もしていかなければなりません。

国理社については基本的に今学校で習っている範囲の学習を中心に進めていき、土日・部活オフ日や夏休みなど時間的余裕があるタイミングで過去に習った部分の復習をしておきましょう。闇雲に全部を覚えるというよりは、テストや入試によく出る単元/用語を中心に時間を使っていきたいです。

Q3:中1の基礎から全くできていません。夏休みから高校受験勉強をスタートしたら第一志望校に合格できますか?

A3:中1の基礎から全くできていない場合は、今すぐ中1基礎の土台作りをはじめてください。夏休みの時間を有効に使って高校受験勉強を進めることができれば、第一志望校に合格できる可能性は十分あり得ます。

もちろん今まで全然勉強してこなかった自分を変える必要があります。もし以前とはまるで別人のように勉強を頑張ってはいるけど思うように伸びないというお子さんは一度勉強法を見直し、自分に合った勉強法に変えるべきかもしれません。

Q4:中2の1学期でオール3でした。2学期から受験勉強すれば偏差値70以上のトップ高校でも合格できますか?

A4:中2の1学期でオール3であれば、2学期から受験勉強を頑張ってトップ高校に合格できる可能性は十分にあります。ただしライバルは強力です。トップ高校を受験するライバルの多くはもっと早い段階から受験勉強をはじめています。今までと同じ勉強をしていてはそれらのライバルに追いつくことは難しいので、勉強法や考え方をまずは改める必要があります。

無理しすぎない程度で勉強時間を増やしましょう。毎日授業に対する予習復習をすること、テスト前はテスト範囲の問題をすべて理解できるまで頑張ること、テストが返却されたら間違えた問題をすべて理解できるようにすることなどを意識しましょう。

Q5:中2の夏休みの模試で志望校への合格がE判定でした。2学期から勉強すれば第一志望高校へ合格できますか?

A5:まだ時間は十分にあるので、自分の意識を変え勉強法を見直すことができれば第一志望校への合格は可能です。中2の夏休みに受けた模試がE判定ということは、つまりこれまでに習った中1中2の勉強内容が全然理解できていないはずです。今すぐまずは中1の復習に全力を注ぎましょう。

Q6:中2の夏でまだ第一志望高校が決まっていません。どのように高校受験勉強を進めたらいいですか?

A6:中2夏の時点でまだ第一志望高校が決まっていない場合、いつか第一志望高校が見つかったときのためを考えて行動をしましょう。中2の夏からコツコツ受験勉強をはじめておけば、中3になってから受験勉強をはじめるよりも絶対に楽です。

高校入試は中1中2の内容が出題されやすいので、まずは中1の復習からはじめればよいでしょう。中1内容をしっかり理解することで、中2の理解にもつながりますので。すぐ忘れてしまってはもったいないので、確実に覚えるまでは定期的に反復学習することが大切です。

高校受験勉強をある程度頑張ることによって自分の真の実力が分かり、そして第一志望高校が決定するという場合も多々ありますので、まずは高校受験勉強をスタートしてみましょう。少しでも早いうちに高校受験勉強を開始しておけば、何かと有利に受験を立ち回ることができますよ。

Q7:中2の夏休みは毎日平均何時間勉強すればいいですか?

A7:中2の夏休みは毎日平均3時間の勉強を意識してみてください。朝1時間・昼1時間・夜1時間で計3時間になるので、このように休憩を取りながらバランスよく勉強することがおすすめです。何も予定が無い日は時間がたっぷりあると思うので、5時間くらい勉強を頑張れるとよいです。トップ高校を目指しているお子さん、中1の基礎がまったくできていないお子さんは中2の夏休みの間に少しでも勉強時間を増やして頑張りたいですね。

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