中2の冬から始める高校受験対策
中学2年生の勉強時間や高校受験勉強法

中学2年生の冬。冬を越えればもう中学3年生。志望校が決まっているお子さんも、まだ志望校が決まっていないお子さんもそろそろ受験勉強をはじめておきたい時期です。志望校に合格するために中2の冬からどのような対策をすればよいか、どういった手順で勉強を進めるべきかについて解説しておりますので、是非参考にしてみてください!

中2の冬・3学期からの高校受験勉強は早い?遅い?

中2の冬・3学期からの高校受験勉強は早い?遅い?受験勉強を始める理想の時期についてアンケート

じゅけラボで、2022/09/27~2022/10/04の期間で、高校受験した16~19歳の男女1086名を対象に、実際に受験勉強を始めた時期と、受験勉強を始める理想の時期についてアンケートを行いました。

その結果、実際に中2の冬・3学期までに高校受験勉強を始めた人が全体の18.1%に対して、中2の冬・3学期までに高校受験勉強を始めたら良かったと思っている人は51.1%と実に2.5倍以上にもなりました。

この事から、中2の3学期中には高校受験勉強を始めておけば良かったと後悔している人がいる事がわかります。

中2の冬から高校受験勉強をスタートするのは決して早くはありません。むしろ、志望校合格の為には今の時期から始めておいた方が良いでしょう。

志望校が中2の冬時点で決まっていないからと言って受験勉強のスタートが遅れると後悔する事に...

高校に残念ながら不合格となってしまうお子さんの中には、合格点までわずか数点だけ足りなかったという場合がざらにあります。「こんなことならもう少し早く受験勉強をはじめればよかった...あと1ヶ月、1週間でも早くはじめていれば...」と大きな後悔が残ってしまいます。

中2の冬は中3で本格的な受験勉強を進めていく上で非常に大切な時期です。最後に後悔だけはしなくていいように「まだ早い」「まだ志望校が決まっていないから」といった考えは捨てましょう。

実際、上記のアンケート結果から、高校受験経験者の51.1%、まさに半分の方が中2の冬・3学期までには高校受験勉強を始めておけば良かったと思っている事がわかるので、後から後悔しないように今から着実に勉強に取り組みましょう。

もちろんなるべく早いタイミングで受験勉強をスタートすればするほど第一志望高校合格の可能性は高くなるので、できる限り早めのスタートを心掛ける方が良いです。

中2の冬からの高校受験勉強で、今から第一志望高校合格を確実なものにする

中2の冬からの高校受験勉強で、今から第一志望高校合格を確実なものにする

中3になってから高校受験勉強を始めるよりも、中2の冬から受験勉強をはじめておく方が精神的かつ体力的に余裕を持って受験にトライすることができます。中2の冬の過ごし方によって大きく成績を伸ばす子もいます。少しでも第一志望校合格の可能性を高めるために、中3になってからではなく中2の冬から高校受験勉強をスタートさせることをおすすめします。

また、高校に合格するためには基本的に調査書/内申点の成績も考慮されます。都道府県によって内申点の付け方は異なるのですが、「中1~中3の成績を内申点に含める」「中2中3の成績を内申点に含める」「中3の成績のみを内申点に含める」の3タイプに大きく分かれます。およそ7割の都道府県が中2の成績も内申点に含めるとしているので、とりわけそれらの都道府県在住のお子さんは中2から内申点を意識した受験勉強を進めていきたいところです。中1および中2前半は過ぎてしまいましたが、3学期だけでも良い内申を取っておく価値はありますし、都道府県によっては中2の2学期以降の内申点を重視するといったところもあります。

中2の冬から高校受験勉強を始める場合、一体何をすればいいのか?勉強内容は?

第一志望校への合格の可能性を上げるためには、中3になってから高校受験勉強をはじめるよりも中学2年生の冬から受験勉強のスタートを切ることが大切です。しかし、中2冬から高校受験勉強をはじめる場合、一体どのような学習をすればよいのでしょうか。

中学2年生の冬から取り組むべき高校受験勉強は、以下の通りです。

 1. 中1および中2(一学期/二学期)の総復習

 2. 中2現在の授業・定期テスト対策(内申対策)

 3. 先取り学習

基本的に中2冬で学習する勉強内容は、中1および中2(一学期/二学期)の基礎を理解をしていることが前提条件となります。特に数学や英語ではその傾向が顕著といえます。よって中2冬の学校授業についていくためにもなるべく早いうちにまずは中1の総復習をし、中1の基礎を固めておく必要があります。中1の基礎がある程度つかめたら、次に中2前半のおさらいもしておきましょう。特に冬休みは総復習に力を入れるチャンスです。

また、公立高校はもちろん、ほとんどの高校で中学校の成績(評定)が合否判定の対象となります。調査書/内申点と呼ばれるものです。中2の成績を評価対象に含めている都道府県・高校も多いため、中学校での学習態度や意欲、提出物、定期テストの成績を意識した勉強を積み重ねていくことが大切です。

そして余裕があれば、少し先の授業内容を先取り学習しておくとより有利に高校受験勉強を進めることができます。進学塾に通っているお子さんの場合は塾で先取り学習をしていることも多いですが、塾に通っていない場合も同様に1つ先の授業内容だけでも先取りしてみるとよいでしょう。

これらの学習に取り組みながら学習習慣を作り、中2冬から高校受験勉強の土台作りに着手していきましょう。中3になって一から中1の総復習をスタートしようと思うと毎日長時間勉強時間を取らないといけませんが、中2のうちから中1の総復習をやっておけば中3の自分を楽にしてあげることができますよ。

中2の冬から高校受験勉強をスタートする場合の勉強内容と勉強範囲

中学2年生の冬における勉強内容は、中1の学習内容に関連しているものだったり、中1よりも少し難易度が上がったものが中心です。中2になって学校の授業が全然理解できなくなったというお子さんは、中1の基礎があやふやな状態だといえるので、もう一度中1や小学校の内容に戻って復習し直す必要があります。

中2の冬に習う各教科の勉強範囲は以下の通りです。

※学習順序や単元名、学習範囲は教科書や学校の進度によって異なりますので、お手持ちの教科書や学校の学習進度もご確認ください。

数学(中2の12月~3月/啓林館参照)

図形の性質と証明

場合の数と確率

箱ひげ図とデータの活用

中2冬 数学の学習系統図

英語(中2の12月~3月/啓林館参照)

道案内(Which~?/How often~?)

比較

受け身

Would you like to~?

中2冬 英語の学習系統図

国語(中2の12月~3月/光村図書参照)

価値を語る

読書に親しむ

表現を見つめる

中2国語の学習系統図

理科(中2の12月~3月/啓林館参照)

地球の大気と天気の変化

電流とその利用

中2冬 理科の学習系統図

社会(中2の12月~3月/帝国書院参照)

【地理】

日本の諸地域

地域の在り方


【歴史】

近代国家の歩みと国際社会

中2冬 社会の学習系統図

中2の冬から取り組む高校受験勉強法

中2の冬から取り組む高校受験勉強法

高校入試は中1中2の範囲からたくさん出題されますので、冬休みや春休みも利用して中3になるまでになるべく既習範囲の総復習をしておきたいです。中1の基礎からまったく理解できていないお子さんは、とにかく基礎を少しでも固められるように頑張りましょう。中2の冬にコツコツ頑張っておくことで、中3期の受験勉強をスムーズに進めることが可能です。

長期休み以外の期間は学校の授業もどんどん進むので、過去の復習と中2現在の授業の対策を並行しておこなっていく必要があります。

中2冬からの授業対策としては、とにかく授業中に先生の話を集中して聞くことが大切です。前日に教科書を読んでおくなど少しでも予習をしておくと集中して授業が聞きやすくなるでしょう。ノートをきちんと取り、先生が「ココ大事だよ」とヒントを与えてくれた際はノートにチェックを付けておくなど積極的に授業を受けたいです。

中学2年生はとりわけ部活がハードになりがちなので、部活後帰宅してからの負担を少しでも減らすために”授業中になるべく理解してしまう”習慣をつけることが理想となります。

教科書以上の細かい部分まで覚えたり理解しようとする必要は無いので、教科書をきちんと理解することを目指しましょう。教科書に出てくる公式や用語を正しく使いこなせるようになれば、定期テストでも本番の入試でも合格点を叩き出すことは十分可能です。1回やっただけではすぐ忘れてしまうので、高校受験を意識するならば定期的に反復をして忘れないようにする努力は必ずしておきたいです。

中2の冬からの勉強計画の立て方と勉強時間

もうすぐ中3になるということで、中2の冬から受験勉強をはじめようと思っているお子さんも多いと思いますが、中2の冬はどのくらい勉強したらよいのでしょうか。毎日の学習スケジュールも合わせてみていきましょう。

中2の冬休みの学習計画の立て方は?

中2の冬休みの学習計画の立て方は?

全国の中学2年生は、平均的にどのくらい勉強しているのでしょうか。東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所の「子どもの生活と学びに関する親子調査2020」によると、中学2年生の学校以外での学習時間は成績上位層の平均が1時間48分、成績下位層の平均が1時間28分だそうです。

冬休みは苦手の克服をする絶好のタイミングなので、普段よりも長く勉強時間を確保し、受験に向けて各教科の基礎力を強化しておきたいです。とりあえず広く浅くの気持ちでもよいので、まずは中1の全範囲において苦手単元を0にすることを目指しましょう。次いで中2の1学期2学期の範囲においても同様に苦手単元を無くすことを目的とした学習計画を立てましょう。

中学2年生の冬からの学習スケジュールの参考例

中学2年生の勉強時間について、一般的な中学2年生は部活に勉強にと充実した日々の中でどのような学習スケジュールで勉強しているのでしょうか。冬休みと普段の学習スケジュール例をそれぞれみていきましょう。

中2の冬休みの学習スケジュール例:塾の冬期講習に通塾している場合

冬休みの学習スケジュール例は下記の通りです。

 

9:00~12:00

休憩

部活

部活

部活

部活

部活

自宅学習(1.5時間)

休憩

12:00~14:00

昼食、休憩

昼食、休憩

昼食、休憩

昼食、休憩

昼食、休憩

昼食、休憩

昼食、休憩

14:00~17:00

冬期講習

冬期講習

冬期講習

冬期講習

冬期講習

自宅学習(1.5時間)

休憩

自宅学習(1.5時間)

休憩

18:00~20:00

夕食、風呂

夕食、風呂

夕食、風呂

夕食、風呂

夕食、風呂

夕食、風呂

夕食、風呂

20:00~21:00

自宅学習(1時間)

自宅学習(1時間)

自宅学習(1時間)

自宅学習(1時間)

自宅学習(1時間)

自宅学習(1時間)

自宅学習(1時間)

塾の冬期講習を受けている中学生はそこで勉強を頑張り、寝る前の1時間を目安に冬休みの宿題に取り組むようにしましょう。部活も冬期講習も無い日は、朝昼夜にそれぞれ1~1.5時間を目安に自宅学習の時間を確保しましょう。息抜きも必要なので、1時間勉強したら30分ゲームをしてもよいなどのルールを決めると無理なく学習を続けることができます。

塾の冬期講習と学校の冬休みの宿題を両立するのは大変だと思いますが、学校の冬休みの宿題を提出期限までにきちんと出すことを必ず忘れないようにしましょう。年末年始はどうしても気持ちが乗らなくなる可能性も考慮して、冬休み序盤から多少ハイペース気味で冬休み課題を進めていく計画性が大切です。

塾に通っていない場合

冬休みの学習スケジュール例は下記の通りです。

 

9:00~12:00

自宅学習(1.5時間)

休憩

部活

部活

部活

部活

部活

自宅学習(1.5時間)

休憩

12:00~14:00

昼食、休憩

昼食、休憩

昼食、休憩

昼食、休憩

昼食、休憩

昼食、休憩

昼食、休憩

14:00~18:00

自宅学習(1.5時間)

休憩

自宅学習(1.5時間)

休憩

自宅学習(1.5時間)

休憩

自宅学習(1.5時間)

休憩

自宅学習(1.5時間)

休憩

自宅学習(1.5時間)

休憩

自宅学習(1.5時間)

休憩

18:00~20:00

夕食、風呂

夕食、風呂

夕食、風呂

夕食、風呂

夕食、風呂

夕食、風呂

夕食、風呂

20:00~21:00

自宅学習(1時間)

自宅学習(1時間)

自宅学習(1時間)

自宅学習(1時間)

自宅学習(1時間)

自宅学習(1時間)

自宅学習(1時間)

冬休みで午前中に部活がある場合は、学習スケジュール例では帰宅後の午後に1.5時間、夜に1時間の勉強時間をとっています。部活オフの日はたっぷり時間があるので、朝昼夜に1~1.5時間ずつ勉強をする形が基本ではありますが、やる気のある子はもっと長時間勉強をすることが可能です。本気でこの冬休みに賭けるのであれば、何も予定が無い日は自分の集中が続く限界まで(例:朝2時間/昼過ぎ3時間/夜2時間)勉強を頑張ってみるという経験も積んでみてください。

年末年始はどうしても気持ちが乗らなくなる可能性も考慮して、冬休み序盤から多少ハイペース気味で冬休みの宿題を進めていく計画性が大切です。

中2の冬(12月・1月・2月)、3学期の学習スケジュール例:週2回塾に通塾している場合

1週間の学習スケジュール例は下記の通りです。

 

10:00~16:00

学校

学校

学校

学校

学校

部活

自宅学習(2時間)

休憩

16:00~18:00

休憩

自宅学習(1時間)

部活

部活

部活

部活

休憩

休憩

18:00~19:00

夕食

夕食

夕食

夕食

夕食

夕食

夕食

19:00~21:00

風呂

休憩

風呂

自宅学習(30分)

風呂

自宅学習(30分)

風呂

自宅学習(1時間)

風呂

自宅学習(1時間)

21:00~22:30

自宅学習(1.5時間)

風呂

自宅学習(30~60分)

自宅学習(1.5時間)

自宅学習(1.5時間)

風呂

自宅学習(30~60分)

自宅学習(1.5時間)

休憩

一般的な中学2年生は、放課後に1.5~2時間程度の部活の時間があります。そのため、部活動のある曜日には帰宅後に自宅や塾で2時間程度の学習をおこないます。また、部活の無い日は帰宅後に十分な学習時間を確保することができます。土日は部活の大会があると午前から夕方まで忙しいですが、土日で部活が無い日は長時間勉強する中学生もいます。

塾なし・部活なしの場合

 

10:00~16:00

学校

学校

学校

学校

学校

自宅学習(2時間 ※午前と午後に1時間ずつ)

休憩

自宅学習(2時間 ※午前と午後に1時間ずつ)

休憩

16:00~18:00

休憩

自宅学習(1時間)

休憩

自宅学習(1時間)

休憩

自宅学習(1時間)

休憩

自宅学習(1時間)

休憩

自宅学習(1時間)

休憩

休憩

18:00~20:00

夕食、風呂

夕食、風呂

夕食、風呂

夕食、風呂

夕食、風呂

夕食、風呂

夕食、風呂

20:00~21:30

自宅学習(1.5時間)

自宅学習(1.5時間)

自宅学習(1.5時間)

自宅学習(1.5時間)

自宅学習(1.5時間)

自宅学習(1.5時間)

自宅学習(1.5時間)

塾も部活もやっていないお子さんの場合、学習スケジュール例では学校から帰宅後に1時間、寝る前に1.5時間の勉強時間を確保しています。土日は自由時間が多くあるので、長時間勉強することも可能です。塾に通っている子と比べると、自分で考えて学習時間・計画を組み立てる意識が大切です。

中2の冬休みの受験勉強の勉強時間は?

中2の冬休みの受験勉強の勉強時間は?

中2の冬休みは中1および中2(1学期2学期)の総復習をする絶好のタイミングなので、毎日2~3時間は勉強する時間を確保しておきたいです。難関高校を目指すお子さんであれば、毎日3時間以上は頑張りたいです。また、何も予定が無い日は5時間以上勉強してみることで、受験期に必要な根気強さを伸ばす練習をしておきましょう。

中2の冬(12月・1月・2月)、3学期の日常の平均勉強時間は?

中2の冬(12月・1月・2月)、3学期の日常の平均勉強時間は?

中2の冬からの日常の勉強時間の目安としては、毎日2時間の勉強時間を確保できるとよいでしょう。学校の宿題、授業の予習復習を軸として、時間のある曜日は中1および中2(1学期2学期)の復習にも取り組みたいです。難関高校を目指すお子さんであれば、毎日2時間から3時間を勉強時間に費やして受験期に絶好のスタートを切れるようにしましょう。

中2の冬から始める教科別の高校受験勉強法のポイント

中2の冬から始める教科別の高校受験勉強法のポイント

中2冬の英語は、比較と受け身を徹底攻略することが勉強法のポイント!

中学1年生で英文法の基礎を学び、中2になるとさらに発展した文法を学習することになります。

中2冬/英語の学習メインテーマとなるのは「比較」と「受け身」です。いずれも中学英語の中で非常に重要な英文法であり、定期テストや高校入試本番でも出る可能性が高い単元なので、しっかりとポイントを押さえておきましょう。

まずは学校の教科書やワークを利用し、比較・受け身とは何ぞやという理解が必要です。

比較

比較とは何かと何かを比べることです。比較級や最上級のルールをきちんと把握しましょう。

例文①(比較級)「I am taller than you.」=私はあなたよりも背が高いです。

例文②(最上級)「I am the tallest of three.」=私は3人の中で一番背が高いです。

比較級はer、最上級はthe+~estという違いをまずは把握する必要があります。比較級においては「than=~よりも」という意味の英単語がよくセットで使われるので、文中にthanを見つけたらこの英文は比較級かもと予測をすることができます。

moreとmostの使い方、as~as…の使い方なども確実に覚えておきましょう。

受け身

受け身は「~される」と言いたいときに使います。

例文①「This book is written in English.」=この本は英語で書かれています。

例文②「This desk was made by Ken.」=この机はケンによって作られました。

受け身を攻略するためには、動詞の過去分詞形をしっかり覚えましょう。受け身においては「by=~によって」という英単語もよく使われるので、文中にbyを見つけたらこの英文は受け身かもと予測することができます。

中2冬の数学は、入試にも高確率で出題される証明や確率を理解することが勉強法のポイント!

中学2年生の後半となると、中1と比べて学習内容の難易度もグンと高くなります。当たり前ですが、今まで以上に授業をサボらず集中して受けるようにしましょう。

中2冬/数学の学習メインテーマとなるのは「証明」と「確率」。どちらも中学数学の中でとりわけ重要な単元です。高校入試で出題される可能性がほぼ100%と思ってよいほど本当に大事な単元ですので、確実に理解できるようになりましょう。特に証明は苦手とする子が多いので、気を引き締めて理解に努めましょう。

証明

三角形の合同条件をまずは確実に覚えましょう。問題文と図を正確に読み取り、仮定を利用して結論を導き証明をしていきます。基本的なパターンの証明問題を何度か練習し、証明という形に慣れましょう。最初は空所補充形式の証明問題から取り組む形で大丈夫ですが、最終的には記述式の証明問題を最後まで解き切れるようになりたいです。証明を攻略できるかどうかは志望校の合否に大きな影響を与えると思うので、気合を入れて頑張りましょう。

場合の数、確率

樹形図を書いて解くという方法をまずは身に付けましょう。大小2つのさいころの問題は表を書いて考えると正確かつスピーディーに解けるのでおすすめです。確率はできるようになれば楽しい分野ですし、定番の問題パターンを解く練習を積み重ねればきっとできるようになるはずです。

中2冬の国語は、抽象的な概念の文章に慣れること、登場人物の設定を整理することが勉強法のポイント!

中2冬/国語では、意見と根拠、具体と抽象など情報と情報との関係について理解することが求められます。教科書の題材を利用し、複数の情報を整理しながら適切な情報を得て内容を解釈できる力を伸ばしたいです。

読み手を意識して200字程度で文章を書く練習もします。読み手のことを考えて文章を書くことができれば、将来的に就職活動や仕事など様々な場面で役立ちます。高校入試のためにも自分の将来のスキルアップのためにも、中2冬の間に文章を書く技術の基礎を身に付けてしまいましょう。

国語文法としては、単語の活用、助詞・助動詞の働きなどを学習します。暗記も必要となるパートですので、定期テストで少しでも点数を加算するために文法の学習も怠らないようにしましょう。もちろん漢字の勉強も十分にしておきましょう。

中2冬の理科は、入試頻出である電流の理解を深めることが勉強法のポイント!

中2冬/理科の学習メインテーマとなるのは「電流」です。中学理科の中でもとりわけ重要であり、高校入試でも必出ですので、優先的に理解しておきたい分野です。

直列回路と並列回路の計算方法の違いは今すぐ確実に押さえましょう。オームの法則は超重要ですので絶対に覚えましょう。何度も定番問題をこなし、正確な計算力と図の内容を正確に読み取る力を養いましょう。本当に大事な単元なので、当たり前のことですが学校の授業をちゃんと聞くこと、実験に積極的に参加することが大切です。

中2冬の社会。地理は日本の諸地域、歴史は近代化を理解することが勉強法のポイント!

中2冬/社会の学習メインテーマとなるのは、地理が「日本の諸地域」と「地域のあり方」、歴史が「近代国家の歩みと国際社会」です。

地理

夏秋に学習した「日本の諸地域」の続きを学習します。関東地方や北海道東北地方などの諸地域における、特産物や特徴を押さえておきましょう。

例えば関東地方では関東平野・ヒートアイランド現象、東北地方では奥羽山脈・やませなどはよく出る用語です。これらはしっかりと覚えておく必要があります。

歴史

中2冬の歴史は日本の近代化について学習します。自由民権運動・明治新政府の政策・大日本帝国憲法・日清戦争・日露戦争など非常に重要な事件や政策が出てくるので、これらの重要ポイントは必ず押さえましょう。

近現代史は苦手だというお子さんが多いと思いますが、入試には頻出の分野ですので定期的に反復学習しておくことをおすすめします。

中2の冬の時点で塾や家庭教師に行っているけど成績が伸びない。。。どうしたらいい?

塾や家庭教師を受講している場合の自宅学習、勉強法、学習内容

塾

中2の冬の時点で塾や家庭教師をやっているけど成績が伸びない場合は、そろそろ悠長なことも言ってられないので、なぜ伸びないのか原因を考えるべきです。

もし塾や家庭教師の先生の授業が分かりにくいのであれば、別の先生や手段に切り替えるべきでしょう。しかし先生の授業は分かりやすいのに成績が伸びないという場合は、自分自身の問題が大きいと考えられます。おそらくその場限りの勉強になってしまっており復習を怠っていたり、そもそも自宅での勉強時間が少なすぎる可能性が高いです。

塾・家庭教師のある日だけ勉強するのではなく、それ以外の日もコツコツと自宅学習する習慣をつけることが大切です。まずは1日30分でも良いので、毎日の勉強習慣を身につける練習をはじめましょう。毎日の学習内容としては、塾・家庭教師の授業日に教えてもらったことの復習や、学校の教科書ワークの基礎の反復といった内容で構いません。

また、中1の基礎からつまずいたままの状態でずっと塾を続けてしまっており、塾では戻り学習まで手伝ってくれないから伸びていないという可能性も考えられます。その場合は一刻も早く中1の戻り学習を効率よくサポートしてくれる方法に切り替えるべきです。

集団塾

集団塾に通い成績を伸ばすためには、塾の授業についていく力と集中力が必要です。塾の授業についていく力とは、学校の授業や教科書の内容をきちんと理解できていることが前提条件です。ですので、まだその力が足りていないと感じる場合は、自宅学習において教科書内容を積極的に復習する必要があります。

また、学校→部活→塾といった流れが基本なので、塾で授業を受けている時間帯にはすでに体力が限界に来ているお子さんも少なくありません。塾で頑張って成績を伸ばすという目的意識を持っている子であればそれでも頑張れるのですが、そうでない子は体力が切れてしまうと塾の授業に集中ができず、どんなに塾の先生が良い授業をしようがイマイチ吸収できません。常日頃から早く寝る習慣をつけ、栄養のある食事をとり、集団塾の授業を集中して受けられるほどの体力づくりがどうしても必要といえます。

中2冬という時期であれば高校入試を意識して動きたいので、集団塾の授業についていける気がしないというお子さんは別の手段に切り替える選択も考えないといけないかもしれません。

家庭教師

基本的に1対1で指導してもらえる点が家庭教師の強みです。塾へ往復する手間が省けるので体力的にも楽になりますし、お子さんの理解力や段階に合わせてくれる先生であれば徐々に成績も向上する可能性が見込めます。

ただし家庭教師の先生に頼りすぎてしまうと、結局は先生が来た時しか勉強しなくなり成績が伸びないというパターンもよくあります。家庭教師は週1回の場合が多いので、どうしても週1回で先生が教えられることは限られてしまいます。限界があるのです。

家庭教師で成績を伸ばすためには、自分自身で日頃から自宅学習をしておかないといけません。自宅学習の内容としては、家庭教師の先生に前回教えてもらったことを忘れないように復習することがメインと考えてください。そのうえで余裕があれば、ワークや問題集を自分で進めていく中で理解できなかった問題を見つけておき、その問題を次回の家庭教師の授業の際に教えてもらうといった形が取れると理想的です。

個別塾

個別塾というものは完全1対1のところもありますが、基本的には1対2や1対3が主流となります。完全1対1の家庭教師と比べると、自分から先生に質問をする積極性が求められます。どこが分からないのかが分からないというお子さんも少なくありませんが、それだと質問のしようがありません。ですので、自宅学習において教科書レベルの基礎力をつける努力をする必要があります。

個別塾で成績を伸ばすためには、まずは最低限、「ココが分からないからココを先生に質問しよう!」という状態になることがスタートラインといえます。

通信教育を受講している場合の自宅学習、勉強法、学習内容

カリキュラム

中2の冬までは塾に通っていたけど伸びず、いつも部活で疲れているし寒くなってきて送り迎えも大変だしいっそのこと通信教育に切り替えてみようというお子さんもいらっしゃるかと思います。やり方や考え方によっては通信教育で成績を伸ばすことも可能です。

通信教育とは進研ゼミやFAX指導のような自宅学習教材がありますが、最近ではタブレット学習教材やオンライン授業をいつでも視聴できるタイプの通信教育も浸透しています。学校の教科書で理解しきれなかった部分を、通信教育による自宅学習で補っていきましょう。また、学校の教科書ワークだけではどうしても問題数が足りないので、通信教材でより多くの問題数をこなすことが可能となります。多くの問題を解き問題慣れをすることがテスト本番での成功につながります。

家庭教師や塾だと先生側から学習スケジュールを指示してもらえることもありますが、通信教材は自分で学習スケジュール管理をしないといけない点がポイントとなります。通信教材は毎日コツコツ進めて行かないとどんどん溜まってしまい、最終的にパンクしてしまいがちです。毎日2ページは必ず進める、毎日帰宅後1時間は通信教材を頑張るなどマイルールを作ってみると良いでしょう。

塾なし、通信教育なし場合の問題集や教材選び、自宅学習、勉強法、学習内容

家庭学習

塾なし通信教育なし、すべて自力で志望校合格を目指すお子さんもいます。もちろん独学は簡単なことではありませんが、やり方・考え方によっては塾や通信教育をやっている子以上に成績を伸ばすことも可能です。

独学で成績を伸ばしたければ

①学校の授業をとにかく頑張って受ける

②予習復習の習慣付け

③忘れてしまわないように定期的に反復

④大まかな学習スケジュールを立てる

⑤自分に甘くならない

 

①・・・極論を言えば、学校の授業ですべて完璧に理解できていれば、塾も通信教育も必要はありません。学校の授業・教科書だけで十分です。この状態を目指し、とにかく学校の授業をいつも集中して受けることを意識してください。

②・・・学校の授業を完璧に理解するためには、前日までに予習をしておくことが有効です。また、授業中にどうしても理解し切れなかった部分は、帰宅してから復習をして必ず理解しないといけません。その日のことはその日のうちにという精神を持ってください。その際、教科書ワークだけでは理解が難しいのであれば、ネット検索やYoutube動画に頼る方法も簡単で効果的です。

③・・・人間ですので一度やっただけではすぐ忘れてしまいます。翌日、3日後、1週間後など自分で反復のペースを決めて定期的な反復をおこないましょう。色んな問題に手を出していく勉強法よりも、大事な問題だけを何度も繰り返して確実に自分のものにしてしまうという勉強法の方が長い目で見れば成績安定につながります。

④・・・毎日〇時~〇時の間に勉強をする、毎日最低〇時間は勉強する、どうしても今日勉強できなかった分は必ず翌日に取り戻すなど大まかな学習スケジュールを立てましょう。ガチガチに細かいスケジュールを立ててしまうと実現が難しいので、ある程度は大まかな計画で大丈夫です。中2冬という時期であれば毎日2時間を目途に学習計画を立てることを目安にしてみましょう。

⑤・・・塾や家庭教師をやっている子と比べると、自分の時間を多く持てる分、自分との戦いになります。もちろん息抜きは必要なのでゲームをしてはダメということではありません。1時間勉強を頑張った自分へのご褒美としてゲーム/動画30分OKなどのマイルールを決めておくと良いでしょう。

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中2冬から受験勉強をスタートさせたいと考えているお子さん。それぞれ性格や学習修得状況が異なるので、自分に合った勉強法を見つけることが効率のよい受験勉強につながります。中学2年生の後半となると学校の授業内容がだいぶ難しくなりますので、勉強のやり方をつかみなるべく無駄のない勉強の習慣を身に付けておきたいです。

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また高校受験までの期間から逆算し、毎日どの教科の、どの教材や参考書の何ページから何ページまでを進めればいいのか?いつ復習や習熟度の試験を受けたらいいのか?これらすべてをお子さんのために、完全オーダーメイドで盛り込んだ学習計画表を毎月お送りします。高校受験合格に向けて、一緒に効率の良い受験対策をスタートさせましょう!

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高校受験対策高講座

中2の冬、3学期になっても第一志望高校が決まっていない。それでも高校受験勉強はスタートした方がいい?

中2の冬、3学期になってもまだ第一志望高校が決まっていないお子さんは決して珍しくはありません。だからと言って、第一志望高校が決まってから受験勉強をスタートしてしまうと、せっかく受験勉強が軌道に乗ってきたタイミングで入試日が迫り「もうちょっと時間があれば...」という非常にもったいない事態に陥ってしまいます。

遅い子だと中3秋冬にようやく第一志望校が決まるということもよくあるので、いつか志望高校が決定したときのために少しでも早いうちから高校受験勉強をはじめておくことをおすすめします。

もっと早くから勉強しておけばよかったと後悔をしなくてもいいように、受験生になった時の自分を少しでも楽にしてあげるために、中2冬から受験勉強をスタートさせる意識を持ってください。

中2の2学期までの成績は高校受験に関係するのか?

高校受験に際して中2までの成績は関係してくるのでしょうか。それとも中3の成績だけが関係してくるのでしょうか。内申点について見ていきましょう。

中2の2学期までの内申点は高校受験に関係してくるのか?

中2の2学期までの成績が高校受験に関係するかどうかは都道府県によって異なります。自分が受験する高校の都道府県が中2の2学期までの成績を含めるのか含めないのか、まずは調べてみましょう。

中1や中2の内申点が高校受験に必要となる都道府県は以下です。

<中1~中3の内申点を高校受験に利用>
北海道、青森県、秋田県、岩手県、宮城県、福島県、

埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県、

新潟県、石川県、山梨県、岐阜県、

大阪府、滋賀県、和歌山県、京都府、

岡山県、広島県、島根県、山口県、

愛媛県、香川県、徳島県、高知県

大分県、長崎県、熊本県、佐賀県、宮崎県、沖縄県


<中2中3のみの内申点を高校受験に利用>

神奈川県、富山県、奈良県

中2の冬までに受けた定期テストの点数・学力は高校受験にどう影響するのか?

中2の冬までに受けた定期テストの点数は内申点として高校受験の合否判定に影響します。内申点とは、学校の定期テスト(中間期末テスト)の点数、授業態度、宿題の提出などにより決まります。日頃から授業をちゃんと受け、宿題も出し、定期テストで高得点を取れているお子さんは高校受験を有利に戦うことができるということです。

現在33の道府県では中1からの内申点の成績が高校受験に影響しており、基本的に「高校入試の点数+中1~中3の内申点」の合計点によって合否判定が行われます。

また神奈川県・富山県・奈良県では中2からの内申点の成績が高校受験に影響しており、基本的に「高校入試の点数+中2中3の内申点」の合計点によって合否判定が行われます。

中1の頃の内申点にあまり自信が無いお子さんは、中2の冬時点でもまだまだ巻き返しは可能ですので今から内申点を意識した生活に切り替えましょう。中1の内申点以上に中2中3の内申点を重視している道府県もありますよ。

中2の冬時点の模試がE判定、D判定だったら志望校を変更する必要はあるのか?

中2の冬に受験した模試の結果がE判定やD判定でも、それを理由に第一志望校を変更する必要はありません。

ここから先の頑張り次第でいくらでも偏差値・志望校判定を引き上げることは可能だからです。実際に中2冬から勉強を頑張り成績をグンと上げて第一志望高校に合格したという子はたくさんいます。成績を伸ばすためには「勉強のやり方×やる気」という意識を持ち、まず何から手をつけるべきか、どういった勉強法を取るべきかという点を考えていきましょう。

中2の冬の模試の結果がE判定やD判定だったという場合、おそらく中1の学習内容がまだまだ理解できていないことが根本的な原因のはずです。このままでは中3で習う授業内容も全然理解できないと思われるので、少しでも早めに中1内容の復習に取り掛かり基礎の土台作りをおこなうべきです。

中2の冬の時点、3学期に入ってから不登校の場合、高校受験に向けてどうしたらいいのか?高校受験へ向けた勉強法や取り組み方について

不登校のお子さんは、それぞれ勉強の進み具合や理解度に差があります。中学校の学習は、小学校から中学1年生までに学んだ内容を基礎として、中学2年生以降の学習が進んでいきます。学校を休みがちになっているお子さんの場合は、休んでいる間に授業が先に進んでしまい学習できていない単元があることが多くあります。学習できていない単元があることで学校の授業についていけず、学年が上がっていくとさらに理解できない単元が増えてしまうことにつながります。

高校受験に向けての勉強法は、お子さんが分からなくなってしまった原因となっている単元まで戻って理解しなおした上で、少しずつ先へ先へと学習内容を学んでいくことが必要です。必要があれば小学校レベルの内容から復習していくことで、高校受験に向けた基礎的な学力を身につけていくことが可能です。

また高校受験までに分からない単元からの復習を終え、受験合格ラインの学力を身につけられるようにするために、高校受験から逆算して日々の学習スケジュールを立てコツコツと勉強を進めていくことも重要になります。不登校のお子さんは、お休みしている間に毎日の勉強習慣が抜けてしまっていることもあります。そのため、それぞれのお子さんに合わせて毎日の学習スケジュールを決め、スケジュール管理をしながら進めていくことが大切です。

また、中2冬/3学期の時点で不登校の場合、登校できるようになることを希望されていることも多いとは思いますが、どうしても復帰することが難しく、中学校卒業資格だけ取るというケースもあります。

どうしても復帰を見込めない場合は、内申点が選抜基準に含まれない高校を目指して高校受験対策に取り組んでいく選択肢もあります。この場合の高校受験対策への取り組み方としては、学校授業に合わせるのではなく、優しいレベルの高校受験対策教材や、学習内容を体系的に学ぶような中学3年間の復習用教材を利用しても良いです。学校授業は、定期テストで習熟度確認しながら進めるカリキュラムに沿っているため、受験対策には向かない順序で学習が組まれていることもあります。

今の中学、元の中学への復帰を考えないのであれば、高校受験対策に振り切った勉強法に取り組むのも1つの選択肢です。

まずは勉強に追いつく事に焦らなくてよい

中2の冬/3学期の時期において学校を休みがちになってしまうと、じわじわ近づいてくる受験に対して焦ってしまうこともありますよね。ただ焦って闇雲に自主学習をしても、分からなくなってしまった原因となっている単元から戻って学習していかなければ、あやふやな部分が残ってしまい、結局もう一度復習しないといけなくなることも多いです。

また中学校の授業は高校受験準備の中のひとつととらえることもできます。今は授業に遅れてしまっている状況でも、高校受験までに中学校での学習範囲をしっかりと理解して、志望校への合格ラインまで学力を上げることができていれば大丈夫です。高校受験を見据えて効率的に学習を進めていけば、勉強の遅れを取り戻すことはまだ十分可能です。

高校受験に焦点を絞って確実に学習を進めていけば良い

高校入試では例年の出題傾向が引き継がれるケースが多く、傾向と対策をおさえた上で、高校受験に焦点を絞って確実に学習を進めていけば、合格ラインまで到達できる可能性は十分にあります。それは、公立高校だけではなく私立高校においても当てはまります。

不登校で学校の授業を受けれていない点は不利ですが、志望校の傾向と対策を理解し、効率的な高校受験勉強をおこなっていけば合格を勝ち取るチャンスはあります。

内申点が必要な公立高校を受験する場合の注意点

内申点が必要な公立高校受験の場合には、内申点の点数と学力試験の点数を総合的に評価されて合否が決まることがほとんどです。中学2年生なら、内申点を上げるためにできることはいくつかあります。

まず欠席日数がなるべく少なくなるように注意しましょう。公立高校の受験では、欠席日数が多い生徒は審議対象となることが多くあります。そのため、遅刻や早退になったとしても、保健室やフリースクールへの登校であっても、出席日数をなるべく増やすことができるようにすることをおすすめします。

また定期テストはなるべく休まずに受けるように注意しましょう。定期テストを受けることで、点数が良い場合には内申点にも良い影響を与え、点数が悪くても1がつくことを免れることもあります。クラスでみんなと定期テストを受けることが難しい場合には、中学校の先生に別室で受けられないか相談することをおすすめします。

そしてできる限り提出物は期限を守って提出するように注意しましょう。不登校の状態だと、どんな提出物をいつまでに出すのか分からない場合もあります。学校の先生との連絡を密に取りながら、期限を守って提出できるようにしましょう。

内申点を上げる努力をしながら、高校受験の学力試験で高得点を取れるように早い段階から受験対策をしておくことにも注意しましょう。内申点が必要な公立高校受験では、内申点と学力試験を総合的に評価されることがほとんどです。内申点が高くない場合は、特に学力試験で上位の得点を取ることができるように、志望校の入試傾向と対策を理解した上で早いうちから学習を積み重ねていくようにしましょう。

内申点が必要ない高校を受験する場合のポイント

内申点が必要ない場合には、志望校の合格ラインまで学力を上げておくことと高校入学後に備えるためにも、学習習慣を身につけておくことがポイントです。不登校のお子さんの場合には学習の習熟度や理解度が様々であるため、つまずいている単元の復習から高校受験の対策までの学習計画を個別に作成し、学習を進めていくことが大切です。また自宅での学習習慣を身につけるためにも、1日1~2時間は勉強する、教材の何ページから何ページをやるというように、毎日の具体的な学習スケジュールを用意して勉強することが重要です。

不登校の生徒向けの高校受験対策はこちら

中2の冬休み、3学期から高校受験勉強をスタートする方に、第一志望高校合格に向けた計画的な学習プランと勉強法を提供します。

中2の冬休みや3学期から高校受験勉強をスタートするお子さんは、中3から受験勉強をスタートさせる子たちよりも有利に受験を立ち回ることが可能です。今なにもせず中3になってしまうと絶対に大変ですし、まだ少しでも余裕のある中2冬のタイミングで受験勉強をはじめる方が第一志望高校に合格できる可能性はアップします。

ただ何からはじめれば良いか分からない、1人で受験勉強を続けていく自信がない、中2の授業に対する予習復習と中1の総復習の両立が上手くできないといったお子さんも少なくないでしょう。

じゅけラボでは中2冬休み/3学期から高校受験勉強をスタートさせたい方に最適な学習プランと勉強法を提供しますので、ぜひ一緒に第一志望校合格を勝ち取りましょう!

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中学2年生から冬・3学期によくある質問

Q1:中2の冬から高校受験勉強する場合の勉強時間はどのぐらい必要ですか?

A1:中2の冬から高校受験勉強をする場合、平日は毎日2時間、土日祝は3時間が勉強時間の目安となります。部活や行事が忙しい日もあるかと思いますが、忙しい時も最低1時間は勉強するといったように最低ラインを決めておくと良いでしょう。コツコツの積み重ねが受験期の優位につながります。

Q2:中2の冬から高校受験勉強する場合の勉強内容や学習スケジュールはどうしたら良いですか?

A2:中2の冬から数学・英語を攻略していくためには、まず前提条件として中1の基礎を押さえておく必要があります。ゆえに過去の復習をしつつ、今学校で習っている授業に対する予習復習もしていかなければなりません。

国理社については基本的に今学校で習っている範囲の学習を中心に進めていき、土日・部活オフ日や冬休みなど時間的余裕があるタイミングで過去に習った部分の復習をしておきましょう。闇雲に全部を覚えるというよりは、テストや入試によく出る単元/用語を中心に時間を使っていきたいです。

Q3:中2の3学期から高校受験勉強をスタートしたら第一志望校に合格できますか?

A3:中2の3学期から高校受験勉強をスタートすれば、第一志望校に合格できる可能性は十分あり得ます。

ただ中1や中2前半から受験勉強をすでに開始しているライバルもいるので、ライバルに追いつけ追い越せの気持ちで勉強時間を増やす意識を持ちましょう。中2の冬の間になるべく自分の苦手分野は克服しておくことを目指しましょう。

Q4:中2の2学期でオール3でした。3学期から受験勉強すれば偏差値70以上のトップ高校でも合格できますか?

A4:中2の2学期でオール3の成績でも、3学期から受験勉強を頑張ればトップ高校に合格できる可能性はあります。ただしライバルは強力です。トップ高校を受験するライバルの多くはもっと早い段階から受験勉強をはじめています。今までと同じ勉強をしていてはそれらのライバルに追いつくことは難しいので、勉強法や考え方をまずは改める必要があります。

できる限り勉強時間を増やしましょう。毎日授業に対する予習復習をすること、テスト前はテスト範囲の問題をすべて理解できるまで頑張ること、テストが返却されたら間違えた問題をすべて理解できるようにすることなどを意識しましょう。

Q5:中2の冬休みの模試で志望校への合格がE判定でした。今から勉強すれば第一志望高校へ合格できますか?

A5:まだ時間はあるので、効率の良い勉強法を身に付けることと勉強時間を増やすことができれば第一志望校への合格は十分可能です。中2の冬休みに受けた模試がE判定ということは、つまりこれまでに習った中1中2の勉強内容が全然理解できていないはずです。今すぐまずは中1の復習に全力を注ぎましょう。

Q6:中2の冬でまだ第一志望高校が決まっていません。どのように高校受験勉強を進めたらいいですか?

A6:中2の冬の時点でまだ第一志望高校が決まっていない場合、中3になって第一志望高校が見つかったときのためを考えて行動をしましょう。中2の冬から受験勉強をはじめておけば、中3になってから受験勉強をはじめるよりも絶対に楽です。

高校入試は中1中2の内容が出題されやすいので、まずは中1の復習からはじめればよいでしょう。中1内容をしっかり理解することで、中2の理解にもつながりますので。すぐ忘れてしまってはもったいないので、確実に覚えるまでは定期的に反復学習することが大切です。

高校受験勉強をある程度頑張ることによって自分の真の実力が分かり、そして第一志望高校が決定するという場合も多々ありますので、まずは高校受験勉強をスタートしてみましょう。少しでも早いうちに高校受験勉強を開始しておけば、何かと有利に受験を立ち回ることができますよ。

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