総合型選抜(旧AO入試)の塾・予備校は必要?選び方のコツとあわせて解説

総合型選抜(旧AO入試)の塾・予備校は必要?選び方のコツとあわせて解説

講師

本ページでは以下のことがわかります。

総合型選抜対策の塾や予備校選びに悩み、漠然とした不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。

一般選抜との両立や志望理由書の書き方など、何から手をつけてよいのかわからないときに、塾や予備校に行くべきなのか、どう選ぶべきなのか悩んでいる方も少なくありません。

本記事では、総合型選抜における塾・予備校選びは本当に必要なのかについて解説していきます。また選び方のコツや必勝法を解説していますので、ぜひ参考にしてください。

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目次

総合型選抜(旧AO入試)とは?一般選抜・学校推薦型選抜との違い

総合型選抜(旧AO入試)は、学力試験の点数だけでなく、受験生の個性や意欲、適性、将来の可能性などを総合的に評価する大学入試制度です。

一般選抜が主に学力試験の結果で合否が決まるのに対し、総合型選抜は書類審査や面接、小論文などを通して、受験生の人物像を多面的に評価します。

また、学校推薦型選抜は、出身高校の学校長からの推薦が必要ですが、総合型選抜は自己推薦で出願できる場合が多く、より幅広い受験生に門戸が開かれています。

それぞれの入試形式の違いをまとめると、以下のようになります。

総合型選抜(旧AO入試)とは?一般選抜・学校推薦型選抜との違い
入試形式主な評価ポイント出願要件
総合型選抜学力、個性、意欲、適性、将来性など自己推薦(大学によっては高校長の推薦が必要な場合あり)
一般選抜学力試験の成績とくになし(大学・学部が定める出願資格を満たしていれば出願可能)
学校推薦型選抜学力、高校での活動実績、人物評価など出身高校の学校長からの推薦

総合型選抜は、自分自身の強みや個性を最大限にアピールできる入試形式といえるでしょう。

ただし、大学・学部によって選考方法や重視するポイントは異なるため、志望校の募集要項をしっかりと確認することが重要です。

総合型選抜(旧AO入試)の選抜方法と求められる力

総合型選抜の選抜方法は、大学・学部によってさまざまですが、多くの場合、書類審査や面接、小論文などが課されます。

大学によっては、プレゼンテーションやグループディスカッション、実技試験、学力試験などが加わることもあります。

具体的な選考方法と、それぞれで求められる力は以下の通りです。

総合型選抜(旧AO入試)の選抜方法と求められる力
選考方法求められる力
書類審査個性意欲適性高校時代の活動実績 など
面接コミュニケーション能力表現力論理的思考力主体性 など
小論文思考力判断力表現力文章構成力 など

これらの選考に加えて、大学入学共通テストの受験を求める大学も増えています。

総合型選抜で求められる力は多岐にわたるため、自分の強みを活かせる選抜方法を選ぶとともに、各選考方法にあわせた対策を徹底することが重要です。

総合型選抜(旧AO入試)で大学受験するメリット・デメリット

総合型選抜で大学受験することには、メリットとデメリットの両方があります。

具体的なメリットとデメリットは、以下の通りです。

総合型選抜(旧AO入試)で大学受験するメリット・デメリット
メリットデメリット
一般選抜よりも早く合否が決まる学力だけではなく、様々な経験が評価の対象となる一般選抜とは違う準備が必要となる選考基準が不明瞭な部分がある一般選抜の準備が遅くなる可能性がある

総合型選抜は、一般選抜よりも早い時期に合格が決まる可能性があるため、精神的な余裕をもって受験に臨めます。

また、学力試験だけではなく、スポーツや芸術活動、ボランティア活動などの実績も評価の対象となるため、多様な経験を持つ受験生にとって有利な入試形式です。

一方で、総合型選抜には、出願書類の作成や面接対策など、一般選抜とは異なる準備に多くの時間と労力が必要となるというデメリットもあります。

また、選考基準が大学・学部によって異なり、一般選抜に比べて不明瞭な部分があるため、対策が難しいと感じる受験生も少なくありません。

さらに、総合型選抜で不合格だった場合、一般選抜の準備が遅れてしまうリスクも考慮する必要があります。

総合型選抜での受験を検討する際は、これらのメリット・デメリットを総合的に比較し、自分自身の状況や目標に合った選択をすることが大切です。

塾や予備校では、総合型選抜のメリットを最大限に活かし、デメリットを最小限に抑えるためのサポートを提供しています。

総合型選抜(旧AO入試)対策に塾・予備校が必要な理由

総合型選抜(旧AO入試)対策に塾・予備校が必要な理由

総合型選抜は、一般選抜とは異なり、学力だけではなく、受験生の個性や意欲、適性などを多角的に評価する入試です。

そのため、合格するためには、より専門的かつ戦略的な対策が不可欠となります。

塾や予備校では、以下のようなサポートを受けられるため、合格を目指すためには、塾や予備校を選ぶ必要があるでしょう。

  • 志望大学・学部選びから合格までのプロセス全体をサポートしてくれる
  • 出願書類、小論文、面接など、各選考段階でプロの指導を受けられる
  • 長期間にわたる受験勉強のモチベーションを維持しやすくなる

総合型選抜の合格率を上げるためには、塾や予備校を利用するとよいでしょう。

志望大学・学部選びから合格までの徹底したサポート体制

総合型選抜で合格を勝ち取るためには、まず自分にあった大学・学部を選ぶことが重要です。

しかし、全国には数多くの大学・学部があり、それぞれのアドミッション・ポリシーや選考方法も異なるため、自分だけで最適な進路を見つけるのは容易ではありません。

塾・予備校では、長年の経験と豊富なデータにもとづき、受験生一人ひとりの個性や学力、将来の目標などを総合的に判断し、最適な志望校選びをサポートしてくれます。

具体的には、以下のようなサポートが受けられます。

志望大学・学部選びから合格までの徹底したサポート体制
塾・予備校によるサポートサポート内容
進路相談経験豊富な講師や進路アドバイザーが、受験生の希望や適性を丁寧にヒアリングし、一緒に将来の目標やキャリアプランを考える
大学・学部情報の提供全国の大学・学部の情報を網羅しており、各大学のアドミッション・ポリシー、カリキュラム、入試情報などを詳しく解説する
合格可能性判定模試の結果や過去のデータにもとづき、志望校の合格可能性を客観的に評価してくれる

さらに、志望校決定後も、出願書類の作成、小論文・面接対策、そして入学手続きまで、合格までの道のりをトータルでサポートしてくれます。

このような徹底したサポート体制は、とくに総合型選抜のような多面的な評価が行われる入試において、大きな強みとなります。

プロによる出願書類・小論文・面接対策

総合型選抜の選考では、学力試験だけではなく、出願書類や小論文、面接などが重要な評価対象となります。

塾・予備校では、総合型選抜に特化したプロの講師陣が、長年の指導経験と最新の入試情報にもとづき、質の高い指導を提供しているのが特徴です。

具体的には、以下のような指導が受けられます。

プロによる出願書類・小論文・面接対策
塾・予備校による指導指導内容
出願書類対策添削指導を通して、大学が求める人物像に合致する、説得力のある志望理由書や自己PR書の作成をサポートしてくれる
小論文対策過去問分析やテーマ別の演習を通して、論理的な思考力や表現力を養い、合格レベルの答案を作成できる力を身につける
面接対策模擬面接を繰り返し行うことで、本番で緊張せずに自分の考えをしっかりと伝えられるよう、実践的な指導を行う

これらの対策は、独学ではなかなか難しいものです。

プロの指導を受けることで、自分の弱点を克服し、強みを最大限に引き出せ、合格への可能性を大きく高められます。

独学では難しいモチベーションの維持

総合型選抜の対策は多岐にわたるため、長期間にわたる計画的な学習が必要となります。

しかし、ひとりで学習を進めていると、モチベーションを維持するのが難しく、途中で挫折してしまうケースも少なくありません。

塾・予備校では、同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨できる環境を提供するとともに、講師やスタッフが精神的なサポートを行うことで、受験生のモチベーションを高く維持します。

具体的には、以下のようなサポートが受けられます。

独学では難しいモチベーションの維持
塾・予備校によるサポートサポート内容
定期的な面談学習の進捗状況や悩みなどを相談できる機会を設け、適切なアドバイスや励ましを与えてくれる
学習計画の作成・管理個々の学力や目標に合わせた学習計画を作成し、進捗状況を管理することで、計画的な学習をサポートしてくれる
イベント・交流会合格体験談を聞く会や、同じ志望校の受験生同士の交流会などを開催し、モチベーションを高める機会を提供してくれる

モチベーションを維持し、最後まで諦めずに努力を続けるためには、塾・予備校のサポートが非常に有効です。

以下の記事では、総合型選抜対策での塾や予備校の必要性について詳しく解説していますので、ぜひ確認してみてください。


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【タイプ別】自分に合った総合型選抜対策の塾・予備校の選び方7つのポイント

【タイプ別】自分に合った総合型選抜対策の塾・予備校の選び方7つのポイント

総合型選抜は、一般選抜とは異なる対策が必要となるため、塾・予備校選びは合否を大きく左右する重要な要素です。

しっかりポイントを押さえて選ぶことが大切です。

具体的には、以下の7つのポイントを押さえておくことが大切です。

【タイプ別】自分に合った総合型選抜対策の塾・予備校の選び方7つのポイント
  • 総合型選抜・AO入試の合格実績で選ぶ
  • 塾のタイプ(専門塾or総合塾)と指導形式(個別・集団・オンライン)で選ぶ
  • 指導内容の充実度(カリキュラム、教材、添削など)で選ぶ
  • 講師の質(プロ講師 or 学生講師)と相性で選ぶ
  • 料金体系(授業料、教材費、その他費用)と費用対効果で選ぶ
  • サポート体制(進路指導、質問対応、自習室など)の充実度で選ぶ
  • 通塾のしやすさ(立地、オンライン対応)で選ぶ

それぞれの選び方について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

総合型選抜・AO入試の合格実績で選ぶ

総合型選抜・AO入試の合格実績で選ぶ

塾・予備校選びでまず注目したいのが、総合型選抜や旧AO入試の合格実績です。

とくに、志望大学・学部の合格実績が豊富かどうかは、必ず確認しましょう。合格実績は、塾・予備校の指導力やノウハウのレベルを示す重要な指標です。合格者数だけではなく、合格率(合格者数÷受験者数)も確認すると、より実質的な合格実績を把握できます。

また、特定の大学に強い塾・予備校もあるため、志望校の合格実績を重点的にチェックしましょう。

塾・予備校のホームページやパンフレットで、最新の合格実績を確認してみましょう。

合格体験記なども参考にすると、塾・予備校の雰囲気や指導内容をより具体的にイメージできます。

ただし、合格実績はあくまでも参考情報のひとつです。合格実績がよいからといって、必ずしも自分にあうとは限りません。

ほかの要素も総合的に考慮して、自分に最適な塾・予備校を選びましょう。

塾のタイプ(専門塾or総合塾)と指導形式(個別・集団・オンライン)で選ぶ

総合型選抜対策の塾・予備校には、大きく分けて「総合型選抜専門塾」と「総合塾」の2つのタイプがあります。

総合型選抜専門塾は、総合型選抜・AO入試に特化した対策を行う塾で、専門性の高い指導が受けられます。

一方、総合塾は、一般選抜対策と並行して総合型選抜対策も行う塾で、幅広い選択肢に対応できます。

また、指導形式には、「個別指導」「集団授業」「オンライン授業」の3つがあります。それぞれの特徴は以下の通りです。

塾のタイプ(専門塾or総合塾)と指導形式(個別・集団・オンライン)で選ぶ
指導形式メリットデメリット
個別指導一人ひとりの理解度や進捗状況に合わせて指導してもらえる苦手分野を集中的に対策できる質問しやすい集団授業に比べて授業料が高い傾向にある周りの受験生との競争意識が生まれにくい
集団授業周りの受験生と切磋琢磨できる競争意識が生まれ、モチベーションが向上する個別指導に比べて授業料が安い傾向にある授業のペースについていけない場合がある質問しにくい場合がある
オンライン授業時間や場所にとらわれずに受講できる自宅でリラックスして学習できる交通費がかからない自己管理能力が必要講師や他の受験生とのコミュニケーションが取りにくい

自分の性格や学習スタイル、目標などを考慮して、最適なタイプと指導形式を選びましょう。

一般選抜と総合型選抜の両方を視野に入れている場合は、総合塾の集団授業やオンライン授業が適しているでしょう。

じゅけラボ予備校では、オンラインで総合型選抜の入試対策を行っています。

オンラインでの総合型選抜対策塾を探している方は、ぜひ、以下のページより詳細をご確認ください。

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指導内容の充実度(カリキュラム、教材、添削など)で選ぶ

総合型選抜対策に向けて塾・予備校を選ぶ際には、指導内容の充実度も必ず確認しましょう。

総合型選抜の対策は、出願書類の作成、小論文対策、面接対策など、多岐にわたります。それぞれの対策に必要な知識やスキルを習得するためには、質の高いカリキュラム、教材、添削指導が不可欠です。

具体的には、以下の点を確認しましょう。

指導内容の充実度(カリキュラム、教材、添削など)で選ぶ
指導内容チェックポイント
カリキュラム基礎から応用まで、段階的にレベルアップできる内容になっているか志望大学・学部の入試傾向に合わせた対策ができる内容になっているか
教材最新の入試情報や過去問が反映されているか解説が分かりやすく、自習にも活用できるか
添削指導経験豊富な講師が、丁寧かつ具体的に指導してくれるか添削の回数や頻度は十分か

これらの情報を、塾・予備校のホームページやパンフレットで確認するだけではなく、体験授業や個別相談などを利用して、実際に自分の目で確かめることをおすすめします。

指導内容が充実している塾・予備校を選ぶことで、効率的に総合型選抜対策を進め、合格への可能性を高められます。

講師の質(プロ講師 or 学生講師)と相性で選ぶ

講師の質(プロ講師 or 学生講師)と相性で選ぶ

塾・予備校の講師には、プロ講師と学生講師がいます。

プロ講師は、長年の指導経験と豊富な知識を持ち、受験生を合格に導くためのノウハウをもっています。

一方、学生講師は、年齢が近く、親しみやすいというメリットがあり、自身の受験経験を活かした指導ができるのが強みです。

どちらの講師がよいとは一概にはいえませんが、それぞれの特徴を理解し、自分との相性も考慮して選びましょう。


塾・予備校のホームページやパンフレットで、講師のプロフィールを確認してみましょう。

可能であれば、体験授業や個別相談などを利用して、実際に講師と話してみて、自分との相性を確認することも大切です。

教え方の上手さだけではなく、質問のしやすさ、話しやすさなども考慮して、自分にあった講師が在籍している塾・予備校を選びましょう。

料金体系(授業料、教材費、その他費用)と費用対効果で選ぶ

料金体系(授業料、教材費、その他費用)と費用対効果で選ぶ

塾・予備校の料金体系は、塾・予備校によってさまざまです。

以下を総合的に比較検討し、費用対効果で選びましょう。

  • 授業料
  • 教材費
  • その他費用(入会金、模試代、特別講習費など)

上記に加え、夏期講習や冬期講習などの特別講習は、別途費用がかかる場合がほとんどです。

これらの講習を受講するかどうかも含めて、費用対効果を検討しましょう。

料金体系を確認する際には、以下の点に注意しましょう。

  • 授業料は、月謝制か、一括払いか
  • 教材費は、授業料に含まれているか、別途必要か
  • その他費用には、何が含まれているか
  • 割引制度や特待生制度はあるか

複数の塾・予備校の料金体系を比較し、無理なく通える範囲で、もっとも効果的な学習ができる塾・予備校を選びましょう。

以下の記事では、総合型選抜でかけるべき塾や予備校の費用について解説していますので、ぜひ参考にしてください。

サポート体制(進路指導、質問対応、自習室など)の充実度で選ぶ

塾・予備校を選ぶ際には、学習面だけでなく、精神面もサポートしてくれる体制が整っているかを確認しましょう。

総合型選抜の対策は長期間にわたるため、モチベーションを維持し、不安や悩みを解消できる環境が重要です。

具体的には、以下のサポート体制が充実しているかを確認しましょう。

サポート体制(進路指導、質問対応、自習室など)の充実度で選ぶ
サポート体制内容
進路指導志望校選び、出願書類の作成、面接対策など、進路に関する様々な相談に乗ってくれるか
質問対応授業内容や学習方法に関する質問に、いつでも対応してくれるか
自習室静かで集中できる自習室が完備されているか
面談定期的な面談を通して、学習状況や進捗状況を確認し、適切なアドバイスをしてくれるか
保護者への連絡保護者への連絡を密に行い、情報共有をしてくれるか

これらのサポート体制は、塾・予備校によって異なります。

体験授業や個別相談などを利用して、実際にサポート体制を体験してみるのもおすすめです。自分に必要なサポートが受けられる塾・予備校を選び、安心して受験勉強に取り組みましょう。

通塾のしやすさ(立地、オンライン対応)で選ぶ

通塾のしやすさ(立地、オンライン対応)で選ぶ

塾・予備校選びでは、通塾のしやすさも重要なポイントです。

自宅や学校から近い場所にある塾・予備校を選ぶことで、通塾時間を短縮し、学習時間を確保できます。

また、交通の便がよい場所にある塾・予備校であれば、通塾の負担を軽減できます。

通塾のしやすさを考慮する際には、以下の点を確認しましょう。

  • 自宅や学校からの距離
  • 最寄りの駅やバス停からの距離
  • 交通手段
  • 周辺の治安
  • オンライン授業の有無
  • オンライン授業の受講環境

近年では、オンライン授業に対応している塾・予備校も増えています。

オンライン授業であれば、自宅や外出先など、好きな場所で受講できるため、部活動や習い事で忙しい受験生にもおすすめです。

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気になる方は、ぜひ、以下のページより詳細をご確認ください。

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【合格者が実践!】総合型選抜・AO入試対策を成功させる5つの秘訣

【合格者が実践!】総合型選抜・AO入試対策を成功させる5つの秘訣

総合型選抜は、学力だけではなく、あなたの個性や意欲、将来の可能性をアピールできる入試です。

さまざまな試験で学生を評価する分、対策は多岐にわたるため、計画的に準備を進める必要があります。

具体的には以下の5つのポイントが大切です。

【合格者が実践!】総合型選抜・AO入試対策を成功させる5つの秘訣
  • 大学公式HPやシラバス、オープンキャンパスで大学・学部を研究する
  • 強みや弱み、経験を言語化するための自己分析をする
  • 想定質問対策やディスカッション練習、デモ面接で面接での即興力を鍛える
  • モチベーションとスケジュールを管理する
  • 奨学金の知識をつけて学費の不安を解消する

ここで紹介する5つの秘訣を参考に、自分だけの合格戦略を立て、万全の準備で本番に臨みましょう。

大学公式HPやシラバス、オープンキャンパスで大学・学部を研究する

総合型選抜で合格するためには、志望する大学・学部について深く理解することが重要です。

大学が求める人物像(アドミッション・ポリシー)を把握し、自分がその大学・学部にふさわしい人材であることをアピールするためには、徹底的な情報収集が欠かせません。

まずは、大学の公式ホームページを隅々まで確認しましょう。

チェックしておきたい点は以下の通りです。

大学公式HPやシラバス、オープンキャンパスで大学・学部を研究する
  • アドミッション・ポリシー
  • カリキュラム
  • 教員紹介
  • 入試情報 など

とくに、アドミッション・ポリシーには、大学がどのような学生を求めているのかが明記されているため、必ず確認しましょう。


次に、シラバス(授業概要)を確認しましょう。シラバスには、各授業の具体的な内容、到達目標、授業計画、評価方法などが記載されています。

シラバスを読むことで、入学後にどのような授業が受けられるのか、自分の興味関心と合致しているかなどを確認できます。

さらに、オープンキャンパスに積極的に参加しましょう。オープンキャンパスでは、大学の雰囲気を感じられるだけではなく、模擬授業を受けたり、在学生や教員に直接質問したりできます。実際に大学を訪れることで、パンフレットやホームページだけではわからない情報を得られます。

これらの情報を総合的に分析し、「なぜこの大学・学部で学びたいのか」「大学で何を学び、将来どう活かしたいのか」を具体的に説明できるように準備しましょう。

大学・学部研究は、志望理由書作成や面接対策の土台となります。

強みや弱み、経験を言語化するための自己分析をする

総合型選抜では、学力以外にも、あなたの個性や人間性も評価されます。

そのため、「自分はどのような人物なのか」「何をしたいのか」「何ができるのか」を明確にする自己分析が不可欠です。自己分析を通して、自分の強みや弱み、興味関心、価値観、過去の経験などを深く掘り下げ、言語化する練習をしましょう。

自己分析は、志望理由書作成や面接対策の基礎となるだけではなく、自分にあった大学・学部選びにも役立ちます。

自己分析の方法としては、以下のようなものがあります。

強みや弱み、経験を言語化するための自己分析をする
  • 過去の経験を振り返る
  • 自分の特徴を分析する
  • 将来の目標を考える

これらの自己分析を、ノートやパソコンに書き出したり、マインドマップやモチベーショングラフなどのツールを活用したりしながら、整理していくとよいでしょう。

また、家族や友人、先生など、身近な人に自分の印象を聞いてみるのも、客観的な視点を取り入れるうえで有効です。

自己分析の結果をもとに、自分の強みをどのように志望大学・学部で活かせるのか、将来の目標とどのように結びつくのかを具体的に考え、アピールポイントを明確にしましょう。

想定質問対策やディスカッション練習、デモ面接で面接での即興力を鍛える

総合型選抜の面接では、事前に提出した書類の内容にもとづいて質問されることが多いため、想定される質問への回答を準備しておくことが重要です。

しかし、面接官は、あなたの対応力やコミュニケーション能力、思考力なども評価しています。そのため、事前に準備した回答を丸暗記するのではなく、その場で考え、自分の言葉で表現する「即興力」を鍛える必要があります。

即興力を鍛えるためには、以下の3つの練習が効果的です。

想定質問対策やディスカッション練習、デモ面接で面接での即興力を鍛える
  • 想定質問対策
  • ディスカッション練習
  • デモ面接(模擬面接)

これらの練習を通して、自分の考えを言葉にする力を高めましょう。

また、本番で緊張しないよう、場数を踏むことも大切です。

とくに、デモ面接では、本番に近い環境で練習することで、緊張感を克服し、自信をもって面接に臨めるようになります。

塾や予備校では、面接対策の講座や模擬面接などを実施している場合があるので、積極的に活用しましょう。

モチベーションとスケジュールを管理する

モチベーションとスケジュールを管理する

総合型選抜の対策は、出願書類の作成、小論文対策、面接対策、そして場合によっては一般選抜の対策など、多岐にわたり、長期間に及ぶことがあります。

そのため、モチベーションを維持し、計画的に学習を進めることが非常に重要です。

モチベーションを維持するためには、総合型選抜の出願時期から逆算して、長期的なスケジュールを立てることが大切です。月ごと、週ごと、日ごとの短期的な目標を設定し、具体的な学習計画を立てましょう。

スケジュール管理には、手帳やカレンダー、アプリなどを活用すると便利です。

また、定期的に進捗状況を確認し、計画通りに進んでいない場合は、早めに軌道修正しましょう。

モチベーションを維持するためには、目標達成シートを作成し、達成度を目に見える形で記録していくのも効果的です。適度な休憩を取り、リフレッシュする時間も確保しましょう。

ひとりでモチベーションを維持するのが難しい場合は、同じ目標をもつ仲間と交流したり、塾の講師や家族に相談したりするのもよいでしょう。

塾・予備校では、学習計画の作成や進捗管理をサポートしてくれるだけではなく、定期的な面談を通して、精神的なサポートも行なってくれます。

積極的に活用し、モチベーションを高く保ちながら、合格を目指しましょう。

奨学金の知識をつけて学費の不安を解消する

奨学金の知識をつけて学費の不安を解消する

大学進学には、入学金、授業料、教材費、一人暮らしをする場合は生活費など、多額の費用がかかります。

総合型選抜で合格した場合、一般選抜よりも早い時期に入学手続きや学費の納付が必要となるため、事前に資金計画を立てておくことが重要です。

経済的な不安を解消するためには、奨学金制度に関する知識をつけ、自分にあった奨学金制度を探しましょう。

奨学金制度には、さまざまな種類があり、代表的なものとしては日本学生支援機構の奨学金があります。

日本学生支援機構の奨学金には、返済不要の「給付型」と、返済が必要な「貸与型」があります。貸与型は、無利子の第一種奨学金と、有利子の第二種奨学金という2種類です。

その他、大学独自の奨学金制度や、民間団体や地方自治体が実施している奨学金制度もあります。

これらの奨学金制度は、それぞれ募集期間や応募資格、選考基準などが異なります。早めに情報を収集し、自分にあった奨学金制度を見つけ、必要な手続きを済ませておきましょう。

奨学金制度を利用することで、経済的な負担を軽減し、安心して大学生活を送れます。

塾・予備校によっては、奨学金に関する情報提供や相談に応じてくれる場合があるので、気になることを遠慮なく相談してみましょう。

まとめ|総合型選抜(旧AO入試)に塾や予備校は必要

まとめ|総合型選抜(旧AO入試)に塾や予備校は必要

本記事では、総合型選抜対策における最適な塾・予備校選びの方法について解説しました。

総合型選抜の合格は、正しく対策することで近づきます。

自分にあった塾や予備校で対策をはじめることで、確実な合格と、充実した大学生活への第一歩を踏み出しやすくなります。

あなたにぴったりの塾・予備校を見つけ、プロのサポートで万全の対策をとり、自信を持っていち早く合格を掴み取りましょう。

総合型選抜の対策をより効率的におこないたい方には、じゅけラボ予備校の「総合型選抜入試対策講座」がおすすめです。

メールまたはLINEで問い合わせを受けつけていますので、対策の内容や料金などが気になる方はぜひお気軽にご連絡ください。

よくある質問

総合型選抜(旧AO入試)対策で塾や予備校は本当に必要でしょうか?

総合型選抜は、学力に加えて人物像や志望理由も重視されるため、専門的なノウハウが求められます。塾や予備校を利用すると、志望理由書や面接のポイントを効果的に学べるため、独学が不安な方には大きなメリットがあります。

総合型選抜(旧AO入試)で不合格になることはあるのでしょうか?

もちろん落ちる可能性はあります。総合型選抜は人物重視といえど、大学のアドミッション・ポリシーに合致しないと不合格になることもあります。早めに自己分析や書類対策を行い、面接・小論文でも自分を正しくアピールする準備が大切です。

総合型選抜(旧AO入試)の塾や予備校にはどのくらいの費用がかかりますか?

月謝制やコース制など料金形態はさまざまですが、一般的には数万円?十数万円ほどかかるケースが多いです。授業料に加え、入会金や教材費、特別講習費なども発生することがありますので、合計額をしっかり確認しましょう。総合型選抜対策は個別対策が多くなるので一般選抜入試対策よりも費用は高めになりがちです。

一般選抜と総合型選抜を並行して対策するのは難しくありませんか?

時間管理や学習内容が異なるため大変ですが、不可能ではありません。総合型選抜向けの自己分析や志望理由書・面接対策を進めつつ、一般選抜用の学力強化を計画的に並行させることがポイントです。効率的なスケジュールを立てれば両立は可能です。

オンライン授業でも総合型選抜対策はしっかりできますか?

オンライン塾や予備校でも、志望理由書・小論文の添削や模擬面接などのサポートを受けることが可能です。自宅で効率よく学習できるメリットもあるので、通塾が難しい方や忙しい方には特におすすめです。

塾や予備校を選ぶとき、どんな基準に注目すればよいですか?

合格実績やカリキュラムの充実度、講師の質、料金体系、サポート体制などを総合的にチェックするのがおすすめです。自分の性格や学習状況に合った指導形式(個別・集団・オンライン)も重要な判断材料になります。

詳しくは「【タイプ別】自分に合った総合型選抜対策の塾・予備校の選び方7つのポイント」をご覧ください。

小論文や面接などの独自対策は、独学でも可能でしょうか?

対策自体は独学でもできますが、客観的な添削やフィードバックが得にくいのが難点です。特に面接は模擬面接で第三者からのアドバイスを受けると飛躍的に実践力が上がります。

志望校がまだ明確に決まっていない場合でも塾や予備校を利用すべきですか?

大学・学部選びも含めて相談できる塾・予備校なら、早めの進路決定につながります。総合型選抜では大学の個性を理解しているほど有利なので、迷っている段階からサポートを受けると情報収集がスムーズになるでしょう。

総合型選抜(旧AO入試)対策はいつ頃から始めるのが理想ですか?

志望理由書や活動実績の整理などに時間がかかるため、遅くとも高2の終わりから準備を進めることをおすすめしています。早期に自己分析を行い、書類作成や面接練習に余裕をもって取り組むことで、完成度を高められます。

塾や予備校ではどのようなサポートを受けられますか?

総合型選抜対策(旧AO入試対策)の塾や予備校では、進路相談や学習計画の作成、志望理由書・小論文の添削、面接対策など、多面的なサポートが受けられます。また、モチベーション維持や最新の入試情報提供など、総合型選抜で重要な要素をカバーしてくれるのも利点です。

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