あなた専用の総合型選抜・公募推薦対策!
目次
総合型選抜は課外活動なしでも合格できる?

総合型選抜は、学力だけでなく、あなたの個性や意欲を総合的に評価する入試です。
そのため、課外活動がないからといって諦める必要はありません。
主に以下の内容について解説します。

- 活動実績が総合型選抜で本当に必要なのか
- 総合型選抜で評価されるポイント
- 「活動実績がない」わけではない
それぞれ解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
活動実績は本当に必要なのか
総合型選抜において、華々しい活動実績は必要ありません。
ただし、活動実績がある方が、自己PRで役に立つことがわかっています。
じゅけラボ予備校がおこなった、18~21歳の男女のうち、課外活動に取り組んでいたと回答した180人を対象にした調査によると、各課外活動において、「自己PRに役に立った」という回答が非常に高くなりました。

大切なのは、大学が求める人物像を理解し、自分自身の強みをアピールすることです。
自己PRでアピールできるよう、活動実績を作っていくことが大切です。
以下の記事では、総合型選抜の合格率について解説していますので、気になる方はぜひ確認してください。
総合型選抜で評価されるポイント
大学側は、あなたの「学力の3要素」と「アドミッション・ポリシーとの合致度」を総合的に評価します。
つまり、活動実績がなくても、他の部分で十分にアピールできるということです。
文部科学省が提唱している「学力の3要素」とは、具体的には以下の3つです。

- 知識・技能
- 思考力・判断力・表現力
- 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
これらの力は、普段の授業や定期テスト、模試などでも評価されます。「活動実績がない」と悩む前に、まずは日々の学習にしっかりと取り組み、学力の3要素をバランス良く伸ばすことを意識しましょう。
また、「アドミッション・ポリシー」とは、各大学・学部が「どのような学生に来てほしいか」という、受け入れ方針を具体的に示したものです。
大学のホームページやパンフレットでアドミッション・ポリシーを確認し、自分の強みや経験、将来の目標と合致しているかどうかを確認しましょう。
もし、アドミッション・ポリシーに合致する部分があれば、そこを積極的にアピールしましょう。
「活動実績がない」わけではない
「自分にはアピールできるような活動実績がない」と思い込んでいるだけで、実は、日常生活の中にアピールできる経験が隠れているかもしれません。
自己分析を通して、自分の経験を深く掘り下げてみましょう。新たな強みを発見できる可能性があります。
たとえば、以下のような経験も、総合型選抜では立派なアピールポイントになります。

活動の種類 | アピールできるポイントの例 |
---|---|
アルバイト経験 | 責任感コミュニケーション能力時間管理能力問題解決能力 |
SNSでの情報発信 | 情報発信力表現力コミュニケーション能力企画力 |
趣味の活動 | 継続力探求心専門知識情報収集力分析力 |
日常的な家族のサポート | 協調性責任感問題解決能力計画性 |
これらの経験は、一見すると「活動実績」とは言えないように思えるかもしれません。
しかし、それぞれの経験を通して、どのようなスキルや能力を身につけ、どのような学びを得たのかを具体的に説明できれば、十分にアピールできます。
大切なのは、何をしてきたかだけでなく、どのように考え、行動し、成長したかを伝えることです。
自己分析は、自分自身を深く理解するための重要なプロセスです。自己分析ツールを活用したり、信頼できる人に意見を聞いたりしながら、自分の強みやアピールポイントを客観的に見つめ直してみましょう。
「自分には何もない」と諦めずに、自信を持って総合型選抜に臨んでください。
総合型選抜(旧AO入試)に向けて今「課外活動なし」でもアピールポイントを見つける3つの方法

「自分にはアピールできることが何もない」と諦める必要はありません。
考え方や視点を少し変えるだけで、あなたの魅力は必ず見つかります。
主に以下の内容について解説します。

- これまでの活動を深堀りして魅力を引き出そう
- 部活・生徒会以外で自分の強みを見つけよう
- アルバイトや家庭の事情などをアピールポイントに変えよう
それぞれ解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
これまでの活動を深堀りして魅力を引き出そう
総合型選抜では、必ずしも華々しい活動実績だけが評価されるわけではありません。
重要なのは、「どのような経験を通して、何を学び、どのように成長したか」を具体的に伝えることです。たとえ目立たない活動でも、深く掘り下げて考えることで、効果的なアピールポイントに変えられます。
たとえば、部活動でレギュラーになれなかったとしても、以下の点を具体的に振り返ってみましょう。

- なぜレギュラーになれなかったのか
- その悔しさをバネに、どのような努力をしたのか
- チームのために、どのような役割を果たしたのか
そこから、あなたの課題発見力や努力する力、協調性など、さまざまな強みが見えてくるはずです。
過去の経験を振り返る際は、以下の点を意識すると良いでしょう。

- その活動を選んだ理由
- 活動の中で直面した困難
- 困難をどのように乗り越えたか
- 活動を通して学んだこと、成長したこと
これらの点を具体的に言語化し、大学が求める人物像と結びつけられれば、立派なアピールポイントになります。
部活・生徒会以外で自分の強みを見つけよう
部活動や生徒会活動だけが、あなたのすべてではありません。
日常生活や趣味、興味のあることなど、さまざまな場所にあなたの「強み」が隠れています。総合型選抜では、あなたの個性や多様な能力が評価されます。視野を広げ、さまざまな活動に目を向けてみましょう。
探究学習プログラムへの参加なども、あなたの主体的な学習態度や課題発見力を示す大きなアピールポイントになります。たとえば、以下のような活動も、アピールポイントになり得ます。

活動の種類 | アピールできる強みの例 |
---|---|
趣味(ゲーム、読書、音楽鑑賞など) | 集中力探求心継続力情報収集力分析力 |
ボランティア活動 | 社会貢献への意識行動力共感力問題解決能力 |
資格取得(英検、漢検、簿記など) | 学習意欲目標達成能力専門知識計画性 |
オンラインコミュニティでの活動 | 情報発信力コミュニケーション能力企画力協調性 |
SNSでの発信活動 | 情報発信力表現力分析力マーケティング力 |
探究学習プログラムへの参加 | 主体的な学習態度課題発見力論理的思考力協働性持続的探究力プレゼンテーション能力 |
これらの活動を通して、何を学び、どのように成長したのかを具体的に説明できれば、十分にアピールできます。
あまりメジャーではありませんが、探究学習プログラムの参加経験がある場合は、課題を設定して深く掘り下げた学習を行った過程や、チームで協働して成果をまとめたプロセスを示すことで、あなたの強みをより明確に伝えられます。
大切なのは、活動の規模ではなく、活動の質です。
アルバイトや家庭の事情などをアピールポイントに変えよう
アルバイトや家庭の事情で、課外活動に十分な時間を割けなかったとしても、諦める必要はありません。
これらの経験は、見方を変えれば、あなたの「強み」をアピールする絶好の機会になります。
たとえば、アルバイト経験からは、以下の点をアピールできます。

- 責任感
- コミュニケーション能力
- 時間管理能力
- 問題解決能力 など
お客様からのクレーム対応や、シフト調整など、具体的なエピソードを交えながら説明することで、説得力が増します。
また、家事手伝いの経験からは、以下の点をアピールできます。

- 協調性
- 責任感
- 計画性
- 問題解決能力
- 忍耐力
- 共感力 など
家族を支えるために、どのような役割を担い、どのような工夫をしてきたのかを具体的に説明しましょう。
大切なのは、困難な状況をどのように乗り越え、そこから何を学んだのかを伝えることです。大学側は、あなたの経験を通して、あなたの人間性や成長力を評価します。
不利な状況を乗り越え努力していること自体が、アピールポイントとなります。自信を持って、あなたの経験を伝えましょう。
課外活動なしでも合格を勝ち取る「書類選考」と「面接」のコツ

大切なのは、自分自身の経験や強みをしっかりと分析し、大学が求める人物像に合わせて効果的にアピールすることです。
この章では、以下の内容について詳しく説明します。

- 書類選考は数字とエピソードで具体的に伝える
- 面接は「なぜこの大学か」を自分の言葉で語る
- 「強み」と「大学の学び」を掛け合わせる
それぞれ解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
書類選考は数字とエピソードで具体的に伝える
書類選考では、あなたの経験や能力を、具体的かつ客観的に伝えることが重要です。
抽象的な表現では、採用担当者にあなたの魅力が十分に伝わりません。「頑張りました」や「努力しました」といった言葉だけではなく、具体的な数字やエピソードを盛り込むことで、説得力が増し、あなたの実績がより明確に伝わります。
たとえば、次のように表現を工夫してみましょう。

伝えたいこと | 表現の工夫後 |
---|---|
多くの顧客から好評を得ました | 〇〇(具体的な商品名)の販売において、お客様アンケートで満足度90%以上を獲得しました |
チームで協力して課題を解決しました | 〇〇部の活動で、部員数が減少しているという課題に対し、毎週ミーティングを開き、新入生歓迎イベントを企画・実行した結果、部員数を10人増やせました |
英語力を向上させました | 毎日1時間、オンライン英会話レッスンを継続し、TOEICのスコアを3ヶ月で150点アップさせました |
このように、具体的な数字やエピソードを交えることで、あなたの経験や能力がより明確になり、採用担当者に強く印象づけられます。
活動報告書や自己PR書を作成する際には、この点を意識して、より具体的な表現を心がけましょう。
面接は「なぜこの大学か」を自分の言葉で語る
面接は、あなたの人柄や熱意を直接伝えられる、またとない機会です。
とくに、「なぜこの大学で学びたいのか」という志望理由を、あなた自身の言葉で具体的に語ることが重要です。大学側は、あなたがどれだけ大学のことを理解し、入学後にどのように学びたいと考えているのかを知りたいと思っています。
面接で志望理由を語る際は、以下の点を意識しましょう。

- 大学の理念や教育方針に共感した部分を具体的に述べる
- 大学で学びたい内容と、自分の将来の目標との関連性を明確に説明する
- オープンキャンパスに参加した際の印象や、在学生・卒業生から聞いた話などを交える
- 他の大学ではなく、この大学でなければならない理由を明確にする
事前に大学のホームページやパンフレットをよく読み込み、大学の情報をしっかりと調べておきましょう。そして、自分の言葉で、熱意を持って志望理由を語れるように練習しておきましょう。
「強み」と「大学の学び」を掛け合わせる
面接では、自己分析を通して見つけたあなたの「強み」と、「大学で学びたいこと」を結びつけてアピールすることが重要です。
これにより、大学側は、あなたが入学後にどのように成長し、将来どのように活躍できるのかを具体的にイメージできるようになります。
たとえば、次のようにアピールすると効果的です。

例1 私は、高校時代に生徒会活動で副会長を務め、リーダーシップとコミュニケーション能力を培いました。貴学の〇〇学部では、グループワークやプレゼンテーションの機会が多く、これらの能力をさらに伸ばせると考えています。将来は、〇〇の分野でリーダーシップを発揮し、社会に貢献できる人材になりたいと考えています。 |
例2 私は、幼い頃から〇〇に興味があり、将来は〇〇の研究者になりたいと考えています。貴学の〇〇学科には、〇〇の分野で著名な教授陣が揃っており、最先端の研究に触れられると伺いました。貴学で〇〇について深く学び、将来は〇〇の分野で新たな発見をしたいと考えています。 |
このように、「強み」と「大学での学び」を結びつけることで、あなたの入学意欲や将来のビジョンが明確に伝わり、面接官に好印象を与えられます。
自己PRと志望理由を効果的に組み合わせ、合格をグッと引き寄せましょう。
総合型選抜(旧AO入試)で評価される「活動実績」の作り方

考え方や行動を少し変えるだけで、評価される活動実績は作れます。
この章では、以下の内容について詳しく説明します。

- 志望校が求める学生像を理解し、効果的な活動を選ぶ方法
- 今すぐ始められる活動で、短期間で実績を作る方法
- 日常生活の中にある、アピールポイントになる行動の見つけ方
- 場所や時間にとらわれず、活動の幅を広げるオンライン活動の活用方法
それぞれのポイントについて解説していきます。
志望校のアドミッション・ポリシーにあった活動をリストアップする

活動実績を作る上で最も大切なのは、志望校のアドミッション・ポリシーをしっかりと理解することです。
闇雲に活動するのではなく、アドミッション・ポリシーに合致した活動に取り組むことで、大学側にこの学生は、本学が求めている人材だと強く印象づけられます。
アドミッション・ポリシーには、大学がどのような学生を求めているのか、どのような能力や経験を評価するのかが具体的に示されています。大学のホームページやパンフレットで確認し、重要なキーワードを抜き出してみましょう。
次に、これらのキーワードに関連する活動をリストアップします。
たとえば、「主体性」が重視されるなら、生徒会活動やボランティア活動、「探究心」が重視されるなら、興味のある分野の研究や論文作成などが考えられます。
自分の興味関心や得意なことと照らし合わせながら、具体的な活動計画を立てましょう。
ボランティアや資格取得などの今すぐできる活動で実績を作る

ボランティア活動や英検などの英語外部検定や資格取得など、今すぐ始められる活動に積極的に取り組むことで、短期間でも効果的な活動実績を作れます。
これらの活動は、あなたの意欲や行動力をアピールする材料になります。
大切なのは、「何をするか」だけでなく、「なぜその活動を選んだのか」「その活動を通して何を学び、どのように成長したのか」を明確にすることです。活動の記録をしっかりと残し、具体的なエピソードを交えながらアピールできるように準備しておきましょう。
周囲へのサポートといった主体的な行動を記録する
目立った活動実績がない場合でも、日常生活の中で主体的に行動した経験は、総合型選抜で十分にアピールできます。
大学側は、あなたの行動力や問題解決能力、そして周囲への貢献意欲を評価します。
たとえば、以下のような行動も、立派なアピールポイントになります。

- 部活動で、レギュラーになれなくても、チームの練習メニューを考えたり、メンバーの相談に乗ったりするなど、チームをサポートするために積極的に行動した
- クラスで、いじめられている生徒をかばったり、クラスの雰囲気を良くするために、率先してイベントを企画したりした
- 家庭で、弟や妹の勉強を見たり、家事を手伝ったりするなど、家族をサポートした
これらの経験を具体的に記録し、「なぜそのような行動をとったのか」「その行動を通して何を学び、どのように成長したのか」を明確にすることで、あなたの人間性や潜在能力をアピールできます。
どんな些細なことでも構いません。まずは、日常生活の中で主体的に行動した経験を振り返り、記録することから始めてみましょう。
オンライン活動を積極的に活用する
近年、オンラインでの活動は多様化しており、総合型選抜で評価される機会も増えています。
オンライン活動は、場所や時間の制約を受けずに参加できるため、積極的に活用することで活動の幅を広げられます。
具体的には、以下のような活動が考えられます。

活動の種類 | アピールできる能力の例 |
---|---|
オンラインコミュニティへの参加 | コミュニケーション能力、情報収集力、共感力、問題解決能力 |
オンラインイベントの企画・運営 | 企画力、実行力、リーダーシップ、コミュニケーション能力、協調性 |
SNSでの情報発信 | 情報発信力、表現力、分析力、マーケティング力 |
オンライン学習 | 学習意欲、継続力、情報収集力、自己管理能力 |
オンライン探究学習プログラムへの参加 | 主体的な学習態度、課題発見力、論理的思考力、協働性、持続的探究力、プレゼンテーション能力 |
これらの活動を通して、「何を学び、どのように成長したのか」を具体的に説明できるように準備しておきましょう。
オンライン活動は、あなたの個性や能力をアピールする新たな手段となります。積極的に活用し、総合型選抜での合格を目指しましょう。
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まとめ|総合型選抜(旧AO入試)は課外活動なしからでも合格できる!

本記事では、課外活動なしから総合型選抜合格を目指す方法について解説しました。。
総合型選抜で本当に評価されるのは、活動の「量」ではなく「質」です。あなたの日常に隠れた「強み」を見つけましょう。
まずは、自己分析でなぜその活動に取り組んだのか、何を学んだのかを深堀りしてください。アルバイトや家庭の事情も、そこから得た経験は立派なアピールポイントになります。
また、志望校のアドミッション・ポリシーを分析し、大学が求める学生像に沿った活動を始めましょう。小さな活動でも、主体的に取り組み、記録に残すことが大切です。
書類選考では、具体的なエピソードと数字であなたの経験を伝え、面接では「なぜこの大学か」を熱意を持って語りましょう。「強み」と「大学の学び」を結びつければ、必ず合格に近づきます!
あなたの「強み」は必ず見つかります。自己分析で経験を深堀りし、志望大学が求める人物像と重ね合わせましょう。具体的なエピソードで書類を彩り、自信を持って面接へ向かいましょう。
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よくある質問
- 総合型選抜において活動実績は欠かせないもの?
-
総合型選抜では、華やかな活動実績が絶対条件ではありません。あくまで“あなたの強みや意欲”が総合的に評価されます。実際には、アルバイトや家事手伝いなども立派な評価対象です。実績がなくても、日常の行動や経験を深掘りして活かせます。
- 活動実績ゼロだと総合型選抜は厳しいのでしょうか?
-
活動実績が全くない状態でも、総合型選抜で合格している受験生は少なくありません。大切なのは自分の経験を掘り下げ、大学の求める力と結びつけられるかです。家庭やアルバイトで得た力もアピール材料になります。実績づくりが不安なら、まずは小さな行動を継続し、そこから学んだことを具体的に示しましょう。
また、活動実績で強みを作りたい場合は、課外活動プログラムを毎月提供していますのでそちらへの参加もご検討ください。総合型選抜入試にあなたの活動実績として活かすことができます。
- 総合型選抜で失敗するのはどんなタイプ?
-
総合型選抜で不合格になりやすいのは、大学のアドミッション・ポリシーを読み取らずに自己PRを組み立ててしまうタイプです。大学が求める方向性と自分の強みが噛み合わないと評価されにくくなります。書類選考・面接対策を軽視すると、本来の力を示せないまま終わることがあります。また、中途半端な準備や志望理由が曖昧なまま面接に臨むケースも要注意です。
- 評定が低めでも総合型選抜に合格できる?
-
評定が必ずしも高くなくても、総合型選抜では十分に合格可能です。学力だけでなく、思考力・表現力・主体性など、多面的に評価されるからです。ただし学習面の不足が顕著だと、面接や書類でも説得力が弱まるので注意。普段の学習を怠らず、自己PR力も強化して臨みましょう。
- 総合型選抜で不合格になるパターンって?
-
総合型選抜で不合格になりやすいのは、活動実績の有無に関係なく、大学の特色を理解せずに志望理由を作るケースです。書類や面接で具体性を欠き、自分の強みを大学の学びと結びつけられないと評価が下がります。また、面接当日に緊張して思うように話せないことも一因です。練習不足や情報収集の甘さも要注意です。活動実績があれば、活動実績で得た経験や学べた内容を大学の特色と結びつけることで合格率が上がります。
- 日常生活で実績を作るにはどうしたらいい?
-
特別な経歴がなくても、毎日の小さな積み重ねを記録するだけで実績は作れます。たとえば、家庭内での役割や部活以外の自主活動などを具体的にまとめると、立派なアピール材料に。こうした行動の根拠や成果を整理しておけば、書類や面接で効果的に伝えられます。大切なのは“なぜそれを行い、何を学んだのか”を明確にすること。
- 英検や資格取得は総合型選抜で有利になりますか?
-
英検などの英語外部検定や資格の取得は学習意欲や目標達成力を示すため有利です。英検などは大学によっては出願条件としてマストな場合があります。資格に関しては合否を左右する絶対条件ではなく、“なぜその資格を取得しようとしたのか”が肝心。学習過程で得た学びや苦労をどう克服したかを示せれば評価されやすくなります。日々の学習記録や試験対策の工夫なども含め、具体的なエピソードが大切です。
- オンラインで活動実績を作るにはどうすればいい?
-
オンライン上のコミュニティ参加やSNSでの情報発信、オンラインで受講できる探求学習など、場所に縛られず活動できる方法は多彩です。大切なのは、“何を目的に取り組み、どう成果を出したか”を示すこと。オンライン活動の経過を記録し、得られた学びや成長を自己PRに活かしましょう。
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