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目次
薬学部の総合型選抜(旧AO入試)に受かるには?

薬学部の総合型選抜(旧AO入試)に受かるためには、主に以下の内容を理解することが大切です。
- 薬学部の総合型選抜(旧AO入試)の特徴を知る
- 薬学部総合型選抜の実施状況を把握する

それぞれ解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
薬学部の総合型選抜(旧AO入試)の特徴を知る
薬学部の総合型選抜は、単なる学力試験だけでなく、受験生の個性や情熱、潜在能力を多面的に評価する選抜方式です。
従来の一般入試では測れない、以下の点を重視します。
- 薬学への適性や意欲
- 主体性
- コミュニケーション能力 など

とくに、薬学部では医療人としての資質や研究への情熱が求められるため、面接や小論文、志望理由書などを通じて受験生の人間性や学びに対する姿勢を総合的に判断します。
2021年度入試からAO入試が「総合型選抜」と名称変更され、学力の三要素をバランスよく評価することが重視されるようになりました。
総合型選抜のメリットとしては、一般入試よりも科目数や出題範囲が限定されることで学習負担が減少し、特定の専門分野に対する興味と適性をアピールできる点が挙げられます。
薬学部総合型選抜の実施状況を把握する
薬学部の総合型選抜は近年多様化しており、各大学によって選考方法や重視するポイントが異なります。
まず実施状況を把握するには、各大学の入試要項を収集し、選考方法や評価基準を比較検討することが重要です。
具体的な選考方法は以下のとおりです。
- 書類審査
- 面接
- 小論文
- プレゼンテーション など

また、出願資格として特定の資格や経験を求める大学もあるため、事前に確認が必要です。
国公立大学と私立大学では実施方法に差があり、薬学科と薬科学科でも選考内容が異なる場合があるため、志望校ごとの特徴を理解しておくことが志望校選択や対策において不可欠です。
さらに、過去の出願倍率や合格者の傾向を調査することで、実際の競争率や求められる学生像を把握できます。以下入試倍率の参考に一部私立大学の薬学部をピックアップしてご紹介します。
(参考)2024年度(令和6年度)私立大学薬学部 総合型選抜・AO 入試倍率
大学名 | 入試形式 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
---|---|---|---|---|
立命館大学薬学部薬学科 | 総合型選抜・AO入試 | 8 | 4 | 2.00 |
立命館大学薬学部創薬科学科 | 総合型選抜・AO入試 | 4 | 2 | 2.00 |
東京薬科大学薬学部 | 総合型選抜・AO入試 | 152 | 89 | 1.71 |
帝京大学薬学部薬学科 | 総合型選抜・AO入試 | 555 | 168 | 3.30 |
順天堂大学薬学部薬学科 | 総合型選抜・AO入試 | 78 | 50 | 1.56 |
武蔵野大学薬学部薬学科 | 総合型選抜・ムサシノスカラシップ選抜 | 83 | 43 | 1.93 |
国際医療福祉大学薬学部薬学科 | 総合型選抜・AO入試 | 30 | 15 | 2.00 |
このように大学によって応募状況に差がありますが、総合型選抜では概ね2~3倍前後の競争倍率となっていることが分かります。総合型選抜では他の学部においては難関大学・人気大学の場合5倍〜10倍以上の入試倍率も珍しくないことを考えると、薬学部の総合型選抜の入試倍率は現時点では現実的に合格可能な倍率で、しっかりと対策をして入試に望めば合格が十分可能と言えます。
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薬学部受験対策講座|入試科目・範囲・傾向・難易度に合わせた大学別対策薬学部の総合型選抜(旧AO入試)に受かるための志望理由書対策
志望理由書対策には主に以下の内容があります。
- 薬学部の総合型選抜の志望理由書の書き方
- 自己推薦書・活動報告書の書き方
- 評定平均(GPA)が低い場合の対策
- 出願書類の準備と注意点
具体的な志望理由書対策について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
薬学部の総合型選抜の志望理由書の書き方
薬学部の総合型選抜における志望理由書は、合否を左右する極めて重要な書類です。
まず、志望理由書を書く前に、以下を十分に調査しましょう。
- 教育理念
- カリキュラム
- 研究内容

たとえば「この研究室でおこなわれている、薬の研究に興味がある」など、具体的な内容に触れることで志望度の高さをアピールできます。
次に、薬学を志した具体的なきっかけを述べましょう。
「身近な人の病気体験から薬の重要性を知った」「医療支援のボランティア経験から薬剤師の社会的役割に感銘を受けた」など、実体験をもとにした記述が説得力を持ちます。
また、高校での学習や活動を通じて身につけた能力や知識を示し、それらを大学での学びや将来の薬剤師としての活動にどう活かしたいかを明確に表現することも大切です。
文章は簡潔で論理的に構成し、必ず第三者に添削してもらうことをおすすめします。
自己推薦書・活動報告書の書き方
自己推薦書・活動報告書では、薬学に関連する活動経験や獲得したスキルを具体的に示すことが重要です。
まず、自分の強みと活動実績をリストアップし、とくに薬学に関連する内容や薬剤師に必要な能力と結びつけられる経験を選びましょう。
具体的には、以下のような経験は、大学へのアピールとして有効です。
- 化学研究部での実験活動
- 薬学関連のコンテストへの参加
- 医療支援や病院でのボランティア経験

各活動について「いつ、どこで、何を、どのように」取り組み、「どんな結果や学びが得られたか」を具体的に記述しましょう。
たとえば「週3回8か月間継続した」「○○賞を受賞した」など、数値や具体的な成果を含めると説得力が増します。
また、活動の中で直面した困難とその克服方法を示すことで、問題解決能力や粘り強さをアピールできます。
最後に、これらの経験を通じて身につけた能力が、薬学部での学びや将来の薬剤師としてどう活かせるかを明確に結びつけましょう。
評定平均(GPA)が低い場合の対策

総合型選抜では多くの大学で評定平均値が重視され、とくに難関大学では3.8以上や4.0以上が求められることもあります。
しかし、評定が基準に達していなくても諦める必要はありません。
「多面的・総合的評価」が総合型選抜の本質であり、評定以外の要素で自分の能力や適性を証明できれば合格の可能性はあります。
まず、薬学に関連する資格取得を目指しましょう。英語検定や化学グランプリでの入賞などは強力なアピールポイントになります。
次に、薬学に関連する探究活動を実施し、その成果を示しましょう。高校の課題研究で薬用植物について研究し、学会で発表するなどの経験は高く評価されます。また、医療関連のボランティア活動も効果的です。
面接では、これらの活動を通じて得た学びや成長を具体的に説明できるよう準備しておきましょう。
出願書類の準備と注意点
薬学部の総合型選抜では、出願書類の完成度と提出期限の厳守が合否を左右します。
まず各大学の募集要項を熟読し、必要書類と提出期限を明確に把握しましょう。
出願書類として一般的に求められるものには、以下の種類があります。
- 志望理由書
- 自己推薦書
- 活動報告書
- 調査書 など

とくに時間のかかる志望理由書や自己推薦書は早めに着手し、提出期限の1か月前には初稿を完成させ、教師や塾の講師など第三者に添削してもらいましょう。
提出前には、誤字脱字のチェック、文字数制限の遵守、必要事項の記入漏れがないかを複数回確認し、指定された形式を守ることも大切です。
郵送の場合は配達記録が残る方法を選び、余裕をもって投函しましょう。
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オーダーメイドの総合型選抜入試対策講座薬学部の総合型選抜(旧AO入試)に受かるための面接・小論文対策

薬学部の総合型選抜に合格するための面接・小論文対策には主に以下の内容があります。
- 薬学部の総合型選抜の面接対策のコツ
- 薬学部の総合型選抜の小論文対策のコツ

それぞれの対策について解説してきますので、ぜひ参考にしてください。
薬学部の総合型選抜の面接対策のコツ
薬学部の総合型選抜では、面接試験を通じて皆さんの人間性や薬学を志す理由、将来の展望などが評価されます。
まず重要なのは、志望理由を明確に伝えられるよう準備することです。
下記の質問に対し、具体的なエピソードを交えながら誠実に答えられるようにしましょう。
- なぜ薬学部を志望するのか
- なぜこの大学を選んだのか

たとえば「祖父の病気をきっかけに薬の重要性を知った」といった個人的な体験や、「貴学の研究室でおこなわれている研究に関心がある」といった明確な志望理由が評価されます。
また、薬学や医療に関する時事問題もチェックしておくとよいでしょう。
面接当日は、第一印象も大切です。適切な服装や姿勢、明るい表情、適度な声の大きさを心がけ、質問には焦らず考えてから答えましょう。事前に模擬面接をおこない、友人や先生からフィードバックをもらうことも効果的です。
薬学部の総合型選抜の小論文対策のコツ
薬学部の総合型選抜における小論文試験では、論理的思考力と文章表現力に加え、医療・薬学に関する基礎知識と倫理観が問われます。
よく出題されるテーマとしては、以下があります。
- 医療問題
- 薬害問題
- 高齢化社会における医療
- 感染症対策
- 医療倫理
- 薬剤師の役割 など

小論文対策として、まず志望大学の過去問を入手し、出題形式や評価基準を把握しましょう。
小論文は一般的に序論・本論・結論の三部構成で書くことが基本です。
序論ではテーマに対する自分の立場を明確に示し、本論では具体的な事例や根拠を挙げながら論理的に展開し、結論では全体をまとめるという流れが効果的です。
医療や薬学に関する時事問題を定期的にチェックし、自分の意見をまとめる練習も重要になります。
また、制限時間内に読みやすい文章を書く練習も欠かせません。段落分け、誤字脱字のチェックなど、基本的な文章技術にも気を配りましょう。
薬学部の総合型選抜(旧AO入試)に受かるための受験準備と学習計画

薬学部の総合型選抜に受かるための受験準備と学習計画には主に以下の内容があります。
- 自分の強みや志望動機を明確にする自己分析
- 一般科目と総合型選抜対策を両立させる学習計画
- 長期間のモチベーションを維持するための工夫
- 学費と奨学金制度の理解
- 実務実習と国家試験合格率をもとにした大学選び

それぞれ、具体的な方法について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
自己分析のやり方
薬学部の総合型選抜では、志望理由書や面接で自分をアピールする必要があるため、まず自己分析をすることが重要です。
効果的な方法として「自己史の作成」があります。幼少期から現在までの経験を時系列で整理し、とくに薬学に関連する体験に注目しましょう。
具体的な薬学に関連する体験には、以下があります。
- 家族の病気
- 自分自身の病気・治療体験
- 薬剤師との出会いや交流
- 化学実験への興味 など

次に「モチベーショングラフ」を活用するとよいでしょう。
過去のどんな経験でやる気が上がったかを分析することで、たとえば人の役に立ったときや化学的な発見があったときなど、自分の傾向が見えてきます。
また、友人や先生からのフィードバックを得て、自分では気づかなかった強みを発見することも大切です。
これらの自己分析から得られた結果をもとに、志望理由書や面接での質問に対する具体的な回答を準備していきましょう。
薬学部総合型選抜の学習計画

薬学部の総合型選抜では、一般入試科目の基礎固めと総合型選抜特有の対策を両立させた学習計画が必要です。
まず、志望校の選抜方法や評価基準を確認し、それに合わせた対策を立てましょう。基礎学力については、薬学に必要な科目の基礎を固めることが重要です。
多くの大学で大学入学共通テストが課されるようになっているため、基礎学力の向上は欠かせません。
週間計画としては、平日は学校の授業や課題を中心に、週末に総合型選抜対策の時間を確保するとよいでしょう。
年間スケジュールとしては、高校2年生の春から準備を始め、夏休みには基礎固めと志望校研究、2学期から志望理由書の作成や面接対策をおこない、高校3年生の夏までに出願準備を完了させるのが理想的です。
計画を立てる際は、出願締切から逆算する方法が効果的です。
モチベーションを維持する方法

薬学部の総合型選抜は長期間の準備が必要なため、モチベーション維持が重要です。
まず「なぜ薬学部に行きたいのか」という根本的な動機を明確にし、目に見える形で残しておきましょう。
たとえば「高齢の祖父母の薬の管理をサポートできる薬剤師になりたい」といった具体的なビジョンを紙に書いて勉強机に貼っておくと、気持ちが落ちたときに初心を思い出せます。
また、大きな目標を小さく分解し、達成するたびに自分を褒める習慣をつけることも効果的です。
「化学の基本問題集を1週間で終わらせる」など、達成可能な短期目標を設定し、クリアするたびに小さな達成感を味わいましょう。
さらに、同じ志を持つ仲間と情報交換することで、互いに刺激を与え合えます。適度な休息も重要です。
趣味や運動などリフレッシュする時間を計画的に設け、勉強の効率を維持しましょう。
薬学部の学費
薬学部の学費は他学部と比較して高額です。
私立大学の薬学部では、以下の費用がかかるのが一般的です。

入学金 | 20〜40万円 |
---|---|
年間授業料 | 100〜150万円 |
その他設備費・実験実習費 | 20〜50万円 |
年間合計 | 140〜240万円 |
大学によっては、上記以上の費用がかかる場合があります。
学費負担を軽減するには、日本学生支援機構の奨学金、大学独自の奨学金制度、地方自治体の奨学金制度などを活用しましょう。
薬学部特有の制度として、薬剤師不足地域での就業を条件とした返還免除型奨学金もあります。
総合型選抜で早期に合格が決まると一般入試より早く学費納入が必要になる場合もあるため、経済面の準備も計画的におこなうことが重要です。
薬学部の学費が気になる方は以下に詳細を記載していますので参考にしてください。
実務実習・国家試験合格率から考える薬学部選び

薬学部選びでは実務実習の充実度や薬剤師国家試験の合格率も重要な指標です。
薬剤師になるための最終関門である国家試験の合格率は、大学の教育力を示す客観的な指標となります。
たとえば病院薬剤師を目指すなら大学病院との連携が強い大学、製薬企業を目指すなら研究実績が豊富な大学など、自分のキャリアプランに合った特色を持つ大学を選ぶことが大切です。
これらの情報は志望理由書や面接でも具体的に言及することで、志望度の高さをアピールできます。
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オーダーメイドの総合型選抜入試対策講座薬学部の総合型選抜(旧AO入試)に受かるための課外活動の重要性

課外活動の活用には主に以下の内容があります。
- 主体性や課外活動の経験を最大限に活かす
- 課外活動を効果的にアピールする

それぞれの内容について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
主体性や課外活動の経験を最大限に活かす
薬学部の総合型選抜では、学力試験だけでは測れない人物像や適性が重視されます。
とくに、あなたが主体的に取り組んできた課外活動は、薬学を学ぶ意欲や将来薬剤師として活躍する資質を示す重要な材料です。
評価される課外活動には、以下があります。
- 化学研究部での実験活動
- 薬学関連のコンテスト参加
- 病院や福祉施設、医療支援のボランティア
- 健康や化学に関する探究学習プログラム
- 化学科学イベントでの小学生への実験指導 など

たとえば、化学研究部で天然物の抗菌作用を調べる実験をおこなった経験は、データ収集と分析のスキルを示し、薬学研究に必要な思考力をアピールできます。
また、老人ホームでのボランティアは、高齢者とのコミュニケーション能力や医療福祉への関心を示し、患者さんに寄り添う薬剤師としての資質をアピールできるでしょう。
まだ経験が少ない場合は、今からでもオープンキャンパスや薬学関連イベント、化学実験教室などに積極的に参加してみてください。
課外活動を効果的にアピールする
課外活動を総合型選抜で効果的にアピールするためには、単に何をしたかだけでなく、「何を学び、どう成長したか」そして「それが薬学とどう結びつくか」を伝えることが大切です。
アピール方法としては、STAR法を活用するとよいでしょう。
具体的には、以下を整理します。
- どのような状況か
- どんな課題に直面したか
- 自分はどう行動したか
- どのような結果や学びが得られたか

たとえば、といった形で、具体的な活動→得た学び→将来の展望という流れでアピールするとよいでしょう。
科学部で2年間研究に取り組み、〇〇という課題に挑戦しました。試行錯誤の末、△△という結果を得て、⬜︎⬜︎という学びがありました。この経験を薬学部では◇◇という分野の研究に活かしたい |
志望理由書では文字数制限に注意し、最も印象的で薬学との関連が強い1〜2つの活動に絞って詳細に書きましょう。
面接では質問に簡潔に答えられるよう準備し、「この活動で何が大変でしたか」といった質問にも答えられるようにしておきましょう。
ただ、中には「アピールできる活動実績がない…」「薬学部にマッチする活動実績がない…」と悩んでいる方もいると思います。ですが問題ありません。薬学部にマッチした特別な活動実績がなくてもアピールできる内容はたくさんあります!
以下に詳細を解説していますので、こちらの記事も参考にしてください。
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オーダーメイドの総合型選抜入試対策講座まとめ

薬学部の総合型選抜に合格するには、早期からの準備が不可欠です。志望理由書では薬学への興味と大学選択の理由を具体的に述べましょう。
面接や小論文対策も並行して進め、自分の強みをアピールする準備をしておきます。大学ごとの選抜方法は異なるため、情報収集を怠らないことが重要です。
自己分析を通じて将来のビジョンを明確にし、課外活動の経験も積極的に活用しましょう。
学習計画を立てて基礎学力も固めつつ、総合型選抜特有の対策に時間を割くバランスが大切です。
評定平均が低い場合も、他の要素でカバーする戦略を考えましょう。
早期合格を目指して計画的に準備し、自信を持って選考に臨むことが成功への近道です。
じゅけラボ予備校では、総合型選抜対策講座をおこなっております。
一般入試の対策講座と並行して総合型選抜対策講座を受講する場合は月額11,000円、単体で受講する場合は18,480円で総合型選抜対策の指導を受けられます。
メールまたはLINEにて問い合わせを受けつけていますので、対策内容や料金が気になる場合は、ぜひお気軽にご連絡ください。
よくある質問
- 国公立の薬学部の総合型選抜はハードルが高いのでしょうか?
-
国公立大学では募集枠が限られ、大学によっては倍率が高くなる傾向があります。たとえ入試倍率が2倍?3倍程度でそこまで高くなくても、学力に加え、面接や志望理由書など多面的な評価が行われるため難易度は高めですが、準備を徹底すれば十分合格は狙えます。大学によって選考基準や重視ポイントが異なるため、早期からの情報収集が鍵です。詳しくは【薬学部総合型選抜の実施状況を把握する】を参照してください。
- 薬学部の総合型選抜の入試倍率は高いのでしょうか?
-
総合型選抜は募集枠が限られているケースが多いため、一般入試よりも倍率が高くなる大学があります。ただし、大学や年度によってばらつきがあるため、最新の入試要項や過去の実績を確認しておきましょう。詳細は【薬学部総合型選抜の実施状況を把握する】で紹介していますので、志望校のデータをしっかり比較検討してください。
- どのタイミングで受験対策を始めればいいのでしょう
-
総合型選抜は書類作成や課外活動が評価されるため、高校2年生の春頃から準備するのが理想です。夏休みには志望理由書の下書きやボランティアや校外の探求学習プログラムへの参加など、実績づくりも進めましょう。志望校の出願期限から逆算し、余裕をもって計画を立てるのがポイントです。詳しいスケジュール例は【薬学部の総合型選抜(旧AO入試)に受かるための受験準備と学習計画】をご覧ください。
- 評定平均が基準に達していない場合は合格が厳しいですか?
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評定平均がやや低くても、多面的評価が特徴の総合型選抜では合格の可能性があります。課外活動や資格取得、志望理由書などで強みをしっかりアピールできれば、不利な評定をカバーできるケースも珍しくありません。対策の詳細は【評定平均(GPA)が低い場合の対策】をご覧ください。
- 課外活動の実績が少なくてもアピールできますか?
-
「薬学に直結した活動がない…」と不安に思う方も、そこから得られた学びや工夫を明確に伝えられれば十分に評価されます。大切なのは、何を頑張り、どう成長し、薬学分野にどう活かせるかを示すことです。活動実績が少ない、またはなくて心配な方は【総合型選抜を課外活動なしで合格する方法とは?】を参考にしてください。
- 志望理由書で最も重視すべきポイントは何でしょうか?
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大学や学科への具体的な興味を示しつつ、自分の将来像とどう結びつけているかを明確に書くことが重要です。たとえば「なぜ薬学を選んだのか」「その大学の研究や実習にどんな魅力を感じているのか」などを具体例を交えて伝えると説得力が増します。詳しくは【薬学部の総合型選抜の志望理由書の書き方】で解説しています。
- 面接や小論文の対策はどの程度必要ですか?
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面接では薬学への意欲や人間性、小論文では論理的思考力や医療知識が評価されることが多いです。医療関連の時事問題や薬の基礎知識を押さえつつ、論旨を明確に伝える練習を重ねてください。対策の具体例は【薬学部の総合型選抜(旧AO入試)に受かるための面接・小論文対策】で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
- 一般入試と並行して受験することは可能でしょうか?
-
総合型選抜と一般入試は別々に実施されるため、両方の対策を同時進行で行う受験生も多いです。ただし、総合型選抜は書類や面接対策に時間がかかるため、早めにスケジュールを立てて効率よく準備する必要があります。また、合格が早期に決まると学費の納入時期も早まる場合があるので注意が必要です。両立のコツは【薬学部の総合型選抜(旧AO入試)に受かるための受験準備と学習計画】をチェックしてください。
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