総合型選抜(旧AO入試)の面接対策はいつからはじめる?具体的な対策のコツを解説

総合型選抜(旧AO入試)の面接対策はいつからはじめる?具体的な対策のコツを解説

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本ページでは以下のことがわかります。

総合型選抜(旧AO入試)の面接対策では、自己分析から志望理由の整理、想定質問への準備までが合否を分ける鍵となります。本記事では、個人・集団面接からグループディスカッション、オンライン面接まで形式別の対策法や、アドミッションポリシーに沿った自己PRの具体的な方法を解説します。また、具体的なスケジュールや頻出テーマについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

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総合型選抜の面接対策の基本

総合型選抜の面接対策の基本

総合型選抜の面接は、学力試験だけでは測れない受験生の個性や適性、将来性を評価するための重要な選考プロセスです。

総合型選抜の面接対策の基本として、以下の3点について覚えておきましょう。

総合型選抜の面接対策の基本
  • 総合型選抜で面接が重視される理由
  • 面接の種類(個人・集団・オンライン)とそれぞれの特徴、対策
  • 総合型選抜の面接対策はいつから始めるべきか

それぞれ解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

総合型選抜で面接が重要な理由

総合型選抜の面接は、受験生の人物像を多角的に評価し、大学が求める学生像(アドミッション・ポリシー)に合致するかを見極めるために非常に大切です。

総合型選抜(旧AO入試)は、学力試験だけでは評価できない受験生の以下の能力を総合的に評価するためです。

総合型選抜で面接が重要な理由
  • 意欲
  • 適性
  • 能力
  • 経験 など

面接は、書類だけでは伝わらない受験生の個性や人間性を直接確認できる貴重な機会となります。

大学側は、面接を通じて、受験生が大学の教育方針や理念に共感し、入学後に活躍できるポテンシャルを持っているかを見極めます。

自己分析を徹底し、自分の経験や強みを大学のアドミッション・ポリシーと結びつけてアピールできるよう準備しておきましょう。

面接官は、あなたが大学で学び、成長できる可能性を秘めた学生であるかを、真剣に見極めようとしています。

面接の種類と特徴|個人・集団・オンラインの違いと対策

総合型選抜の面接には、主に、以下の3つの形式があります。

面接の種類と特徴|個人・集団・オンラインの違いと対策
  • 個人面接
  • 集団面接
  • オンライン面接

それぞれに特徴があり、対策も異なりますので、しっかり確認しておきましょう。

個人面接は、面接官と1対1、または少人数で行われ、あなたの個性や考え方を深く掘り下げて評価します。

集団面接は、複数の受験生が同時に面接を受ける形式で、協調性やコミュニケーション能力、リーダーシップなどが見られます。

オンライン面接は、インターネットを介して行われるため、対面とは異なる環境への適応力や、画面越しのコミュニケーション能力が重要になります。

例えば、個人面接では「あなたの強みと弱みは何ですか?」といった質問が多いですが、集団面接では「チームで協力して成果を上げた経験を教えてください」など、協調性やリーダーシップに関する質問が出やすいです。

オンライン面接では、カメラ映りや背景、音声トラブルへの対応も評価の対象となるため、志望大学の面接形式を確認し、それぞれに合わせた対策が必要です。

個人面接なら自己PRや志望理由を深く掘り下げて練習し、集団面接なら他の受験生の発言をよく聞き、自分の意見を明確に述べる練習をしましょう。

オンライン面接なら、事前に通信環境を整え、カメラ目線や明るい表情を意識することをおすすめします。

オンライン予備校のじゅけラボ予備校では、オンラインならではの観点からプロがアドバイスいたします。

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総合型選抜の面接対策はいつから始めるべきか

総合型選抜の面接対策は、高校2年生の秋から始めるのが理想的です。

総合型選抜の出願は、早い大学だと8月から始まるためです。

面接対策には、以下のような多くの準備が必要になります。

総合型選抜の面接対策はいつから始めるべきか
  • 自己分析
  • 大学研究
  • 志望理由書の作成
  • 想定される質問への回答準備
  • 模擬面接 など

十分な時間を確保し、計画的に対策を進めれば、自信を持って面接に臨めます。

早めの対策は、心の余裕にもつながり、面接本番で実力を発揮しやすくなります。

焦らず、じっくりと準備を進めていきましょう。

【回答例あり】総合型選抜の面接対策で出てくる頻出質問

面接官は、受験生の熱意や将来性、そして大学との相性を見極めようとしています。

そのため、以下の内容を参考にしながら、自分自身の言葉でしっかりとアピールできるよう準備しましょう。

【回答例あり】総合型選抜の面接対策で出てくる頻出質問
  • 志望理由|大学への熱意と将来ビジョンを伝える
  • 自己PR|強みと経験を最大限にアピールする
  • 高校時代の活動|部活、ボランティア、探究学習などの経験の価値を言語化する
  • 大学入学後の目標|学びと挑戦を具体的に語る
  • 最近のニュース|社会への関心と自分の意見を明確に話す

それぞれの頻出質問について解説していきます。

志望理由|大学への熱意と将来ビジョンを伝える

総合型選抜の面接で、志望理由は必ずと言っていいほど聞かれる質問です。

大学側は、以下を知りたいと考えています。

志望理由|大学への熱意と将来ビジョンを伝える
  • あなたがなぜその大学を選んだのか
  • 入学後に何を学びたいのか
  • そして将来どうなりたいのか

単に「〇〇大学が好きだから」というだけでなく、大学の教育理念や特色を理解した上で、自分の将来像と結びつけて具体的に語ることが重要です。

具体例は以下のとおりです。

志望理由|大学への熱意と将来ビジョンを伝える
貴学の〇〇という理念に共感し、〇〇という点に魅力を感じています。高校時代に〇〇という活動に取り組んだ経験から、〇〇分野に興味を持ちました。貴学に入学後は、〇〇について深く学び、将来は〇〇として社会に貢献したいと考えています。

上記のように、具体的な経験や目標と結びつけると説得力が増します。

自己PR|強みと経験を最大限にアピールする

自己PRは、あなたの強みや魅力を面接官に伝える絶好の機会です。

単に「私の強みは〇〇です」と述べるだけでなく、具体的なエピソードを交えながら、その強みがどのように発揮されたのかを説明しましょう。

具体的には以下のとおりです。

自己PR|強みと経験を最大限にアピールする
私の強みはリーダーシップです。高校時代、文化祭実行委員長を務め、〇〇という課題を〇〇という方法で解決し、文化祭を成功に導きました

上記のように、具体的な状況、課題、行動、結果を意識して話すと、面接官はあなたの強みをより深く理解できます。

また、その強みを大学入学後、どのように活かしたいのかまで言及できると、さらに効果的なアピールになります。

高校時代の活動|部活、ボランティアなどの経験の価値を言語化する

高校時代の活動について質問された際は、単に活動内容を説明するのではなく、そこから何を学び、どのように成長できたのかを具体的に伝えましょう。

具体例は以下のとおりです。

高校時代の活動|部活、ボランティアなどの経験の価値を言語化する
部活動で部長を務め、チームをまとめることの難しさを学びました。意見の対立があった際には、それぞれの意見を丁寧に聞き、全員が納得できる解決策を見つけるよう努めました。その結果、チームの結束力が高まり、大会で〇〇という成績を収めることができました。

上記のように、具体的なエピソードを交えて説明します。

活動を通して得た学びや成長は、大学での学びにどのように活かせるのかを付け加えることで、より説得力のあるアピールになります。

大学入学後の目標|学びと挑戦を具体的に語る

大学入学後の目標について質問された際は、入学後に何を学びたいのか、どのような活動に取り組みたいのかを具体的に説明しましょう。

大学のカリキュラムや教育システムを調べていることを前提に、以下のように説明すると良いです。

大学入学後の目標|学びと挑戦を具体的に語る
〇〇先生の〇〇という授業を履修し、〇〇について専門的に学びたいと考えています。また、〇〇というサークル活動に参加し、〇〇という経験を積みたいです。

具体的な授業名や活動内容を挙げることで、入学後のビジョンが明確に伝わります。

将来の目標と関連付けて、熱意をもって伝えましょう。

最近のニュース|社会への関心と自分の意見を明確に話す

最近のニュースについて質問された際は、単にニュースの内容を説明するのではなく、そのニュースに対する自分の意見や考えを明確に述べることが重要です。

関心を持ったニュースについて、以下のように考えることが大切です。

最近のニュース|社会への関心と自分の意見を明確に話す
  • なぜ関心を持ったのか
  • そのニュースから何を感じたのか
  • 自分はどう考えるのか」を整理しておきましょう。

自分の意見を明確に述べ、その理由を具体的に説明します。

社会問題に対する関心の高さや、多角的な視点、論理的な思考力をアピールする機会と捉えましょう。

総合型選抜のオンライン面接の対策3選

総合型選抜のオンライン面接の対策3選

オンライン面接は、対面式の面接とは異なる準備が必要です。

以下の点に注意して、万全の状態で本番に臨みましょう。

総合型選抜のオンライン面接の対策3選
  • 通信環境・使用機材・背景や照明などの事前準備の最適化について
  • 画面越しのコミュニケーションにおける注意点について
  • オンライン面接でも重要となる身だしなみについて

それぞれ解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

通信・カメラ・背景・照明を最適にする

オンライン面接で最も大切なのは、安定した通信環境と、クリアな映像・音声を提供できる機材の準備、そして適切な背景と照明です。

これらを事前にしっかりと整えることで、面接官に好印象を与え、スムーズなコミュニケーションを実現できます。

なぜなら、通信トラブルは面接官との会話を妨げ、あなたの評価を下げてしまう可能性があるからです。

また、映像が不鮮明だと、あなたの表情や熱意が十分に伝わりません。さらに、背景が散らかっていたり、顔が暗く映ったりすると、面接官にだらしない印象を与えてしまいます。

具体的には、以下のような対策を行いましょう。

通信・カメラ・背景・照明を最適にする
項目対策
通信環境Wi-Fiの電波が安定した場所を選びましょう。可能であれば、有線LAN接続をおすすめします。事前に通信速度テストを行い、必要に応じてルーターの再起動や、場合によってはプロバイダへの相談も検討してください。
カメラノートパソコン内蔵のカメラではなく、外付けのWebカメラを使うと、画質が良くなります。カメラの位置は目線の高さに合わせ、顔全体が明るく映るように調整しましょう。
背景散らかった部屋やポスターは避け、無地の壁やカーテンを背景にしましょう。バーチャル背景を使う場合は、不自然にならないよう、シンプルなデザインを選んでください。
照明顔に影ができないよう、自然光が入る窓際や、正面からの照明(リングライトなど)を利用しましょう。逆光は厳禁です。

面接前には、必ず友人や家族と接続テストをして、映像・音声・背景・照明に問題がないか確認しましょう。

万が一、本番中にトラブルが発生しても、慌てず「申し訳ございません、少し回線が不安定なようです」など、正直に状況を説明し、落ち着いて対処することが大切です。

画面越しのコミュニケーションに注意する

オンライン面接では、対面以上に、画面越しのコミュニケーションに注意を払う必要があります。

とくに、以下の点を意識することで、面接官に与える印象を大きく向上させられます。

画面越しのコミュニケーションに注意する
アイコンタクトカメラを直接見て話すことで、面接官と目を合わせているように感じさせましょうカンペを読む場合でも、カメラから目線を大きく外さないよう注意が必要です
声のトーン普段よりワントーン高めの声で、ハキハキと話しましょう抑揚をつけ、単調にならないように意識することが大切です
リアクション面接官の話には、大きくうなずいたり、相槌を打ったりして、積極的に聞いている姿勢を示しましょう「はい」「ええ」など、言葉でも反応するとさらに良いでしょう

事前に模擬面接を行い、自分の話し方や表情、リアクションを客観的に確認することをおすすめします。

録画した映像を見返して、改善点を見つけることも非常に有効です。オンライン面接では、発言のタイミングが重ならないよう、相手の発言が終わってから一呼吸置いて話し始めることも意識しましょう。

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オンラインでも身だしなみは整える

オンライン面接であっても、対面での面接と同様に、身だしなみをきちんと整えることが非常に大切です。

服装、髪型、メイクは、面接官に与えるあなたの第一印象を大きく左右する要素となります。

カメラを通してでも、服装の乱れや寝癖は意外と目立つものです。

清潔感のある身だしなみは、面接官に「この受験生は真剣に面接に臨んでいる」という好印象を与えます。だらしない服装は、「準備不足」「やる気がない」と判断されかねません。

具体的には、以下の点に注意しましょう。

オンラインでも身だしなみは整える
項目対策
服装基本的にはスーツを着用しましょう。シャツやブラウスは白や淡い色を選び、シワがないようにアイロンをかけてください。
髪型清潔感を第一に考えましょう。長い髪はまとめ、顔にかからないようにします。寝癖は必ず直してください。
メイクナチュラルメイクを心がけましょう。画面越しでは、濃いメイクは不自然に見えることがあります。

面接前には、必ずカメラに映る自分の姿をチェックしましょう。

服装の乱れや、顔色の悪さなど、気になる点があれば、本番前に必ず修正してください。

また、上半身だけでなく、下半身もきちんと整えておくことが大切です。何かの拍子に立ち上がってしまった場合でも、慌てないようにするためです。

総合型選抜の面接で重要な対策4選

総合型選抜の面接で重要な対策4選

面接で評価されるポイントを理解し、事前準備を万全にすることで、自信を持って本番に臨めるようになります。

主な対策は以下の通りです。

総合型選抜の面接で重要な対策4選
  • 課外活動の経験から学びを言語化し、大学での学びにどう活かせるかを伝える
  • 本番直前に心を落ち着かせ、本来の力を発揮するための準備をする
  • わからない質問がきた場合でも、誠実に対応し、学ぶ姿勢を示す
  • 併願状況を聞かれた場合でも、志望大学への熱意と入学意欲を明確に伝える

それぞれのポイントを解説していきますので、参考にしてください。

課外活動の経験から何を学び、どう活かせるかを伝える

課外活動の経験から何を学び、どう活かせるかを伝える

総合型選抜の面接では、課外活動の経験から何を学び、それが大学での学びにどう繋がるのかを明確に伝えることが重要です。

面接官は、活動内容だけでなく、そこから得た学びや成長、そして将来性を評価します。

活動を通して何を学び、どう成長し、大学でどう活かせるかを明確にしましょう。具体的なエピソードを交え、論理的に伝える練習も大切です。

志望大学のアドミッションポリシーと自身の経験を結びつけて説明できるよう準備しておきましょう。

以下の記事では、課外活動のない方の対策について解説していますので、ぜひ参考にしてください。

本番直前に心を落ち着かせる

本番直前に心を落ち着かせる

面接本番直前は、深呼吸やポジティブセルフトークで心を落ち着かせ、リラックスすることが重要です。

過度な緊張は思考力を低下させます。心を落ち着かせることで、自信を持って面接に臨め、面接官にも良い印象を与えられます。

深呼吸は副交感神経を優位にし、心拍数を落ち着かせます。また、「私はできる」「準備は万全だ」と心の中で繰り返すセルフトークは、自己肯定感を高めます。

面接でスムーズに受け答えができている様子や、合格通知を受け取る場面を具体的にイメージするのも効果的です。

反対に、「失敗したらどうしよう」とネガティブな想像は避けましょう。

面接前に、自分に合ったリラックス方法を見つけ、実践する習慣を身につけることをおすすめします。

以下のような自分なりのルーティンを作るのも良いでしょう。

本番直前に心を落ち着かせる
  • 深呼吸をする
  • お気に入りの音楽を聴く
  • 軽いストレッチをする など

面接直前は、質問の確認よりも、心を落ち着かせることに集中しましょう。

わからない質問がきたときも誠実に答える

面接でわからない質問をされた場合、正直に「わからない」と伝えつつ、学ぶ意欲を示すことが重要です。

面接官は、知識量だけでなく、誠実さや困難な状況への対応力も評価します。正直にわからないことを認めることで、誠実な人柄をアピールできます。

その上で学ぶ意欲を示すことで、将来性を感じさせられます。

具体的には以下のとおりです。

わからない質問がきたときも誠実に答える
申し訳ございません、その質問については勉強不足で、現時点ではお答えできません。しかし、入学後には必ず学びを深めたいと考えております。

質問の意図が不明な場合は、「恐れ入りますが、〇〇についてのご質問という理解でよろしいでしょうか?」と確認することも有効です。知

ったかぶりや曖昧な回答、黙り込みは避けましょう。事前に「わからないときの対応フレーズ」を準備しておくと、落ち着いて対応できます。

併願の場合でも志望大学への熱意を伝える

併願状況を聞かれた場合は、正直に伝えつつ、志望大学への熱意と入学意欲を明確に伝えることが重要です。

面接官は、受験生が本当にその大学で学びたいのか、入学後に意欲的に学業に取り組めるのかを知りたいと考えています。

他大学との比較を通じて、なぜその大学を選んだのかを明確にすることで、志望度の高さをアピールできます。

具体的には、以下のように回答しましょう。

併願の場合でも志望大学への熱意を伝える
〇〇大学と△△大学も受験していますが、貴学の〇〇という点に最も魅力を感じており、貴学が第一志望です

その大学の教育理念、カリキュラム、研究内容など、具体的な魅力を挙げ、自分がそこで何を学びたいのかを熱意を持って伝えましょう。

面接では、言葉と態度で熱意を示し、入学後の貢献を具体的に伝えましょう。

総合型選抜の面接対策では本番後の振り返りと改善策が重要

総合型選抜の面接対策では本番後の振り返りと改善策が重要

面接は、ただ受けるだけでなく、その経験から学び、次回に活かすことが大切です。

面接直後の自己評価と、不合格だった場合の分析と対策に焦点を当て、以下の内容を説明します。

総合型選抜の面接対策では本番後の振り返りと改善策が重要
  • 面接直後の自己評価の記録方法とその重要性
  • 不合格の原因を分析し、次回への対策を立てる方法

それぞれ解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

面接直後の自己評価を記録して成長を可視化する

総合型選抜の面接後、できるだけ早く自己評価を記録することは、その後の成長に大きく貢献します。続けて他の大学の面接試験がある場合に、自己評価に基づく対策を行うことで格段に面接力が伸びます。

面接の記憶が鮮明なうちに、以下を詳細に記録しましょう。

面接直後の自己評価を記録して成長を可視化する
  • 質問への回答
  • 面接官の反応
  • 自分自身の振る舞い

自身の強みと弱みを客観的に把握し、次回の面接に向けて具体的な改善策を立てる上で非常に大切です。

うまく話せなかったと感じた場合は、なぜうまく話せなかったのかを深掘りします。志望理由がうまく伝えられなかったのであれば、大学の情報を再度確認し、自身の経験と結びつける練習が必要かもしれません。

緊張して声が小さくなったのであれば、発声練習や模擬面接が効果的です。記録を続けることで、自身の成長を実感でき、面接へのモチベーションを高く保てます。

面接後には、ぜひ自己評価シートを作成し、詳細な記録を残しましょう。

不合格でも原因分析して次回への対策をとる

総合型選抜の面接で不合格という結果は、残念ながら誰にでも起こり得ます。

しかし、重要なのは、その結果から学び、次へと繋げることです。不合格通知を受け取ったら、まずは冷静に自己評価シートを見返しましょう。

そして、なぜ不合格だったのかを徹底的に分析します。

以下のように様々な原因が考えられます。

不合格でも原因分析して次回への対策をとる
  • 自己PRが不十分だった
  • 志望理由に具体性が欠けていた
  • 面接官の質問を誤解していた など

原因を特定できたら、具体的な対策を立てましょう。

たとえば、自己PRが不十分だった場合は、自己分析を再度行い、自分の強みをより深く掘り下げ、具体的なエピソードを交えて説明できるように練習します。

総合型選抜は複数回受験できる場合も多いので、諦めずに、今回の経験を活かして、次のチャンスに備えましょう。

先生やキャリアセンターの担当者など、第三者に相談し、客観的な意見をもらうことも有効です。

また、じゅけラボ予備校では、総合型選抜入試対策講座を実施していますので、客観的な意見が欲しい方はぜひ一度、内容を確認してみてください。

まとめ:総合型選抜の面接対策で、合格を掴み取ろう!

まとめ:総合型選抜の面接対策で、合格を掴み取ろう!

総合型選抜の面接は、あなたの熱意と個性を直接伝えられる重要な機会です。

頻出質問である以下への対策は必須です。

まとめ:総合型選抜の面接対策で、合格を掴み取ろう!
  • 志望理由
  • 自己PR
  • 高校時代の活動
  • 入学後の目標
  • 最近のニュース

とくに、志望理由では大学への熱意と将来ビジョン、自己PRでは強みと経験を明確に伝えましょう。

オンライン面接では、通信環境や身だしなみにも注意が必要です。

課外活動の経験から得た学びを言語化し、志望大学への熱意を伝えることが重要になります。

わからない質問にも誠実に対応し、本番直前のリラックスも大切です。面接後は自己評価を行い、改善点を次回の選考に活かしましょう。万全な対策と振り返りを行うことで、総合型選抜の面接を突破し、合格を掴み取れるでしょう。

総合型選抜の対策をより効率的におこないたい方には、じゅけラボ予備校の「総合型選抜入試対策講座」がおすすめです。

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よくある質問

総合型選抜(旧AO入試)では、どんな質問が主に出されるのでしょうか?

大学への志望理由や自己PR、高校時代の活動、入学後の目標などが中心です。面接官は「あなたが大学でどんな学びや成長を求めているか」を見極めたいと考えています。回答に具体性を持たせるためにも、事前に自己分析や志望大学の研究をしっかり行いましょう。
詳しくは「【回答例あり】総合型選抜の面接対策で出てくる頻出質問」をご覧ください。

総合型選抜の面接で入室時のノックは何回が望ましいですか?

一般的なビジネスマナーと同様、ノックは3回が適切とされています。2回は「トイレの合図」と誤解されるケースもあるため注意が必要です。面接官から「どうぞ」という声があったら静かに入室し、ドアの開閉も丁寧に行いましょう。
面接全般のマナーは「面接の種類と特徴|個人・集団・オンラインの違いと対策」で解説しています。

面接本番でメイクをするのは問題ないのでしょうか?

メイク自体は問題ありませんが、清潔感と自然さが大切です。濃すぎるメイクや派手な色使いは避け、あくまでも「身だしなみ」の一部として整えることを意識しましょう。オンライン面接でも同様です。
詳しくは「オンラインでも身だしなみは整える」の項目をご確認ください。

総合型選抜の面接で不合格になりがちな人には、どんな特徴がありますか?

自己分析が浅く、志望理由や自己PRが具体性に欠けていたり、大学のアドミッション・ポリシーと結びついていないケースが多いです。マニュアル的な回答だけで個性を伝えられない人も要注意です。面接対策のコツは「総合型選抜の面接対策の基本」を参考にしてください。
総合型選抜入試で受かる人と落ちる人との違いについて、以下の記事で詳細を解説していますのでそちらも参考にしてください。

総合型選抜のために塾や予備校へ通う必要はありますか?

必ずしも塾や予備校が必須というわけではありませんが、客観的なアドバイスや添削、模擬面接などプロのサポートは大きな力になります。自己流で進めて不安な場合や、効率的に対策したい方には有効な選択肢です。
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面接の練習は、やはり事前に行うべきでしょうか?

はい、実践的な練習はとても大切です。自分の声の大きさやテンポ、表情などを客観的に把握し、改善する機会になります。模擬面接を録画し、見返すことで弱点を早期に発見することも可能です。
練習の方法は「総合型選抜の面接で重要な対策4選」をご参照ください。

なぜ面接で不合格になってしまうケースがあるのでしょうか?

大学が重視するポイント(志望理由の明確さや将来性、大学との相性など)を十分に伝えられないと、不合格になることがあります。準備不足や緊張で受け答えが曖昧になった場合も注意が必要です。
総合型選抜入試で受かる人と落ちる人との違いについて、以下の記事で詳細を解説していますのでそちらも参考にしてください。

オンライン面接と対面面接では、どちらが有利なのでしょうか?

形式による大きな有利・不利はありません。ただしオンライン面接は通信環境やカメラ・マイクなどの設定が評価に影響する場合があります。事前の接続テストや周囲の環境整備を入念に行いましょう。詳細は「総合型選抜のオンライン面接の対策3選」をご覧ください。

面接中、極度の緊張で頭が真っ白になりそうなときはどうすればいいですか?

深呼吸や一瞬視線を下に落として気持ちを落ち着かせましょう。答えが浮かばない場合は、正直に少し考える旨を伝えればOKです。面接官は冷静な対処力も見ています。事前に想定問答の練習を重ねることが肝心です。詳しくは「本番直前に心を落ち着かせる」をご確認ください。

小論文と面接、どちらに重点を置いて対策するべきですか?

小論文は論理的思考力や問題把握力、そして自分の意見を的確に伝える表現力が問われ、面接では対話を通じて熱意や人柄、コミュニケーション力が重視されます。どちらかを疎かにすると総合評価で不利になりかねないため、両方をしっかり準備することが重要です。
総合型選抜入試で受かる人と落ちる人との違いについて、以下の記事で詳細を解説していますのでそちらも参考にしてください。

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