国公立私立別!医学部の学費と奨学金・支援制度徹底解説

エピソードの概要

医学部進学にかかるお金がどのくらい必要なのか、不安に感じていませんか?この回では、国公立医学部の6年間約350万円という学費の目安から、私立医学部の平均約3,300万円、一校ごとの学費差までわかりやすく整理します。さらに、日本学生支援機構や自治体の地域枠、病院・法人が出す民間奨学金、大学独自の学費支援制度、自治医科大・防衛医大のように実質学費0円を目指せる進路も紹介。あわせて、医学部予備校・塾の費用感も押さえ、医学部を「お金の理由で諦めない」ための考え方をお伝えします。医学部進学のリアルなコストと支援策を一緒に整理していきましょう。ぜひお聴きください。

この回でわかること

  • テーマ:医学部の学費の違いと費用を抑える方法について理解できる
  • 国公立医学部は学費が他学部と同じで総額約350万円であること
  • 私立医学部は平均3300万円と国公立の約9倍と大きな差があること
  • 私立医学部は大学ごとの差が大きく学費が大幅に異なること
  • 奨学金制度を活用すれば給付型や増額貸与型で負担を軽減できること
  • 地域枠制度では一定期間の地域勤務を条件に手厚い支援が受けられること
  • 自治医科大学は地域勤務9年で学費が全額免除になる仕組みがあること
  • 防衛医科大学校は授業料無料で給料も支給されるが勤務義務があること
  • 経済的理由だけで医学部進学を諦めず制度を比較検討する重要性

トランスクリプト

“ふみか: 勉強の疑問はここで解決 受験対策ラボ情報局へようこそ

がくしん: こんにちはパーソナリティーのがくしんです

ふみか: 同じくふみかです 今日も受験に役立つ情報をディスカッション形式でお伝えしていきたいと思いますさて今日のテーマなんですけど

ふみか: 多くの受験生やあと保護者の方も気になっているんじゃないかなと思うんですが医学部の学費についてです

がくしん: いやーこれは大きなテーマですよね

ふみか: ですよね国公立と私立で一体どれくらい違うのかそれから学費を抑える方法までちょっと深く掘り下げていきたいなと思います

がくしん: はいよろしくお願いします

ふみか: まずは国公立大学の医学部から見ていきましょうか

がくしん: 国公立大学の医学部って実は年間の授業料自体は文系とか他の理系学部とほとんど変わらないんですよ

ふみか: あそうなんですねてっきり医学部だけ特別高いのかと思ってました

がくしん: そこは同じ基準なんですただご 存じの通り6年生なので

ふみか: はいはい6年間通いますもんね

がくしん: ええなので卒業までの総額でいうとだいたい350万円くらいになりますね

ふみか: なるほど350万円それでももちろん大きな金額ですけど

がくしん: そうですねですがこれが私立大学になると話が大きく変わってきます

ふみか: ですよね私立の医学部ってやっぱり桁が違うイメージがあります

がくしん: まさに大学によってもちろん差はあるんですけど6年間の学費の平均はですね

ふみか: はい

がくしん: なんと約3300万円です

ふみか: 3300万円うわあ国公立のおよそ9倍ですか

がくしん: そうなんです約9倍これはやっぱり大きな差ですよね

ふみか: いやすごいですね大学によっても差があるんですよね

がくしん: ええ非常に大きいです例えば私立の中では安いと言われる国際医療福祉大学

ふみか: はい

がくしん: こちらでも約1850万円一方で帝京大学なんかは約3851万円と本当に大学ごとにバラバラなんです

ふみか: この金額を聞くと正直ちょっと諦めてしまいそうになる受験生も多いんじゃないかなと思うんですけど

がくしん: そうですよね

ふみか: でもいろいろな支援制度があるんですよね

がくしん: はいそこが大事なポイントです代表的なのはやっぱり奨学金制度ですね

ふみか: 奨学金

がくしん: ええ最も多くの学生さんが利用しているのが日本学生支援機構

がくしん: こちらには返済がいらない給付型とあと無利子や有利子で借りられる貸与型があります特に私立医学部の学生さん向けには特例があって貸与型が最大で月額16万円まで増額されるんです

ふみか: 月16万円は大きいですね

がくしん: 大きいですね

ふみか: あともう一つ自治体が設けている地域枠っていう制度もよく耳にします

がくしん: ああ地域枠これも非常に重要です

ふみか: これはどういう制度なんでしょうか

がくしん: これはですね卒業した後にその自治体が指定する地域で例えば

がくしん: 9年間とかですね一定期間働くことを条件にかなり手厚い奨学金が支給されるという制度です

ふみか: なるほどじゃあ将来その地域の医療に貢献したいっていう明確なビジョンがある受験生にとっては

がくしん: まさに大きな選択肢になると思います

ふみか: そうですよね

がくしん: さらにですねもっと踏み込んで学費が実質0円で卒業できるっていう大学も存在するんです

ふみか: え0円ですか

がくしん: はい実質0円です一つは自治医科大学ですね

ふみか: 自治医科大学

がくしん: ええここはまず学生全員が6年間でかかる学費約2300万円を大学から借りるという形をとります

ふみか: はい一旦借りるんですね

がくしん: そうですそして卒業後に壁地などで9年間勤務すればその借りたお金の返済が全額免除されるという仕組みなんです

ふみか: なるほど卒業後のキャリアと引き換えにということですね

がくしん: おっしゃる通りですそしてもう一つが防衛医科大学校です

ふみか: ああ防衛医大

がくしん: ここはさらに特殊で学生の身分が特別職国家公務員になるんですよ

ふみか: 公務員ということは

がくしん: はいなので入学金とか授業料が不要なだけじゃなくて毎月約11万7000円の学生手当お給料ですねこれが支給されるんです

ふみか: ええお金をもらいながらお医者さんになる勉強ができるということですか

がくしん: そういうことですねただもちろん条件があります

ふみか: ですよね

がくしん: 卒業後は9年間自衛隊の幹部自衛官として勤務する義務があります

ふみか: なるほどこれもやっぱり自分の将来のキャリアプランとしっかり照らし合わせて考える必要がありますね

がくしん: 本当にそう思います

ふみか: というわけで今回は医学部の学費について見てきました

がくしん: はい国公立と私立で本当に大きな差がある一方で奨学金とか大学独自の制度がありましたね

ふみか: ええさらには卒業後のキャリアと引き換えに学費の負担が実質的になくなるっていう選択肢まで本当にいろいろな道があるんだなとわかりました

がくしん: そうですねですから経済的な理由だけですぐに夢を諦める必要はないということなんです

ふみか: 本当にそうですねぜひご自身のキャリアプランにあった制度をこれを機に詳しく調べてみてほしいなと思います

がくしん: はい

ふみか: 受験対策ラボ情報局また次回お会いしましょう

がくしん: また次回

「全国医学部の学費について。国公立・私立大学の医学部はいくらかかる?」の
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