獣医学部に合格するために必要な勉強時間は、総計3,000〜3,500時間。
医学部と並ぶ難関である獣医学部では、**「いつからどれくらい勉強するか」**が合否を分けます。
本エピソードでは、高1・高2・高3・浪人別に理想の勉強時間と科目配分を徹底解説。
高1では「英語・数学の基礎固め+理科の先取り」を、
高2では「理系科目中心の実戦力強化」を、
高3では「共通テスト+二次対策の両立」を軸に、
それぞれの段階で必要な学習ペースを紹介します。
さらに、浪人生向けには1日10時間の勉強スケジュール例を公開。
英語・数学・化学・生物をどう配分すれば効果的に伸びるのか、
成功する浪人生が実践している“集中と休息のリズム”も解説します。
このエピソードを聞けば、自分の学年に応じた最適な勉強時間と戦略が明確になります。
獣医学部合格への時間設計を、今日から始めましょう。
ふみか: 勉強の疑問はここで解決 受験対策ラボ情報局へようこそ
がくしん: こんにちはパーソナリティのがくしんです
ふみか: 同じくふみかです
ふみか: 今日も受験に役立つ情報を ディスカッション形式でお伝えしていきたいと思います
ふみか: さて今回はですね、多くの受験生が気になっていると思うんですが獣医学部合格に必要な勉強時間について
ふみか: 高校1年生から浪人生まで、それぞれいつから始めてどれくらいやればいいのか、その目安を探っていきましょう。
がくしん: そうですね。
がくしん: 獣医学部はやはり難関ですから、合格のためにはかなりしっかりとした学習計画とそれを実行する時間が必要になりますよね。
ふみか: 本当に。
がくしん: 具体的にどのくらいの時間を見込むべきか見ていきましょうか。
ふみか: はい。
がくしん: まず、合格に必要な総勉強時間なんですけど。
ふみか: はい。
がくしん: 一般的には、だいたい3000時間から3500時間程度が一つの目安だと言われていますね。
ふみか: 3000から3500、かなり多いですよね。
がくしん: ええ、かなりの量です。
ふみか: 本当にそうですよね。
ふみか: この時間を高校の3年間、あるいは浪人期間も含めてどうやって確保していくか、それがまず最初の大きな課題になりますね。
がくしん: では、学年別に少し見ていきましょうか。
ふみか: はい。
がくしん: 一番早く高校1年生からスタートを切る場合はどうでしょうか。
ふみか: 高校1年生スタート、これは時間的には最も余裕が持てるパターンですよね。
がくしん: ですね。
ふみか: この時期に重要なのは、やっぱり基礎固め。
ふみか: 特に英語と数学、これは本当に大事で。
がくしん: ああ、英数。
ふみか: 後々の応用問題とか、あと理科科目を理解する上での土台になりますから、ここにしっかり時間をかけたいところです。
がくしん: 具体的な時間の目安としては、平日なら学校の授業以外に2時間くらい、休日は3時間とかでしょうか。
ふみか: そうですね、それくらいが目安かなと。年間だと大体830時間くらいになりますか。
がくしん: ああ、結構いきますね。
がくしん: これを3年間続ければ、総時間としても目標の3000時間とかに近づけますよね。
ふみか: 確かに。
がくしん: あせって難しい問題にすぐ手を出すっていうよりは、まずは教科書レベルの内容をしっかり完璧に理解する。それを優先するのが良いでしょうね。
ふみか: なるほど。あと、余裕があれば生物基礎とか科学基礎。
がくしん: ああ、そうですね。
ふみか: 早めに触れておくと、理科の本格的な学習が始まる高2以降でかなり有利になりますよね。
ふみか: じゃあ次に、高校2年生から本格的に受験勉強をスタートする場合、これはどうでしょう。
がくしん: 高2からだと、高1スタートに比べると少しペースを上げる必要が出てきますね。
ふみか: はい。
がくしん: まあ、高1の基礎がある程度固まっているという前提ではあればですけど、平日だと3時間、休日は4時間くらいは目安にしたいかなと。
がくしん: で、これで年間だいたい1200時間くらいですね。
ふみか: なるほど。もしその高1の内容、特に英数にちょっと不安が残っているみたいな場合はどうですか。
がくしん: ああ、その場合はそれを取り戻す時間もやっぱり必要になるので、もう少し頑張りたい。
ふみか: もう少し。
がくしん: ええ。例えば平日4時間とか、週末は5時間以上は欲しいかもしれないですね。年間で1500時間超えを目指すみたいなイメージでしょうか。
ふみか: 結構ハードになりますね。
がくしん: そうですね。あとこの段階になると、自分の得意科目とか不得意科目とかがこう見えてくる頃じゃないですか。
ふみか: はい、そうですね。
がくしん: だから科目間の時間配分、これを意識し始めることも大切になってきますね。
ふみか: そしていよいよ高校3年生。ここから獣医学部を目指すとなると、これはかなり状況はシビアになりますよね。
がくしん: ええ。高3スタートはこれはもう相当な覚悟と計画性が求められますね。
ふみか: ですよね。
がくしん: まずやるべきは、現状の自分の学力とその志望校合格に必要なレベル、このギャップを正確に把握すること。
ふみか: ギャップの把握。
がくしん: はい。模試の結果なんかを活用して、課題を明確にする。これがまず必要です。
ふみか: あと共通テストがあるかないかとか、二次試験の科目、配点比率とか。
がくしん: そうそう、そこです。
ふみか: そこをしっかり分析して、どこに重点的に時間を投入すべきか、戦略を立てることがもう不可欠ですよね。
がくしん: まさに。時間的にはそうですね。基礎がある程度できていたとしても、平日最低でも6時間、休日は8時間以上は必要になってくるでしょうね。
ふみか: 平日6時間、休日8時間。
がくしん: うん。これで年間約2400時間くらいです。それでも目標の3000時間にはちょっと届かない可能性が高いんですよね。
ふみか: うーん、そうか。となると、高3スタートの場合は単純な勉強時間だけじゃなくて、
がくしん: そうなんです。
ふみか: いかに効率よく学習を進めるか、その質が非常に重要になってくるってことですね。
がくしん: 限られた時間で成果を最大化する。そのための工夫が問われますね。では、浪人生の場合はどうでしょうか。現役で残念ながら届かなかった受験生ですね。
ふみか: 浪人生。浪人生は現役時代と違って、1年間を受験勉強にフルで使えるっていうのが最大の強みですよね。
がくしん: そうですね。
ふみか: ただ、時間があるからといって油断は禁物で、現役時代の背因分析、これが不可欠かなと。
がくしん: ああ、それは本当に大事ですね。どの科目があるいはどの分野が弱かったのかを徹底的に分析して、そこを潰すための計画を立てる。
がくしん: 1日の勉強時間は予備校の授業とかも含めると、最低でも8時間から10時間は確保したいってことですね。
ふみか: 8から10時間。なるほど。科目ごとの時間配分もよりシビアに考える必要がありそうですね。
がくしん: ええ。志望校の入試傾向に合わせて、どの科目にどれだけ時間を割くか。
ふみか: あとは規則正しい生活リズムを維持して集中力を切らさない工夫とか、例えば時間を短く区切って勉強と休憩を繰り返すみたいなことも有効かもしれないですね。
がくしん: そうですね。メリハリをつけるのは大事だと思います。どの学年から始めるにしても、科目ごとの時間配分には注意が必要ですよね。
ふみか: はい。
がくしん: よくあるのが得意な理系科目に時間をかけすぎちゃうケース。
ふみか: ああ、ありますね。ついつい好きな科目をやっちゃう。
がくしん: そうそう。でも例えば英語の配点が結構高い大学も多いじゃないですか。
ふみか: 多いですね。
がくしん: なので苦手だからといった後回しにしてると、そこで足を引っ張られることになりかねない。
ふみか: 確かに。だからやっぱり志望校の入試科目と配点をしっかり確認してバランスの取れた計画を立てる。これがどの学年の受験生にとっても重要ですね。
がくしん: ええ、本当にそう思います。
ふみか: というわけで今回は、獣医学部合格に必要な勉強時間について、スタート時期別に見てきました。
ふみか: 早く始めれば、まあ余裕が持てるのは確かなんですけど、でもどの段階からでも合格の可能性はあると。
ふみか: ただし、スタートが遅くなるほど、より戦略的で効率的な学習が求められるということですね。
がくしん: そうですね。合計時間ももちろん大事なんですけど、それ以上にその限られた時間の中で何をどう学ぶか、その質を追求することが最終的な合否を分ける鍵になりそうですね。
ふみか: 本当にそう思います。さて、今日の話を踏まえて、皆さんは自分の学習計画の中で明日から具体的に変えられることは何か、少し考えてみるのはいかがでしょうか。
がくしん: いいですね。それでは今回の受験対策ラボ、情報局はここまでとしましょうか。
ふみか: はい。また次回お会いしましょう。
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