目次
じゅけラボ予備校はこの度、現在大学生のお子様を持つ保護者1049名を対象に、大学受験における教育サービスの利用実態と合格した大学に関する調査を実施いたしました。
その結果、塾や予備校などの教育サービスを利用しなかったお子様の方が、第一志望大学への合格率が10%近く高いという、一般的な認識を覆す驚きの事実が明らかになりました。
しかし、合格した大学の難易度や内訳を詳細に分析すると、教育サービス利用者がより高い目標を掲げ、難関大学へ果敢に挑戦しているという、全く異なる実態が浮かび上がってきました。本プレスリリースでは、この調査結果から見えてきた、現代の大学受験における新たな潮流と、教育サービスの役割について詳細にレポートいたします。

■調査概要
- 調査概要:大学入試対策の教育サービスの利用の有無と合格した大学についての調査
- 調査期間:2025/8/8~2025/9/20
- 調査方法:インターネット調査
- 有効回答:2025年現在、大学生の子を持つ保護者1049名(教育サービス利用:475名 教育サービス未利用:574名)
※本調査では私立大学の区分を便宜上、早慶上理・GMARCH・関関同立を難関私大、成成明学獨國武・北里・名城・南山・西南学院・日東駒専・産近甲龍を上位・中堅私大と定義しています。
【衝撃】第一志望大学への合格率、塾・予備校を利用しなかった層が利用者を約10%上回る結果に!
大学入試の合格状況比較(教育サービス利用者 vs 未利用者)

| 合格状況 | 教育サービス利用者 (%) | 教育サービス未利用者 (%) |
|---|---|---|
| 第一志望大学に合格した | 55.4% | 65.2% |
| 第一志望大学には不合格、第二志望大学に合格した | 21.3% | 13.8% |
| 第一・第二志望大学に不合格、第三志望大学に合格した | 8.4% | 5.2% |
| 第四志望大学以降に合格した | 5.3% | 2.8% |
| その他 | 1.5% | 1.9% |
| わからない | 8.2% | 11.1% |
今回の調査で最も注目すべきは、第一志望大学への合格率です。塾や予備校などの教育サービスを利用したお子様の第一志望合格率が55.4%であったのに対し、利用しなかったお子様の合格率は65.2%に達し、実に9.8%も上回る結果となりました。

この数字だけを見ると、教育サービスの利用が必ずしも第一志望合格に直結するわけではない、という意外な可能性が示唆されます。しかし、この背景には、受験生がどの大学を「第一志望」として設定しているかという、より本質的な違いが隠されていました。
合格率の差は「挑戦する大学のレベル」の差か?塾利用者の約半数が「医学部・国公立・難関私大」に合格
第一志望大学の合格内訳比較(教育サービス利用者 vs 未利用者)
n値=大学生の子を持つ保護者1049名(教育サービス利用:475名 教育サービス未利用:574名)

| 合格した大学・学部の内訳 | 教育サービス利用者 (%) | 教育サービス未利用者 (%) |
|---|---|---|
| 医学部または獣医学部 | 6.8% | 1.9% |
| 国公立大学(医・獣医以外) | 29.0% | 19.2% |
| 難関私大(早慶上理・GMARCHなど) | 12.7% | 10.4% |
| 上位・中堅私大(日東駒専・産近甲龍など) | 8.6% | 9.4% |
| その他私大(医・獣医以外) | 32.1% | 44.8% |
| 答えたくない | 10.9% | 14.3% |
なぜ、教育サービスを利用しなかった層の方が第一志望合格率が高いのでしょうか。その答えは、合格した大学の内訳にありました。

教育サービス利用者のうち、第一志望大学に合格したお子様が進学した大学を見ると、「医学部または獣医学部」(6.8%)、「国公立大学」(29.0%)、そして「難関私大(早慶上理・GMARCH・関関同立)」(12.7%)といった、いわゆる難関大学群の合格者を合計すると、実に48.5%に上ります。これは、塾や予備校を利用して第一志望に合格した学生の約半数が、最難関レベルの大学に進学していることを意味します。
一方、教育サービス未利用者で同様の大学群に合格した割合は合計で31.5%(医学部1.9%、国公立19.2%、難関私大10.4%)に留まり、両者の間には1.5倍以上の開きが見られました。
このことから、教育サービス利用者は、そもそも第一志望として設定する大学の難易度が非常に高い傾向にあり、合格へのハードルが高い挑戦をしていることが、結果として全体の合格率に影響していると類推されます。
狭き門への挑戦!医学部・獣医学部合格者の割合は塾利用者が未利用者の3.5倍以上!国公立は1.5倍以上。
特に、合格への難易度が高い大学群に注目すると、教育サービスの有無による差はさらに顕著になります。
最難関とされる「医学部または獣医学部」への合格者割合では、教育サービス利用者が6.8%であるのに対し、未利用者はわずか1.9%。その差は実に3.5倍以上にも達します。同様に、「国公立大学」への合格者割合においても、利用者が29.0%、未利用者が19.2%と、こちらも1.5倍以上の明確な差が見られました。

専門的な知識や高度な問題解決能力が求められる医学部・獣医学部受験や、幅広い科目への深い理解が必要となる国公立大学受験において、独学だけでは対策が難しいのが実情です。塾や予備校が提供する専門的なカリキュラムや豊富な情報、そして合格に向けた戦略的サポートが、受験生を力強く後押ししている実態が浮き彫りになりました。
教育サービスは、単に学力を伸ばすだけでなく、最高峰の目標へ挑戦するための「羅針盤」としての役割を担っていると言えるでしょう。
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自習のプロになって志望大学合格!低価格の「難関大学」受験対策講座一方、塾・予備校未利用者の第一志望校は「その他私大」が最多で4割超え
教育サービス未利用者の第一志望合格率が高い背景として、彼らが合格した大学の内訳が挙げられます。未利用者のうち第一志望に合格した層では、「その他私大」が44.8%と、群を抜いて最も高い割合を占めました(利用者では32.1%)。

これは、自分の現在の学力や適性を客観的に判断し、より合格可能性の高い大学を「第一志望」として設定する、堅実な受験戦略を取る傾向があることを示唆しています。高すぎる目標を掲げるのではなく、着実に合格を勝ち取る戦略が、結果として高い第一志望合格率に繋がっていると考えられます。
まとめ
今回の調査では、「第一志望大学への合格率」という一つの指標だけでは見えてこない、大学受験の複雑な実態が明らかになりました。
教育サービスを利用しない層の高い合格率は、堅実な志望校選びの結果である可能性が高い一方で、教育サービス利用者は、医学部や国公立大学、私立難関大学といった、より難易度の高い大学へ果敢に挑戦している姿が浮かび上がりました。
現代の大学受験において、塾や予備校などの教育サービスは、単に合格可能性を高めるためのツールに留まりません。受験生一人ひとりが持つ潜在能力を最大限に引き出し、より高い目標、そして夢の実現へと挑戦するための「伴走者」としての価値を、本調査結果は力強く示唆しています。
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