じゅけラボ予備校は、大学受験で第一志望大学に現役合格した1,074名を対象に、高校生時の勉強時間に関する調査を実施しました。
■調査概要
- 調査概要:現役合格者の高校生時の勉強時間に関するアンケート
- 調査期間:2024/03/05~2024/03/12
- 調査方法:インターネット調査
- 有効回答:第一志望大学に現役合格した19~25歳の男女1,074人
目次
第一志望大学に現役合格した人の高校時代の平日の勉強時間。高校3年生になると本気モードへ。
高校時代の【平日】の平均勉強時間に関する調査結果
(n=第一志望大学に現役合格した19~25歳の男女1,074人)
勉強時間 | 高校1年生 | 高校2年生 | 高校3年生 |
---|---|---|---|
1時間未満 | 36.7% | 30.6% | 15.5% |
1時間 | 22.2% | 20.5% | 11.7% |
2時間 | 18.6% | 19.8% | 14.6% |
3時間 | 11.7% | 14.1% | 17.9% |
4時間 | 4.4% | 4.7% | 12.5% |
5時間 | 3.0% | 4.6% | 11.1% |
6時間 | 2.0% | 2.5% | 6.4% |
7時間 | 0.3% | 1.6% | 3.0% |
8時間 | 0.5% | 0.7% | 3.1% |
9時間 | 0.2% | 0.5% | 1.0% |
10時間 | 0.1% | 0.0% | 1.6% |
11時間以上 | 0.5% | 0.4% | 1.7% |
第一志望大学に現役合格した人の平日の平均勉強時間の調査結果から、学年が進むにつれて、より多くの時間を勉強に費やす人の割合が増えることがわかりました。特に高校3年生になると、学業への取り組みが一段と強化され、受験準備に多くの時間を割く生徒が増える傾向にあることが確認できます。
高1時の平日の勉強時間は約6割が授業時間外で1時間以下。3時間以上は少数派で約2割。
高校時代の平日の勉強時間の調査結果から、高校1年時は、最も多い回答が「1時間未満」(36.7%)で、次いで「1時間」(22.2%)と続きます。1時間以下の勉強時間の割合が合計で58.9%と約6割が学校の勉強や課外活動に時間を費やしていたことがわかります。勉強時間が「3時間」以上の人は少数派で、全体の22.7%にとどまります。
5時間以上を勉強に費やす熱心な層が6.6%存在し、この時期から既に目標に向かってコツコツと努力を積み重ねる学生もいることが明らかになりました。高校生活の初年度は、自分の興味や学びのスタイルを模索する貴重な時間と言えるでしょう。
高2時の平日の勉強時間は約5割が2時間以上、約3割が3時間以上と学習へのシフトギア
高校2年時は、「1時間未満」(30.6%)の割合と「1時間」(20.5%)の割合は減少し合計で約5割(51.1%)となり勉強時間が増える傾向が見られます。特に、「2時間」以上の勉強時間の割合が高校1年時よりも増加しており、約5割(48.9%)います。平日に「3時間」以上勉強していた人は全体の29.1%と約3割存在することがわかりました。
さらに5時間以上勉強していた人も10.3%に上ります。この段階では、進路に対する意識が高まり、学業への取り組みが本格化してきます。特に、受験への準備が始まる高2では、学びへの意識が大きく変わり、より一層の努力を重ねる生徒が増えてくることが伺えます。
高3時は平日の勉強時間が大幅にアップ!約6割が3時間以上、約3割が5時間以上。
高校3年時は、勉強時間の増加が顕著になり、「3時間」(17.9%)が最も多い回答となり、「3時間」以上勉強していた人の割合が全体の58.3%と約6割に上りました。「4時間」以上勉強する人の割合も全体の40.4%に上り、現役合格を手にした人が高校3年生で本気モードになっていたことが見て取れます。
5時間以上勉強していた人も27.9%と増加し、高校生活の中で最も学業に注力する時期であることが明確になりました。この時期の学生は、大学入試に向けての準備に全力を注ぎ、受験成功のために長時間の勉強に取り組み始めていることが顕著に見て取れます。高校生活の最終年度は、将来への道を切り開くための重要な一年であり、多くの学生がその挑戦に真剣に取り組んでいることが伺えます。
この調査結果からは、学年が上がるごとに、学生の勉強時間が増加することがわかりました。特に高校3年生になると、多くの学生が受験準備に本格的に取り組み始めることが示されています。この時期には、進路決定や大学受験に向けての準備が重要になるため、勉強時間が顕著に増加すると考えられます。
また、高校1年生の段階では、勉強時間が比較的短い学生が多いことから、この時期は学業よりも部活動や趣味など他の活動に時間を割いている可能性があります。しかし、高校2年生になると、学業への意識が高まり、勉強時間が徐々に増加していく傾向が見られます。
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休日の勉強時間は平日よりも増加傾向。学年が上がるごとに休日の勉強時間は増加
高校時代の【休日】の平均勉強時間に関する調査結果
(n=第一志望大学に現役合格した19~25歳の男女1,074人)
勉強時間 | 高校1年生 | 高校2年生 | 高校3年生 |
---|---|---|---|
1時間未満 | 36.9% | 30.2% | 15.1% |
1時間 | 17.0% | 14.1% | 7.7% |
2時間 | 19.1% | 17.0% | 9.0% |
3時間 | 12.8% | 14.5% | 13.8% |
4時間 | 5.0% | 7.9% | 10.8% |
5時間 | 3.8% | 6.6% | 10.7% |
6時間 | 2.0% | 3.9% | 9.5% |
7時間 | 0.8% | 1.8% | 5.0% |
8時間 | 0.8% | 2.0% | 7.4% |
9時間 | 0.6% | 0.6% | 1.6% |
10時間 | 0.7% | 0.9% | 5.3% |
11時間以上 | 0.4% | 0.6% | 4.1% |
この調査結果から、学年が上がるにつれて、休日の勉強時間が増える傾向が見て取れます。特に高校3年時は、長時間勉強する生徒の割合が顕著に増加しており、受験勉強の重要性が高まっていることが伺えます。
高1時の休日の勉強時間は約6割が1時間以下。3時間以上が約3割
高校1年時は、休日の勉強時間が「1時間未満」(36.9%)の割合が最も高く、「1時間」(17.0%)も含めると勉強時間が1時間以下の人が全体の53.9%と過半数を占めます。平日の勉強時間が1時間以下の割合58.9%から見るとわずかながら勉強時間が増える傾向にあります。これは、平日よりも休日に少し余裕があるため、より学びに時間を割くことができる生徒が増えることを示しています。
これに対し、「3時間」以上勉強する学生の割合は26.9%と約3割、「5時間」以上勉強する学生の割合は比較的少なく、全体の9.1%です。
平日に比べて学習時間を増やす生徒の割合が若干高まっているのが伺えます。
高2時は3時間以上勉強していた人が約4割。勉強時間が増加傾向に。
高校2年時は、休日の学校外勉強時間で1時間以下と回答した人の割合が44.3%と、高1時の53.9%から減少し、3時間以上勉強していた人が38.8%、5時間以上を費やしていた人も16.4%に増加しています。このデータから、高校2年生になると学習に対する意識が高まり、特に休日を利用して受験勉強などに本腰を入れる学生が増えていることが分かります。平日の勉強時間と比較しても、休日の方が長時間学習に取り組む学生が多い傾向にあります。
現役合格した人の高3時の休日の勉強時間は約4割が5時間以上。10時間以上も1割。
高校3年時は、勉強時間の増加が最も顕著で、「3時間」以上勉強していた人の割合が全体の68.2%に上ります。「5時間」以上勉強していた人が全体の43.6%、「10時間以上」勉強していた人の割合が9.4%と、他の学年に比べて顕著に高くなっています。
この調査結果から、高校生活の中で特に3年生になると、大学入試に向けた受験勉強への意識が高まり、休日を利用した勉強時間が増加することが明らかになりました。高校1年生の時点では、部活動や趣味など他の活動に時間を割く傾向がありますが、学年が上がるにつれて学業への取り組みが強化されていくことが伺えます。
特に、高校3年生では第一志望大学現役合格に向けた学習に対する意識の向上と大学受験に向けてのプレッシャーが、勉強時間の大幅な増加につながっていることが示されています。また、「10時間以上」と休日に長時間勉強していた人の割合が9.4%と約1割存在し、他の学年よりも高いことから、受験に対する熱心な取り組みが見て取れます。
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まとめ
今回の調査結果から、学年が上がるにつれて勉強時間が増える傾向が明確に示されています。特に高校3年生の時期には、学生の学業に対する取り組みが顕著に増加し、平日の勉強時間で「3時間」以上を費やしていた人の割合が全体の58.3%、休日では「3時間」以上の割合が全体の68.2%に達しています。また、休日に「10時間以上」勉強していた人も約1割いることが明らかになりました。
高校1年時は、約6割が平日の勉強時間が1時間以下であり、3時間以上勉強していた人は少数派です。しかし、高校2年生になると学習への意識が高まり、平日の勉強時間が2時間以上だった人が約半数、休日には3時間以上勉強していた人が約4割に増加します。
この調査結果から、学年が上がるにつれ、特に高校3年生では受験準備に本格的に取り組む人が増え、勉強時間が顕著に増加することが確認されました。また、高校1年生の段階で勉強時間が比較的短いことから、この時期は部活動や趣味など他の活動に時間を割いている可能性が示唆されます。全体として、高校生の勉強時間は、進路決定や大学受験に向けた準備が重要になる高校3年生では大幅に増加し、学生は将来への道を切り開くために真剣に取り組んでいることが伺えます。
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