じゅけラボ予備校は、大学受験で第一志望大学医学部に現役合格した89名を対象に、志望校を決定した時期や受験勉強の開始時期に関する調査を実施しました。
■調査概要
- 調査概要:医学部現役合格者の受験勉強の開始時期・志望校決定時期に関するアンケート
- 調査期間:2024/3/5~2024/3/12
- 調査方法:インターネット調査
- 有効回答:第一志望大学の医学部に現役合格した19~25歳の男女89人
目次
医学部受験生は高3になる前に約6割が志望大学を決める
- 高校入学前:9.0%
- 高1の4月~6月:5.6%
- 高1の7月~9月:6.7%
- 高1の10月~12月:3.4%
- 高1の1月~3月:3.4%
- 高2の4月~6月:5.6%
- 高2の7月~9月:9.0%
- 高2の10月~12月:7.9%
- 高2の1月~3月:9.0%
- 高3の4月~6月:14.6%
- 高3の7月~9月:12.4%
- 高3の10月~12月:1.1%
- 高3の1月~3月:12.4%
第一志望大学の医学部に現役合格した学生(第二志望大学以降に進学した学生と浪人した学生を除く)を対象に調査した結果、医学部を目指す学生は高校入学前から志望大学を決めている割合が9%存在し早期対策をスタートしている学生がいる事がわかります。今回の調査で医学部へ現役合格した学生は、高校1年生の時点で既に28.1%が自分の志望校を決めていることが明らかになりました。この数字は、医学部を目指す高校生が早期から医師になる目標を持ち、意欲をもって勉強を始めている事を示しています。
高校2年生では、新たに31.5%の生徒が医学部を目指す事を決意し、合わせると高校2年生までに志望大学を決定している割合は累計で59.6%と約6割に達します。
高校3年の春に志望大学を決める医学部受験生が14.6%と最も多い
調査結果によると、医学部を目指す高校生の約14.6%が高校3年の4月から6月に第一志望を決定していることが分かりました。この時期に志望校を決める医学部志望の高校生が最も多い結果となりました。
高校3年の夏に志望校を決定した12.4%を加えると高3の春から夏にかけて27%の生徒が第一志望を決定しており、夏以降も合計すると約4割が高校3年生で志望大学を決定している事もわかりました。
医学部を目指す学生の75.3%が高いハードルの志望大学を目指す!医学部現役合格者が感じた厳しいリアル
- 非常に難しいと感じていた:27.0%
- 難しいと感じていたが、可能性はあると感じていた:48.3%
- 合格可能性が高いと感じていた:16.9%
- 容易に合格できると感じていた:7.9%
今回の調査で、医学部の第一志望に現役合格した学生の75.3%が、医学部受験を「難しいが、可能性はある(48.3%)」と感じているか、「非常に難しい(27%)」と感じて挑んでいたことが判明しました。この割合は医学部現役合格者の約3/4になり、多くの医学部受験生が自分自身の厳しい現実を認識しつつも、それを乗り越えることができると信じて努力を重ねて、第一志望大学の医学部合格を勝ち取っていることを示しています。
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医学部志望者の第一志望医学部選びにおけるトップ3重視点とは?
- 学部・学科の特色:37.1%
- 立地(通いやすい):21.3%
- 就職実績:13.5%
- 評判やランキング:9.0%
- 授業料や奨学金の有無:5.6%
- ネームバリュー:4.5%
- 研究設備や環境:4.5%
- 学校の雰囲気や部活動・サークル活動など:2.2%
- その他:2.2%
医学部を目指す学生が第一志望大学を選ぶ際に最も重視したポイントがアンケート調査により明らかになりました。未来の医師たちのキャリア形成において重要な決断となるこの過程では、学部・学科の特色が最も大きな要因であることが判明。それに続く重要な要素は、大学の立地と就職実績です。これらの結果から、受験生が医学部選びにおいて何を最も価値あると判断しているかが見えてきます。
1位:学部・学科の特色 – 37.1%
第一志望の医学部を選ぶ際に、37.1%の受験生が最も重視したのは「学部・学科の特色」でした。この結果は、受験生が自分の興味や将来の専門分野に合った教育内容や研究機会を提供する大学を求めていることを示しています。特定の学部や学科が持つユニークなカリキュラムや、特色ある研究プログラムが学生の学びたい分野にマッチしているかが、選択の決め手となっています。
2位:立地(通いやすい) – 21.3%
大学の立地も重要な選択基準であり、21.3%の学生が「通いやすさ」を重視すると回答しました。通学時間の短縮は学生生活の質に大きく影響し、日々の疲れを減らし、学業や研究、さらには私生活の充実につながります。立地の良さは、学生生活の快適さを左右するため、多くの受験生にとって重要な選択肢の一つとなっています。
3位:就職実績 – 13.5%
就職実績が第一志望の医学部を決める際の3番目に重要な要素であり、13.5%の学生がこれを選択基準としています。医学部卒業後のキャリアパスは多岐にわたるため、卒業生が良質な就職先に進んでいるかどうかは、学生にとって非常に重要です。大学が提供するキャリアサポートや実績ある卒業生の存在は、将来の成功への確信を与える要素となっています。この結果から、学生は単に医師になるための知識や技術を学ぶだけでなく、その後のキャリア形成にも目を向けていることがわかります。
医学部受験勉強はいつから始める?高校2年生までに71.9%が受験勉強をスタート!医学部現役合格者の成功の秘訣は早期準備にあり
- 高校入学前:5.6%
- 高1の4月~6月:18.0%
- 高1の7月~9月:5.6%
- 高1の10月~12月:4.5%
- 高1の1月~3月:4.5%
- 高2の4月~6月:12.4%
- 高2の7月~9月:10.1%
- 高2の10月~12月:5.6%
- 高2の1月~3月:5.6%
- 高3の4月~6月:12.4%
- 高3の7月~9月:5.6%
- 高3の10月~12月:9.0%
- 高3の1月~3月:1.1%
最新の調査結果が示す通り、医学部に現役で合格した学生の圧倒的多数、具体的には71.9%が高校3年生にあがる前の高校2年生までに受験勉強を開始しています。このデータは、医学部合格を果たすためには、早期からの計画的な準備が不可欠であることを強く示唆しています。
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医学部現役合格者は高1の春までに受験勉強を開始している学生が4人に一人もいる事が判明。
高校1年の4月から6月にかけて勉強を開始した学生が全体の18%を占め、この時期が医学部現役合格者の最も多くの学生が受験勉強を開始した時期である事が判明しました。高校入学前から医学部受験勉強を早期に開始した学生も5.6%おり、高1の春までに受験勉強を開始した医学部受験生は全体の23.6%にものぼりました。まさに4人に1人が高校1年生の春までに勉強をスタートしているという驚きの結果がわかりました。
この段階での学習開始は、基礎学力の強化と受験に必要な専門知識の段階的な習得に理想的なタイミングです。早期に準備を始めることで、学生はより柔軟に学習計画を立て、自分に合ったペースで知識を深めていくことができます。
高2と高3の春が医学部受験勉強の開始時期で同率2位(12.4%)
高校2年と高校3年の春に受験勉強を開始した学生がそれぞれ12.4%となり、この時期が受験準備における重要な節目であることを示しています。
これらの時期に勉強を始める学生は、初期の準備段階を経て、より高度な学習内容へと移行し、受験対策を本格化させる準備が整っています。特に高校3年の春は、医学部受験において最終的な受験戦略を練り、試験に向けての集中的な対策を実施するための重要な時期です。
まとめ
今回の調査結果から、医学部に現役で合格した学生は、医学部受験生がいかに早期から計画的に準備を進めているかを明らかにしました。
高校3年生になる前の高校2年生までに約6割の学生が志望大学を決定しており、特に高校3年の春から夏にかけて志望校を決める学生が多いことがわかりました。
71.9%の学生が高校2年生までに受験勉強を開始しています。特に、高校1年の春から勉強を始める学生が全体の約23.6%を占めており、早期から医学部合格を目指して受験勉強を開始している学生がいることがわかりました。高校2年生と高校3年生の春に勉強を開始する学生もそれぞれ12.4%おり、春に受験勉強を開始する医学部受験生が多いことが判明しました。
医学部現役合格者が感じていた受験難易度は、「非常に難しい」と感じるか、「難しいが可能性はある」と感じている学生が合わせて75.3%にのぼり、これは医学部現役合格者の約3/4にあたり、多くの医学部志望者がチャレンジ精神を持って受験にのぞんだことが伺えます。
志望医学部選びで重視する点は、 学部・学科の特色、立地の良さ、就職実績が選択の上位3つの要因であることが明らかになりました。
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じゅけラボ予備校について
じゅけラボ予備校では、既存の教育サービスにおける無駄を一切省いて、生徒が志望校合格に必要な勉強のみ行えるカリキュラムを提供したいという思いから、生徒一人一人に合わせたオーダーメイドの受験対策プログラムを提供しています。受験に必要な科目をすべて学べて、高校受験は14,080円~、大学受験は16,280円~の圧倒的な低価格で、経済的な事情により塾や予備校に通えない生徒さんも、志望校合格に向けて効率良く学習することができます。