薬学部はいくらかかる？【国公立・私立】薬学部の６年間の学費と進路

薬学部は国公立大学・私立大学それぞれ６年間でどのくらいの学費がかかるのか、そして薬学部学生の卒業後の就職先や進路についても説明します。

薬学部はいくらかかる？６年間の学費について
薬学部に入学するメリットと将来性について
薬学部卒業後の獣医学生の就職先と進路について
薬学部受験生にじゅけラボ予備校が選ばれる理由

薬学部はいくらかかる？６年間の学費について

看護師になるには、どれくらいの学費がかかるのでしょうか？国立大学、私立大学に分けてご紹介します。

国立大学薬学部の例

国立大学薬学部の学費は原則としてすべての大学一律で、6年間で3,496,800円となっています。（千葉大学は国立大学でも学費が異なり6年間で4,139,760円になります。）

国立大学薬学部の学費内訳は初年度が入学金・学費で817800円、2年次以降の学費が535,800円で、私立大学薬学部のおおよそ3分の1から4分の1程度となっています。

私立大学薬学部の例

私立大学薬学部の学費は大学によって異なりますが、概ね6年間で900万円〜1400万円かかります。国立大学薬学部の学費と比べると3〜4倍ほど高くなっています。

有名私立大学薬学部　学費一覧（6年間）2025年度

一部になりますが有名私立大学薬学部の６年間の学費を以下ご紹介します。

大学名	学費（６年間）
慶應義塾大学（薬学部薬学科）	14,439,600円
立命館大学（薬学部薬学科）	14,380,800円
帝京大学（薬学部）	13,221,080円
近畿大学（薬学部医療薬学科）	13,051,000円
日本大学（薬学部）	13,000,000円
北里大学（薬学部薬学科）	12,600,000円
東京理科大学（薬学部薬学科）	12,570,000円
名城大学（薬学部）	12,500,000円
順天堂大学（薬学部）	12,300,000円
昭和大学（薬学部）	12,000,000円

※2024年6月時点で確認した入学金を含めた6年間の学費情報になります。最新の情報は各大学のホームページでご確認ください。

2025年度私立大学薬学部安い学費ランキング TOP10

大学名	学費（６年間）
奥羽大学（薬学部）	9,200,000円
九州保健福祉大学（薬学部薬学科）	9,300,000円
青森大学（薬学部）	10,826,840円
姫路独協大学（薬学部）	11,100,000円
大阪医科薬科大学（薬学部薬学科）	11,200,000円
京都薬科大学	11,200,000円
大阪大谷大学（薬学部）	11,344,000円
昭和大学（薬学部）	12,000,000円
医療創生大学（薬学部）	12,057,000円
順天堂大学（薬学部）	12,300,000円

※2024年6月時点で確認した入学金を含めた6年間の学費情報になります。最新の情報は各大学のホームページでご確認ください。

奨学金の利用について

上述のとおり、薬学部の６年間の学費は高額になります。

国立で約350万円、私立で900〜1400万円程度がかかり、さらに生活費その他も含めるとかなり大きな金額となります。そのため、薬学部への進学を躊躇するかもしれません。しかしそういった方のために奨学金の制度が存在します。

日本学生支援機構が給付する奨学金をはじめ、各大学が行っている奨学金、地方自治体の奨学金など色んな種類の奨学金があります。

経済的な課題を抱えていても、なんとしても歯学部に進学したい！という方は、奨学金を検討することも選択肢の一つとしてみてはどうでしょうか。

薬学部に入学するメリットと将来性について

薬学部に入学する最大のメリットは、やはり薬剤師になれる点でしょう。薬剤師になりたい理由・志望動機は、「子どもの頃に病気がちだったから」「病気の人の助けになりたいから」「テレビで薬剤師の人が出ていてかっこいいと思ったから」など学生によって様々でしょう。

AO入試や一般選抜において面接を行う薬学部もありますので、志望理由を聞かれる可能性は高いです。

ちなみに、薬学部には6年制学科と4年制学科がありますが、薬剤師の国家試験受験資格を得ることができるのは6年制学科のみですので、注意しましょう。

つまり薬剤師になるには大学で6年間勉強しないといけません。

6年制学科を無事卒業し、国家試験に合格して薬剤師免許を取得できれば、薬局やドラッグストア、病院等医療機関で薬剤師として働くことができます。

4年制学科の卒業生は大学院への進学率も高く、将来的には製薬会社等の企業の研究職として働く方が多いです。

さて、薬剤師は「親が自分の子に就いて欲しい職業ランキング」で上位に位置する偏差値の高い職業です。

確かに薬剤師という職業は比較的給料も高く、将来の希望を感じられますよね。

男性以上に女性が活躍している職業でもあります。

6年制学科の薬学部に入学し、6年生で薬剤師国家試験に合格すると就職には全く困らないというイメージもありますが、近年は薬剤師の需要が減っており、薬剤師の将来性を危惧する声もあります。

確かに薬剤師の有効求人倍率を見てみると、6.27倍（2017年2月）→3.41倍（2020年2月）→2.34（2024年2月）ということで、7年で半分以上減少しています。

それでも一人当たり2.34件の求人がありますので、求職者の数よりも求人している企業数の方が多く、他の職業と比べるとまだまだ社会的ニーズの高い職種だと言えます。

ただし、薬剤師であればどんな人でも重宝されるという時代は終わりつつあります。

確かなスキルを持ちつつ医師や看護師、患者さんとコミュニケーションを上手く取れる薬剤師が重宝される時代になっています。

薬学部卒業後の獣医学生の就職先と進路について

薬学部卒業後の歯学部学生の就職先、進路は以下の通りです。

薬学部には6年制学科と4年制学科があり、薬剤師になるためには6年制学科に入学しなければいけません。

6年間頑張って勉強し、病院や薬局での実習を経て薬剤師国家試験に合格することができたら、薬局やドラッグストア、病院等医療機関などで薬剤師として就職する薬学生が多いです。

4年制学科の卒業生は、製薬会社などの企業で研究職に就く方や、大学院に進学して研究を続ける方もいます。

大学在学中に企業の現場に飛び込んでさまざまな実務を体験するインターンシップには薬学部向けに短期間で行われているものもあり、参加する学生もいます。

薬学生の進路は医薬品の専門知識を生かして、病院、調剤薬局、ドラッグストア、製薬会社、化粧品メーカー、サプリメント会社、研究機関と幅広く、これからの時代に必要な将来性の高い進路に進む事ができるので人気倍率の高い学部と言えるのでしょう。

薬学部受験生にじゅけラボ予備校が選ばれる理由

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