あなた専用の総合型選抜・公募推薦対策!
目次
総合型選抜入試が選ばれる理由

2025年1月、じゅけラボ予備校が「総合型選抜入試を選んだ理由・魅力に関するアンケート」を調査しました。
「総合型選抜入試(旧AO入試)で大学受験をした」と回答した18歳〜21歳の男女203人に対してのアンケートを実施。
最も多かった理由は「一般選抜よりも自分の特技や強みをアピールできると思ったから」で、全体の44.8%を占めました。

総合型選抜入試が選ばれる理由が明らかに。 “自己アピール” × “早期合格” × “高レベル挑戦”!
ここでは、1位と2位の理由である、以下について解説していきます。
- 一般選抜よりも自分の特技や強みをアピールできる
- 年内に合格を勝ち取っておきたった
それぞれ具体的な理由を解説していきますので、参考にしてください。
一般選抜よりも自分の特技や強みをアピールできる
学力試験だけでは伝えきれない、あなたならではの魅力や熱意を、面接や提出書類を通じて大学にしっかりと伝えるチャンスがあるのが、総合型選抜の大きな特徴と言えます。
例えば、総合型選抜では以下のようなポイントが高く評価されます。

- リーダーシップを発揮した経験
- チームで目標を達成した経験
- 難しい課題に粘り強く挑戦した経験
- 特定の分野に対する深い知識や探求心 など
上記に追加して、「なぜ他の大学ではなくその大学で学びたいのか」を明確にするために、他大学と比較した上での志望理由を説明することも、説得力を増すための有効な方法です。
年内に合格を勝ち取っておきたかった
多くの大学では、秋頃に出願が始まり、年内には合否が判明するスケジュールになっています。一般入試が主に年明けの1月から3月にかけて行われるのと比べると、かなり早いタイミングです。
この「早期合格」は、受験生にとって大きな安心材料になります。合格が決まれば、精神的なプレッシャーから解放され、残りの高校生活を落ち着いて過ごせるでしょう。
また、大学入学までの期間を有効活用できるのも大きなメリットです。
例えば、下記のように余裕を持って大学での学びに向けた準備を進められます。

- 入学前に大学から出される課題に取り組む
- 専門分野の入門書を読む
- 語学の勉強を始める など
保護者の方にとっても、早い段階で進路とそれに伴う費用(入学金や授業料など)の見通しが立つため、経済的な計画が立てやすくなります。
大学によっては、総合型選抜合格者向けの独自の奨学金制度や学費免除制度を用意している場合もありますので、そういった情報を事前に調べておくことも大切です。
早期合格は、精神的、時間的、経済的な余裕を生み出し、スムーズな大学生活のスタートにつながるのです。
総合型選抜対策を1人で進めていくのに不安がある方はじゅけラボ予備校にご相談ください。自分専用のオーダーメイド戦略で総合型選抜対策を低価格で提供します。
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オーダーメイドの総合型選抜入試対策講座総合型選抜(旧AO入試)では「選んだ理由」が聞かれる

総合型選抜の面接や志望理由書では、「なぜ一般入試ではなく総合型選抜を選んだのですか?」という質問をされることがよくあります。
この問いに対して、あなた自身の言葉で、明確な理由や動機を説明できることが、合格への重要な第一歩となります。
大学側は学力だけでなく、大学の教育方針やアドミッション・ポリシーに合致するかどうか、そして入学後に意欲を持って学んでくれるかどうかを重視しているからです。
あなたが総合型選抜を選んだ理由を具体的に伝えることで、大学で学びたいという熱意や、あなた自身がその大学に合っているという適性を効果的にアピールできます。
例えば、以下のように、選ぶ理由は人によって様々です。

- 「学力試験だけでは測れない部活動での実績やリーダー経験を評価してほしい」
- 「特定の分野への関心が強く、早くから専門的な学びを始めたい」
- 「一般入試に少し不安があるけれど、課外活動や資格取得で培った力を活かしたい」
- 「面接や書類作成を通じて自分を表現する方が得意だ」
大切なのは、これらの動機があなた自身の経験や価値観に基づいていることです。
まずは自己分析を通じて、これまでの高校生活を振り返り、どんな経験をして、何に興味を持ち、どんな強みを持っているのかを深く掘り下げてみましょう。
【例文付き】エントリーシートに記入する総合型選抜(旧AO入試)を選んだ理由
エントリーシートで「総合型選抜を選んだ理由」を効果的に伝えるための書き方のポイントを、具体的な例文を交えながら紹介します。
主に、以下の3つのアピール方法があります。

- 学力に不安がある場合の強みアピール
- 大学の特色や将来の目標を活かすアピール
- 課外活動や部活動での経験を強調するアピール
それぞれの書き方について解説していきます。
学力に不安がある場合の強みアピール
学力に不安がある場合、大学が示している「アドミッションポリシー(求める学生像)」をよく読み、学力面での不安を正直に伝えつつも、それをカバーできるだけの熱意や行動力、特定の分野への適性を持っていることを具体的に示せれば、十分に評価してもらえます。
具体例は、以下のとおりです。

「高校での評定平均は〇.〇と、貴学が示す基準には僅かに届きませんが、〇〇分野への関心は誰にも負けません。高校2年生の時には独学で〇〇の資格を取得し、△△コンテストでは〇〇賞をいただくことができました。この経験を通じて培った探求心と粘り強さを、貴学の〇〇プログラムでさらに深めたいと考え、学力以外の多様な側面を評価してくださる総合型選抜での受験を決意しました」 |
具体的な実績や経験、そこから得た学びを伝えることが大切です。
ただ「やる気はあります」と伝えるだけではなく、あなたの持つ他の素晴らしい点を、自信を持ってアピールしましょう。
まずは、これまでの学校生活を振り返り、勉強以外で頑張ってきたこと、得意なこと、熱中したことなどをリストアップすることから始めてみてください。
大学の特色や将来の目標を活かすアピール
なぜ、他の大学ではなく、この大学で学びたいのかを明確に示すことは、総合型選抜において非常に重要です。
大学独自の魅力的な特色や、あなた自身が描く将来の目標と、その大学での学びをしっかりと結びつけて説明することで、入学への強い熱意と「この大学にふさわしい学生だ」という適性をアピールできます。
具体的には、以下のように伝えましょう。

「将来、〇〇の分野で社会に貢献したいという夢があり、貴学の△△学部で開講されている□□という授業や、〇〇先生の研究室に大変魅力を感じています。特に、△△の実習では、地域と連携した実践的な学びが得られると伺い、これは他の大学にはない貴重な機会だと考えます。この環境で専門知識と実践力を身につけることが、私の目標達成への最短ルートだと確信し、貴学を強く志望しています。この熱意を直接伝えられる総合型選抜を選びました」 |
場合によっては、入学後の「学修計画書」を作成し、どのようなステップで学びを深めていきたいかを視覚的に示すことも、熱意と計画性を伝える有効な手段となるでしょう。
まずは、大学研究を深め、あなたの夢と大学の特色が重なる点を見つけることから始めてみましょう。
課外活動や部活動での経験を強調するアピール
高校時代の勉強以外の活動は、総合型選抜においてあなたの個性や能力を示すための強力な武器になります。
活動を通して得られた学びや成長を具体的に伝えることで、学業成績だけでは見えないあなたの魅力をアピールしましょう。
具体例は以下のとおりです。

「高校3年間、〇〇部に所属し、キャプテンとして〇〇名の部員をまとめ、△△大会で創部以来初のベスト4進出を果たしました。目標達成のために、部員一人ひとりと対話し、それぞれの強みを活かせる練習メニューを考え実践した経験から、傾聴力と目標達成に向けた計画実行力を学びました。この経験で培った力を、貴学の〇〇(学部でのグループワークやサークル活動など)で活かしたいと考え、活動実績を重視してくださる総合型選抜を選びました」 |
具体的な役割、実績(可能なら数字を入れて)、そしてそこから得た学びと大学での展望を繋げることが重要です。
まずは、これまでの活動をリストアップし、その中で特に印象に残っているエピソードや、自分の成長を感じられた経験を掘り下げてみましょう。
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オーダーメイドの総合型選抜入試対策講座大学の面接で聞かれる「総合型選抜(旧AO入試)を選んだ理由」への対策

大学の面接でよく聞かれる「総合型選抜(旧AO入試)を選んだ理由」について、どのように準備し、効果的に答えるかを紹介します。
具体的には、以下について知っておきましょう。

- 面接官による質問の意図と評価ポイントを知っておく
- 熱意や将来像を効果的に伝える
- 自己分析と具体的なエピソードを深掘りしておく
しっかり対策して、自信を持って面接に臨みましょう。
面接官による質問の意図と評価ポイントを知っておく
面接官による質問の意図と評価ポイントを知っておく必要があります。
総合型選抜は、テストの点数だけでは見えない、あなたの個性やこれまでの活動、将来への可能性などを多角的に評価する入試方法です。
そのため、「なぜ一般入試ではなく総合型選抜なのか」を自分の言葉で説明できることが、大学との相性の良さを示す上でとても大切になります。
面接官は、あなたの答えから、大学が定めている「アドミッション・ポリシー」に合っているか、入学後に主体的に学ぶ意欲があるか、将来どれだけ成長してくれそうか、といった点を見ています。
単に「一般入試が苦手だから」という理由だけでなく、総合型選抜の仕組みを理解した上で、なぜこの方法が自分に合っていると考えたのか、その根拠を明確に伝える準備が必要です。
評価される主なポイントは以下の通りです。

評価ポイント | 見られる内容 |
---|---|
大学・学部への理解度 | アドミッション・ポリシーや学びの内容を理解しているか |
学習意欲・目的意識 | 入学後に何を学び、どう成長したいか明確な目標があるか |
総合型選抜の特性理解 | 自分のどんな強みや経験を評価してほしいと考えているか |
自己分析の深さ | 自分自身を客観的に理解し、選抜方法と結びつけて考えられているか |
面接に臨む前には、必ず大学のホームページや募集要項でアドミッション・ポリシーを確認し、自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。
熱意や将来像を効果的に伝える
面接で「総合型選抜を選んだ理由」を話すときは、ただ制度について説明するだけでなく、あなたが「この大学で学びたい」という強い気持ちや、将来どんなことをしたいかを具体的に伝えることが大切です。
大学は、入学後に意欲を持って学び、将来活躍してくれる学生に入学してほしいと考えています。総合型選抜は、そうした学生のやる気や可能性を見つけるための方法です。
あなたがどれだけ本気でその大学で学びたいか、そして将来どんな夢を持っているかを、自分の言葉で熱く語ることが、面接官の心に響き、良い評価につながります。
例えば、以下のように、具体的な目標と大学での学びを結びつけて話すと良いでしょう。

「〇〇先生の研究に興味があり、先生のもとで〇〇について深く学びたいです。その学びを通して、将来は〇〇の分野で社会に貢献できる人材になりたいと考えています。専門分野を深く掘り下げるためには、学力だけでなく多角的な視点が重要であり、それを評価していただける総合型選抜が自分に最も合っていると考えました」 |
もし可能であれば、「入学後はこのような計画で学習を進めたい」という具体的な「学修計画書」のような資料を見せながら説明するのも、あなたの熱意と計画性を伝える上で非常に効果的です。
他の大学と比較して、なぜこの大学が良いのかを明確に説明することも、志望度の高さをアピールする方法の一つです。
自己分析と具体的なエピソードを深掘りしておく
総合型選抜を選んだ理由を、説得力を持って面接官に伝えるためには、自分自身について深く理解する「自己分析」と、その分析結果を裏付ける「具体的なエピソード」の準備が欠かせません。
なぜなら、総合型選抜では、あなたの個性やこれまでの経験、考え方などが評価の対象になるからです。
以下をしっかり理解し、それを具体的な体験談で説明することで、あなたの話に説得力が増し、面接官も納得しやすくなります。

- なぜ自分はこの選抜方法が合っているのか
- 自分のどんなところが評価されるべきなのか
まずは、高校時代に自分が力を入れてきた活動を思い出せるだけ書き出してみましょう。
次に、それぞれの活動でどんなことを考え、どんな行動をし、何を学び、どんな力が身についたのかを言葉にしていきます。
「自分史」を作成したり、マインドマップを使ったりするのも良い方法です。
見つけ出した自分の強みや経験が、なぜ総合型選抜という評価方法に適しているのかを考え、結びつけて伝えましょう。
以下の記事では、面接対策について具体的に解説していますので、ぜひ参考にしてください。
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興味ある方は、ぜひ内容を確認してみてください。
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オーダーメイドの総合型選抜入試対策講座総合型選抜(旧AO入試)を選んだ理由を明確にする準備のポイント

総合型選抜は、学力だけでは測れないあなたの個性や熱意を大学に伝える絶好のチャンスです。
しっかり準備を進めて、合格を掴み取りましょう。
準備のポイントは主に以下の6つです。

- 志望大学のアドミッションポリシーを深く理解する
- 一般選抜や学校推薦型選抜との違いを正確に知っておく
- これまでの活動実績を具体的な数字で示し、説得力を高める
- 大学で学びたいという熱意と積極性を効果的に伝えられるようにする
- 将来の目標と大学での学びたい分野との結びつきを明確にする
- 自分の強みや経験を伝えるためのエピソードやストーリーを用意しておく
それぞれ解説していきますので、参考にしてください。
志望大学のアドミッションポリシーを理解する
総合型選抜の準備を始めるにあたって、まず最も大切なのは、あなたが志望する大学の「アドミッションポリシー」をしっかりと理解することです。
大学がどんな学生を求めているかを知らずに自己アピールをしても、評価には繋がりにくいです。
大学の公式ウェブサイトや募集要項には、必ずアドミッションポリシーが記載されています。
「建学の精神」や「教育目標」、「求める学生像」といった項目を隅々まで読み込みましょう。
そして、そこに書かれているキーワードを見つけ出し、それが自分のどのような経験や考え方と結びつくのかを具体的に考えてみてください。
例えば、「高校時代の部活動で、チームをまとめるために主体的に働きかけた経験」などが、大学の求める「主体性」とどのように関連しているかを説明できるように準備することが、説得力のある志望理由を語るための第一歩となります。
一般選抜・推薦型選抜との違いを知っておく
総合型選抜の準備を進める上で、他の入試方式である「一般選抜」や「学校推薦型選抜」との違いを正しく理解しておくことは非常に重要です。
それぞれの入試方式で評価されるポイントや選考スケジュール、出願の条件などが大きく異なるため、自分にとってどの方式が最も有利なのか、自分の強みを最大限に活かせるのはどれかを見極める必要があるからです。
自分にとって一般選抜や推薦型選抜の方が有利に受験を進められる可能性がある場合は、そちらの受験方式も検討する必要があります。
具体的な違いは、以下の表のとおりです。

特徴 | 総合型選抜 | 一般選抜 | 学校推薦型選抜 |
---|---|---|---|
主な評価基準 | 意欲適性個性活動実績書類面接小論文 など | 主に学力試験の点数 | 学業成績(評定平均)高校長の推薦小論文面接 など |
学校長の推薦 | 原則不要 | 不要 | 必要(公募制・指定校制あり) |
主な選考時期 | 9月~11月頃 | 1月~3月頃 | 10月~12月頃 |
専願/併願 | 専願が多い | 併願可能 | 専願が多い |
それぞれの入試方式にはメリットとデメリットがあります。
自分の得意なこと、アピールしたいこと、そして高校生活の状況などを踏まえて、最適な入試方式を選ぶことが合格への近道です。
一般選抜と学校推薦型選抜との違いをもっと知りたい場合は以下を参考にしてください。
>一般選抜との違い >学校推薦型選抜との違い
活動実績を数値化して説得力を高める
総合型選抜で提出するエントリーシートや、面接での自己アピールの際に意識してほしいのが「活動実績を具体的な数字で示す」ということです。
客観的なデータである数字を用いることで、あなたの話の説得力が格段に上がり、聞いている面接官にもあなたの努力や成果が具体的に伝わりやすくなるからです。
「頑張りました」「多くの経験をしました」といった曖昧な表現だけでは、あなたの本当のすごさは伝わりきりません。
ボランティア活動について話すなら、下記のように、参加回数や関わった人数を具体的に述べます。

「〇〇のボランティア活動に、高校1年生から3年生までの3年間で合計50回以上参加し、活動を通じて延べ100人以上の地域の方々と交流しました」
部活動であれば、以下のように順位だけでなく、具体的な貢献内容や成果を数値で示すことが効果的です。

「〇〇大会で準優勝しました。チーム内では副部長として、練習メニューの改善提案を3回行い、その結果、チーム全体のシュート成功率が前年比で15%向上しました」
具体的な数字を交えて話すことで、あなたの行動力や成果が明確になり、評価者はあなたの能力をより高く評価しやすくなります。
ぜひ、これまでの活動を振り返り、数値化できる点がないか探してみてください。
もし、総合型選抜でアピールできる実績がないという方は、以下の記事を参考にしてください。
総合型選抜への熱意・積極性を伝えられるようにする

「この大学で学びたい」という強い熱意と、自ら進んで学ぼうとする積極的な姿勢を伝えることが大切です。
大学側は、ただ偏差値が高い学生を集めたいわけではありません。その大学の教育方針や理念に心から共感し、入学後に明確な目的を持って意欲的に学び、将来活躍してくれる可能性を秘めた学生を求めているのです。
あなたの熱意や積極性は、学力だけでは見えない「伸びしろ」や「将来性」を大学に伝えるための大切な要素となります。
まず、志望理由書や面接で、「なぜ他の大学ではなく、この大学、この学部でなければならないのか」という点を具体的に説明しましょう。
そのためには、他大学の同じような学部と比較検討し、その大学ならではの以下のような魅力に具体的に言及すると良いでしょう。

- 特定の教授の研究内容
- 独自のカリキュラム
- 充実した設備
- 魅力的な留学制度 など
オープンキャンパスや説明会に参加して、実際に教員や先輩の話を聞き、感じたことや共感した点を自分の言葉で語るのも効果的です。
将来の目標・学びたい分野との結びつきを明確にする
「将来、自分は何を目指していて、そのためにこの大学で何を学びたいのか」という点を明確に結びつけて説明することです。
大学は、あなたが将来の夢や目標を持ち、その実現に向けて大学での学びをどのように活かそうと考えているのかを知りたいと思っています。
明確な目的意識を持っている学生ほど、入学後に意欲的に学業に取り組み、成長してくれる可能性が高いと期待するからです。
また、大学での学びと将来の目標が具体的に繋がっていることを示すことで、あなたが真剣に自分の将来と向き合い、大学選びを行っていることをアピールできます。
例えば、以下のように、将来像と大学での学びを具体的にリンクさせましょう。

「将来は、〇〇の分野で活躍できる人材になりたいです。そのために、貴学の△△学部で提供されている□□(特定の科目やプログラム名)を履修し、専門知識と実践的なスキルを身につけたいと考えています」
さらに一歩進んで、「学修計画書」を作成してみるのもおすすめです。
入学後の1年次から卒業までの学習スケジュールや、履修したい科目、参加したいゼミや研究室、挑戦したい課外活動などを具体的に書き出すことで、あなたの学習意欲と計画性を視覚的に示せます。
漠然とした憧れではなく、具体的な学びの設計図を描くことが、あなたの本気度を伝える鍵となります。
エピソードやストーリーの用意しておく
総合型選抜の書類や面接で、あなたの強みや学習意欲を効果的に伝えるためには、具体的なエピソードやストーリーを準備しておくことが非常に大切です。
「私はリーダーシップがあります」「学ぶ意欲が高いです」と主張するだけでは、なかなか相手には響きません。
しかし、その主張を裏付ける具体的な体験談を交えて話すことで、あなたの言葉にぐっと説得力が増し、人となりが伝わりやすくなります。
例えば、リーダーシップをアピールしたいなら、部活動やクラス活動で困難な状況に直面した際に、どのように考えて行動し、周りを巻き込んで問題を解決したのか、その具体的なプロセスをストーリーとして語れるように準備しましょう。
その際、「STARメソッド」というフレームワークが役立ちます。これは、以下の4つの要素でエピソードを整理する方法で、話を分かりやすく構成するのに有効です。

- 状況(Situation)
- 課題(Task)
- 自分の行動(Action)
- 結果(Result)
過去の成功体験だけでなく、失敗から学んだ経験なども、あなたの成長を示す貴重なストーリーとなり得ます。
ぜひ、これまでの経験を棚卸しして、あなただけの魅力的なエピソードを用意しておきましょう。
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オーダーメイドの総合型選抜入試対策講座まとめ|総合型選抜(旧AO入試)を選んだ理由を深掘りしよう

総合型選抜では「なぜこの入試を選んだのか」という理由が問われます。
この問いにしっかり答えることが、合格への重要な一歩です。
エントリーシートや面接で、あなたの考えを効果的に伝えましょう。
そのためには、まず自分自身を深く知ることが大切です。あなたの強み、経験、そして将来の目標は何でしょうか。
次に、志望大学の特色やアドミッションポリシーを理解しましょう。学力面で不安があっても、他の要素で十分にアピールできます。
具体的なエピソードを交え、あなた自身の言葉で伝えることが重要です。
例文を参考にしながら、あなただけの説得力ある理由を準備してください。
しっかり準備することで、自信を持って選考に臨めます。あなたの熱意を伝え、早期合格を目指しましょう。
じゅけラボ予備校では、総合型選抜対策講座をおこなっております。
一般入試の対策講座と並行して総合型選抜対策講座を受講する場合は月額11,000円、単体で受講する場合は18,480円で総合型選抜対策の指導を受けられます。
メールまたはLINEにて問い合わせを受けつけていますので、対策内容や料金が気になる場合は、ぜひお気軽にご連絡ください。
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