看護学部受験の勉強時間はどのくらい？高１・高２・高３・浪人別に解説

看護学部受験における平均勉強時間の目安

看護学部合格を目指す受験生にとって、一定の勉強時間の確保と効率的な勉強時間の配分は成功の鍵です。日常の勉強時間、科目別の時間配分の失敗例、および勉強開始のタイミングによる勉強時間の変動について詳しく説明します。

看護学部に合格するための勉強時間

看護学部の合格には、計画的な勉強が不可欠です。いつから受験勉強を始めるかにもよりますが、一般的に、看護学部の受験生は平日には高校3年生になると毎日最低4〜5時間、週末にはそれを7〜8時間に増やすことが推奨されます。

看護学部・看護学科に合格する為に必要な勉強時間は国公立大学は2000〜3000時間、私立大学は３科目受験で1500〜2000時間、２科目受験で1000〜1500時間が目安になります。千葉大学看護学部や慶應義塾大学看護医療学部など国公立・私立の難関大学看護学部に合格する学力を身につけるのに必要な勉強時間は3000時間以上が目安になります。

失敗例から学ぶ、勉強時間の科目別時間配分

科目別の勉強時間配分を誤ると、合格への道は遠のきます。例えば、英語と数学に偏った勉強をしてしまい、生物や化学がおろそかになるケースがあります。あと志望大学看護学部・看護学科の入試傾向を踏まえず勉強して失敗するケースです。

例えば、筑波大学医学群看護学類を受験する場合の入試配点は以下の通りです。入試配点に基づいた勉強時間の配分例を見てみましょう。

受験科目

＜共通テスト＞

• 英語
• 国語
• 数学1A2BC
• 化学
• 地理総合・地理探求
• 公共・政治経済
• 情報1

＜個別試験＞

• 英語
• 国語

想定生徒

• 得意科目：英語、地歴公民
• 苦手科目：理科科目

		英語	国語	数学	化学	地総地探	公共政経	情報1	合計
共通テスト	配点	200	200	200	100	100	100	50	950
	目標得点	160	150	135	50	70	70	45	680(72％)
個別試験	配点	300	200						500(面接除)
	目標得点	190	110						300

上記の状況を想定した場合、3年次には、1日の勉強時間を以下のように設定するとすると良いでしょう。

　平日4時間半：英語1時間、国語1時間、数学45分、化学45分、地総地探0.5時間、公共政経0.5時間

　土日祝7時間：英語1.5時間、国語1.5時間、数学1時間、化学45分、地総地探45分、公共政経45分、情報45分

共通テストと二次試験の受験科目である英語、国語に多めに時間を割り振ると良いでしょう。また、共通テストのみですが数学は200点の配点があるため、理科、地歴公民より多めに時間を配分します。一方、情報1については、筑波大学医学群看護学類では、共通テストの100点満点中75点が与えられ、素点を25点に圧縮して75点にプラスした点数を、50点換算するため、最低でも37.5点は確保できており、学習時間は土日の最低限に設定しています。

なお、10月頃からは個別（二次）試験の対策に重点を置くため、さらに英語、国語の対策時間の割合を増やすと良いでしょう。

よくある失敗例として、苦手科目の化学（理科科目）や逆に得意科目の地歴公民科目に時間をかけすぎて、配点が大きい英語や国語の学習時間が十分に取れないというケースは避けなければいけません。もちろん、序盤は共通テスト対策として、英語と国語以外もバランスよく取り組む必要がありますが、終盤には英語と国語にしっかりと時間を配分して取り組むのが得策です。

※獣医学部のインフォグラフを参考に作成お願いします。

志望大学と自分自身の状況に合わせて、バランス良く勉強時間を配分することで、全科目を均等にカバーし、総合的な知識の構築が可能です。各科目を週に何時間勉強するかを明確にプランニングし、定期的に進捗をチェックすることが重要です。

いつから勉強開始するかで変わる日々の勉強時間

看護学部受験の勉強をいつから始めるかは、日々の勉強時間に大きく影響します。高校1年生から始める場合、初めのうちは基礎科目の理解に重点を置き、徐々に勉強時間を増やしていくことが可能です。一方、高校3年生から始める場合は、初めから高い集中力と多くの時間を確保する必要があります。早期に勉強を開始するほど、焦ることなく、計画的に学習を進めることができるため、合格に向けて有利に働きます。

以下で、高１、高２、高３の各学年から看護学部合格に向けて受験勉強を始めた時の勉強時間について解説します。

高校１年生から看護学部の受験勉強を開始する場合

高校1年生から看護学部の受験勉強を始めることは、理想的なスタートと言えます。早期から始めることで、基礎知識の構築と、長期的な学習計画の実行が可能となります。ここでは、高校1年生でフォーカスすべき基本科目、長期的な勉強計画、および一日の勉強時間割について詳述します。

高校１年生で始めるべき基本科目の勉強

看護学部受験対策として、高校1年生では教科書の内容を理解し、高校の授業についていくことを優先しましょう。特に力を入れたい科目は数学と英語です。共通テストで国語の受験が必須の場合は、国語とくに現代文の対策も進めておくべきです。

看護学部・看護学科の入試問題難易度は大学によってさまざまですが、基礎〜標準レベルの問題を出題する大学が多いので、高１では基礎学力を徹底して身につけることに集中することが重要です。

基礎をしっかり身につけることで、標準レベルの問題をミスなく確実に解く力の養成がスムーズになります。

高1の1日の勉強時間の例（高1で受験勉強を開始した場合）

高校1年生からの勉強開始は、看護学部受験の長期戦略において大きな利点をもたらします。1年目から平日2時間、休日3時間の勉強を設定することで、年間約830時間の学習時間が確保できます。

難関大学を目指さない場合はそのまま高校２年間も同じペースで勉強を進めて大丈夫です。その場合２年間で合計約1660時間の勉強時間を確保する事ができます。

難関大学看護学部・看護学科を目指す場合は、高校2年生で勉強時間を増やして、平日3時間、休日4時間勉強する方が良いでしょう。その場合は高2の１年間で約1200時間の勉強時間になるので、2年間で合計約2030時間の学習を完成させることが可能となり、高校3年生の時にはより詳細な復習と弱点克服に集中できる時間的余裕が生まれます。

このペースで高校3年生でも同様に平日3時間、休日4時間勉強すると高校3年間で約3230時間になり千葉大学や慶應義塾大学の看護学部を目指せる基準の勉強時間を確保できます。

このように高１から長期で計画的に看護学部・看護学科に向けて受験勉強を開始する事で、難関大学にも合格できる事がわかります。

>高１から始める看護学部受験対策のポイント

高校２年生から看護学部の受験勉強を開始する場合

高校2年生から看護学部受験勉強を始める場合、基礎学力の確立と詳細な学習計画の策定が求められます。この時点でのスタートは、基礎学力が不足している場合は、高校1年生の時よりも学習負荷が高まりますが、効率的な勉強方法と計画によって、時間を有効に活用することが可能です。ここでは、高校2年生で取り組むべき勉強内容と時間配分、および一日の勉強時間割について詳述します。

高2の1日の勉強時間。志望する大学難易度、国公立・私大を目指すかで大きく変わる

高校2年生から受験勉強を開始する場合、目指す志望大学、国公立大学を目指すのか、私立大学を目指すのかを決めておいた方が良いでしょう。国公立大学を目指す場合は共通テストに加えて英語・数学・理科2科目の中から3〜4科目受験が主流で、私立大学の場合は英語・数学・理科1科目の中から2〜3科目受験が主流なので、目指す大学によって勉強時間が大きく変わってきます。

国公立大学看護学部を目指す場合は、高1の時の基礎学力に大きな不安がない場合は平日2時間、休日は3時間の勉強時間を目安にするとよいですが、基礎学力から克服する必要がある場合、または難関大学の看護学部・看護学科を目指す場合は、学校外の時間で平日4時間、週末は5時間以上を目標としましょう。

このペースで勉強すれば、1年間で約1560時間以上の勉強時間を確保する事ができるので、高校3年生で引き続き同じペース以上で勉強を進めれば3100時間以上の勉強時間を確実に確保できる状況ができ、難関大学看護学部合格も視野に入れる事ができます。

私立大学看護学部を目指す場合は平日2時間、休日3時間の勉強時間を目安にすると良いでしょう。そうすると１年間で約830時間の勉強時間を確保できます。高3時に平日3時間、休日4時間勉強する事で1年間で約1200時間勉強する事ができ、合計約2030時間の勉強時間になるので私立大学看護学部を目指す勉強時間の基準を十分に満たす事ができます。

基礎学力の状況で変わる勉強時間。科目別の最適な時間配分が重要

高校2年生での勉強計画は、自分自身の基礎学力と志望大学に基づいて設計することが重要です。例えば、入試科目が英語と数学と生物の３科目の私立大学看護学部を受験する場合はこの3科目に特化して取り組んだ方がよく、その中でも英語が苦手な場合は数学や生物よりも多くの時間を割く事が必要になります。反対に、数学の基礎学力に不安がある場合は、英語と生物よりも数学の強化に時間をさらに割く必要があります。中期的な視点で学習計画を立て、自身の弱点を早期に克服し、強みをさらに伸ばすことが受験成功に繋がります。

>高２から始める看護学部受験対策のポイント

高校３年生から看護学部の受験勉強を開始する場合

高校3年生から看護学部の受験勉強を始める場合、時間は非常に限られています。この段階では、効率的な学習戦略と科目別の集中的な対策が必須となります。ここでは高校3年生での勉強時間配分、学力ギャップに応じた対策、および一日の具体的な勉強スケジュールについて解説します。

自己学力と志望看護大学合格に必要な学力のギャップを正確に知る

高校3年生から受験勉強を始める際は、まず自身の学力と志望校の要求する学力水準との間にあるギャップを正確に把握することが重要です。このギャップを理解することで、どの科目にどれだけの時間を割り当てるべきか、どのような学習内容が必要かを明確に計画できます。看護学部・看護学科は大学によって入試科目が様々なので、志望大学の入試科目に重点を置いた勉強が求められます。より志望大学の看護学部に近づける選択科目選びも、最小限の学力ギャップで合格を目指す効果的な戦略です。

共通テスト対策が必要かどうかで勉強時間は変わる

国公立大学看護学部・看護学科を受験する場合、共通テストが必須になります。私立でも共通テスト利用の看護学部を受験するかどうかで勉強する科目数が大きく変わります。共通テストの科目に応じて、勉強時間の配分を見直す必要があるので、まず共通テスト対策が必要かどうかを明確にしましょう。共通テストでの成功を目指す場合は、2次試験の主流である英語と数学と理科科目に加えて、国語、社会の科目も勉強する必要があるので、日々の学習計画にこれらの科目学習を含める必要があります。

高校3年生の勉強時間（高3から受験勉強を始めた場合）。志望大学看護学部に合わせた科目別時間配分が重要

志望する看護学部の入試傾向を踏まえた科目別の時間配分は、１年間と限られた時間しかない高校3年生の勉強計画では特に重要です。例えば、2次の個別試験で理科２科目受験が必須の大学なのか、理科１科目受験の大学なのか、それとも理科なしで受験できる大学なのかで理科に配分する勉強時間が変わりますし、数学なしで受験できる看護学部もあるので、志望大学に合わせた学習計画のもとに勉強時間を科目別に最適化する必要があります。

加えて、高校３年生から受験勉強を開始する場合は特に正確な自己分析が重要です。

志望大学で英語の重要度が高い場合でも、英語が得意な場合は英語の勉強時間の重要度を下げて、数学や理科科目の勉強時間の配分を多くすることができます。

このように高校３年生から勉強を始める場合は、自己分析と志望校分析に基づく綿密な受験戦略が合格の大きな鍵になります。

勉強時間に関しては、高校3年生から受験勉強を始める場合で、もし基礎学力が不足している場合は、平日は学校外で最低5時間以上、週末は7時間以上勉強する事をおすすめします。このペースで学習すれば１年間で約2030時間以上となり、私立大学だけでなく国公立大学の看護学部合格を目指す事もできます。もちろん勉強時間だけが重要ではなく、その時点での学力や勉強の質も影響してくる事に留意してください。

>高３から始める看護学部受験対策のポイント

看護学部を目指す浪人生・社会人の勉強時間の目安について

浪人生や社会人が看護学部・看護学科の受験勉強に取り組む場合、1年間の時間を最大限に活用する必要があります。浪人生の場合は前年の受験での経験を生かし、効率的かつ戦略的な勉強計画を立てることがとても重要です。社会人の場合はまず自分にどのぐらい基礎学力があるのかを把握する事が重要です。ここでは、浪人生や社会人の勉強時間の目安についてお伝えします。

現在の学力の状況によって必要な勉強時間は変わる

浪人生はまず現役時代の学力と志望大学合格に必要な学力とのギャップ分析から始めるべきです。社会人は自分の学力を知るところから始めましょう。自分の学力がわからない場合は模擬試験や過去問の結果から学力を分析したり、塾や予備校の提供してくれる試験で学力を分析しましょう。学力が不足している科目や分野については、特に集中して勉強時間を割り当てる必要があります。

志望大学と自分の学力に合わせて勉強時間を科目別に最適に配分

現時点での学力次第なので、勉強時間に関して一概には言えませんが、浪人生・社会人の1日の勉強時間は、最低でも4時間から6時間を目安にすべきです。この時間を効率良く科目別に配分し、各科目の理解を深め、不足している部分を補強することが必要です。

そして、志望大学の看護学部がどの科目をどれだけ重視しているかを把握し、それに応じた勉強時間の配分を行うことが重要です。

看護学部を目指す浪人生・社会人の1日の勉強時間割の例

浪人生と社会人の一日の勉強時間割を例示します。英語、数学、生物の３科目受験でどの科目も全般的に苦手な場合で1日5時間勉強する場合の例として以下のような勉強時間配分が考えられます。

【浪人生】科目別勉強時間配分の例（1日5時間勉強）

科目	勉強時間配分例
生物	1時間
数学	2時間
英語	2時間

1日の勉強時間割・スケジュール例（宅浪の場合）

• 6:00 – 6:30：起床・朝の準備
• 6:30 – 7:00：朝食
• 7:00 – 8:00：英語（1時間）
• 8:00 – 8:15：短休憩（15分）
• 8:15 – 9:15：数学（1時間）
• 9:15 – 9:30：短休憩（15分）
• 9:30 – 10:30：数学（1時間）
• 10:30 – 10:45：短休憩（15分）
• 10:45 – 11:45：生物（1時間）
• 11:45 – 14:00：昼食・自由時間（2時間15分）
• 14:00 – 15:00：英語（1時間）
• 15:00 – 15:15：短休憩（15分）
• 15:15 – 18:00：予備の勉強時間 / 趣味や運動などのリフレッシュ（2時間45分）
• 18:00 – 19:00：夕食
• 19:00 – 23:00：自由時間 / 予備の勉強時間（4時間）
• 23:00：就寝

この1日5時間の学習スケジュールでは午前中にほとんどの学習予定を終わらせて、午後から余裕を持てるスケジュールにしています。

国公立大学や難関大学の看護学部を目指す浪人生は、予備の勉強時間を活用して自分に必要な勉強時間を追加してください。

各科目で長時間勉強を避けて、できるだけ短時間にして集中力の低下を防ぎ、勉強時間の間には15分の短い休憩を設けており、疲労の蓄積を防ぎます。

浪人生は心身のバランスと健康管理が重要です。リフレッシュ時間を確保し、夜の自由時間を活用して、一日の緊張を解きほぐし、次の日に備える時間を作ると効果的です。

規則正しい生活リズムが重要なので、朝早く起きて夜は早めに就寝することで、健康的な生活リズムを確保します。

このスケジュールと勉強時間の時間割は、浪人生が効果的に勉強するための一例で、個人の生活習慣や具体的な学力状況に応じた調整が必要です。是非参考にしてください。

勉強時間は確保できるけど、学習計画や学習内容について1人で壁にぶつかっている浪人生の方は一度じゅけラボにご相談ください。

【社会人】科目別勉強時間配分の例（平日4時間勉強）

科目	勉強時間配分例（平日）
生物	1時間
数学	1時間
英語	2時間

1日の勉強時間割・スケジュール例（社会人の場合）

• 6:00 – 6:30：起床・朝の準備
• 6:30 – 7:30：英語（1時間）
• 7:30 – 8:00：朝食（30分）
• 8:00 – 9:00：出勤（1時間）
• 9:00 – 18:00：勤務時間（仕事8時間・お昼休憩1時間）
• 18:00 – 19:00：帰宅（1時間）
• 19:00 – 19:30：夕食・休憩（30分）
• 19:30 – 20:30：生物（1時間）
• 20:30 – 21:00：お風呂・休憩（30分）
• 21:00 – 22:00：数学（1時間）
• 22:00 – 22:15：短休憩（15分）
• 22:15 – 23:15：英語（1時間）
• 22:15 – 23:30：就寝準備（15分）
• 23:30：就寝

社会人の場合、平日仕事がある為長時間勉強は現実的に厳しくなりますので土日の週末で勉強時間を確保して勉強するようにしましょう。事例のスケジュールでは平日4時間勉強する場合の1日のスケジュール例として紹介します。

例として平日4時間、週末（土日）で8時間以上勉強すれば１年間で約1880時間以上勉強する事ができます。私立大学であれば１年目で合格が可能です。基礎学力が既にある場合であれば、国公立大学や難関大学の看護学部も目指す事が可能です。

勉強時間の確保が仕事との兼ね合いで難しい場合は、2年かけて合格を目指すなどの学習計画が必要になります。

看護学部・看護学科合格に向けた効率的な学習計画の立て方

看護学部や看護学科の合格を目指す受験生にとって、効率的な学習計画を立てることは極めて重要です。自分に合った学習計画は、受験生が時間を最適に活用し、目標達成に必要な学力を体系的に築くためのロードマップとなります。以下の記事では学習計画の基本的な構成要素、その立て方、および計画における注意点について紹介していますのでご確認ください。

看護学部・看護学科合格に向けた効果的な科目別勉強法

看護大学（看護学部・看護学科）への合格を目指すには、勉強時間が重要である事はもちろんのこと、勉強の質を上げる事が必須です。科目別の効果的な勉強法を理解し、適切に実践することが勉強時間の効果を高めるためには極めて重要です。各科目の特性を踏まえた学習戦略と勉強法は、効率を大幅に向上させることができます。以下の記事では科目別の勉強法を記載していますので、こちらも参考にしてください。

看護大学（看護学部・看護学科）に受かるには？

看護大学に合格するためには、ただ科目別に勉強するだけでは不十分です。受験戦略全体を総合的に理解し、準備する必要があります。以下の記事では、看護大学受験に必要な全体的な勉強の進め方、大学別の入試科目の特徴、および受験勉強の開始時期について説明しています。