中3で基礎ができていなくても、高校受験の対策は今から立て直せる

中3で基礎ができていなくても、抜けている単元に絞って見直せば、高校受験の対策は今から立て直せます。
大切なのは、焦って全範囲をやり直すのではなく、何ができていないかを先に確かめることです。
ここでは、まず知っておいてほしいことを、以下の順に解説していきます。
- 基礎ができていないと気づく中3は少なくない
- 高校入試は、中学3年間の内容から出題される
- 全部をやり直さず、抜けている単元に絞れば短期間で見直せる
基礎ができていないと気づく中3は少なくない

中3の秋に、実力テストや模試で初めて基礎の抜けに気づく人は少なくありません。
定期テストは範囲が決まっているため、直前に覚えた知識で点数を取れても、範囲のない実力テストでは中1・中2の内容まで問われるからです。
部活を引退して受験勉強を本格的に始めたときに、思ったより解けないと感じるのも自然なことです。
気づいた時点で対策を始めれば、入試までの数か月を基礎の見直しに使えます。
まずは自分だけが遅れていると思い込まず、今の状態を確かめることから始めましょう。
高校入試は、中学3年間の内容から出題される

高校入試の学力検査は、中学3年間で学ぶ内容から出題されます。
中3の単元だけでなく、中1・中2で学んだ計算や文法、理科・社会の知識も、そのまま入試の問題になります。
とくに数学と英語は、中1・中2の内容を土台にして中3の単元が積み上がるので、前の学年の抜けが中3の理解にも影響します。
中3の授業が分からないと感じたら、つまずきの原因が前の学年の単元にないかを確かめましょう。
基礎の見直しは、入試の得点と中3の授業の理解の両方につながる取り組みといえるでしょう。
全部をやり直さず、抜けている単元に絞れば短期間で見直せる

基礎の見直しは、中1から全部をやり直すのではなく、抜けている単元に絞ると短期間で進められます。
すでに解ける単元まで最初から復習すると時間が足りなくなり、中3の範囲や過去問に取り組む時間を削ることになりかねません。
たとえば数学で一次関数だけが分からないなら、比例・反比例と一次関数の基礎問題に戻れば十分な場合もあります。
見直す範囲を決めるときは、できない単元とできる単元を分けて書き出しましょう。
範囲が決まれば、入試までの残りの期間に何をどれだけ進めるかを計画できます。
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オーダーメイド高校受験対策カリキュラム中3で基礎ができていない時によくある不安

基礎ができていないと気づいたときの不安は、多くの受験生や保護者に共通するものです。
不安の中身を言葉にすると、次に何をすればよいかが見えやすくなります。
ここでは、よくある不安として、以下を取り上げていきます。
- 何から手をつければいいかわからない
- 中1・中2の内容に戻ると、中3の授業に置いていかれそう
- 今から塾に行っても間に合うのか不安
- 保護者は、家で何をさせればいいかわからない
何から手をつければいいかわからない

何から手をつければいいかわからないときは、まず実力テストや模試の答案を見直すことから始めましょう。
やるべきことが多すぎるように感じるのは、どの単元ができていないかがはっきりしていないためです。
答案で間違えた問題を単元ごとに分けると、見直す範囲がしぼられ、最初に取りかかる単元が決まります。
最初の1週間は、新しい問題集を何冊も買うより、できていない単元を知ることに時間を使ってください。
やることが見えると、焦りも少しずつ落ち着いていくでしょう。
中1・中2の内容に戻ると、中3の授業に置いていかれそう

中1・中2の内容に戻っても、学校の授業と並行して進めれば、中3の授業に置いていかれる心配は小さくなります。
むしろ前の学年の土台が抜けたままだと、中3の新しい単元も理解しにくくなります。
平日は学校の授業の復習と宿題を優先し、残りの時間で前の学年の単元を少しずつ見直すのが現実的です。
中3の授業で分からない単元が出たら、その単元につながる中1・中2の単元を優先して見直しましょう。
授業と見直しの内容がつながると、どちらの理解も進みやすくなります。
今から塾に行っても間に合うのか不安

中3になってから塾を始める家庭もあるので、今から塾を検討するのが遅すぎるということはありません。
じゅけラボ予備校の調査(2025年7〜9月、インターネット調査、2025年度高校入試で塾または家庭教師を利用した40〜59歳の保護者375名)によると、利用を中3から始めた家庭は27.2%で、中3の9月以降に始めた家庭も8.0%ありました。
ただし残りの期間が短いほど、自分で問題を解いて復習する時間を確保することが大切です。
塾を選ぶときは、中1・中2の内容まで戻ってくれるか、家庭学習の計画まで示してくれるかを確かめましょう。
保護者は、家で何をさせればいいかわからない

保護者は、勉強を教えることよりも、見直しの計画と進み具合を一緒に確かめる役割を意識するとよいでしょう。
中3の内容を保護者が教えるのは難しくても、どの単元から見直すか、1日に何ページ進めるかを一緒に決めることはできます。
毎日決まった時間に今日はどこまで進んだかを聞くだけでも、計画どおりに進めるきっかけになります。
点数だけを責めると勉強が嫌になりやすいので、進めた量や続けた日数を認める声かけを心がけましょう。
家庭だけで計画を立てるのが難しいときは、外部のサポートを使うことも選択肢になります。
基礎ができていない原因を分解する

基礎ができていない原因は1つではなく、いくつかが重なっていることがほとんどです。
原因が分かると、自分に合った見直しの方法を選びやすくなります。
ここでは、基礎ができていない主な原因として、以下を確認していきます。
- 中1・中2でつまずいた単元がそのまま残っている
- 解き方を覚えただけで、理解が定着していない
- 復習のタイミングがなく、忘れたままになっている
- 今の学力に合わない問題集を使っている
中1・中2でつまずいた単元がそのまま残っている

基礎ができていない原因として多いのは、中1・中2でつまずいた単元がそのまま残っていることです。
たとえば数学の正負の数や文字式、英語のbe動詞と一般動詞の区別があいまいだと、その後に学ぶ単元も理解しにくくなります。
定期テストの前に一時的に覚えて乗り切った単元は、時間がたつと解き方を忘れていることも少なくありません。
中3の問題で間違えたときは、その問題に使われている前の学年の知識まで戻って確かめましょう。
つまずいた単元が分かれば、そこから順番に見直すことができます。
解き方を覚えただけで、理解が定着していない

問題の解き方だけを覚えていて、なぜそう解くのかを理解していないと、少し形が変わった問題で解けなくなります。
学校のワークを何度も解いて答えを覚えてしまうと、解けているように見えても、実力テストの点数にはつながりにくいためです。
たとえば方程式の移項を手順だけで覚えていると、文章題で式を立てる段階でつまずきやすくなります。
解き直すときは、答えが合っているかだけでなく、途中の考え方を自分の言葉で説明できるかを確かめましょう。
説明できない部分が、見直すべき基礎の抜けといえます。
復習のタイミングがなく、忘れたままになっている

一度理解した単元でも、復習しないまま時間がたつと、入試までに忘れてしまうことがあります。
学校の授業は次の単元へ進んでいくため、自分で復習の時間を作らない限り、前の単元に戻る機会は多くありません。
英単語や理科・社会の用語のように覚える量が多い内容は、とくに忘れやすい分野です。
覚えた内容は、数日後と1週間後など、日を空けてもう一度確かめる予定を計画に入れておきましょう。
復習の予定を先に決めておくと、忘れたまま入試を迎えることを防ぎやすくなります。
今の学力に合わない問題集を使っている

今の学力より難しい問題集を使っていると、解説を読んでも理解できず、基礎の抜けが埋まりにくくなります。
入試レベルの問題集は、基礎ができていることを前提に作られているものが多いためです。
1ページに解けない問題が半分以上あるようなら、その問題集はまだ早いと考えてよいでしょう。
問題集を選ぶときは、例題と解説を読めば自力で解ける問題が多いものを選んでください。
レベルの合った問題集で正解を積み重ねるほうが、基礎は早く固まります。
原因別に基礎を見直す方法

基礎の見直しは、抜けを見つけ、つまずいた単元に戻り、繰り返し解き、日を空けて確かめる流れで進めると効率的です。
原因ごとに打ち手を選び、今日からできることに落とし込みましょう。
ここでは、基礎を見直す具体的な方法として、以下を解説していきます。
- 実力テストや模試の答案から、抜けている単元を書き出す
- 教科書と学校のワークで、つまずいた単元まで戻る
- 薄い基礎問題集を1冊に決めて、繰り返し解く
- 間違えた問題に印をつけて、日を空けて解き直す
実力テストや模試の答案から、抜けている単元を書き出す

最初にやることは、実力テストや模試の答案から、間違えた問題の単元を書き出すことです。
教科ごとに単元名と間違えた理由(知らなかった・忘れていた・計算ミス)を並べると、抜けている単元が目に見えるようになります。
模試の成績表に単元別の正答率が載っている場合は、それも参考にしましょう。
書き出した単元のうち、何度も出てくる単元や、ほかの単元の土台になる単元から優先して見直してください。
この一覧は、見直しが終わった単元を消していくと、進み具合の確認にも使えます。
教科書と学校のワークで、つまずいた単元まで戻る

つまずいた単元が分かったら、教科書と学校のワークを使ってその単元まで戻りましょう。
授業で使った教材は、どこで分からなくなったのかを思い出しやすいためです。
教科書の例題を読み直してからワークの基本問題を解き、解けなかった問題に印をつけます。
中1・中2の教科書やワークが手元にない場合は、中学3年間の内容をまとめた薄い基礎問題集を用意しましょう。
じゅけラボ予備校の調査(2025年7〜9月、インターネット調査、塾・家庭教師を利用せずに2025年度の高校入試を受けた子の保護者234名)によると、学習の中心は「学校で配布された教材や課題」が54.7%、「市販の問題集や参考書」が27.8%でした。
薄い基礎問題集を1冊に決めて、繰り返し解く

基礎の見直しには、薄い基礎問題集を1冊に決めて、繰り返し解くのがおすすめです。
何冊にも手を出すより、1冊を完全に解けるまで繰り返すほうが、知識が定着しやすいためです。
1周目はすべての問題を解いて間違えた問題に印をつけ、2周目は印のついた問題だけ、3周目はまだ間違える問題だけを解き直します。
3周目まで終えて、どの問題もすらすら解けるようになったら、次の段階の問題集に進みましょう。
問題集を1冊やり切った経験は、受験勉強を続ける自信にもつながるでしょう。
間違えた問題に印をつけて、日を空けて解き直す

間違えた問題は印をつけておき、数日後と1週間後に解き直して、本当に解けるようになったかを確かめましょう。
解説を読んだ直後に解けても、時間がたつと再び解けなくなっていることがあるためです。
間違えるたびに印を増やしていくと、何度も間違える苦手な問題がひと目で分かります。
解き直しで再び間違えた問題は、解説を読み直すだけでなく、ノートに解き方を書き出してから解き直してください。
解き直しは、新しい問題を解く日とは別に、週に1日の復習日としてまとめて確保するのも1つの方法です。
科目別の基礎の見直し方と優先順位

基礎の見直しは、科目ごとに積み上げの強さが違うため、優先順位を決めてから進めることが大切です。
数学と英語は前の学年の内容に戻る必要があり、理科と社会は単元ごとに区切って見直しやすい科目です。
ここでは、科目別の見直し方として、以下を解説していきます。
- 数学は、計算問題と小問を取りこぼさないようにする
- 英語は、中1・中2の単語と基本文法から固める
- 理科と社会は、暗記で点数につながる分野から始める
- 国語は、漢字・語句と文法を先に固める
数学は、計算問題と小問を取りこぼさないようにする

数学は、まず計算問題や基本的な小問を安定して正解できるようにしましょう。
正負の数や文字式、方程式の計算は、関数や図形など、ほかの単元の問題を解くときにも使う土台になるためです。
見直す順番は、正負の数と文字式、一次方程式、連立方程式、一次関数のように、学年をまたいでつながる単元に沿って進めます。
難しい図形の証明や応用問題は、計算と基本問題が安定してから取り組んでも遅くはありません。
志望校の過去問で、計算や基本的な小問がどのくらい出ているかも確かめておきましょう。
英語は、中1・中2の単語と基本文法から固める

英語は、中1・中2で学ぶ単語と基本文法を固めることから始めましょう。
長文は単語と文の組み立てが分かって初めて読めるようになるため、基礎が抜けたまま長文を解いても点数は伸びにくいからです。
文法は、be動詞と一般動詞、過去形、疑問文と否定文の作り方など、中1の内容から順番に確認します。
単語は1日に覚える数を決め、前の日に覚えた単語のテストから毎日の勉強を始めると定着しやすくなります。
基本文法が固まったら、教科書の本文を音読して、文の形に慣れていきましょう。
理科と社会は、暗記で点数につながる分野から始める

理科と社会は、覚えることで点数につながりやすい分野から見直すのが効果的です。
数学や英語に比べて単元ごとのまとまりがはっきりしているので、前の単元が分からなくても、その単元だけを集中して学び直せるためです。
理科なら生物や地学のように用語を覚えて答える問題が多い分野、社会なら地理や歴史の基本的な用語から取りかかりましょう。
計算が必要な理科の物理・化学の問題は、数学の計算の見直しと並行して進めると効率的です。
一問一答形式の問題集を使い、短い時間で何度も確認すると覚えやすくなります。
国語は、漢字・語句と文法を先に固める

国語は、漢字や語句、文法など、覚えれば点数になる部分を先に固めましょう。
読解の力はすぐには伸びにくい一方で、漢字や語句の知識は毎日少しずつ積み重ねることで身につくためです。
漢字は1日に練習する数を決めて続け、文法は品詞や活用など中学で学ぶ基本を問題集で確認します。
読解問題は、答えの根拠を本文の中から探して線を引く練習をすると、解き方が安定してきます。
古文は、歴史的仮名遣いの読み方など、短い時間で覚えられる知識から取りかかるとよいでしょう。
入試までの基礎の見直し計画を立てる

基礎の見直しは、入試日から逆算して、期間ごとにやることを決めると計画倒れを防げます。
公立高校の一般入試が2月〜3月に行われる地域なら、10月から入試までは4〜5か月ほどあります。
ここでは、入試までの計画の立て方として、以下を解説していきます。
- 10月〜11月、12月、1月〜入試の期間ごとにやること
- 1日の勉強量の決め方
- 1人で計画を立てるのが難しいときの相談先
【10月〜11月】中1・中2の基礎を見直す

10月〜11月は、中1・中2の基礎の見直しを中心に進める時期です。
この時期に前の学年の抜けを埋めておくと、12月以降に中3の範囲や過去問へ進んだときに、解けない問題を減らせます。
書き出した単元の一覧をもとに、数学と英語は毎日少しずつ、理科と社会は週ごとに単元を決めて進めましょう。
学校の定期テストがある週は、テスト範囲の勉強を優先し、見直しの量を減らして続けてください。
11月以降に始める場合は、優先度の高い単元にしぼって、見直しの期間を短くしましょう。
11月から見直しを始める人は、以下の記事で11月・12月から取り組む高校受験対策も解説していますので、ぜひ参考にしてください。
高校受験にもう間に合わない?11月・12月から逆転合格を目指す対策法
【12月】中3の範囲と頻出単元を固める

12月は、中3で学んだ範囲の基礎と、入試でよく出る単元を固める時期です。
中3の単元には入試の直前まで授業で学ぶものもあるため、学校で習い終えた単元から順に、基礎問題集で確認していきます。
数学の二次方程式や関数、英語の現在完了や関係代名詞など、中3で学ぶ単元も入試では問われます。
冬休みはまとまった時間を取れる貴重な期間なので、苦手な単元の見直しを集中して進めましょう。
この時期に一度、志望校の過去問を解いて今の得点を確かめておくと、1月以降の計画を立てやすくなります。
【1月〜入試】過去問で得点を確認し、弱点に戻る

1月から入試までは、過去問で得点を確認しながら、間違えた単元の基礎に戻って復習する時期です。
過去問を解いて終わりにせず、間違えた問題がどの単元のものかを確かめ、基礎問題集の該当ページで解き直しましょう。
本番と同じ時間で解き、教科ごとの時間配分や解く順番も決めておきます。
入試の直前に新しい問題集に手を出すと、復習が中途半端になりやすいので注意してください。
最後の1〜2週間は、これまで印をつけた問題の解き直しに集中するとよいでしょう。
入試直前期の過ごし方や科目ごとの仕上げ方は、以下の記事で中3の冬の受験勉強として解説していますので、ぜひ参考にしてください。
1日の勉強量は、問題集のページ数から決める

1日の勉強量は、使う問題集の総ページ数を、見直しに使える日数で割って決めましょう。
たとえば120ページの基礎問題集を30日で1周するなら、1日4ページが目安になります。
平日は学校の宿題や授業の復習もあるため、平日は少なめ、休日は多めにするなど、曜日ごとに量を変えると無理なく続けられます。
決めた量はカレンダーや手帳に日付ごとに書き込み、終わったら印をつけていきましょう。
数日分の予備日を入れておくと、予定どおりに進まなかったときにも計画を立て直しやすくなります。
1人で計画を立てるのが難しい時は、無料相談で学習計画を相談する

自分で抜けている単元を見つけたり、計画を立てたりするのが難しいときは、無料相談で学習計画を相談してみましょう。
基礎の抜けは人によって違うため、どの単元から戻ればよいかは、答案や成績を見ないと判断しにくいものです。
塾や予備校の中には、学力テストの結果をもとに、見直す単元や教材、1日の量まで決めてくれるところもあります。
相談するときは、直近の実力テストや模試の結果、志望校、使っている教材を手元に用意しておくと話がスムーズです。
相談してから通うかどうかを決めても遅くはないので、気軽に利用してみてください。
塾に通うかどうかで迷っている場合は、以下の記事で中3から通う塾の選び方も解説していますので、ぜひ参考にしてください。
中3から塾に通っても高校受験に間に合う?塾の選び方や時期別の勉強法を解説
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オーダーメイドカリキュラムの特徴中3の基礎の見直しで失敗しないための注意点

基礎の見直しは、やり方を間違えると、時間をかけたわりに点数が伸びないことがあります。
よくある失敗を先に知っておけば、限られた時間を有効に使えます。
ここでは、失敗しないための注意点として、以下を確認していきます。
- 苦手科目だけに時間を使いすぎない
- 難しい問題集やノートまとめに時間をかけない
- 学校の授業と定期テストをおろそかにしない
- 計画どおりに進まなくても、量を調整して続ける
苦手科目だけに時間を使いすぎない

苦手科目の見直しは大切ですが、苦手科目だけに時間を使いすぎないようにしましょう。
高校入試の学力検査は複数の教科の合計点で判定されるのが一般的なため、得意科目の点数が下がると、苦手科目で伸ばした分が打ち消されてしまうおそれがあります。
1日の勉強時間のうち半分ほどを苦手科目にあて、残りで得意科目の力を保つ配分にすると、全体の得点を安定させやすくなります。
得意科目も週に数回は問題を解いて、解き方を忘れないようにしておきましょう。
科目ごとの配分を決めておくと、毎日の勉強内容に迷いにくくなります。
難しい問題集やノートまとめに時間をかけない

基礎ができていない段階では、難しい問題集や、教科書をきれいに書き写すノートまとめに時間をかけないようにしましょう。
難しい問題集は解けない問題が多く、ノートまとめは作業に時間がかかるわりに、問題を解く力がつきにくいためです。
見直しの中心は、基礎問題集の問題を解いて、間違えた問題を解き直すことに置きます。
ノートは、間違えた問題の解き方や、覚えにくい用語をまとめる程度にとどめましょう。
応用問題には、基礎問題集を繰り返して解けるようになってから取り組んでください。
学校の授業と定期テストをおろそかにしない

基礎の見直しを優先するあまり、学校の授業や定期テストをおろそかにしないよう注意しましょう。
公立高校の入試では、学力検査の点数とあわせて、調査書(内申点)も合否の判断に使われるのが一般的なためです。
調査書にどの学年の成績が使われるかは都道府県によって違うので、志望校がある地域の決まりを確かめておきましょう。
定期テストの勉強は中3の基礎の見直しにもなるので、受験勉強と切り離さずに取り組んでください。
授業で分からなかったところは、その日のうちに先生に質問するなどして、抜けを増やさないようにしましょう。
計画どおりに進まなくても、量を調整して続ける

計画どおりに進まない日があっても、計画をやめずに、量を調整して続けることが大切です。
学校行事や体調不良などで予定がずれることは、受験生にはよくあることだからです。
遅れた分を1日で取り戻そうとせず、予備日に回したり、1日の量を少し増やしたりして、数日かけて調整しましょう。
1週間ごとに進み具合を振り返り、次の週の量を決め直す時間を作ってください。
続けるうちに自分のペースが分かると、無理のない計画を立てられるようになります。
中3で基礎ができていない時の高校受験対策なら「じゅけラボ予備校」がおすすめ
中3で基礎ができていない状態から、何をどれだけ見直せばよいか迷っている人には、オンライン学習管理塾「じゅけラボ予備校」もおすすめです。
具体的な特徴として、以下について解説していきますので、気になる方はぜひチェックしてください。
- 学力チェックで抜けている単元を確認できる
- 前の学年に戻って基礎を固めるカリキュラム
- 毎日の教材とページを示した学習計画表
- 定着度チェックテストで抜け漏れを復習に戻す仕組み
- 11月以降に始める人向けの特別カリキュラム
学力チェックで、抜けている単元を確認できる
じゅけラボ予備校では、最初に学力チェックテストを行い、今の学力と弱点を確認します。
模試や定期テストの結果、ヒアリングもあわせて、どの教科のどの単元でつまずいているかを確かめます。
自分では気づきにくい前の学年の抜けも、テストの結果から見つけやすくなります。
どこから見直せばよいか分からないまま勉強を始めるより、最初に抜けを確かめるほうが時間のむだを減らせます。
確認した弱点は、その後のカリキュラムと学習計画に反映されます。
中学の基礎から志望校まで逆算したカリキュラムを作成できる
じゅけラボ予備校では、中3から始める場合でも、中1・中2など前の学年に戻って基礎を固めるカリキュラムを作成します。
必要なら小学校の内容まで戻り、志望校の入試科目や出題傾向、配点から逆算して、どの参考書をどの順番で、いつまでに学ぶかを設計します。
基礎の見直しと志望校の対策を1つの計画にまとめるので、何をいつやればよいかを自分で考える時間を減らせます。
中3の10月中に始めれば、通常のオーダーメイドカリキュラムで弱点を重点的に見直すことができます。
料金は、高校受験対策が5教科で月額14,080円(税込・2026年9月時点)で、開始時期によっては初回に別途費用がかかる場合があります。
毎日やる教材とページが決まった学習計画表で進められる
じゅけラボ予備校の学習計画表には、毎日どの科目の、どの問題集の何ページを学習するかまで書かれています。
学習計画表は毎月作成され、どのタイミングで定着度をチェックし、どこで復習するかも記載されるため、1日の量を自分で考える必要がありません。
学校行事や部活、体調などで予定どおり進まないときは、専門スタッフが学習計画を調整します。
定期テストと受験勉強が重なる中3の秋から冬でも、日ごとの予定を調整しながら進められます。
教材は市販の参考書・問題集を使うので、すでに持っている教材を使える場合もあります。
定着度チェックテストで、抜け漏れを復習に戻せる
じゅけラボ予備校では、教材ごとの定着度チェックテストで、理解できているかを確かめます。
テストで見つかった抜け漏れは、次のカリキュラムに復習として組み込まれます。
一度見直した単元を忘れたまま入試を迎えることを防ぎやすくなります。
毎週の進み具合を確かめてほしい場合は、オプションの見守りサポート(毎週1回10〜20分程度の電話、月額4,400円)も利用できます。
じゅけラボ予備校の合格者の声には、中1の内容の理解にとどまっていた状態から、「見守りサービス」でやり取りしながらスケジュールどおりに進め、鹿児島純心高等学校に合格したRさんの例もあります。
11月以降は、入試直前の特別カリキュラムも選べる
中3の11月・12月以降に始める場合は、入試直前 特別カリキュラムを選ぶこともできます。
入会前の学力診断テストをもとに、志望校の過去問と傾斜配点を分析し、得点につながりやすい問題に絞った学習計画表を入試当日まで毎月作成します。
通常のコースとは違い、今の実力に合わせた基礎力の養成は省くため、基礎から見直したい人は10月中に始めるのがおすすめです。
わからない問題をAIが解説するオプションのクイック指導を、同時に申し込むことが条件です。
合格者の声には、12月から入試直前対策コースを始め、点数が約50点上がったと話す埼玉県立熊谷工業高等学校の合格者の例もあります。
詳しいサービス内容は以下の公式サイトで確認できますので、ぜひチェックしてください。
\合格を目指せるカリキュラムを月額14,080円〜!/
オーダーメイドの高校受験対策講座まとめ
中3で基礎ができていなくても、抜けている単元に絞って見直せば、高校受験に向けて立て直すことはできます。
まずは実力テストや模試の答案から間違えた単元を書き出し、教科書や薄い基礎問題集で、つまずいた単元まで戻りましょう。
数学と英語は前の学年の内容から順番に、理科と社会は覚えることで点数につながる分野から見直すのが効果的です。
入試日から逆算して、10月〜11月は中1・中2の基礎、12月は中3の範囲、1月からは過去問と弱点の補強というように、期間ごとにやることを決めてください。
今日のうちに答案を見直し、最初に戻る単元を1つ決めることから始めましょう。
中1・中2の基礎から志望校に合わせた対策までを1つの計画で進めたい方には、じゅけラボ予備校がおすすめです。
オーダーメイドのカリキュラムをオンラインで受講できるため、通塾の時間をかけずに自宅で基礎の見直しを進められるのが魅力です。
メールまたはLINEで問い合わせを受けつけています。対策の内容や料金、特徴などが気になる方はぜひお気軽にご連絡ください。
よくある質問
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中3の10月から基礎をやり直しても間に合いますか?
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中3の10月は、抜けている単元に絞れば、入試までの数か月を基礎の見直しに使える時期です。公立高校の一般入試が2月〜3月の地域なら入試まで4〜5か月ほどあり、10月〜11月に中1・中2の基礎、12月に中3の範囲、1月から過去問と弱点の補強という順に進められます。全部をやり直さず、答案から抜けている単元を書き出して優先順位を決めることが大切です。11月以降に始める場合は、優先度の高い単元にしぼりましょう。
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中3で勉強が進まない理由は何ですか?
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中3で勉強が進まない理由として多いのは、どの単元ができていないかがはっきりせず、何から手をつければよいか分からないことです。背景には、中1・中2でつまずいた単元が残っている、解き方を覚えただけで理解が定着していない、復習していない、学力に合わない問題集を使っているといった原因が重なっています。まずは実力テストや模試の答案を見直し、間違えた問題を単元ごとに分けて、できていない単元を知ることから始めましょう。
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受験勉強をほとんどしていない中3は、何から始めればいいですか?
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受験勉強をほとんどしていない中3が最初にやることは、実力テストや模試の答案から、間違えた問題の単元を書き出すことです。教科ごとに単元名と間違えた理由を並べると、見直す範囲がしぼられます。そのうえで教科書と学校のワークでつまずいた単元まで戻り、薄い基礎問題集を1冊に決めて、間違えた問題だけを3周目まで解き直していきましょう。1冊をやり切ると、受験勉強を続ける自信にもつながります。
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中1・中2の内容は、どの教材で復習すればいいですか?
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中1・中2の内容の復習に使う教材は、教科書と学校のワークが基本です。授業で使った教材は、どこで分からなくなったのかを思い出しやすいためです。手元にない場合は、中学3年間の内容をまとめた薄い基礎問題集を用意しましょう。1ページに解けない問題が半分以上ある問題集はまだ早いので、例題と解説を読めば自力で解ける問題が多いものを選ぶことが大切です。教材は何冊にも増やさず、1冊を繰り返しましょう。
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基礎の見直しには、どのくらいの期間がかかりますか?
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基礎の見直しにかける期間の目安は、中1・中2の範囲なら10月〜11月の約2か月です。期間は抜けている単元の数と問題集の量で変わるので、問題集の総ページ数を使える日数で割って1日の量を決めましょう。たとえば120ページの基礎問題集を30日で1周するなら1日4ページです。11月以降に始める場合は、優先度の高い単元にしぼって期間を短くします。数日分の予備日も入れておくと、予定がずれても立て直しやすくなります。
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塾に通わずに、家で基礎をやり直せますか?
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家での基礎のやり直しは、手順と1日の量を決めれば、塾に通わなくても進められる方法です。答案から抜けている単元を書き出し、教科書やワーク、薄い基礎問題集で戻って、間違えた問題を日を空けて解き直します。保護者は勉強を教えるよりも、見直しの計画と進み具合を一緒に確かめる役割を意識しましょう。決めた量はカレンダーに書き込み、終わったら印をつけていきます。計画を立てるのが難しいときは、無料相談を使う方法もあります。
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11月や12月から基礎の見直しを始める場合は、どうすればいいですか?
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11月以降に基礎の見直しを始める場合のポイントは、優先度の高い単元にしぼって、見直しの期間を短くすることです。何度も間違える単元や、ほかの単元の土台になる単元から取りかかり、12月以降は中3の範囲や過去問と並行して進めましょう。じゅけラボ予備校の入試直前 特別カリキュラムは基礎力の養成を省き、得点につながりやすい問題に絞るので、基礎から見直したい人は10月中の開始がおすすめです。
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内申点が低くても、志望校を目指せますか?
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内申点の扱いは、都道府県によって違うため、まず志望校がある地域の決まりを確かめることが大切です。公立高校の入試では、学力検査の点数とあわせて調査書(内申点)も合否の判断に使われるのが一般的で、どの学年の成績を使うかも地域によって異なります。学力検査は中学3年間の内容から出題されるので、基礎の見直しで得点を伸ばしましょう。定期テストの勉強も基礎の見直しになるので、受験勉強と切り離さずに取り組んでください。
