じゅけラボ予備校は、現在、塾または予備校を利用している高校3年生の保護者140名を対象に、塾や予備校の費用に関する教育費調査を実施しました。
■調査概要
- 調査概要:高校3年生の塾・予備校の費用に関するアンケート
- 調査期間:2023/12/28
- 調査方法:インターネット調査
- 有効回答:子どもが高校3年生で塾または予備校に通っている保護者140人
目次
- 月額「3万円以上4万円未満」の層が最も多く18.6%、次いで「2万円以上3万円未満」が17.1%- 高3が塾・予備校にかける費用の中心層
- 塾・予備校代に年間50万円以上を支出する高校3年生の家庭が50.6%と過半数を占める
- 高校3先生の塾・予備校の費用に対する満足度調査結果は、保護者の約43%が満足する一方、不満の声も16%
- 高校3年生の保護者が考える塾・予備校の【月間】適正費用 – 最も多いのは1万円以上2万円未満
- 高校3年生の家庭がリアルに考える塾・予備校に関する家庭の年間の適正費用は? 約4割が30万未満と回答
- まとめ
- 『じゅけラボ予備校』大手予備校を超えるカリキュラムを圧倒的な低価格で!
- じゅけラボ予備校について
- 現役高校生の塾・予備校費用の調査結果
- 浪人生の塾・予備校費用に関する調査結果
月額「3万円以上4万円未満」の層が最も多く18.6%、次いで「2万円以上3万円未満」が17.1%- 高3が塾・予備校にかける費用の中心層
- 1万円未満:4.3%
- 1万円以上2万円未満:11.4%
- 2万円以上3万円未満:17.1%
- 3万円以上4万円未満:18.6%
- 4万円以上5万円未満:10.7%
- 5万円以上6万円未満:11.4%
- 6万円以上7万円未満:5.0%
- 7万円以上8万円未満:2.1%
- 8万円以上9万円未満:2.9%
- 9万円以上10万円未満:1.4%
- 10万円以上:5.0%
- わからない:10.0%
高校3年生の塾・予備校費用に関する調査結果によると、最も多いのは「3万円以上4万円未満」の層で18.6%、次いで「2万円以上3万円未満」が17.1%という結果になりました。一方で、「10万円以上」を支払っている家庭も5%存在し、大学受験を視野に入れた高3の教育への高い意識と投資を示しています。また、詳細な費用を把握できておらず「わからない」と回答した保護者も10%に上り、塾や予備校は費用の不透明性をなくし、保護者への情報共有を行う必要性がある事を感じさせる結果となりました。
>高校1年生・高校2年生が月間で塾・予備校にかけている費用との比較
高校3年生の塾・予備校利用者の約57%が月額3万円以上の教育費
今回の調査結果から、塾または予備校を利用している高校3年生の保護者の約6割(57.2%)が、月に3万円以上を塾や予備校費用に支出していることが判明しました。
高3の塾・予備校利用者の27.8%の家庭が5万円以上を支出
さらに、調査では約28%の家庭が、月額5万円以上を塾や予備校の費用に充てていることが明らかになりました。
塾・予備校代に年間50万円以上を支出する高校3年生の家庭が50.6%と過半数を占める
- 20万円未満:10.0%
- 20万円以上30万円未満:7.9%
- 30万円以上40万円未満:10.0%
- 40万円以上50万円未満:9.3%
- 50万円以上60万円未満:12.1%
- 60万円以上70万円未満:11.4%
- 70万円以上80万円未満:3.6%
- 80万円以上90万円未満:5.7%
- 90万円以上100万円未満:7.1%
- 100万円以上:10.7%
- わからない:12.1%
※年間費用には月額の月謝以外に入会金・教材費・季節講習・特別講習・施設利用料なども含まれます。
この調査では、高校3年生の保護者の半数以上、具体的には約50.6%が、子供の塾や予備校のために年間50万円以上を支出していることが判明しました。この結果は、大学受験において志望大学へ合格するための教育への期待の高まりを反映しており、家庭が高校3年時の教育をどれだけ重要視しているかを示しています。
>高校1年生・高校2年生が年間で塾・予備校にかけている費用との比較
年間70万円以上の高額な教育に投資する高校3年生の家庭は約3割、年間100万円以上を費やす家庭は約1割
年間で100万円以上を塾や予備校に投資する家庭が約1割(10.7%)、年間70万円以上の高額支出をしている家庭は約3割(27.1%)にのぼります。塾または予備校を利用している高校3年生の約10人に1人が年間100万円以上、約4人に1人は年間70万円以上の費用を教育費として支出しており、子供の大学進学に対する家庭の高い期待と投資意欲を示しています。
高校3先生の塾・予備校の費用に対する満足度調査結果は、保護者の約43%が満足する一方、不満の声も16%
- 非常に満足:8.6%
- 満足:34.3%
- どちらでもない:40.7%
- 不満足:13.6%
- 非常に不満足:2.9%
高校3年生の塾や予備校を利用している家庭の約8.6%の保護者が塾や予備校の費用に関して「非常に満足」、34.3%が「満足」と答えており、合計で約43%の保護者が塾や予備校の費用に対して肯定的な評価をしています。これは、教育サービス提供者が費用に見合った高い質の教育を提供し、保護者の期待に応えていることを示しています。
一方で、約13.6%の保護者が「不満足」とし、さらに2.9%が「非常に不満足」と回答しています。これは、高額な教育費に対する保護者の期待と、実際に提供されるサービスとの間にギャップが存在することを示しています。
中立的な評価が約41% – 塾・予備校サービスに対する”どちらでもない”との回答が示すもの
意外なことに、40.7%の保護者が塾や予備校のサービスに対して「どちらでもない」と回答しました。この中立的な評価は、保護者が教育サービスに対して明確な満足も不満も感じていない、あるいはサービスの効果を判断できないという状況を示しています。これは、教育投資に対する家庭の期待が非常に高い中で、塾や予備校が提供するサービスが費用に応じた期待に応えられているわけではないことを意味しています。
>【1ヶ月2万円以内】費用対効果抜群!高3から目指す難関大学受験対策
高校3年生の保護者が考える塾・予備校の【月間】適正費用 – 最も多いのは1万円以上2万円未満
- 1万円未満:7.1%
- 1万円以上2万円未満:26.4%
- 2万円以上3万円未満:24.3%
- 3万円以上4万円未満:19.3%
- 4万円以上5万円未満:8.6%
- 5万円以上6万円未満:11.4%
- 6万円以上7万円未満:1.4%
- 7万円以上8万円未満:0.7%
- 8万円以上9万円未満:0.0%
- 9万円以上10万円未満:0.7%
- 10万円以上:0.0%
最新の調査によると、高校3年生の塾や予備校を利用している家庭の保護者は、教育サービスの適正な費用について様々な意見を持っています。最も多い回答は「1万円以上2万円未満」で26.4%という結果でした。
月額1万円〜3万円の費用範囲が過半数の高3保護者に支持される
この調査で注目すべきは、高校3年生の保護者の過半数が塾や予備校の適正な月額費用として「1万円以上2万円未満」と「2万円以上3万円未満」の範囲を選んでいることです。具体的には、26.4%が「1万円以上2万円未満」、24.3%が「2万円以上3万円未満」と回答し、合わせて50.7%の保護者がこの範囲を適正と感じています。
実際の支出と適正と感じる教育費用に一部ギャップがあるものの、「2万円〜3万円」の層は支出と適正価格の一致がみられる
興味深いのは、実際に高校3年生の保護者が支出している月額費用と、適正と感じる月額費用の間に存在するギャップです。今回の調査から多くの高校3年生の家庭が月額3万円以上を塾・予備校の教育費に支出していることが明らかになりましたが、過半数の保護者が「1万円以上2万円未満」または「2万円以上3万円未満」の費用を適正と考えています。
一方で注目すべき点は、実際に支払っている月額費用としても、適正だと感じる月額費用としても、「2万円以上3万円未満」の範囲が共にランキングで2位に位置していることです。実際の支出としてこの範囲を選んでいる家庭が多い一方で、適正だと感じる費用としても多くの保護者がこの範囲を支持していることは、教育サービスの価値とコストのバランスが適切に設定されていることを意味しています。
高校3年生の家庭がリアルに考える塾・予備校に関する家庭の年間の適正費用は? 約4割が30万未満と回答
- 20万円未満:18.6%
- 20万円以上30万円未満:22.1%
- 30万円以上40万円未満:12.9%
- 40万円以上50万円未満:16.4%
- 50万円以上60万円未満:16.4%
- 60万円以上70万円未満:6.4%
- 70万円以上80万円未満:3.6%
- 80万円以上90万円未満:0.7%
- 90万円以上100万円未満:1.4%
- 100万円以上:1.4%
※年間費用には月額の月謝以外に入会金・教材費・季節講習・特別講習・施設利用料なども含まれます。
調査結果から、22.1%の保護者が塾や予備校の適正な年間費用として「20万円以上30万円未満」を選択しました。この範囲は、多くの家庭が質の高い教育サービスを求める一方で、経済的な負担を考慮した結果として現れています。
次いで多かった「20万円未満」の18.6%も含めると、年間30万円未満の塾・予備校費用を適正だと感じる高校3年生の家庭は40.7%にものぼります。
高校3年生は高額な教育サービスへの需要も有り!高額な塾代・予備校費用に対する高3家庭の多様な見解
一方で、「40万円以上50万円未満」と「50万円以上60万円未満」を適正と考える高校3年生の家庭がそれぞれ16.4%存在し、比較的高額な教育サービスへの需要があることが明らかになっています。
さらに、「70万円以上80万円未満」を適正と感じる家庭が3.6%、そして驚くべきことに、「80万円以上90万円未満」、「90万円以上100万円未満」、さらには「100万円以上」と考える家庭も存在し、それぞれ0.7%、1.4%、1.4%という結果が出ています。これらの数字は、一部の家庭ではサービスに見合っていれば非常に高い教育費用を支払うことが適正且つ現実的であると感じていることを示しており、高価格帯の教育サービスに対しても高い期待を持ち、その費用に見合う価値を求めています。
適正費用より高額な費用を支払っている高3家庭は多い。経済的なバランスを取ることの難しさ
高校3年生の約4割の家庭が適正だと考える年間30万円未満の範囲では、実際に支払っている家庭の割合(17.9%)がかなり低いことが分かります。一方で、年間50万円以上の高額な範囲では、その費用が最適だと思う家庭の割合(29.9%)よりも、実際に支払っている家庭の割合(50.6%)が明らかに多いことがわかります。これは、塾や予備校が提供する教育サービスに対して家庭が感じる費用に大きなギャップが存在することを示しており、多くの高3家庭が教育投資に関して経済的なバランスを取ることの難しさを感じていることを示しています。
まとめ
本調査は、塾または予備校を利用する高校3年生の保護者を対象に実施され、教育費用に関する家庭の実態と意識を明らかにしました。最も多い月額支出層は「3万円以上4万円未満」で18.6%、次いで「2万円以上3万円未満」が17.1%となり、約57%の家庭が月額3万円以上を教育費用に支出しています。特に、約28%の家庭は月額5万円以上を支払っており、教育への高い投資意欲が窺えます。
年間費用では、約50.6%の家庭が50万円以上を支出しており、この数字は大学受験に向けた教育への期待の高まりを反映しています。また、約3割の家庭が年間70万円以上を支出し、10.7%の家庭は年間100万円以上を教育費に投資しています。
教育サービスの費用に対する満足度調査では、約43%の保護者が満足と回答していますが、一方で約16%の不満の声もあり、サービスの質と価格のギャップが指摘されています。また、約41%の保護者が中立的な評価をしており、教育サービスに対する明確な満足も不満も感じていないことが示されています。
保護者が考える月額の適正費用においては、「1万円以上2万円未満」が最も多く、この範囲が過半数の保護者に支持されています。しかし、実際の支出と適正と感じる費用にはギャップが存在し、多くの家庭が経済的なバランスを取ることの難しさを感じていることが明らかになりました。特に「2万円以上3万円未満」の層は、支出と適正価格の一致がみられる一方で、高額な年間費用を支払っている家庭は適正だと思う家庭の割合よりも多いことが確認されました。
年間費用に関する調査結果においても、実際の支出と適正価格の間には顕著なギャップが存在します。約40.7%の保護者が年間30万円未満を適正費用と考えている一方で、実際にこの範囲で支出している家庭の割合は17.9%に留まります。
一方で、年間50万円以上を支出している家庭は全体の約50.6%に上り、この高額な範囲で適正と感じる家庭の割合(29.9%)よりも明らかに多いことが分かります。特に、年間70万円以上、あるいは100万円以上を支出している家庭が存在し、これらの家庭では高い教育サービスへの期待が反映されていますが、それに対する適正価格の認識は相対的に低いままです。
これは、多くの家庭が理想とする年間教育費用と、実際に負担している費用との間に大きな差があることを示しています。
今回の調査結果から、多くの高校3年生の保護者は、子供の教育に最良の環境を提供したいと考えていますが、そのための費用が家庭の経済状況や適切だと考える価格帯と必ずしも一致しない場合が多いことが明らかになりました。
>高校生の予備校費用・塾代はいくら?学年別の月謝・年間費用の平均コスト
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