浪人生・浪人経験者本人に聞いた月額教育費のリアル。「3万円以上5万円未満」が最多。しかし3割が「支払い額を知らない」
- 2万円未満：4.7%
- 2万円以上3万円未満：11.4%
- 3万円以上5万円未満：18.8%
- 5万円以上7万円未満：14.1%
- 7万円以上10万円未満：11.4%
- 10万円以上：5.7%
- わからない：30.9%
- 答えたくない：3.0%
アンケート結果から、予備校・塾の月額に「3万円以上5万円未満」かかっている浪人生・浪人経験者が最も多く、全体の18.8%（56人）を占めています。「3万円以上7万円未満」に約1/3が集中する結果となり、多くの予備校や塾の平均的な月謝がこの価格帯で、浪人生たちもこの金額を基準に教育サービスを探す可能性が考えられます。
3割近くの浪人生・浪人経験者が実際の月謝を「知らない」、その背景は？
驚くべきことに、「月の費用についてわからない」と回答した浪人生・浪人経験者は全体の30.9%にのぼりました。これは、実際に教育費の支払いを行っているのは保護者である場合も多く、その詳細を本人が把握していない可能性を示しています。
また、保護者ではなく本人が月謝を支払っているが、費用について詳細を把握していないという場合も考えられ、予備校や塾が料金の透明性を高め、より分かりやすい情報提供を行うことの必要性を浮き彫りにしています。
浪人生の塾・予備校の年間費用は「70万円以上150万円未満」が最多。5人に1人以上が100万円以上の高額支出
続いて実施した浪人生・浪人経験者本人を対象とした教育費用に関するアンケート調査の結果、年間の総費用（季節講習や特別講習代含む）に関しても、意外な結果が出ています。
- 30万円未満：9.7%
- 30万円以上50万円未満：13.4%
- 50万円以上70万円未満：11.4%
- 70万円以上100万円未満：17.8%
- 100万円以上150万円未満：15.4%
- 150万円以上200万円未満：3.4%
- 200万円以上：3.4%
- わからない：23.5%
- 答えたくない：2.0%
アンケート結果では、年間の塾・予備校費用が「70万円以上100万円未満」という浪人生・浪人経験者が17.8%（53人）、次いで「100万円以上150万円未満」が15.4%（46人）となっています。年間「70万円以上150万円未満」に約1/3が集中する結果となり、これが浪人生の平均的な年間教育費であることが確認できました。
さらに注目すべきは、年間100万円以上の教育費がかかっている浪人生・浪人経験者が一定数いることです。「100万円以上150万円未満」が15.4%、「150万円以上200万円未満」が3.4%、そして「200万円以上」も3.4%、合計で全体の22.2%を占めており、まさに5人に1人以上が年間100万円以上を教育に投資していることがわかりました。
このような高額投資の背景には、質の高い教育を求める浪人生や、それに応えるサービス内容を提供する予備校や塾の存在が考えられます。
年間の合計費用が不明と回答した浪人生が約4分の1
年間の予備校・塾の費用に関して「わからない」と回答した浪人生が23.5%（70人）となっています。高額な教育費がかかっている浪人生・浪人経験者が多い中、具体的な額を把握していない人も少なくないことがわかりました。
保護者が費用を負担している場合や、塾・予備校からの教育費の説明が不十分であることが考えられます。
この点に関して、予備校・塾からの情報提供の質の改善や、浪人生本人が教育費の重みを自覚するための保護者と子どものコミュニケーションが求められます。
浪人生の教育費に対して半数以上が「満足」、しかし一定の不満の声も
- 非常に満足：17.7%
- 満足：46.8%
- 普通：23.4%
- 不満：9.7%
- 非常に不満：2.4%
浪人生・浪人経験者本人の教育費に対する満足度を調査した結果、「非常に満足」は17.7%（44人）、「満足」が46.8%（116人）、合計すると64.5%が教育費に対して満足していることが判明しました。この結果は、塾や予備校の費用に見合う質の教育やサービスが提供されていることを示しています。
一方で、「普通」と感じる浪人生が23.4%（58人）となっており、満足感を得られていない浪人生も少なくありません。
さらに、「不満」が9.7%（24人）、「非常に不満」が2.4%（6人）、合計12.1%の浪人生が現在の教育費に対して不満を感じていることが明らかになりました。これは、高額な教育費に見合ったサービスやサポートが得られていないと感じる浪人生が一定数存在していることを示しています。
浪人生・浪人経験者本人が考える予備校・塾の適正月謝、3万円以上5万円未満が最多
予備校や塾の月額費用について、浪人生・浪人経験者本人はどの価格帯が適切と感じているのか？以下の調査結果で明らかになりました。
- 2万円未満：12.5%
- 2万円以上3万円未満：14.8%
- 3万円以上5万円未満：34.1%
- 5万円以上7万円未満：15.9%
- 7万円以上10万円未満 ：6.8%
- 10万円以上：2.3%
- わからない：13.6%
浪人生・浪人経験者本人に、自らが考える予備校や塾の適正な月額費用についての調査を行ったところ、「3万円以上5万円未満」が34.1%（30人）で最多となりました。
Q1の結果で実際にかかった月謝も「3万円以上5万円未満」が最多となっており、浪人生・浪人経験者が考える適正な価格帯とのギャップが少なく、塾・予備校の月謝の価格設定は適正であると言えます。
一方で、高価格帯の「7万円以上10万円未満」は6.8%（6人）、「10万円以上」は2.3%（2人）となっており、高額な教育費に対して適正と感じる浪人生は少数派であることがわかりました。
また、「わからない」と回答した浪人生・浪人経験者が13.6%（12人）となっており、塾・予備校から月額費用についての情報が十分に提供されていない、または教育費用とサービス内容の質とのバランスを正確に把握していない可能性があります。
浪人生・浪人経験者本人が感じる年間教育費の適正価格、3割が50万円未満、しかし高額な費用に納得する声も
続いて、浪人生・浪人経験者本人が1年間の塾・予備校費用として適切と感じる価格帯に関する調査結果について見ていきます。
- 30万円未満：11.4%
- 30万円以上50万円未満：23.9%
- 50万円以上70万円未満：14.8%
- 70万円以上100万円未満：20.5%
- 100万円以上150万円未満：9.1%
- 150万円以上200万円未満：2.3%
- 200万円以上：2.3%
- わからない：15.9%
浪人生・浪人経験者本人に自らが考える1年間の予備校や塾の適正な費用についての調査を行ったところ、「30万円以上50万円未満」が23.9%（21人）で最多となりました。
次いで「70万円以上100万円未満」が20.5%（18人）、「50万円以上70万円未満」が14.8%（13人）となっており、浪人生・浪人経験者の約3割が、塾・予備校の年間の費用は50万円未満が適正であると感じています。
一方で、やや高額となる「70万円以上100万円未満」を適正と感じる浪人生・浪人経験者が20.5%と、この価格帯の教育サービスの内容や質を評価していることが読み取れます。
さらに、「100万円以上150万円未満」9.1%、「150万円以上200万円未満」「200万円以上」がそれぞれ2.3%と、高額な教育費を適正と感じる浪人生・浪人経験者も一定数存在しています。
「わからない」と回答した浪人生・浪人経験者は15.9%（14人）となっており、塾・予備校からの年間費用についての情報提供や、費用に見合うサービスの質についての理解が十分でない可能性が考えられます。
浪人生の予備校・塾の費用はいくら？コスパを重視した予備校・塾選び
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年間の教育費用というのは、単なる月謝の12倍というわけではありません。季節ごとの講習や教材費、模試費用など、多くの費用が発生します。調査結果から見ると、浪人生の保護者の中で約３人に1人が年間100万円以上の支出をしていることが判明しています。これに対して、じゅけラボ予備校は月額を通年で計算しただけのシンプルでリーズナブルな料金設定なので、年間費用は約19万5,360円〜22万1,760円（最難関コースは特別料金が別途発生）です。教育の質を維持しつつ、年間の費用を大幅に削減したい保護者には、最適な選択肢となり得ます。
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