三重県の高校受験対策の準備は、まず三重県の高校入試情報、入試傾向と受験対策を知ることからスタートです。ここでは、三重県の高校を受験する中学生のために、三重県の入試情報、入試傾向と受験対策を紹介しています。
目次
じゅけラボ予備校では、高校別の受験対策カリキュラムを提供しています。あなたの志望高校の受験対策をチェックしてみてください。
現在の偏差値、学力レベルを確認したい場合、合格ラインに届いているのか確認したい場合、志望校判定模試を行っておりますので模試の受験をご検討ください。
※偏差値順(全部で57校)
※偏差値順(全部で12校)
三重県の公立高校・私立高校の偏差値は下記ページよりご確認いただけます。志望校、併願校選びの参考にして下さい。
※入学願書受付日に関しましては公式ページに掲載され次第追記いたします。
【前期選抜】
入学願書受付日 | |
検査実施日 | 2024年(令和6年)2月 5日(月)、2月 6日(火) (追検査2月13日(火)) |
合格発表日 | 2024年(令和6年)2月15日(木) |
・学校により、面接または自己表現、実技検査、作文または小論文、学力検査等の中から指定の検査を実施。
・選抜資料と検査の結果を総合し判断。
・前期選抜で合格内定者となった場合、合格が内定した高校に入学することになるため後期選抜には出願できない。
【後期選抜】
入学願書受付日 | 2024年(令和6年) |
検査実施日 | 2024年(令和6年)3月11日(月) |
合格発表日 | 2024年(令和6年)3月18日(月) |
・学力検査:英語、数学、国語、理科、社会の5教科(各50点×5=250点満点)。
・学校によっては面接等(面接または自己表現、実技検査、作文または小論文)を実施。
・実技検査を実施する場合、その配点は50点とする。
・各高校は傾斜配点をすることができる。
【再募集】
入学願書受付日 | 2024年(令和6年) |
検査実施日 | 2024年(令和6年)3月22日(金) |
合格発表日 | 2024年(令和6年)3月26日(火) |
中1 | - |
---|---|
中2 | - |
中3 | 9教科×5段階評定=45点満点 |
合計 | 45点満点 |
三重県の公立中学の内申は絶対評価で評定されます。現在ではすべての都道府県で、相対評価(集団に準拠した評価)が廃止されて、絶対評価(目標に準拠した評価)が取り入れられました。
志望校合格の判定は、高校入試当日の学力試験の点数と内申点の合計点で決まります。内申点が志望校に足りない場合は、志望校に受かるにはその分当日の学力試験で点数を取る必要がありますので偏差値を目安に得点率を上げる必要があります。
まず、志望校が決まった中学生は、三重県の公立高校入試で定められた求め方で計算して、自分自身の内申点を確認してみましょう。実際の調査書(内申点)では、中学生活での取り組みや検定・資格の加点も考慮されます。内申点の加点のために無理をする必要はありませんが、自分ができる範囲で加点になるようなことがあれば積極的に取り組みましょう。偏差値が高い高校ほど内申点の加点割合が少ない傾向もあるようです。
また、今中学1、2年であっても、内申点を計算しておくことで、志望校に合格するために必要な今後の成績の目安となります。中学生なら試しに計算してみてください。1年や2年で内申点を出す場合には、1~3学期の平均を使います。1年の平均の内申、2年の平均の内申というかたちで計算しましょう。
三重県で自分自身の志望する高校の内申点や加点方法、内申点の取り扱いを理解した上で志望校選び、受験戦略を立てて高校入試にのぞみましょう。
ここでは、三重県公立高校の入試傾向と対策を教科別に紹介します。
ここでは、三重県公立高校の入試傾向と対策を教科別に紹介します。
「前期選抜」は自己推薦型の入試で、「後期選抜」が5教科の学力検査を行う、一般入試となります。 上位校に合格するためには8~9割の得点が必要で、苦手教科をなくして、とにかく点を落とさないことが大切です。どの教科も、まずは基本的な知識を幅広く身につけること。そのうえで、演習問題に取り組みながら実戦力・応用力を高めていきましょう。
三重県の英語では、大問の数は、近年4問のことが多く、リスニング、会話文、英作文、長文読解で構成されます。特徴は、他府県と比較してリスニングの配点が非常に高いところです。そのため、読む・書く・聞くの出題バランスが取れています。 大問1は、リスニング問題です。三重県の公立高校入試の場合、リスニングの配転が18点分あり、全体の約36%ほどを占めます。これは、他府県と比較しても極めて高い配点です。リスニング対策は、必ず行ったうえで入試本番を迎えましょう。 大問2は対話文読解です。全体の中で配点が一番低く、昨年の配点は、8点ほどでした。設問の内容としては、空所に入る文章を選んだり、本文内容に関するせつもんがほとんどです。一方で文法に関する知識を問う設問はないのもまた特徴です。 大問3は英作文です。英作文も比較的配点は高く設定されており、2点問題が6問あります。各内容は付帯的に問題から指示をされるが、解答例はいくつかあるので、内容が伝わることを重視した採点になることが多いです。空白はもったいないので、とにかく書いてみることが重要。 大問4は長文読解です。設問の内容は、主に文章の内容に関するものが多いです。また、長文の内容についてを日本語で答えさせる問題も出題されます。長文読解について総合的な力が必要になってきます。
他教科に比べて平均点が低いのが、三重県の公立高校入試の数学の特徴です。過去5年の平均点は、26点と6割に満たない点数なので、数学に主軸を置きすぎて、ほかの科目を軽視する計画は非常に危険です。ただ、問題の難易度自体は高くなく、幅広い範囲で出題されているので、広い対策が必要です。毎年問われている内容については、問われる前提で受験に臨むべきでしょう。とにかく失点を少なくする戦略と実現するための練習がカギです。 大問1は計算問題が中心です。正負の数の計算問題や方程式の文章問題は、必ず出題されます。また、2次方程式の計算も出題されます。どの問題も基本的な内容が多く出題されるので、完答を目指してください。 大問1とは違い文章問題が中心です。大問2では、例年連立方程式の文章題が出題されます。また、その連立方程式の文章題は、穴抜きで出題されることも特徴です。立式を問題用紙に記載がある文脈に沿って行えばさほど難しくはないです。また、ここ数年は、場合の数や確率が出題されることも多いです。 大問3は関数の問題です。年度にもよりますが、2次関数を題材とした問題が多いです。また、定数や座標を求める問題や、変域変化の割合、また等積変形を用いた問題が必ず出題されるので、ここは抑えたいところです。最後の小問は難易度が高い場合も多いが、大問を通してオーソドックスな問題が多いです。日頃の練習から積み重ねを行い、得意分野にもっていきましょう。 大問4は図形問題です。特徴は、作図問題が必ず出題されることです。ただ、オードドックスな内容なので解けるようにしておきましょう。また、空間図形に関しては、立体の高さを求めたり、三角形の高さを求めたりする問題が多く出題されます。平面図形との融合問題もあるので、演習量がカギです。
三重県の公立高校入試の国語は、他教科に比べて比較的点数がとりやすい科目です。過去5年間の平均点は、34点台と他の科目が軒並み20点台な事と比べると如何に点数がとりやすいかがわかります。毎年最後の大問は条件作文です。160字から200字程度の与えられたテーマに沿って、自分の体験を交えながら作成する練習が必要です。また、漢文の出題頻度はかなり低いことが特徴です。 大問1は漢字の読み書きです。昨年は、読み取りが4点分、書き取りが4点分出題されています。ここは、確実に得点をしていきたい箇所なので、日頃から練習を怠らないようにしましょう。 大問2は小説が出題されます。近年は選択肢から選ぶ問題、記述が必要な問題の合計が、5問になるように出題されます。それぞれの数は、2問から3問で設定されます。その中で1問、漢字に関する知識問題が出題されるので注意してください。記述問題に関しては、例年本文中の言葉を使って30字前後の設定が多く見られます。書ききれないということがないよう、日頃から字数設定の問題に取り組みましょう。大問3は、説明的文章(論説文含む)が出題されます。問題数は、小説と変わらず5問です。選択、記述の割合も小説文と同様です。また、例年最後の問いが、内容一致の問題であることが多いです。細部に関する選択肢が多いので、本文と見比べながら消去法を用いながら選択肢を見極めていきましょう。 大問4は古典です。ここ数年は古文が出題されていますが、2013年度に漢文が出題されていますので油断は禁物です。傾向については、2017年度の問題から最終問題が記述になりました。それまでは、内容一致がされていたのですが、変わっているので注意です。扱われている文章は難しいですが、注釈があるので、それを用いて回答していきましょう。 大問5は会話発表です。選択形式の問題だけだったり、記述の問題が含まれたりと年度によって様々です。他県の入試問題などにも触れて様々な課題に慣れておきましょう。
三重県の理科では、それぞれの分野からおよそ2.5割前後の比率でバランスよく出題されています。過去5年間の平均は29点。数学に次いで高得点を取ることが難しい科目です。1~3年の内容を満遍なく勉強することが重要ですが、その中でも2年の内容の出題比率が全体の40%弱と高めなので、しっかりと対策をする必要があります。 生物は、植物や動物、細胞・遺伝等の範囲からの出題が多いのが特徴です。実験器具や試薬の使用方法についての出題もあるため、抜け漏れのないようチェックが必要です。 化学は、どれかに偏ることなく幅広い単元から出題されています。短文記述問題がよく出されていますがあまり難しい問題はないので、基本的な問題をしっかり覚えておくとよいでしょう。 物理分野では計算問題が多く出題されています。単元は、電流・光の性質・物体の運動などからバランスよく出題されているので、どれかに偏ることなく勉強することが大切です。 地学は、「地球の動きと星の見え方」からよく出題されています。湿度や火山・地震の単元からの出題も多く、計算問題が出されやすいので、やり方を確認しておく必要があります。
三重県の社会は、最近の5年間、大問数は5問。日本地理1題・世界地理1題、歴史2題、公民1題となっており、地理・歴史の問題量が多めです。記述問題や図・表・グラフの読み取りが増加しており、暗記力から思考力や表現力が問われるようになっている。 全体的に問題のレベルとしては標準的だが、作図や記述形式の問題にも慣れておかないと高得点は狙えない出題となっています。 地理は、世界・日本のすがた、産業、貿易はこの5年間毎年出題されています。世界地理では地図が提示され、グラフや統計図などを合わせて世界各国の様子が問われることが多いです。日本地理では地形図の読み取りが出題されることもあります。また、三重県に関しての問題も出されることが多いので、しっかり押さえておく必要があります。 歴史は、日本史を中心に出題されます。範囲は古代から現代までと幅広く、表や資料を用いながら、人々の生活・文化や政治・外交などのテーマで出題されます。 公民は、政治・経済・人権・地球社会について幅広く出題されています。グラフや表を用いた問題も多く出題されており、歴史分野との融合問題も出されることがあるので注意が必要です。 他と比べると公民分野からの出題が若干少なめですが、他分野との融合問題も出される可能性が高いので、漏れなく抑えておくことが大切です。時事問題についても出題されることがあるので、普段から新聞やニュースなどに気を配っておく必要があります。
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また、現状の自分の学力レベルを把握できていないために、自分の学力レベルより高いレベルから勉強をスタートしたり、すでに身に付いている内容の勉強に時間をかけたりする場合も多くあります。
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三重県の公立高校・私立高校の偏差値をご確認いただけます。志望校、併願校選びの参考にして下さい。
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