2027年共通テスト日本史対策

         

2026年度大学入学共通テスト
日本史の傾向から考察

2026年共通テスト日本史対策

講師

本ページでは以下のことがわかります。

今年度から日本史Bが歴史総合•日本史探究に変わり、出題範囲の変更がありました。
ここでは大学入学共通テスト歴史総合•日本史探究の出題傾向・対策などを解説していきます。共通テストの傾向をしっかりと把握して正しい共通テスト対策を行っていきましょう。

2026年共通テスト歴史総合・日本史探究過去問解説

新課程2年目となった2026年度の歴史総合・日本史探究は、2025年度に引き続き、歴史総合と日本史探究を組み合わせた形式で出題されました。

大きな方向性としては、単純な用語暗記だけで解ける問題よりも、資料・史料・会話文・図表などをもとに、時代背景や因果関係、複数の出来事のつながりを考えさせる問題が中心です。

2027年度も、大学入試センターの問題作成方針を踏まえると、歴史に関わる事象を多面的・多角的に考察する力や、教科書で学んだ知識を初見の資料と結びつけて判断する力が重視されると考えられます。

2026年度共通テスト歴史総合・日本史探究の平均点と2025年からの推移

2026年度大学入学共通テストの歴史総合・日本史探究は、平均点を見ると2025年度より得点しやすい結果となりました。

共通テスト日本史の平均点推移

科目満点2025年度平均点2026度平均点前年度との差
歴史総合・日本史探究10056.9962.29+5.30

ただし、平均点が上がったからといって、満点や8割以上の高得点が簡単になったわけではありません。2026年度共通テスト全体の傾向として、7割前後までは得点しやすい一方で、8割以上を安定して取るには、知識の正確さに加えて、資料読解力・判断力・時間内に処理する力が必要でした。

そのため、地方国公立大学や共通テストで7割前後を目標にする受験生にとっては、基礎知識をしっかり固め、標準的な共通テスト対策を行うことで得点源にしやすい科目といえます。一方で、旧帝大や都市部の難関国公立大学など、共通テストで8割以上が求められる受験生にとっては、表面的な暗記だけでは差がつきにくく、資料・史料を使った応用問題への対応力が重要になります。

2026年度共通テスト歴史総合・日本史探究の出題形式と2027年度入試の注意点

2026年度共通テスト歴史総合・日本史探究の出題形式と2027年度入試の注意点

2026年度共通テスト歴史総合・日本史探究では、歴史総合と日本史探究を組み合わせた出題が継続されました。

大問ごとの細かな配点を覚えることよりも、受験生にとって重要なのは、どのような力が問われているかを把握することです。歴史総合・日本史探究では、単純な用語暗記だけでなく、資料・史料・図表・会話文などを読み取り、学習した知識と結びつけて判断する力が求められます。

特に、歴史総合の範囲では、日本史だけでなく世界史的な視点も必要になります。近現代の国際関係、戦争、経済、社会の変化などを、日本の歴史と関連づけて理解しておくことが大切です。

また、日本史探究の範囲では、古代から近現代まで幅広く出題されるため、特定の時代だけに偏った学習では得点が安定しません。政治史だけでなく、外交史、文化史、経済史、社会史なども含めて、全体の流れを整理しておきましょう。

2027年度に向けては、次のような対策が重要です。

・教科書レベルの基本事項を正確に理解する
・用語を単独で覚えるのではなく、背景や因果関係とセットで整理する
・資料・史料・図表を使った問題に慣れる
・歴史総合の近現代史と日本史探究の内容を関連づける
・苦手な時代やテーマを残さず、全範囲をバランスよく復習する

2026年度の傾向を踏まえると、7割前後を目指す場合は、基本事項の定着と標準的な共通テスト演習で十分に得点を狙えます。一方で、8割以上を目指す場合は、知識の正確さに加えて、初見資料を読み解く力や、選択肢の細かな違いを見抜く力まで鍛えておく必要があります。

2027年度日本史入試問題予想・対策

2027年度の歴史総合・日本史探究も、2025年度・2026年度と同様に、知識の暗記だけでなく、資料や史料をもとに考える問題が中心になると予想されます。

特に注意したいのは、平均点が上がった年度であっても、高得点層では差がつきにくくなるとは限らない点です。7割前後を目指す場合は、基本事項の定着と標準的な演習で十分に対応できますが、8割以上を目指す場合は、細かい知識の暗記だけでなく、初見資料を読み解く力、時代の流れを整理する力、複数の選択肢を比較して正誤判断する力が必要です。

また、歴史総合の範囲では、日本史だけでなく世界史的な視点も問われます。日本と世界の関係、近現代の国際情勢、経済・社会の変化などを、日本史探究の学習と切り離さずに整理しておきましょう。

2027年度共通テスト歴史総合・日本史探究の対策

2027年度共通テスト歴史総合・日本史探究の対策

共通テスト歴史総合・日本史探究では、基礎知識の定着と資料読解力の両方が必要です。

2026年度の傾向を踏まえると、7割前後を目標にする受験生は、教科書レベルの基本事項を正確に理解し、共通テスト形式の問題に慣れることで得点を安定させやすい科目です。

一方で、8割以上を目指す受験生は、基本事項を覚えるだけでは不十分です。史料・図表・会話文・年表などを使った問題で、何が問われているのかを素早く判断し、選択肢の細かな違いを見抜く練習が必要になります。

何から?共通テスト日本史で高得点を取るためのおすすめの勉強法

何から?共通テスト日本史で高得点を取るためのおすすめの勉強法

ここでは、共通テスト歴史総合・日本史探究のおすすめの勉強法を紹介します。

まずは基礎的な知識の徹底

共通テストでは、思考力や判断力を問う問題が出題されますが、その前提には基礎知識があります。

まずは、教科書に出てくる基本的な出来事・人物・制度・文化・時代区分を正確に理解しましょう。単に用語を覚えるだけでなく、「いつ」「誰が」「何を」「なぜ」「その結果どうなったか」をセットで整理することが大切です。

特に歴史総合・日本史探究では、近現代の日本と世界のつながりが重要になります。日本国内の出来事だけでなく、国際情勢や世界の動きと関連づけて理解しておきましょう。

できない分野をつぶす

歴史総合・日本史探究は、古代から近現代まで幅広く出題されます。苦手分野を残してしまうと、その分野が出題されたときに大きく失点する可能性があります。

特に、近現代史、外交史、経済史、文化史、社会史は、苦手意識を持つ受験生が多い一方で、共通テストでは資料や史料と組み合わせて出題されやすい分野です。

苦手分野は、まず教科書や基本参考書に戻って流れを確認し、その後に問題演習を行いましょう。いきなり難しい問題に取り組むよりも、基礎事項の抜けをなくすことが得点安定につながります。

難しい問題集より基礎的な参考書を徹底する

共通テストで7割前後を安定して取りたい場合、まずは難しい問題集に手を出すよりも、教科書レベルの知識を正確に身につけることが大切です。

共通テストでは、難しい用語を知っているかよりも、基本事項を正しく理解し、資料や選択肢に合わせて使えるかが問われます。

そのため、基本的な参考書や一問一答、共通テスト対策問題集を繰り返し、知識を「見たことがある」状態から「問題の中で使える」状態にしていきましょう。

ただし、8割以上を目指す場合は、基本事項の定着後に、史料読解・図表読解・テーマ史・近現代史の演習量を増やす必要があります。

教科書だけではなく、試行調査、共通テスト模試、予想問題集、過去問を利用

基礎をおさえたら、共通テスト形式の演習に移りましょう。

歴史総合・日本史探究では、資料・史料・会話文・図表などを読み取る問題が多く出題されます。教科書を読むだけでは、共通テスト特有の出題形式に慣れにくいため、模試や予想問題集、過去問を活用して演習することが重要です。

演習の際は、正解・不正解だけで終わらせず、次の点を確認しましょう。

・どの知識が必要だったのか
・資料や史料のどこを読めば判断できたのか
・選択肢のどの部分が誤りだったのか
・時代の流れや背景を理解できていたか

また、共通テストは時間内に多くの資料を処理する必要があります。知識があっても、読むのに時間がかかりすぎると最後まで解ききれません。演習時には必ず時間を測り、60分以内で解く練習を行いましょう。

理系の受験生はいつから共通テスト対策に取り組むべきか

理系の受験生で、共通テストのみ歴史総合・日本史探究を使う場合でも、できるだけ早めに基礎学習を始めることをおすすめします。

日本史は直前期の暗記で何とかなると思われがちですが、共通テストでは資料読解や時代の流れを問う問題が多いため、短期間で高得点を狙うのは簡単ではありません。

7割前後を目標にする場合でも、春から夏にかけて通史の基礎を固め、秋以降に共通テスト形式の演習へ移るのが理想です。8割以上を目指す場合は、早い段階から二次試験科目とのバランスも考えながら、計画的に学習を進める必要があります。

共通テスト歴史総合・日本史探究 直前対策

共通テスト歴史総合・日本史探究 直前対策

共通テスト直前期は、新しい参考書に手を広げるよりも、これまで解いた問題の復習を優先しましょう。

特に、間違えた問題については、単に答えを覚えるのではなく、なぜ間違えたのかを確認することが大切です。

・知識が抜けていたのか
・時代の流れを理解できていなかったのか
・資料の読み取りを誤ったのか
・選択肢の比較が不十分だったのか
・時間が足りなかったのか

原因によって、復習の仕方は変わります。知識不足であれば教科書や参考書に戻り、資料読解で間違えた場合は、資料のどの部分を根拠にすべきだったのかを確認しましょう。

また、直前期には時間配分の確認も重要です。解ける問題を時間切れで落とさないように、60分で解ききる練習を繰り返しましょう。

共通テスト歴史総合・日本史探究 対策問題集・参考書

共通テスト歴史総合・日本史探究 対策問題集・参考書

歴史総合・日本史探究の対策では、基礎知識を固める教材と、共通テスト形式に慣れる教材を分けて考えることが大切です。

まずは、教科書や基本参考書、一問一答などで、通史の流れと重要事項を整理しましょう。そのうえで、共通テスト形式の問題集や予想問題集を使い、資料・史料・会話文・図表を使った問題に慣れていきます。

人気の参考書や難しい問題集を使うこと自体が悪いわけではありませんが、自分の実力に合っていない教材を使うと、知識が定着しないまま演習だけが進んでしまいます。

7割前後を目指す場合は、基本レベルの教材を徹底することが重要です。8割以上を目指す場合は、基本を固めた後に、テーマ史・近現代史・史料読解の演習を増やしていきましょう。

2027年度共通テスト歴史総合・日本史探究 時間配分

共通テスト歴史総合・日本史探究は、試験時間60分で解答します。

資料・史料・会話文・図表を読む問題が多いため、知識問題だけの試験と比べると、時間配分が重要になります。1問に時間をかけすぎると、後半の大問で焦ってしまい、解ける問題を落とす原因になります。

共通テスト歴史総合・日本史探究 時間配分例

共通テスト歴史総合・日本史探究 時間配分例

試験時間は60分です。

大問ごとの配点や問題数によって多少の調整は必要ですが、以下のような時間配分を目安にするとよいでしょう。

共通テスト 歴史総合・日本史探究 時間配分例

大問1 10〜12分
大問2 8〜10分
大問3 8〜10分
大問4 8〜10分
大問5 8〜10分
大問6 8〜10分
見直し 5分前後
計60分

上記はあくまで目安です。

資料や史料の読み取りに時間がかかる大問では、少し長めに時間を使っても構いません。ただし、わからない問題にこだわりすぎると全体の時間が足りなくなるため、迷った問題はいったん印をつけて次に進むことも大切です。

過去問や予想問題などで解き方のコツをつかもう

過去問や予想問題などで解き方のコツをつかもう

時間内に解ききるためには、共通テスト形式の問題に慣れておく必要があります。

設問・選択肢を先に読む

まず設問や選択肢を確認し、「何が問われているのか」を把握してから資料や本文を読みましょう。

歴史総合・日本史探究では、資料のすべてを細かく読む必要があるとは限りません。設問で問われている内容を先に確認することで、必要な情報に絞って読むことができます。

特に、会話文や探究活動形式の問題では、本文を最初から最後まで丁寧に読みすぎると時間がかかります。設問の要求を確認しながら、必要な部分を拾って読む練習をしましょう。

わからない問題はとばす

共通テストでは、1問に時間をかけすぎないことが重要です。

わからない問題にこだわってしまうと、後半の大問を解く時間がなくなり、取れるはずの問題を落としてしまいます。

特に、正誤判定で迷う問題や、資料の読み取りに時間がかかる問題は、いったん印をつけて先に進みましょう。最後に見直しの時間を残しておくことで、落ち着いて再検討できます。

2027年度共通テスト歴史総合・日本史探究試験で満点を目指すには

2027年度共通テスト歴史総合・日本史探究試験で満点を目指すには

共通テスト歴史総合・日本史探究で満点や9割以上を目指すには、基本事項を覚えるだけでは不十分です。

まず、教科書レベルの知識を正確に身につける必要があります。その際には、用語を単独で覚えるのではなく、時代の流れ、背景、原因、結果、他の出来事との関係まで整理しましょう。

次に、史料・図表・年表・会話文などを使った問題に多く触れ、初見の資料でも落ち着いて判断できるようにします。共通テストでは、教科書で見たことのない資料が出ても、授業で学んだ知識と結びつけて考えれば解ける問題が出題されます。

また、満点を狙う場合は、近現代史、外交史、経済史、文化史など、受験生が手薄になりやすい分野まで丁寧に対策する必要があります。

共通テストの1〜2か月前には、過去問や予想問題を使って本番形式の演習を行い、間違えた問題は教科書や参考書に戻って確認しましょう。演習量を増やすだけでなく、復習の質を高めることが高得点につながります。

共通テスト社会選択科目の選び方(歴史総合・日本史探究を選ぶメリットデメリット)

共通テスト社会選択科目の選び方(歴史総合・日本史探究を選ぶメリットデメリット)

共通テスト社会では、どの科目を選ぶかによって学習負担や得点の伸ばしやすさが変わります。

2026年度の全体傾向としては、7割前後までは得点しやすい一方で、8割以上を安定して取るには科目ごとの難しさや相性が大きく影響しました。そのため、「今年得点しやすかった科目を選ぶ」という考え方ではなく、自分の得意不得意、志望校の配点、他科目とのバランスを踏まえて選ぶことが重要です。

歴史総合・日本史探究は、通史の学習量が多く、短期間で仕上げるには負担がかかります。一方で、日本史に興味がある受験生や、時代の流れを整理して学ぶことが得意な受験生にとっては、安定した得点源にしやすい科目です。

日本史探究と世界史探究の難易度の違い

日本史探究と世界史探究の難易度の違い

日本史探究と世界史探究のどちらが有利かは、一概には言えません。

暗記する範囲の広さで見ると、世界史より日本史の方が取り組みやすいと感じる受験生もいます。一方で、日本史は日本国内の政治・社会・文化・経済について、より細かい知識や時代背景の理解が求められます。

また、歴史総合の範囲では、世界史的な内容や近現代の国際関係も扱われます。そのため、日本史探究を選んだ場合でも、日本史だけを学習していれば十分というわけではありません。

戦国時代や幕末など特定の時代が好きという理由だけで選ぶのではなく、古代から近現代まで継続して学習できるか、資料や史料を読むことに抵抗がないか、他科目とのバランスを考えて選ぶことが大切です。

日本史に興味があり、通史をコツコツ積み上げられる受験生にとっては、歴史総合・日本史探究は得点源にしやすい科目です。一方で、短期間で負担を抑えて得点を取りたい場合は、公共・政治経済や地理など、他の社会科目との比較も必要になります。

よくある質問

直前期には何をやればいいですか?

共通テスト直前になったら、できなかった問題を繰り返しやり、確実に解けるようにしておきましょう。何度も間違ってしまう問題は、基本的なことが理解できていない可能性があります。放置すると他にも解けない問題が出てくる可能性があるため、さかのぼって復習することも忘れずに。
また、過去問や模試を使っての時間配分の確認も重要です。
せっかく解ける問題を時間切れで失点してしまうのはもったいないので、時間内に解ききることができるようにトレーニングをしておきましょう。
1週間前になったら、新しいことに取り組むのではなく、これまでに解いてきた参考書や問題集を一冊、重点的に見直して全体像を把握しておきましょう。抜けているところや漏れがあるところに気づいたらその漏れを埋め、精度を上げることに注力しましょう。

日本史と世界史はどちらを選べば良いですか?

暗記する項目やマスターするまでの所要時間を考えると、世界史より日本史のほうが取り組みやすいと言えます。
ただ日本史は、世界史に比べ日本に限定しているため、より深く細かい知識が必要になり、一概にどちらが有利とは言えません。
受験勉強は長期戦です。自分が勉強していて興味を持つことができたり、楽しむことができたりする方を選択するようにしましょう。

日本史以外の他教科の大学入学共通テスト対策

基礎的な知識が身についていることを前提に、思考力や応用力を問われるというのが全教科・科目を通じての共通テストの傾向となっています。

他教科の共通テストの科目別問題傾向と対策も詳しく説明していますので、是非参考にして共通テスト対策の勉強を進めていきましょう。

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