2022年度大学入学共通テスト
世界史Bの傾向と対策

センター試験から大学入学共通テストに変わり、その違いや共通テストの対策の仕方に不安を感じている受験生が多いことでしょう。

ここでは、大学入学共通テストの世界史B対策について、2021年度(令和3年度)の出題傾向やセンター試験からの変更点、共通テストの世界史Bでは何が求められるのか解説していきます。2021年度入学共通テストの世界史Bの問題傾向、センター試験との違いをしっかりと把握して正しい共通テスト対策を行っていきましょう。

2021年度(令和3年度)入学共通テスト世界史Bの問題内容

 

大学入学共通テスト 世界史Bの傾向と対策

 

第1問 資料と世界史上の出来事との関係 15点

 Aは『史記』に見える始皇帝死亡時の逸話、Bはマルク=ブロックの『歴史のための弁明―歴史家の仕事』の一節に関する設問でした。時代としては、古代中国と近代ヨーロッパを中心とした内容です。問5は、史料で述べられていることが何を表しているかを、年代から推察する必要がありました。

 

第2問 世界史上の貨幣 18点

 Aでは1750年から1821年にかけてのイギリスにおける金貨鋳造量のグラフ、Bではアジアの貨幣に関する設問でした。時代としては、近代のアジア・ヨーロッパを中心とした内容です。問1・2はグラフの読解です。問3・5共に年代を手掛かりにすることで、正答を導くことができました。

 

第3問 文学者やジャーナリストの作品 24点

 Aでは『デカメロン』の一部、Bでは大庭柯公が19世紀以降のロシアにおける革命運動の展開について論評した文章、Cではジョージ=オーウェルの小説『1984年』に関する討論の資料に関する設問でした。第3問では提示された資料を読み、内容を把握する必要がある設問がありました。特に問2は、病に関する知識に基づいて資料の内容と照らし合わせる必要がありました。

 

第4問 国家やその官僚が残した文書 26点

Aでは19世紀にヨーロッパで締結された条約、Bでは日中国交正常化に関する会話文、Cでは英領インドの統治に関連する文書に関する設問でした。史料の年代を並び替える問題は、センター試験では見られなかった出題形式です。また、用語の知識だけでなく、提示された地図中から情報を読み取る地理的知識も必要とされました。

 

第5問 旅と歴史 17点

Aでは3つの地域について述べた資料文、Bでは韓国の石碑に関する設問でした。問3は、。説明された文章を頼りに地域を特定し、古代ローマに関する知識を活用することで解答する必要がありました。

 

 

2022年度(令和4年度)入学共通テスト世界史Bの対策

出題範囲の基礎知識を偏りなく身につける

センター試験の形式ではない新たな出題形式があるものの、問われている内容自体は標準的なものが多いです。内容は、出題範囲から幅広く出題されるため、苦手分野を作らないよう学習する必要があります。教科書を読むだけでなく、用語問題集を活用しながら演習を繰り返しましょう。

 

多様な資料の読み取りに慣れる

共通テストには、グラフや文献等の多様な資料が出題されました。中には、教科書では扱われないような資料もあり、必要な情報を読み取るのに時間がかかるものもありました。はじめて見る資料でも落ち着いて取り組めるよう、日々の学習からポイントを素早く読み取ることに慣れておきましょう。また、資料内の情報を埋める形式の出題もあるので、複数の資料の流れや繋がりを考える習慣をつけましょう。

 

歴史上の出来事の背景や他の出来事との繋がりを考える

共通テストでは、知識を問うシンプルな形式の出題が減少しました。その分、歴史上の出来事のつながりを問う出題が多くなりました。そのため、単に用語を覚えるだけでなく、その出来事の背景や前後の文脈を理解しておきましょう。

世界史B以外の他教科の大学入学共通テスト対策

世界史B共通テストでは、センター試験から出題傾向が変化するため、受験対策も共通テストに対応して行う必要があります。以下では世界史B以外の他の教科の共通テストの科目別問題傾向と対策を詳しく説明していますので、是非参考にして共通テスト対策の勉強を進めていきましょう。

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