医師 資格を取得するには?
資格取得を支援する大学と
受験対策

医師資格と難易度について

医師は、国家試験で「医師免許」を取得した人だけが就くことができる職業です。医師の国家試験受験資格を得るためには、医学を学べる大学に入学し、6年かけて医学に関する知識や技術を身につけ修了する必要があります。
医師の国家試験に合格後は、2年以上の臨床研修を積み、正式に医師として医療行為を行うことができます。日本の医学系の大学では、歯科を除くすべての診療科の授業を受けることができるため、法的には歯科を除くすべての診療科における医療行為を行うことができます。
ただし、麻酔科のみ麻酔科医として業務にあたるには、厚生労働省の許可を得なければいけません。

また、医師の国家資格取得を目指すためには、厳しい受験戦争に勝ち抜く必要があります。大学の医学部や医大は、偏差値や倍率が非常に高いため、根気強い精神力と勉強を続ける努力、しっかりとした受験対策が重要です。

医学部のある大学は、「国公立」「私立」とさまざまで、私立大学の場合は大学によって差があり、学費が高額です。
医師の国家試験は、合格率が90%前後と高い傾向にあり、国家試験よりも6年間の大学での授業や実習などの方が大変です。医学部では、歯学を除いたすべての科目を学ぶことができますが、同時に国家試験でもすべての科目に関する問題が出題されるため、忙しい日々の中でも、勉強を続けるモチベーションが大切です。

医師の国家試験や大学での課程は難しいですが、国家試験に合格できれば、将来を約束される資格とも言うことができ、就職には困りません。

医師になるには?医師が取れる大学の主な学部

医師は、医師養成課程のある6年制の大学に進学し、正規の課程を修了して卒業し、医師の国家試験受験資格を得ましょう。医師の国家試験受験資格が取れる大学の主な学部は、医学部、医薬保健学域などの学部です。

医師資格取得者が多い大学ランキング10選

1位 自治医科大学(115人) 合格率:100.0%
2位 東京医科歯科大学(102人) 合格率:99.0%
3位 秋田大学(128人) 合格率:97.7%
4位 防衛医科大学(78人) 合格率:97.5%
5位 筑波大学(138人) 合格率:97.2%
6位 名古屋市立大学(102人) 合格率:97.1%
7位 信州大学(122人) 合格率:96.8%
8位 浜松医科大学(116人) 合格率:96.7%
9位 産業医科大学(85人) 合格率:96.6%
10位 藤田医科大学(107人) 合格率:96.4%

上記の10選に入る大学以外にも、新卒の合格率は100%近い大学も多いです。2021年度の医師国家試験の合格率は、総数で91.4%、新卒で94.4%となりました。医師養成課程のある多くの大学が、医師国家試験の合格率が90%を越えていますが、国家試験は非常に難しいため、上位の大学は国家試験の対策やサポートが強いことが予測されます。

医師資格取得が単位になる大学

国公立大学

国公立大学で、医師資格取得が単位になる大学はありません。

私立大学

私立大学で、医師資格取得が単位になる大学はありません。

医師資格取得を支援する大学(6年制)

北海道・東北

旭川医科大学 北海道大学  弘前大学
東北大学 秋田大学 山形大学 
札幌医科大学 福島県立医科大学 岩手医科大学 
東北医科薬科大学

関東・北関東

筑波大学 群馬大学 千葉大学
東京大学 東京医科歯科大学 新潟大学
山梨大学 信州大学 横浜市立大学
自治医科大学 獨協大学 国際医療福祉大学
埼玉医科大学 北里大学 杏林大学
慶應義塾大学 順天堂大学 昭和大学
帝京大学 東海大学 東京医科大学
東京慈恵会医科大学 東邦大学 日本大学
日本医科大学 聖マリアンナ医科大学 防衛医科大学校

東海・甲信越

富山大学 金沢大学 福井大学
浜松医科大学 名古屋大学 岐阜大学
三重大学 名古屋市立大学 金沢医科大学
愛知医科大学 藤田医科大学

関西

滋賀医科大学 京都大学 大阪大学
神戸大学 京都府立医科大学 大阪公立大学
奈良県立医科大学 和歌山県立医科大学 大阪医科薬科大学
関西医科大学 近畿大学 兵庫医科大学

中国

鳥取大学 島根大学 岡山大学
広島大学 山口大学 川崎医科大学

四国

徳島大学 香川大学 愛媛大学
高知大学

九州・沖縄

九州大学 佐賀大学 長崎大学
熊本大学 大分大学 宮崎大学
鹿児島大学 琉球大学 久留米大学
福岡大学 産業医科大学

医師資格取得に大学進学が有利な理由

医師は、医師養成課程のある6年制の大学(医学部)や医科大学などで、正規の課程を修了し、卒業するまたは卒業見込みで厚生労働省が実施する国家試験の受験資格を得られます。この国家試験に合格し、医師免許の申請を出すことで、医師の免許を取得できます。
この方法が、一般的な医師資格取得への近道となり、医師免許を取得できれば就職にも困りません。

医師資格概要

医師として働くためには、6年制の大学(医学部)や医科大学で正規の課程を学び修了し、医師の国家試験受験資格を得る必要があります。医師の国家試験を受験し、合格すると医師免許の申請をすることができ、資格を取得することができます。
医師の国家試験に合格後は、2年以上の臨床研修を積むことで、正式に医師として医療行為を行うことができます。

医師の国家試験は、受験願書の配布が10月中旬以降となり、試験日は2月上旬に2日間行われます。合格発表は、3月中旬に厚生労働省のホームページで発表されます。
試験地は、北海道、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、熊本県及び沖縄県と全国で会場があります。

受験資格

①学校教育法に基づく大学において、医学の正規の課題を修めて卒業した者

②医師国家試験予備試験に合格した者で、合格した後1年以上の診療および公衆衛生に関する実地訓練を経た者

③外国の医学校を卒業し、または外国で医師免許を得た者であって、厚生労働大臣に①②に掲げる者と同等以上の学力および技能を有し、かつ適当と認定した者

④沖縄の復帰に伴う厚生省関係法令の適用の特別措置等に関する政令第17条第1項の規程により、医師法の規定による医師免許を受けたものとみなされる者であって、厚生労働大臣が認定した者

受験料

〇受験料…15,300円
〇合格後の医師免許の取得申請…60,000円分の登録免許税(収入印紙)

試験内容

試験内容は、「臨床上必要な医学及び公衆衛生に関して、医師として具有すべき知識及び技能」とされ、医師として必ず必要な知識や、臨床医にとっての常識、治療や検査で禁忌となるもの、医師として遵守すべき法律に抵触するものなどが出題されます。

<問題数>

試験は2日間行われ、1日200問ずつの合計400問の問題が出題されます。

<問題形式>

2日間の試験では、下記の各内容が問われます。

  • 疾患ごとの知識が問われる「各論」
  • 研修医になるために必要な最低限の知識を問う「必修」
  • 疾患をまたいで横断的に問われる「総論」

これらの各内容でコマ割りされ、各内容では特定のテーマごとに知識を問う「一般問題」と、症例提示で始まる「臨床問題」が問われます。臨床問題の中には、1症例に複数の設問が設けされる場合があり、これを「臨床長文問題」といいます。

試験の解答形式はマーク式で、設問形式は、五者択一問題、五者択二・択三問題、多肢選択問題、計算問題などです。

<各試験日の時間>

〇試験1日目

各論(試験時間 165分)…75問(一般 15問、臨床 60問)

  • 必修(試験時間 95分)…50問(一般 25問、臨床 15問、長文 10問)
  • 各論(試験時間 150分)…75問(一般 35問、臨床 25問、長文 15問)

〇試験2日目

各論(試験時間 165分)…75問(一般 15問、臨床 60問)

  • 必修(試験時間 95分)…50問(一般 25問、臨床 15問、長文 10問)
  • 各論(試験時間 150分)…75問(一般 35問、臨床 25問、長文 15問)

<合格基準>

医師国家試験の合格基準は、以下の通りです。

  • 必修問題…80%の得点 (絶対基準)
  • 一般・臨床問題…70%前後程度 (相対基準)
  • 禁忌肢…3問以下 (絶対基準)

医師の業務は人の生命を左右するため、医師国家試験の禁忌肢については、合格基準の3問以下を越えてしまうと、他の問題が合格基準でも不合格となる強力な選択肢です。

有利な就職業種・就職業界一覧

大学を卒業し、医師免許を取得後は2年以上の臨床研修を経て、進みたい診療科に勤めるパターンが多いです。
医師として就職する業界は、病院だけではありません。
基本的には医療・福祉が多く、医療機関や個人開業クリニック、保健所、健診センター、保健福祉センター、高齢者健康施設、行政機関、各研究機関などさまざまです。
中には、教育関連の業界で、大学の教官として就職する場合や、司法解剖などを行う法医学者として活動する人もおり、医師として活躍できる幅は広いです。

医師になる為に志望大学合格をめざす受験生の皆さんへ

医師を目指すためには、始めに非常に高いレベルでの受験で合格を勝ち取ることが必要です。
医師養成課程のある大学へ進学できても、6年間は楽しいだけでなく、授業や実習、テストと忙しい日々が待ち受けています。

しかし、この中でも残ることができた人たちは、エリート中のエリートです。
医師を目指す道のりは長いですが、やりがいのある職業に間違いありません。向上心と精神力を強く持ち、まずは志望大学の合格を目指して日々の勉強を頑張りましょう。

>医学部の入試科目、入試範囲、入試傾向、問題難易度についてはこちら

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③学習方法と勉強法を具体的に指示するので一人でも大学受験勉強を進めていくことができる

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