2026年度大学入学共通テスト
英語の傾向から考察
目次
ここでは、大学入学共通テストの英語対策について、2027年度入試に向けた出題傾向や対策を解説していきます。
2026年度共通テストの実際の傾向を踏まえると、英語はリーディングで得点しやすい問題が多く、基礎を固めて共通テスト形式に慣れていれば、7割前後の得点は十分に狙える内容でした。
一方で、8割以上の高得点を安定して取るには、語彙力・読解スピード・情報処理力に加えて、二次試験にも対応できる英語力が必要です。難関大を目指す場合は、共通テスト対策だけでなく、早い段階から個別試験・二次試験対策も並行して進めることが重要です。
| 科目 | 満点 | 2025年度平均点 | 2026年度平均点 | 前年度との差 |
|---|---|---|---|---|
| リーディング | 100 | 57.69 | 62.81 | +5.12 |
| リスニング | 100 | 61.31 | 54.65 | -6.66 |
2026年度の共通テスト英語は、リーディングが比較的得点しやすい内容でした。基礎的な語彙力や読解力があり、共通テスト形式の演習を積んでいた受験生にとっては、得点を伸ばしやすい問題構成だったと言えます。
一方で、リスニングは先読みや聞き取りの精度によって差がつきやすく、対策不足がそのまま得点差につながりやすい科目です。リーディングとリスニングを分けて、それぞれに必要な対策を進めることが重要です。

2026年度の共通テスト英語では、リーディングは比較的取り組みやすく、得点しやすい問題が多かったと考えられます。基本的な語彙力や文構造の理解があり、共通テスト形式の演習を積んでいた受験生にとっては、安定して得点しやすい内容でした。
ただし、文章量や資料の読み取り、設問処理のスピードは引き続き求められます。単に英文を読めるだけでなく、必要な情報を素早く探し、選択肢を正確に判断する力が必要です。
そのため、7割前後の得点を目指す場合は、基礎固めと共通テスト形式への慣れが重要です。一方で、8割以上を安定して狙う場合は、共通テスト対策教材だけでなく、より難度の高い長文読解や二次試験対策にも早い段階から取り組む必要があります。

2026年度の共通テスト英語リーディングは、比較的得点しやすい問題が多く、基礎力と形式慣れが得点に結びつきやすい内容でした。語彙・文法・基本的な読解力を固めたうえで、共通テスト形式の演習を重ねていれば、7割前後の得点は十分に狙える問題構成だったと言えます。
一方で、8割以上を安定して取るためには、英文を正確に読む力だけでなく、限られた時間内で情報を処理する力が必要です。本文、図表、設問、選択肢を素早く照合し、根拠を持って答えを選ぶ練習が欠かせません。
2027年度入試に向けても、日常的な文章、資料、表、メール、レポートなどを題材にした実用的な出題への対策が重要です。単語を追うだけではなく、文章全体の目的や、設問で問われている情報を正確につかむ練習を行いましょう。
英語リーディングは、問題傾向に合わせた対策によって得点を伸ばしやすい科目です。まずは単語・熟語・文法構造の基礎を固め、そのうえで共通テスト形式の長文演習に取り組むことが重要です。
難関大を目指す場合は、共通テスト対策だけでなく、二次試験・個別試験に向けた長文読解や記述対策も早めに始める必要があります。共通テストで8割以上を安定して取るには、共通テスト教材だけではなく、より深い読解力を養う学習が必要です。

リスニングは、リーディングと同様に共通テスト形式への慣れが重要です。特に、問題の先読み、図表の確認、選択肢の把握を音声が流れる前にどこまでできるかが得点に大きく関わります。
リーディングが比較的得点しやすい年度であっても、リスニングは聞き逃しや先読み不足によって得点が大きく変わります。英語全体で安定して得点するためには、リーディングだけでなくリスニングも継続的に対策する必要があります。
リスニング対策では、まず音声を聞くだけでなく、自分でも発音し、英文の音のつながりや弱く読まれる部分に慣れることが大切です。音声付きの例文暗記やシャドーイングを取り入れることで、聞き取れる英語の量を増やしていきましょう。
また、共通テストのリスニングでは、図表やワークシートを使った問題も出題されます。問題演習を通して、どの情報を先に確認するか、どの問題を重点的に先読みするかを決めておくことが大切です。

2026年度の傾向を踏まえると、共通テスト英語は、基礎力を固めたうえで形式に慣れれば得点を伸ばしやすい科目です。特にリーディングは比較的取り組みやすく、7割前後を目指す受験生にとっては、正しい順序で学習すれば得点源にしやすい内容でした。
一方で、8割以上を安定して取るには、単語や文法の知識だけでは不十分です。英文を速く正確に読み、設問の意図をつかみ、選択肢を根拠を持って判断する力が必要になります。
そのため、英語の学習では、まず単語・熟語・文法構造を固め、その後に長文読解、共通テスト形式の演習、時間を測った実戦演習へと進めることが重要です。
難関大志望者の場合は、共通テスト対策に偏りすぎないよう注意が必要です。共通テストで8割以上が必要な大学を目指す場合、早い段階から二次試験・個別試験レベルの長文読解や記述対策にも取り組みましょう。
共通テスト英語で安定して得点するためには、単語・熟語の定着が欠かせません。リーディングでは、語彙が不足していると本文の内容把握に時間がかかり、設問を解く時間も不足してしまいます。
2026年度のリーディングは比較的得点しやすい内容でしたが、それは基礎的な語彙や文構造が身についている受験生にとっての話です。単語や熟語の定着が不十分な場合、読みやすい問題であっても得点を取りこぼす可能性があります。
まずは教科書レベルから共通テスト標準レベルの単語・熟語を確実に覚えましょう。語彙力を高めることは、リーディングだけでなくリスニングや個別試験対策にもつながります。
共通テスト英語では、文法問題が単独で出題されるわけではありません。しかし、文法を軽視してよいということではありません。
共通テストでは、英文の構造を正しく理解できることを前提に、内容把握や情報処理、選択肢の判断が求められます。文法理解が不十分な場合、本文の意味を取り違えたり、選択肢の細かな違いを判断できなかったりします。
個別試験では、従来どおり文法・語法問題が出題される大学も多くあります。英語が課される大学を受験する場合は、文法・語法問題集を1冊仕上げておくことで、共通テストにも個別試験にも対応しやすくなります。
共通テスト英語では、知識量だけを問う文法問題や発音・アクセント問題ではなく、英文の内容を理解し、必要な情報を読み取る力が求められます。
速読力、文意を正しく捉える力、図表や資料を分析して必要な情報を素早く見つける力などが必要になります。
まずは共通テスト形式の問題に入る前に、単語・熟語、文法構造の基礎を固めることが大切です。そのうえで、簡単な長文読解の問題集から始め、読む速度と正確性を高めていきましょう。
長文問題の文章がある程度読めるようになったら、共通テスト形式の問題に取り組みます。予想問題や実戦形式の問題集を使い、時間配分や設問処理の練習を重ねることが重要です。
共通テスト英語では、英語力そのものに加えて、問題形式への慣れが得点に大きく影響します。特にリーディングでは、本文・設問・選択肢・図表を短時間で処理する必要があります。
2026年度のリーディングは比較的取り組みやすい内容でしたが、時間配分を誤ると得点を伸ばしきれません。予想問題や共通テスト模試を使い、時間を測って解く練習を重ねましょう。
演習の際は、単に答え合わせをするだけでなく、どの大問に時間がかかったか、どの設問で迷ったか、どの順番で解くと得点しやすいかを確認することが大切です。
共通テスト直前期は、新しい教材を増やすよりも、これまでに解いた問題の復習を優先しましょう。特に、間違えた問題や時間がかかった問題を解き直し、同じミスを繰り返さないようにすることが大切です。
2026年度の共通テスト全体では、7割前後は狙いやすい一方で、8割以上の高得点は簡単ではない問題構成でした。英語でも、取れる問題を確実に取り切ることが重要です。
リーディングでは、時間配分の確認を必ず行いましょう。どの大問に何分使うか、わからない問題をどのタイミングで飛ばすかを決めておくことで、本番での失点を減らすことができます。
リスニングでは、直前期も毎日英語音声に触れることが大切です。問題演習だけでなく、スクリプトを見ながら音声を確認し、聞き取れなかった箇所を復習しましょう。
リーディングでは、パンフレット、ブログ記事、物語文、メール、説明文、レポート作成など、実用的な英文や資料を読み取る問題が出題されます。
2026年度のリーディングは比較的得点しやすい内容でしたが、本文量や資料の読み取り、設問処理のスピードは引き続き求められます。単語や文法の知識だけでなく、必要な情報を素早く見つける力が重要です。
リーディングの試験時間は80分です。大問ごとの分量や得意・不得意によって調整は必要ですが、時間配分の目安を決めておくことが重要です。
2026年度のリーディングは比較的得点しやすい内容でしたが、時間に余裕がある試験というわけではありません。本文を読む時間、設問を解く時間、見直しの時間を意識して演習しましょう。
特に、後半の大問では文章量や情報量が増えるため、前半で時間を使いすぎないことが大切です。わからない問題にこだわりすぎず、取れる問題を確実に取る意識を持ちましょう。
見直しの際は、以下の2点を必ず確認したうえで、不安な問題の見直しに入りましょう。
マークシートのずれがないか
名前、受験番号の書き漏れ、書き間違いがないか
英語の設問別の時間配分は、あくまで目安です。得意な問題傾向の設問は時間を短縮し、苦手な問題傾向の設問には時間を多めに使うなど、自分に合った調整が必要です。

共通テスト英語のリーディングでは、限られた時間内で多くの英文や資料を処理する必要があります。長文の読解に時間がかかると、それだけ設問に取り組む時間が少なくなり、正答率も下がります。
日常の学習や模試・予想問題などの演習で、本番と同じように時間を測って取り組み、速く正確に読む力を鍛えていきましょう。
共通テストは、大問ごとに出題の特色があります。問題を解く順番、時間配分、設問を読むタイミングなどを事前に決めておくことで、本番でも落ち着いて対応しやすくなります。
また、わからない問題に時間をかけすぎないことも大切です。共通テストでは、1問にこだわりすぎることで、本来取れたはずの問題を落としてしまうことがあります。
わからない問題は一度飛ばし、解ける問題から確実に解いていきましょう。
共通テスト英語のリスニングでは、短い発話や対話、やや長めの発話、会話や議論などを聞き取り、内容に合う選択肢を選ぶ問題が出題されます。
図表やワークシートを組み合わせた問題もあり、聞き取る力だけでなく、問題文や選択肢を先に確認する力、必要な情報を整理する力も求められます。

リスニング力をつけるためには、最初から試験音声を聞くだけではなく、実際の音声に近い形で英文を発声できるようにすることが重要です。
リスニングの難しさは、自分が認識している単語や熟語の音と、実際に読まれるときの音の違いによって生じます。
英文が読まれるときは、単語と単語がつながり、強く読まれる部分、弱く読まれる部分、音が消える部分、変化する部分があります。単語単体で聞くのとは異なる聞こえ方になるため、音の変化に慣れることが大切です。
まずは、単語、熟語や連語、句、節、文の順に、自分で発音できる単位を長くしていきましょう。音声付きの例文暗記の教材を利用すると効果的です。
リスニング力をつけるには、日常的に英語の音声に触れることが大切です。
ただし、漫然と聴いているだけでは大きな効果は期待できません。共通テスト英語のリスニング問題を聞き取れるようにするには、スクリプトの内容が実際の音声として聞こえるようになるまで、何度も音源を聞くことが効果的です。
最初から問題文を見ずに聞き取るのが難しい場合は、スクリプトを見ながら内容を確認しましょう。その後、スクリプト通りに読まれていることが聞き取れるようになるまで、繰り返し聴き直します。
聞き取れなかった部分が少しずつ聞こえるようになるまで、この流れを繰り返しましょう。
共通テスト英語のリスニングでは、図や表を組み合わせた問題が出題されます。問題ごとに図や問題文を読む時間が与えられますが、この時間に解答に関係しそうな箇所を確認しておくことで、音声の聞き取りがしやすくなります。
リスニングの問題演習を繰り返し、共通テストリスニングの形式や解き方に慣れておきましょう。
高校1年生、2年生の段階では、共通テストで点を取るための勉強だけに絞るのではなく、リスニング力そのものを上げる学習も大切です。
長期的には、共通テストの傾向に限らず、日常的に英語を聞くことも効果的です。英語のプレゼンテーションやニュースなどに触れ、普段から英語の音に慣れるようにしましょう。

2026年度の共通テスト全体では、7割前後の得点は狙いやすい一方で、8割以上の高得点を安定して取ることは難しい傾向が見られました。英語リーディングは比較的取り組みやすかったものの、難関大志望者にとっては高得点を取り切る力が必要です。
非難関の国公立大学や私立大学を目指す場合は、英語で大きく崩れないことが重要です。基礎を固め、共通テスト形式の演習を積むことで、英語を安定した得点源にしやすくなります。
一方で、旧帝大や都市部の難関公立大学など、共通テストで8割以上が求められる大学を目指す場合は、英語でも高得点が必要です。共通テスト対策だけでなく、二次試験・個別試験に対応できる読解力を早い段階から養いましょう。
また、2026年度に英語リーディングが取りやすかったからといって、英語だけを重点的に学習すればよいわけではありません。共通テストでは科目ごとに難易度の上下があるため、全科目をバランスよく対策することが大切です。
共通テストのリーディングは読解の量が多く、問題数に比して時間が足りないという人が多いと思います。長文の読解に時間がかかると、それだけ問題に取り組む時間も少なくなり、正答率も下がります。
日常の学習や模試・過去問・予想問題などの演習で本番のように時間をはかって取り組むなどして、速読力を鍛える実践が必須です。
リスニング力をつけるためには、問題を解く際に、
・自分で発声できるようにすること
・リスニング音源を何度も聴き直すこと
・本番のレベル、形式の問題演習を繰り返すこと
が有効です。
また、高校1年生、2年生の段階では、共通テストで点を取れるための勉強にフォーカスするのではなく、リスニング力そのものを上げる勉強をすることも大切です。
長期的には、共通テストの傾向のものに限らず、日常的に英語を聞くことも大切です。you tube で英語のプレゼンテーションやニュースを見るなど、日常的に英語を使い、耳を慣らすようにしましょう。
基礎的な知識が身についていることを前提に、思考力や応用力を問われるというのが全教科・科目を通じての共通テストの傾向となっています。
他教科の共通テストの科目別問題傾向と対策も詳しく説明していますので、是非参考にして共通テスト対策の勉強を進めていきましょう。
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