2026年共通テスト生物基礎対策

2025年度大学入学共通テスト
生物基礎の傾向から考察

2026年共通テスト生物基礎対策

講師

本ページでは以下のことがわかります。

2025年入試から、課程が新課程となりました。また、大学入学共通テストは5年目となり、知識の量ではなく、応用力や分析力を問う傾向が定着してきました。
ここでは大学入学共通テスト 生物基礎の対策について、2025年度の共通テスト出題傾向などを解説していきます。共通テストの傾向をしっかりと把握して正しい共通テスト対策を行っていきましょう。

2025年共通テスト生物基礎の解説・2026年生物基礎試験予想

2025年度の生物基礎はどのようになっていたのでしょうか。
項目ごとに解説します。

2025年度共通テスト生物基礎の平均点と2024年からの推移・難易度

2025年度大学入学共通テストの生物基礎は、前年度の平均と比較すると0.18点のマイナスでした。

生物基礎の平均点推移

科目満点2025年度平均点2024年度平均点前年度との差
生物基礎5031.3931.57-0.18

共通テスト生物基礎の特徴分析

共通テスト生物基礎の特徴分析

2025年の共通テスト生物基礎の構成は、大問数3題。

各大問はそれぞれ1つの大分野からの出題でした。

生物の基本的な知識・用語を正しく理解し、それを活用できているかを問う設問が目立ちました。考察問題の比率が増えており、基本的な知識を基にした応用力や思考力を問うという、共通テストの傾向通りの出題だったと言えます。

また、平均点も昨年とほとんど変わらず、難易度も平年並みだったと言えます。

2025年度共通テスト生物基礎の配点・出題範囲

2025年度共通テスト生物基礎は、50点満点で、大問数3題。

特定の分野に偏ることなく、幅広い分野から出題されました。

2025年度共通テスト生物基礎の配点

2025年度共通テスト 生物基礎の大問ごとの配点と出題項目は下記のとおりとなっています。

2025年度共通テスト生物基礎 大問ごとの配点
大問内容配点
生物の特徴・遺伝子16
体内環境18
生物の多様性16

2026年度生物基礎入試問題予想

2026年度生物基礎入試問題予想

2025年度の生物基礎は昨年までに引き続き大問3題の出題。マーク数や設問数に多少の増減は有るものの、大きな違いはありませんでした。

2026年度も引き続き基本的な知識を基にした応用力や思考力を問うという、共通テスト全体の傾向に沿った出題となると思われます。

2026年度共通テスト生物基礎の対策まとめ

共通テスト生物基礎の問題傾向や配点などをお伝えしてきました。それではどのように準備・対策をしていけばよいのでしょうか。

共通テスト生物基礎で満点を目指すためのおすすめの勉強法まとめ

ここでは、共通テスト 生物基礎のおすすめの勉強法を紹介します。

共通テスト生物基礎で満点を目指すためのおすすめの勉強法まとめ

まずは覚えること!基礎的な知識の徹底

共通テストの傾向として、思考力や応用力を問う出題がされますが、基礎的なことができている前提となっています。まずは基礎的な知識を徹底して身につけ、教科書で問われている知識については間違いなく理解できるようにしましょう。

できない分野をつぶす

幅広い分野から偏りなく出題されるため、苦手分野を残すと得点に響きます。基礎的な事項から丁寧に理解し、苦手分野をなくしましょう。また、演習を重ねることも大切です。繰り返し解くことで問題を解くことに慣れ、苦手を潰していきましょう。

難易度の高い問題集より、簡単な参考書を徹底する

共通テストは教科書の範囲からの出題が基本です。難解な問題集にチャレンジするよりも、基本的な問題集・参考書を徹底的に理解するほうが、結局高得点に繋がります。

共通テスト模試、予想問題集、過去問を利用

基礎を抑えたら、次に演習です。その際には共通テストの過去問にも積極的に取り組みましょう。共通テストとセンター試験は傾向が異なる部分もありますが、センター試験の問題も共通テストと同様に幅広い分野を網羅して出題されるため、十分参考になります。

時間内に問題解決に導けるスピードを身につけるため、時間を測りながらの演習も必須です。

文系の受験生はいつから共通テスト対策に取り組むべき?

文系の受験生はいつから共通テスト対策に取り組むべき?

文系の生徒で共通テストでのみ生物基礎を受験する場合、できれば春から、遅くとも夏ぐらいからは取り組みましょう。早めに取り組み知識の定着を図った上で演習に取り組みましょう。

現在の知識レベルによって何時間の学習をすればよいかは異なりますが、ベースがなければその分習得時間を割かなければいけなくなります。主要教科に割く時間が少なくなってしまうので、少しずつでもいいので早めに取り組むことをおすすめします。

共通テスト生物基礎 直前対策方法

共通テスト生物基礎 直前対策方法

共通テスト直前になったら、できなかった問題を繰り返しやり、確実に解けるようにしておきましょう。何度も間違ってしまう問題は、基本的なことが理解できていない可能性があります。放置すると他にも解けない問題が出てくる可能性があるため、さかのぼって復習することも忘れずに。

また、過去問や模試を使っての時間配分の確認も重要です。

せっかく解ける問題を時間切れで解けないのはもったいないので、時間内に解ききることができるようにトレーニングをしておきましょう。

共通テスト生物基礎 どんな問題集がいい? 対策問題集・参考書

基礎基本を固めた上で読解力・理解力が求められていることを踏まえて、共通テストの傾向に沿った解説・アドバイスをしてくれる教材を吟味して、徹底的に使い倒しましょう。

人気の参考書やオリジナルで制作されたものなどが悪いわけではありませんが、自分の実力にあったものを徹底するほうが地力はつきます。

2024年度共通テスト生物基礎 時間配分

共通テストはセンター試験に比べて読解量が多くなり、時間がタイトになっている傾向にあります。ここでは時間配分の例を紹介します。

共通テスト生物基礎 時間配分例

共通テスト生物基礎の時間配分例は下記のとおりです。

試験時間は1科目あたり30分。

見直し・チェックは余裕を持って行いたいところなので、時間を短縮できるよう工夫が必要です。

共通テスト 生物基礎 時間配分例

大問18分
大問29分
大問38分
見直し5分
30分
共通テスト 生物基礎 時間配分例

上記はあくまで目安です。

得意な問題傾向の設問は時間を短縮して、苦手問題傾向の設問には時間を余分にとるなどの調整は必要になります。あと、見直しの時間も最初から考慮した時間配分で取り組めるとミスもなくなり高得点に繋がります。

過去問や予想問題などで解答のコツをつかもう

時間内に解ききるためのコツをいくつかご紹介します。

設問・選択肢を先に読む

まず設問・選択肢を先に読んで、「何が問われているか」を把握したうえで問題文を読みましょう。

答えられない問題はとばす

わからない問題にこだわって時間がなくなってしまうとあとの大問をまるまる解けないということもありえます。

わからない問題は潔く飛ばして、解ける問題から解いていきましょう。

2026年度共通テスト生物基礎の試験で9割・満点を目指すには?独学勉強法

2026年度共通テスト生物基礎の試験で9割・満点を目指すには?独学勉強法

生物基礎に限らず、地学基礎・化学基礎・物理基礎の理科基礎科目は、特別に難解な問題が出題されるわけではありませんし出題範囲も広くありません。学校配布の教科書および問題集を徹底的に理解できれば、満点は十分目指せます。

理科の基礎科目はどれを選ぶべき?

理科の基礎科目はどれを選ぶべき?

理科基礎科目は、特別な理由がある場合を除いて、授業の選択科目で受けたことのある科目を選択し、内容を復習しつつ共通テスト対策に臨むのがベターです。理科基礎を使う場合、一般的に生物基礎、化学基礎、物理基礎、地学基礎の中で2科目を選択します。履修した科目が3科目以上ある場合や、履修する科目を選べる場合には、自分の得意、苦手に合わせて選ぶと良いでしょう。生物基礎、地学基礎は、暗記が得意な人、物理基礎、化学基礎は、計算力、思考力を活かしたい人におすすめです。

よくある質問

時間配分が難しいです。どうすればいいですか?

理科基礎科目は、2科目を合わせて60分で解くことが求められます。一科目あたり30分ですが、見直しも含めて30分に終わらせることでもう1つの科目に余裕を持って取り組めます。また、自分の得意科目、苦手科目によって、2科目の時間の比重を変えることも有用です。自分に合った時間配分を事前に考えておくようにしましょう。
また、わからない問題にこだわって時間がなくなってしまうとあとの大問をまるまる解けないということもありえます。わからない問題は潔く飛ばして、解ける問題から解いていきましょう。

直前期には何をやればいいですか?

共通テスト直前になったら、できなかった問題を繰り返し解き、確実に解けるようにしておきましょう。何度も間違ってしまう問題は、基本的なことが理解できていない可能性があります。放置すると他にも解けない問題が出てくる可能性があるため、さかのぼって復習することも忘れずに。
また、過去問や模試を使っての時間配分の確認も重要です。
せっかく解ける問題を時間切れで解けないのはもったいないので、時間内に解ききることができるようにトレーニングをしておきましょう。

生物基礎以外の他教科の大学入学共通テスト対策

基礎的な知識が身についていることを前提に、思考力や応用力を問われるというのが全教科・科目を通じての共通テストの傾向となっています。

他教科の共通テストの科目別問題傾向と対策も詳しく説明していますので、是非参考にして共通テスト対策の勉強を進めていきましょう。

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