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宇都宮大学の科目別の入試傾向をもとにした各科目の勉強法や対策のポイント

宇都宮大学合格を目指す方向けに、各入試科目の入試傾向から各科目の勉強法と対策のポイントをより詳細に解説。宇都宮大学対策のオーダーメイドカリキュラムの詳細についても案内しています。

英語入試傾向と受験対策・勉強法

宇都宮大学の一般入試の英語は、大問4題で構成され（年度による）、記述式です。
各大問では、下記のような問題が出題されています。

・長文読解問題：2題
－読解・和訳・内容一致など
・英作文問題：2題
－会話文、自由英作文など

＜長文読解問題＞
長文読解問題は大問2題で出題されます。設問の難易度は基本事項の確認問題となりますが、記述問題が多く出題されます。和訳させる問題もみられるため、過去問を通して出題形式に慣れておきましょう。設問とポイントとなる箇所を見つけることができるように、時間配分に注意して、速読力を身につけましょう。また、記述式となるため、書き間違いには気をつけましょう。

＜英作文問題＞
会話文を絡めた英作文問題や自由英作文問題が出題されます。基本となる動詞や形容詞や副詞などはもちろん、幅広い範囲で暗記しておき、適切な英文の構造を正確に組み立てる練習も必要です。会話文の基本事項もしっかりと覚えておきましょう。幅広い範囲で問われるため、過去問演習やセンター試験の問題もこなして自由英作文の出題形式には特に慣れておきましょう。

数学入試傾向と受験対策・勉強法

宇都宮大学一般入試の数学は、学部学科により出題範囲が異なり、記述式です。

・地域デザイン科学部　コミュニティデザイン学科：数学Ⅰ・Ⅱ・A・B
建築都市デザイン学科、社会基盤デザイン学科：数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B
・工学部　基礎工学科：数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B
・農学部　生物資源科学科、農業環境工学科、農業経済学科、森林科学科：数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B

出題範囲は学部学科により違います。それぞれの指定範囲のすべての内容から出題されるため、過去問演習や問題集を何度も復習しましょう。どちらの出題範囲も教科書の基本レベルが問われる問題となり、時間配分に気をつけて素早く正確に問題を解く必要があります。数学Ⅰ・Ⅱ・A・Bは基礎問題で高得点が期待できる問題となっています。苦手分野がある場合は、早い段階で基本事項をしっかりと覚え復習をしていきましょう。工学部や農学部の数学は大問5題中2題は数学Ⅲからの出題で基礎問題となっています。センター試験対策の勉強にプラスして数学Ⅲをメインに勉強していけば問題ありません。記述問題となるため、先に他の問題を解いてから戻るなどして、計算ミスがないよう、普段から注意して解いていきましょう。工学部、農学部は数学Ⅲで点数が取れないと厳しくなってきます。

国語入試傾向と受験対策・勉強法

宇都宮大学の一般入試の国語は、大問3題で構成され（年度による）記述式です。

・現代文：2題
・古文：1題

＜現代文＞
現代文は記述・論述問題が中心となっています。評論や小説などが各大問で出題されるため、小説や随筆を普段から読んでおきましょう。難易度は標準レベルです。設問は漢字問題、語句の意味、修辞法の知識問題などさまざまです。宇都宮大学の過去問演習で出題形式に慣れておきましょう。文章全体の内容を倫理的に把握できるように、指示語や接続語に注意を払い復習しましょう。

＜古文＞
古文も現代文と同様に、記述問題が中心となっています。古文単語や古典文法といった基礎力は必ず身につけておく必要があります。物語の内容がきちんと読み取れるようにしておきましょう。文法や単語の意味は正確に覚えましょう。標準レベルの出題となっていますが、記述問題が多いため時間配分に注意して過去問演習をしていきましょう。

物理入試傾向と受験対策・勉強法

宇都宮大学一般入試の物理は、記述式です。

出題範囲は物理基礎・物理となり、全分野からまんべんなく出題されます。典型的な問題が多く出題されているため、教科書に載っている基本事項と公式をしっかりおさえておき、早い段階で苦手分野がないように過去問を通して何度も復習していけば問題ありません。問題文から式を作る練習や素早く問題を解く練習をしていきましょう。

化学入試傾向と受験対策・勉強法

宇都宮大学一般入試の化学は、記述式です。

出題範囲は化学基礎・化学となり、理論科学からの出題が多く、有機化学、無機化学の順に出題されています。基礎的な問題が多いですが、工学部では複雑な問題も出題されています。基礎を優先して固めておけば問題ありません。基礎知識や基礎的な用語は暗記しておきましょう。それぞれにおいて教科書レベルの基本的な内容は正確に理解しておき、過去問演習や問題集で、問題文を正確に読み取り解いていくよう練習し、出題形式に慣れておきましょう。

生物入試傾向と受験対策・勉強法

宇都宮大学一般入試の生物は、記述式です。

出題範囲は生物基礎・生物となり、記述問題の割合が高くなっています。現象そのものを説明できるぐらいに理解しておく必要があります。生物の基礎的な語句もしっかりとおさえておき、教科書に載っている生物の現象については文章を読み込み記述できるようにしておきましょう。記述問題対策として、宇都宮大学の過去問演習や問題集を何度も繰り返し、採点基準の核となる要素を盛り込めるようにしていき、出題形式に慣れ、読み取る力や考え方を身につけましょう。

その他の科目入試傾向と受験対策・勉強法

宇都宮大学の一般入試では、学部学科専攻により実技試験や面接、小論文があります。

・実技試験：共同教育学部　芸術・生活・健康系（音楽・美術・保健体育）
・面接：共同教育学部、地域デザイン科学部コミュニティデザイン学科
・小論文：共同教育学部、国際学部

【実技試験】
音楽、美術、保健体育でそれぞれの実技試験が課されます。各技能の詳細が発表された時には、指定曲や選択技能などをしっかりと確認し、受験当日が最高のコンディションとなるように準備をしていき、試験に取り組む姿勢なども意識していきましょう。

【面接】
面接では、教育への関心と意欲、思考力協調性などがみられます。共同教育学部は学校教育に関連する基礎的な知識や、教職を目指すものとしてふさわしいかどうか評価されます。自分の意見をはっきりと伝えられるようにしておくのはもちろんのこと、学校教育に関連する知識は勉強しておき、教職を目指す理由なども明確にしておき、先生などに面接の練習をしてもらいましょう。

【小論文】
各学部に関連する基礎知識やテーマを理解しておく必要があります。過去問を参考にし、自分の意見を記述してまとめられるようにしておきましょう。何度も練習し、誤字脱字には気を付け、先生などにチェックしてもらい、どんどん書き直していきましょう。