金沢医科大学,金医入試科目別対策
金沢医科大学,金医の科目別の入試傾向・勉強法・受験対策
について説明します。

金沢医科大学の英語の出題傾向と対策は以下の通りです。

傾向
60分で大問5題。’14以降4題で安定していた大問数は、’17で5題に増加したが、読解問題の数は3題で変わらず、小問数は42問→38問へと微減した。出題内容を見てみると、[1]短文完成・会話文問題はそのままで、[2]誤り指摘が新たに追加された。読解問題では、空所補充や脱文挿入、同意表現、代名詞の指示語、発音・アクセント、内容真偽、表題選択など出題内容は非常に多彩であり総合力が問われる。全体的な難易度は基本~標準レベルであり正答率はかなり高いと予想される。しかし’16以降は英文の語数が増加し、一つひとつの問題に時間を掛けすぎると完答できない恐れがある。時間配分は常に意識しなければならない。

対策
新たに[2]誤り指摘が加わった。[1]と[2]併せて10分以内に解答したい。[1]中の会話文問題では、短いやり取りの中で正しく状況を理解することが求められる。口語表現の知識の有無で状況理解の可否が決まることもあるので、頻出のものは必ず押さえておきたい。また、’16に引き続き全ての問題が英問英答形式となっているので、何が問われているかを即座に理解できるよう対策しておくこと。様々な問題が出題される読解問題だが、空所補充や同意語句など、短時間で答えを導き出せるものもあれば、脱文挿入や内容真偽など本文の論理展開を正しく理解しなければ解けない問題が混在しており、問題ごとの的確な時間配分が重要である。

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金沢医科大学の数学の出題傾向と対策は以下の通りです。

傾向
’12からは誘導形式の大問が4題~6題。図形の絡んだ問題の出題頻度が高く、’14、’15は全て図形やグラフの絡んだ問題、’16は4題中3題、’17は4題中3題が図形やグラフの絡んだ問題。「高度な知識は必要ないが、問題を解き慣れている必要があり、図を描いたりして考えながら誘導の意図を読み取らないと時間がかかってしまう」問題の多い年もあり、’13はそのような問題が目立った。’14は易化し図を描いて考えればすぐに方針が立つ問題ばかりであったが、’15は上手く解かないと時間がかかってしまう問題も入っている。’16と’17はどれも上位私大レベル典型問題の考え方が身についていれば解ける問題となっていた。

対策
’12は易しく、’13は考えさせる問題が多く、’14は易化、’15は少し考えないと上手く解けない問題もあり、’16と’17はどれも上位私大レベルの典型問題と、難易度は年によって異なる。まず中堅私大レベル典型問題の解法は一通り身につけ基礎レベルでの穴をなくし、その上で私大上位レベル典型問題をやっておこう。全体的に図形やグラフの絡んだ問題が多い。図形やグラフ絡みの問題は総合的で考えさせる問題もこなしておいたほうがよい。一見面倒そうでも誘導に乗れば比較的楽に解ける問題や図を描いて考えると意外にあっさり解ける問題も目立つ。誘導と時間配分に慣れておくためにも、過去問でこの大学の問題に慣れておこう。

金沢医科大学の物理の出題傾向と対策は以下の通りです。

傾向
小問集合を含む大問4題で構成され、力学、波動、原子から出題されている。小問集合は弧度法と度数法の変換、ラジウムの崩壊、正弦波の式、ドップラー効果が出題されている。力学は電車に固定されたなめらかな台上の物体と連結された物体の運動で、電車が減速し慣性力の働く問題も含まれている。波動は虹の原理で、原子は光電効果が出題されている。基本~標準問題であり、典型的な問題であるが虹は解いたことがない受験生は苦労しただろう。光電効果は知識が曖昧だと後半苦労する。小問集合を除くと時間にあまり余裕はないが、焦って計算ミスなどのケアレスミスをしないように注意をすることが大切である。解く問題を絞ることも考えるべきだろう。

対策
基本~標準問題をしっかり解いておこう。出題範囲は広く、一般に出題の少ない問題、見慣れない問題が出題されることもあるので、注意が必要である。見慣れない問題であっても特別な法則があるわけではないので、特別な勉強は必要ない。難問ではないので、常に柔軟に考え、あせらず問題を読み、内容を正しく把握すればよい。また、誘導がつく時もあるので、誘導にのれるだけの読解力も鍛えておくことが大切である。基本~標準問題が中心であり、テンポよく問題を解けば、解ききることは可能だが、年によっては時間が足りなくなる場合がある。問題を解く順序や時間配分に注意しながら解くことが大切である。新課程になり原子も出題されている。

金沢医科大学の化学の出題傾向と対策は以下の通りです。

傾向
全問マーク式、小問から中問の集合問題で構成されている。’17では化学の基本的な知識を問う問題、電気分解の問題、蒸気圧問題、緩衝溶液、金属の定性分析に関する問題、アンモニアの工業的製法、脂肪族の構造決定、タンパク質の構造、糖とセルロース工業関連問題などが出題された。理論化学・無機化学・有機化学からと、ほとんどの分野から満遍なく出題されている。基本から標準問題で構成されているため合格には高得点が必要。

対策
知識的な問題も計算問題もすべて基本から標準的な問題のみで構成されている。まずは教科書の内容をしっかり整理し、重要項目を覚えていくことが必要。難問を演習するよりも入試の標準レベルの問題集などを使って、基本的な問題や標準的な問題を繰り返し演習し基礎項目の定着を狙いたい。また、問題の内容を考えると合格にはかなりの高得点が必要である。素早く回答し、残りの時間でミスを探す訓練、すなわち自分が侵すミスの傾向を分析し、不注意から誘発されるミスを避けるような練習もしておきたい。

金沢医科大学の生物の出題傾向と対策は以下の通りです。

傾向
大問3題となったが、1題は小問15問の構成で、細胞骨格・細胞・オペロン・ウニの受精・DNA量・性決定の様式・組織の分類・心臓・活動電位・眼・ATP量の計算・花芽形成・コケとシダ・生存曲線・分子系統が出された。1題はキメラマウスに関する内容で、ES細胞・キメラの発生過程・遺伝の計算が出された。1題は光合成に関する内容で、カルビンベンソン回路に関する空所補充・明反応と暗反応・光合成の計算が出された。総合問題は全範囲からの出題で、選択問題は2個選ぶ問題が多く、部分点が有れば良いが完答で得点となる場合は難しい。計算も少し難しい。キメラマウスや光合成は計算もあり、全体として時間が不足する。

対策
難解な問題は少ない。多くの問題は基礎・基本的な内容である。しかし、生物用語の意味や使い方・生活環・分類・計算などもあるので、単純に語句を覚えていれば良いというものではない。生物用語を覚えた上で、現象の成り立ちや、変化の経過を十分に理解する必要がある。そのためには、教科書を十分に読んで、図を覚えることはもちろん、全体の流れも覚えるようにすると良い。また、図説に載っている人の名称と業績はセットにしてまとめると良い。同時に、実験内容や分類の基準なども覚え、問題集の基本問題で確認しながら勉強を進めるという方法をとることが良いと思われる。なお、最新の生物や医学に関する内容もある程度押さえておくとよい。

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