大学受験対策いつから始める?学年・時期別の勉強のポイント
大学受験勉強を始める時期は早ければ早い方が有利です。ただ、始めるのが遅いからといって志望校合格をあきらめるのはまだ早いです。また、時期によって最適な勉強方法は変わります。高1~高3冬まで、時期に応じた大学受験対策のポイントをご紹介します。
高知大学入試科目別対策
引用元:高知大学ホームページ
※調査概要:2025/6/13–7/18、インターネット調査、対象=大学受験で子供が教育サービスを利用した保護者 n=475。表示比率は「安い・やや安い・妥当」合計。

高知大学の科目別の入試傾向をもとにした各科目の勉強法や対策のポイント
高知大学合格を目指す方向けに、各入試科目の入試傾向から各科目の勉強法と対策のポイントをより詳細に解説。高知大学対策のオーダーメイドカリキュラムの詳細についても案内しています。
高知大学の個別学力検査における英語は、英語が課されるすべての学部・学科で同じ全学部共通問題を使用します。医学部医学科、人文社会科学部、教育学部、理工学部、農林海洋科学部などで問題が分かれることはなく、全員が同じ問題冊子で同じ大問を解答する形式です。
試験時間は90分で、大問は3題構成です。大問1は長文読解で、下線部和訳や日本語での内容説明など記述問題が中心です。大問2は長文読解の総合問題で、空所補充、正誤判定、一部記述などが組み合わされます。大問3は70〜100語程度の自由英作文で、自分の意見を英語で論述する力が問われます。共通問題であるため、学部によって必要な目標得点は異なり、特に医学部医学科では標準問題を落とさない高い完成度が必要になります。
高知大学の英語は、地方国公立大学として標準的な難度の英文を、90分で正確に読み、記述と英作文まで仕上げる試験です。難解な語彙や特殊な構文よりも、本文の流れをつかみ、設問に対して根拠をもって答える力が重視されます。
長文読解では、下線部和訳や「本文中の内容を日本語で説明する」設問が頻出です。英文を直訳するだけではなく、本文の文脈に合わせて、採点者に伝わる自然な日本語に整える必要があります。主語、動詞、修飾関係、指示語の内容を正確に押さえ、傍線部の前後にある理由や具体例まで含めて説明する力が求められます。
空所補充や正誤判定では、単語の意味だけでなく、段落全体の論理を追う力が必要です。対比、原因、結果、具体例、筆者の主張を確認しながら読むことで、選択肢や空所に入る表現の根拠を判断しやすくなります。
自由英作文は、70〜100語程度で自分の意見を述べる形式です。「賛成か反対か」「理由を2つ挙げる」といったオーソドックスな設問に対応できるよう、主張、理由、具体例、まとめの流れを明確にすることが重要です。語数は長すぎないため、難しい表現を使うより、文法ミスやスペルミスの少ない英文を書く力が得点を左右します。
長文読解では、各段落の要点を一文でまとめ、筆者の主張、理由、具体例を分けて整理しましょう。設問に答えるときは、本文のどの箇所を根拠にしたのかを確認してから答案を作ります。医学部医学科のように高得点が必要な学部では、内容一致や空所補充での小さな読み違いも失点につながるため、根拠確認を徹底することが大切です。
和訳・日本語記述では、英文の構造を先に把握します。長い文は、主語、動詞、目的語、補語、修飾部分に分け、関係詞、分詞構文、比較、否定、挿入句などを丁寧に処理しましょう。答案は直訳調で終わらせず、本文の意味が自然に伝わる日本語へ整えます。
内容説明問題では、傍線部の近くの表現だけを抜き出さず、前後の段落から必要な要素を集めます。理由を問われた場合は原因と結果、内容を問われた場合は指示語や省略された主語、対比を問われた場合は両者の違いを明確にして書くと、答案の焦点がずれにくくなります。
自由英作文は、「主張、理由1、理由2、まとめ」の型を固定して練習します。70〜100語程度であれば、最初に立場を示し、2つの理由を簡潔に述べ、最後に再主張する構成が使いやすいです。書いた後は、時制、三単現、冠詞、単複、前置詞、スペル、語数を必ず確認しましょう。
過去問演習では、90分を大問1、大問2、英作文に分けて時間管理します。長文に時間を使いすぎると英作文が雑になりやすいため、英作文に必要な時間をあらかじめ確保してください。復習では、誤答を語彙不足、構文把握不足、本文根拠の取り違え、英作文の文法ミスに分けて修正すると、得点の安定につながります。
高知大学の数学は、医学部医学科と理工学部の一部で同じ大学内共通問題を使用します。医学科では個別試験等の配点が300点、理工学部の数学物理学科数学受験・情報科学科数学受験では400点です。試験時間はいずれも120分で、数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B・数学Cから出題されます。
2026年度前期日程では4題構成で、各大問は100点表示です。医学科では表示配点の0.75倍で扱われ、4問合計を300点に換算します。出題内容は、円・領域・絶対値を含む不等式、3次関数と接線による数列、分数関数と合成関数、二等辺三角形内の円列と極限などで、標準的な公式を使うだけでなく、条件を式に直し、途中過程を論理的に示す力が求められます。
図形と領域では、円の条件、絶対値を含む不等式、点が領域に属するかの判定が出ます。平方完成、絶対値の処理、図示、点の代入と理由説明を一続きで行う構成です。絶対値を含む式を場合分けせずに図示すると、境界線や領域の内外を誤りやすくなります。
微分では、3次関数の係数決定、接線、接線とx軸の交点を使った数列が出ています。導関数を使って関数を決めた後、接線の式から漸化式を作り、一般項や収束の速さまで処理する力が必要です。接点のx座標と接線のx切片を混同すると、後半の数列処理が崩れます。
関数では、分数関数、3次式、合成関数、最大値が組み合わされます。合成関数では、内側の関数の値域を確認しないまま外側の関数へ代入すると、範囲外の値を最大値として扱ってしまいます。まず内側の関数が取り得る範囲を求め、その範囲で外側の関数を評価する手順が重要です。
図形と極限では、二等辺三角形内に接する円の半径列を求め、面積和の極限を扱います。相似、三角比、等比数列、無限級数を接続する力が問われます。医学科では共通問題である分、標準問題を確実に完答する精度が重要で、理工学部では途中過程まで含めて400点分の得点源にする記述力が求められます。
領域問題は、平方完成、絶対値の外し方、図示、点の所属判定をまとめて練習しましょう。xとyの符号で場合分けし、各象限で不等式を直線や円の条件に直すことで、領域の取り違えを防げます。答案では、なぜその領域になるのかを不等式の変形と図の両方で説明します。
微分の問題は、係数決定から接線、漸化式、一般項までを一つの答案として書く練習が有効です。接線公式を使った後、x軸との交点を求める式を省略せず、接点、傾き、交点の意味を順に整理すると、後半の数列処理につなげやすくなります。
合成関数は、内側の関数の値域を先に求める練習を行います。グラフ、微分、端点確認を使い分け、最大値・最小値の候補を漏れなく並べましょう。図形と極限は、相似比から半径の数列を作り、面積和を無限級数として処理する典型問題を連続して解くと効果的です。
120分演習では、1問25分前後を目安にし、残り時間を見直しと難問処理に充てます。最初に全4問を見て、前半小問を回収しやすい問題から着手すると、白紙の大問を減らせます。復習では、条件整理不足、図の不足、計算ミス、一般化の失敗に分けて、同じ問題を答案形式で書き直しましょう。
高知大学教育学部の数学は、個別試験等における配点が250点です。幼児教育コース、教育科学コース・教科教育コース・特別支援教育コースで、外国語(英語)または小論文との選択科目として課されます。
試験時間は120分で、出題範囲は数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B・数学Cです。2026年度は4題構成で、図形と方程式、3次関数と接線、三角関数を用いた図形、確率漸化式が出題されました。数Ⅲは含まれず、各大問は小問で段階的に進む記述式です。
図形と方程式では、直線と円の交点条件、中心と半径、垂線、弦の長さの最大化が問われています。図形条件を座標や式に変換し、範囲条件まで正確に扱う力が必要です。図を描かずに式だけで進めると、点の位置や最大値を取る条件を見落としやすくなります。
3次関数では、条件から係数を決め、接線と数列を結びつける問題が出ています。微分係数、接線の方程式、数列の一般項、対数を用いた評価まで一つの流れで処理します。導関数の計算だけで終えるのではなく、接線や交点の意味を答案に示すことが重要です。
三角関数を使う図形問題では、円の接線、垂線、線分の長さ、最大値を扱います。図を描き、角度と線分の関係を式に変換する力が得点差になります。確率では、箱の中の玉を入れ替える試行を繰り返し、確率の漸化式を立てる問題が出ています。状態を定義しないまま計算すると、分母・分子や推移確率を誤りやすくなります。
図形と方程式は、円、直線、接線、垂線、距離公式をまとめて演習しましょう。問題文を読んだら図を描き、中心、半径、直線、垂線、弦の位置を確認してから、条件を座標・方程式・距離に置き換えます。
微分分野は、3次関数、接線、極値、グラフ、方程式の実数解を重点的に扱います。導関数を求めるだけで終えず、接点、傾き、接線とx軸の交点を順に整理し、答案に一文で意味を補うと論理が伝わりやすくなります。
数列は、漸化式、一般項、等比数列、対数による評価をつなげて練習します。確率は、具体例を数えた後に漸化式へ一般化する練習が必要です。赤玉がどちらの箱にあるかなどの状態を表にまとめ、試行後にどの確率で状態が移るかを説明してから式を立てましょう。
過去問演習では120分で4題を通して解きます。最初に4題全体を見て、得点しやすい小問から処理する順番を決めると、後半の大問に到達できない失点を防ぎやすくなります。解答後は、失点を「条件整理不足」「図の不足」「計算ミス」「一般化の失敗」に分け、同じ問題を答案形式で書き直してください。
高知大学人文社会科学部の2018年度の前期日程における国語は大問2つで構成されています。
記述式です。
大問1は現代文。配点100点。
大問2は古文。配点50点。
高知大学人文社会科学部の国語は、現代文と古文が1題ずつという構成です。
現代文は論述問題が中心で難易度も標準以上だと言えます。
漢字の読み書き問題も出ます。
古文は論述問題も出ますが、古文単語を覚えることや文法・古文関連の知識に関する問題が中心とも言えます。
高知大学教育学部の2018年度の前期日程における国語は大問2つで構成されています。
記述式です。
出題範囲は現代文Bです。
大問1は、本文で筆者が述べていることを適切に把握し、制限字数以内で要約する能力は測る問題。
大問2は、子どもたちの理科嫌いの現状についてニュース等により把握し、問題意識をもっているといった前提のもと、その改善に向けた今後の学校の在り方について、筆者の考えを適切にふまえながら、制限字数以内で論理的かつ説得的に述べることができる能力を測る問題。
高知大学の物理は、物理基礎・物理を範囲とする大学内共通問題です。2026年度前期日程では大問3題構成で、ばねにつるした円柱のおもりと浮力、複スリットによる干渉、抵抗線回路と電場・電気力が出題されました。いずれも途中の計算過程を書く形式で、式の立て方と条件整理が得点に直結します。
医学部医学科では、理科2科目合計300点で、物理を選択した場合は理科2科目のうち1科目として扱われます。表示配点の0.75倍で医学科の得点に換算され、2科目を120分で解答するため、物理に使える時間は60分前後が目安です。農林海洋科学部では、農林資源科学科フィールド科学コースの選択科目として配点200点、試験時間90分です。理工学部では、数学物理学科理科受験、情報科学科情報・物理受験、生物科学科、化学生命理工学科、地球環境防災学科で選択でき、配点は400点、試験時間は90分です。
力学・流体では、ばねにつるした円柱形のおもりを題材に、重力、ばねの弾性力、浮力のつり合いを段階的に扱います。空気中と液体中で静止する条件を使い、密度比や必要な力を求める構成です。物体全体の体積と、液体中に沈んでいる部分の体積を混同すると、浮力の式や密度比がずれやすくなります。
波動では、複スリットによる光の干渉が出題されています。光路差、近似式、明線間隔、スリット位置をずらしたときの明線移動を扱うため、図と式を対応させる力が必要です。干渉条件を暗記するだけではなく、どちらの光路が長くなるのか、どの距離に対して近似を使うのかを説明できることが重要です。
電気分野では、抵抗線を用いた回路、抵抗と長さの関係、電流の分岐、点電荷による電場と電位が扱われます。回路の幾何条件を抵抗に直し、電流の分岐や電荷が受ける力へつなげる構成です。電場はベクトル、電位はスカラーとして扱う必要があり、電荷の符号と力の向きを混同すると、合力やエネルギー条件で失点しやすくなります。
力学・流体は、物体にはたらく力をすべて図示してから、つり合い式または運動方程式を立てましょう。重力、弾性力、浮力、外力を縦方向に並べ、液体中に入っている体積を式で表す練習が有効です。ばねや浮力を含む問題では、場面が変わるたびに別の図を描くと、条件の混同を防げます。
波動は、干渉条件を公式暗記で終わらせず、経路差を図形から導く練習を重ねます。複スリットでは、スリット間隔、スクリーンまでの距離、明線の位置を図に書き込み、近似式を使う前に、どの長さを近似しているのかを答案に残しましょう。
電磁気は、回路と電場を分けて整理します。抵抗線回路では、各区間の長さを先に求め、単位長さあたりの抵抗と掛け合わせます。点電荷の問題では、電場の重ね合わせ、電位の加法性、電荷が受ける力の向きを、図と式で対応させて確認してください。
演習では、途中式を省略せず、使った物理法則、代入した条件、求めた量の単位を順に書きます。医学部志望者は理科2科目120分の中で物理に60分前後を配分し、各大問の前半小問を先に回収しましょう。農林海洋科学部・理工学部志望者は90分で3題を通して解き、復習では「設定の読み違い」「法則選択の誤り」「式変形ミス」「符号・単位ミス」に分けて答案を書き直すことが重要です。
高知大学の化学は、化学基礎・化学を範囲とする大学内共通問題です。2026年度前期日程では大問ⅠからⅥまでの6題構成で、周期表と元素の性質、酸化還元と電池、酸塩基平衡、熱化学、鉄の無機化学、沈殿生成、有機化学などが出題されました。知識問題、化学反応式、計算過程、理由説明、構造式の記述が組み合わされる総合型の試験です。
医学部医学科では、理科2科目合計300点で、化学を選択した場合は理科2科目のうち1科目として扱われます。表示配点の0.75倍で医学科の得点に換算され、2科目を120分で解答するため、化学に使える時間は60分前後が目安です。農林海洋科学部では、フィールド科学コースが200点、海洋生命科学コースが400点で、試験時間は90分です。海洋生命科学コースでは表示配点の2倍で扱われるため、化学の失点が総合点に大きく影響します。理工学部では、数学物理学科理科受験、生物科学科、化学生命理工学科、地球環境防災学科で選択でき、配点は400点、試験時間は90分です。
周期表や化学結合では、イオン化エネルギー、電子親和力、電気陰性度、分子の極性、アルカリ金属、アルカリ土類金属、ハロゲンなどの基本知識が問われます。単語として覚えるだけでなく、元素の位置、電子配置、結合の極性、酸化物の性質と結びつけて説明する力が必要です。
酸化還元と電池では、金属のイオン化傾向、電池の正極・負極、酸化剤・還元剤、電子の流れが扱われます。どちらの金属が酸化され、どちらが還元されるかを、反応式と電子の授受から判断する力が重要です。陽極・陰極、正極・負極、酸化・還元の対応を混同すると、選択問題と反応式を同時に落としやすくなります。
酸塩基平衡では、アンモニア水の電離、電離定数、水のイオン積、pH計算が出題されています。濃度、電離定数、近似の置き方、有効数字、pHへの変換までを整理して書く必要があります。熱化学では、燃焼エンタルピーと生成エンタルピーを使った計算が出ており、反応式の係数、符号、1molあたりの値を正しく対応させる力が問われます。
無機化学では、鉄の製造、ステンレス鋼、不動態、硫化鉄の沈殿判定などが扱われます。知識問題に加えて、溶解度積とpHを使って沈殿の有無を判断する計算も含まれます。有機化学では、加水分解、官能基、構造式の記述、生成物の判断が問われるため、反応名だけでなく、反応前後でどの結合や官能基が変化するかを追う力が必要です。
理論化学は、反応式、mol、エンタルピー、酸塩基、平衡、溶解度積を計算過程つきで解きましょう。数値を代入する前に、どの反応式を基準にしているか、どの濃度や物質量を使うのかを答案に示します。pHや平衡の計算では、初濃度、変化量、平衡濃度を表にして、近似の前提まで確認してください。
酸化還元と電池は、電子の流れを図で確認します。酸化数を付け、どの物質が酸化剤・還元剤として働くかを判断してから、正極・負極へつなげると混乱を防ぎやすくなります。電池か電気分解かを最初に判定し、電子を放出する側と受け取る側を反応式で確定しましょう。
無機化学は、周期表と金属元素の性質を反応式で整理します。鉄、アルミニウム、亜鉛、銅、銀、アルカリ金属、アルカリ土類金属、ハロゲンは、酸・塩基・沈殿・酸化還元・工業的製法の観点でまとめると、知識問題と説明問題の両方に対応しやすくなります。
有機化学は、官能基ごとに反応前後の構造式を手で書きます。エステル、カルボン酸、アルコール、油脂、石けんに関する問題では、反応名、反応条件、生成物を1セットで再現しましょう。分子式、不飽和度、反応結果を表にし、候補を一つずつ消していく練習が有効です。
演習では、知識問題と計算問題を同じ日に扱い、用語を答えた後に理由を20〜40字で書く練習を入れます。医学部志望者は理科2科目120分の中で化学に60分前後を配分し、知識問題を先に回収して、熱化学・平衡・溶解度積の途中式を残しましょう。農林海洋科学部・理工学部志望者は90分で6題を解くため、基礎知識で迷う時間を減らし、計算問題と構造式問題に時間を残す時間配分を身につけてください。
高知大学の生物は、生物基礎・生物を範囲とする大学内共通問題です。2026年度前期日程では大問ⅠからⅣまでの4題構成で、生体膜と物質輸送、浸透圧、植物の分類と生活環、骨格筋の収縮、気孔の開閉に関する記述説明などが出題されました。用語記述、選択問題、図表読解、20字・50字・100字・200字以内の説明が組み合わされ、知識を文章化する力が重視されます。
医学部医学科では、理科2科目合計300点で、生物を選択した場合は理科2科目のうち1科目として扱われます。表示配点の0.75倍で医学科の得点に換算され、2科目を120分で解答するため、生物に使える時間は60分前後が目安です。農林海洋科学部では、フィールド科学コースが200点、海洋生命科学コースが400点で、試験時間は90分です。理工学部では、生物科学科、化学生命理工学科、地球環境防災学科で選択でき、配点は400点、試験時間は90分です。
生体膜の問題では、リン脂質二重層、選択的透過性、チャネル、輸送体、能動輸送、受動輸送、浸透圧、原形質分離などが問われます。小腸上皮細胞のグルコース輸送や赤血球の浸透圧のように、用語を答えるだけでなく、細胞内外の濃度差、水や物質の移動方向、エネルギーの有無を説明する力が必要です。
植物分野では、コケ植物、シダ植物、種子植物、配偶体、胞子体、維管束、精子をつくる植物などが扱われます。分類名を暗記するだけではなく、生活環、世代交代、核相と結びつけて整理する必要があります。配偶体と胞子体、単相と複相、胞子と配偶子を混同すると、花粉・胚のう・前葉体などの判定で失点しやすくなります。
筋収縮では、アクチン、ミオシン、トロポニン、トロポミオシン、カルシウムイオン、筋小胞体、サルコメア、ATPが問われます。神経から筋細胞への興奮伝達と、フィラメントの滑り込みを流れで説明する力が重要です。トロポニンとトロポミオシンの働きを混同すると、カルシウムイオンによる調節を正確に説明できません。
記述問題では、気孔の開閉のしくみを指定語句を用いて200字以内で説明する問題が出ています。カリウムイオン、浸透圧、水分子、孔辺細胞、細胞壁などの語句を並べるだけでは不十分で、原因、変化、結果を因果関係でつなぐ答案が求められます。理工学部や海洋生命科学コースでは配点が大きいため、知識問題だけでなく、100〜200字説明の完成度が得点差になります。
生体膜と輸送は、用語を図に落とし込んで覚えましょう。リン脂質二重層、チャネル、輸送体、能動輸送、受動輸送、浸透圧を、細胞の内外の濃度差と対応させます。物質が濃度勾配に従うのか逆らうのか、ATPが必要かどうかを図の中に書き込むと、選択問題と記述問題の両方に対応しやすくなります。
植物分野は、分類表と生活環をセットで整理します。被子植物、裸子植物、シダ植物、コケ植物について、維管束、種子、花粉、精子、配偶体、胞子体を比較しましょう。各段階がnか2nかを図にして確認すると、世代交代に関する設問で混乱しにくくなります。
筋収縮は、神経伝達からフィラメントの滑り込みまでを一連の流れで説明する練習が必要です。アセチルコリン、T管、筋小胞体、カルシウムイオン、トロポニン、トロポミオシン、アクチン、ミオシン、ATPを順に並べ、どの段階で何が変化するのかを短文で説明できるようにします。
記述問題は、指定語句を因果関係でつなぐ練習を行います。50字、100字、200字のように字数を変えて同じ現象を説明し、短い字数では結論と原因を、長い字数では過程や具体的な物質の移動まで入れましょう。200字以内の説明では、最初に現象の結論を書き、その後に原因、過程、結果を1文ずつ組み立てると、答案の流れが安定します。
演習では、長い文章題に入る前に設問を確認し、必要な語句、図表、数値を本文から拾って答案に反映します。医学部志望者は理科2科目120分の中で生物に60分前後を配分し、知識問題を素早く処理して記述に時間を残しましょう。農林海洋科学部・理工学部志望者は90分で4題を通して解き、復習では「用語不足」「図表の読み違い」「因果関係不足」「指定語句の使い漏れ」に分けて答案を書き直すことが重要です。
高知大学理工学部で地学を選択した場合、個別試験等における配点は400点です。生物科学科、地球環境防災学科で選択でき、地学基礎・地学を範囲とする大学内共通問題として出題されます。
試験時間は90分で、表示配点の2倍として扱われます。2026年度は4題構成で、地層の対比、化石、地球内部構造、プレートテクトニクス、大気・海洋・天文分野を含む総合的な内容でした。図表や模式図を読み取り、自然現象を根拠に基づいて説明する力が求められます。
地質分野では、示準化石、鍵層、柱状図、地層の対比が出題されています。図から地層の上下関係、化石の対応、凝灰岩や不整合などの手がかりを読み取り、時間的な前後関係を整理する力が必要です。
地球内部とプレートテクトニクスでは、地震波速度、地殻、マントル、プレート境界などが扱われます。用語の定義を覚えるだけでなく、地震や火山、プレート運動がどのようなしくみで起こるのかを説明する力が問われます。
大気・海洋・天文分野も含むため、地学全体を広く確認しておく必要があります。文章、図表、模式図をもとに判断する問題が多く、縦軸・横軸・単位・方位・時間の基準を読み落とすと、考察全体がずれやすくなります。
地質分野は、岩石、地層、化石、鍵層、不整合、断層を図で整理しましょう。柱状図を見たら、地層の順序、対比の根拠、同じ時代を示す手がかりを順に確認する練習が有効です。
地球内部とプレート分野は、地震波、マントル、プレート境界、火山、地震を関連づけて学習します。自然災害の発生メカニズムを、図を使って説明できるようにしておくと、地球環境防災学科志望者の対策にも直結します。
気象・海洋・天文分野では、現象名を覚えるだけでなく、グラフや模式図が何を示しているのかを言葉で説明する練習を入れましょう。90分演習では大問ごとの目標時間を決め、復習時には失点原因を「用語不足」「図表の読み違い」「説明不足」に分けて直すことが重要です。
高知大学理工学部の情報は、情報科学科の情報・物理受験で、物理との選択科目として課されます。個別試験等における配点は400点で、情報科学科を志望する受験生にとっては二次試験の得点を大きく左右する科目です。
情報は理工学部情報科学科用問題で、試験時間は90分です。出題範囲は情報Ⅰで、2026年度は3題構成でした。ネットワーク、データ表現、二進法、情報の計算、アルゴリズム的な処理を含み、知識を答えるだけでなく、計算過程や仕組みを説明する力が求められます。
ネットワーク分野では、LAN、WAN、インターネット、パケット交換、通信プロトコル、サーバの役割などが問われています。用語を単独で覚えるだけではなく、どの仕組みがどのように通信を支えているのかを文章で説明する力が必要です。
データ表現では、二進法の四則演算、二進小数、循環小数の扱いが出題されています。10進法との対応を理解し、桁ごとの重みを確認しながら計算過程を正確に示すことが重要です。桁上がりや小数部分の処理を省くと、途中で誤りに気づきにくくなります。
情報セキュリティや通信の信頼性に関する説明問題も含まれます。機密性、完全性、可用性、認証、暗号化、バックアップなどについて、リスク、守る対象、具体的な対策を結びつけて説明する力が問われます。対策例だけを書くと、何を守るための対策かが曖昧になりやすい点に注意が必要です。
ネットワークは、LAN、WAN、IP、TCP、サーバ、パケット交換を関係図で整理しましょう。各用語について「何をする仕組みか」「どの場面で使われるか」を一文で説明できるようにすると、記述問題に対応しやすくなります。
二進法は、整数、小数、加減乗除、循環小数を手計算で演習します。桁ごとの重みを確認し、筆算の過程を答案に残したうえで、最後に10進法へ戻して妥当性を確認する習慣をつけましょう。
情報セキュリティは、機密性、完全性、可用性、認証、暗号化、バックアップを具体例と結びつけて整理します。説明問題では、抽象語だけで終えず、利用場面やリスクを一つ添えると、対策の意味が伝わりやすくなります。
90分演習では、知識問題、計算問題、説明問題にかけた時間を記録します。復習では、誤答を「用語理解不足」「計算手順の誤り」「説明不足」に分けて修正し、同じテーマをもう一度、答案形式で書き直すことが重要です。
高知大学医学部では、医学科・看護学科ともに面接が課されます。医学科の面接は100点で、数学・理科・英語の学科試験を受けた翌日に実施されます。看護学科の面接は90点で、前期日程では面接のみが個別試験等として課されるため、看護職への適性を示す重要な試験です。
医学部では、面接評価のみで不合格となる場合があります。そのため、点数の上積みを狙うだけでなく、医療者・看護職として学ぶ目的、倫理観、他者と向き合う姿勢を言葉で示す準備が欠かせません。
医学科では、医師としての倫理観、医学への関心、地域医療への姿勢、科学的に考える力、他者と協働する態度が評価されます。知識を並べるだけでなく、自分の考えを筋道立てて口頭で説明できるかが問われます。
看護学科では、看護学・医学を学ぶ基礎学力に加え、人々の健康と生活を支える看護専門職への理解が重要です。患者本人だけでなく、家族や地域、医療チームと関わる職業であることを踏まえ、相手の立場を尊重する姿勢を示す必要があります。
志望理由、高知大学で学ぶ理由、地域医療・看護への関心、高校生活で取り組んだこと、困難への向き合い方などが問われやすい内容です。「人の役に立ちたい」だけで終わると専門性が伝わらないため、医師または看護職としてどのように人の健康に関わりたいのかを具体化しましょう。
医学科志望者は、医師を目指す理由を、経験、学問への関心、地域医療への関心、将来像の4点で整理します。研究、臨床、地域貢献のどこに関心があるのかを、自分の言葉で説明できるようにします。
看護学科志望者は、看護職の役割を、患者理解、生活支援、健康教育、チーム医療、継続的学習の観点で整理します。看護を感情面だけで語らず、専門職として必要な判断力と協働性を含めて答えることが大切です。
地域医療については、高知県の医療課題、高齢化、へき地医療、多職種連携などの中から、自分が関心を持つ視点を一つ選んで深めます。面接練習では、1分回答と3分回答の両方を用意し、結論、理由、具体例、今後の学びの順で話せるようにしましょう。
教育学部では、募集単位により小論文、実技、面接が課されます。小論文は250点で、幼児教育コース、教育科学コース・教科教育コース・特別支援教育コースにおいて、数学または外国語との選択科目として扱われます。課題文を読んで著者の主張を捉え、自分の思考を論理的に表現する力が求められます。
2026年度の小論文は、対話の重要性や互いを尊重して生きる社会に関わる題材でした。失点しやすいのは、要約と意見を混同する答案です。設問一では著者の主張を簡潔にまとめ、設問二ではその主張を踏まえて自分の考えを根拠とともに述べる必要があります。教育、子ども、対話、多様性、地域、学校生活に関する文章を読み、200字程度の要約と400〜600字程度の意見文を書く練習が有効です。
音楽教育コース、美術教育コース、保健体育教育コースでは、実技が個別試験等の中心となり、配点は250点です。音楽では演奏技術に加えて、曲の構成や表現の狙い、練習で改善した点を説明できるようにします。美術では鉛筆デッサンで、形の比率、構図、明暗、質感、空間処理を時間内に整える力が必要です。保健体育では基礎的運動能力試験が実施されるため、瞬発力、持久力、調整力を分けて練習し、競技経験を学校体育や子どもの成長支援にどう生かすかも整理します。
科学技術教育コースでは、理科に関する口頭試問を含む面接が課され、配点は150点です。理科の知識に加え、学校教育と教師への関心・意欲、主体性、多様性、協働性が評価されます。物理・化学・生物・地学の基本事項を、図や身近な現象を使って中学生に説明するつもりで言語化しておくと、口頭試問に対応しやすくなります。
社会科学コースA選抜・B選抜の小論文は400点です。総合点1220点のうち大きな割合を占めるため、共通テスト後に得点差を縮める力を持つ重要科目です。
2026年度は、イノベーションが社会に行き渡るまでに時間を要する理由、イノベーションによって生じる社会問題、必要な対応策について問う構成でした。内容説明、要因整理、社会問題分析と対応策の論述が段階的に求められます。
まず、課題文の内容を正確に理解し、簡潔に説明する力が問われます。自分の知識を先に述べるのではなく、課題文に示された主張、理由、具体例を取り出すことが出発点です。
次に、筆者の指摘を踏まえて複数の要因を論理的にまとめる設問が出題されています。単なる要約ではなく、理由同士の関係を整理し、どの要因が結論にどうつながるのかを示す必要があります。
応用問題では、イノベーションという抽象的な題材を、社会制度、経済、企業活動、法制度、地域社会などと結びつけて考える力が求められます。対応策では、誰が何を行うのか、制度、企業、地域、個人のどのレベルで実行するのかを明確にすることが重要です。
課題文を読むときは、筆者の主張、理由、具体例、対比表現を線で分けます。内容説明では本文の論理を短くまとめ、意見論述では本文の根拠を踏まえて自分の主張を展開します。
要因説明では、理由を「技術面」「制度面」「人々の心理面」「費用面」「社会的合意面」などに分類する練習が有効です。社会科学コース志望者は、経済、経営、会計、法、政治に関わるニュースを、事実、背景、利害関係者、問題点、対応策の5項目で整理しておきましょう。
演習後は、答案を「設問に答えているか」「課題文の根拠を使っているか」「自分の意見が根拠とつながっているか」「対応策が実行可能か」の4点で見直します。知識紹介型ではなく、評価される論述型の答案へ整えることが重要です。
地域協働学部の前期日程では、小論文200点と面接300点が課され、個別試験等500点を構成します。面接の配点が小論文より大きいため、文章で考えを示す力と、口頭で自分の関心や協働性を伝える力の両方が重要です。
小論文は120分で実施され、課題文を読み取り、要約・説明・自分の意見を述べる力が問われます。2026年度は、四つの孤独、フェミニズム的な作品としての見方、孤独の肯定的価値などを踏まえ、自分の経験にも触れながら考えを述べる構成でした。要約問題では本文を長く写すのではなく、複数の内容を共通点と違いに分けて整理する必要があります。
意見論述では、自分の経験だけを詳しく書くと課題文との関係が弱くなります。経験は根拠の一部として使い、本文の主張を受けて、他者との関係、居場所、社会参加、多様な価値観をどう捉えるかまで広げて論じることが大切です。
面接では、志望理由、地域協働学部で学びたいこと、関心のある地域課題、高校までの活動経験、他者と協働した経験が中心になります。「地域に貢献したい」だけで終わらせず、人口減少、孤立、地域活動の担い手不足、観光、福祉、防災などの中から、関心のある課題と関係者、協働の可能性を具体的に説明しましょう。
対策では、小論文と面接を切り離さず、同じテーマを文章でも口頭でも説明できるようにします。課題文読解では筆者の主張、理由、具体例、対比を整理し、面接では結論、理由、具体例、地域協働学部での学びの順で話す練習を行うと、準備が一体化します。
農林海洋科学部では、農林資源科学科農芸化学コース、海洋資源科学科海洋生物生産学コース、海洋資源科学科海底資源環境学コースで面接が課されます。配点は、農芸化学コース100点、海洋生物生産学コース100点、海底資源環境学コース200点です。特に海底資源環境学コースでは配点が高く、共通テスト後の最重要準備として扱う必要があります。
農芸化学コースの面接は個人面接で、約10分を目安として行われます。化学や生物を農業、食品、微生物、資源利用にどう結びつけて学びたいかが重要です。単に「化学が得意」と述べるのではなく、農芸化学で扱う対象への関心を具体化しましょう。
海洋生物生産学コースでは、海洋生物を利用しながら持続的に生産する視点が求められます。水産資源、養殖、海洋環境、地域水産業の課題について、なぜ関心を持ったのかを自分の経験や学習と結びつけて説明する必要があります。
海底資源環境学コースでは、海底資源の探査・利用と環境保全を両立させる視点が重要です。資源開発の利点だけでなく、環境影響やデータに基づく判断の必要性まで話せると、思考の深さを示しやすくなります。
志望理由は、過去の経験、現在の関心、入学後の学び、将来の目標の4段階で整理します。コース別に学びたいテーマを3つ用意し、農芸化学なら食品・微生物・化学分析、海洋生物生産なら養殖・資源管理・海洋環境、海底資源環境なら資源探査・環境保全・データ活用のように整理すると、追加質問にも対応しやすくなります。
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実は、多くの受験生が現状の自分の学力レベルを把握できておらず、自分の学力レベルより高いレベルや赤本などの過去問から受験勉強を始める傾向にあります。参考書や解説集、演習問題の選び方でもそうです。高知大学の受験では中学~高校の基礎固めが重要です。高知大学に合格する方法とは、テクニックではなく、自身の実力に適切なレベルから順に高知大学に合格するために必要な学習内容を、正しい勉強法で効率よくスピーディーに進めることが必要です。
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大学受験勉強を始める時期は早ければ早い方が有利です。ただ、始めるのが遅いからといって志望校合格をあきらめるのはまだ早いです。また、時期によって最適な勉強方法は変わります。高1~高3冬まで、時期に応じた大学受験対策のポイントをご紹介します。
現在全日制高校に在籍中の不登校の高校生、通信制高校、定時制高校の方で、高知大学に行きたいのに、現在の自分の学力に対する自信のなさから「自分には無理だ」と思い込んで、最初から高知大学受験にチャレンジして志望校へ進学する事を諦めていませんか?
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今の偏差値から高知大学の入試で確実に合格最低点以上を取る為には、入試傾向と対策を知って受験勉強に取り組む必要があります。
高知大学には様々な入試制度があります。自分に合った入試制度・学内併願制度を見つけて、受験勉強に取り組んでください
高知大学に合格する為の勉強法としてまず最初に必要な事は、現在の自分の学力・偏差値を正しく把握する事。そして次に高知大学の入試科目、入試傾向、必要な学力・偏差値を把握し、高知大学に合格できる学力を確実に身につける為の自分に合った正しい勉強法が必要です。
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