大学受験対策いつから始める?学年・時期別の勉強のポイント
大学受験勉強を始める時期は早ければ早い方が有利です。ただ、始めるのが遅いからといって志望校合格をあきらめるのはまだ早いです。また、時期によって最適な勉強方法は変わります。高1~高3冬まで、時期に応じた大学受験対策のポイントをご紹介します。
公立鳥取環境大学入試科目別対策
引用元:公立鳥取環境大学ホームページ
※調査概要:2025/6/13–7/18、インターネット調査、対象=大学受験で子供が教育サービスを利用した保護者 n=475。表示比率は「安い・やや安い・妥当」合計。

公立鳥取環境大学の科目別の入試傾向をもとにした各科目の勉強法や対策のポイント
公立鳥取環境大学合格を目指す方向けに、各入試科目の入試傾向から各科目の勉強法と対策のポイントをより詳細に解説。公立鳥取環境大学対策のオーダーメイドカリキュラムの詳細についても案内しています。
英語は前期日程の大学独自問題として、環境学部と経営学部で用いられます。配点は学部・方式によって異なり、環境学部ではB方式の選択科目として150点です。A方式では英語を個別テストで選択できず、B方式で数学・化学・生物・英語から1科目を選びます。
経営学部では、A方式で200点、B方式で150点です。英語は数学との選択科目であり、共通テスト外国語200点に加えて、二次試験でも英語で得点を上積みする選択になります。共通問題であっても、環境学部では選択科目としての150点、経営学部では方式により150点または200点と位置づけが異なるため、自分の受験方式で英語がどれだけ総合点に影響するかを確認して対策する必要があります。
試験時間は90分で、出題範囲は英語コミュニケーションI・II・III、論理・表現I・II・IIIです。令和7年度は、長文読解と英作文を軸に、経営学部ではさらに会話文空所補充と英文を読んだ80〜100語の説明記述が加わる構成でした。環境学部では、Part 1の長文読解とPart 2の150語以上の英作文が中心です。
長文読解では、新幹線を題材とした英文が扱われ、内容理解、語句の意味、指示語、具体的な数値、筆者の感情や評価、内容一致を判断する問題が出題されました。単語の意味だけで解くのではなく、段落ごとの話題展開を追い、本文のどこに根拠があるかを確認しながら読む力が必要です。身近な題材から交通、技術、環境負荷、地域社会へ話題が広がるため、本文全体の流れをつかむ読解が求められます。
英作文では、パンと米を題材に150語以上で自分の考えを書く問題が出題されました。日常的なテーマであっても、単なる好みを述べるだけでは不十分です。主張、理由、具体例、比較、結論を入れ、健康、費用、環境、便利さ、文化などの観点から論理的に展開する力が問われます。経営学部で出題された会話文では、空港のチェックイン場面に合う依頼・応答・希望・案内表現が求められ、Part 4では短い英文を読み、質問に対して80〜100語で要点を整理する記述力も必要です。
長文読解では、段落ごとに要点を1文でまとめる練習を行います。交通、環境、食、地域、文化、社会に関する英文を読み、各段落の中心内容、具体例、筆者の評価を短く整理してください。設問に入る前に全体の流れを押さえることで、指示語や内容一致問題の判断が安定します。
選択問題では、本文中の根拠を1か所に決めてから答える習慣をつけます。令和7年度のように設問数が多い読解では、選択肢の印象だけで答えるとミスが増えます。語句問題では前後の説明や対比関係、内容一致では該当段落、数値問題では対象や比較の範囲を確認し、本文と選択肢を対応させて判断します。
150語以上の英作文は、型を固定して練習します。1文目で自分の立場を示し、理由を2つ挙げ、具体例を入れ、最後に結論で締める構成にすると、語数不足や同じ内容の繰り返しを防げます。I think、First、Second、For example、However、In conclusion などの接続表現を使い、短く正確な英文を積み上げることが大切です。
身近なテーマは、個人的な好みだけでなく社会的な理由へ広げて考えます。食、交通、学校生活、環境、地域、健康などについて、便利さ、費用、健康、環境負荷、文化的背景の観点から理由を作る練習をしてください。パンと米のような題材でも、比較の観点を2つ決めると150語以上を書きやすくなります。
経営学部志望者は、会話文と80〜100語の説明記述にも対応する必要があります。会話文では、Could I、May I、I would like、Thank you などの基本表現を場面に合わせて使えるようにし、説明記述では、質問への直接の答えを最初に書き、本文中の理由を2つから3つに絞って自分の文でまとめる練習を行いましょう。環境学部志望者も、読解と150語英作文を安定させることで、B方式の選択科目として英語を得点源にしやすくなります。
数学は前期日程の大学内共通問題として、環境学部と経営学部で用いられます。配点は方式によって異なり、環境学部ではA方式200点、B方式150点です。A方式では数学・化学・生物から1科目、B方式では数学・化学・生物・英語から1科目を選択します。
経営学部でも、A方式は200点、B方式は150点です。数学は英語との選択科目であり、出願時に登録した科目を受験するため、共通テスト後に得点状況を見て切り替えることはできません。環境学部・経営学部ともに、数学を選ぶ場合は90分で大問4題を処理する力が求められます。A方式では200点と比重が高く、B方式でも150点の選択科目として総合点に大きく関わるため、標準問題を確実に答案化することが重要です。
試験時間は90分で、出題範囲は数学I、数学II、数学A、数学B、数学Cです。数学Cはベクトルが対象です。令和7年度は大問4題構成で、文字列の並べ替えと辞書式順序、数列の和と一般項、座標平面上の軌跡・領域・面積、三角形の三角比と面積が出題されました。
全体として、難問を一気に解くというより、標準的な知識を組み合わせて段階的に答えを導く構成です。場合の数では、同じ文字を含む文字列の総数や、辞書式順序における特定の文字列の順位を求める処理が問われました。公式を当てはめるだけでなく、先頭の文字を固定し、次の文字でさらに場合分けしながら数え上げる力が必要です。
数列では、初項から第n項までの和が与えられ、一般項や逆数和へ展開する問題が出題されました。Snとanの関係を正しく使い、前問の結果を次の設問へつなげる答案構成が求められます。図形と方程式では、軌跡、不等式で表される領域、円や直線、面積計算が扱われ、式変形と図示を対応させる力が重要です。三角比では、正弦定理、余弦定理、面積公式を条件に応じて使い分ける力が得点差になります。
失点しやすいのは、場合の数で重複を処理しない、辞書式順序を一気に数えようとして抜けが出る、数列でSnとanを混同する、領域問題で図を描かずに面積範囲を取り違えるといったパターンです。計算力だけでなく、条件を整理し、図や式で説明する力が問われる試験です。
まず、大問4題を90分で解く時間配分を固定します。1問あたり20分前後を目安にし、最後に10分程度の見直しを残す練習をしてください。前半の小問で詰まった場合でも、後半で使う結果が明示されているときは、その結果を利用して取れる部分を先に解く判断も必要です。
場合の数は、同じものを含む順列、辞書式順序、条件付きの数え上げを重点的に演習します。同じ文字を含む並べ替えでは、総数を階乗で処理した後に重複分を割ることを徹底してください。辞書式順序では、先頭の文字を固定した場合の個数を順に足し、次の文字へ場合分けしていく手順を紙面に残すと、数え落としを防ぎやすくなります。
数列は、和から一般項を求める問題、部分分数分解を使う和、階差数列をまとめて扱います。特に、nが2以上のときはan=Sn−Sn−1を使い、初項だけは別に確認する手順を習慣化してください。式変形を途中で省略せず、初項確認、一般項、和の処理の順で答案を作ると、採点者に考え方が伝わりやすくなります。
図形と方程式は、図示から式へ進む練習が欠かせません。円、直線、角度条件、領域を扱う問題では、最初に座標平面へ条件を1つずつ書き込み、境界線と含まれる範囲を確認します。そのうえで、面積を三角形、扇形、円の一部などに分解して計算すると、領域の取り違えを減らせます。
三角比では、正弦定理、余弦定理、面積公式を使う順序を判断する演習を行います。図に角度と辺名を書き込み、求める辺がどの角と向かい合っているかを確認してから公式を選んでください。共通テスト数学では処理速度が重視されますが、二次数学では説明の順序が得点に直結します。演習後は、答えが合っているかだけでなく、使用した公式、場合分け、図示、結論の書き方まで見直すことが大切です。
化学は環境学部前期日程の大学独自問題として、A方式・B方式のどちらでも選択できる科目です。配点はA方式で200点、B方式で150点です。A方式では数学・化学・生物から1科目、B方式では数学・化学・生物・英語から1科目を選択するため、化学を選ぶ場合は理科の知識だけでなく、90分で計算・反応式・説明記述を安定して処理する力が必要になります。
出題範囲は化学基礎・化学で、理論化学、無機化学、有機化学を横断して問われます。令和7年度は大問4題構成で、コロイドとイオン、反応速度・化学平衡、金属イオンの分離、リンゴ酸などの有機化合物が扱われました。環境学部の化学は、環境・エネルギー・物質循環と結びついた題材が出やすいため、知識を暗記するだけでなく、実験条件や反応の流れを読み取って答案化する力が得点を左右します。
令和7年度の化学では、水素製造、二酸化炭素固定、放射性セシウムなど、環境学部の学びにつながる文脈の中で、反応速度、平衡、半減期、物質量計算が問われました。単純に公式を当てはめるだけではなく、文章中の条件を整理し、反応式の係数、初期量、変化量、平衡時の量を対応させる力が必要です。
理論化学では、モル濃度、反応速度、平衡定数、有効数字を含む計算が重視されます。平衡計算では、反応した量と平衡時の量を混同すると、平衡定数の式に誤った値を代入しやすくなります。反応前、変化、平衡時の3段階で物質量を整理し、必要に応じて濃度へ変換する手順を徹底することが重要です。
無機化学では、金属イオンの系統分離、沈殿、錯イオン、沈殿の色など、知識と反応式を結びつける問題が出題されました。Ag+、Cu2+、Al3+などの代表的な金属イオンについて、どの試薬で沈殿し、過剰試薬でどう変化するのかを流れで理解しておく必要があります。沈殿の色や錯イオン式が曖昧なままだと、関連する小問で連続して失点しやすくなります。
コロイド分野では、チンダル現象、ブラウン運動、電気泳動、凝析、透析などが扱われます。現象名を覚えるだけでは理由説明で止まりやすいため、現象が起こる理由や具体的な操作まで説明できる状態にしておくことが大切です。有機化学では、リンゴ酸などの有機化合物を題材に、官能基、酸性、反応、分子式の扱いが問われます。カルボキシ基、ヒドロキシ基、エステル結合などを、性質や検出方法と結びつけて整理する力が求められます。
理論化学では、反応式から表を作る練習を優先してください。反応速度や化学平衡の問題では、文章を読んですぐに計算を始めるのではなく、まず反応式、初期量、変化量、平衡時の量を整理します。計算過程を残すことで、途中で誤りに気づきやすくなり、記述式でも部分点を取りやすくなります。
環境関連の化学題材は、知識問題ではなく計算問題として処理できるようにします。水素製造、二酸化炭素固定、放射性物質の半減期などの文章を読んだら、関係する化学式、物質量、濃度、質量を抜き出し、どの値をどの式に使うのかを明確にしてください。環境問題の背景知識を増やすことよりも、与えられた条件を化学の式へ正確に変換する練習が得点につながります。
無機化学は、系統分離を操作順に説明できるようにします。希塩酸、硫化水素、アンモニア水などの操作について、沈殿するイオンと残るイオンを分けて整理してください。反応式だけでなく、沈殿の色、再溶解の条件、錯イオンの形成まで表にまとめると、選択問題にも説明問題にも対応しやすくなります。
コロイドは、現象名、理由、具体例を1セットで覚えます。たとえば、チンダル現象なら光の散乱、透析なら半透膜を通した小粒子の除去というように、用語としくみを短く説明できるようにしてください。理由説明では、結論だけでなく、粒子の大きさや電荷など、根拠になる語を入れると答案の説得力が上がります。
有機化学は、官能基と性質を結びつけて学習します。有機化合物の構造、酸性、反応、分子式の扱いを個別に覚えるのではなく、カルボキシ基、ヒドロキシ基、エステル結合などがどのような反応や性質につながるのかを整理してください。90分演習では、大問ごとに知識問題を素早く回収し、平衡計算や物質量計算に十分な時間を残す流れを作ることが重要です。
生物は環境学部前期日程の大学独自問題として、A方式・B方式のどちらでも選択できる理科科目です。配点はA方式で200点、B方式で150点です。A方式では数学・化学・生物から1科目、B方式では数学・化学・生物・英語から1科目を選択するため、生物を選ぶ場合は、90分で知識問題、図表読解、実験考察、記述説明を安定して処理する力が求められます。
出題範囲は生物基礎・生物です。令和7年度は、PCR、ウニ・両生類の発生、バイオームと暖かさの指数、魚類の観察学習を題材とした大問構成でした。分子生物、発生、生態、動物行動を横断して問う構成であり、単なる用語暗記ではなく、現象の仕組みや実験結果の意味を説明できることが得点につながります。
生物では、用語を答えるだけでなく、現象の理由を字数内で説明する問題が多く見られます。PCRでは、耐熱性酵素、解離、伸長反応、増幅分子数などを、実験操作の意味と結びつけて理解しているかが問われました。名称だけを覚えていると記述で失点しやすいため、どの温度で何が起こり、なぜその操作が必要なのかを因果関係で説明する力が必要です。
発生分野では、ウニや両生類の発生段階、原基分布図、胚葉と器官形成など、図を使って理解する内容が出題されます。図中の記号を見て語句を答えるだけでなく、各組織や器官がどの胚葉に由来するかを判断する必要があります。受精卵から発生が進む流れを、語句と図の両方で整理できるかが得点差になります。
生態・環境分野では、暖かさの指数、バイオーム、気温変化など、環境学部らしいテーマが扱われます。表やグラフから値の変化を読み取り、将来の植生変化や生物の生存に関する考察へつなげる力が重要です。読み取った数値を根拠にせず一般論だけで書くと、答案が曖昧になりやすいため、どの変化をもとに判断したのかを短く示すことが求められます。
実験考察では、魚類の学習や行動を題材に、実験条件、対照群、結果の比較、解釈を読み取る問題が出題されました。文章量が多いため、条件と結果を線で結び、何を比較する設問なのかを明確にする必要があります。対照条件を見落とすと結論がずれやすいため、どの群を比べ、何が変化し、その結果から何が言えるのかを順に整理することが重要です。
まず、知識は「名称・仕組み・理由」の3点で覚えます。PCR、受精、胚葉、バイオーム、行動学習などは、語句だけでは記述問題に対応できません。各テーマについて、用語の定義、起こる仕組み、実験や環境との関係を3文でまとめる練習をしてください。
PCRや発生のような頻出分野では、手順の意味を説明できるようにします。PCRなら、DNAを解離させる段階、プライマーが結合する段階、DNAポリメラーゼが伸長する段階を順に整理します。発生では、ウニと両生類の発生段階、胚葉、器官形成を図にし、各構造が将来どの組織になるかを書き込むと混同を防ぎやすくなります。
図表を読む問題では、最初に比較軸を決めてください。水温、時期、体長、行動量、暖かさの指数など、何を横軸・縦軸として比較するのかを確認します。そのうえで、増加、減少、最大値、群間差を読み取り、考察文に反映します。答案では、単に「増えた」「影響がある」と書くのではなく、どの条件でどの値が変化したのかを根拠として示すことが大切です。
環境分野は、生物基礎の知識と生態学的な考察を結びつけて学習します。バイオームや地球温暖化の問題では、教科書のバイオーム表を覚えるだけでなく、気温、降水量、暖かさの指数などのデータから、どの環境変化が起きるかを説明する練習が必要です。90分演習では、知識問題を素早く処理し、図表読解と実験考察に十分な時間を残す流れを作りましょう。
公立鳥取環境大学の学部別の受験対策はこちらです。
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