大学受験対策いつから始める?学年・時期別の勉強のポイント
大学受験勉強を始める時期は早ければ早い方が有利です。ただ、始めるのが遅いからといって志望校合格をあきらめるのはまだ早いです。また、時期によって最適な勉強方法は変わります。高1~高3冬まで、時期に応じた大学受験対策のポイントをご紹介します。
三重県立看護大学入試科目別対策
引用元:三重県立看護大学ホームページ
※調査概要:2025/6/13–7/18、インターネット調査、対象=大学受験で子供が教育サービスを利用した保護者 n=475。表示比率は「安い・やや安い・妥当」合計。

三重県立看護大学の科目別の入試傾向をもとにした各科目の勉強法や対策のポイント
三重県立看護大学合格を目指す方向けに、各入試科目の入試傾向から各科目の勉強法と対策のポイントをより詳細に解説。三重県立看護大学対策のオーダーメイドカリキュラムの詳細についても案内しています。
看護学部前期日程の外国語は、個別学力検査で110点の配点があります。前期日程の必須科目であり、個別学力検査220点の半分を占めるため、二次試験で安定した得点を取るうえで重要な科目です。
試験時間は9時00分から10時00分までの60分です。出題範囲は、英語コミュニケーションI、英語コミュニケーションII、英語コミュニケーションIII、論理・表現I、論理・表現IIです。使用できる筆記具が限られるため、普段の演習から本番と同じ条件で、読解メモ、設問処理、記述答案の作成まで練習しておく必要があります。
外国語は、高校英語の読解と表現を中心に構成されます。看護学部の入試では、英文の内容を正確に把握し、設問に沿って根拠を選び、必要に応じて日本語で説明する力が重要になります。単語の意味を追うだけでなく、本文全体の主張や段落ごとの役割をつかむ読み方が求められます。
試験時間は60分のため、英文全体を最初から細かく和訳していると、後半の設問に十分な時間を残しにくくなります。段落ごとの主題、接続語、指示語、対比関係を拾いながら、設問に必要な情報を本文中から素早く探す処理力が得点に直結します。
論理・表現の範囲も含まれるため、文法、語法、構文を単独知識として覚えるだけでは不十分です。関係詞、分詞、比較、仮定法、接続詞、名詞節などは、英文の意味を正確に説明するための道具として使える状態にしておく必要があります。
失点しやすいのは、指示語や接続語を確認せず、単語の意味だけで答えを選ぶ読み方です。however、therefore、for exampleなどの前後で論理がどう動くかを見落とすと、筆者の主張と逆の内容を選びやすくなります。記述問題でも、本文の表現を抜き出すだけでは設問の要求に合わない答案になりやすいため、誰が、何を、なぜ、どのように行ったのかを整理して書く力が必要です。
英文読解では、1段落ごとに主題を10字から20字程度で書く練習を行いましょう。段落の役割を把握できると、設問で根拠箇所に戻る時間が短くなり、60分内で全問を処理しやすくなります。最初に設問を確認し、何が問われているのかを把握してから本文を読む習慣も大切です。
文法対策では、読解中に出てきた構文を、解答根拠として使える形で復習します。関係詞では修飾範囲を確認し、分詞構文では主語との関係を補い、比較構文では何と何を比べているのかを日本語で説明できるようにしましょう。文法を訳読や記述に結びつけることで、読解の精度が上がります。
記述対策では、本文の該当箇所に線を引いたあと、そのまま写すのではなく、設問に合わせて要点を並べ替える練習を行います。答案は結論を先に置き、本文中の理由や具体例を続ける形にすると、採点者に伝わりやすい文になります。主語と述語の対応が崩れていないかも必ず確認しましょう。
語彙は、単語帳だけでなく英文の中で確認することが重要です。医療、健康、社会、教育、環境、地域に関する基本語彙を文脈の中で覚えると、初見英文でもテーマをつかみやすくなります。看護学部を受験する場合は、健康や地域社会に関する英文を週に数本読むと、背景知識と読解速度の両方を高められます。
共通テスト後は、60分で英文読解を1セット解く演習に切り替えましょう。解いた直後に根拠箇所と誤答理由を確認し、語彙不足、構文誤読、設問条件の見落とし、時間不足に分類します。同じ失点を次回の演習で減らしていくことで、個別学力検査220点の半分を占める外国語を安定した得点源にしやすくなります。
看護学部前期日程の数学は、個別学力検査で110点の配点があります。数学は国語との選択科目であり、必須科目である外国語と合わせて個別学力検査220点を構成します。
試験時間は10時40分から11時40分までの60分です。出題範囲は数学I、数学II、数学A、数学B、数学Cで、数学Bは数列、数学Cはベクトルが対象です。60分で標準問題を処理する試験として、計算の正確さ、方針決定の速さ、答案に過程を残す力が求められます。
数学は、数学I・II・A・B・Cにまたがる範囲から出題されます。看護学部の個別試験では、難問を深く追うよりも、標準的な典型問題を確実に処理する力が重要です。頻出分野の解法を短時間で選び、計算を正確に進められるかが得点差になります。
数学Iでは数と式、二次関数、図形と計量、データの分析、数学Aでは場合の数と確率、図形の性質が得点源になります。看護系入試では、問題文の条件を読み取り、式に直し、計算結果を意味づける力が必要です。
数学IIでは式と証明、三角関数、指数・対数関数、微分・積分が中心になります。数学Bの数列、数学Cのベクトルでは、公式を覚えているだけでなく、条件から初項、公差、漸化式、内積、座標、成分を設定する力が問われます。
失点しやすいのは、問題文の条件を整理する前に計算を始めてしまう解き方です。与えられた数値、求める量、使う公式を確認しないまま進めると、途中で方針が崩れやすくなります。また、計算過程を省略しすぎると、符号ミスや代入ミスに気づきにくくなります。
まず、数学I・A・IIの標準問題を単元別に解き直し、公式を使う条件を言葉で説明できるようにしましょう。解法を暗記するだけでなく、なぜその公式を使うのかを確認しておくと、初見問題でも方針を立てやすくなります。
数列とベクトルは、毎週演習時間を固定して取り組むことが大切です。数列では一般項、和、漸化式を分けて練習し、ベクトルでは成分表示、内積、位置ベクトル、図形条件の変換を反復します。公式を見て終わるのではなく、条件からどの形に持ち込むかを意識して解きましょう。
確率や数列では、場合分けを曖昧にすると重複や抜けが起こります。条件ごとに表、樹形図、漸化式を使い、どのケースを数えたのかを答案上で見える形にすることが重要です。二次関数、三角関数、微分・積分、ベクトルでは、途中式を1行ずつ残し、検算できる答案を作る練習を行いましょう。
60分演習では、最初の5分で全体を見て解く順番を決めます。解き始めて3分で方針が立たない問題は印を付けて後回しにし、先に標準問題を得点化する判断が必要です。計算量が多い問題では、途中式を整理しながら進めることで、時間切れや未答を減らせます。
演習後は、間違いを「公式の選択ミス」「条件の読み落とし」「計算ミス」「答案の記述不足」に分けて記録します。共通テスト後は新しい難問集に進むより、出題範囲の標準問題を60分で解く練習を増やしましょう。二次試験では、1問あたりの処理速度と正確さ、答案作成まで含めた時間管理が得点の安定につながります。
看護学部前期日程の国語は、個別学力検査で110点の配点があります。国語は数学との選択科目であり、必須科目である外国語と合わせて個別学力検査220点を構成します。
試験時間は10時40分から11時40分までの60分です。出題範囲は現代の国語、言語文化で、古文・漢文は除かれます。現代文中心の60分試験であるため、文章の要旨、論理展開、筆者の主張、設問条件を読み取り、短時間で答案にまとめる力が必要です。
国語は、出題範囲から現代文の読解力と記述表現力が中心になります。文章の内容を感覚的に読むのではなく、根拠となる語句や文を本文中から拾い、設問に合わせて説明する力が求められます。
看護学部の入試では、人間理解、社会、倫理、コミュニケーション、地域、生活に関わる文章への対応力が重要です。筆者の問題提起、対立する考え、結論を整理しながら読むと、内容説明や理由説明の答案を作りやすくなります。
古文・漢文が除かれるため、学習時間は現代文の精読、語彙、記述答案の作成に集中できます。文章を読んだあと、要約、理由説明、本文中の表現の言い換えを練習することで、本文理解を得点に結びつけやすくなります。
失点しやすいのは、自分の意見を先に書いてしまい、本文読解を問う設問から外れる答案です。国語の答案では、本文の内容を根拠にして、問われた範囲内で説明する必要があります。また、傍線部の前後だけで判断すると、筆者の結論とずれた答案になりやすいため、同じ内容を言い換えている段落や結論部まで確認することが大切です。
現代文演習では、段落ごとに「話題」「対立」「結論」を書き出しましょう。文章全体の構造を把握してから設問に進むと、根拠箇所を探す時間が短くなり、記述答案の方向も安定します。抽象度の高い文章では、筆者が何を問題にし、どの考えを批判し、最終的に何を主張しているのかを意識して読みます。
要約練習では、本文を200字程度にまとめるだけでなく、筆者の主張を1文で言い切る練習を行います。主張を短くまとめる力がつくと、理由説明や内容説明の設問でも答案の中心がぶれにくくなります。近代、共同体、他者、倫理、ケア、自己、社会といった抽象語は、本文中でどの意味で使われているかを前後関係から確認しましょう。
記述対策では、設問文の「なぜ」「どういうことか」「どのように」などの問い方に応じて答え方を変えます。理由説明では原因と結果をつなぎ、内容説明では抽象語を具体化し、言い換え問題では本文の同義表現を使います。答案作成後は、主語と述語が対応しているかを確認し、文を短く切って読みやすく整えることも重要です。
看護系の面接にもつながるよう、人間、健康、ケア、地域、倫理に関する評論文を読む練習も有効です。読んだ文章について、筆者の主張と自分の考えを分けてメモすると、国語の読解力と面接での表現力を同時に伸ばせます。
共通テスト後は、60分で現代文1セットを解き、解答後に根拠箇所を本文へ戻して確認します。間違えた問題は、語彙、根拠不足、設問条件の読み落とし、記述の不備に分類し、次の答案作成で修正しましょう。国語を選択する場合は、現代文の読解精度と記述答案の完成度を高めることが、110点科目としての得点安定につながります。
看護学部前期日程の面接は、全受験者に課されます。配点は点数では示されず、ABCの3段階評価で行われ、C評価の場合は総合得点にかかわらず不合格となります。
面接は13時00分から実施され、受験者数によって終了時間が遅くなる場合があります。午前の学科試験後に行われるため、昼食や待機時間も含めて、集中力を保つ準備が必要です。評価では表現力や主体性などが扱われ、看護職への理解、三重県の保健医療への関心、他者と協働して学ぶ姿勢を、経験に基づいて説明できることが重要です。
面接では、なぜ看護を学びたいのか、なぜ三重県立看護大学を志望するのか、入学後にどのように学びたいのかが中心になります。志望理由は、看護職への憧れだけで終わらせず、人々の生活や健康課題への関心につなげて話す必要があります。
アドミッション・ポリシーでは、社会貢献への意思、幅広い基礎学力、健康課題を把握して説明する力、コミュニケーション能力、倫理観と社会的マナーが重視されます。面接では、これらを高校生活の学習、探究、部活動、ボランティア、家族や地域との関わりに結びつけて説明できるかが問われます。
地域枠を併願する受験生は、三重県の保健医療を担う人材として学ぶ意思も問われます。地域の医療課題、看護職の役割、卒業後にどのように貢献したいかを、自分の言葉で話せるようにしておくことが大切です。
失点しやすいのは、志望理由が「人の役に立ちたい」だけで止まる回答です。看護師、保健師、助産師などの役割を踏まえ、どのような場面で人を支えたいのかを具体化しないと、看護職への理解が浅く見えやすくなります。また、回答を丸暗記すると追加質問に対応しにくく、表情、声量、姿勢、聞く態度が乱れると、内容が良くてもコミュニケーション能力を示しにくくなります。
志望理由は、「看護を志したきっかけ」「三重県立看護大学で学びたい理由」「入学後に身につけたい力」「将来の貢献」の4項目で整理しましょう。各項目に自分の経験を1つずつ入れると、抽象的な回答を避けやすくなります。
高校生活の活動については、役割、困難、工夫、学びを1分で話す練習を行います。活動の実績を並べるのではなく、その経験から看護に必要な観察力、協調性、責任感をどう学んだかを説明できるようにすることが大切です。
三重県の保健医療に関心を持つため、地域医療、在宅看護、高齢化、災害時の看護、母子保健などから関心テーマを1つ選びましょう。そのテーマについて、なぜ関心を持ったのか、大学で何を学びたいのかを30秒程度で話せるようにしておくと、地域医療への関心を具体的に示しやすくなります。
面接練習では、回答を丸暗記せず、結論、理由、具体例の順で話す型を作ります。質問が変わっても自分の経験から答えられるようにし、録音して、話が長すぎないか、質問に答えているか、主語と述語が明確かを確認しましょう。1つの回答は30秒から60秒を目安にし、必要に応じて面接官の追加質問で補足します。
学科試験後の面接に備え、試験当日の流れを想定した練習も必要です。午前に外国語と選択科目を解いた後でも、志望理由と将来像を落ち着いて話せるよう、前日までに要点メモを作成しておきましょう。相手の質問を最後まで聞き、答える前に一呼吸置いて、短い文で返す意識を持つことで、表現力と主体性を安定して示しやすくなります。
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