大学受験対策いつから始める?学年・時期別の勉強のポイント
大学受験勉強を始める時期は早ければ早い方が有利です。ただ、始めるのが遅いからといって志望校合格をあきらめるのはまだ早いです。また、時期によって最適な勉強方法は変わります。高1~高3冬まで、時期に応じた大学受験対策のポイントをご紹介します。
専修大学入試科目別対策
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専修大学の科目別の入試傾向をもとにした各科目の勉強法や対策のポイント
専修大学合格を目指す方向けに、各入試科目の入試傾向から各科目の勉強法と対策のポイントをより詳細に解説。専修大学対策のオーダーメイドカリキュラムの詳細についても案内しています。
専修大学の一般選抜の英語は、大問4題で構成され(年度による)、マーク式です。
大問1・2:長文読解問題(空欄補充、内容説明、同意表現、内容一致など)
大問3:会話文問題(空欄補充)
大問4:文法・語彙問題(語句整序)
2017年までは大問5題構成で、2018年は大問4題構成です。入試日程や学部問わず、入試傾向は似ています。試験時間は60分です。文学部の英語英米文学科の「英語単独(E方式)」は、出題範囲が同じの総合英語の問題(試験時間90分)と、通常の英語の試験(試験時間60分)があるため、注意しましょう。大問1・2の配点率が高く、問題量も多いため、時間配分に注意して8割以上が取れるよう頑張りましょう。
長文読解問題
大問1・2ともに文章量はほぼ同じで、問題数が各10問前後です。設問形式は年度により異なりますが、主に空欄補充・内容説明・同意表現・内容一致など。様々な問題形式に解答できるよう、過去問演習で出題形式に慣れましょう。空欄補充問題は、単語や文法を選択するものが多く、単語の暗記や時制・前置詞・関係詞を理解し、文法・熟語帳で基礎を身につけましょう。内容説明問題は、和訳から適切ものを選択する4択問題。文構造を理解し、参考書を活用して本文をスムーズに読めるよう対策しましょう。
会話文問題
大問3の会話文問題は、4択の空欄補充問題です。問題数は10問前後で、やや長めの対話文が出題されます。センター試験の会話問題に似ているため、頻出の会話表現を抑え、問題演習を繰り返しましょう。
文法・語彙問題
大問4は語句整序問題が5問前後出題され、和訳と英文が与えられます。正しい単語から正しいものを選択解答します。熟語を完璧のレベルにし、整序問題の多い問題集で確実に点数が取れるようにしましょう。
専修大学の一般選抜の文系数学は大問3題・理系数学は大問5題で構成され、記述式です。
文系数学「数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列・ベクトル)」大問3題
ネットワーク情報学部の入試方式:2教科数学重視(F方式)以外は、「数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列・ベクトル)」が出題範囲です。 教科書の基本事項の理解を確認する問題が多く、中には応用問題もあります。試験時間は60分。 取り掛かりやすい問題から解き、時間配分に注意しましょう。まずは教科書の基礎を固め、応用問題にも柔軟に対応できる力をつけましょう。年度により「平面上に図示する問題」や「放物線」の範囲も出題されたため、過去問演習で出題形式に慣れ、苦手分野がないようにしましょう。
理系数学「数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(数列・ベクトル)」大問5題
大問5題構成で、問題数は16問前後、試験時間は120分です。ネットワーク情報学部の入試方式:2教科数学重視(F方式)で「数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(数列・ベクトル)」が出題範囲です。出題難易度は標準レベルで、年ごとに分野や範囲が決まっていません。「複素数平面」「積分」「確率漸化式」「空間図形」「三角関数」など。まずは教科書の基本事項を理解し、公式や解法を身につけましょう。高校の定期試験で高得点が取れるレベルにし、問題演習で基礎を固めましょう。全問記述式で問題数が多いため、過去問演習で出題形式に慣れ、時間配分に注意し計算スピードを上げましょう。
専修大学の一般選抜の国語は、大問3題で構成され、マーク式です。
大問1:現代文(漢字、空欄補充、内容説明、内容一致)
大問2:古文(文法、解釈、空欄補充、内容一致、作品問題)
大問3:総合問題(熟語、故事成語、外来語、文学史)
専修大学の国語は、評論文の全体の把握力と、古典文法力が重要です。試験時間は60分。 ネットワーク情報学部は、入試方式により現代文のみを合否判定に使用します。
現代文(評論文)
漢字問題は、カタカナを漢字に直す問題、漢字の訓読み問題、類義語に関する問題のほか、少し複雑な問題もあります。漢字のレベルは教科書レベルのため、参考書を確認しましょう。空欄補充・内容説明・内容一致問題は、空欄箇所の前後の文の流れの把握が必要です。対比関係や抽象具体関係を意識して、本文を読みましょう。専修大学の現代文は、根拠が明確に書いてあるため、斜め読み・読み飛ばしは厳禁です。
古文
全体を通して、単語と文法を正確に覚えることが必要です。内容説明問題は、文章の読解力がいるため、古文の読み方を身につけましょう。空欄補充問題は、助詞や助動詞、形容詞が問われます。解釈問題は、現代語訳にしたときに最適なものを選択する問題で、単語と文法を理解していれば解答できます。作品問題は、問題演習の中ででたものを覚えましょう。特に年代に着眼点をおいて、有名な文章の出典を確認しましょう。
国語総合問題
大問3の国語総合問題は、専修大学特有の問題構成です。熟語、故事成語、外来語、文学史などが問われます。文学史は、古文系の作品から文学史系の作品まで幅広く出題されるため、過去問演習で作品や作者などを覚えましょう。語彙に関する問題は、現代文の語彙・語句などに参考書を使用しましょう。語句や意味を暗記するだけでなく、自分の言葉で説明できるようにしましょう。
専修大学の一般選抜の日本史は、大問3題で構成され、マーク式です。
どの入試方式も試験時間は60分で、マーク式。設問形式は、空欄補充・下線部問題・正誤問題・時代整序問題・地図問題などです。明治時代以降は頻出で、時代背景の理解が重要です。出題難易度は基礎から標準レベルで、人物・地名・政策・作品名・出来事と年号・古墳の位置や戦いの場所など、幅広く問われます。まずは教科書の基礎を固め、資料集を用いて地理関係も覚えましょう。次に、時代の背景を理解して流れを覚え、問題演習や過去問演習に取り組みましょう。
専修大学の一般選抜の世界史は、大問3題で構成され、マーク式です。
どの入試方式も試験時間は60分で、マーク式。問題数は50問前後です。入試日程や入試方式により、出題内容が異なります。文章問題の出題がほとんどで、設問形式は語句問題や正誤問題、空欄補充などです。出題難易度は標準レベル。古代や近代まで幅広く問われ、20世紀以降の世界情勢は頻出です。史料問題や地図問題、イラスト問題もあり、重要な出来事における各国の位置関係などは把握しましょう。世界史は通史が問われる傾向にあり、通史を理解してから語句暗記を一問一答などで覚えましょう。細かい内容を問う問題もありますが、特に難しくありません。まずは基礎固めをし、問題演習や過去問演習で出題形式に慣れましょう。
専修大学の一般選抜の地理は、大問3題で構成され、マーク式です。
どの入試方式も試験時間は60分で、基礎的な内容が問われます。地名・統計数値の知識を前提とした、地図上での理解ができているかが重要です。地域間のつながり、生活様式の変化、環境問題は頻出です。「外国を中心とした地誌問題」や「地形図・統計問題」は近年続けて出題され、教科書や用語暗記だけでなく、地図帳などの資料の確認も必要です。
専修大学の一般選抜の公民は、大問3題で構成され、マーク式です。
どの入試方式も「政治・経済」が選択科目で、学部学科・入試方式により、「倫理」の選択が可能です。問題数は約40問で、入試日程や入試方式により出題内容が異なります。
政治・経済
文章問題の出題が多く、語句問題・正誤問題・空欄補充問題・数値や数字を問う問題などが問われます。センター試験の政治・経済と似た出題形式です。語句暗記だけでなく、関連する年号や数値・流れも理解しましょう。出題難易度は基礎から標準レベル。まずは教科書の基本事項を理解し、参考書で関連知識や流れを身につけましょう。
倫理
倫理は、学部個別入学試験の3教科同一配点(A方式)で、文学部の日本文学文化学科・英語英米文学科・哲学科・歴史学科・ジャーナリズム学科、人間科学部の社会学科で選択科目です。マーク方式で解答をする問題の他に、約60字の論述問題が一題出題されることが特徴です。法学部哲学科の常勤教員が総出で作問しており、東洋思想も含めて出題に偏りがありません。
専修大学の学部別の受験対策はこちらです。
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