大学受験対策いつから始める?学年・時期別の勉強のポイント
大学受験勉強を始める時期は早ければ早い方が有利です。ただ、始めるのが遅いからといって志望校合格をあきらめるのはまだ早いです。また、時期によって最適な勉強方法は変わります。高1~高3冬まで、時期に応じた大学受験対策のポイントをご紹介します。
昭和薬科大学入試科目別対策
引用元:昭和薬科大学ホームページ
※調査概要:2025/6/13–7/18、インターネット調査、対象=大学受験で子供が教育サービスを利用した保護者 n=475。表示比率は「安い・やや安い・妥当」合計。

昭和薬科大学の科目別の入試傾向をもとにした各科目の勉強法や対策のポイント
昭和薬科大学合格を目指す方向けに、各入試科目の入試傾向から各科目の勉強法と対策のポイントをより詳細に解説。昭和薬科大学対策のオーダーメイドカリキュラムの詳細についても案内しています。
昭和薬科大学薬学部の一般選抜B方式では、英語は必須科目で、個別学力検査における配点は100点、試験時間は70分です。出題範囲は「英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ、論理・表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」で、B方式全体ではマーク式と記述式が併用されます。そのため、語彙や文法の知識だけでなく、英文読解や表現まで含めた総合的な英語力を得点につなげる必要があります。
70分という限られた時間で処理するため、長文を丁寧に読みすぎて後半の設問を残すことは避けたいところです。基礎的な語彙・文法を素早く処理できる状態にし、読解や記述に十分な時間を残す学習が重要になります。
英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲが範囲に含まれるため、まとまった英文から主題、段落構成、理由、具体例、指示語の内容を読み取る力が重要です。一文ずつ日本語に置き換えるだけではなく、各段落が文章全体の中でどのような役割を持つかを捉え、設問の根拠となる部分を正確に見つける読解が求められます。
薬学部志望者は、医療、健康、科学、社会課題などに関する英文も読解素材として扱っておくと有効です。ただし、専門知識そのものを増やすことより、未知のテーマでも「原因と結果」「比較」「問題と解決策」などの論理関係を追えることが重要です。科学・医療系の英文では、drug、effect、dose、reaction、cell、clinical、evidenceなどの基本語も文脈によって意味が変わるため、一つの日本語訳だけで判断しないよう注意します。
論理・表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの範囲では、時制、助動詞、準動詞、関係詞、比較、仮定法、接続詞、語法などを、単独の文法問題だけでなく英文の中で使える状態にする必要があります。特に関係詞や分詞を含む長い英文で主語・動詞や修飾関係を見失うと、文全体の意味を取り違え、その後の内容問題まで失点しやすくなります。
また、内容問題を本文の印象だけで判断するのも失点につながります。選択肢の一部が本文と一致していても、主語、否定、比較、因果関係などがずれている場合があります。本文中の表現と選択肢の言い換えを対応させ、根拠を確認して判断することが必要です。
まず英単語・熟語と基本文法を固め、読解中に知識確認のために止まる回数を減らします。単語は日本語訳だけでなく、品詞、よく結びつく語、例文を確認してください。科学・医療・健康に関する基本語についても、英文中でどの意味になるかを文脈から判断する練習を行います。
長文読解では、各段落を読み終えるごとに「主張」「理由」「具体例」「対比」「結論」のどれに当たるかを短く整理します。全文を詳細に和訳するより、文章の骨格をつかみ、設問で必要になった箇所を精密に読み直す方法が70分の試験では効率的です。内容一致問題では、正解だと思う選択肢について必ず本文中の根拠を確認します。
文法・語法の復習では、正解番号だけを覚えず、英文の主語、動詞、目的語、補語、修飾部分を分けて構造を確認します。誤答した問題は「時制」「準動詞」「関係詞」「語法」「語順」などに分類し、なぜ他の選択肢が成立しないのかまで説明できるようにしてください。こうした復習は長文中の複雑な一文を正確に読む力にもつながります。
仕上げでは70分を測って演習し、設問確認、知識問題、長文読解、記述、見直しにどの程度時間を使ったかを記録します。最後には、指示語、否定語、比較表現、数値、時制など読み違いが起こりやすい部分を重点的に確認してください。復習では失点を「語彙不足」「文構造の読み違い」「本文根拠の見落とし」「文法・語法不足」「時間不足」に分けると、昭和薬科大学の英語対策で優先すべき課題が明確になります。
昭和薬科大学薬学部の一般選抜B方式では、数学は必須科目で、個別学力検査における配点は100点、試験時間は70分です。出題範囲は数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学Bの数列・数学Cのベクトルで、2025年度B方式は3問構成でした。問題1・問題2は所定欄に答えをマークする形式、問題3は答えに加えて導き方まで記述する形式となっており、計算の正確さと答案構成の両方が必要です。
70分で小問集合、ベクトル、微分・積分の記述まで処理するため、難しい1問に時間を使いすぎないことが重要です。典型問題を短時間で得点化し、記述問題に十分な時間を残せるよう、解答順と時間配分まで含めて準備する必要があります。
2025年度の問題1は小問集合で、2次不等式、三角関数、対数、整数、数列、確率などが出題されました。数学Ⅰ・Ⅱ・A・Bの標準事項を幅広く使う構成で、公式を知っているだけでなく、問題を見た段階で必要な処理を判断し、短時間で計算を完成させる力が問われます。
小問集合では空欄形式に合わせて答える必要があるため、計算結果が正しくても答案形式への対応を誤ると失点につながります。分数を既約分数にする、根号内を整理する、符号を指定された欄に正しく入れるなど、最終的な答えの形まで確認する習慣が必要です。
問題2では四面体を題材にした空間ベクトルが出題されました。位置ベクトルを使って点を表し、直線上の点や交点条件を係数で処理する力が求められます。式だけを追うと点の位置関係を見失いやすいため、図を描き、どのベクトルがどの線分や比を表しているのかを対応させることが重要です。
問題3では、3次関数の接線、接線どうしの関係、囲まれた図形の面積が扱われました。微分によって傾きや接線を求め、交点を決定し、最後に積分で面積を出す一連の流れを記述する力が必要です。結果だけを書いて途中式を省くと、解法の筋道が伝わりにくくなるため、接点、微分係数、接線、積分区間を順に示すことが重要になります。
まず数学Ⅰ・Ⅱ・Aの標準問題を反復し、2次不等式、三角関数、対数、確率などでは、問題を見て3〜5分以内に解法の入口を判断できる状態を目指します。解けなかった問題は答えを覚えるのではなく、「どの条件を見てその公式や解法を選ぶのか」を確認してください。
数列は、一般項、和、漸化式の関係を重点的に整理します。2025年度のようにSnとanの関係を利用する問題では、与えられた式をそのまま暗記するのではなく、和と各項の関係から式を変形する練習を行います。途中式を残し、どの段階で漸化式や一般項へつながったかを確認すると応用にも対応しやすくなります。
ベクトルは平面だけでなく空間図形を使って演習します。点を位置ベクトルで表す、直線上の点をパラメータで表現する、交点条件を立てる、係数比較から比を求めるという流れを固定してください。演習では必ず簡単な図を描き、式と位置関係を対応させることが失点防止につながります。
微分・積分は別々に練習するだけでなく、「接点を求める→微分して傾きを出す→接線を作る→交点を求める→上下関係を確認する→積分で面積を求める」という一連の問題を繰り返します。記述では、計算式だけを並べず、どの条件を使って次の式を立てたかが分かる形で答案を作ります。
仕上げでは70分を測って過去問形式で演習します。目安として、小問集合を25分前後、ベクトルを20分前後、微分・積分の記述を20分前後、残りを見直しに使う方法を試し、自分に合う配分へ調整してください。見直しでは、符号、分母、根号、積分区間、場合分け、解答欄との対応を優先します。昭和薬科大学の数学対策では、広範囲の標準問題を速く処理する力と、記述問題で解法の流れを明確に示す力の両方を仕上げることが重要です。
昭和薬科大学薬学部の一般選抜B方式では、化学は必須科目で、個別学力検査における配点は100点、試験時間は70分です。出題範囲は「化学基礎・化学」で、2025年度B方式は5問構成でした。問題1・問題2・問題3の一部はマーク形式、問題3の一部と問題4・問題5は記述形式となっており、知識問題を素早く処理する力に加えて、計算過程、反応式、半反応式、構造式を正確に書く力も必要です。
70分で理論・無機・有機を横断して処理するため、特定分野だけを得点源にするのではなく、全範囲の標準問題を安定して解ける状態にすることが重要です。特に記述式では最終結果だけでなく、どの反応や数量関係を使ったかが分かる形で答案を作る必要があります。
2025年度は、結晶、結合、熱化学、炭化水素・芳香族化合物、遷移元素と酸化還元、糖類・高分子まで幅広く出題されました。問題1では結晶の種類や黒鉛の構造、密度計算が扱われており、知識と図の読み取り、数量計算を結びつける力が求められています。
理論化学では、結合エネルギー、メタンの完全燃焼、発熱量などについて、化学反応式、物質量、気体の体積、エネルギーを関連づける計算が出題されています。反応式の係数や単位を確認せずに数値を代入すると、途中の考え方が合っていても最終値がずれやすくなります。標準状態や有効数字なども、問題文の条件に従って処理する必要があります。
無機化学では、遷移元素、とくにクロムやマンガンの酸化還元が扱われています。色や物質名だけの暗記ではなく、酸化数、反応条件、生成物、半反応式を一つの流れとして整理することが重要です。酸化還元滴定では、電子の授受と物質量比を計算へつなげる力まで問われます。
有機化学では、炭化水素、芳香族化合物、置換基の配向性、糖類などについて、反応の流れから化合物を推定し、構造式で表す力が必要です。問題5ではデンプン、アミロース・アミロペクチン、マルトース、呈色反応、銀鏡反応、アルコール発酵などが扱われており、糖類・高分子の構造と性質を関連づける学習が欠かせません。
失点しやすいのは、理論化学でmol・質量・体積・濃度の変換を頭の中だけで処理するケース、無機化学で色や酸化数を断片的に覚えるケース、有機化学で反応名を知っていても構造式を書けないケースです。マーク式と記述式が混在するため、「知っている」だけでなく「式や構造として再現できる」状態まで仕上げる必要があります。
理論化学では、反応式、物質量、濃度、気体、熱化学、酸化還元を計算問題としてまとめて演習します。問題を解く際は、最初に「与えられた量」「求める量」「使う関係式」「単位」を整理し、反応式の係数比を確認してから数値を入れてください。計算後は、単位、有効数字、値の大きさが条件に合っているかを確認します。
無機化学は、元素名ごとの丸暗記よりも、沈殿、酸化還元、錯イオン、結晶、製法などテーマ別に整理すると効果的です。クロム・マンガンについては、酸化数、色、酸性・塩基性などの条件、生成物を表にまとめ、半反応式を自力で書けるようにします。知識問題でも、反応の理由まで説明できる状態を目指してください。
有機化学では、炭化水素、芳香族化合物、アルコール、カルボン酸、エステル、糖類を反応経路でつなげます。芳香族化合物は置換位置と配向性、糖類は環状構造やグリコシド結合を実際に手で描いて確認します。名称から構造式、構造式から性質・反応の両方向で答えられるようにすると、記述問題への対応力が上がります。
記述式では、反応式、半反応式、構造式、計算過程を省略しすぎないことが重要です。とくに酸化還元滴定では、「電子の授受を整理する→物質量比を決める→濃度や体積へつなげる」という順序を固定します。途中で計算ミスが起きても、考え方が追える答案を作ることを意識してください。
仕上げでは70分を測って演習し、知識問題を短時間で回収して、計算問題・構造式問題・記述問題に時間を残します。見直しでは、反応式の係数、電荷、酸化数、単位、有効数字、構造式の結合位置を重点的に確認してください。復習時は失点を「知識不足」「反応式」「物質量・単位」「酸化還元」「構造式」「時間不足」に分けると、昭和薬科大学の化学対策で優先すべき課題が明確になります。
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