大学受験対策いつから始める?学年・時期別の勉強のポイント
大学受験勉強を始める時期は早ければ早い方が有利です。ただ、始めるのが遅いからといって志望校合格をあきらめるのはまだ早いです。また、時期によって最適な勉強方法は変わります。高1~高3冬まで、時期に応じた大学受験対策のポイントをご紹介します。
青山学院大学入試科目別対策
引用元:青山学院大学ホームページ
※調査提供:日本トレンドリサーチ、調査概要:2022年4~5月 サイトのイメージ調査、調査方法: インターネット調査、回答者数:1000、実施対象:全国の男女 ※サービス(商品)の利用の有無は聴取しておりません。
青山学院大学の科目別の入試傾向をもとにした各科目の勉強法や対策のポイント
青山学院大学合格を目指す方向けに、各入試科目の入試傾向から各科目の勉強法と対策のポイントをより詳細に解説。青山学院大学対策のオーダーメイドカリキュラムの詳細についても案内しています。
青山学院大学の一般選抜<全学部日程>の英語は、大問4題で構成され、全問マーク式です。
ここでは、一般選抜<全学部日程>の出題傾向や対策を紹介します。一般選抜<個別学部日程>の対策は、各学部の科目対策を参照ください。
青山学院大学の英語の出題は「英語の青山」と呼ばれるだけあり、難易度が非常に高いです。主要な難関国公立大学レベルの英語とそん色のないレベルです。学校の授業や教科書だけの勉強では到底及ばない高校が大半であるといえるでしょう。単語力、文法、長文、英作文、英語のあらゆる分野で高いレベルでの対策が必要です。どの学部、どの受験方式を選択しても英語の配点が高いケースが多いので英語の対策に力を入れる事は必須です。
大問4題で、大問1・2は長文読解問題、大問3は文法・語彙問題、大問4は文法・語彙・会話文問題です。試験時間は80分で、問題数は40問。全学部日程では、例年「偉人の生涯」に関する長文と「評論」が出題されます。2020年度入試でも、「ザッカーバーグ」に関する長文と評論がみられました。大問1の長文読解問題は内容理解がメインで、大問2は空欄補充問題が多いです。大問3の文法・語彙問題は整序問題が出題されます。大問4の中で出題される会話文問題は、会話表現より、会話の流れが問われます。空欄箇所前後の会話の流れを把握しましょう。全問マーク式で、難易度は標準レベルです。文法・語彙を問う問題は、他大学の英語の入試問題より多い傾向にあるため、しっかり対策をしましょう。
青山学院大学の一般選抜<全学部日程>の数学は、文系学部は大問4題・理系学部は大問5題で構成され、全問マーク式です。
ここでは、一般選抜<全学部日程>の出題傾向や対策を紹介します。一般選抜<個別学部日程>の対策は、各学部の科目対策を参照ください。
文系学部「数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列・ベクトル)」
試験時間は60分で、選択科目です。社会情報学部は、A方式は選択科目ですが、B方式は数学Ⅲを含む科目と「数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列・ベクトル)」の両方の受験が必須です。出題難易度は基礎から標準レベルで、例年「確率」「図形と方程式」「数列」「微分法」が頻出です。教科書の章末問題までを完璧に解答できるようにし、過去問演習で出題形式に慣れましょう。
理系学部「数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(数列・ベクトル)」
試験時間は70分で、理工学部・社会情報学部のB方式で必須科目です。数学Ⅲを含む範囲では、「高次方程式」「確率」「ベクトル」「微分・積分法」が頻出です。計算ミスに注意し、正確で素早い解答が必要です。教科書の章末問題を確実に解答できるレベルまで、基礎を固め問題演習しましょう。
青山学院大学の一般選抜<全学部日程>の国語は、大問2~3題で構成され、全問マーク式です。
ここでは、一般選抜<全学部日程>の出題傾向や対策を紹介します。一般選抜<個別学部日程>の対策は、各学部の科目対策を参照ください。
試験時間は70分で、出題難易度は標準レベルです。文学部の日本文学科・史学科・比較芸術学科は、出題範囲に古文が含まれるため、大問3題構成です。その他学部学科は、大問2題で現代文のみが出題されます。
現代文
全ての学部学科で、大問1・2は現代文で、評論から出題されます。文章の論理展開が綺麗なため、問題演習で文章の趣旨をまとめたり、段落ごとに内容を要約しましょう。設問形式は空欄補充問題が多く、内容理解・書き取り・読み・語彙・文学史・文章構造の理解などが問われます。
古文
文学部の日本文学科・史学科・比較芸術学科は、大問3で古文が出題されます。他学部学科と同様に、試験時間は70分のため、時間配分に注意しましょう。古文は、例年、古語・古文常識・文法や敬語・文学史・内容理解などが出題されます。文章全体の読解力や知識問題と幅広く問われるため、苦手分野がないようにしましょう。
青山学院大学の一般選抜<全学部日程>の物理は、大問3題で構成され、全問マーク式です。
ここでは、一般選抜<全学部日程>の出題傾向や対策を紹介します。一般選抜<個別学部日程>の対策は、各学部の科目対策を参照ください。
試験時間は60分で、理工学部の物理科学科は必須科目、他学科は化学との選択科目です。例年、大問3題で解答数は約40個。出題難易度は標準レベルですが、各大問で最初は基本的な問題から、徐々に難しい問題が出題されます。時間配分に注意しましょう。「力学」「電磁気」「波動」が頻出です。近年この3分野が続けて出題されており、優先的に勉強して基礎を固めましょう。
青山学院大学の一般選抜<全学部日程>の化学は、大問3題で構成され、全問マーク式です。
ここでは、一般選抜<全学部日程>の出題傾向や対策を紹介します。一般選抜<個別学部日程>の対策は、各学部の科目対策を参照ください。
試験時間は60分で、理工学部の物理科学科は選択できないため注意しましょう。他学科は、物理との選択科目です。物理と同様に、大問3題で解答数は約40個。「理論」「有機」「無機」からバランスよく出題され、計算問題が多いです。素早い計算速度と正確性が、合否の分かれ目。時間配分に注意しましょう。
理論分野からは「化学結合」「気体の性質」「水溶液の性質」「反応熱」と幅広く出題され、有機分野からは「元素分析とC,H,Oを含む化合物の推定」に関する問題が多いです。「反応量・濃度・固体の溶解度」「熱力学方程式」なども年度により出題されるため、偏り無い対策と問題演習が重要です。
青山学院大学の一般選抜<全学部日程>の日本史は、大問3題で構成され、全問マーク式です。
ここでは、一般選抜<全学部日程>の出題傾向や対策を紹介します。一般選抜<個別学部日程>の対策は、各学部の科目対策を参照ください。
出題何度は基礎から標準レベルで、正誤問題の難易度が高めです。正確な細かい知識が必要です。試験時間は60分。原始・古代からの出題が多く、幅広く出題されます。分野別では、政治史・社会経済史・外交史・文化史に関する問題が多いです。<全学部日程>では、<個別学部日程>より地図や写真問題は少なめ。配列問題も出題されるため、教科書の基礎を固めて問題演習を繰り返しましょう。
青山学院大学の一般選抜<全学部日程>の世界史は、大問3題で構成され、全問マーク式です。
ここでは、一般選抜<全学部日程>の出題傾向や対策を紹介します。一般選抜<個別学部日程>の対策は、各学部の科目対策を参照ください。
<全学部日程>の世界史は、<個別学部日程>より出題難易度は易しめです。試験時間は60分。設問形式は、空欄補充・下線部に関する数字や年代の組み合わせ選択・語句の組み合わせ選択・正誤問題・年代順の配列問題・地図問題などで、多種多様です。年度により、正誤問題の問題数が13問から2問になったりと、大きく変化しています。大問3題で、欧米地域:1題、アジア地域:1題、混合地域:1題の構成で、近世~現代を中心とした出題傾向です。どの大問も、政治史や外交史を中心に、年度により政治・社会思想も問われます。問題演習で基礎を固め、さまざまな問題形式に対応しましょう。
青山学院大学の一般選抜<全学部日程>の公民(政治・経済)は、大問3題で構成され、全問マーク式です。
ここでは、一般選抜<全学部日程>の出題傾向や対策を紹介します。一般選抜<個別学部日程>の対策は、各学部の科目対策を参照ください。
公民の出題範囲は「政治・経済」で、試験時間は60分。例年大問3題で、政治分野:1題、経済分野:2題の構成で、問題数は50問です。時間配分に注意して素早く正確に解答しましょう。青山学院大学の公民は、「条約の並び替え」や「加盟国の順番の並び替え」の問題が必出のため、年号や条約締結の前後の変化を確実に覚えましょう。語句問題や正誤問題、時事問題が出題され、統計情報を用いた問題はやや難易度が高めです。時事問題に関しては、細かい知識も問われるため、日ごろから新聞やニュースを確認しましょう。
青山学院大学の学部別の受験対策はこちらです。
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大学受験勉強を始める時期は早ければ早い方が有利です。ただ、始めるのが遅いからといって志望校合格をあきらめるのはまだ早いです。また、時期によって最適な勉強方法は変わります。高1~高3冬まで、時期に応じた大学受験対策のポイントをご紹介します。
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高1から青山学院大学へ向けた受験勉強を始めれば合格率はかなり高くなります。高1から青山学院大学受験勉強を始める場合、中学から高校1年生の英語、国語、数学の抜けをなくし、特に高1英語を整理して完璧に仕上げることが大切です。高1から受験勉強して、青山学院大学に合格するための学習計画と勉強法を提供させていただきます。
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