お茶の水女子大学理学部対策
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お茶の水女子大学理学部はどんなところ?

お茶の水女子大学理学部は数少ない国立の女子大学として、特色ある存在を誇っています。女高師以来の伝統のもとに、講義、実験、演習では少人数制を生かした教育を行っており、女子大学であるがために、自主・自立性のより高い卒業生を輩出してきました。
当学部では、各学問領域のフロンティアに関する卒業研究をはじめ、それぞれの分野についての深い学識と研究の基礎能力、および探求力を身につけた女子学生の育成を目指しています。
大学院の進学者も年々増加し、進学率が80%を越える学科もでてきており、学生は新しい科学知識の獲得と発展に意欲を燃やし、これからの21世紀に向けて社会で先導的な役割を果たすべく努力をしています。
他大学や民間の研究機関、各省庁の研究機関等との共同研究も盛んに行われています。また、学科の枠を越えて、広く社会で活躍できるよう学際的な教育・研究を行っているのも大きな特徴です。

■取得可能な資格
学芸員

■進路について
進学、企業、公務員、教員など

お茶の水女子大学理学部の学費

  入学金 授業料・施設料
1年 282,000円 535,800円
2年   535,800円
3年   535,800円
4年   535,800円

お茶の水女子大学理学部の所在地

▼お茶の水女子大学
〒112-8610 東京都文京区大塚2-1-1
電話番号案内:03-3943-3151

JR池袋駅から
「新宿、荻窪方面行」茗荷谷駅下車東京メトロ丸ノ内線
「新木場方面行」護国寺駅下車東京メトロ有楽町線
「春日駅(一ツ橋)行」大塚2丁目下車都営バス-都02
JR東京駅 又は JR御茶ノ水駅から
「池袋方面行」茗荷谷駅下車東京メトロ丸ノ内線
JR大塚駅から
「JR錦糸町駅行」大塚2丁目下車都営バス-都02

お茶の水女子大学理学部の周辺地図

お茶の水女子大学理学部の受験対策 学習のポイント・勉強法

お茶の水女子大学の理学部数学の合格最低点は725点中474点でセンター試験の得点率は7~9割です。
ですので、センター試験で出題される様な基礎的な問題を確実に解けるようにしましょう。

お茶の水女子大学理学部の受験情報

【理学部】
理|数学/前期
センター試験 5教科7科目(225点満点)
【国語】国語(50)
【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(50)
【理科】物・化・生・地学から2(50)
【外国語】英・独・仏から1[リスニングを課す](50[10])
《地歴》世A・日A・地理A・世B・日B・地理Bから選択(25)
《公民》現社・倫理・政経・「倫理・政経」から選択(25)
※理科は,基礎科目の選択不可
●選択→地歴・公民から1
個別学力試験 3教科(500点満点)
【数学】数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(300)
【理科】「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」から1(100)
【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III(100)
個別(2次)
配点比率 69%
備考
個別…数学は数学共通(数I・A・II・B・III、100点)と数学専門(数I・A・II・B・III、200点)

理|物理/前期
センター試験 5教科7科目(250点満点)
【国語】国語(25)
【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(50)
【理科】物必須,化・生・地学から1,計2(50)
【外国語】英[リスニングを課す](100[20])
《地歴》世A・日A・地理A・世B・日B・地理Bから選択(25)
《公民》現社・倫理・政経・「倫理・政経」から選択(25)
※理科は,基礎科目の選択不可
●選択→地歴・公民から1
個別学力試験 3教科(450点満点)
【数学】数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(200)
【理科】「物基・物」(200)
【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III(50)
個別(2次)
配点比率 64%
備考
個別…数学は数学共通(数I・A・II・B・III、100点)と数学(数I・A・II・B・III、100点)

理|化学/前期
センター試験 5教科7科目(450点満点)
【国語】国語(100)
【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(100)
【理科】化必須,物・生・地学から1,計2(100)
【外国語】英[リスニングを課す](100[20])
《地歴》世A・日A・地理A・世B・日B・地理Bから選択(50)
《公民》現社・倫理・政経・「倫理・政経」から選択(50)
※理科は,基礎科目の選択不可
●選択→地歴・公民から1
個別学力試験 3教科(500点満点)
【数学】数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(100)
【理科】「化基・化」必須,「物基・物」・「生基・生」から1,計2(300)
【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III(100)
個別(2次)
配点比率 53%
備考
個別…理科は化基・化が200点、選択科目が100点

理|生物/前期
センター試験 5教科7科目(400点満点)
【国語】国語(50)
【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(100)
【理科】生必須,物・化・地学から1(100)
【外国語】英・独・仏から1[リスニングを課す](100[20])
《地歴》世A・日A・地理A・世B・日B・地理Bから選択(50)
《公民》現社・倫理・政経・「倫理・政経」から選択(50)
※理科は,基礎科目の選択不可
●選択→地歴・公民から1
個別学力試験 3教科(500点満点)
【数学】数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(100)
【理科】「生基・生」必須,「物基・物」・「化基・化」から1,計2(300)
【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III(100)
個別(2次)
配点比率 56%
備考
個別…理科は生基・生が200点、選択科目が100点

理|情報科学/前期
センター試験 5教科7科目(400点満点)
【国語】国語(100)
【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(100)
【理科】物・化・生・地学から2(50)
【外国語】英・独・仏から1[リスニングを課す](100[20])
《地歴》世A・日A・地理A・世B・日B・地理Bから選択(50)
《公民》現社・倫理・政経・「倫理・政経」から選択(50)
※理科は,基礎科目の選択不可
●選択→地歴・公民から1
個別学力試験 3教科(500点満点)
【数学】数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(200)
【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III(100)
《数学》備考参照(100)
《理科》「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」から選択(100)
●選択→数学・理科から2
個別(2次)
配点比率 56%
備考
個別…数学共通(数I・A・II・B・III)、コミュ英I・II・III必須、他に数学(数I・A・II・B・III)、物、化、生(理は各基礎・発展)から2科目選択

理|数学/後期
センター試験 5教科7科目(100点満点)
【国語】国語(-)
【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(-)
【理科】物・化・生・地学から2(-)
【外国語】英・独・仏から1[リスニングを課す](100[20])
《地歴》世A・日A・地理A・世B・日B・地理Bから選択(-)
《公民》現社・倫理・政経・「倫理・政経」から選択(-)
※理科は,基礎科目の選択不可
●選択→地歴・公民から1
個別学力試験 1教科(300点満点)
【数学】数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(300)
個別(2次)
配点比率 75%
備考
セ試…第1段階選抜を実施する場合の配点は、国(50点)、地・公から1(25点)、数(50点)、理(50点)、外(100点)

理|物理/後期
センター試験 5教科7科目(600点満点)
【国語】国語(50)
【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(200)
【理科】物必須,化・生・地学から1,計2(200)
【外国語】英[リスニングを課す](100[20])
《地歴》世A・日A・地理A・世B・日B・地理Bから選択(50)
《公民》現社・倫理・政経・「倫理・政経」から選択(50)
※理科は,基礎科目の選択不可
●選択→地歴・公民から1
個別学力試験 学科試験なし
個別(2次)
配点比率 0%
備考
個別…課さない

理|化学/後期
センター試験 5教科7科目(550点満点)
【国語】国語(100)
【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(100)
【理科】化必須,物・生・地学から1,計2(200)
【外国語】英[リスニングを課す](100[20])
《地歴》世A・日A・地理A・世B・日B・地理Bから選択(50)
《公民》現社・倫理・政経・「倫理・政経」から選択(50)
※理科は,基礎科目の選択不可
●選択→地歴・公民から1
個別学力試験 学科試験なし(100点満点)
【小論文】(100)
個別(2次)
配点比率 15%
備考
個別…小論文は論述試験

理|生物/後期
センター試験 5教科7科目(250点満点)
【国語】国語(25)
【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(50)
【理科】生必須,物・化・地学から1(100)
【外国語】英・独・仏から1[リスニングを課す](50[10])
《地歴》世A・日A・地理A・世B・日B・地理Bから選択(25)
《公民》現社・倫理・政経・「倫理・政経」から選択(25)
※理科は,基礎科目の選択不可
●選択→地歴・公民から1
個別学力試験 学科試験なし(300点満点)
【小論文】(200)
【面接】(100)
個別(2次)
配点比率 55%
備考
個別…小論文は論述試験。面接は口述試験を含む

理|情報科学/後期
センター試験 5教科7科目(800点満点)
【国語】国語(100)
【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(200)
【理科】物・化・生・地学から2(200)
【外国語】英・独・仏から1[リスニングを課す](250[50])
《地歴》世A・日A・地理A・世B・日B・地理Bから選択(50)
《公民》現社・倫理・政経・「倫理・政経」から選択(50)
※理科は,基礎科目の選択不可
●選択→地歴・公民から1
個別学力試験 1教科(300点満点)
【数学】数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(300)
個別(2次)
配点比率 27%

お茶の水女子大学理学部 入試科目別受験対策・勉強法

お茶の水女子大学理学部の英語の出題傾向と対策は以下の通りです。

試験時間100分に対して大問4題の出題で、内訳は例年通り長文問題3題、自由英作文1題の構成となっています。
長文問題は様々な分野から題材が採られており、設問形式も英語の設問に英語で答えるもの、日本語の設問に日本語で答えるもの、記号で答えるものなど多様です。出題形式としては和訳、内容理解、内容説明(2017年度以前には日本語記述、2018年度には英語記述あり)、空所補充、語句および段落整序などが見られます。2017・2018年度は内容不一致肢選択も見られました。これらに対しては、偏りなく様々な題材や形式での読解・記述練習が必要です。基本から標準的な語彙・文法・語法の知識をしっかり身につけて構文やイディオムの知識を正確に定着させ、分詞構文や挿入の多い文、コロンやセミコロンの含まれる文など日本語に訳しにくい文でも的確に和訳できるよう、意識的な対策が必要です。なお長文問題の注について、2018年度は日本語でしたが、2016・2017年度は英語でつけられていたため、英語による語の説明にも慣れておくとよいでしょう。
英作文は例年、日本語で書かれた文章を読んで内容を英語で説明するという形式です。2017年度までは設問も日本語で書かれていましたが、2018年度の設問は英語となり、著者の主張の理由を文中から探し、説明することが求められました。英作文については、まず、日本語で書かれた本文の内容や要旨を素早くつかむ力をつけることが重要です。また、文の内容を記述するために、日本語の本文を英訳できるだけの力があると非常に有利です。英作文の対策は和文英訳から始めて、英語による要約練習など出題形式にあわせた対策に移っていきましょう。

お茶の水女子大学理学部の数学の出題傾向と対策は以下の通りです。

3題構成の問題で、すべて記述式となっています。問題のレベルとしては標準的なものが中心ですので、本番ではこうした標準レベルの問題をしっかりと解ききることが求められます。日頃の演習から計算ミスのないように心がけるとともに、添削問題などを活用し、十分に説明を尽くした答案を作ることに慣れておきましょう。ここ6年(2013〜2018年度)は全ての問題に誘導がついていました。ただし、2018年度の大問1ではガウス記号が出題されていたり、2017年度の大問1のような、普段見慣れない主張を示す問題や、2016年度の大問1のような、普段の問題演習であまり見ないタイプの問題、2015年度の大問2のような、誘導がそれほどわかりやすいものではなく、自分で試行錯誤をして解法の方針を考えなければならない問題も出題されています。しかし、あくまで標準問題を解ききる力があれば十分対応できるレベルです。また、2015年度、2017年度、2018年度には証明問題も出題されており、普段の勉強でも解法を覚えるだけでなく、解答に至る道筋を簡潔に記述するようにしておく癖をつけてください。なかには文系の受験生にとってはやや難レベルの問題も見受けられますが、まずはあくまで標準問題を確実に解けるようにした上で、応用問題にも挑戦できるとよいでしょう。

数学(理学部)の傾向と対策
◆2018年度版◆
お茶の水女子大学の理学部の数学は、数学共通という名前の科目と数学専門という名前の科目に分けられ、各学科で受験する科目について違いがあります。年度によって学科と受験する科目の組み合わせが少しずつ違い、ややこしいため、自分の受験する年度の選抜要項や募集要項をよく読み、自分の受験する科目について理解しておくようにしましょう。ここでは、2018年度科目についての対策を述べておきます。

★数学共通(数学科・物理学科)
2014年度までは生物学科も共通の問題でしたが、2015年度からは数学科と物理学科の2学科のみの共通問題となっています。
2018年度は、数学I・A・II・Bからの問題が3題出題されました。3題のうち、大問1、2は理学部・生活科学部と同じ問題が出題され、大問3は全く別の問題でした。難易度としては2018年度は大問3がやや難しい他は標準的ですので標準レベルの問題集を繰り返し解くとよいでしょう。上の理学部・生活科学部の解説も参照してください。
数学では、自分で考え、自力で解くことを大切に演習を行っていくことが重要です。また、解答解説も丁寧に読んで、上手な解法やテクニックを吸収しておけるとよいですね。

★数学共通(化学科・情報科学科・生物学科)
2014年度までは化学科と情報科学科の2学科のみの共通問題でしたが、2015年度からは生物学科も加わりました。2018年度は2013年度~2017年度と同様、3題中2題は、先ほどの(数学科・物理学科)の数学共通と共通の問題で、もう1題は数学IIIの微分積分の問題でした。数学IIIは発想よりも計算が重視されることが多く、しっかりやれば得点源になりやすい分野なので、普段の学習で特に力を入れるようにするとよいでしょう。その他のアドバイスについては、数学共通(数学科・物理学科)および理学部・生活科学部と同様なのでそちらをご覧ください。

○理学部数学科
数学科では、上記★に加え「数学専門A」の問題として、標準からやや難レベルの問題が出題されます。2017年度までは4題からなる出題でしたが、2018年度は3題からなる出題でした。数学IIIからの出題が目立っており、論証問題も出題されています。2018年度の大問2は計算力を要する微分積分の問題で、大問3は正確な議論が必要となる微分積分の問題でした。2017年度大問3は直接値が求まらない中で考えていかなければならないので注意が必要です。共通問題に比べるとややレベルは上がりますが、入試ではよく見かけるタイプの問題が中心ですので、標準レベルの演習を十分に行い、その上で応用問題にも挑戦しておくとよいでしょう。多くの問題が小問にわかれているので、解ける問題を確実に解いて細かく点を稼ぐことも必要になってきます。見た目は難しそうでも実は手を動かして計算するだけの問題もあるので、どの問題を解ききるのかの選球眼も大切です。直前には過去問でよく練習しておきましょう。

○理学部物理学科・情報学科
物理学科・情報学科では、上記★に加え「数学専門B」が設けられています(物理学科は必須、情報学科は数学・物理・化学・生物より2科目選択科目として設けられています)。問題数は2題で、先ほどの「数学専門A」の4題のうち2題と共通問題ですのでそちらも参考にしてください。難易度は標準からやや難レベルで、共通問題に比べるとややレベルは上がりますが、入試ではよく見かけるタイプの問題が中心ですので、標準レベルの演習を十分に行い、その上で応用問題にも挑戦しておくとよいでしょう。上で述べたように、解ききる問題をきちんと判断できるようにしておきましょう。

各学科で出題のされ方には違いがありますが、レベルや出題の傾向が大きく違う、というわけではありませんので、過去問の演習をする際などは、他学科で出題された問題も解いてみるとよいでしょう。

お茶の水女子大学理学部の物理の出題傾向と対策は以下の通りです。

理学部物理学科以外は大問2題で、理学部物理学科はさらに2題追加された“大問4題”です。物理学科は力学、電磁気学、波動、熱力学から万遍なく出題されおり、各分野の融合問題も多いです。物理学科以外の学科は、ここ4年間は力学とそのほかの分野からの出題となっており、2018年度は力学と波動でした。力学では物体の斜面の運動がよく出題されています。出題形式は記述式で、答にたどり着くまでの過程やその記述内容も重視されています。日ごろから、導出過程をわかりやすく記述し、答案を上手くまとめる練習をしておきましょう。
理系共通問題(物理B)2題の難易度は基本~標準レベルが中心で、典型的な問題が多いです。年度によってはやや考えさせる問題も出題されますので、標準レベルの問題演習を行う際、自力で考え抜くようにし、応用力を養っていくとよいでしょう。説明を必要とする問題やグラフ作成、作図の出題もありますので、いろいろな形式での問題演習も取り入れてください。2017年度は出題されていませんでしたが、2018年度は説明問題がいくつか出題され、計算結果を用いて説明する問題も出題されていました。また、近似計算の出題も頻出ですから、近似式を用いた問題は過去問などで慣れておきましょう。
物理学科専用の問題(物理A)2題は、年度によって難易度・形式に変化があり、2018年度は通常の計算問題に加え、少し複雑な考察問題も出題されていました。理系共通問題と比べると難易度が高く、実験方法を提示させたり、物理現象の原理を考えさせたりする考察問題が多く出題されています。現象の理由や説明が求められるなどの考察問題が多いのは例年変わりないですから、日頃から実験に積極的に参加し、原理をきちんと理解しながら問題を解く姿勢が大切です。記述対策として添削も活用して答案作成力を十分に磨いていくとよいでしょう。

お茶の水女子大学理学部の化学の出題傾向と対策は以下の通りです。

理学部化学科以外は大問2題(科目名:化学B)で、理学部化学科はさらに2題(科目名:化学A)が追加された形で大問4題での出題です。2017年度は化学Bの出題分野が理論・無機分野からのみでしたが、2018年度は例年通り、化学A・Bともに理論・無機分野の問題1題と有機分野の問題1題の構成となりました。化学平衡や熱化学、有機高分子関連の問題が頻出であり、難易度は標準~やや難レベルです。
解答形式はすべて記述式で、論述問題も多く出題されていますので、知識事項の単なる丸暗記では対応できません。化学的な原理を理解し、さまざまな形式・難易度の問題に対応できるようにしましょう。解答にあたっては、考え方と計算の過程を求められることが多いため、考えを簡潔にまとめる練習も必要です。2017年度には論述問題が復活し、2018年度にも、現象や実験操作の理由を述べる問題が複数出題されました。2015年度には全学科共通問題(化学B)で、80字以内とやや長めの字数制限のある論述問題が出題されたので、制限字数から解答に盛り込むべき内容を考えて記述できるようにもしておきましょう。  また、記述量・計算量も多いので、入試直前期には時間配分も十分に意識してください。
実験に関する思考・考察問題もしばしば出題されていますので、基礎が定着したら標準・応用レベルの考察問題にも挑戦して答案作成力を高めていきましょう。分野の出題傾向はあるものの幅広い分野から出題されるため、解く問題の種類や分野が偏らないように心掛け、思考力や発想力を養成しましょう。

お茶の水女子大学理学部の生物の出題傾向と対策は以下の通りです。

大問数は2題で、標準~やや難レベルの実験考察問題を中心とした出題です。幅広い分野からの出題がみられ、出題形式は論述を中心に、計算や図作成、グラフ作成問題など様々です。
問題文の情報量が多めなので、限られた時間での内容把握、実験方法・結果の読み取りに慣れておくとともに、初見の題材も楽しむつもりで取り組めるよう、十分に問題演習を積んでおきましょう。
得点差につながりやすいポイントとして、提示された知見や実験結果をもとに仮説を立てたり、実験方法や結果を考えたりする問題がみられます。このような問題への対応力を磨くには、教科書や問題演習の中で出あった実験について「自分ならどんな方法を考えるか」「他にこのような可能性はないか、どうすればそれを確かめられるか」など主体的に掘り下げる視点をもつとともに、考察内容や実験方法を自分の手でまとめることに慣れておくことが重要です。
また、正確な基礎知識を身につける対策も欠かせません。教科書の文章を参考にしながら、用語の簡潔な説明文を自分で書けるようにしておくとともに、各分野の典型的な計算問題(筋収縮、細胞周期、分子進化など)は確実に押さえ、重要な模式図やグラフなどは「何を意味するか」を理解し、自分なりに描けるようにしておくことも有効です。

○理学部生物学科
生物学科では、上記に加え大問2題が出題されます。出題傾向・対策は大きく変わりません。さまざまなテーマの実験考察問題に取り組み、初見の題材への対応力を養うとともに、十分な論述対策を行っておくことをお勧めします。

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