大学受験対策いつから始める?学年・時期別の勉強のポイント
大学受験勉強を始める時期は早ければ早い方が有利です。ただ、始めるのが遅いからといって志望校合格をあきらめるのはまだ早いです。また、時期によって最適な勉強方法は変わります。高1~高3冬まで、時期に応じた大学受験対策のポイントをご紹介します。
岡山大学入試科目別対策
引用元:岡山大学ホームページ
※調査提供:日本トレンドリサーチ、調査概要:2022年4~5月 サイトのイメージ調査、調査方法: インターネット調査、回答者数:1000、実施対象:全国の男女 ※サービス(商品)の利用の有無は聴取しておりません。
岡山大学の科目別の入試傾向をもとにした各科目の勉強法や対策のポイント
岡山大学合格を目指す方向けに、各入試科目の入試傾向から各科目の勉強法と対策のポイントをより詳細に解説。岡山大学対策のオーダーメイドカリキュラムの詳細についても案内しています。
岡山大学の英語の出題傾向は以下の通りです。
全学共通問題 試験時間120分
大問4題(長文読解問題 2題・英作文問題 2題)
例年大問4題構成で、センター試験でリスニングが導入された後から、英作文の出題割合が多くなりました。長文読解問題は、文章量が多いため、速読力と必要箇所をかいつまんで読める力が必要です。設問形式は、本文の内容全体を要約する問題、下線部和訳問題、内容説明問題がメインです。英文の内容をつかみ、日本語でまとめられるように問題演習を重点的に繰り返しましょう。
英作文問題は、和文英訳問題が2問、自由英作文問題が1問出題されます。出題の意図にあった文章の記述力が求められるため、難しい構文を使うより、できるだけ簡単な構文でミスなく解答することが重要です。
岡山大学の数学の出題傾向は以下の通りです。
試験時間120分
大問4題
理系数学
出題難易度は、全体的に標準レベルですが、数学Ⅲからの問題はやや難しめです。
・場合の数と確率 組合せ 標準
・場合の数と確率 確率の基本性質 標準
・微分法の応用 接線と法線 基礎
・積分法の応用 面積 基礎
・ベクトル 空間ベクトルの成分表示 標準
・積分法の応用 体積 標準
・数列 漸化式 やや難
・複素数平面 複素数の図形への応用 やや難
文系数学
出題難易度は標準レベルです。試験時間は十分にあるため、計算ミス無く解答しましょう。教科書を中心に基礎を固め、問題演習で計算力をあげましょう。
・微分法と積分法 接線・法線 基礎
・微分法と積分法 微分法の方程式への応用 基礎
・整数の性質 不定方程式 標準
・整数の性質 除法の性質と整数の分類 標準
・2次関数 2次関数の最大・最小 標準
・ベクトル 平面ベクトルの内積 やや難
・ベクトル ベクトルと図形(平面) やや難
岡山大学の国語の出題傾向は以下の通りです。
試験時間120分
大問4題(現代文 2題・古文 1題・漢文 1題)
現代文は「評論」と「小説」から各1題ずつ出題されます。本文の内容を要点を記述する問題が出題されるため、問題演習で文章構造をしっかりおさえましょう。どの大問も、全体的に論述問題や記述問題がほとんどです。論述問題は、出題の意図をつかみにくいものもあるため、過去問演習で出題形式に慣れましょう。特に、主人公の心情を問う問題や筆者の主張を問う問題は頻出です。基本となる文法や単語は確実にし、日ごろから問題演習で要点をまとめる練習をしたりしましょう。
岡山大学の物理の出題傾向は以下の通りです。
理系学部で全学共通問題 1科目で試験時間60分、2科目で試験時間120分
大問4題
物理の出題難易度は、基礎から標準レベルです。出題範囲からまんべんなく問われるため、抜けなく対策しましょう。設問形式は、空欄補充問題を中心に、作図問題や論述問題が出題されます。問題の中には、計算力を必要とする問題や洞察力を必要とする問題もあるため、基礎を固めて応用を利かせられるようにしましょう。
・力と運動 質点の力のつり合い 標準
・力と運動 運動の法則・運動方程式 標準
・力と運動 力学的エネルギーの保存 標準
・電気と磁気 コンデンサーの性質 標準
・電気と磁気 コンデンサーのエネルギー 標準
・電気と磁気 外力・電池の仕事とコンデンサーのエネルギー 標準
・熱 気体の状態方程式,ボイル・シャルルの法則 標準
・熱 気体の内部エネルギーと仕事 標準
・熱 熱力学第1法則 標準
・熱 断熱変化 標準
・波動 波の性質 やや難
・波動 波のグラフ やや難
・波動 波の式 やや難
・波動 定常波 やや難
岡山大学の化学の出題傾向は以下の通りです。
理系学部で全学共通問題 1科目で試験時間60分、2科目で試験時間120分
大問4題
化学の出題難易度は、基礎から標準レベルです。年度により難解な記述問題も出題されたため、注意が必要です。主に「化学Ⅱ」の分野からの選択問題が多く、記述問題や論述問題が中心です。まずは教科書を中心に基礎を固め、問題演習を繰り返し知識を整理しましょう。
・典型元素とその化合物 12〜16族元素とその化合物 標準
・遷移元素とその化合物 遷移元素を含む化合物 標準
・溶解と溶液の性質 コロイド溶液の性質 標準
・化学量と化学反応式 溶液の濃度 標準
・酸と塩基 中和滴定の計算と指示薬 標準
・イオンの反応 陽イオンの分離,確認 標準
・化学平衡 溶解度積 標準
・金属のイオン化傾向と電池 電池の構造 標準
・金属のイオン化傾向と電池 電池の電極反応と量的関係 標準
・酸化と還元 酸化還元反応式 標準
・脂肪族化合物の反応 アルケンと誘導体 標準
・脂肪族化合物の反応 エステル,油脂,セッケン,合成洗剤 標準
・合成高分子化合物 機能性高分子 標準
岡山大学の生物の出題傾向は以下の通りです。
理系学部で全学共通問題 1科目で試験時間60分、2科目で試験時間120分
大問4題(大問5題の内、3題必須解答、2題から1題選択解答)
生物の出題難易度は、物理や化学と比較すると標準レベルからやや難しめです。問題形式は、知識問題と論述問題、考察問題、作図問題が出題されます。知識問題は基礎知識が問われるため、確実に点数を取りましょう。問題の中には、計算過程を記述する問題もあります。論述問題などは80字や120字といった字数制限があり、指定キーワードを含めた説明が必要です。字数があまりないため、簡潔にまとめる力が必要です。問題演習で重点的に対策をしましょう。
・遺伝情報の発現(暗号) – 標準
・真核生物の遺伝情報とその発現 – 標準
・肝臓の機能 – やや難
・腎臓の構造と機能 – やや難
・血液の成分と機能(血液凝固・ヘモグロビン) – やや難
・内分泌系 – やや難
・生体膜の構造と機能 – やや難
・神経細胞の興奮(伝導・伝達) – やや難
・反応と行動 – やや難
・減数分裂 – 難
・メンデルの法則 – 難
・連鎖と組換え – 難
岡山大学の学部別の受験対策はこちらです。
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