大学受験対策いつから始める?学年・時期別の勉強のポイント
大学受験勉強を始める時期は早ければ早い方が有利です。ただ、始めるのが遅いからといって志望校合格をあきらめるのはまだ早いです。また、時期によって最適な勉強方法は変わります。高1~高3冬まで、時期に応じた大学受験対策のポイントをご紹介します。
甲南大学入試科目別対策
引用元:甲南大学公式ホームページ
※調査提供:日本トレンドリサーチ、調査概要:2022年4~5月 サイトのイメージ調査、調査方法: インターネット調査、回答者数:1000、実施対象:全国の男女 ※サービス(商品)の利用の有無は聴取しておりません。
甲南大学の科目別の入試傾向をもとにした各科目の勉強法や対策のポイント
甲南大学合格を目指す方向けに、各入試科目の入試傾向から各科目の勉強法と対策のポイントをより詳細に解説。甲南大学対策のオーダーメイドカリキュラムの詳細についても案内しています。
甲南大学の一般入試の理系英語は、マーク式で、大問4~5題で構成されています。
・長文読解問題(600語程度)1題 ・短めの読解問題(300語程度)2題 ・会話問題1題 ・文法問題1題 試験時間70分
読解問題では空所補充、同意語句選択、内容把握などの出題が中心となっています。内容不一致文選択問題や資料を使った問題など様々なタイプの問題も出題されていますので、過去問で問題のパターンを把握しておくことが大切です。
<長文読解>
まずは中高範囲の英単語・熟語を身に付けることを優先しましょう。その次に、文法・語法を身に付けるために、中高範囲の構文を把握し覚えておきましょう。 ここまでできれば、空所補充、同意語句選択、内容把握などの長文読解問題の設問自体は解けるはずです。次は、長文をスピーディーに読んで読解する練習です。実際に試験で出題される600語、300語程度の英語長文を読み込む練習、長文問題を制限時間内に解く練習を繰り返しましょう。
<会話問題>
口語表現を一通り覚えることから始めましょう。文法・語法の知識も問われるので、長文読解と同様に構文を把握し覚えておきましょう。会話文については、甲南大学の過去問に多くあたって練習しておきたいです。
<文法問題>
標準的な問題集でも扱われるような基本的な文法問題が出題されています。出題範囲に偏りは見られませんが、若干語法系の出題が多いです。やっておけば取れる問題ですので、構文暗記で文法・語法を身に付けましょう。
甲南大学の一般入試の文系英語は、マーク式と記述式併用で、大問5題で構成されています。
・長文読解問題(600語程度)1題 ・短めの読解問題(300語程度)2題 ・会話問題1題 ・自由英作文問題1題 試験時間80分
長文読解と会話文問題は理系学部と同じ問題となるため、同様の対策をしましょう。文系学部はマーク式と記述式併用となるため、記述式対策をしておく必要があります。また、文系学部では大問5題目に、自由英作文問題が追加されています。
<自由英作文問題>
絵やマンガが表している内容について書かせる問題がよく出題されています。自分が使いこなせる英語表現を増やすだけでなく、作文の構成についても参考書・問題集で対策しておきましょう。
甲南大学の一般入試の数学は、全問記述式で、例年大問2~4題の構成です。
理系学部:試験時間80分(①数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(数列・ベクトル)または②数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列・ベクトル)、大問4題
①大問1:2次関数、大問2:高次方程式、大問3:指数関数、大問4:微分法(2020年度入試)
②大問1~3は①と同じ、大問4:ベクトル(2020年度入試)
文系学部:試験時間60分(数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列・ベクトル))、大問2題
大問1:小問集合問題(4問)、大問2:微分法(2020年度入試)
2020年度入試の大問構成と試験時間は理系学部・文系学部と異なり、上記のようになります。理系学部は数学の出題範囲は学科により異なるため注意しましょう。
理系数学 多くの問題が一般的な教科書にある章末問題や、入試用問題集などにある標準問題と同じレベルの問題で、一部に比較的難易度の高い問題が混じっています。 比較的難易度が高い問題については、例えば、確率と数列の融合の「確率漸化式」の問題や、円を動かしたときの円の中心の軌跡や円の通過する領域などの問題も出題されています。 入試レベルの問題集や過去問をしっかり演習し、できるだけ多くの問題パターンの解法を身に付けておくことが大切です。解法を身に付けるとは、計算の途中過程も自分で再現できる状態です。
「三角関数」「数列」「ベクトル」の他、近年「図示問題」や「証明問題」もよく出題されています。難易度的には難しくありませんが、過去問で問題パターンを知っておくことが大切です。 理系数学では、「微分」「積分」の問題が頻出ですが、典型的な出題が中心です。微分は、接線を求めたり、関数の増減を調べてグラフを利用するような問題、積分は、典型的な計算問題や面積・体積を求めさせる問題がよく出題されており、標準問題を繰り返し演習をしておけば高得点を狙えます。
文系数学 ほとんどの問題が一般的な教科書にある章末問題や、入試用問題集などにある標準問題と同じレベルの問題です。「図形と方程式」や「微分法」については近年頻出で、円に関する図形問題がよく見られます。幅広い分野から小問の出題がありますが、どれも基礎的な内容ですので、基礎問題を確実に得点できるよう繰り返し練習をすることが効果的です。教科書にある基本事項、定理の意味や、公式についての導入を確認しておきましょう。 基本的な内容で分野をまたがる融合問題も多いため、どこか基礎に抜けがあると解けないこともあるので、バランスよく基礎学習をして高得点を狙いましょう。
甲南大学の一般入試の国語は、マーク式と記述式の併用での出題です。
3科目型の受験では大問2題で構成され、2020年度入試では、大問1:現代文(評論)、大問2:古文(説話)が出題されました。試験時間は70分。例年出題傾向に変わりはなく、オーソドックスな内容で解答しやすいです。
現代文は、4,000~5,000字程度の評論文が出題されています。テーマは文化、社会、芸術、思想と様々で比較的読みやすいものとなっています。漢字(書き取り、読み)、語句の意味説明などの基本的な知識から、空所補充、指定文字数の抜き出し問題、傍線部説明、内容把握や筆者の主張や論旨展開を踏まえた設問が出題されています。
古文は、中世や近世と幅広く出題され、文法、口語訳、人物指摘、内容説明など基本的な出題がほとんどです。
<漢字・語彙>
漢字の書き取り(4問)、漢字の読み(4問)が毎年出題されているので、確実に得点できるよう練習しておきましょう。空所補充でも慣用表現や重要語句が出題されるので、慣用句・ことわざ、四字熟語なども序盤に一通り学習しておきましょう。
<文章読解>
文章読解の対策には、実際に試験で出題される4,000~5,000字程度の評論文をつかって練習しておきましょう。 読解練習では、なんとなく読んで解くのではなく、段落ごとの細かな内容把握、段落同士のつながり、全体の論理展開まで、自分の言葉で説明できるようにしましょう。 傍線部説明問題では、傍線部中の論理関係や重要語句、傍線部を含む文全体、傍線部につながる表現やその箇所を把握した上で、根拠を持って選択肢を選ぶ習慣を付けましょう。
甲南大学の一般入試の物理は、例年、大問3題の出題が多く、記述式です。
2020年度入試 大問1:力学(論述含む)、大問2:電磁気、大問3:波動
問題形式は、空所補充、論述・描図法などがあります。 「力学」「電磁気」は必出で、その他の1題は「波動」「熱力学」から出題されています。基本事項を問う問題が中心で、難問と言われる問題は出題されていません。また、公式や法則を導出したり変形したりする問題も出題されているので、覚えるだけではなく、使いこなせる知識として身に付けておきましょう。 問われるのは基本事項の範囲内ですが、論述・証明の対策としても、基本事項の内容を覚えるだけでなく、なぜそうしなければいけないのか、なぜその用法なのかなど意味や理由まで理解し、説明できるように練習しておきましょう。
甲南大学の一般入試の化学は、例年大問4題の出題が多く、記述式です。
2020年度入試 大問1:無機・理論(論述・計算)、大問2:無機・理論(計算・論述)、大問3:理論(論述・計算)、大問4:有機・理論(計算)
例年理論を中心とした出題形式で、論述問題は必出で字数制限つきのものが多く、計算問題については計算過程は求められていません。 論理化学の出題比率が高い傾向にありますが、様々なな分野から出題されていますので、論理化学を一通り学習した後は全体的にバランスよく学習する必要があります。 試験時間は80分です。
「化学平衡」に関する問題は頻出で、有機化学では構造と反応性を中心に高分子化合物まで出題が見られます。 アルコールやベンゼンを出発物質とした化合物群の性質や合成法、異性体の識別法などを整理し、異性体を書き出す練習もしておきましょう。そのうえで、化合物の元素分析や推定に関する問題演習を繰り返します。金属イオンの分析実験や非金属塩素の反応についてもしっかりと整理しておきましょう。
甲南大学の一般入試の生物は、大問3~4題で構成され、全問記述式です。
2020年度入試 大問1:体内環境、進化・系統(論述)、大問2:体内環境(論述)、大問3:細胞・代謝(論述・計算)、大問4:細胞・遺伝情報(論述・計算)
試験時間は80分で、2020年度入試では主に体内環境・細胞からの出題が多くみられ、2019年度入試では代謝を中心とした出題でした。一般的な空所補充や用語の意味を問う知識問題のほか、実験考察問題や論述問題、計算問題なども出題されています。年度にもよりますが、すべての分野から出題されています。 問題は標準的なものがほとんどですが、字数の多い論述問題や実験考察問題については、問題パターンに慣れておくことが必要です。とはいえ、難しく書く必要はなく、基礎的な知識を正確に書くことが大切ですので、正確な基礎知識をもって時間内に書く練習をしておけば大丈夫です。
甲南大学の一般入試の日本史は、大問3題で構成され、マーク式と記述式併用です。
2020年度入試 大問1:古代~近世の産業の発展、大問2:近現代の経済史、大問3:近世~現代の文化
幅ヒ素い時代から、政治・外交史、社会・経済史、文化史など全範囲にわたって幅広く出題されています。2020年度入試では、過去3年間出題されなかった正誤問題が出題され、2019年度入試では史料問題が全面に出た問題構成でした。全体的に、日本史の出題内容は教科書レベルが大半ですので、教科書をベースに資料集を確認し、基礎用語とその意味、つながりを覚えていき、教科書を網羅していきましょう。
甲南大学の一般入試の世界史は、マーク式と記述式併用、例年大問3題(40問)の構成です。
2020年度入試 大問1:中世 西ヨーロッパ史、大問2:20世紀 東南アジア史、大問3:全範囲からの小問集合問題(選択問題)
政治史が中心で、古代から現代までの全範囲から出題されています。必出ではありませんが、文化史が出題されたこともあります。また、甲南大学の世界史は、地図問題が多いことで有名で、例年必出となっています。 ほとんどの問題が一般的な教科書に載っている基本事項に関するものです。基本事項に関する、覚えておけば得点できるものを落とさないことが必須です。 一問一答的な用語と意味・内容を覚える練習に加えて、歴史年表を使った時系列のつながりも把握することを忘れないでください。
記述問題の対策として、用語の漢字表記を正確にできるよう練習しておきましょう。また、地図問題の対策として、教科書や資料集、図説で出てくる国、地域、都市については地図上の位置を確認するようにしておきましょう。
甲南大学の学部別の受験対策はこちらです。
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