千葉大学理学部受験対策の
ポイント・勉強法
総合攻略
総得点の見取り図
- 理学部前期は、5学科とも大学入学共通テスト475点に対して個別学力検査等が900点です。したがって、共通テストで大崩れを避けたうえで、合否を動かす主戦場は二次試験だと捉えると計画が立てやすくなります。
- 一方で、共通テストの475点は総得点1375点の約3分の1を占めます。二次重視だからといって共通テストを軽く扱うと、二次で取り返す前に出願段階の選択肢が狭くなるため、秋までは共通テスト型の処理速度と基礎精度も並行して整える必要があります。
学科ごとの勝ち筋
- 数学・情報数理学科は数学600点が突出しています。共通テスト後は数学を最優先に据え、理科と英語は失点を広げない科目として管理すると、学科の配点構造に沿った戦い方になります。
- 物理学科は数学300点と理科400点の合計700点が中心です。したがって、数理処理と物理・化学の論理展開をセットで鍛え、英語は200点を安定確保する科目として仕上げる形が最も効率的です。
- 化学科は理科450点、生物学科は理科550点で、どちらも理科が最重要です。化学科は化学必須の完成度、生物学科は生物必須の完成度が合否を強く左右するため、選択科目の底上げより先に必須科目で高得点帯に入る準備を優先してください。
- 地球科学科は数学250点・理科400点・外国語250点で、三科目のバランスが比較的近い構成です。したがって、得意科目だけで押し切るより、三科目をそろえて総合点を積み上げる設計が有効です。
理学部の二次試験で優先すべき対策
- 数学では、理学部に課される数学Cの範囲が「ベクトル」に加えて「平面上の曲線と複素数平面」まで含まれます。したがって、微積分とベクトルだけで組み立てる学習では不足しやすく、複素数平面まで含めて式変形と論証を一体で扱う練習が必要です。
- 理科では、学科ごとに必須科目と配点差がはっきりしています。そのため、まず必須科目で取り切る範囲を決め、次に選択科目で標準問題を落とさない状態へ持ち込むと、学科別の配点に見合った得点設計になります。
- 外国語は全学科で課され、さらに外国語検定試験の加点制度があります。英語そのものの読解力を上げる学習に加えて、利用条件を満たすスコアを持っている場合は早めに申請準備まで済ませると、少点差の場面で上積みを作れます。
共通テストを踏まえた時期別の進め方
- 高3の夏までは、共通テスト型の全教科演習を通じて失点の多い単元を洗い出しながら、理学部で二次に使う数学・理科・英語は記述型の学習を止めないことが重要です。共通テスト対策だけに寄せると、二次で必要な立式と記述が弱くなります。
- 秋から共通テストまでは、共通テスト演習の比率を上げつつ、二次の主力科目は毎週必ず記述答案を作る日を残してください。共通テスト後は、学科別配点に合わせて二次の主力科目へ一気に時間を寄せると、理学部型の得点配分に噛み合います。
出願後の最終調整
- 数学・情報数理学科と物理学科では、数学で差が開きやすい前提で、途中式の省略を減らし、難問で止まったときも部分点を拾える答案に直すことが重要です。配点の大きい科目ほど、完答数だけでなく途中点の取り方が効きます。
- 化学科・生物学科・地球科学科では、理科の必須科目や得点源科目で再現性を上げることが最終盤の軸です。直前期は新しい参考書を増やすより、既に解いた問題の立式根拠と記述の型を点検し直すほうが得点に結びつきやすくなります。
千葉大学理学部 入試科目別受験対策・勉強法
配点と位置づけ
- この科目の個別学力検査における配点は、数学・情報数理学科と物理学科が150点、化学科と生物学科が200点、地球科学科が250点です。数学や理科ほどの差はなくても、学科によっては無視できない重さがあり、総合点を安定させる科目として機能します。
- 理学部では外国語検定試験の加点制度があり、パターンIIIの扱いで5点または10点が個別学力検査の外国語得点に加点されます。
個別学力検査の構成
- 試験時間は16時20分から17時40分までの80分です。基準年度では英語I・II・IIIの3題構成です。
出題傾向
- 80分で3題を処理するため、英語は一題ごとの読みの正確さと時間配分の両方が求められます。理系学部の英語でも、語彙・構文の基礎が曖昧だと、後半で失速しやすくなります。
- また、配点が150~250点と学科差があるため、得意不得意で放置せず、自分の志望学科の重さに応じて完成度を上げる必要があります。地球科学科ではとくに、英語を安定得点科目にできると総合点を組みやすくなります。
失点しやすいパターン
- 長文を丁寧に読みすぎて一題に時間をかけると、最後の大問の処理が雑になりやすくなります。80分型では、完璧に読むより、設問に必要な根拠を素早く拾う読み方が必要です。
- 英単語と構文の基礎が甘いまま演習量だけ増やすと、読めた気になって内容一致や要点把握で点を落とします。理系受験でも、英文解釈の精度を先に上げないと得点は安定しません。
対策
- まず、英単語・熟語・英文解釈を先に整え、そのうえで80分の通し演習へ進んでください。理由は、3題構成の英語では、基礎が不安定なまま長文演習を重ねても読みの再現性が上がりにくいからです。演習後は、正解根拠の英文に線を引き、なぜその選択肢になるのかを日本語で説明できるかまで確認してください。
- 加えて、外部検定の利用条件を満たしている場合は、学習と並行して申請準備を早めに済ませてください。理由は、5点・10点でも理学部のような総合点勝負では意味を持つからです。ただし、加点を前提に英語学習を軽くするのではなく、読解の安定を主軸に置く姿勢が必要です。
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数学(数学・情報数理学科)
配点と位置づけ
- この科目の個別学力検査における配点は600点です。理学部全体でも最も重い配点なので、この学科では数学の出来が合否を決める中心になります。
個別学力検査の構成
- 数学・情報数理学科の数学は、試験時間が12時10分から15時10分までの180分です。理学部で課される数学Cは「ベクトル」に加えて「平面上の曲線と複素数平面」まで含まれるため、長時間の中で広い範囲を論理的に処理する構成になっています。
出題傾向
- この学科では、短い計算問題を連続して処理するよりも、1題ごとの論理を積み上げて結論まで運ぶ力が要求されます。とくに微積分、数列、ベクトル、複素数平面をまたいで式の見通しを立てる学習が、そのまま得点力につながります。
- また、180分・600点という設定から、単元知識の暗記量よりも、定義や条件から出発して式を組み立てる力の比重が高くなります。そのため、見たことのある型を探す学習だけでは届きにくく、途中の方針を言語化できる訓練が必要です。
失点しやすいパターン
- 高配点を意識しすぎて難問に時間をかけすぎると、後半で処理が荒くなり、取り切れる設問まで落としやすくなります。180分型の試験では、解ける問題を先に固めてから難度の高い設問へ戻る順番管理が欠かせません。
- 複素数平面やベクトルで図形的な把握が曖昧なまま式変形だけを進めると、条件の取り違えが起こりやすくなります。途中式が長くなる分、最初の設定ミスが最後まで響きやすい科目です。
対策
- まず、青チャート級から標準記述レベルの問題で、数IIIの微積分・数列・ベクトル・複素数平面を横断して解き切る練習を増やしてください。理由は、単元別に解けても、入試では複数分野をつないで処理する力が必要になるからです。解いた後は、式の意味を一行ずつ説明できるかまで点検すると、初見問題への対応力が上がります。
- 次に、180分を想定した通し演習を行い、45分ごとの到達目標を決めて答案を作ってください。理由は、高配点の試験ほど時間の使い方が得点差に直結するからです。演習後は、完答できなかった問題でも途中点を取れる解答の切り方を確認し、途中式の残し方を固定してください。
数学(物理学科)
配点と位置づけ
- この科目の個別学力検査における配点は300点です。理科400点と合わせた700点が得点の中心なので、物理学科では数学を理科と切り離さずに準備することが重要です。
- この科目は大学内で共通運用される数学問題の一部を使う形式で、基準年度では第4問から第8問相当が対象です。
個別学力検査の構成
- 試験時間は13時10分から15時10分までの120分です。基準年度では5題相当を処理する構成で、理学部に課される数学Cの範囲は「ベクトル」と「平面上の曲線と複素数平面」を含みます。
出題傾向
- 物理学科向けの数学は、計算量だけで押し切るより、式の意味を理解しながら処理するタイプに合わせておくと安定します。物理で使う微積分やベクトルの感覚と結びつくテーマに強いと、解法の方針を立てやすくなります。
- また、5題相当を120分で進めるため、1題ごとの停滞が全体に響きやすい構成です。そのため、完答狙いの問題と部分点狙いの問題を試験中に分ける判断が重要になります。
失点しやすいパターン
- 微分方程式的な見方や極値条件の整理が曖昧なまま計算へ入ると、途中で式が膨らみやすくなります。物理の感覚でおおよその挙動を見られる受験生ほど、数学の答案でも見通しを立てやすくなります。
- 問題ごとの難度差に引きずられて、解ける設問の記述が雑になると部分点を落とします。とくに記号の置き方や条件の明示が不足すると、考え方が伝わりにくい答案になります。
対策
- まず、数III微積分、ベクトル、複素数平面を中心に、標準~やや難レベルの記述問題を120分で解く練習を続けてください。理由は、物理学科の数学は単元知識よりも、式の流れを保ったまま結論へ運ぶ力が必要だからです。解き直しでは、答えを直すだけでなく、どの段階で方針が見えたかを書き添えると判断力が育ちます。
- さらに、物理の典型題を解いた日に、その題材で使った数学を別ノートへ抜き出してください。理由は、物理と数学の接続が強い学科では、数学の定着が理科得点にも反映しやすいからです。たとえば、速度・面積・最小値の処理を数式だけで再構成すると、両科目の得点効率が上がります。
数学(化学科・生物学科)
配点と位置づけ
- この科目の個別学力検査における配点は、化学科が250点、生物学科が150点です。化学科では理科に次ぐ主力科目、生物学科では理科を支える補強科目として機能します。
- この科目は大学内で共通運用される数学問題の一部を使う形式で、基準年度では第1問から第3問相当が対象です。
個別学力検査の構成
- 試験時間は13時10分から15時10分までの120分です。基準年度では3題相当を処理する構成で、理学部に課される数学Cの範囲は「ベクトル」と「平面上の曲線と複素数平面」を含みます。
出題傾向
- 化学科・生物学科で使われる数学は、物理学科向けよりも問題数は少ない一方で、標準問題を確実に完結させる精度が得点の軸になります。とくに微積分、数列、確率的な整理、ベクトル処理など、教科書事項を記述まで仕上げた人が安定して取れる構成に合わせたいところです。
- また、化学科では数学250点が軽くありません。理科で取りにいく前提でも、数学の標準題を落とすと総合点が伸びにくいため、計算の正確さと答案の完結力を重視する学習が有効です。
失点しやすいパターン
- 3題構成だと思って一題に時間をかけすぎると、最後の大問で手が止まりやすくなります。問題数が少ない試験ほど、一題の失点が総得点に与える影響が大きくなります。
- 計算は合っていても、条件分岐や場合分けを文章で示していないと、論理のつながりが弱い答案になります。標準問題中心の試験では、この部分の粗さがそのまま減点につながります。
対策
- まず、教科書傍用問題から標準記述問題までを使って、120分で3題を解き切る練習を重ねてください。理由は、必要以上に難問へ寄るより、標準題を最後まで書き切る力のほうが得点に直結しやすいからです。解答後は、計算ミスだけでなく、場合分けや結論の書き漏れを赤で直す形にすると改善点が見えやすくなります。
- 化学科志望者は、数学の学習を理科の合間に置かず、週にまとまった演習時間を確保してください。理由は、250点という配点では、断続的な復習だけでは点が伸び切りにくいからです。生物学科志望者は、理科の学習量を優先しつつも、数学の標準題を毎週固定本数解く流れを切らさないことが重要です。
数学(地球科学科)
配点と位置づけ
- この科目の個別学力検査における配点は250点です。地球科学科では理科400点・外国語250点とのバランスが近いため、数学だけに偏らず、三科目をそろえる方針が適しています。
個別学力検査の構成
- 試験時間は13時10分から15時10分までの120分です。理学部に課される数学Cの範囲は「ベクトル」と「平面上の曲線と複素数平面」を含みます。
出題傾向
- 地球科学科の数学では、極端な難問対策より、数II・数IIIの基本原理を使って式を整理する力を安定させることが重要です。理科2科目との並行受験になるため、数学で標準問題を取り切れることが総合点の土台になります。
- また、地球科学の学習では数量関係の読み取りが多く、数学でもグラフ、変化、ベクトルの意味づけができる受験生が有利です。図や条件を式へ翻訳する練習が、そのまま答案の安定につながります。
失点しやすいパターン
- 理科2科目の負担を意識しすぎて数学を後回しにすると、典型題の処理が鈍くなりやすくなります。地球科学科は三科目で点を積む学科なので、数学の失点がそのまま合計点の不足に結びつきます。
- ベクトルや複素数平面で図形的な関係を式に落とし込む前に見切り発車すると、途中で条件の取り違えが起こりやすくなります。時間短縮を狙って設定を省略すると、むしろ修正に時間を使ってしまいます。
対策
- まず、120分の通し演習を行い、標準レベルの問題を確実に完結させる練習を続けてください。理由は、地球科学科では数学だけで勝つのではなく、三科目をそろえて得点することが大切だからです。演習後は、最初の立式で迷った問題を整理して、どの条件から着手すべきだったかを一文でまとめると次回に生きます。
- 加えて、ベクトルと複素数平面は図を描く習慣を徹底してください。理由は、数量関係の可視化ができると、式の意味を見失いにくくなるからです。問題文を読んだら、計算前に図・軸・条件を先に置く手順を固定すると、答案が安定します。
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配点と位置づけ
- この科目が個別学力検査で課されるのは、数学・情報数理学科、物理学科、化学科、生物学科、地球科学科です。配点は、物理学科では300点、化学科では選択150点、生物学科では選択200点で、地球科学科では理科400点の一部を占めます。数学・情報数理学科では理科1科目150点の選択科目です。
- したがって、物理学科では最重要科目の一つとして扱う必要があります。一方で、化学科・生物学科・地球科学科では、他科目との組み合わせの中で再現性が高いかどうかを基準に選ぶのが有効です。
個別学力検査の構成
- 令和8年度の科目構成では、物理学科は理科150分の中で物理と化学を受験します。数学・情報数理学科は理科1科目50分、地球科学科は理科2科目100分なので、物理を選ぶ場合はいずれも50分相当の処理速度が必要になります。
- 物理学科では物理の比重が大きく、他学科では選択科目として扱う場面が多いため、同じ物理でも求められる仕上げ方は学科ごとに異なります。
出題傾向
- 物理では、公式暗記だけではなく、現象を図で整理し、保存則や運動方程式へつなぐ力が中心になります。力学・電磁気・波動・熱の各分野で、条件整理から立式までを一続きで進める力が必要です。
- また、理科の試験時間が限られている学科では、難問を深追いするより、標準問題を順番に拾う力が重要になります。物理学科では高配点に見合う記述の明瞭さ、選択科目として使う学科では短時間での安定度が得点差になります。
失点しやすいパターン
- 式変形を頭の中だけで進めると、符号や条件設定のミスが起こりやすくなります。とくに高配点の物理学科では、途中の論理が見えない答案は失点につながりやすくなります。
- 選択科目として使う場合に、力学だけ、電磁気だけのように単元を偏らせると、50分型の問題で穴がそのまま失点になります。主要単元を一通り回したうえで、頻出分野の精度を上げる順序が必要です。
対策
- まず、各分野の標準問題で、現象図、使う法則、立式、結論までを一続きで書く練習を重ねてください。理由は、物理では答えだけ合っていても、途中の論理が崩れると得点が伸びにくいからです。解き直しでは、どの法則を使ったかを日本語で一文添えると立式の精度が上がります。
- 次に、物理学科志望者は100分相当を、他学科で物理を使う受験生は50分相当を想定した通し演習を行ってください。理由は、同じ物理でも必要な時間感覚が学科ごとに違うからです。選択科目として使う場合は、満点を狙うより、短時間で標準問題を取り切れるかを基準に仕上げると効果的です。
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配点と位置づけ
- この科目が個別学力検査で課されるのは、数学・情報数理学科、物理学科、化学科、生物学科、地球科学科です。配点は、物理学科では100点、化学科では300点、生物学科では選択200点で、地球科学科では理科400点の一部を占めます。数学・情報数理学科では理科1科目150点の選択科目です。
- したがって、化学科では最重要科目として完成度を上げる必要があります。一方で、物理学科では100点でも無視できず、生物学科や地球科学科では総合点を安定させる選択科目としての役割が大きくなります。
個別学力検査の構成
- 令和8年度の科目構成では、化学科は理科150分の中で化学ともう1科目を受験し、生物学科は生物に加えて化学を選択できます。物理学科では物理と化学、地球科学科では理科2科目100分、数学・情報数理学科では理科1科目50分です。
- つまり、化学科では主力科目としての答案完成力、他学科では短時間で標準問題を取り切る安定度が重要になります。
出題傾向
- 化学では、理論化学の計算、有機の構造整理、無機の反応理解を、互いに切り離さずに処理する力が求められます。用語暗記だけではなく、数量関係や反応の流れを説明できるかどうかが得点の分かれ目です。
- また、化学科では300点の必須科目なので、理論・無機・有機を通して大きな穴を作らない学習が必要です。選択科目として使う学科では、難問対応よりも標準問題で失点しない精度が優先されます。
失点しやすいパターン
- 計算過程を省くと、単位処理や条件整理のミスが重なりやすくなります。化学科ではこの小さなずれが高配点の失点に直結します。
- 有機や無機を暗記中心で進め、理論化学の計算だけを別扱いにすると、総合的な問題で反応と数量がつながらなくなります。短時間型の受験でも、反応式と計算式の往復ができることが必要です。
対策
- まず、理論・無機・有機を分断せず、計算問題と記述問題を同じ日に組み合わせて解いてください。理由は、化学では単元をまたいで理解しているかどうかが、そのまま得点差になるからです。演習後は、反応式と計算式の対応を一文で説明する復習を入れると知識がつながります。
- 化学科志望者は100分相当、他学科で化学を使う受験生は50分相当を想定して演習してください。理由は、化学科では高得点帯へ届く答案の密度が必要で、選択科目として使う場合は短時間での再現性が重視されるからです。標準問題を時間内にまとめ切ることを、難問対策より先に固めてください。
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配点と位置づけ
- この科目が個別学力検査で課されるのは、数学・情報数理学科、化学科、生物学科、地球科学科です。配点は、生物学科では350点、化学科では選択150点で、地球科学科では理科400点の一部を占めます。数学・情報数理学科では理科1科目150点の選択科目です。
- したがって、生物学科では合否の中心となる必須科目として仕上げる必要があります。一方で、化学科や地球科学科では、図表読解と考察を得点源にできる受験生に向く選択科目です。
個別学力検査の構成
- 令和8年度の科目構成では、生物学科は理科150分の中で生物ともう1科目を受験します。化学科では化学に加えて生物を選択でき、数学・情報数理学科では理科1科目50分、地球科学科では理科2科目100分です。
- 生物学科では主力科目としての答案の厚みが必要であり、選択科目として使う学科では50分相当での要点処理が重要になります。
出題傾向
- 生物では、用語を知っているだけでは足りず、実験設定、図表の読み取り、考察の記述までを一続きで処理する力が必要です。とくに生物学科では、データを根拠に現象の仕組みを説明する答案が得点の中心になります。
- また、選択科目として使う場合でも、知識再生だけで終わらず、問題文の条件に即して答える力が必要です。本文や図表を丁寧に読める受験生ほど安定して得点できます。
失点しやすいパターン
- 図表の条件を読み飛ばすと、知っているテーマでも考察がずれやすくなります。生物は知識量よりも、問題文に沿って答えを組み立てる精度が得点差になります。
- 選択科目として使う場合に、暗記中心の復習だけで終えると、記述や考察で得点が伸びません。本文の根拠を答案に残す練習が不足すると、安定しにくくなります。
対策
- まず、実験考察型の問題で、図表の読み取りから結論までを文章で書く練習を増やしてください。理由は、生物では知識の再生より、根拠を示して説明する力が問われるからです。解き直しでは、どのデータを根拠にしたかを本文中に明示する癖をつけると記述が安定します。
- 生物学科志望者は100分相当、他学科で生物を使う受験生は50分相当を意識して演習してください。理由は、主力科目として仕上げる場合と選択科目として使う場合では、必要な答案密度が異なるからです。選択科目としては、考察で大崩れせず標準問題を取り切れる状態まで持ち込むことが大切です。
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千葉大学理学部合格に必要な勉強時間はどれくらい?

千葉大学理学部に合格するために必要な受験勉強時間は、2000〜3000時間が目安です。
共通テスト7科目、二次試験(個別学力試験)2科目を想定した場合、2500時間が学習時間の目安です。
千葉大学理学部合格のためには、少なくとも高2の夏休みからの受験勉強開始が必須です。いつから始めるか気になっている高校生は、今から千葉大学理学部に向けて受験勉強をスタートしましょう。
高1から受験勉強を始める場合の勉強時間は、平日1時間、休日2〜3時間が目安です。長期休暇も宿題とは別に1日1〜2時間の勉強時間を確保できるとベストです。
高1の8月から受験勉強を開始したとして、3月までの8ヶ月間で約350時間の勉強時間になります。
高2の受験勉強時間の目安は、平日2〜3時間、休日4〜5時間です。長期休暇は3〜5時間程度は勉強時間を確保しましょう。
この勉強時間で進めると、1年間で約1000時間です。
高3の受験勉強時間の目安は、平日3〜4時間、休日6時間です。長期休暇は課題の量にもよりますが、5時間の勉強時間が目安です。
この学習時間で受験勉強を進めていくと、二次試験までで1500時間です。
高2から受験番協を始める場合は、休日や余裕がある日に少し多めに学習時間を確保して受験勉強を進めていきましょう。
もっとも、受験科目や科目数、開始時期、学校の課題や授業内容、学習への取り組み方により、目安時間以上に学習時間を確保しないといけない場合もあります。千葉大学理学部合格のためには、普段の授業対策に加えて、上記の勉強時間を目安に受験勉強を進めてみてください。
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千葉大学理学部の入試日程
千葉大学理学部の入試日程
一般選抜 前期日程
| 出願期間 |
2026年(令和8年)1月26日(月)~2月4日(水)必着 |
| 試験日 |
2026年(令和8年)2月25日(水) |
| 合格発表 |
2026年(令和8年)3月7日(土) |
一般選抜 後期日程
| 出願期間 |
2026年(令和8年)1月26日(月)~2月4日(水)必着 |
| 試験日 |
2026年(令和8年)3月12日(木) |
| 合格発表 |
2026年(令和8年)3月20日(金・祝) |
千葉大学理学部の受験情報
千葉大学理学部の入試方式
前期日程(数学・情報数理学科/2026年度)
年度:2026年度入学者選抜(一般選抜学生募集要項)
入試科目・配点
募集人員・入試結果
- 募集人員:29名(2026年度入学者選抜)
- 志願者数:221(2025年度入試結果)
- 受験者数:211(2025年度入試結果)
- 合格者数:30(2025年度入試結果)
- 倍率(受験者数÷合格者数):7.0(2025年度入試結果)
前期日程(物理学科/2026年度)
年度:2026年度入学者選抜(一般選抜学生募集要項)
入試科目・配点
募集人員・入試結果
- 募集人員:23名(2026年度入学者選抜)
- 志願者数:150(2025年度入試結果)
- 受験者数:145(2025年度入試結果)
- 合格者数:25(2025年度入試結果)
- 倍率(受験者数÷合格者数):5.8(2025年度入試結果)
前期日程(化学科/2026年度)
年度:2026年度入学者選抜(一般選抜学生募集要項)
入試科目・配点
募集人員・入試結果
- 募集人員:31名(2026年度入学者選抜)
- 志願者数:172(2025年度入試結果)
- 受験者数:163(2025年度入試結果)
- 合格者数:34(2025年度入試結果)
- 倍率(受験者数÷合格者数):4.8(2025年度入試結果)
前期日程(生物学科/2026年度)
年度:2026年度入学者選抜(一般選抜学生募集要項)
入試科目・配点
募集人員・入試結果
- 募集人員:29名(2026年度入学者選抜)
- 志願者数:138(2025年度入試結果)
- 受験者数:131(2025年度入試結果)
- 合格者数:31(2025年度入試結果)
- 倍率(受験者数÷合格者数):4.2(2025年度入試結果)
前期日程(地球科学科/2026年度)
年度:2026年度入学者選抜(一般選抜学生募集要項)
入試科目・配点
募集人員・入試結果
- 募集人員:30名(2026年度入学者選抜)
- 志願者数:126(2025年度入試結果)
- 受験者数:116(2025年度入試結果)
- 合格者数:33(2025年度入試結果)
- 倍率(受験者数÷合格者数):3.5(2025年度入試結果)
後期日程(数学・情報数理学科/2026年度)
年度:2026年度入学者選抜(一般選抜学生募集要項)
入試科目・配点
募集人員・入試結果
- 募集人員:15名(2026年度入学者選抜)
- 志願者数:209(2025年度入試結果)
- 受験者数:105(2025年度入試結果)
- 合格者数:20(2025年度入試結果)
- 倍率(受験者数÷合格者数):5.3(2025年度入試結果)
後期日程(物理学科/2026年度)
年度:2026年度入学者選抜(一般選抜学生募集要項)
入試科目・配点
募集人員・入試結果
- 募集人員:12名(2026年度入学者選抜)
- 志願者数:169(2025年度入試結果)
- 受験者数:83(2025年度入試結果)
- 合格者数:20(2025年度入試結果)
- 倍率(受験者数÷合格者数):4.2(2025年度入試結果)
後期日程(化学科/2026年度)
年度:2026年度入学者選抜(一般選抜学生募集要項)
入試科目・配点
募集人員・入試結果
- 募集人員:8名(2026年度入学者選抜)
- 志願者数:171(2025年度入試結果)
- 受験者数:55(2025年度入試結果)
- 合格者数:14(2025年度入試結果)
- 倍率(受験者数÷合格者数):3.9(2025年度入試結果)
後期日程(生物学科/2026年度)
年度:2026年度入学者選抜(一般選抜学生募集要項)
入試科目・配点
募集人員・入試結果
- 募集人員:10名(2026年度入学者選抜)
- 志願者数:167(2025年度入試結果)
- 受験者数:80(2025年度入試結果)
- 合格者数:17(2025年度入試結果)
- 倍率(受験者数÷合格者数):4.7(2025年度入試結果)
後期日程(地球科学科/2026年度)
年度:2026年度入学者選抜(一般選抜学生募集要項)
入試科目・配点
募集人員・入試結果
- 募集人員:5名(2026年度入学者選抜)
- 志願者数:31(2025年度入試結果)
- 受験者数:18(2025年度入試結果)
- 合格者数:5(2025年度入試結果)
- 倍率(受験者数÷合格者数):3.6(2025年度入試結果)
千葉大学理学部はどんなところ?
千葉大学理学部は、自然そのものの姿や仕組みを探究する理学を担い、地球科学・生物学・化学・物理学・数学・情報数理の基礎研究を通じて、自然科学の土台を学ぶ学部です。
入学後は専門科目と普遍教育科目を組み合わせ、専門の基礎を段階的に修得します。数学・情報数理学科では1・2年次を共通に学び、3年次から数学コースと情報数理学コースに分かれます。
各学科で講義・演習・実験・コンピュータシミュレーションを往還し、4年次には少人数の卒業研究に取り組みます。化学科のコンピュータ教育や物理学科の理論・実験学習も公式に示されています。
普遍教育で外国語や情報リテラシー、教養展開科目も学べます。卒業後は大学院進学者が多く、研究機関、製薬、食品、IT、教員、公務員など多様な進路が開かれています。
学科・専攻(コース)の概要
- 数学・情報数理学科:代数学・幾何学・解析学に加え、統計学や情報数理学を学ぶ学科です。1・2年次を共通で学び、3年次から数学コースと情報数理学コースに分かれます。
- 物理学科:力学・電磁気学・量子力学・熱統計物理学を基礎に、理論・実験・コンピュータシミュレーションまで学びます。
- 化学科:物理化学、無機化学、有機化学、生化学を軸に、化学現象の基本法則と物質科学を学びます。コンピュータ教育にも力を入れています。
- 生物学科:発生生物学、細胞生物学、分子生物学、生理学、生態学、系統学などを通じ、生命分子から生態系まで多層的に学びます。
- 地球科学科:地球表層から地球内部までを対象に、46億年の歴史、天然資源、自然災害、環境問題まで多角的に探究します。
難易度(前年度の入試結果に基づく指標)
令和7年度前期では、倍率(受験者数÷合格者数)は数学・情報数理学科7.0倍が最も高く、次いで物理学科5.8倍でした。前期の最低点得点率は生物学科56.8%、数学・情報数理学科56.4%が高く、地球科学科50.5%との差が確認できます。後期は化学科78.1%が高い一方、地球科学科は合格者10名未満のため最低点が公式に確認できませんでした。
※難易度指標は大学公式の入試結果に基づき掲載しています。偏差値等の推定は行っていません。
取得できる資格・主な卒業後の進路
取得を目指せる資格
数学・情報数理学科(資格)
- 中学校教諭一種免許状(数学)
- 高等学校教諭一種免許状(数学)
- 高等学校教諭一種免許状(情報)
- 学芸員資格(博物館法による)
生物学科(資格)
- 中学校教諭一種免許状(理科)
- 高等学校教諭一種免許状(理科)
- 学芸員資格(博物館法による)
- 司書資格(図書館法による)
地球科学科(資格)
- 修習技術者
- 中学校教諭一種免許状(理科)
- 高等学校教諭一種免許状(理科)
主な卒業後の進路
- 大学院博士前期課程・博士後期課程への進学
- 製薬・食品・化粧品・精密機器・出版・IT・商社などの企業
- 大学・公的研究機関
- 中学校・高等学校の教員
- 公務員・学芸員
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入学金 |
授業料・施設料 |
| 1年 |
282,000円 |
535,800円 |
| 2年 |
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535,800円 |
| 3年 |
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535,800円 |
| 4年 |
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535,800円 |
千葉大学理学部の所在地
●西千葉キャンパス 〒263-8522 千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33
・JR西千葉駅より西千葉キャンパス南門まで徒歩約2分
・京成みどり台駅より西千葉キャンパス正門まで徒歩約7分
・千葉都市モノレール天台駅より北門まで徒歩約10分
千葉大学理学部の周辺地図
千葉大学理学部
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受験勉強を始めるのが遅くても千葉大学理学部に合格できる?
千葉大学理学部
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千葉大学の他の学部
千葉大学以外の理学部・関連学部を偏差値から探す
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千葉大学理学部受験生からのよくある質問
- 千葉大学理学部の入試傾向と受験対策とは?
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- 千葉大学理学部にはどんな入試方式がありますか?
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千葉大学理学部には様々な入試制度があります。自分に合った入試制度・学内併願制度を見つけて、受験勉強に取り組んでください
千葉大学理学部の受験情報
- 千葉大学理学部に合格する為の勉強法とは?
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千葉大学理学部に合格する為の勉強法としてまず最初に必要な事は、現在の自分の学力・偏差値を正しく把握する事。そして次に千葉大学理学部の入試科目、入試傾向、必要な学力・偏差値を把握し、千葉大学理学部に合格できる学力を確実に身につける為の自分に合った正しい勉強法が必要です。
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高3の9月、10月からの千葉大学理学部受験勉強
- 高3の11月、12月の今からでも千葉大学理学部受験に間に合いますか?
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高3の11月、12月からの千葉大学理学部受験勉強