大阪公立大学の英語対策

入試出題傾向・難易度・配点から
英語の勉強法を考察

大阪公立大学
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目次

2025年度までの大阪公立大学の英語試験の出題傾向

2025年度までの大阪公立大学の英語にはどのような特徴があるのでしょうか。

2026年度の大阪公立大学の英語試験対策のために公立大の出題傾向について紹介していきます。

大阪公立大学 英語試験の概要

大阪公立大学の英語は、試験時間100分・大問3題の構成。第1・2問は長文読解、第3問は和文英訳となっています。

長文は800語前後の英文が中心で、空所補充・内容説明・語句整序・下線部和訳・内容一致問題など、多様な設問形式で読解力が問われます。

和文英訳はこなれた日本語を適切な英文に変換する力が要求され、文法知識だけでなく語彙力や構文力も必要です。

全体的に文章量が多く、設問の難易度も高めなため、集中力と精読力、正確な構文把握力が重要となります。

なお、一部学部では中期日程においても英語が課されます。

自分が志望する学部の必要科目についてはあらかじめ確認しておきましょう。

大阪公立大学 英語試験の配点

大阪公立大学の英語は100点満点で、そのうち第1・2問の長文読解がそれぞれ35点、第3問の和文英訳が30点となっています。第3問の和文英訳が試験全体の3割を占めており、得点源としての重要度が高いことが特徴です。
読解問題で安定した得点を取り、英作文で大きく失点しないことが合格の鍵となります。

また、記述式中心のため、記述力がないと高得点を狙うことが難しく、単なる語彙暗記では対応できません。英作文・和訳対策に時間を割きたいところです。

大阪公立大学 英語の合格最低点と平均点

大阪公立大学の合格最低点・平均点は科目単体では不明。
各学部(前期試験)の合格最低点・平均点は下記の通りとなっています。

学部・学科名個別試験全体(点)合格最低点平均点
400205.00243.03
600282.00351.13
経済450173.25226.24
500231.20277.32
理(数学)500227.00276.45
理(物理)500229.00270.67
理(化学)500203.00261.32
理(生物)500213.00256.26
理(地球)500225.00251.44
理(生物化学)500205.00251.00
工(航空宇宙工)600308.00349.44
工(海洋システム工)600286.00313.40
工(機械工)600281.75323.78
工(建築)600290.75333.22
工(都市)600244.00306.01
工(電子物理工)600276.25329.22
工(情報工)600313.00355.75
工(電気電システム工)600290.00334.05
工(応用科学)600267.75310.43
工(化学工)600286.50329.56
工(マテリアル工)600273.00307.85
工(化学バイオ工)600241.00308.91
農(応用生物科学)600285.00325.36
農(生命機能科学)600276.00334.55
農(緑地環境科学)600261.50309.71
獣医700322.00406.18
医(医)800485.50544.00
医(理学療法学)400305.00319.47
医(作業療法学)400294.00328.44
看護400156.00207.25
生活科学(食栄養 均等型)450214.50253.11
生活科学(食栄養 理数重点型)450216.88256.48
生活科学(居住環境)300102.00154.16
生活科学(人間福祉)300138.00166.66
現代システム科学(知識情報システム)450168.25217.90
現代システム科学(環境社会システム 英・国型)400226.00265.39
現代システム科学(環境社会システム 理・数型)400240.00280.38
現代システム科学(教育福祉)400219.00255.50
現代システム科学(心理 英・国型)400234.00263.50
現代システム科学(心理 理・数型)400238.00259.20

学部によって、合格最低点の水準が4割弱〜6割程度とばらつきがありますが、少なくとも個別試験においては4割以上を得点できる実力が必要と言えるでしょう。
そのなかで、得意科目や不得意科目その他のバランスを考えて、学習戦略を立てる必要があります。

大阪公立大学 英語の入試難易度

大阪公立大学の英語は、関西圏の国公立大学の中でも難易度が高めです。

長文は800語を超えることもあり、語彙のレベルも高いため、十分な語彙力と読解スピードがなければ時間内に完答するのは困難です。

また、第3問の和文英訳では、表現力と英語的発想力が問われ、単なる直訳では対応できません。

全体としては「やや難」〜「難」レベルに位置付けられ、京大や阪大の過去問も参考にするといいでしょう。

大阪公立大学 英語の時間配分

大阪公立大学 英語の試験時間は100分。

うち長文読解(第1・第2問)は各30〜40分、和文英訳(第3問)には20〜30分程度が適切な配分と言えます。

長文読解は設問数も多く、構文理解と内容把握に時間がかかるため、特に第1問には40分程度を確保すると安心です。和文英訳は、こなれた日本語を論理的に組み立て直してから英文に直す必要があるため、文構造の再構築に時間を残す工夫が求められます。

過去問を通じて、各大問ごとの時間感覚を事前に掴んでおきましょう。

大阪公立大学に合格するための英語の対策と勉強法

大阪公立大学の英語は、語彙力と読解力を鍛えることがカギとなります。

単語帳1冊を完璧に仕上げることと、網羅系の文法参考書を活用し、語法やイディオムを含めた基礎文法を固めることからはじめるとよいでしょう。

そのうえで、構文把握→長文読解→和文英訳と段階的に演習を進めるのが効果的です。

和文英訳は表現の引き出しを増やし、実際に手を動かして書く練習が必須です。

全体としては“深く・狭く・正確に”を意識したトレーニングが合格の決め手となります。

英文和訳・要約・長文読解(リーディング)の特徴と対策勉強法

大阪公立大学の長文読解は約600〜800語の難度高めの英文が2題出題され、下線部和訳や空所補充、語句整序、内容一致など多様な設問が並びます。

文章は社会科学・自然科学分野が中心で、単語レベルも高いため、読解には一定の語彙力と構文力が不可欠です。

対策としては、文構造の把握に重点を置いた構文解釈の訓練が第一歩です。精読後には必ず全文和訳を行い、模範解答とのギャップを確認することで、要約力や読解の精度が向上します。

自由英作文・和文英訳の特徴と対策勉強法

第3問の和文英訳は30点と配点が高く、対策が必須です。

日本語の意味を深く理解し、的確な英文に変換する能力が求められます。

逐語訳では対応できない表現が多いため、いったん平易な日本語に書き換える“日日翻訳”の訓練が有効です。

文法と構文の基礎を固めたうえで、「英作文のトレーニング(必修編)」や「ドラゴンイングリッシュ」などのような参考書・問題集を使って、表現の定着を図りましょう。

また、実際に書く練習→添削→修正のサイクルを繰り返すことで、実戦力がつきます。条件英作文の可能性もあるため、最低限の自由英作文力も身につけておくと安心です。

リスニングの特徴と対策勉強法

大阪公立大学の個別学力検査(前期・後期日程)ではリスニングは実施されていません。

ただし、共通テストの英語リスニングの得点が合否に影響する学部もあるため、基礎力を高めておくことが重要です。

2025年度入試の大阪公立大学 英語入試対策プログラム

大阪公立大学の英語は全体的に文章量が多く、設問の難易度も高めなため、集中力と精読力、正確な構文把握力が重要となります。

じゅけラボでは、大阪公立大学の英語対策をあなたの知識レベル、学力に合わせてオーダーメイドでカリキュラムを作成します。

英語の学習で使う問題集や参考書の選定、学習ルートを行い、あなた専用の学習計画表を作成して勉強法まで提示させていただきますので安心して大阪公立大学の英語対策の勉強に取り組む事ができます。

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よくある質問

大阪公立大学の中期日程でも英語は必要ですか?

今年度の大阪公立大学工学部の中期日程・個別試験で英語が必要です。
工学部を志望する場合は、傾向などを確認しておきましょう。
ただ、入試の日程などは毎年変わる可能性がありますのであなた自身が受験する年度の入試の内容が公式発表され次第しっかりと確認しましょう。

大阪公立大学の英語は難しいですか?

大阪公立大学の英語は、関西圏の国公立大学の中でも難易度が高めです。
長文は800語を超えることもあり、また、第3問の和文英訳では表現力と英語的発想力が問われ、単なる直訳では対応できません。
国公立大学の入試で出題される英語科目全体としては「やや難」〜「難」レベルに位置付けられるといえます。

大阪公立大学の受験勉強で英語は何時間程度毎日勉強したらいいですか?

高校3年生の場合、現時点での学力や学習の中身にもよりますが、だいたい3000時間前後が必要です。
一日に換算すると毎日10時間は学校の勉強時間以外に学習時間を取る必要があるといえます。
そのなかで自分の得意不得意や現時点での偏差値などから、英語の学習にどれだけ振り分けるかを考えましょう。
とはいえ高校に通いながら現役生が毎日10時間学習をすることはかなり困難ですので、出来るだけ学習効率を意識してより効率的な学習をすることをお勧めします。
また可能であれば高校1年生、高校2年生の間から少しでも早く学習を進める様にしましょう。

大阪公立大学の英語の出題傾向は?

大阪公立大学の英語は長文は800語前後の英文が中心で、多様な設問形式で読解力が問われます。
和文英訳はこなれた日本語を適切な英文に変換する力が要求され、文法知識だけでなく語彙力や構文力も必要です。
全体的に文章量が多く、設問の難易度も高めなため、集中力と精読力、正確な構文把握力が重要となります。
もっと詳しく知りたい方はぜひ本文をご確認ください。

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大阪公立大学を目指す受験生から、「英語が全然できないのですが高3の夏休みや8月、9月から勉強に本気で取り組んだら大阪公立大学に合格できますか? 「英語が足を引っ張って模試で 大阪公立大学の合格判定がE判定だけど間に合いますか?」という相談を受けることがあります。

勉強を始める時期が高3の10月以降になると、英語の偏差値や学力が大阪公立大学の英語の合格ラインからあまりにもかけ離れている場合は現役合格が難しい場合もありますが、対応が可能な場合もございますので、まずは一度ご相談ください。

大阪公立大学に受かるには必勝の勉強法が必要です。英語はもちろんの事、英語以外の大阪公立大学の志望学部の入試科目全ての科目に対して、大阪公立大学に合格するために必要な学習カリキュラムを最短のスケジュールで作成し、大阪公立大学合格に向けて全力でサポートします。

以下、受験勉強を始める時期に応じた大学受験対策のポイントをご紹介しますのでこちらも参考にしてください。

大学受験対策いつから始める?学年・時期別の勉強のポイント

大学受験勉強を始める時期は早ければ早い方が有利です。ただ、始めるのが遅いからといって志望校合格をあきらめるのはまだ早いです。また、時期によって最適な勉強方法は変わります。高1~高3冬まで、時期に応じた大学受験対策のポイントをご紹介します。

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大阪公立大学 学部別受験対策

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