大阪公立大学生活科学部受験対策の
ポイント・勉強法
生活科学部の個別試験の攻略ポイント
学科ごとに科目構成がはっきり分かれる
- 食栄養学科は数学・理科・英語の3科目型で、理数科目の処理力が合否に直結します。したがって、数式処理と科学内容の理解を並行して積み上げる受験計画が必要です。
- 居住環境学科は数学と英語の2科目型です。そのため、英語長文の読解だけでなく、数学で答案を組み立てる力まで含めて完成度を上げることが得点の土台になります。
- 人間福祉学科は国語か数学を出願時に選ぶ方式です。したがって、得意科目で逃げ切る発想よりも、英語と組み合わせた総得点の作り方まで見据えて選択することが重要です。
共通問題の性格を踏まえて準備する
- 数学は生活科学部単独の問題ではなく、現代システム科学域の理・数型、経済学部、商学部、看護学部などと共通です。したがって、生活科学系の受験生向けに易化した問題を想定せず、標準的な記述数学を幅広く解ける状態まで持っていく必要があります。
- 国語も複数学部で共通の問題です。そのため、学科名から出題内容を狭く予想せず、本文全体の論理を踏まえて説明する記述型の練習を優先した方が得点につながります。
- 英語は第3問が学部群ごとに分かれる構成です。生活科学部では読解に加えて英語で書く設問が入るので、読む練習だけで止めず、英作文まで一体で仕上げる必要があります。
配点から見た優先順位を明確にする
- 食栄養学科では数学175点、理科175点、英語100点です。したがって、数学と理科で安定して得点できる状態を先に作り、そのうえで英語の記述と読解を上積みするのが効率的です。
- 居住環境学科では数学150点、英語150点で並びます。そのため、どちらか一方に偏らず、数学の完答力と英語の記述対応を同じ重さで整える必要があります。
- 人間福祉学科では選択した国語または数学が150点、英語も150点です。したがって、選択科目だけを伸ばしても不十分で、英語を同じ水準まで引き上げることが合格ラインに近づく条件になります。
合格に向けた実戦方針
- 数学は、答えだけを出す練習ではなく、途中式と場合分けを残す練習を中心に進めるべきです。共通問題では典型知識の暗記より、条件を読み替えて筋道を立てる力が差になります。
- 英語は、長文の内容把握と英作文を別々に扱わない方が伸びます。本文の論点を一文で言い換える練習を重ねると、説明問題と自由英作文の両方に効きます。
- 国語を選ぶ場合は、本文の根拠を複数箇所から拾ってまとめる訓練を増やすべきです。設問語句に反応して書き始める癖を減らし、設問ごとに本文のどこを使うかを先に決める方が失点を抑えられます。
- 理科は食栄養学科でのみ課されるため、数学との両立が前提になります。したがって、1単元を深く終わらせてから次に進むより、計算系と知識系を週ごとに回して答案化の速度を維持する方が本番対応力がつきます。
大阪公立大学生活科学部 入試科目別受験対策・勉強法
対象となる募集単位
- 食栄養学科では、この科目の個別学力検査における配点は100点です。数学・理科よりは低いものの、3科目の総点を整えるために取りこぼしを減らしたい科目です。
- 居住環境学科では、この科目の個別学力検査における配点は150点です。数学と同配点なので、長文読解だけでなく英作文まで含めて仕上げる必要があります。
- 人間福祉学科では、この科目の個別学力検査における配点は150点です。国語選択でも数学選択でも英語の比重は同じなので、選択科目の出来だけで押し切ることはできません。
- この英語は大学内共通問題で、第3問は生活科学部を含む学部群で共通です。したがって、生活科学部向けに特殊な語彙対策へ寄せるより、読解と英語表現の両方を標準以上に整える方が得点につながります。
個別学力検査の構成
- 2025年度前期日程の公開問題では、第1問40点の長文読解、第2問の長文読解、第3問の学部群別問題という3問構成でした。生活科学部では第3問として、文脈を踏まえた英語表現と、自分の考えを英語で簡潔に書く設問が出ています。
- 2026年度前期日程の時間割では、生活科学部の英語は100分です。したがって、読む速さだけでなく、最後に英語で書く時間を必ず残す配分が必要です。
出題傾向
- 第1問では、本文の構文を正確に取り、内容を踏まえて説明する力が問われます。単語の意味だけで追う読み方では不足し、主語・述語・修飾関係を外さずに追う精密読解が必要です。
- 第2問では、本文の具体例や論点の位置づけを見抜く問題が出ています。そのため、段落ごとの要旨を押さえずに細部へ入ると、内容一致や説明問題で選択肢を絞り切れません。
- 第3問では、明示されていない情報を文脈から補って英語で表現する問題と、自分の考えを英語で簡潔に述べる問題が出ています。読んで理解する力と、読み取った内容を英文に変える力が一体で求められます。
失点しやすいパターン
- 本文は読めていても、設問で必要な範囲だけを抜き出せず、説明が長くなりすぎる失点が出やすいです。とくに理由説明では、本文前半と後半の関係をつないで書けないと、要点がずれます。
- 英作文で、本文の内容を踏まえるべきところを一般論で書いてしまう失点も目立ちます。生活科学部を含む学部群の第3問は、文脈を受けて英語に直す設問があるため、前後関係を無視した作文は点になりにくいです。
- 時間不足で第3問の英作文を急いで書き、主語や時制が崩れる失点も起こりやすいです。読解に時間を使い切ると、最後に最も差がつきやすい部分を落とします。
対策
- まず、長文は段落ごとに一文で要旨を書く練習を取り入れてください。理由は、内容理解の精度が上がるうえ、説明問題や英作文で使う論点をそのまま再利用できるからです。
- 次に、和訳ではなく、日本語要約と英語一文言い換えをセットで練習してください。そうすると、本文理解と英語表現が切り離されず、第3問のような文脈依存の表現問題に対応しやすくなります。
- さらに、自由英作文は25語前後の短い英文を複数作る練習を重ねてください。理由を二つ述べる形式や、賛否を一文ずつ組む形式に慣れておくと、本番で内容を絞って書けます。
- 居住環境学科と人間福祉学科の受験生は英語150点なので、過去問演習では必ず時間を計り、第3問に最低20分を残す配分で訓練してください。読む速度を上げるだけでなく、最後に書き切る運用まで含めて完成させることが重要です。
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対象となる募集単位
- 食栄養学科では、この科目の個別学力検査における配点は175点です。生活科学部の中では理科と並ぶ高配点科目なので、途中式まで含めて得点を積み上げる力が必要です。
- 居住環境学科では、この科目の個別学力検査における配点は150点です。英語と同配点なので、どちらか一方ではなく両方を同じ完成度まで引き上げることが合否を左右します。
- 人間福祉学科では、この科目は国語との選択で、この科目を選んだ場合の配点は150点です。出願時に選ぶ方式なので、記述数学で安定して点を取れる受験生に向く科目です。
- この数学は大学内共通問題です。生活科学部専用の易しめの出題ではなく、複数学部の受験生が同じ問題に取り組む前提で準備した方がよい科目です。
個別学力検査の構成
- 2025年度前期日程の公開問題では、大問4題構成で各50点でした。確率と整数、放物線とパラメータ、整数条件の処理、2次関数と図形・面積という流れで、条件整理から記述までを一貫して求める構成です。
- 2026年度前期日程の時間割では、食栄養学科・居住環境学科・人間福祉学科で数学は90分です。したがって、考え切る力だけでなく、見通しが立ったら速く書き切る運用力も必要です。
出題傾向
- 確率や整数では、条件をそのまま計算に入れるより、先に場合の全体像を整理できるかが問われます。そのため、式変形の速さだけではなく、数え上げの軸を自分で決める力が必要です。
- 関数分野では、グラフの形を言葉と式の両方で追えるかが重視されます。とくに放物線の性質、接線、最大最小、面積計算がつながって出るため、単元別に分断された理解では点が伸びにくい構成です。
- 整数問題では、因数分解、約数の組、偶奇、大小関係を組み合わせて詰める場面があり、途中の見落としがそのまま大きな失点になります。したがって、答えだけ合っていればよいタイプではなく、論理の抜けがないことまで評価対象になります。
失点しやすいパターン
- 式は立てられていても、場合分けの漏れで最後に合わなくなる失点が起こりやすいです。とくに確率と整数では、最初に分類基準を書かずに計算へ入ると、途中で条件が混線しやすくなります。
- グラフ問題で、座標や接線の式までは出せても、その後の面積や範囲の議論で文字条件を落とす受験生が多くなります。したがって、図を描いたあとに、どの量が固定でどの量が変化するかを毎回書き分ける必要があります。
- 時間配分を誤って後半2題の記述量を確保できない失点も起こりやすいです。4題均等配点なので、1題に長く止まりすぎると回収可能な点まで失います。
対策
- まず、整数・確率・2次関数・面積の4系統を、単元別に解くだけでなく、90分で4題を並べて解く形に切り替えてください。そうすることで、どの設問で時間を使うべきかが見え、共通問題に必要な処理速度が上がります。
- 次に、途中式を省略しない答案練習を増やしてください。理由は、この問題群では考え方の流れが答案に出ていないと、部分点を落としやすいからです。式の変形、場合分けの基準、図形の根拠を一行ずつ残す書き方にそろえると、安定して点が取れます。
- さらに、関数分野では、図を描く→頂点や交点を置く→範囲を式で言い直す、という順番を固定してください。そうすると、放物線や接線の問題で見通しが立ちやすくなり、計算前に誤読を防げます。
- 食栄養学科の受験生は、数学175点の比重が大きいので、理科より先に数学の答案品質を安定させる価値があります。1週間のうち複数回、記述答案を採点基準つきで見直す時間を確保すると、配点に見合う伸び方になります。
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対象となる募集単位
- 人間福祉学科でのみ課される選択科目です。この科目を選んだ場合の個別学力検査における配点は150点です。
- この国語は大学内共通問題です。生活科学部単独の出題ではなく、現代システム科学域・法学部・経済学部・商学部・看護学部などと共通なので、論理説明型の記述を正確に書く準備が必要です。
個別学力検査の構成
- 2025年度前期日程の公開問題では、生活科学部の受験者が解答するのは第一問・第二問の2題で、各50点でした。公開された出題の意図では、本文全体の趣旨を踏まえた説明、比喩や語句の解釈、本文どうしの関係の理解が中心になっています。
- 2026年度前期日程の時間割では、人間福祉学科の国語は90分です。したがって、長く考えるより、設問ごとに本文の根拠箇所を早く特定して書き始める力が必要です。
出題傾向
- 設問は、単語の意味を単独で問うというより、本文の論理の中でその語や表現が何を担っているかを説明させる方向です。そのため、傍線部だけを見て答える読み方では対応しにくい構成です。
- 出題の意図では、本文の前後関係を踏まえて説明することが繰り返し求められています。したがって、設問の近くを読むだけでなく、段落全体の流れを追いながら答えをまとめる力が必要です。
- 本文の趣旨を別の題材に当てはめて理解する問題も見られます。そのため、文章の主張を言い換えられるかどうかが、そのまま得点差になりやすい科目です。
失点しやすいパターン
- 設問語句に引っぱられて、本文のキーワードを並べるだけの答案になる失点が起こりやすいです。本文の論理関係を自分の言葉でつなげていないと、説明として弱くなります。
- 根拠が本文の複数箇所にまたがる問題で、一箇所だけを使って書いてしまう失点も出やすいです。とくに対比や転換が入る文章では、前半だけ拾うと結論が反対になります。
- 制限時間内に清書を急ぎ、主語と述語の対応が崩れる失点もあります。国語の記述では、内容理解だけでなく、答案として読みやすくまとまっているかも重要です。
対策
- まず、本文を読んだら各段落の役割を短くメモする練習をしてください。理由は、設問で必要な根拠を拾う位置が見えやすくなり、本文全体を使う説明問題に対応しやすくなるからです。
- 次に、記述答案は「結論→理由→本文の根拠」の順で下書きを作るようにしてください。そうすると、本文の言い換えだけで終わらず、説明として通る文章になります。
- また、解答例や模範答案を読むときは、使われている本文箇所を必ず線で対応づけてください。どの根拠をどの順番でまとめているかを把握すると、国語を選択した場合の150点を安定して取りやすくなります。
- 人間福祉学科で国語を選ぶ受験生は、英語も150点です。したがって、国語だけに時間を寄せすぎず、週単位では英語の記述練習と同じ回数だけ国語の記述を書く形にすると、総点のバランスが崩れません。
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対象となる募集単位
- 食栄養学科でのみ、理科の選択科目として課されます。理科全体の個別学力検査における配点は175点で、物理を選んだ場合もこの配点で合否に反映されます。
- 食栄養学科では数学と理科が同じ175点なので、物理を選ぶなら計算力だけでなく、力学や電磁気の状況を言葉で整理して答案に落とし込む力まで必要です。
- この科目は理科共通問題の中から選択する方式です。したがって、生活科学部向けの軽い出題を想定せず、前期日程の標準的な理科記述問題として準備する必要があります。
個別学力検査の構成
- 2026年度前期日程では、食栄養学科の理科は90分で、物理・化学・生物から1科目を試験当日に選んで解答します。
- 2025年度前期日程の物理は3大問構成で、第1問が力学、第2問が電磁気、第3問が波動でした。基礎法則の理解を確かめる小問に加えて、条件整理から計算まで連続して処理する設問が並ぶ構成です。
出題傾向
- 力学では、加速度系における物体の運動や摩擦を扱い、どの力が働いているかを適切に整理できるかが問われます。そのため、公式を覚えていても、図示と力の分解が不十分だと得点しにくい構成です。
- 電磁気では、電流が磁場から受ける力と電磁誘導がまとめて出されています。したがって、磁束、誘導起電力、力学的仕事のつながりを別々の単元として処理するだけでは不足します。
- 波動では、光の干渉を題材に、位相反転、光路差、次数、屈折率を順につないで考える問題が出ています。そのため、現象の定義を知っているだけでなく、条件式を自力で組み立てる力が必要です。
失点しやすいパターン
- 力学で、座標軸や正の向きを決めないまま式を書き始めると、途中で符号が崩れやすくなります。とくに慣性力や摩擦力を含む問題では、最初の図示を省くと連続して失点しやすいです。
- 電磁気で、磁束の変化と回路の向きを同時に追えず、誘導電流の向きを誤る失点が起こりやすいです。現象の流れを言葉で整理せずに式だけ追うと、後半の力や仕事の設問まで崩れます。
- 波動で、干渉条件を丸暗記した式として扱い、どの距離が光路差に対応するかを誤る失点も多くなります。図のどの量が変化しているかを見落とすと、次数の扱いまでずれます。
対策
- まず、力学・電磁気・波動の典型問題を解くたびに、式を書く前に図を描いて力や向きを書き込む手順を固定してください。理由は、公開問題では状況整理の精度がそのまま得点に反映されるからです。
- 次に、電磁気と波動では、条件式を立てる前に「何が変わるか」「何が一定か」を一文で言う練習を入れてください。そうすると、誘導や干渉の問題で式の意味を取り違えにくくなります。
- さらに、90分で1科目を解く本番を想定し、大問3題を通しで解く演習を繰り返してください。食栄養学科では理科175点の重みが大きいため、途中で止まらずに最後まで答案を作る運用力が必要です。
- 物理を選ぶ受験生は、数学との相乗効果を意識して、式変形の速度よりも立式の根拠を言葉で説明できる状態を目指してください。そうすると、初見の設定でも処理の軸がぶれにくくなります。
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対象となる募集単位
- 食栄養学科でのみ、理科の選択科目として課されます。理科全体の個別学力検査における配点は175点で、化学を選んだ場合もこの配点で合否に反映されます。
- 食栄養学科の学びと相性がよい科目ですが、出題は標準的な理科記述問題として処理力を求めます。そのため、知識分野の暗記だけでなく、計算と記述まで安定して解ける受験生に向く選択です。
- この科目は理科共通問題の中から選択する方式です。したがって、生活科学部専用の範囲に絞らず、前期日程の化学として幅広く準備する必要があります。
個別学力検査の構成
- 2026年度前期日程では、食栄養学科の理科は90分で、物理・化学・生物から1科目を試験当日に選んで解答します。
- 2025年度前期日程の化学は3大問構成で、第1問が有機、第2問が電池・無機、第3問が気体・平衡・酸塩基の内容でした。知識確認だけで終わらず、計算や化学反応式の処理を組み合わせる構成です。
出題傾向
- 有機では、構造の判定、物質名、反応の流れを追う問題が並びます。そのため、官能基の名称を覚えるだけでなく、反応前後で分子がどう変化するかを追える必要があります。
- 無機・電池分野では、電極反応式、酸化還元、気体発生量などをつないで処理する設問が出ています。したがって、半反応式と物質量計算を別々に学ぶだけでは、本番の流れに対応しにくいです。
- 理論では、分圧、平衡、酸塩基計算まで含まれ、数値処理の途中で化学的意味を取り違えないかが問われます。そのため、公式代入型ではなく、何を未知数に置くかを自分で決める力が必要です。
失点しやすいパターン
- 有機で、構造式を頭の中だけで追い、官能基の位置や分子式を取り違える失点が起こりやすいです。反応ごとに構造を書き直さないと、後半で連続して誤答しやすくなります。
- 無機・電池で、反応式や電子数の対応を整理しないまま数値計算に入ると、物質量の比を誤る失点が出やすいです。とくに電池は正極と負極を取り違えると、その後がすべて崩れます。
- 理論で、平衡や酸塩基を公式で覚えた形のまま使い、設定が少し変わると立式できない失点も多くなります。数量関係を表に置かずに進めると、途中で何を計算しているかが曖昧になります。
対策
- まず、有機では反応経路を文章で覚えるのではなく、構造式を毎回自分で書きながら整理してください。理由は、公開問題では物質のつながりを追う力が直接問われるからです。
- 次に、無機・電池は、反応式を書く→電子数をそろえる→物質量を対応させる、という手順を固定してください。そうすると、数値計算の前に立式ミスを減らせます。
- さらに、理論分野では、平衡表や中和の関係式を自分で置く練習を増やしてください。公式を当てはめる前に量の変化を表にまとめると、設定が変わっても対応しやすくなります。
- 化学を選ぶ受験生は、90分で1科目を完結させる演習を繰り返し、計算問題に偏らず記述や知識問題まで同じ密度で見直してください。食栄養学科では理科175点のため、一部の大問だけ取れても得点が伸び切りません。
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対象となる募集単位
- 食栄養学科でのみ、理科の選択科目として課されます。理科全体の個別学力検査における配点は175点で、生物を選んだ場合もこの配点で合否に反映されます。
- 食と生命を扱う学科との相性は高い一方で、出題は知識の再生だけでなく現象の説明まで求める内容です。したがって、語句暗記に偏らず、因果関係を文章でまとめる力が必要です。
- この科目は理科共通問題の中から選択する方式です。したがって、分野を絞り込みすぎず、前期日程の標準的な生物問題として準備する必要があります。
個別学力検査の構成
- 2026年度前期日程では、食栄養学科の理科は90分で、物理・化学・生物から1科目を試験当日に選んで解答します。
- 2025年度前期日程の生物は4大問構成で、第1問が分子生物、第2問が代謝・酵素、第3問が光合成、第4問が生態でした。用語記入だけでなく、現象や実験結果を短く説明する設問まで含む構成です。
出題傾向
- 分子生物では、DNAの複製や塩基配列、翻訳停止のしくみなど、流れを理解しているかが問われます。そのため、用語だけではなく、反応の順序と役割を説明できる必要があります。
- 代謝・酵素では、解糖系、クエン酸回路、酵素反応の阻害などが扱われ、グラフや条件の読み取りも求められます。したがって、教科書文の暗記だけではなく、実験条件と結果の対応を整理する力が必要です。
- 光合成と生態では、色素、カルビン回路、種間競争、自然選択などを通して、現象の因果関係を説明する力が問われます。そのため、知識の断片を並べるのではなく、なぜそうなるかまで答える学習が必要です。
失点しやすいパターン
- 用語は知っていても、設問が求める因果関係を一文でまとめられず、断片的な語句だけを書く失点が起こりやすいです。説明問題では、知識量よりもつながり方が見えているかが重要です。
- 実験問題で、操作の意味や比較条件を読み飛ばし、結果だけを見て判断する失点も出やすいです。とくに酵素や光合成の問題では、変えた条件と一定に保った条件を分けて読まないとずれます。
- 生態分野で、本文や図表の情報を使わずに一般知識で答えてしまう失点も目立ちます。公開問題では、与えられた条件を踏まえて説明することが重視されるため、知っている内容をそのまま書くと外れやすいです。
対策
- まず、各単元を学んだあとに「なぜその現象が起こるか」を二文で説明する練習を入れてください。理由は、生物では語句を当てる問題だけでなく、因果関係を短く記述する問題が得点差になりやすいからです。
- 次に、実験問題は、目的・操作・結果・考察を四つに分けて読み取る習慣をつけてください。そうすると、条件設定の違いを見落としにくくなり、グラフや表を使う問題にも対応しやすくなります。
- さらに、分子生物と代謝では、図や反応経路を見ながら流れを声に出して説明してください。順序が頭の中でつながると、塩基配列や代謝経路の問題で部分的な暗記に頼らずに解けます。
- 生物を選ぶ受験生は、食栄養学科の学習内容との近さだけで選ばず、公開問題の記述と実験考察を時間内に処理できるかで判断してください。理科175点を安定させるには、知識量より答案としてまとめる速度が重要です。
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大阪公立大学生活科学部合格に必要な勉強時間はどれくらい?

大阪公立大学生活科学部に合格するために必要な受験勉強時間は、2000〜3000時間が目安です。
共通テスト7科目、二次試験(個別学力試験)2科目を想定した場合、2500時間が学習時間の目安です。
大阪公立大学生活科学部合格のためには、少なくとも高2の夏休みからの受験勉強開始が必須です。いつから始めるか気になっている高校生は、今から大阪公立大学生活科学部に向けて受験勉強をスタートしましょう。
高1から受験勉強を始める場合の勉強時間は、平日1時間、休日2〜3時間が目安です。長期休暇も宿題とは別に1日1〜2時間の勉強時間を確保できるとベストです。
高1の8月から受験勉強を開始したとして、3月までの8ヶ月間で約350時間の勉強時間になります。
高2の受験勉強時間の目安は、平日2〜3時間、休日4〜5時間です。長期休暇は3〜5時間程度は勉強時間を確保しましょう。
この勉強時間で進めると、1年間で約1000時間です。
高3の受験勉強時間の目安は、平日3〜4時間、休日6時間です。長期休暇は課題の量にもよりますが、5時間の勉強時間が目安です。
この学習時間で受験勉強を進めていくと、二次試験までで1500時間です。
高2から受験番協を始める場合は、休日や余裕がある日に少し多めに学習時間を確保して受験勉強を進めていきましょう。
もっとも、受験科目や科目数、開始時期、学校の課題や授業内容、学習への取り組み方により、目安時間以上に学習時間を確保しないといけない場合もあります。大阪公立大学生活科学部合格のためには、普段の授業対策に加えて、上記の勉強時間を目安に受験勉強を進めてみてください。
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大阪公立大学生活科学部対策カリキュラムのポイント
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- ポイント1自分の学力レベルに適した勉強
- ポイント2最適な学習プランと正しい勉強法
- ポイント3大阪公立大学生活科学部に合格するために必要な対策
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志望理由書サポート
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面接対策
大阪公立大学生活科学部の面接項目に準じた面接対策のサポート
小論文対策
論理的な構成力を強化。大阪公立大学生活科学部の傾向に合わせた対策も実施
課外活動のアピール
大阪公立大学生活科学部志望学部のアドミッションポリシーに基づく課外活動をアドバイス
学力試験・共通テスト対策
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大阪公立大学生活科学部の入試日程
大阪公立大学生活科学部の入試日程
一般選抜 前期日程
| 出願期間 |
2026年(令和8年)1月26日(月)~2月4日(水)必着 |
| 試験日 |
2026年(令和8年)2月25日(水) |
| 合格発表 |
2026年(令和8年)3月9日(月) |
大阪公立大学生活科学部の受験情報
大阪公立大学生活科学部の入試方式
一般選抜(前期日程)・食栄養学科(2026年度)
年度:2026年度入学者選抜(学生募集要項・一般選抜)
入試科目・配点
募集人員・入試結果
- 募集人員:35名(2026年度入学者選抜)
- 志願者数:58(均等型)/100(理数重点型)(2025年度入試結果)
- 受験者数:48(均等型)/90(理数重点型)(2025年度入試結果)
- 合格者数:21(均等型)/25(理数重点型)(2025年度入試結果)
- 倍率(受験者数÷合格者数):2.3(均等型)/3.6(理数重点型)(2025年度入試結果)
一般選抜(前期日程)・居住環境学科(2026年度)
年度:2026年度入学者選抜(学生募集要項・一般選抜)
入試科目・配点
募集人員・入試結果
- 募集人員:34名(2026年度入学者選抜)
- 志願者数:114(2025年度入試結果)
- 受験者数:105(2025年度入試結果)
- 合格者数:36(2025年度入試結果)
- 倍率(受験者数÷合格者数):2.9(2025年度入試結果)
一般選抜(前期日程)・人間福祉学科(2026年度)
年度:2026年度入学者選抜(学生募集要項・一般選抜)
入試科目・配点
募集人員・入試結果
- 募集人員:30名(2026年度入学者選抜)
- 志願者数:117(2025年度入試結果)
- 受験者数:101(2025年度入試結果)
- 合格者数:32(2025年度入試結果)
- 倍率(受験者数÷合格者数):3.2(2025年度入試結果)
学校推薦型選抜・食栄養学科(2026年度)
年度:2026年度入学者選抜(学生募集要項・学校推薦型選抜)
入試科目・配点
募集人員・入試結果
- 募集人員:20名(2026年度)
- 志願者数:30(均等型・大阪府内枠)/49(均等型・全国枠)/27(理数重点型・大阪府内枠)/21(理数重点型・全国枠)(2025年度入試結果)
- 受験者数:30/49/26/21(2025年度入試結果)
- 合格者数:4/6/4/6(2025年度入試結果)
- 倍率(受験者数÷合格者数):7.5/8.2/6.5/3.5(2025年度入試結果)
学校推薦型選抜・居住環境学科(大阪府内枠/全国枠/2026年度)
年度:2026年度入学者選抜(学生募集要項・学校推薦型選抜)
入試科目・配点
募集人員・入試結果
- 募集人員:9名(大阪府内枠2名、全国枠7名)(2026年度)
- 志願者数:44(大阪府内枠)/27(全国枠)(2025年度入試結果)
- 受験者数:44(大阪府内枠)/27(全国枠)(2025年度入試結果)
- 合格者数:2(大阪府内枠)/7(全国枠)(2025年度入試結果)
- 倍率(受験者数÷合格者数):22.0(大阪府内枠)/3.9(全国枠)(2025年度入試結果)
学校推薦型選抜・人間福祉学科(大阪府内枠/全国枠/2026年度)
年度:2026年度入学者選抜(学生募集要項・学校推薦型選抜)
入試科目・配点
募集人員・入試結果
- 募集人員:15名(大阪府内枠2名、全国枠13名)(2026年度)
- 志願者数:21(大阪府内枠)/19(全国枠)(2025年度入試結果)
- 受験者数:21(大阪府内枠)/19(全国枠)(2025年度入試結果)
- 合格者数:2(大阪府内枠)/13(全国枠)(2025年度入試結果)
- 倍率(受験者数÷合格者数):10.5(大阪府内枠)/1.5(全国枠)(2025年度入試結果)
大阪公立大学生活科学部はどんなところ?
生活科学部は、一人ひとりの“しあわせ”な生き方を理系・文系の枠を越えて考える学部です。食と栄養、居住空間、人間のウェルビーイングを軸に、日常生活の課題を科学的に捉え、生活の質の向上へつなぐ教育研究を進めています。
教育課程は基幹教育と各学科の専門教育で構成され、学際的かつ実践的に学べる点が特長です。食栄養学科では栄養科学、居住環境学科では建築・インテリア・まちづくり、人間福祉学科では福祉・心理・社会政策を横断して学びます。
学科ごとの特色ある場として、居住環境学科の「居住環境デザインフォーラム」、人間福祉学科の学外実習・演習、食栄養学科の卒業研究が用意され、学修成果を発表しながら専門性と実践力を段階的に高められる環境が整えられています。
卒業後は大学院進学のほか、医療機関、食品・住宅関連企業、設計事務所、官公庁、福祉機関などへ進路が広がります。食栄養学科は森之宮キャンパス、居住環境学科と人間福祉学科は杉本キャンパスを主な学びの場とし、専門職と研究者の双方をめざせます。
学科・専攻(コース)の概要
- 食栄養学科:食・栄養・健康を複合領域として学び、管理栄養士や研究者、技術者の育成をめざします。分子レベルから人体レベルまでの栄養代謝や実践栄養学、食品機能の研究に取り組みます。
- 居住環境学科:建築、インテリア、まちづくりを中心に、居住環境を総合的にデザインする力を養います。文化・芸術から技術・設計までを横断し、生活の質の向上に向けた課題解決を学びます。
- 人間福祉学科:医学、心理学、教育学、経済学、社会福祉学、社会学などをまたぐ学際的な学びが特長です。社会福祉士養成に必要な実習・演習も備え、個人から地域社会まで多角的に支援を考えます。
難易度(前年度の入試結果に基づく指標)
2025年度一般選抜では、食栄養学科の理数重点型が倍率3.6で最も高く、人間福祉学科3.2、居住環境学科2.9でした。合格最低点得点率は居住環境学科67.9%、人間福祉学科67.5%、食栄養学科は均等型59.8%・理数重点型64.0%です。学校推薦型選抜は志願・受験・合格数は確認できますが、最低点の公式公表は確認できませんでした。
※難易度指標は大学公式の入試結果に基づき掲載しています。偏差値等の推定は行っていません。
取得できる資格・主な卒業後の進路
取得を目指せる資格
食栄養学科(資格)
- 栄養士(免許)
- 管理栄養士(受験資格)
- 食品衛生管理者・食品衛生監視員(任用資格)
- 中学校・高等学校教諭1種免許状(家庭)
- 栄養教諭1種免許状
居住環境学科(資格)
- 一級建築士(受験資格)
- 二級建築士(受験資格)
- 木造建築士(受験資格)
- インテリアプランナー(登録資格)
人間福祉学科(資格)
- 社会福祉士(受験資格)<学内選抜による定員制>
- 社会福祉主事(任用資格)
- 児童福祉司(任用資格)
- 児童心理司(任用資格)
- 心理判定員(任用資格)
主な卒業後の進路
食栄養学科(進路)
- 医療機関
- 食品・飲料関連企業
- 製薬関連企業
- 公務員
- 大学院進学
居住環境学科(進路)
- 住宅・建築関連企業
- 総合建設業
- 不動産賃貸・管理業
- 設計事務所・コンサルタント
- 公務員
人間福祉学科(進路)
- 大学院進学
- 福祉系公務員・心理系公務員
- 福祉機関・病院等の専門職
- 一般企業
- 官公庁の一般職
初年度納入金(予定)
| |
入学料 |
授業料(年額) |
| 初年度納入金(予定) |
府内者:282,000円/府外者:382,000円 |
535,800円 |
※別途、諸費用(教材費など)必要
大阪公立大学生活科学部の所在地
2022年4月~2024年
【杉本キャンパス】〒558-8585 大阪市住吉区杉本3-3-138
・JR 阪和線「杉本町(大阪市立大学前)駅」下車、東口からすぐ
・Osaka Metro 御堂筋線「あびこ駅」下車、4号出口から南西へ徒歩約 15 分
2025年から
【森ノ宮キャンパス】大阪市城東区(森ノ宮駅〜大阪城公園駅の東地区)
大阪公立大学生活科学部の周辺地図
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大阪公立大学生活科学部受験生からのよくある質問
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高3の9月、10月からの大阪公立大学生活科学部受験勉強
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-
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高3の11月、12月からの大阪公立大学生活科学部受験勉強