入試出題傾向・難易度・配点から
物理の勉強法を考察

2025年度までの筑波大学の物理試験の出題傾向

2025年度までの筑波大学の物理にはどのような特徴があるのでしょうか。

2026年度筑波大学の物理試験対策のために筑波大物理の出題傾向について紹介していきます。

筑波大学の物理の概要

筑波大学の理科は2科目で120分、1科目あたり60分の時間配分となっています。

物理は大問３つの出題で、大問は内容的に関連したいくつかの小問から構成されています。

ほとんどの問題が記述式で、グラフを描く問題・文章で実験や現象の理屈を記述する問題なども出題されます。

例年、大問１は力学分野、大問２は電磁気分野からの出題となっています。

大問３は年度によって異なりますが、波動・熱力学・原子の各分野やそれぞれの融合問題が出題されます。対策が疎かになりがちな原子分野から出題されることもあり、偏りなく準備することが必要です。

解答に至った考え方や途中の計算・方程式などを書く必要もあり、演習の段階から記述式の解答を意識して取り組むことが求められます。

筑波大学　物理試験の配点

筑波大学の物理は学類によって配点が異なるため、注意が必要です。
たとえば理工学群の物理学類・応用理工学類・工学システム学類などでは、理科2科目で合計500点が個別試験に占める比重となっており、物理の配点は実質250点前後と推測されます。これに対し、看護学類では理科1科目200点など、配点が低めに設定されているため、他科目とのバランスが求められます。特に物理学類など理系上位層の学類では、物理は得点源として極めて重要な科目となっており、高得点を取ることで合格の可能性が大きく高まります。
自分の志望先における物理の位置づけと配点比率をしっかり確認したうえで学習計画を立てましょう。

筑波大学　物理の合格最低点と平均点

筑波大学　物理の単体での合格最低点・平均点は公開されていません。

学群・学類ごとの合格最低点・平均点は下記の通り（総合点＝共通テスト＋個別試験）

学群	学類	総合点	合格者最低点	合格者平均点
人文・文化学群	人文学類	2,700	1,818	1,905.4
	比較文化学類	1,800	1,232	1308.9
	日本語・日本文化学類	※	※	※
社会・国際学群	社会学類	1,250	934	998.5
	国際総合学類	1,300	956	1,033.1
人間学群	教育学類	1,000	745	777.6
	心理学類	1,000	758	791.0
	障害科学類	1,000	728	773.4

生命環境学群	生物学類	1,800	1,293	1,370.6
	生物資源学類	1,800	1,248	1,306.8
	地球学類	2,000	1,391	1,459.6
理工学群	数学類	2,400	1,557	1,727.6
	物理学類	2,400	1,621	1,773.1
	化学類	2,400	1,705	1,809.1
	応用理工学類	2,400	1,654	1,745.2
	工学システム学類	2,400	1,644	1,760.1
	社会工学類	2,000	1,491	1,576.4
情報学群	情報科学類	2,500	1,845	1,986.1
	情報メディア創成学類	1,700	1,258	1,372.1
	知識情報・図書館学類	※	※	※
医学群	医学類	2,300	1,849	1,907.6
	医学類地域枠（全国）	2,300	※	※
	医学類地域枠（茨城）	2,300	※	※
	看護学類	1,700	1,083	1,169.4
	医療科学類	1,700	1,163	1,203.8

※ 合格者が10人以下の学群・学類については点数が公表されていません。
合格するためには、おおむね、総合点で70％前後／以上を得点する必要があると言えるでしょう。

筑波大学　物理の入試難易度

内容としては標準的ですが、幅広い分野から出題され、出題の形式も多様なため、総合力が問われます。

基本を徹底し、教科書の章末問題に解けるレベルまでもっていくことで、問題の５割程度は回答可能です。

筑波大学　物理の時間配分

筑波大学の理科試験は2科目120分で行われるため、物理にかけられる時間はおよそ60分が目安です。

上述通り出題は大問3題構成で、例年「力学」「電磁気」「波・熱・原子のいずれか」が1題ずつ出される傾向があります。

単純計算で1題あたり20分ですが、見直し時間や化学との配分を考慮すると、1題15分ペースを意識するとよいでしょう。

各大問は計算量が多く、記述式での途中経過も問われるため、スピードと正確性のバランスがカギになります。もし解答に詰まった場合は、15分を目安に次へ進む判断力も重要です。

過去問演習では時間を計りながら、60分で3題を処理する練習を繰り返し、本番の時間感覚を身につけておきましょう。

筑波大学に合格するための物理の対策と勉強法

筑波大学の物理は、多くの問題が標準レベルの出題です。

基礎をしっかり押さえたうえで、教科書の章末問題レベルが問題なく解けるレベルになれば、5割は解くことができることが見込まれます。

まずは教科書レベルの内容の徹底が必要です。単なる公式の暗記にとどまらず、公式を応用できるようにしましょう。

そのうえで演習を繰り返す必要がありますが、正誤はもちろん、時間配分を意識して回答する、過程の論述を簡潔にわかりやすく書けるようにするなど、実践に即した演習をするようにしましょう。

2026年度入試の筑波大学　物理入試対策プログラム

筑波大学の物理は内容としては標準的ですが、幅広い分野から出題され、出題の形式も多様なため、総合力が問われます。

じゅけラボでは、筑波大学の物理対策をあなたの知識レベル、学力に合わせてオーダーメイドでカリキュラムを作成します。

物理の学習で使う問題集や参考書の選定、学習ルートを行い、あなた専用の学習計画表を作成して勉強法まで提示させていただきますので安心して筑波大学の物理対策の勉強に取り組む事ができます。

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よくある質問

筑波大学合格を2025年度（令和7年度）入試で目指す受験生のあなたへ。物理に苦手意識がある場合、受験戦略なしにただがむしゃらに物理を勉強しても筑波大学合格に必要な物理のボーダー点をとる事は出来ません。物理で合格点を取るためには、自分自身の今の物理の学力をしっかりと把握して、筑波大学の入試傾向と対策を踏まえた学習をする必要があります。

実は多くの受験生が現状の自分の学力レベルを把握できておらず、自分の学力レベルより高いレベルから受験勉強を始める傾向にあります。参考書や解説集、演習問題の選び方でもそうです。また、受験勉強では時間が命。限られた時間を有効に利用するためには正しい勉強方法で勉強を進めることが重要です。

じゅけラボ予備校の受験対策では、まず学力テストであなたの現状の学力レベルを物理だけでなく受験に必要な全ての科目で把握します。 そして、レベルに合った学習内容からスタートして筑波大学に合格するために必要な学習内容と学習計画でカリキュラムを作成し、物理だけでなく全ての入試科目別に正しい勉強法を提供します。

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物理が苦手でやる気と自信をなくしている筑波大学受験生へ

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筑波大学の物理対策の勉強はいつから始める？

筑波大学を目指す受験生から、「物理が全然できないのですが高３の夏休みや8月、9月から勉強に本気で取り組んだら筑波大学に合格できますか？ 「物理が足を引っ張って模試で 筑波大学の合格判定がE判定だけど間に合いますか？」という相談を受けることがあります。

勉強を始める時期が高３の10月以降になると、物理の偏差値や学力が筑波大学の物理の合格ラインからあまりにもかけ離れている場合は現役合格が難しい場合もありますが、対応が可能な場合もございますので、まずは一度ご相談ください。

筑波大学に受かるには必勝の勉強法が必要です。物理はもちろんの事、物理以外の筑波大学の志望学部の入試科目全ての科目に対して、筑波大学に合格するために必要な学習カリキュラムを最短のスケジュールで作成し、筑波大学合格に向けて全力でサポートします。

以下、受験勉強を始める時期に応じた大学受験対策のポイントをご紹介しますのでこちらも参考にしてください。

筑波大学の物理以外の科目別対策勉強法

筑波大学の物理以外の他の入試科目別勉強法はこちらから見る事ができます。

• 倫理対策
• 地学対策
• 生物対策
• 化学対策
• 地理対策
• 世界史対策
• 日本史対策
• 国語対策
• 数学対策
• 英語対策

筑波大学 学部別受験対策

筑波大学の学部別受験対策はこちらから見ることができます。

• 芸術専門学群
• 体育専門学群
• 医学群
• 情報学群
• 生命環境学群
• 理工学群
• 人間学群
• 社会・国際学群
• 人文・文化学群

筑波大学の物理に強くて安い予備校、専門塾をお探しなら

物理の力をつけて筑波大学に合格するには、物理で合格ボーダーライン以上得点を取れるように、物理の入試傾向や現在の自分自身の物理の学力を踏まえて戦略的に勉強に取り組まなければなりません。 しかし、筑波大学合格に向けて予備校や塾に行く場合、物理だけ受講するにしても予備校代や塾代は高く、筑波大学の入試科目全てを受講する場合かなり高額になる所が多いようです。

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