入試出題傾向・難易度・配点から
英語の勉強法を考察

2025年度までの筑波大学の英語試験の出題傾向

2025年度までの筑波大学の英語にはどのような特徴があるのでしょうか。

2026年度筑波大学の英語試験対策のために筑波大英語試験の出題傾向について紹介していきます。

筑波大学　英語試験の概要

筑波大学の英語は、試験時間は120分で例年大問3題の出題で、全問記述式。

例年長文が2題と、大問3に整序問題と自由英作文が出題されます。

長文のレベルは国公立大学の中でもやや高め、設問に関しても、内容一致問題、空所補充問題、抜き出し、語句整序など、多様な問題が出題されます。

近年は英文和訳問題が出題されておらず、代わりに大問３では100語程度の自由英作文が出題されます。

長文問題と自由英作文の対策が不可欠と言えます。

筑波大学　英語試験の配点

筑波大学の個別学力試験における英語の各学部ごとの配点は、下記のようになっています。

人文・文化学群　人文学類　600/1800点

人文・文化学群　比較文化学類　400/1200点

人文・文化学群　日本語・日本文化学類　前期入試実施なし

社会・国際学群・情報学群　情報メディア創成学類　400/800点

人間学群・生命環境学群　生物資源学類　250/500点

生命環境学群　生物学類、生物資源学類　300/900点

生命環境学群　地球学類　300/1100点

理工学群　数学類　150/550点

理工学群　その他学類　500/1500点

情報学群　情報科学類　400/1600点

情報学群　情報メディア創成学類　400/800点

情報学群　知識情報・図書館学類　前期入試実施なし

医学群　医療科学類　200/800点

医学群　医学類　300/1400点

医学群　看護学類　300/800点

筑波大学　英語の合格最低点と平均点

筑波大学の前期二次試験では学類ごとに配点が異なるものの、英語は総得点の約25％を占める学類が多く、合格者平均は例年７割前後です。たとえば人文系では400点満点のうち平均280点、最低点は240点前後。生命環境学群・地球学類では300点中200点超が平均、180点付近がボーダーとなります。英語で７割を安定確保できれば、他科目で多少失点しても合格圏に踏みとどまれるため、日々の演習で「120点換算で85点」を目標に据えておくとよいでしょう。

筑波大学　英語の入試難易度

筑波大学の英語は、語彙や表現、文章内容、英作文も標準的なレベルです。ただし、文章が長く、文法・語彙・読解・英作文と問題の種類も多岐にわたっていますので、バランス良く対策を行っていくことが求められます。

筑波大学　英語の時間配分

筑波大学の英語は120分・大問３題構成で、推奨する時間配分は

①長文読解１を35分

②長文読解２を40分

③語句整序＋自由英作文を35分

で、残り10分を全体見直しに充てる形がよいでしょう。

第２問は記述量が多く時間が伸びやすいので、段落要旨をメモしながら読み、設問先読みでポイントを絞ると時短になります。

筑波大学に合格するための英語の対策と勉強法

国公立大学では珍しく、筑波大学の英語ではここ数年、英文和訳問題が出題されていません。そのため英文和訳問題の対策としては、長文の問題集などを通じて行う程度でよいといえるでしょう。

英文和訳・要約・長文読解（リーディング）の特徴と対策勉強法

筑波大学の英語は、標準的な問題が多いですが、文章量が多めでテーマが多岐に渡るため、 日ごろから様々なジャンルの文章を読んでおくことが求められます。

配点が大きく徹底した反復練習で取りこぼしのないように準備していくことが必要です。

自由英作文・和文英訳の特徴と対策勉強法

筑波大学では和文英訳問題が出題されないため、 自由英作文の対策を行いましょう。

文章を読んだ上で100語程度の英語で意見を述べる問題が課されます。準備の度合いによって差がつきやすい箇所なため、基本的な単語や文法をおさえたうえで、演習を繰り返して早くかつ簡潔明瞭な文章が書けるように準備をしましょう。

過去問に取り組む際は、作成した解答と模範解答を比較して、自分の解答を添削したり、先生に添削をしてもらうなどして正確性を高めていきましょう。

リスニングの特徴と対策勉強法

筑波大学の英語にリスニングはありません。

2026年度入試の筑波大学　英語入試対策プログラム

筑波大学の英語は難易度はやや高め。100語程度の自由英作文が出題され、長文問題と自由英作文の対策が不可欠となっています。

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よくある質問

筑波大学合格を2025年度（令和7年度）入試で目指す受験生のあなたへ。英語に苦手意識がある場合、受験戦略なしにただがむしゃらに英語を勉強しても筑波大学合格に必要な英語のボーダー点をとる事は出来ません。英語で合格点を取るためには、自分自身の今の英語の学力をしっかりと把握して、筑波大学の入試傾向と対策を踏まえた学習をする必要があります。

実は多くの受験生が現状の自分の学力レベルを把握できておらず、自分の学力レベルより高いレベルから受験勉強を始める傾向にあります。参考書や解説集、演習問題の選び方でもそうです。また、受験勉強では時間が命。限られた時間を有効に利用するためには正しい勉強方法で勉強を進めることが重要です。

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英語が苦手でやる気と自信をなくしている筑波大学受験生へ

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筑波大学の英語対策の勉強はいつから始める？

筑波大学を目指す受験生から、「英語が全然できないのですが高３の夏休みや8月、9月から勉強に本気で取り組んだら筑波大学に合格できますか？ 「英語が足を引っ張って模試で 筑波大学の合格判定がE判定だけど間に合いますか？」という相談を受けることがあります。

勉強を始める時期が高３の10月以降になると、英語の偏差値や学力が筑波大学の英語の合格ラインからあまりにもかけ離れている場合は現役合格が難しい場合もありますが、対応が可能な場合もございますので、まずは一度ご相談ください。

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以下、受験勉強を始める時期に応じた大学受験対策のポイントをご紹介しますのでこちらも参考にしてください。

筑波大学の英語以外の科目別対策勉強法

筑波大学の英語以外の他の入試科目別勉強法はこちらから見る事ができます。

• 倫理対策
• 地学対策
• 生物対策
• 化学対策
• 物理対策
• 地理対策
• 世界史対策
• 日本史対策
• 国語対策
• 数学対策

筑波大学 学部別受験対策

筑波大学の学部別受験対策はこちらから見ることができます。

• 芸術専門学群
• 体育専門学群
• 医学群
• 情報学群
• 生命環境学群
• 理工学群
• 人間学群
• 社会・国際学群
• 人文・文化学群

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